JP5527111B2 - ドライブ旅行計画作成システム - Google Patents

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Description

本発明は、Webサイトにおいて、ユーザによる入力情報に基づきドライブ旅行計画を作成するドライブ旅行計画作成システムに関するものである。
本発明に類似する従来装置として、例えば特許文献1に記載された旅行計画補助装置がある。この旅行計画補助装置は、相互に情報を授受可能な端末装置と提供装置とからなる。提供装置はデータベース部を有し、このデータベース部には、目的地を含む旅行情報に対して、過去の分類用年代別及び分類用時間帯別の採用件数が対応付けて記憶されている。この採用件数が大きいほど、分類用年代や分類用時間帯において、旅行情報が示す目的地の人気が高かったことを意味する。
利用者は、端末装置から、旅行しようとする地域、及び利用者が所望する分類用年代及び時間帯の一方である指定期間を入力する。すると、提供装置4は、指定期間に対応する採用件数を用いて、利用者が旅行しようとする地域内にある目的地を含む旅行情報のうちから少なくとも1つの旅行情報を選び、端末装置の表示装置に表示させる。
このようにして、旅行しようとする地域が同じであっても、分類期間を変えるだけで、出力される旅行情報が変化するようにしている。
特開2000−20598
ここで、利用者が、ある観光スポットを訪れる旅行計画を立てる場合、その観光スポットの混雑度合は重要な情報となる。混雑する観光スポットは避けようとする利用者は少なからずおり、所望する観光スポットが混雑する可能性が高いことを事前に知ることができれば、混雑度合が低い観光スポットを訪れるように旅行計画を変更したり、日程を変更したりすることができるためである。
しかしながら、上述した特許文献1の装置は、そのような観光スポットの混雑度合に関して何ら考慮しておらず、単に、旅行情報の過去の採用実績を年代や時間帯別に分類して保存しておき、その分類して保存した採用実績から、利用者に推奨する旅行情報を選んでいるだけである。
本願発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、利用者が旅行計画を立てる際に、利用者に対して、予想される各観光スポットの混雑度合を示す情報を提供することが可能なドライブ旅行計画作成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のドライブ旅行計画作成システムは、Webサイトにおいて、ユーザによる入力情報に基づきドライブ旅行計画を作成するものであって、
観光スポットに関する情報を提供するスポット情報提供部と、
ユーザによって選択された観光スポットを含むドライブ旅行プランを作成して、ユーザに提示する旅行プラン作成部と、
ドライブ旅行プランには計画日の情報が含まれており、ドライブ旅行プランの計画日毎かつ観光スポット毎に、各観光スポットがドライブ旅行プランに組み込まれた組込回数をカウントする組込回数カウント手段と、
ドライブ旅行プランの計画日毎かつ観光スポット毎に、組込回数カウント手段によってカウントされた組込回数に基づいて、観光スポットの混雑度合を予測する混雑予測手段と、を備え、
スポット情報提供部は、ユーザの操作によって各観光スポットの詳細な情報を提供するものであり、各観光スポットに関して、ユーザによって詳細な情報が閲覧された回数をカウントする閲覧回数カウンタを備え、
混雑予測手段は、閲覧回数カウンタによってカウントされた回数も考慮して、観光スポットの混雑度合を予測することを特徴とする。
組込回数カウント手段は、上述したように、ドライブ旅行プランの計画日毎かつ観光スポット毎に、各観光スポットがドライブ旅行プランに組み込まれた組込回数をカウントする。従って、ドライブ旅行計画作成装置の利用者の数が増加するほど、組込回数カウント手段がカウントする組込回数は、各計画日における各観光スポットの混雑度合と統計的に相関するようになる。このため、混雑予測手段は、組込回数カウント手段によってカウントされた組み込み回数に基づいて、将来の各観光スポットの混雑度合を予測することができる。そして、予測した観光スポットの混雑度合は、ユーザに提示されるので、ユーザは、混雑度合が低い観光スポットを訪れるようにドライブ旅行計画を変更したり、日程を変更したりすることが可能になる。
また、スポット情報提供部は、ユーザの操作によって各観光スポットの詳細な情報を提供するものであり、各観光スポットに関して、ユーザによって詳細な情報が閲覧された回数をカウントする閲覧回数カウンタを備え、混雑予測手段は、閲覧回数カウンタによってカウントされた回数も考慮して、観光スポットの混雑度合を予測する。ユーザが観光スポットの詳細情報を閲覧した場合、そのユーザは、詳細情報を閲覧した観光スポットに興味があると考えられる。このように、各観光スポットの詳細情報の閲覧回数は、各観光スポットの注目度を評価する1つの指標となりえる。注目度が高い観光スポットほど混雑することが多いので、詳細情報の閲覧回数を考慮することにより、各観光スポットの混雑度合の予測精度を向上することができる。
請求項2に記載のドライブ旅行計画作成システムは、Webサイトにおいて、ユーザによる入力情報に基づきドライブ旅行計画を作成するものであって、
観光スポットに関する情報を提供するスポット情報提供部と、
ユーザによって選択された観光スポットを含むドライブ旅行プランを作成して、ユーザに提示する旅行プラン作成部と、
