JP5504687B2 - 苗移植機 - Google Patents
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Description
すなわち、請求項1に係る発明は、苗の端部を受ける苗受枠(81)と、該苗受枠(81)に備える苗取出口(78)と、苗受枠(81)の上側で該苗受枠(81)に沿って左右移動して苗を前記苗取出口(78)に供給する苗載台(80)と、苗載台(80)の左右移動端で該苗載台(80)上の苗を苗受枠(81)側へ移送する苗移送装置(79)と、該苗移送装置(79)による苗の移送量を変更する苗移送量変更装置(135)と、苗取出口(78)に供給された苗を植付ける苗植付装置(37)とを設けた苗植付部(4)を備えた苗移植機において、苗取出口(78)の位置を変更することにより苗植付装置(37)が取る苗の量を変更する苗取り量変更装置(201)を設け、該苗取り量変更装置(201)による苗取り量の変更に連動して苗移送装置(79)による苗の移送量が変更され、苗取り量が多いほど苗取り量の増加に対する苗の移送量の増加が小さくなる構成とし、苗載台(80)上の苗の移動量を検出する苗移動量センサ(137)を苗移送装置(79)近傍に設け、苗移送量変更装置(135)を支持すると共に苗移動量センサ(137)の防護プレートとなる支持フレーム(139)を苗載台(80)の裏側に設けた苗移植機苗移植機である。
請求項2に係る発明は、苗植付部(4)はエンジン(13)と前輪(6)及び後輪(7)とエンジンからの動力を変速して前輪(6)及び後輪(7)に伝達する前後進無段変速装置(15)とを備えた走行車体(2)の後側に昇降可能に装着され、前後進無段変速装置(15)を操作する変速レバー(203)及び副変速レバー(205)と、変速レバー(203)の操作位置を検出する前後進変速レバーセンサ(203a)と、副変速レバー(205)の操作位置を検出する副変速レバーセンサ(205a)と、前後進変速レバーセンサ(203a)から検出される変速レバー(203)の操作位置が高速域であるときは、苗植付部(4)の上下高さが所定高さになるまで苗植付部(4)を下降させ、苗植付部(4)の上下高さが所定高さまで下降すると苗植付部(4)の昇降を固定させる機能と副変速レバーセンサ(205a)で検出される副変速レバー(205)の操作位置が路上走行用の走行速度の速い移動速に設定され、且つ変速レバー(203)の操作により走行速度が減速されるときは、苗植付部(4)を現状の高さから所定量だけ下降させる機能を有する制御装置(200)とを設けた請求項1記載の苗移植機である。
請求項3に係る発明は、苗植付部(4)は前輪(6)及び後輪(7)を備えた走行車体(2)に昇降可能に装着され、苗植付部(4)を該走行車体(2)に対して昇降させるエアシリンダ(76)と、前輪(6)を操向操作する操向ハンドル(23)と、操向ハンドル(23)の切れ角を検出するハンドル切れ角センサ(23a)と、該ハンドル切れ角センサ(23a)により検出される操向ハンドル(23)の切れ角が所定角度以上になるとエアシリンダ(76)のエア圧を高くする機能を有する制御装置(200)とを設けた請求項1記載の苗移植機である。
また、苗移動量センサ(137)により苗移送装置(79)による苗の移動量を検出できる。更に、支持フレーム(139)は苗移送量変更装置(135)を支持するだけではなく、苗移動量センサ(137)の防護プレートとすることができる。
請求項2記載の苗移植機によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、変速レバー(203)の高速域での加減速等により機体の前後傾斜姿勢が激しく変化しても、苗植付部(4)を確実に接地させることができるので、苗植付部(4)が圃場面から離れて浮き苗が発生することが防止されると共に、機体が苗植付部(4)に安定して支持される。また、副変速レバー(205)の操作位置が速い移動速に設定され、且つ変速レバー(203)の操作により走行速度が減速されるときは、走行車体(2)後側の苗植付部(4)を下降させることにより、減速時に機体が前下がり姿勢になることが抑えられるので、機体の前後バランスを良好に維持することができる。
