JP5504741B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関する。
従来、カメラの背面液晶を制御する方法として、撮影者のファインダへの覗きこみを検出して、背面液晶を消灯する方法が提案されている。
しかしながら、従来の技術では、ファインダ付近の物体を検出して背面液晶を消灯しているに過ぎず、撮影者のファインダへの覗きこみ以外の現象を検出して背面液晶を消灯してしまうことがあり、カメラの使用性を低下させてしまっていた。
特開平9−331472号公報
本発明の目的は、好適な撮影が可能な撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る撮像装置(100)は、
第1光学系により形成された第1画像を撮像可能な第1撮像部(12)と、
前記第1画像を表示可能な表示画面(2)と、
前記表示画面(2)に対向する物体の像を形成可能な第2光学系(4a)と、
前記第2光学系(4a)により形成された第2画像を撮像する第2撮像部(4)と、
前記第2画像を用いて撮影者に関する情報を取得し、前記情報に基づいて前記表示画面(2)の表示を制御する制御部(8)とを含む。
前記撮像装置(100)は、前記第1撮像部(12)を用いて撮像をするために撮影者が操作可能な操作部(7)を有しても良く、
前記制御部(8)は、前記操作部(7)が操作される前に取得された前記第2画像に、前記撮影者の顔が含まれていたとき、前記第1撮像部(12)に取得させた動画像を前記表示画面2に表示するように制御しても良い。
前記撮像装置(100)は、前記第1撮像部(12)を用いて撮像をするために撮影者が操作可能な操作部(7)を有し、
前記制御部(8)は、前記操作部(7)が操作される前に取得された前記第2画像に、前記撮影者の顔が含まれていたとき、撮影の設定に関する情報を前記表示画面(2)に表示するように制御しても良い。
前記制御部(8)は、前記第1画像が撮像された後に取得された前記第2画像に、前記撮影者の顔が含まれていたとき、前記表示画面2に前記第1画像を表示するように制御しても良い。
前記制御部(8)は、前記第2画像を用いて前記表示画面(2)と前記撮影者の顔との距離を演算し、前記距離に応じて前記表示画面2の輝度を制御しても良い。
前記撮像装置(100a)は、装置の姿勢を検出する姿勢検出部(38)を有し、
前記制御部(8)は、前記姿勢検出部(38)により検出された姿勢、及び、前記第2画像を用いて前記表示画面(2)の表示を制御しても良い。
本発明の第2の観点に係る撮像装置(100b)は、第1光学系により形成された第1画像を撮像可能な第1撮像部(12)と、
前記第1画像を表示可能な表示画面(2a)と、
前記表示画面(2a)を駆動させる駆動部(41〜44)と、
前記表示画面(2a)に対向する物体の像を形成可能な第2光学系(4a)と、
前記第2光学系(4a)により形成された第2画像を撮像する第2撮像部(4)と、
前記第2画像を用いて撮影者に関する情報を取得し、前記情報に基づいて前記駆動部(41〜44)を制御する制御部(8)とを含んでも良い。
前記制御部(8)は、前記第2画像を用いて前記撮影者の動きを検出し、前記撮影者の動きに応じて前記表示画面(2a)が駆動するように前記駆動部(41〜44)を制御しても良い。
なお、上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために、実施形態を示す図面の符号に対応付けて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの概略構成図である。 図2は、図1に示すデジタルカメラの概略背面図である。 図3は、図1に示すデジタルカメラの動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、図1に示すデジタルカメラにおいて、撮影者に関する情報を取得する例を示す図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係るデジタルカメラの概略構成図である。 図6は、図5に示すデジタルカメラの動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、撮影者とデジタルカメラの位置関係から推測される撮影者のカメラに対する操作の一例を示す図である。 図8は、本発明の第3実施形態に係るデジタルカメラの概略構成図である。 図9は、図8に示すデジタルカメラの動作の一例を示すフローチャートである。