ドライブ旅行プランには計画日の情報が含まれており、ドライブ旅行プランの計画日毎かつ観光スポット毎に、各観光スポットがドライブ旅行プランに組み込まれた組込回数をカウントする組込回数カウント手段と、
ドライブ旅行プランの計画日毎かつ観光スポット毎に、組込回数カウント手段によってカウントされた組込回数に基づいて、観光スポットの混雑度合を予測する混雑予測手段と、を備え、
スポット情報提供部は、ユーザによってキーワード検索が行われたとき、そのキーワードに該当する観光スポットを抽出してユーザに提示するものであり、各観光スポットに関して、キーワード検索によって抽出された回数をカウントする検索回数カウンタを備え、混雑予測手段は、検索回数カウンタによってカウントされた回数も考慮して、観光スポットの混雑度合を予測することを特徴とする。
ユーザによるキーワード検索によって抽出された観光スポットに関しては、検索結果としてユーザに提示されることによりユーザの興味を喚起する場合もある。また、キーワードが季節や地域特有の催しものなどである場合、キーワードそのものが注目を集めており、そのキーワードに関連する観光スポットを訪れる旅行客が増加するような場合もある。従って、キーワード検索によって観光スポットが抽出された場合、観光スポットごとの検索回数を考慮することにより、混雑度合の予測精度をさらに向上することができる。
請求項に記載したように、ドライブ旅行プランは、観光スポットを訪れる時間情報を含むものであり、組込回数カウント手段は、1日を複数の時間帯に分けて、各時間帯ごとに組込回数をカウントするものであって、観光スポットがドライブ旅行プランに組み込まれた場合、観光スポットを訪れる時間情報が属する時間帯に対応する組込回数としてカウントするようにしても良い。観光スポットによっては、旅行客の平均的な滞在時間が数時間に止まる場合がある。このような場合、観光スポットが混雑するにしても、1日中混雑するのではなく、ある時間帯だけが特に混雑し、その他の時間帯は比較的空いていることもありえる。ドライブ旅行プランに含まれる観光スポットを訪れる時間情報に基づいて、時間帯ごとに組込回数をカウントするようにすれば、時間帯ごとの混雑度合を予測することが可能になる。
請求項に記載したように、旅行プラン作成部によって作成されたドライブ旅行プランが、混雑予測手段によって予測された混雑度合が所定閾値よりも高い観光スポットを含んでいる場合に、ユーザに対して、ドライブ旅行プランの変更を推奨するコメントを提示する変更推奨手段を備えていても良い。これにより、ドライブ旅行計画の作成段階で、ユーザに対して、混雑する観光スポットを避けた計画の立案を促すことができる。
請求項に記載したように、変更推奨手段は、混雑が予測される観光スポットに代わる、代替の観光スポットを推薦する代替スポット推薦手段を備えていても良い。これにより、ユーザは、代替の観光スポットとして、計画しているドライブ旅行プランのドライブ経路周辺における観光スポットや、混雑が予測される観光スポットと同じジャンルであるが、比較的空いている観光スポットについての情報を得ることが可能となる。
請求項に記載したように、地図情報を記憶した地図情報データベースを備え、旅行プラン作成部は、地図情報に基づいて描画した地図上において、ドライブ経路及び観光スポットの位置を表示することにより、ドライブ旅行プランをユーザに提示するものであり、旅行プラン作成部は、ドライブ経路を探索するときに、混雑が予想される観光スポット周辺の道路を極力避けるようにしてドライブ経路を探索することが好ましい。観光スポットが混雑する場合、一般的に、その観光スポット周辺の道路も混雑することが予想されるためである。
請求項に記載したように、混雑予測手段は、観光スポットへのアクセス道路の混雑度も予測するものであり、旅行プラン作成部によって作成されたドライブ旅行プランが、混雑予測手段によって予測された混雑度合が所定閾値よりも高いアクセス道路を含んでいる場合に、ユーザに対して、計画日又は計画時間帯、アクセス道路、及び観光スポットの少なくとも一つが異なる代替のドライブ旅行プランを提示する提示手段を備えていても良い。これにより、ユーザは代替のドライブ旅行プランを参照して、混雑を避けたドライブプランを選択できる。
実施形態によるドライブ旅行計画作成システムの全体構成を示す構成図である。 スポット情報データベース70において、旅行の計画日における各観光スポットの混雑度を算出するために保存される情報を示す図である。 ドライブ計画作成処理のメインルーチンを示すフローチャートである。 カスタムプラン作成処理ルーチンを示すフローチャートである。 混雑度算出処理ルーチンを示すフローチャートである。 レコメンド処理ルーチンを示すフローチャートである。 旅行計画の全行程の詳細表示処理ルーチンを示すフローチャートである。 おすすめプランを利用したドライブ旅行計画作成処理ルーチンを示すフローチャートである。 地図上において、検索した観光スポットの混雑度を表示する一例を説明する説明図である。 検索された各観光スポットについての一覧をリスト表示しつつ、個々の観光スポットの混雑レベルを数値等によって具体的に表示した一例を示す説明図である。 レコメンド処理を説明するための説明図である。 レコメンド処理において、スポットBに関して算出された混雑度が高く、そのスポットBへのアクセス道路の渋滞度が高いと予測された例を示す図である。 混雑するアクセス道路を避けるように設定された経路の一例を示す図である。 旅行計画の全行程の詳細情報の表示例を示した図である。
