JP5527557B2 - カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークで接続されたカラオケ装置を含むカラオケシステムに関するものであり、特に、カラオケ装置が備えるアクセスポイントにリモコン装置をネットワークに無線接続させることのできるカラオケシステムに関するものである。
カラオケボックス、あるいは、スナックなどのナイト店に設置されるカラオケシステムは、情報通信の普及、並びに、ハードディスクの大容量化に伴い飛躍的にその収録曲数を増加させてきた。近年では1台のカラオケ装置において10万曲以上の楽曲を収録し、演奏を行うことが可能である。
また近年、インターネットによる情報通信の大容量化、高速化、そして、情報処理機能の高速化により、さらなる機能付加が行われている。例えば、ユーザー認証を行うことで個々の顧客に応じた情報を提供したり、ユーザーの歌唱の様子を録画し、インターネット上で公開するなど、幅広いサービスを行うことが可能となっている。
各種店舗にて、このようなサービスを提供する場合、店舗内に設置された通信ネットワーク(LAN)が用いられる。現在、この通信ネットワークには、カラオケ装置としてのコマンダのみならず、コマンダに対して演奏する楽曲を指定(予約)したり、前述したようなサービスを受けるための指示を発するリモコン装置も接続されている。リモコン装置では、バッテリーで駆動すると共に、ネットワークへ無線接続されることでユーザーに対する操作性の向上が図られている。
特許文献1には、このようなリモコンを無線でカラオケ装置に接続するカラオケシステムが開示されている。このカラオケ装置は、接続状態が確立していないリモコン(リモコン装置)から接続要求されたときに、双方向通信による無線LANの接続状態が確立しているリモコンに対して、双方向通信が不可能となるメッセージを連絡する。メッセージを受け取ったリモコンは、双方向通信に代え、赤外線の片方向通信を使用することでカラオケ装置への通信を行う。このように特許文献1にて開示するカラオケシステムでは、未接続のリモコンを接続を確立するために双方向通信が不可能となる場合でも、リモコンとカラオケ装置とのデータ通信を可能としている。
特開2011−180515公報
特許文献1に開示されるカラオケシステムでは、未接続のリモコン装置の接続を確立させる期間中、双方向通信に代えて片方向通信を用いることとしているが、その実施例にも開示されているように、片方向通信には、赤外線通信のような低伝送容量の通信手段が用いられている。このような片方向通信では、カラオケ楽曲の曲番号の予約のような数桁の数値を送付する程度の送信量の少ない情報伝送には問題ない。しかしながら、近年のカラオケシステムでは、リモコン装置にてストリーミング映像を再生させるサービスなど、カラオケ装置からリモコン装置に対して常に情報を伝送するとともに、その送信量も大きい場合がある。また、カラオケ装置とリモコン装置相互の送受信量が多くなるサービスも考えられる。
このような場合、特許文献1にて代用される一時的に赤外線の片方向通信に切替え、送信量の大きい無線LANが再使用できるまでの期間中、つまり、後発ユーザがリモコン装置の接続を確立するまでの期間中は、既にリモコン装置の接続を確立している先行ユーザが、上記ストリーミング映像サービスなどは待たされることとなる。よって、特許文献1では現在利用中ユーザーに対する幅広いをサービスを維持しながら、新たなユーザーをも追加することに対応することは難しい。
上記課題を解決するため本発明のカラオケシステムは、
接続対象カラオケ装置と接続対象外カラオケ装置がネットワークで接続され、リモコン装置を前記ネットワークに接続させるカラオケシステムにおいて、
前記接続対象カラオケ装置は、第1の無線通信を行う無線受信手段と、第2の無線通信を行う第1アクセスポイントと、有線通信を行う第1ネットワーク手段と、第1制御手段と、を備え、
前記接続対象外カラオケ装置は、第2の無線通信を行う第2アクセスポイントと、有線通信を行う第2ネットワーク手段と、第2制御手段と、を備え、
リモコン装置は、第1の無線通信を行う無線送信手段と、第2の無線通信を行う無線通信手段と、第3制御手段を含み、
前記無線受信手段は、前記無線送信手段からの送信信号を受信可能とし、
前記無線通信手段は、前記第1、第2アクセスポイントと無線接続可能とし、
前記リモコン装置の前記第3制御手段は、前記接続対象カラオケ装置に対して、前記無線送信手段により仮接続情報を含む無線接続指令を送信し、
前記接続対象カラオケ装置の前記第1制御手段は、前記無線受信手段から無線接続指令を受信したとき、前記第1アクセスポイントが所定の利用状態にある場合、前記接続対象外カラオケ装置に対して、前記第1ネットワーク手段により前記仮接続情報を含む接続委譲指令を送信し、
前記接続対象外カラオケ装置の前記第2制御手段は、
前記第2ネットワーク手段により、前記接続対象カラオケ装置から前記接続委譲指令を受信したとき、前記第2アクセスポイントの設定を、前記仮接続情報に基づく無線設定に変更して、前記リモコン装置の前記無線通信手段と前記第アクセスポイントを無線接続させ、