第1実施形態
まず、図1と図2に基づき、本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ100について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルカメラ100の概略構成図である。デジタルカメラ100は、撮像素子12等が備えられるカメラ本体部200と光学部材群28等が備えられるレンズ鏡筒部300とを有する。カメラ本体部200とレンズ鏡筒部300とは、不図示のマウントを介して機械的に接続されると同時に電気的にも接続される。
カメラ本体部200の外側は、背面液晶2、撮影者向カメラ4、レリーズ釦6に加え、電源やデジタルカメラ100の設定等を設定するスイッチ類7(図2)を有する。
背面液晶2は、CPU8に制御されて、撮像素子12からの画像信号に基づくライブビューや、メモリーカード20に記憶された画像データ、撮影条件等を表示する。
撮影者向カメラ4は、撮影者に関する情報を取得するためのカメラで、背面液晶2の上部直近に設置されていて、撮影者方向を向いて撮影者に関する情報を撮影する。以下の実施例において用いられる撮影者向カメラ4としては、特に限定されないが、パンフォーカスのカメラが好ましい。撮影者向カメラ4は、不図示のCCDやCMOS等のイメージセンサや、イメージセンサに像を結像する光学系4a等を有している。光学系4aは、背面液晶2に対向する物体である撮影者の顔等の像を、撮影者向カメラ4に含まれるイメージセンサの撮像面に形成することができる。撮影者向カメラ4に含まれるイメージセンサは、光学系4aにより形成された撮影者の顔等の画像を撮像する。撮影者向カメラ4は、CPU8によって制御されて画像を撮像し、CPU8に出力する。CPU8は、撮影者向カメラ4によって撮像された画像を用いて撮影者に関する画像を取得できる。
レリーズ釦6は、撮影者によって操作される押しボタンスイッチであり、デジタルカメラ100の入力部として機能する。レリーズ釦6は、半押し操作(ファーストレリーズ操作)および全押し操作(セカンドレリーズ操作)の2段階の操作が可能となっている。レリーズ釦6は、撮影者の半押し操作に対応して、CPU8に半押し信号を出力し、撮影者の全押し操作に対応して、CPU8に全押し信号を出力する。
カメラ本体部200の内側は、CPU8、撮像素子駆動回路10、撮像素子12、画像処理回路14、画像メモリ16、画像圧縮部18、メモリーカード20、カードインターフェース22、焦点検出装置24、クイックリターンミラー26を有する。
撮像素子駆動回路10は、CPU8に制御されて、撮像素子12を駆動するための駆動信号を出力する。駆動信号は、撮像素子12における電荷の蓄積や蓄積された電荷の読み出しを制御する。
撮像素子12は、撮像素子駆動回路10からの駆動信号を受けて、画像処理回路14に画像信号を出力する。撮像素子12は、CCDやCMOS等のイメージセンサで構成され、レンズ鏡筒部300を介して撮像素子12に結像された被写体の像を光電変換して画像信号を出力する。
画像処理回路14は、撮像素子12から入力された画像信号に対して、ノイズ処理やA/D変換等を行って、画像メモリ16に出力する。
画像メモリ16は、画像信号を一時的に記憶する主記憶装置で、CPU8に制御されて画像信号を入出力する。画像メモリ16に入力された画像信号は、CPU8に制御されて、直接又は画像圧縮部18で圧縮されて、CPU8に出力される。
CPU8は、ズーミングやフォーカシング等の撮影準備動作や露光動作など、デジタルカメラ全体100の制御を行う。例えば、CPU8は、レリーズ釦6から半押し操作の入力信号があった時に、焦点検出装置24からの距離情報等に基づき、光学部材群28を適した位置に配置するように制御することで、フォーカシング制御を行う。また、レリーズ釦6から全押し操作の入力信号があった時は、クイックリターンミラー26を跳ね上げ、不図示のシャッタを開口することで、被写体の像を撮像素子12に導いて撮影する。