以下、本発明の実施形態によるドライブ旅行計画作成システムに関して、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態によるドライブ旅行計画作成システムの全体構成を示す構成図である。図1に示すように、ドライブ旅行計画作成システムは、ドライブ旅行計画作成サーバ10と、クライアントとしての端末装置とから構成される。端末装置には、例えばパーソナルコンピュータ(PC)130、携帯電話140、ナビゲーション装置150、あるいはインターネット接続端末160などが含まれる。端末装置とドライブ旅行計画作成サーバ10とは、例えばインターネットなどの通信網120を介して、相互に通信可能に接続されている。すなわち、ドライブ旅行計画作成サーバ10は、いわゆるWebサイトにおいて、端末装置を介して入力されるユーザの入力情報に基づきドライブ旅行計画を作成するものである。
端末装置は、ドライブ旅行計画作成サーバ10との間で各種のデータを送受信する。例えば、端末装置は、表示装置を備え、ドライブ旅行計画作成サーバ10から受信した表示用データに基づいて、メニュー画面や、キーワード等の入力受付画面などの情報入力画面のほか、作成しているドライブ旅行の経路を示す地図画面などを表示する。端末装置では、表示された情報入力画面において、ドライブ旅行の計画日時、出発地、目的地、立ち寄り地などを入力したり、作成したドライブ旅行計画の情報が表示されている画面において、その旅行計画の保存やしおりの作成を指示したりすることができる。
次に、ドライブ旅行計画作成サーバ10の詳細な構成について説明する。図1には、ドライブ旅行計画作成サーバ10が備える機能を、ブロック図によって示している。
図1に示すように、ドライブ旅行計画作成サーバ10は、旅行計画作成部20を有している。旅行計画作成部20は、後述する各処理部やデータベースからの情報に基づいて、旅行計画を作成するために必要な情報をユーザに入力させる情報入力画面、ユーザによって入力された情報に基づき選択された観光スポットについての一覧情報や詳細情報、ドライブ旅行計画の全行程の詳細情報などを、ユーザが利用する端末装置に表示させる。また、旅行計画作成部20には、少なくとも1つの観光スポットを含む、多数のおすすめドライブ旅行計画が保存されており、ユーザにより、おすすめドライブ旅行計画の表示が要求されたときには、ユーザの端末装置に、おすすめドライブ旅行計画の一覧や、個々のドライブ旅行計画の詳細情報を表示させる。
道路地図データベース25は、全国の道路地図を表示するためのデータを記憶したものである。旅行計画作成部20は、この道路地図データベース25に記憶された道路地図表示データを用いて、ユーザが利用する端末装置に道路地図を表示させる。ユーザは、この道路地図上に観光スポットを表示させ、かつ表示されている観光スポットの中から旅行計画に組み込む観光スポットを選択することも可能である。なお、端末装置に表示された道路地図の表示範囲は、ユーザの操作によって変更可能である。
スポット情報処理部30は、旅行計画作成部20からの指示を受けて、ユーザの要求に該当する観光スポットをスポット情報データベース70において検索し、その検索結果を旅行計画作成部20に出力する。所望の情報スポットを絞り込むために、ユーザは、端末装置に表示された情報入力画面において、キーワードを入力したり、観光スポットが属するジャンルやエリアを指定することが可能である。
スポット情報処理部30によって複数の観光スポットが検索された場合、旅行計画作成部20は、複数の観光スポットの一覧を端末装置に表示させる。この際、旅行計画作成部20は、後述する混雑スポット予測処理部80及び混雑表示処理部90による情報を用いて、旅行計画日における、各観光スポットの予測される混雑度を併せて表示する。
観光スポットの一覧が端末装置に表示されているとき、ユーザによって特定の観光スポットについての詳細情報の表示が指示されると、スポット情報処理部30は、スポット情報データベースから、該当する観光スポットの詳細情報を取り出し、旅行計画作成部20を介して、端末装置に提供する。
ここで、スポット情報データベース70について、図2を用いて説明する。上述したように、スポット情報データベース70には、全国各地の観光スポットに関する情報が保存されている。保存されている情報として、各観光スポットの住所、電話番号、施設の紹介コメント、営業時間、料金などの施設詳細情報の他、旅行の計画日における各観光スポットの混雑度を算出するための情報も含まれている。図2は、旅行の計画日における各観光スポットの混雑度を算出するために、スポット情報データベース70に保存される情報を示している。
図2に示すように、各観光スポットには、連番のID番号が付与されている。そして、一覧表示等のための名称、組込回数カウンタWのカウンタ値、閲覧回数カウンタXのカウンタ値、検索回数カウンタYのカウンタ値、評価カウンタZのカウンタ値、及び各カウンタのカウンタ値に基づいて算出される予測混雑度が保存されている。なお、予測混雑度の保存は任意である。
組込回数カウンタWは、該当する観光スポットがドライブ旅行計画に組み入れられた場合に、組込回数カウント処理部40によってカウントアップされる。閲覧回数カウンタXは、観光スポットの詳細情報が閲覧されたときに、閲覧回数カウント処理部50によってカウントアップされる。検索回数カウンタYは、キーワードにより観光スポットが検索されることにより抽出された観光スポットについて、検索回数カウント処理部60によってカウントアップされる。また、ドライブ旅行計画作成サーバ10においては、各観光スポットについて、実際に観光スポット訪れたユーザが、評価を書き込めるページを用意している。評価カウンタは、ユーザが高い評価を与えた場合に、その高評価の数をカウントするものである。
