JP5503803B2 - ダンプトラック - Google Patents

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Description

本発明は、車体フレーム上に配置され、運搬対象物を積載し、一対の側板を含む積載部と、積載部に連設されて運転室の上方に配置される天板とを有する起伏可能な荷台を備えたダンプトラックに関する。
図6は従来のダンプトラックを示す側面図である。このダンプトラックは、左右一対の前輪1、及び左右一対の後輪2と、これらの前輪1及び後輪2が取り付けられる車体フレーム3とを備えている。車体フレーム3上の前側位置には運転室4が設けられ、車体フレーム3上の運転室4よりも後側位置には荷台5が設けられている。この荷台5は、荷台フレーム6上に配置される図示しない底板と、この底板に接続される前板8と、これらの底板及び前板8に接続される一対の側板9とによって形成され運搬対象物を積載する積載部と、この積載部の前板8に接続され、運転室4を覆うように運転室4の上方に配置される天板10とを備えている。荷台5の周囲には、図示しない底板、前板8、及び一対の側板9の外側部分に配置され、該当する板を補強する複数の補強部材が設けられている。例えば、同図6に示すように、側板9のそれぞれの外側部分には、水平方向に延設される補強部材12,13が設けられている。補強部材13は、荷台5の側板9のそれぞれの最上部の外側部分に設けてあり、これらの補強部材13の高さ位置は、荷台5が許容積載質量の関係から積載部の容量の制約を受けることに伴って、天板10の上面部16の高さ位置よりも低く設定されている。また、上端が荷台5に連結され、下端が車体フレーム3に連結されて、荷台5を起伏させる左右一対の油圧シリンダ11が設けられている。
荷台5への運搬対象物の積み込みは、積み込み作業機例えば油圧ショベルによって行なわれる。すなわち、油圧ショベルのバケットによって運搬対象物が荷台5の積載部に多量に投入され、通常は、積載部の最上部よりも上方まで運搬対象物を山盛りに積込むことが行なわれている。そのため、運搬対象物の積み込み時や運搬走行中に積載部に収納された運搬対象物が崩れるなどして四方に荷こぼれすることがある。上述した天板10は、このような荷こぼれを生じた場合に、運転室4等に運搬対象物が覆い被さらないように運転室4等を保護している。
なお、運搬走行中の加速時には、後方に加速度がかかるために、一般に後方へ荷こぼれする虞がある。したがって、荷台5の積載部への運搬対象物の積み込みに際しては、このような後方への荷こぼれを少なくするために、運搬対象物が荷台5の積載部の前側位置に積み込まれる傾向にある。しかし、このように積載部の前側位置に運搬対象物が積み込まれると、現実には両側板9側からの荷こぼれを招きやすい。この図6に示した従来技術に相当するダンプトラックは、例えば特許文献1に開示されている。
また、昨今、運搬対象物が低密度運搬対象物である場合には、荷台の積載部に運搬対象物を山積みしても許容積載質量に満たないことから、この種の低密度運搬対象物を運搬するダンプトラックにあっては、大容量型の荷台とすることが要望されていた。そして、この要望に応えて許容積載容量を増やすために、両側板それぞれの最上部を、前板の最上部と同じ高さ位置まで水平に立ち上げた大容量型の荷台を有するダンプトラックも従来提案されている。
米国特許出願公開第2004/0036245号明細書