無線接続された前記リモコン装置に対して、前記接続対象カラオケ装置の前記第1アクセスポイントで使用されている設定情報を送信することで、前記リモコン装置の前記無線通信手段と前記接続対象カラオケ装置の前記第1アクセスポイントを無線接続させる接続処理を実行することを特徴とする。
さらに本発明のカラオケシステムは、
前記第1制御手段において、前記接続委譲指令の送信を判定するための前記第1アクセスポイントの利用状態は、前記第1アクセスポイントに無線接続されている機器の無線利用状態であることを特徴とする。
さらに本発明のカラオケシステムにおいて、
前記第2制御手段は、設定情報を送信した後、前記第2アクセスポイントを前記仮接続情報に基づいて変更された無線設定状態から、変更前の無線設定状態に復帰させることを特徴とする。
さらに本発明のカラオケシステムにおいて、
前記第1制御手段は、複数の前記接続対象外カラオケ装置に対して前記接続委譲指令を送信し、
前記接続対象外カラオケ装置の前記第2制御手段は、
前記接続対象カラオケ装置から前記接続委譲指令を受信した場合、前記接続処理が完了しないときは、所定時間後に前記接続処理を中断することを特徴とする。
さらに本発明のカラオケシステムにおいて、
前記第1制御手段は、前記無線受信手段を介して無線接続指令を受信した場合、前記無線接続指令を送信した前記リモコン装置を前記接続対象カラオケ装置と対応付ける対応付け処理を実行することを特徴とする。
本発明のカラオケシステムによれば、接続対象カラオケ装置が有する第1アクセスポイントが所定の利用状態にある場合、接続対象カラオケ装置以外の他のカラオケ装置に対して接続を委譲し、他のカラオケ装置において、仮接続処理と接続処理を実行させることで、接続対象カラオケ装置に他のリモコン装置が接続されている場合であっても、その接続状態を阻害することなく、接続対象カラオケ装置に対して新たなリモコン装置を接続させることが可能となる。
さらに本発明のカラオケシステムでは、接続委譲指令を送信するための第1アクセスポイントの利用状態は、第1アクセスポイントに無線接続されている機器の無線利用状態としている。このような構成によれば、例えば、無線接続されている機器が無線利用している場合、他のカラオケ装置に対して接続を委譲することで、機器の無線利用を阻害することがない。また、無線接続されている機器が無線利用していない場合には、接続対象カラオケ装置において、新たなリモコン装置と接続処理を行うことも可能となる。
さらに本発明のカラオケシステムでは、接続委譲指令を受けたカラオケ装置が、変更前の無線設定状態に復帰することにより、当該カラオケ装置は、従前に接続されていたリモコン装置などと無線通信を行うことが可能となる。
さらに本発明のカラオケシステムでは、複数の接続対象外カラオケ装置に対して接続委譲指令を送信し、接続委譲指令を受信した接続対象外カラオケ装置において、接続処理を完了しないときは所定時間後にその処理を中断することで、何れかの接続対象外カラオケ装置において接続委譲を行うことを可能とするとともに、それ以外の接続対象外カラオケ装置では、それらの処理を所定時間後に中断することとしている。
さらに本発明のカラオケシステムでは、接続対象カラオケ装置が、無線接続指令を送信したリモコン装置の識別情報を記憶する対応付け処理を実行することで、無線接続を行うと共に、接続対象カラオケ装置とリモコン装置の対応付けを行うことが可能となる。対応付けられた接続対象カラオケ装置とリモコン装置との間では、例えば、リモコン装置から送信された予約情報を接続対象カラオケ装置にて受け付けるなど、各種情報の送受信を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係るカラオケシステム設置の様子を示す模式図 本発明の実施形態に係るカラオケ装置の構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係るリモコン装置の構成を示すブロック図 従来のカラオケシステムにおける接続処理を説明するための図 従来のカラオケシステムにおける接続処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係る接続処理(通常接続処理)を説明するための図 本発明の実施形態に係る接続処理(通常接続処理)を示すフロー図 本発明の実施形態に係る接続処理(委譲接続処理)を説明するための図 本発明の実施形態に係る接続処理(委譲接続処理)を示すフロー図
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステム設置の様子を示した模式図である。この模式図は、カラオケボックスのように、複数の部屋にコマンダ(カラオケ装置)2a〜2cが設置された場合の設置例となっている。なお、この設置例は、説明を簡易なものとするための設置例であって、実際のカラオケボックスでは図示された数以上の部屋が設置されることがほとんどである。図1の設置例では、部屋A〜Cのそれぞれにコマンダ2a〜2cが設置されている。また、部屋内にはコマンダ2a〜2cを操作可能とするリモコン装置1a〜1dが配置される。
各部屋に設置されたコマンダ2a〜2cは、有線のLAN100に接続されることで店舗内のネットワークを構築している。また、このネットワークには、ルータ120が接続されている。ルータ120は、インターネットに接続されたサーバ装置(図示せず)等と相互に通信を行うことで、カラオケ演奏に必要とされる楽曲情報など、各種カラオケサービスに使用される情報を受信することが可能とされている。