図2に示す、混雑度を算出するための各情報は、旅行計画日ごとに分けて、スポット情報データベース70に保存されている。つまり、ユーザによって入力される旅行計画日を用いて、キーワード検索、詳細情報の閲覧、旅行計画への組込が行われた場合に、該当する旅行計画日の各カウンタのカウンタ値としてカウントされる。ただし、評価カウンタZに関しては、書き込まれた評価結果に基づいて、各旅行計画日共通のカウント値が保存される。そして、混雑度は、混雑スポット予測処理部80において、各カウンタのカウント値に所定の係数を乗じた上で加算されることにより算出される。このようにして、各旅行計画日ごとの各観光スポットの予測混雑度を算出することができる。
ここで、組込回数カウンタWは、計画日毎かつ観光スポット毎に、各観光スポットがドライブ旅行プランに組み込まれた組込回数をカウントする。従って、ドライブ旅行計画作成サーバ10を利用する利用者の数が増加するほど、組込回数カウンタのカウント値は、各計画日における各観光スポットの混雑度合と統計的に相関するようになる。このため、組込回数カウンタのカウント値に基づいて、将来の各観光スポットの混雑度合を示す混雑度を精度良く予測することができる。
また、閲覧回数カウンタXは、ユーザによって観光スポットの詳細な情報が閲覧された回数をカウントする。ユーザが観光スポットの詳細情報を閲覧した場合、そのユーザは、詳細情報を閲覧した観光スポットに興味があると考えられる。このため、各観光スポットの詳細情報の閲覧回数は、各観光スポットの注目度を評価する1つの指標となりえる。注目度が高い観光スポットほど混雑することが多いので、詳細情報の閲覧回数を考慮することにより、各観光スポットの混雑度合の予測精度を向上することができる。
さらに、検索回数カウンタYは、ユーザによってキーワード検索が行われることにより、各観光スポットが抽出された回数をカウントする。ユーザによるキーワード検索によって抽出された観光スポットに関しては、検索結果としてユーザに提示されることによりユーザの興味を喚起する場合もある。また、キーワードが季節や地域特有の催しものなどである場合、キーワードそのものが注目を集めており、そのキーワードに関連する観光スポットを訪れる旅行客が増加するような場合もある。従って、キーワード検索によって観光スポットが抽出された回数を考慮することにより、混雑度合の予測精度をさらに向上することができる。
また、実際に観光スポットを訪れたユーザによる評価は、他のユーザが旅行プランを作成する際に参考にする情報である。そのため、高評価を受けた回数を考慮することにより、さらに、観光スポットの混雑度合の予測精度を向上できる。
なお、上述した例では、混雑スポット予測処理部80が、4つのカウンタのカウンタ値に基づいて、混雑度を算出する例について説明したが、少なくとも1つのカウンタ(特に、組込回数カウンタW)のカウント値に基づいて混雑度を算出することも可能である。また、混雑スポット予測処理部80が、混雑度を算出する際には、上述した4つのカウンタのカウント値以外の情報(近隣の宿泊施設の予約状況、飲食店の予約状況、イベントの開***報、テレビ番組での紹介の有無及び紹介からの期間など)も考慮するようにしても良い。
上述した例では、図2に示す、混雑度を算出するための各情報が、旅行計画日ごとに分けて、スポット情報データベース70に保存されていたが、組込回数カウンタWのカウント値のみ旅行計画日ごとに分けて保存し、その他のカウンタのカウント値は、旅行計画日に依存せず、各旅行計画日共通のカウンタ値を保存するようにしても良い。閲覧回数カウンタX,検索回数カウンタY,評価カウンタZは、ユーザの興味の高さを示すものであり、具体的な旅行計画日との関連性は薄いためである。
混雑表示処理部90は、混雑スポット予測処理部80によって算出された混雑度に基づいて、ユーザに観光スポットを提示する際に、混雑度を示す情報を併せて表示させるためのデータを作成し、旅行計画作成部20に出力する。また、レコメンド処理部100は、混雑スポット予測処理部80によって算出された混雑度に基づいて、混雑が予測される観光スポットが旅行計画に組み込まれた場合や、旅行計画の全工程が表示された場合などに、ユーザに対して、混雑することを改めて通知したり(例えば、xx年△△月○○日のスポットAは混雑が予想されます。)、日時の変更を推奨したり(例えば、xx年△△月○○日のスポットAは大きな混雑が予想されます。お出かけ日を変更することをお薦めします。)、近隣のもしくは同じジャンルで別の観光スポットを推薦(例えば、xx年△△月○○日のスポットAは大きな混雑が予想されますので、スポットBをお薦めします。)したりするコメントを作成して、旅行計画作成部20に出力する。
旅行計画作成部20は、混雑表示処理部90から混雑度を示す情報の表示データを受け取ったり、レコメンド処理部100からコメントを受け取ったりすると、ユーザが利用する端末装置に表示させる。
経路探索処理部110は、ユーザが作成中の、及び作成した旅行計画に従い、出発地から経由地を経由して目的地に至る経路を計算する。その際、経路探索処理部110は、計算した経路に、旅行計画に含まれず、かつ混雑が予測される観光スポットへのアクセス道路が含まれているかどうかを判断する。そして、計算した経路に、そのようなアクセス道路が含まれている場合には、そのアクセス道路を避けた経路を再計算する。