上述した図6に示す従来技術、あるいは特許文献1に開示された従来技術にあっては、荷台5の両側板9の最上部のそれぞれの位置が、前板8の最上部の位置、すなわち天板10と前板8との接続部の位置よりも低く設定されていることから、上述のように両側板9側からの荷こぼれを生じる懸念がある。これに対して上述したように、両側板のそれぞれを前板の最上部と同じ高さ位置まで水平に立ち上げた大容量型の荷台を有する従来のダンプトラックでは、許容積載容量を増量できるのでこのような両側板部分からの荷こぼれを防ぐことができる。しかしながら、荷台を大容量に形成したことに伴って両側板の質量が増加する。これに伴って許容積載質量の減量を招き、運搬効率が低下しやすい別の問題を生じる。また、この大容量型の荷台を有する従来のダンプトラックにあっては、両側板の最上部の高さ位置が高いことから、油圧ショベル等の積み込み作業機による運搬対象物の積み込み作業時に、積み込み作業機が荷台の両側板と干渉しないように頻繁に注意しなければならず、積み込み作業機の動作に制約を受けやすい。このために、積み込み作業効率が低下しやすい問題もある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、側板部分からの運搬対象物の荷こぼれを抑えながらも許容積載質量を大きく確保できるダンプトラックを提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、車体フレームと、この車体フレーム上の前側位置に設けられる運転室と、上記車体フレームの上記運転室よりも後側位置に設けられ、起伏可能な荷台とを備え、上記荷台が、底板と前板と一対の側板とによって形成され、運搬対象物を積載する積載部と、この積載部の上記前板に接続され、上記運転室の上方に配置される天板とを有するダンプトラックにおいて、上記荷台の上記積載部に含まれる上記一対の側板それぞれの最上部の前端部を、上記天板と同じ高さ位置または略同じ高さ位置に設定し、前記荷台を前記車体フレーム上に着座した状態において、上記側板それぞれの最上部の後端部を、上記前端部よりも低い高さ位置に設定し、上記一対の側板それぞれの最上部の形状を後下がりの傾斜形状を含む形状に形成し、上記一対の側板それぞれの上記最上部の外側部分に、上記最上部の延設方向の全域に沿って伸び、上記対応する側板それぞれを補強する補強部材を設け、上記天板の両側部それぞれの外側部分に、上記天板を補強する補強部材を設け、上記側板それぞれの補強部材と、上記天板の対応する側に配置される補強部材とを接続し、上記側板それぞれの上記最上部が、上記天板の上面部と同じ高さ位置または略同じ高さ位置において水平方向に延設される水平部と、この水平部に連設され、前記荷台を前記車体フレーム上に着座した状態で後下がりの傾斜形状に形成される傾斜部とを有し、上記側板それぞれの補強部材が、上記天板の対応する側に配置された補強部材に接続され、上記側板それぞれの上記最上部の上記水平部に沿って水平方向に延設される水平部材と、この水平部材に接続され、上記側板それぞれの上記最上部の上記傾斜部に沿って後下がりの傾斜形状に形成される傾斜部材とから成り、上記側板それぞれの上記水平部と上記傾斜部との連設位置、及び上記側板を補強する上記補強部材それぞれの上記水平部材と上記傾斜部材との接続部の位置を、上記積載部の前後方向における中央位置よりも前側の位置に設定したことを特徴としているダンプトラックを提供する。
このように構成した本発明は、荷台に設けられる積載部を形成する一対の側板の最上部の形状を、後下がりの傾斜形状を含む形状に形成するものの、側板それぞれの最上部の前端部を天板と同じ高さ位置または略同じ高さ位置に設定したことから、天板側に位置する積載部の前側位置の側板部分は比較的高さ寸法が大きい。積載部への運搬対象物の積み込みに際しては、上述したように積載部の前側位置に積み込まれる傾向にあるが、上述のように本発明は積載部の前側位置の側板部分の高さ寸法が比較的高いことから、このように積載部の前側位置に運搬対象物が多量に積み込まれた場合でも、積載部の前側部分を形成する側板部分のそれぞれから運搬対象物が荷こぼれすることを抑えることができる。
また、側板それぞれの最上部の後端部を前端部よりも低い高さ位置に設定して、側板それぞれを後下がりの傾斜形状を含む形状に形成してあることから、側板の全体を最上部が天板と例えば同じ高さとなるように水平に立ち上げた形状とする場合に比べて、側板それぞれの質量を低減させることができる。これに伴って、積載部の許容積載質量を大きく確保することができる。すなわち、本発明は、比較的大きな許容積載容量を確保して側板部分からの運搬対象物の荷こぼれを抑えながらも、許容積載質量を大きく確保することができる。