本実施形態では、コマンダ2a〜2cは、無線LAN通信を行うための内部アクセスポイントを内蔵している。リモコン装置1a〜1dは、無線LAN通信部を備え、コマンダ2a〜2cに内蔵された内部アクセスポイントに無線接続することでネットワークに接続することを可能としている。また、リモコン装置1a〜1dは、同室内のコマンダ2a〜2cに対応付けされており、対応付けされたコマンダ2a〜2cとの間で情報通信を行うことを可能としている。この対応付けについては後で詳しく説明する。
図2には、本発明の実施形態に係るコマンダ2(本発明における「カラオケ装置」)の構成を示すブロック図が示されている。図1においては、複数のコマンダ2a〜2cを分けて説明するため、アルファベットの添え字a〜cを付して説明したが、ここでは添え字を省略して説明する。後で説明するリモコン装置1についても同様である。
コマンダ2は、制御手段としてのCPU(中央演算処理部)30、メモリ27などを有して構成されている。CPU30は、操作処理部22と、赤外線通信部23と、LANインターフェイス24と、音声制御部25と、メモリ27と、ビデオRAM28と、映像再生部29と、HDD32と、内部アクセスポイント33と、電気的に接続されている。メモリ27は、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶する。制御手段は、HDD(ハードディスク)32等の記憶手段に記憶したプログラムを読み出すことで、音声制御部17や映像再生部29、内部アクセスポイント33などの周辺構成に対して、各種処理を実行することが可能である。
また、コマンダ2は、カラオケ機能として楽曲を演奏するための演奏手段として音響制御部25を備える。音響制御部25は、CPU30などの制御に基づいて、HDD32に記憶する楽曲情報を読み出してMIDI音源26などに演奏させる。この音響制御部25は、MIDI音源26で演奏による演奏音声と、マイクロホン43から入力される歌唱音声とをミキシングしてスピーカー42から放音させるミキシング機能も有している。
また、コマンダ2は、ユーザーからの各種入力を受け付け可能な入力手段としての操作部21を備える。また、コマンダ2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、コマンダ2は、各種情報を記憶する記憶手段としてのHDD32(ハードディスク)を備える。また、コマンダ2は、LAN100に有線接続してネットワークに接続するためのLANインターフェイス24を備えている。
また、コマンダ2は、外部モニタ41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再
生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対して歌詞テロップを重畳したり、映像効果を付与する映像制御部31を備えて構成される。
このような構成にてコマンダ2は、各種処理を実行することとなるが、コマンダ2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲演奏処理、映像表示処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1から送信された予約情報をメモリ27に記憶する予約テーブルに登録する。楽曲演奏処理は、予約テーブルに登録された予約情報に基づいて順次楽曲を音響制御部25に対して演奏させる処理である。この楽曲演奏処理に同期して映像再生処理が実行される。この映像再生処理は、映像制御部31を含んで構成される映像再生手段に対し各種映像情報、歌詞情報などを再生させ、外部モニタ41を介した視覚情報をユーザーに提供し、歌唱補助を行う処理である。
本実施形態のコマンダ2は、外部機器と通信を行う構成として、内部アクセスポイント33と、赤外線通信部23を有して構成される。内部アクセスポイント33は、無線LAN通信によって外部の各種機器と無線通信を可能とする手段である。図1に示される利用形態においては、この内部アクセスポイント33は、リモコン装置1a〜1cなど、無線通信手段を備えた各種機器と無線通信を可能としている。本実施形態におけるコマンダ2は、本発明における「接続対象カラオケ装置」、あるいは、「接続対象外カラオケ装置」)としての使用が考えられるが、「接続対象カラオケ装置」として使用される場合の内部アクセスポイント33が「第1アクセスポイント」に、「接続対象外カラオケ装置」として使用される場合の内部アクセスポイント33が「第2アクセスポイント」に相当する。
また、赤外線通信部23(本発明における「無線受信手段」)は、リモコン装置1をネットワークに無線接続させる接続処理を実行する際、使用される通信手段であって、本実施形態では受信機能のみを有する形態となっている。なお、この赤外線通信部23は、コマンダ2が接続対象カラオケ装置として使用される場合に必要とされる構成であり、接続対象外リモコン装置として使用される場合には必ずしも設ける必要はない。なお、この赤外線通信部23は、リモコン装置1とネットワークを介した通信ができない場合、リモコン装置1からの予約情報を受信するなど、予備的な通信手段として使用することも可能である。