混雑スポット予測処理部80によって算出された混雑度に基づいて、混雑が予想される観光スポットに関しては、その観光スポットへのアクセス道路も渋滞する可能性が高い。そのため、混雑が予想される観光スポットへのアクセス道路を避けることにより、スムーズに移動することができる可能性が高い経路をユーザに案内することができる。
以上のような構成を備えたドライブ旅行計画作成サーバ10における各種の処理や、その処理によってユーザの端末装置に表示される表示画面の例を、図3〜図14を参照して詳しく説明する。
図3は、ドライブ計画作成処理のメインルーチンを示すフローチャートである。ユーザが端末装置により、ドライブ旅行計画作成サーバ10にアクセスすると、まず、この図3のフローチャートに示す処理が実行される。
ステップS100では、ドライブ旅行計画を立てる際に、ユーザが独自に旅行計画を立てるカスタムプランにするか、予め用意してあるおすすめプランを利用するかを問い合わせるメニュー画面を表示する。そして、ステップS110において、ユーザの入力情報に基づいて、カスタムプランを選択したと判定すると、ステップS120のカスタムプラン作成処理に進む。また、おすすめプランの利用を選択したと判定すると、ステップS130のおすすめプランを利用したドライブプラン作成処理に進む。
図4のフローチャートは、カスタムプラン作成処理ルーチンを示すものである。ステップS200では、旅行計画日時を入力させる画面を表示する。そして、旅行計画日時が入力されると、ステップS210の処理に進む。ステップS210では、ユーザが所望する観光スポットを絞り込むことができるように、キーワードなどの入力受付画面を表示する。このとき、ユーザは端末装置により、キーワードを入力したり、観光スポットのジャンルやエリアを入力することができる。なお、旅行計画日時の入力画面と、キーワードなどの入力画面は、別個の画面であっても、共通の画面であっても良い。
ステップS220では、端末装置を介して、ユーザにより、キーワード、ジャンル、エリアの少なくともいずれかの情報が入力され、かつ検索の実行が指示されたか否かを判定する。検索の実行が指示されたと判定されるとステップS230に進んで、スポット情報データベース70において、入力されたキーワード等に該当する観光スポットを検索する処理を行う。
ステップS240では、ステップS230の検索処理により、少なくとも1つの観光スポットが抽出されたか否かを判定する。抽出された観光スポットがないと判定された場合には、再度、ステップS210からの処理を繰り返す。一方、少なくとも1つの観光スポットが抽出されたと判定されると、ステップS250の処理に進む。
ステップS250では、抽出した観光スポットの表示を行う。この際、図5に示す混雑度算出処理ルーチンにより算出した混雑度を併せて表示する。この表示処理においては、例えば、図9に示すように、ユーザの端末装置に道路地図が表示され、その地図上に検索された観光スポットが表示される場合には、検索された観光スポットの中で所定値以上の混雑度を有する観光スポットについて(図9の例では、観光スポットB)、点灯や点滅表示を行う。あるいは、図10に示すように、検索された各観光スポットについての一覧をリスト表示しつつ、個々の観光スポットの混雑レベルを数値等によって具体的に表示しても良い。また、図9及び図10の表示を同時に行っても良い。
ここで、図5の混雑度算出処理ルーチンについて説明する。ステップS400では、混雑度を算出する観光スポットを特定する。検索により観光スポットが抽出された場合、抽出された観光スポットが、混雑度を算出すべき観光スポットとなる。
ステップS410では、特定した観光スポットに関して、スポット情報データベース70から、旅行計画日に対応する各カウンタのカウント値を読み込む。そして、ステップS420において、読み込んだ各カウンタのカウント値に所定の係数を乗じた上で加算することにより、混雑度を算出する。
再び、図4のフローチャートに戻り、説明を続ける。ステップS250において、検索により抽出された観光スポットが表示されると、続くステップS260において、抽出された観光スポットに関して、ステップS200において入力された計画日における検索回数カウンタYのカウント値をカウントアップする。
そして、ステップS270では、表示された観光スポットの中で、ユーザによって、端末装置を介して、特定の観光スポットについて詳細情報の表示が指示され、詳細情報が閲覧されたか否かを判定する。詳細情報が閲覧された場合、ステップS280において、詳細情報が閲覧された観光スポットに関して、ステップS200において入力された計画日における閲覧回数カウンタXのカウント値をカウントアップする。
ステップS290では、表示された観光スポットの中で、特定の観光スポットが、出発地、目的地あるいは立寄地として旅行計画に組み込まれる操作が行われたか否かを判定する。旅行計画に組み込まれたと判定された場合、ステップS300において、旅行計画に組み込まれた観光スポットに関して、ステップS200において入力された計画日における組込回数カウンタWのカウント値をカウントアップする。
ステップS310では、レコメンド処理を実行する。図6のフローチャートは、レコメンド処理ルーチンを示すものである。
ステップS500では、旅行計画に組み込まれた観光スポットの混雑度が所定値以上であるか否かを判定する。このとき、混雑度が所定値未満であると判定されると、レコメンド処理を終了し、図4のフローチャートのステップS320に進む。一方、混雑度が所定値以上と判定されると、ステップS510の処理に進む。ステップS510では、混雑することを改めて通知したり、日時の変更を推奨したり、近隣のもしくは同じジャンルで別の観光スポットを推薦したりするコメントを作成して、ユーザの端末装置に表示させる。このとき、同時に代替スポットの検索指示スイッチも、ユーザの端末装置に表示させる。