メモリーカード20は、カードインターフェース22を介してCPU8によって制御される。メモリーカード20は、撮影結果や撮影時の条件等を記憶する。
レンズ鏡筒部300は、被写体の像を撮像素子12に結像するための光学部材群28と、光学部材群28を駆動するための光学部材群駆動モータ30、光学部材群駆動モータ30を制御するための光学部材群制御回路32、そして、光学部材群28の位置を検出するエンコーダ34を有する。また、レンズ鏡筒部300の焦点距離や開放Fナンバー等の固有情報を有したレンズ情報回路36を有する。レンズ情報回路36は、カメラ本体部200とレンズ鏡筒部300がマウントを介して接続されることで、CPU8と接続されてレンズ鏡筒部の固有情報をCPU8に渡す。
次に図3に示すフローチャートに基づいて、第1実施形態に係るデジタルカメラ100の動作を説明する。
ステップS1でデジタルカメラ100の電源スイッチがONにされて、ステップS2で撮影者向カメラ4が起動される。
ステップS3で撮影者向カメラ4は、CPU8に制御されて、撮影者方向(図1)を撮影して、撮影者画像信号をCPU8に出力する。そして、ステップS4でCPU8は、入力された撮影者画像信号に、撮影者の顔に関する情報が含まれているか、すなわち、撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔が存在しているか否かを判断する。ここで、撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔が存在しなかった場合は、ステップS3に戻り、再び撮影者方向を撮影する。CPU8は、ステップS3とステップS4の手順を決められた時間間隔で繰り返し、撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔を検出する。
ステップS4で撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔が検出されると、ステップS5でCPU8は、背面液晶2を起動させて、撮影可能枚数や撮影条件等のデジタルカメラ100の設定に関する画像を表示させる。この時、カメラの設定に関する画像を表示させる理由としては、撮影者は、撮影を行う前に、撮影可能枚数や撮影条件等のカメラの設定に関する情報を確認したり、撮影条件等の設定を調整したりすると考えられるからである。
ステップS5で背面液晶2が起動された状態において、ステップS6でレリーズ釦6の半押し信号がCPU8に入力されると、ステップS7でCPU8は、背面液晶2に撮像素子12からの画像信号に基づくライブビューを表示させる。ステップS5でデジタルカメラ100の設定に関する画像が表示された状態で、撮影者がレリーズ釦6を半押し操作した状態は、被写体方向を撮影する準備が整って、撮影者がライブビューを見ながら撮影を行う状態にあると考えられるからである。
ここで、図3に示すフローチャートには不図示だが、ステップS4で背面液晶2が起動された後も、CPU8は、決められた時間間隔で、撮影者向カメラ4を作動させて、撮影者の顔が撮影者カメラ4の画角内に存在するか否かを検出し続ける。背面液晶2を起動してから所定の時間が経過したときに、撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔が検出されている場合は、背面液晶2への表示は継続される。また、画角内に撮影者の顔が検出されなかった場合は背面液晶2が消灯される。背面液晶2が消灯されると、ステップS3に戻り、CPU8は、撮影者向カメラ4の画角内に撮影者が検出されるのを待つ。
前述した顔の検出について、図4(A)〜(C)を用いて具体的に説明する。カメラ100で実施される顔の検出は、撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔が存在しているか否かを検出するだけでなく、さらに詳細な顔の検出を行うことができる。例えば本実施例においては、CPU8は、撮影者向カメラ4で取得した撮影者画像信号から、撮影者の顔と撮影者向カメラ4との距離関係及び位置関係を演算して、撮影者に関する情報を取得している。ここで、撮影者向カメラ4は先に述べたようにパンフォーカスのカメラであるため、撮影者の顔と撮影者向カメラ4の間の距離は、撮影者向カメラ4が取得した撮影者画像信号の全体の面積に対する被写体の面積と相関がある。したがって、本実施例においては、撮影者の顔の面積を演算することで、撮影者向カメラ4と被写体の距離を演算している。