さらに本発明は、上述のように側板それぞれの最上部の後端部を前端部よりも低い高さ位置に設定して、側板それぞれを後下がりの傾斜形状を含む形状に形成してあることから、側板の後端部付近の高さ寸法が低い。したがって、積み込み作業機による運搬対象物の積み込み作業時に、積み込み作業機が側板のそれぞれと干渉する虞が少なくなり、積み込み作業機の積み込み動作に対する制約を緩和させることができる。
また本発明は、一対の側板それぞれの最上部の外側部分に側板それぞれの延設方向の全域にわたって伸びる補強部材を設けたことから、側板の最上部の剛性が高められ、積載部に運搬対象物が投入された際等の運搬対象物の側板それぞれへの衝合による最上部を含む側板それぞれの変形の発生を防ぐことができる。
さらに本発明は、天板の両側部を補強する補強部材を設けたことから、天板の両側部の剛性が高められている。また、天板の補強部材と、側板それぞれの対応する位置にある補強部材とを接続したことから、天板と前板との接続部の剛性が高められている。これにより、天板と前板との接続部を補強する補強部材を削減することができる。
また本発明は、天板側に配置される側板のそれぞれの水平部、及びこれらの水平部を補強する補強部材の水平部材のそれぞれによって、積載部の前側位置における許容積載容量をさらに大きくすることができ、この積載部の前側部分を形成する側板部分からの運搬対象物の荷こぼれを防ぐことができる。
さらに本発明は、側板それぞれの水平部と傾斜部との連設位置、及び側板を補強する補強部材それぞれの水平部材と傾斜部材の接続部の位置を、積載部の前後方向における中央位置よりも前側の位置に設定したことから、積載部の前側部分に配置される側板の水平部それぞれの高さ位置、及び側板の補強部材の水平部材それぞれの高さ位置が比較的高くなり、積載部の運搬対象物の積み込み作業に際して、積載部の前側部分に多量に運搬対象物を積み込むことができる。また、積載部の後側部分に配置される側板の傾斜部それぞれの高さ位置、及び側板の補強部材の傾斜部材それぞれの高さ位置を比較的低くすることができ、側板の傾斜部のそれぞれの質量を低減できるとともに、積み込み作業機による積み込み作業時における積載部の後側部分と積み込み作業機との干渉を少なくすることができる。すなわち、側板の水平部のそれぞれ、及び側板を補強する補強部材の水平部材のそれぞれを、水平部と傾斜部の連設位置、及び水平部材と傾斜部材の接続位置よりも前側に設けることによって、大きな許容積載容量を確保できるとともに大きな許容積載質量を確保でき、許容積載容量と許容積載質量との良好なバランスを確保することができる。
本発明は、荷台の積載部に含まれる一対の側板それぞれの最上部の前端部を、天板と同じ高さ位置または略同じ高さ位置に設定し、側板それぞれの最上部の後端部を、前端部よりも低い高さ位置に設定し、一対の側板それぞれの最上部の形状を後下がりの傾斜形状を含む形状に形成したことから、天板側の側板それぞれの高さ寸法を比較的高くすることができ、側板部分からの運搬対象物の荷こぼれを抑えながらも許容積載質量を大きく確保できる。これにより、当該ダンプトラックの走行による運搬効率を従来に比べて向上させることができる。また、上述のように側板それぞれを傾斜形状を含む形状に形成し、側板それぞれの後端部の高さ寸法を比較的低くすることができるので、積載部への運搬対象物の積み込み作業時における積み込み作業機の積み込み動作に対する制約を従来よりも緩和させることができる。これにより、積み込み作業能率を従来に比べて向上させることができる。
本発明に係るダンプトラックの第1実施形態を示す側面図である。 図1に示す第1実施形態に係るダンプトラックの正面図である。 本発明の第2実施形態を示す側面図である。 本発明の第3実施形態を示す側面図である。 本発明の第4実施形態を示す側面図である。 従来のダンプトラックを示す側面図である。