ステップS520では、ユーザにより代替スポットの検索指示がなされたか否かを判定する。代替スポット検索指示がなされない場合(組み込んだ観光スポットをそのまま維持することを示す操作が行われた場合)、図4のフローチャートのステップS320に進む。一方、ユーザによって代替スポットの検索指示がなされた場合には、ステップS530に進んで、代替スポットの検索を行う。この際、ユーザにより、代替スポットの検索条件(近隣スポット、同じジャンルのスポットなど)を指示させるようにしても良い。続くステップS540では、検索した代替スポットを表示する。その後は、図4のフローチャートのステップS270の処理に戻る。
上述したレコメンド処理により、ドライブ旅行計画の作成段階で、ユーザに対して、混雑する観光スポットを避けた計画の立案を促すことができる。例えば、図11に示すように、ユーザは、当初、スポットA→スポットB→スポットC→スポットDを回るドライブ旅行を計画したとする。しかし、その旅行を計画している計画日においては、スポットBの混雑度が非常に高かったとする。この場合、ユーザは、レコメンド処理により、スポットBを変更するよう促される。これにより、ユーザは、例えばスポットBを立寄地としないように旅行計画を変更する動機付けが与えられ、そのように旅行計画を変更しやすくなる。
なお、上述したレコメンド処理は、後述する旅行計画の全行程の表示処理の後であって、旅行計画の決定前に実行しても良い。さらに、観光スポットの詳細情報が表示されたときに、レコメンド処理を行っても良い。
図4のフローチャートのステップS320では、旅行計画の全行程の詳細表示処理を実行する。図7のフローチャートは、旅行計画の全行程の詳細表示処理ルーチンを示すものである。
ステップS600では、旅行計画における出発地、経由地、目的地を全て含む地図のエリアを決定する。続くステップS610では、地図のエリアに含まれる全観光スポットの旅行計画日における混雑度を算出する。
そして、ステップS620では、各観光スポットの混雑度から、各観光スポットへのアクセス道路の渋滞度を予測する。この場合、観光スポットの混雑度が高いほど、アクセス道路の混雑度(渋滞度)も高くなるものとして、各アクセス道路の混雑状況(渋滞状況)を予測する。なお、各観光スポットへのアクセス道路に関しては、通常、旅行客が観光スポットを訪れる際に利用されることが多い道路が、アクセス道路として各観光スポットごとに予め決定され、道路地図データベース25に記憶されている。
ステップS630では、出発地から経由地を経由して目的地に至る経路を、道路地図データベース25に基づいて計算する。ステップS640では、ステップS630にて計算した経路に、旅行計画に含まれず、かつ混雑が予測される観光スポットへのアクセス道路が含まれているかどうかを判定する。そして、計算した経路に、そのようなアクセス道路が含まれていないと判定した場合には、ステップS660の処理に進む。一方、計算した経路に、旅行計画に含まれていないが、混雑が予測される観光スポットへのアクセス道路が含まれていると判定した場合には、ステップS650の処理に進む。ステップS650では、旅行計画に含まれず、かつ混雑が予測される観光スポットへのアクセス道路を避けた経路を再計算する。
例えば、図12には、ステップS610において、スポットBに関して算出された混雑度が高く、ステップS620において、そのスポットBへのアクセス道路の渋滞度が高いと予測された例を示している。そして、ステップS630の経路計算ステップにおいては、スポットA→スポットC→スポットDの順で各スポットを辿る旅行計画が立てられていた場合、走行距離及び所要時間の観点から、図13におけるXインターチェンジからスポットAに至る経路が計算されていたとする。
しかしながら、XインターチェンジからスポットAに至る経路には、混雑することが予測されるスポットBへのアクセス道路が含まれている。このため、ステップS650において、このスポットBへのアクセス道路を避けた経路が再計算される。この場合、例えば、図13に示すように、Xインターチェンジの隣のYインターチェンジで降りて、スポットAに至る経路、及び、スポットAからスポットCへの経路に関しても、スポットBへのアクセス道路を避けた経路が再計算される。
ここで、混雑スポット予測処理部80によって算出された混雑度に基づいて、混雑が予想される観光スポットに関しては、その観光スポットへのアクセス道路も渋滞する可能性が高い。そのため、上述したように、混雑が予想される観光スポットへのアクセス道路を避けた経路を再計算することにより、スムーズに移動することができる可能性が高い経路をユーザに提示することができる。
ステップS660では、計算した経路の全行程を表示する。例えば、図14に示すように、出発地、各経由地、及び目的地を表示するとともに、出発地を出発する出発時刻、各経由地への到着時刻、各経由地での滞在時間、各経由地の出発時刻、目的地への到着時刻、さらに、各スポット間の移動時間などを表示する。このとき、各経由地での滞在時間は、各スポットごとに標準的な滞在時間を自動で設定しても良いし、ユーザが入力した時間であっても良い。また、時刻に関する情報のみでなく、移動距離や、各スポットの住所などの位置情報を表示するようにしても良い。さらに、図13に示すような、各スポットの移動経路を示した地図を、併せて表示するようにしても良い。