図3には、リモコン装置1の構成を示すブロック図が示されている。リモコン装置1は、コマンダ2に対して予約情報など各種指示を送信するとともに、コマンダ2あるいはインターネット上のサーバ装置から各種情報を受信する。リモコン装置1は、リモコン側表示手段としての表示部11と、ユーザーからの各種入力を受け付けるリモコン側入力手段としての操作部17とを備える。
リモコン装置1は、リモコン装置1全体を統括して制御するための制御手段を備えて構成されている。この制御手段は、リモコン装置1の各種処理を統括して実行するCPU15、各種処理を実行するためのプログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶するメモリ14を含んで構成される。そして、リモコン装置1は、表示部11に表示させる映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝達する操作処理部18を含んで構成されている。なお、リモコン装置1の表示部11と操作部17は組となってタッチパネル表示画面を形成することとしてもよい。CPU15は、ビデオRAM12と、映像制御部13と、メモリ14と、無線LAN通信部16と、操作処理部18と、赤外線通信部19と電気的に接続される。
また、リモコン装置1は、コマンダ2などの外部機器と無線通信を行う手段として、無線LAN通信部16、赤外線通信部19を備えて構成される。無線LAN通信部16(本発明における「無線通信手段」)は、複数設置されたコマンダ2に内蔵される内部アクセスポイント33の何れかと無線接続することで、リモコン装置1をネットワークに接続させる。
無線LAN通信部16を使用することでネットワークに無線接続されたリモコン装置1は、ネットワークを介し、対応付けされている特定のコマンダ2に対して予約情報など各種指令を送信可能としている。また、リモコン装置1は、コマンダ2あるいはインターネット上のサーバ装置などから各種情報を受信することが可能である。
ここでリモコン装置1とコマンダ2との対応付けについて説明しておく。対応付けは、別称、くくり付け、あるいは、紐付けと呼ばれ、リモコン装置1が特定のコマンダ2と対応することを意味している。リモコン装置1とコマンダ2間の対応付けは、対応付け処理を実行することで行われる。通常、図1に示されるように、部屋Aの場合には、同じ部屋で使用されるリモコン装置1aに対してコマンダ2aが対応付けされる。また、部屋Bのように、1つのコマンダ2bに対して複数のリモコン装置1b、1cを対応付けることも可能である。
対応付け処理は、リモコン装置1側の赤外線通信部23と、コマンダ2側の赤外線通信部19間で通信を行い、個々のリモコン装置1を識別するための個体識別情報をコマンダ2のメモリ27に記憶させる、あるいは、個々のコマンダ2を識別するための個体識別情報をリモコン装置1のメモリ14に記憶させることなどで行うことが可能である。ネットワークに接続されたリモコン装置1は、無線LAN通信部16を介して各種指令をネットワーク上に送信することとなるが、対応付けられたコマンダ2では、メモリ27に記憶している情報に基づいて、対応付けられたリモコン装置1からの指令を選別し、予約処理など自己宛の各種処理を実行することが可能となる。なお、対応付け処理の詳細は、特開2009−288690、特開2009−157207等に記載されている。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザーからの各種入力を操作部17にて受付けるとともに、映像情報を表示部11に表示してユーザーに対して各種情報を提供するとともに、コマンダ2あるいはカラオケ用ホスト5に対して楽曲予約などの各種指示を送信することが可能とされている。
以上説明したように、図1に説明するカラオケシステムの環境下においては、リモコン装置1は、コマンダ2a〜2cに内蔵される内部アクセスポイント33の何れかと無線接続することでネットワークに参加し、対応付けられた何れかのコマンダ2a〜2c、あるいは、インターネット上のサーバ装置などと通信することを可能としている。
では、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの接続処理について説明する前に、従来のカラオケシステムの接続処理について図4を用いて説明する。図4は、図1で説明した1部屋の様子(部屋A)を示した模式図である。この模式図では、接続処理、すなわち、リモコン装置1aをコマンダ2aが内蔵するアクセスポイント33に無線接続させる処理を行う際の様子が示されている。また、図5には、この接続処理を説明するフロー図が示されている。
図4に示される部屋Aでは、既にリモコン装置1bがコマンダ2aの内部アクセスポイント33と無線接続されており、リモコン装置1bは対応付けられたコマンダ2aと各種情報の送受信を行うことを可能としている。