請求項3記載の苗移植機によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、操向ハンドル(23)を旋回操作すると、エアシリンダ(76)のエア圧が上昇することにより、苗移植機の旋回時に苗植付部(4)が上下方向に揺動することが防止され、オペレータの操作環境が向上する。
図1及び図2は、6条植えの施肥装置付きの乗用型の田植機1を示すものであり、この乗用型の田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4が昇降可能に装着され、走行車体2の後部上側に施肥装置5の本体部分が設けられている。
すなわち、伝動ケース77の左右両側からそれぞれ突出して回転駆動する駆動側アーム88が設けられている。なお、伝動ケース77の右側の駆動側アーム88は、リードカム軸82を介して回転駆動する。また、苗送り駆動軸86の上側には左右方向の中継軸89が各2条毎に設けられ、それに従動側アーム90が取り付けられている。中継軸89と苗送り駆動軸86とは、各々第一アーム91並びに第二アーム92及びリンク93とからなるリンク機構94により伝動連結されている。
苗の移動量={360度-苗送り作動前の角度値}+{苗送り作動後の角度値-0度} (1)
により、角度値を検出するだけの簡単なセンサポテンショメータで、苗の移動量を検出できる。
すなわち、センタフロート100の前後にはそれぞれ前部アーム231と後部アーム218が回動自在に取り付けられており、後部アーム218の先端にはギヤ216aを備えたアーム216が固着している。該アーム216のギヤ216aは植付深さモータ207の駆動力で回転するギヤ214と噛合している。
こうして、機体旋回時に苗植付部4が上下に揺れるのを防ぎ、オペレータの操作環境を向上させ、ひいては、機体の転倒を防止できる。
3 昇降リンク装置 4 苗植付部
5 施肥装置 6 前輪
7 後輪 8 ミッションケース
9 前輪ファイナルケース
10 メインフレーム 12 後輪ギヤケース
13 エンジン 14 ベルト伝動装置
15 前後進無段変速装置
17 取出伝動軸 18 植付クラッチケース
19 植付伝動軸 20 エンジンカバー
21 座席 22 フロントカバー
23 ハンドル 23a ハンドル切れ角センサ
26 フロアステップ 27 予備苗載台
37 苗植付装置 37a 苗植付具
63 肥料繰出部粉粒体繰出部
70 上リンク 71 下リンク
72 リンクベースフレーム
73 縦リンク 74 連結軸
76 昇降エアシリンダ
77 伝動ケース 77a 苗送り伝動部
78 苗取出口 79 苗送りベルト
80 苗載台 80a 仕切り壁部
80b 苗載部 81 横枠(苗受枠)
82a リードカム 82 リードカム軸
84 駆動ローラ 85 従動ローラ
86 苗送り駆動軸 87 ラチェット機構
88 駆動側アーム 89 中継軸
90 従動側アーム 91 第一アーム
92 第二アーム 93 リンク
94 リンク機構 100 センターフロート
101 サイドフロート
110 肥料貯留タンク粉粒体貯留タンク
111 肥料移送ホース粉粒体移送ホース
112 施肥ガイド 113 作溝体
114 モータ 115 ブロア
116 エアチャンバ 117 覆土板
120 上側左右移動用案内部材
121 下側左右移動用案内部材
122 支持ローラ 123 苗載台支持フレーム
130 苗押え具 131 移動端センサ
132 クラッチワイヤ 133 畦クラッチレバー
135 苗移送量変更モータ
135a ピニオン 136 苗減少センサ
137 苗移動量センサ
138 スプリング 139 モータ支持フレーム
140 苗量センサ 141 扇形ギヤ
142 連結ロッド 143 苗送り規制アーム
143a 苗送り規制アーム長孔
144 中央苗送り規制アーム
146 センサ取付アーム
170a 支持フレーム
170b 支持フレーム
171 レバーガイド 171a 長穴