上述した旅行計画の全行程の詳細表示処理に続いて、図4のフローチャートのステップS330の処理が実行される。ステップS330では、全行程が詳細表示された旅行計画を、最終旅行計画としてユーザが決定したか否かを判定する。詳細表示された旅行計画を変更したい場合、ユーザは、変更したい情報に応じた指示操作を行う。これにより、計画日時から変更したり、検索キーワードを変更したり、旅行計画に組み込むスポットを追加したりすることが可能となる。この際、一旦組み込んだ観光スポットを削除することも可能に構成されることが好ましい。
一方、ユーザの指示操作により、最終旅行計画として決定されたと判定した場合には、ステップS340の処理に進む。ステップS340では、最終旅行計画として決定された旅行計画を保存するとともに、ユーザがドライブ旅行の行程を見易くアレンジしたしおりを作成する。このしおりは、ユーザが利用する端末装置に表示したり、印刷したりすることができる。
次に、図8のフローチャートに基づいて、おすすめプランを利用したドライブ旅行計画作成処理について説明する。
ステップS700では、予め設定され、ドライブ旅行計画作成サーバ10に保存されているおすすめドライブプランの一覧が表示される。そして、ステップS710において、ユーザにより、いずれかのプランが選択されたか否かを判定する。いずれかのプランが選択されたと判定すると、ステップS720の処理に進む。
ステップS720では、まず、ドライブ旅行を計画している計画日時をユーザに入力させるための画面を表示する。そして、旅行計画日時が入力されると、ステップS730の処理に進む。ステップS730では、ユーザによって選択されたおすすめプランの全行程の情報を表示する。この表示は、図14に示す表示に準じて行われる。ただし、この場合、図5に示す混雑度算出処理ルーチンにより算出した各スポットの混雑度を併せて表示する。これにより、ユーザは、旅行計画日における各スポットの混雑度を把握することができる。そして、ステップS740では、表示された観光スポットの中で、特定の観光スポットについて詳細情報の表示が指示され、詳細情報が閲覧されたか否かを判定する。詳細情報が閲覧された場合、ステップS750において、詳細情報が閲覧された観光スポットに関して、ステップS720において入力された計画日における閲覧回数カウンタXのカウント値をカウントアップする。
ステップS760では、おすすめのドライブプランが、ユーザの旅行計画として決定されたか否かを判定する。ユーザは、他のおすすめプランに興味がある場合には、端末装置において、その旨の指示操作を行う。これにより、処理はステップS700に戻る。一方、ユーザの操作により、おすすめのドライブプランがユーザの旅行計画として決定されたと判定すると、ステップS770に進み、決定された旅行計画の保存と、しおり作成処理が行われる。
そして、ステップS780において、決定された旅行計画に含まれる観光スポットに関して、ステップS720において入力された計画日における組込回数カウンタWのカウント値をカウントアップする。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
例えば、おすすめプランを利用したドライブ旅行計画作成処理において、おすすめプランをそのままユーザの旅行計画として採用するばかりでなく、ユーザの好みに合うようにアレンジできるようにしても良い。具体的には、おすすめプランをベースとして、一部の観光スポットを削除したり、新たな観光スポットを追加する操作が行えるようにしても良い。
また、メニュー画面表示において、各観光スポットにおけるイベント情報を表示させる画面や、人気の高いドライブ旅行計画のランキングなどを表示する画面を選択できるようにしても良い。これにより、ユーザは、よりドライブ旅行計画を立て易くなる。
また、上述した例では、旅行計画日ごと、すなわち、一日単位で、混雑度を算出するための各カウンタの値を集計して保存していた。しかしながら、1日を複数の時間帯に分けて、各時間帯ごとに、各カウンタ(特に、組込回数カウンタ)の値を集計するようにしても良い。この場合、組込回数カウンタに関しては、旅行計画における各観光スポットを訪れる時間情報(到着時刻、滞在する時間帯など)が属する時間帯に対応する組込回数としてカウントする。
観光スポットによっては、旅行客の平均的な滞在時間が数時間に止まる場合もある。このような場合、観光スポットが混雑するにしても、1日中混雑するのではなく、ある時間帯だけが特に混雑し、その他の時間帯は比較的空いていることもありえる。ドライブ旅行プランに含まれる観光スポットを訪れる時間情報に基づいて、時間帯ごとに組込回数をカウントするようにすれば、時間帯ごとの混雑度合を予測することが可能になる。
また、上述した実施形態では、各観光スポットの混雑度を算出し、算出した混雑度が所定値以上である場合、日時の変更を推奨したり、近隣のもしくは同じジャンルで別の観光スポットを推薦したりするレコメンド処理を行っていた。
しかしながら、立案されたドライブ旅行計画に従って、出発地から経由地を経由して目的地に至るドライブ経路を計算したところ、そのドライブ経路に含まれる観光スポットへのアクセス道路の混雑度が所定値を超えた場合、ユーザに対して、計画日又は計画時間帯、アクセス道路、及びスポットの少なくとも一つが異なる代替のドライブ旅行計画を提示するようにしても良い。なお、アクセス道路の混雑度は、観光スポットの混雑度に準じて算出される。
このように、混雑度に関しては、観光スポットに関するもの以外に、ドライブ経路に含まれるアクセス道路の混雑度を評価するようにしても良い。そして、アクセス道路の混雑度が所定値を超えている場合には、ドライブ旅行計画自体の代替案を提示しても良い。これにより、ユーザは代替のドライブ旅行計画案を参照して、混雑を避けたドライブプランを選択できるようになる。