図4に示されるT1からT5は、接続処理の理解を助けるため、リモコン装置1a、1b、コマンダ2a間で発生する処理の順番を示したものである。T1に示されるように、リモコン装置1aにて接続処理が実行される以前には、リモコン装置1bとコマンダ2aの内部アクセスポイント33とは、無線設定Aにて無線LAN通信が行われている。このような状況下において、リモコン装置1aとコマンダ2aを無線接続させる場合、ユーザーは、リモコン装置1aに対して所定の操作を行い接続処理を開始させる。接続処理が開始されると、まず、リモコン装置1aの赤外線通信部19からコマンダ2aの赤外線通信部23に対して無線接続指令が送信される(T2)
図5に示される接続処理を示すフロー図は、リモコン装置1aの赤外線通信部19、コマンダ2aの赤外線通信手段23を省略した形で記載している(図7、図9に示すフロー図においても同様である)。リモコン装置1aから赤外線通信部19を介して送信された無線接続指令には、リモコン装置1aの個体識別情報など、無線設定Bを行うための設定情報B(SSID、認証キーなどの認証情報)を生成するための仮接続情報が含まれている。リモコン装置1aとコマンダ2aは、この仮接続情報を予め決められた共通のプロトコルで処理することで、無線設定Bとするための設定情報Bを生成する(S101、S203)。この無線設定Bは、コマンダ2aの内部アクセスポイント33とリモコン装置1aの無線LAN通信部16を一時的に無線接続するための無線設定である。
S203で、仮接続情報に基づいて無線設定Bを行うための設定情報B(仮SSID、仮認証キー)を生成したコマンダ2aは、その設定情報Bを内部アクセスポイント33に設定し、無線設定Bで無線通信可能とする環境を生成する(T3)。すなわち、内部アクセスポイント33は、無線設定Aから無線設定Bに無線通信の認証方式を変更する。したがって、これまで無線設定Aで無線通信を行っていたリモコン装置1bは、コマンダ2aの認証方式が無線設定Bに変更されたことで、コマンダ2aとの無線通信が中断されることとなる。一方、S101で、無線設定Bとするための設定情報B(仮SSID、仮認証キー)を生成したリモコン装置1aは、設定情報Bを無線LAN通信部16に設定し、無線設定Bによる無線接続要求をブロードキャストで無線送信する。図5のフロー図中、破線で示す通信は無線LANによるブロードキャスト通信を示している。図7、図9のフロー図においても同様である。このような無線通信の認証方式の設定変更により、リモコン装置1aとコマンダ2aは、無線設定Bで互いに無線接続されることとなる(T4)。
リモコン装置1aとコマンダ2aの無線接続が完了すると、リモコン装置1aは、無線LAN通信部16を介して、コマンダ2aに設定情報要求を送信する。この設定情報要求は、コマンダ2aが接続処理を行う前に使用していた無線設定Aとするための設定情報Aの要求である。設定情報要求を受信したコマンダ2aは、内部アクセスポイント33を介してリモコン装置1aに設定情報Aを送信する。
設定情報Aを受信(T5)したリモコン装置1aは、コマンダ2aに対して受信完了通知を送信する。その後、リモコン装置1aは、無線設定Bから無線設定Aに認証方式を変更(T6)し、無線設定Aによる無線接続要求をブロードキャストで無線送信する。一方、受信完了通知を受信したコマンダ2aは、無線設定Bから無線設定Aに内部アクセスポイント33の認証方式を変更する(T7)。このように無線方式Aに設定されたリモコン装置1aとコマンダ2aは、無線設定Aにて互いに無線接続される(T8)。その際、無線設定Bに変更されたことで、コマンダ2aとの無線通信が中断されたリモコン装置1bについても、コマンダ2aと無線設定Aにて互いに無線接続され、無線通信が再開される(T9)。
以上が、従来の接続処理について説明したが、無線通信において使用される認証方式が処理途中において一時的に変更されることとなる。そのため、コマンダ2aにリモコン装
置1bが無線接続されていた場合には、コマンダ2aとリモコン装置1b間の無線通信は一旦切断されることとなる。リモコン装置1bが情報伝送を行っていない場合には特段問題はないが、情報伝送を行う場合には、楽曲の予約を行うことが出来ないなどといった不具合が生じることとなる。現在、リモコン装置1に対してストリーミング映像を再生させるといったサービスが提供されているが、ストリーミング映像の送信のように、情報を連続的あるいは大量に送信する必要がある場合、無線通信が一旦途切れた場合には、映像の再生も停止するなど都合が悪い。
本発明のカラオケシステムは、このような接続処理における課題を解消することを目的としている。では、本発明の実施形態に係る接続処理について図を参照しつつ説明する。本実施形態の接続処理は、無線通信の接続対象であって、通常、同室に設置されたコマンダ2a(本発明における「接続対象カラオケ装置」)が主として処理を行う通常接続処理と、接続対象となるコマンダ2aが接続処理を行うことが出来ない場合、接続対象以外のコマンダ2b、2c(本発明における「接続対象外カラオケ装置」)が処理の一部を代行する委譲接続処理に分けられる。
まず、通常接続処理について説明を行う。図6は、本発明の実施形態に係る接続処理(通常接続処理)を説明するための図であり、図7は、本発明の実施形態に係る接続処理(通常接続処理)を示すフロー図である。図6では、状況が分かりやすいように、コマンダ2aには何れの無線機器も接続されていない状況が設定されている。