以下、本発明に係るダンプトラックの実施の形態を図に基づいて説明する。
本発明の第1実施形態に係るダンプトラックも、上述した図6に示したダンプトラックと同様に、図1,2に示すように、左右一対の前輪1、及び左右一対の後輪2と、これらの前輪1及び後輪2が取り付けられる車体フレーム3とを備えている。車体フレーム3上の前側位置には運転室4が設けられ、車体フレーム3上の運転室4よりも後側位置には荷台5を備えている。この荷台5は、荷台フレーム6上に配置される図示しない底板と、この底板に接続される前板8と、これらの底板及び前板8に接続される一対の側板9とによって形成され、土石等の運搬対象物を積載する積載部と、この積載部の前板8に接続され、運転室4を覆うように運転室4の上方に配置される天板10とを備えている。この天板10は両側部に補強部材19を備えている。荷台5の周囲にも、図示しない底板、前板8、及び一対の側板9の外側部分に配置され、該当する板を補強する複数の補強部材を設けてある。例えば、同図1に示すように、側板9のそれぞれの外側部分には、水平方向に延設される補強部材12,13を設けてある。また、上端が荷台5に連結され、下端が車体フレーム3に連結されて、荷台5を起伏させる左右一対の油圧シリンダ11を設けてある。
この第1実施形態に係るダンプトラックは、図1に示すように、荷台5の積載部に含まれる一対の側板9それぞれの最上部14の前端部15を、天板10と同じ高さ位置または略同じ高さ位置に設定して天板10の上面部16の後端部17に溶接してある。また、側板9それぞれの最上部14の後端部18を、前端部15よりも低い高さ位置に設定してある。そして、側板9それぞれの最上部14の形状の全体を、前端部15から後端部18に向かって後下がりの傾斜形状に形成してある。
このように構成した第1実施形態は、荷台5に設けられる積載部を形成する一対の側板9の最上部14の形状の全体を、後下がりの傾斜形状に形成するものの、側板9それぞれの最上部14の前端部15を天板10の上面部16と同じ高さ位置または略同じ高さ位置に設定したことから、天板10側に位置する積載部の前側位置の側板9部分は比較的高さ位置を高くすることができる。積載部への運搬対象物の積み込みに際しては、上述したように積載部の前側位置に積み込まれる傾向にあるが、この第1実施形態は、積載部の前側位置の側板9部分の高さ寸法が比較的高いことから、このように積載部の前側位置に運搬対象物が多量に積込まれた場合でも、積載部の前側部分を形成する側板9部分のそれぞれから運搬対象物が荷こぼれすることを抑えることができる。
また、側板9それぞれの最上部14の後端部18を前端部15よりも低い高さ位置に設定して、側板9それぞれの全体を後下がりの傾斜形状に形成してあることから、側板9それぞれの質量を低減して積載部の許容積載質量を大きく確保することができる。すなわち、この第1実施形態によれば、比較的大きな許容積載容量を確保して側板9部分からの運搬対象物の荷こぼれを抑えながらも、許容積載質量が大きく確保されている。これにより、この第1実施形態に係るダンプトラックの走行による運搬効率を向上させることができる。
また、上述のように側板9それぞれの最上部14の後端部18を前端部15よりも低い高さ位置に設定して、側板9それぞれの全体を後下がりの傾斜形状に形成してあることから、側板9の後端部18付近の高さ寸法が低くなっている。したがって、油圧ショベル等の積み込み作業機による運搬対象物の積み込み作業時に、積み込み作業機が側板9のそれぞれと干渉する虞が少なくなり、積み込み作業機の積み込み動作に対する制約を緩和させることができる。これにより、積み込み作業能率を向上させることができる。