ここで、図4(A)〜(C)において、点線の枠は、撮影者画像信号の全体の面積に対する顔の面積の大きさと顔の位置を判断する際の目安として、説明の便宜のために追記した枠である。
例えば、図4(A)において、CPU8は、撮影者画像信号に対する撮影者の顔の面積が小さすぎるため、撮影者と背面液晶2の間の距離が遠く、撮影者は背面液晶2を見ようとしていないと判断して、背面液晶2を消灯する。
例えば、図4(B)において、CPU8は、撮影者画像信号に対する撮影者の顔の面積から、撮影者と背面液晶2の間の距離は、撮影者が背面液晶2を見ようとしている距離にあると判断して背面液晶2を点灯する。
例えば、図4(C)において、CPU8は、撮影者画像信号に対する撮影者の顔の面積が大きすぎるため、撮影者と背面液晶2の間の距離が近く、撮影者はファインダを覗いている等の状況にあり、背面液晶2を見ていないと判断して、背面液晶2を消灯する。
また、図4(A)〜(C)の例には無いが、撮影者の顔の中心が、撮影者画像信号の中心からずれている場合についても、CPU8は、撮影者が背面液晶2を見ようとしていない状態にあると判断して背面液晶2を消灯する。
このように、第1実施形態のデジタルカメラ100は、撮影者向カメラ4で取得した撮影者画像信号から、撮影者向カメラ4と撮影者との距離関係及び位置関係を演算して撮影者に関する情報を取得している。そして、その撮影者に関する情報を利用して、デジタルカメラの撮影者による操作を補助することで、使用性の高いユーザインタフェースのデジタルカメラを実現している。
一方で第1実施形態のデジタルカメラ100は、撮影者の顔を検出して、背面液晶2の点灯と消灯を制御しているため、従来技術のように別物体を誤検出してしまうようなことを防止できる。従って、デジタルカメラの使用性を損ねないで、低消費電力化を実現できる。
第2実施形態
次に、図5に示す第2実施形態のデジタルカメラについて説明する。第2実施形態のデジタルカメラ100aは、カメラ本体200aに姿勢センサ38を有している点で異なる。姿勢センサ38は、デジタルカメラ100aの姿勢を検知して姿勢信号をCPU8に出力する、その他の構成については第1実施形態のデジタルカメラ100と同様のため、重複する説明を省略する。
図6に示すフローチャートを用いて第2実施形態に係るデジタルカメラ100aの動作について説明する。
ステップS11でデジタルカメラ100aの電源がONにされると、ステップS12で姿勢センサ38はデジタルカメラ100aの姿勢検出を開始して、姿勢信号をCPU8に出力する。CPU8は、ステップS12で入力された姿勢信号からデジタルカメラ100aの向きが下向きであることを検出すると、ステップS13で撮影者向カメラ4を起動する。
ステップS13で撮影者向カメラ4が起動されると、ステップS14で撮影者向カメラ4は、CPU8に制御されて撮影者方向(図5)を撮影して、撮影者画像信号をCPU8に出力する。ステップS15でCPU8は、入力された撮影者画像信号に、撮影者の顔に関する情報が含まれているか、すなわち、撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔が存在しているか否かを判断する。ここで、撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔が存在しなかった場合は、ステップS14に戻り、再び撮影者方向を撮影する。CPU8は、ステップS14とステップS15の手順を決められた時間間隔で繰り返し、撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔を検出する。
ステップS15で撮影者向カメラ4の画角内に撮影者の顔が検出されると、ステップ16でCPU8は、背面液晶2を起動する。
ここで、図7を用いて、撮影者とカメラの位置関係から推測される撮影者のカメラに対する操作について説明する。図7では、撮影者がカメラを下向きに構えて背面液晶を見ている。この体勢においては、撮影者はおおよそ、撮影の準備をしているのではなく、カメラの設定の確認か設定の調整、もしくは撮影した画像の確認をすると考えられる。