ユーザーによるリモコン装置1aの操作により接続処理が開始されると、リモコン装置1aの赤外線通信部19からコマンダ2aの赤外線通信部23に対して無線接続指令が送信される(U1)。
リモコン装置1aから赤外線通信部19を介して送信された無線接続指令には、リモコン装置1aの個体識別情報など、無線設定Bを行うための設定情報B(SSID、認証キーなど)を生成するための仮接続情報が含まれている。リモコン装置1aとコマンダ2aは、この仮接続情報を予め決められた共通のプロトコルで処理することで、無線設定Bとするための認証情報を生成する(S101)。
無線接続指令を受信したコマンダ2aは、内部アクセスポイント33の利用状態を確認し(S201a)、内部アクセスポイント33が所定の利用状態を検出しているとき(S202a:Yes)は、図に示されれたS202a以降の処理を実行する。S202aで判定される内部アクセスポイント33の利用状態とは、現状、内部アクセスポイント33が無線通信状態である、あるいは、無線通信を行う可能性が高い場合を意味している。内部アクセスポイント33が通信状態にある場合としては、図6の例のように内部アクセスポイント33にリモコン装置1など他の無線機器が接続を確立済み状態にある場合、あるいは、ストリーミング映像通信など、一定以上の情報量の通信を行っている場合などが考えられる。また、内部アクセスポイント33が他の無線機器と無線通信を行う可能性が高い場合としては、内部アクセスポイント33が過去所定期間中に、無線通信を行っていたことに基づいて判定することが考えられる。
このように内部アクセスポイント33の利用状態は、内部アクセスポイント33の使用状態から直接的に判定しても良いが、他の条件を使用して間接的に判定(推定)することも可能である。例えば、コマンダ2aがリモコン装置1aから受信した各種指令を処理中でないことを条件として判定しても良い。あるいは、コマンダ2aに接続された外部アンプなどの外部機器から、その使用状況を取得し、外部機器が使用中でないことを条件として判定することも考えられる。
この通常接続処理は、内部アクセスポイント33が所定の利用状態にない場合、例えば、図6に示されるように、コマンダ2aの内部アクセスポイント33には、他の無線機器が接続されていない場合などに実行される処理である。このような環境下では、内部アクセスポイント33の認証方式を変更しても、他の無線機器の無線通信状態に影響を及ぼすことがない。S202a以降に示される処理は、従来の接続処理とほぼ同様の処理となっている。
コマンダ2aは、無線設定Bを行うための設定情報B(仮SSID、仮認証キー)を生成し(S203a)する。生成した設定情報Bを内部アクセスポイント33aに設定することで、内部アクセスポイント33aが無線設定Bで無線通信可能とする環境を生成する(U2)。一方、S101で、無線設定Bを行うための設定情報B(仮SSID、仮認証キー)を生成したリモコン装置1aは、その設定情報Bを無線LAN通信部16に設定することで、無線設定Bによる無線接続要求をブロードキャストで無線送信する。このような設定変更により、リモコン装置1aとコマンダ2aは、無線設定Bで互いに無線接続される(U3)。
リモコン装置1aとコマンダ2aの無線接続が完了すると、リモコン装置1aは、無線LAN通信部16を介してコマンダ2aに設定情報要求を送信する。この設定情報要求は、コマンダ2aが接続処理を行う前に使用していた無線設定Aとするための設定情報Aの要求である。設定情報要求を受信したコマンダ2aは、内部アクセスポイント33aを介してリモコン装置1aに設定情報Aを送信する。
設定情報Aを受信(U4)したリモコン装置1aは、コマンダ2aに対して設定情報Aの受信完了通知を送信する。その後、リモコン装置1aは、無線設定Bから無線設定Aに無線通信の認証方式を変更し、無線設定Aによる無線接続要求をブロードキャストで無線送信する(U5)。一方、リモコン装置1aから受信完了通知を受信したコマンダ2aは、無線設定Bから無線設定Aに内部アクセスポイント33の認証方式を変更する(U6)。このように無線方式Aに設定されたリモコン装置1aとコマンダ2aは、無線設定Aにて互いに無線接続される(U7)。
以上が、接続対象とされたコマンダ2aの内部アクセスポイント33aが所定の利用状態に無い場合に実行される通常接続処理である。この通常接続処理は、接続対象であるコマンダ2aが他の無線機器と通信していない、あるいは、通信する可能性が低いといったように、コマンダ2aと他の無線機器による無線通信を阻害しない、あるいは、阻害する可能性が低い場合に実行される接続処理である。
次に、委譲接続処理について説明を行う。図8は、本発明の実施形態に係る接続処理(委譲接続処理)を説明するための図であり、図9は、本発明の実施形態に係る接続処理(委譲接続処理)を示すフロー図である。図8は、図1で説明したコマンダ2a〜2cが設置された複数の部屋の一部を示す図となっている。ここで説明する委譲接続処理は、部屋Aに設置されたコマンダ2aの内部アクセスポイント33aに、リモコン装置1aを無線接続させる場合を想定している。なお、接続対象となるコマンダ2aは、リモコン装置1bと無線通信を行っている状況を想定している(V1)。また、部屋Bに設置されたコマンダ2bの内部アクセスポイント33bには、リモコン装置1などの無線機器が無線接続されていない場合を想定している。そして委譲接続処理が開始される前のコマンダ2bは無線設定Cに設定されている。図8の例では、コマンダ2aが本発明における「接続対象カラオケ装置」に相当し、コマンダ2bが「接続対象外カラオケ装置」に相当している。