10 ドライブ旅行計画作成サーバ、20 旅行計画作成部、25 道路地図データベース、30 スポット情報処理部、40 組込回数カウント処理部、50 閲覧回数カウント処理部、60 検索回数カウント処理部、70 スポット情報データベース、80 混雑スポット予測処理部、90 混雑表示処理部、100 レコメンド処理部、110 経路探索処理部

Claims (7)

  1. Webサイトにおいて、ユーザによる入力情報に基づきドライブ旅行計画を作成するドライブ旅行計画作成装置であって、
    観光スポットに関する情報を提供するスポット情報提供部と、
    ユーザによって選択された前記観光スポットを含むドライブ旅行プランを作成して、ユーザに提示する旅行プラン作成部と、
    前記ドライブ旅行プランには計画日の情報が含まれており、前記ドライブ旅行プランの計画日毎かつ前記観光スポット毎に、各観光スポットが前記ドライブ旅行プランに組み込まれた組込回数をカウントする組込回数カウント手段と、
    前記ドライブ旅行プランの計画日毎かつ前記観光スポット毎に、前記組込回数カウント手段によってカウントされた組込回数に基づいて、前記観光スポットの混雑度合を予測する混雑予測手段と、を備え、
    前記スポット情報提供部は、ユーザの操作によって各観光スポットの詳細な情報を提供するものであり、各観光スポットに関して、ユーザによって詳細な情報が閲覧された回数をカウントする閲覧回数カウンタを備え、
    前記混雑予測手段は、前記閲覧回数カウンタによってカウントされた回数も考慮して、前記観光スポットの混雑度合を予測することを特徴とするドライブ旅行計画作成装置。
  2. Webサイトにおいて、ユーザによる入力情報に基づきドライブ旅行計画を作成するドライブ旅行計画作成装置であって、
    観光スポットに関する情報を提供するスポット情報提供部と、
    ユーザによって選択された前記観光スポットを含むドライブ旅行プランを作成して、ユーザに提示する旅行プラン作成部と、
    前記ドライブ旅行プランには計画日の情報が含まれており、前記ドライブ旅行プランの計画日毎かつ前記観光スポット毎に、各観光スポットが前記ドライブ旅行プランに組み込まれた組込回数をカウントする組込回数カウント手段と、
    前記ドライブ旅行プランの計画日毎かつ前記観光スポット毎に、前記組込回数カウント手段によってカウントされた組込回数に基づいて、前記観光スポットの混雑度合を予測する混雑予測手段と、を備え
    前記スポット情報提供部は、ユーザによってキーワード検索が行われたとき、そのキーワードに該当する観光スポットを抽出してユーザに提示するものであり、各観光スポットに関して、キーワード検索によって抽出された回数をカウントする検索回数カウンタを備え、
    前記混雑予測手段は、前記検索回数カウンタによってカウントされた回数も考慮して、前記観光スポットの混雑度合を予測することを特徴とするドライブ旅行計画作成装置。
  3. 前記ドライブ旅行プランは、前記観光スポットを訪れる時間情報を含むものであり、
    前記組込回数カウント手段は、1日を複数の時間帯に分けて、各時間帯ごとに組込回数をカウントするものであって、前記観光スポットが前記ドライブ旅行プランに組み込まれた場合、前記観光スポットを訪れる時間情報が属する時間帯に対応する組込回数としてカウントすることを特徴とする請求項1又は請求項に記載のドライブ旅行計画作成装置。
  4. 前記旅行プラン作成部によって作成されたドライブ旅行プランが、前記混雑予測手段によって予測された混雑度合が所定閾値よりも高い観光スポットを含んでいる場合に、ユーザに対して、ドライブ旅行プランの変更を推奨するコメントを提示する変更推奨手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載のドライブ旅行計画作成装置。
  5. 前記変更推奨手段は、混雑が予測される観光スポットに代わる、代替の観光スポットを推薦する代替スポット推薦手段を備えることを特徴とする請求項に記載のドライブ旅行計画作成装置。
  6. 地図情報を記憶した地図情報データベースを備え、
    前記旅行プラン作成部は、前記地図情報に基づいて描画した地図上において、ドライブ経路及び観光スポットの位置を表示することにより、前記ドライブ旅行プランをユーザに提示するものであり、
    前記旅行プラン作成部は、前記ドライブ経路を探索するときに、混雑が予想される観光スポット周辺の道路を極力避けるようにしてドライブ経路を探索することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載のドライブ旅行計画作成装置。
  7. 前記混雑予測手段は、前記観光スポットへのアクセス道路の混雑度も予測するものであり、
    前記旅行プラン作成部によって作成されたドライブ旅行プランが、前記混雑予測手段によって予測された混雑度合が所定閾値よりも高いアクセス道路を含んでいる場合に、ユーザに対して、計画日又は計画時間帯、前記アクセス道路、及び前記観光スポットの少なくとも一つが異なる代替のドライブ旅行プランを提示する提示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項にドライブ旅行計画作成装置。
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