そこで、ステップ17では、デジタルカメラ100aの電源が投入されてからステップ17の時点までに撮影が行われているか否かをCPU8が判断し、当該判断に応じて撮影者が求める操作を推測している。撮影がまだ行われていない場合は、ステップ18でCPU8は、背面液晶2に設定画像を表示させる。前述したように、撮影者は撮影を行う前に、カメラの設定等を確認したり、調整したりすると考えられるからである。
また、撮影が既に行われている場合は、ステップ19でCPU8は、背面液晶2に、直前に撮影した画像を表示させる。撮影が終わった後に、背面液晶2を見る目的は、直前に撮影した画像を見るためにあると考えられるからである。
このように、第2実施形態のデジタルカメラ100aは、撮影者向カメラ4から得られる撮影者に関する情報に加えて、カメラ本体200aに備えられた姿勢センサ38から得られるデジタルカメラ100aの姿勢信号を用いて、背面液晶2の操作の簡略化を実現することで、更に使用性の高いユーザインタフェースのデジタルカメラを実現している。
第3実施形態
次に、図8(A)〜(C)に示す第3実施形態のデジタルカメラ100bについて説明する。第3実施形態のデジタルカメラ100bは、図1に示すデジタルカメラ100と比較して、背面液晶2aが可動可能なバリアングル液晶である点で異なる。CPU8は、背面液晶2aの向きを4点の背面液晶駆動部41〜44で制御する。また、本実施形態においては、撮影者向カメラ4は、第1実施形態と比較して広い範囲の撮影をする必要があるため、魚眼レンズ等の広角なレンズを有していることが好ましい。その他の構成については同一のため、重複する説明を省略する。
図9のフローチャートを用いて、本実施形態の動作を具体的に説明する。ここで、ステップS31からステップS34の撮影者を検出するまでの手順は、第1実施形態のステップS1からステップS4の手順と同一のため、重複する部分の説明を省略する。
ステップS34で撮影者の顔を検出した後、ステップS35でCPU8は、撮影者カメラ4の画角内の設定範囲に撮影者の顔があるか否かを判断する。ここで、撮影者カメラ4の画角内の設定範囲に撮影者の顔があるときとは、背面液晶2aが撮影者の顔と対向している状態である。撮影者カメラ4の画角の設定範囲に撮影者の顔がない場合は、ステップS36でCPU8は、背面液晶2aの画角の設定範囲に撮影者の顔が入るように、背面液晶駆動部41〜44を制御する。すなわち、CPU8は、背面液晶2aが撮影者の顔と対向するように制御する。
ステップS35で撮影者向カメラ4の画角内の設定範囲に撮影者の顔が入ると、ステップS37で背面液晶2aを起動させて、設定画像を表示させる。前述したように、撮影者は撮影に入る前に、カメラの設定等を確認したり、調整したりすると考えられるからである。背面液晶2aに設定画像が表示された状態において、ステップS38でレリーズ釦が半押しされると、ステップS39でCPU8は、撮影者の撮影準備が整ったと判断してライブビューを表示させる。
なお、図9に示すフローチャートには不図示だが、ステップS35で、撮影者の顔が撮影者向カメラ4の画角の設定範囲に入って背面液晶2aが点灯された後も、ステップS35とステップS36の手順を繰り返す。すなわち、CPU8は、背面液晶2aを、撮影者の顔の動きにあわせて、撮影者の顔と常に対向するように、背面液晶駆動部(41〜44)を制御する。
ここで、撮影者の動作が素早く、撮影者向カメラ4で撮影者を追従できなかった場合に備えて、デジタルカメラはデジタルカメラの動きを検出する動きセンサを備えていても良い。動きセンサは加速度センサやジャイロ等で構成され、人間の動作に対して十分応答する応答速度を持つ。CPU8は、撮影者向カメラ4が撮影者を見失った場合は、この動きを検出する動きセンサの出力を利用して、カメラの向きを制御しても良い。
また、本実施形態においては、背面液晶2aを可動させるために4本の駆動部を示したが、駆動部の数には特にこだわらない。また、駆動部としては、ロボットアームのように、可動範囲がより自由なものであっても良い。