ユーザーによるリモコン装置1aの操作により接続処理が開始されると、リモコン装置1aの赤外線通信部19からコマンダ2aの赤外線通信部23aに対して無線接続指令が
送信される(V2)。
リモコン装置1aから赤外線通信部19を介して送信された無線接続指令には、リモコン装置1aの個体識別情報など、無線設定Bを行うための設定情報B(SSID、認証キーなど)を生成するための仮接続情報が含まれている。リモコン装置1aとコマンダ2aは、この仮接続情報を予め決められた共通のプロトコルで処理することで、無線設定Bとするための認証情報を生成する(S101)。
無線接続指令を受信したコマンダ2aは、内部アクセスポイント33aの利用状態を確認し(S201a)、内部アクセスポイント33aが所定の利用状態で無い場合(S202a:No)、LAN100による通信を利用してコマンダ2bを含む他のコマンダ2に接続委譲要求を送信する(V3)。この接続委譲要求には、コマンダ2aがリモコン装置1aから受信した仮接続情報が含まれている。
図8では、説明を簡略化するため部屋Aと部屋Bの様子が示されているが、実際には多数の部屋、並びに、部屋に設置されたコマンダ2が設けられていてもよい。コマンダ2a以外のコマンダ2(本発明における「接続対象外カラオケ装置」)の内、何れか1つのコマンダ2が接続委譲要求を受け、S201b以降の処理を実行する。ここでは、コマンダ2bが、S201b以降の処理を実行する場合について説明する。なお、コマンダ2a、2b以外にもネットワークにコマンダが接続されている場合、この接続委譲要求は、コマンダ2b以外のコマンダ2においても受信されることとなるが、この接続委譲処理が完了しない場合には、所定時間後にその処理を中断することで、何れか1のコマンダ2が接続委譲処理を完了させるとともに、他のコマンダ2に対する処理負担を抑えることが可能となる。
接続委譲要求を受信したコマンダ2bは、コマンダ2aのS201aでの処理と同様、内部アクセスポイント33bの利用状態を確認する。図8に示されるように、部屋Bに設置されたコマンダ2bには、他の無線機器が無線接続されていないため、所定の利用状態でない(S202b:No)と判定して、接続委譲要求を送信したコマンダ2aに対して接続委譲可能通知を送信する(V4)。接続委譲可能通知を受信したコマンダ2aは、コマンダ2bに対して設定情報Aを送信する(V5)。なお、ここでのコマンダ2aとコマンダ2b間の情報の送受信は、LAN100を使用して実行される。
コマンダ2bは、接続委譲要求に含まれていた仮接続情報に基づいて、設定情報B(仮SSID、仮認証キー)を生成する(S203b)。そして、生成した設定情報Bを内部アクセスポイント33bに設定することで、内部アクセスポイント33bが無線設定Bで無線通信可能とする環境を生成する。一方、S101で、無線設定Bを行うための認証情報(仮SSID、仮認証キー)を生成したリモコン装置1aは、その設定情報Bを無線LAN通信部16に設定し、無線設定Bによる無線接続要求をブロードキャストで無線送信する。このような設定変更により、リモコン装置1aとコマンダ2bは、無線設定Bで互いに無線接続される(V6)。
リモコン装置1aとコマンダ2bの無線接続が完了すると、リモコン装置1aは、無線LAN通信部16を介して、コマンダ2bに設定情報要求を送信する。この設定情報要求は、コマンダ2aが使用している無線設定Aとするための設定情報Aの要求である。前述したようにコマンダ2bは、コマンダ2aからLAN100を使用して、この設定情報Aを事前に入手している。設定情報要求を受信したコマンダ2bは、内部アクセスポイント33bを介してリモコン装置1aに設定情報Aを送信する。
設定情報Aを受信(V7)したリモコン装置1aは、コマンダ2bに対して設定情報A
の受信完了通知を送信する。その後、リモコン装置1aは、無線設定Bから無線設定Aに無線通信の認証方式を変更し(V8)、無線設定Aによる無線接続要求をブロードキャストで無線送信する。したがって、リモコン装置1aとコマンダ2aは、無線設定Aで互いに無線接続される(V10)。
一方、リモコン装置1aから設定情報Aの受信完了通知を受信したコマンダ2bは、コマンダ2aに対して接続委譲完了通知を送信する。接続委譲完了通知を受信したコマンダ2aは、その受信完了通知をコマンダ2bに返信する(V9)。ここでのコマンダ2aとコマンダ2b間の通信はLAN100を使用して実行される。また、コマンダ2bは、少なくとも設定情報Aの受信完了通知を受信したことを条件として、無線通信に使用する認証方式を元の無線設定Cに復帰させる(V11)。
以上が、接続対象とされたコマンダ2aの内部アクセスポイント33aが、例えばリモコン装置1bと既に通信を確立済み状態(無線機器が接続状態)である場合や、予め定められた情報量の無線通信を実行中である場合など、所定の利用状態である場合に実行される委譲接続処理である。この委譲接続処理は、接続対象であるコマンダ2aが他の無線機器と通信している、あるいは、通信する可能性が高い場合、他のコマンダ2で処理の一部を代行することで、コマンダ2aの通信を阻害すること無く、リモコン装置1aを新たにコマンダ2aと無線接続させることが可能となる。