174 植付深さ調節ダイヤル
200 制御装置
201 苗取り量調節レバー(苗取り量変更装置)
202 苗取り量調節レバー位置センサ
203 変速レバー 203a 変速レバーセンサ
204 昇降リンクセンサ
205 副変速レバー
205a 副変速レバーセンサ
206 油圧昇降バルブ
207 植付深さモータ
208 電磁絞り弁 210 レバー軸
211 アーム 213 スライダ
214 ギヤ 216 アーム
216 ギヤ 218 後部アーム
219 ねじ付きアーム
221 上側リンク 222 下側リンク
220 小ロッド 223 大ロッド
224 フロート迎角センサ
225 支持アーム 226 スプリング
227 アーム 228 揺動アーム
229 取付板 230 ケーブル
231 前部アーム
Claims (3)
- 苗の端部を受ける苗受枠(81)と、該苗受枠(81)に備える苗取出口(78)と、苗受枠(81)の上側で該苗受枠(81)に沿って左右移動して苗を前記苗取出口(78)に供給する苗載台(80)と、苗載台(80)の左右移動端で該苗載台(80)上の苗を苗受枠(81)側へ移送する苗移送装置(79)と、該苗移送装置(79)による苗の移送量を変更する苗移送量変更装置(135)と、苗取出口(78)に供給された苗を植付ける苗植付装置(37)とを設けた苗植付部(4)を備えた苗移植機において、
苗取出口(78)の位置を変更することにより苗植付装置(37)が取る苗の量を変更する苗取り量変更装置(201)を設け、該苗取り量変更装置(201)による苗取り量の変更に連動して苗移送装置(79)による苗の移送量が変更され、苗取り量が多いほど苗取り量の増加に対する苗の移送量の増加が小さくなる構成とし、
苗載台(80)上の苗の移動量を検出する苗移動量センサ(137)を苗移送装置(79)近傍に設け、
苗移送量変更装置(135)を支持すると共に苗移動量センサ(137)の防護プレートとなる支持フレーム(139)を苗載台(80)の裏側に設けたことを特徴とする苗移植機。 - 苗植付部(4)はエンジン(13)と前輪(6)及び後輪(7)とエンジンからの動力を変速して前輪(6)及び後輪(7)に伝達する前後進無段変速装置(15)とを備えた走行車体(2)の後側に昇降可能に装着され、
前後進無段変速装置(15)を操作する変速レバー(203)及び副変速レバー(205)と、
変速レバー(203)の操作位置を検出する前後進変速レバーセンサ(203a)と、
副変速レバー(205)の操作位置を検出する副変速レバーセンサ(205a)と、
前後進変速レバーセンサ(203a)から検出される変速レバー(203)の操作位置が高速域であるときは、苗植付部(4)の上下高さが所定高さになるまで苗植付部(4)を下降させ、苗植付部(4)の上下高さが所定高さまで下降すると苗植付部(4)の昇降を固定させる機能と副変速レバーセンサ(205a)で検出される副変速レバー(205)の操作位置が路上走行用の走行速度の速い移動速に設定され、且つ変速レバー(203)の操作により走行速度が減速されるときは、苗植付部(4)を現状の高さから所定量だけ下降させる機能を有する制御装置(200)と
を設けたことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。 - 苗植付部(4)は前輪(6)及び後輪(7)を備えた走行車体(2)に昇降可能に装着され、
苗植付部(4)を該走行車体(2)に対して昇降させるエアシリンダ(76)と、
前輪(6)を操向操作する操向ハンドル(23)と、
操向ハンドル(23)の切れ角を検出するハンドル切れ角センサ(23a)と、
該ハンドル切れ角センサ(23a)により検出される操向ハンドル(23)の切れ角が所定角度以上になるとエアシリンダ(76)のエア圧を高くする機能を有する制御装置(200)と
を設けたことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。
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