また、本実施形態においては、撮影者向カメラについて、広い視野角を持たせるために魚眼レンズを有したカメラを選択したが、例えば、ミラーを有するなどして構成した全方位を撮影できるカメラであっても良い。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、撮影者の顔と背面液晶との間の距離に応じて背面液晶の輝度を調整しても良い。撮影者の顔と背面液晶との間の距離に応じて背面液晶の輝度を調整することによって、例えば、撮影者の顔が背面液晶から離れている場合でも、撮影者は好適に背面液晶の表示内容を認識できる。
また例えば、CPUは、撮影者向カメラを連続的に動作させて動画を取得して撮影者に関する情報を取得しても良い。
また例えば、撮影者向カメラで撮影する撮影者に関する情報とは、撮影者の顔全体に関する情報に限定されず、目の間の距離等の他の特徴点や、指や腕の位置、顔や視線の向き、更にはこれらの動作に関する情報を含んでも良い。すなわち、CPU8(図1等)は、撮影者向カメラ4で撮像された撮影者の指や腕の画像から、撮影者が求める操作を推測し、背面液晶2の表示を変更してもよい。例えば、CPU8(図1等)は、撮影者の指の位置に関する情報を取得し、背面液晶2に表示される画像の一部を拡大等してもよい。
また例えば、ユーザを補助する機能としては、上記に限定されず、撮影者用カメラで取得した撮影者に関する情報を利用してさまざまな機能を提供できる。例えば、被写体を撮影した後に、撮影者が背面液晶を覗きこんだことを検出した時は、撮影した画像を表示すると共に、フォーカスを合わせた箇所をズームアップしたり、撮影条件を表示しても良い。
また例えば、あらかじめ、撮影者に関する情報を登録しておいて、新しく取得した撮影者に関する情報と比較しても良い。例えば、上述の実施例において顔情報を登録しておくことで、撮影者以外の人を検出してしまうような誤検知の可能性が除かれる。また、本人確認が可能になるため盗難防止の効果も期待できる。更に、顔の特徴を比較できるため、顔の横向き検知が可能になる上、撮影者の顔の大きさを特定できるため、撮影者と背面液晶の距離演算が高精度に行えるようになる。
また例えば、上述した実施例において、撮影者の顔と撮影者向カメラとの間の距離の演算において、撮影者画像信号に対する撮影者の顔の面積を利用して距離を演算していたが、距離の検出においては専用の距離センサを用いても良い。
また例えば、上述した実施例において、背面液晶の上方直近に撮影者向カメラが設置されているが、撮影者向カメラの設置位置にはこれに限定されず、撮影者を撮影できるような位置に設置されていれば良い。
また例えば、本発明に係る撮影装置は、上述のデジタルカメラに限らず、その他のスチルカメラやビデオカメラのような光学機器全体を意味する。
2、2a…表示画面
4…第2撮像部
4a…第2光学系
7…操作部
8…制御部
12…第1撮像部
38…姿勢検出部
41〜44…駆動部
100、100a、100b…撮像装置

Claims (4)

  1. 1撮像部と、
    前記第1撮像部により撮像された画像を表示可能な表示画面と、
    前記表示画面に対向する物体の画像を撮像する第2撮像部と、
    撮影者が操作可能な操作部と、
    前記第2撮像部で撮像された画像に前記撮影者の顔が存在することを検出したときに、前記表示画面を点灯させて撮影の設定に関する情報を表示し、前記表示画面が点灯している状態において前記操作部が操作されたら前記第1撮像部により撮像される画像に基づくライブビューを前記表示画面に表示する制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載された撮像装置であって、
    前記表示画面が点灯している状態において、前記制御部は、所定の時間間隔で前記第2撮像部での撮影を行って、当該第2撮像部で撮像された画像に前記撮影者の顔が存在するか否かを検出し続けることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項に記載された撮像装置であって、
    前記制御部は、前記第2撮像部で撮像された画像に前記撮影者の顔が存在しないことを検出したら、前記表示画面を消灯することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載された撮像装置であって、
    前記第2撮像部は、パンフォーカスのカメラであることを特徴とする撮像装置。
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