委譲、通常接続処理と委譲接続処理について説明したが、これら通常接続処理と委譲接続処理を実行する際、前述した対応付け処理を同時に実行することとしてもよい。図6、図8の例の接続処理において対応付け処理が同時に実行された場合、リモコン装置1aはコマンダ2aと対応付けられることとなり、リモコン装置1aから送信された予約情報をコマンダ2aで受け付けるなど、相互間において情報の送受信を行うことが可能となる。また、接続処理を実行することで対応付け処理が行われるため、ユーザーに対して2つの処理を実行させる手間も省くことが出来る。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…リモコン装置、2…コマンダ(カラオケ装置)、11…表示部、12…ビデオRAM、13…映像制御部、14…メモリ、15…CPU、16…無線LAN通信部、17…操作部、18…操作処理部、19…赤外線通信部、21…操作部、22…操作処理部、23…赤外線通信部、24…LANインターフェイス、25…音声制御部、27…メモリ、28…ビデオRAM、29…映像再生部、30…CPU、31…映像制御部、32…ハードディスク(HDD)、41…外部モニタ、42…スピーカー、44…マイクロホン、100…LAN、120…ルータ

Claims (5)

  1. 接続対象カラオケ装置と接続対象外カラオケ装置がネットワークで接続され、リモコン装置を前記ネットワークに接続させるカラオケシステムにおいて、
    前記接続対象カラオケ装置は、第1の無線通信を行う無線受信手段と、第2の無線通信を行う第1アクセスポイントと、有線通信を行う第1ネットワーク手段と、第1制御手段と、を備え、
    前記接続対象外カラオケ装置は、第2の無線通信を行う第2アクセスポイントと、有線通信を行う第2ネットワーク手段と、第2制御手段と、を備え、
    リモコン装置は、第1の無線通信を行う無線送信手段と、第2の無線通信を行う無線通信手段と、第3制御手段を含み、
    前記無線受信手段は、前記無線送信手段からの送信信号を受信可能とし、
    前記無線通信手段は、前記第1、第2アクセスポイントと無線接続可能とし、
    前記リモコン装置の前記第3制御手段は、前記接続対象カラオケ装置に対して、前記無線送信手段により仮接続情報を含む無線接続指令を送信し、
    前記接続対象カラオケ装置の前記第1制御手段は、前記無線受信手段から無線接続指令を受信したとき、前記第1アクセスポイントが所定の利用状態にある場合、前記接続対象外カラオケ装置に対して、前記第1ネットワーク手段により前記仮接続情報を含む接続委譲指令を送信し、
    前記接続対象外カラオケ装置の前記第2制御手段は、
    前記第2ネットワーク手段により、前記接続対象カラオケ装置から前記接続委譲指令を受信したとき、前記第2アクセスポイントの設定を、前記仮接続情報に基づく無線設定に変更して、前記リモコン装置の前記無線通信手段と前記第アクセスポイントを無線接続させ、
    無線接続された前記リモコン装置に対して、前記接続対象カラオケ装置の前記第1アクセスポイントで使用されている設定情報を送信することで、前記リモコン装置の前記無線通信手段と前記接続対象カラオケ装置の前記第1アクセスポイントを無線接続させる接続処理を実行することを特徴とする
    カラオケシステム。
  2. 前記第1制御手段において、前記接続委譲指令の送信を判定するための前記第1アクセスポイントの利用状態は、前記第1アクセスポイントに無線接続されている機器の無線利用状態であることを特徴とする
    請求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 前記第2制御手段は、設定情報を送信した後、前記第2アクセスポイントを前記仮接続情報に基づいて変更された無線設定状態から、変更前の無線設定状態に復帰させることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のカラオケシステム。
  4. 前記第1制御手段は、複数の前記接続対象外カラオケ装置に対して前記接続委譲指令を送信し、
    前記接続対象外カラオケ装置の前記第2制御手段は、
    前記接続対象カラオケ装置から前記接続委譲指令を受信した場合、前記接続処理が完了しないときは、所定時間後に前記接続処理を中断することを特徴とする
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のカラオケシステム。
  5. 前記第1制御手段は、前記無線受信手段を介して無線接続指令を受信した場合、前記無線接続指令を送信した前記リモコン装置を前記接続対象カラオケ装置と対応付ける対応付け処理を実行することを特徴とする
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載のカラオケシステム。
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