図3に示す第2実施形態に係るダンプトラックは、一対の側板9それぞれの最上部14の外側部分に、最上部14の延設方向の全域に沿って伸び、対応する側板9それぞれを補強する補強部材20を設けてある。この補強部材20は、側板9それぞれの傾斜形状に応じて全体を傾斜形状に設けてある。また、この第2実施形態は、天板10の両側部それぞれの外側部分において、天板10の補強部材19の後端部22と、側板9それぞれの対応する位置にある補強部材20の前端部21とを溶接して接続した構成にしてある。その他の構成は上述した第1実施形態と同等である。
このように構成した第2実施形態によれば、上述した第1実施形態と同等の作用効果が得られる他に、側板9それぞれの最上部14の外側部分に側板9それぞれの延設方向の全域にわたって伸びる補強部材20を設けたことから、側板9それぞれの最上部14の剛性を高めることができる。したがって、積載部に運搬対象物が投入された際等の運搬対象物の側板9それぞれへの衝合による最上部14を含む側板9それぞれの変形の発生を防ぐことができる。これにより、荷台5は、高い信頼性と堅牢さを備えている。
また、天板10の両側部を補強する補強部材19を設けたことから、天板10の両側部の剛性を高めることができ、荷台5に高い信頼性を付与することに貢献する。また、天板10の補強部材19と、側板9それぞれの対応する位置にある補強部材20とを接続したことから、天板10と前板8との接続部の剛性を高めることができる。これにより、天板10と前板8との接続部を補強するために必要とされる補強部材を削減することができ、荷台5の質量の低減に貢献する。
図4に示す第3実施形態は、側板9それぞれの最上部14が、天板10の上面部16と同じ高さ位置または略同じ高さ位置において水平方向に、例えば積載部の前後方向における中央位置29より前側の位置であって、積載部の前端部分と中央位置29との略中央部分まで延設される水平部14aと、この水平部14aに連設され、後下がりの傾斜形状に形成される傾斜部14bとを有している。また、側板9それぞれの補強部材23が、天板10の両側部を補強する補強部材19の後端部17に溶接によって前端部26が接続され、側板9それぞれの最上部14の水平部14aに沿って水平方向に延設される水平部材24と、この水平部材24の後端部27に溶接によって前端部28が接続され、側板9それぞれの最上部14の傾斜部14bに沿って後下がりの傾斜形状に形成される傾斜部材25とから成っている。その他の構成は上述した第2実施形態と同等である。
また、図5に示す第4実施形態も、第3実施形態と同様に、側板9それぞれの最上部14が、天板10の上面部16と同じ高さ位置または略同じ高さ位置において水平方向に、例えば積載部の前後方向における中央位置29付近まで延設される水平部14aと、この水平部14aに連設され、後下がりの傾斜形状に形成される傾斜部14bとを有している。また、側板9それぞれの補強部材30が、天板10の両側部を補強する補強部材19の後端部17に溶接によって前端部33が接続され、側板9それぞれの最上部14の水平部14aに沿って水平方向に延設される水平部材31と、この水平部材31の後端部34に溶接によって前端部35が接続され、側板9それぞれの最上部14の傾斜部14bに沿って後下がりの傾斜形状に形成される傾斜部材32とから成っている。その他の構成は上述した第2実施形態と同等である。
これらの第3,第4実施形態によれば、第2実施形態におけるのと同等の作用効果が得られる他、側板9それぞれの水平部14aと傾斜部14bとの連設位置、及び側板9を補強する補強部材23,30それぞれの水平部材24,31と傾斜部材25,32の対応する接続部の位置を、積載部の前後方向における中央位置29よりも前側の位置に設定したことから、積載部の前側部分に配置される側板9の水平部14aそれぞれの高さ位置、及び側板9の補強部材23,30の水平部材24,31それぞれの高さ位置が比較的高くなり、積載部の運搬対象物の積み込み作業に際して、積載部の前側部分に多量の運搬対象物を荷こぼれの発生を抑えながら積込むことができる。また、積載部の後側部分に配置される側板9の傾斜部14bそれぞれの高さ位置、及び側板9の補強部材23,30の傾斜部材25,32それぞれの高さ位置が比較的低くなり、側板9の傾斜部14bのそれぞれの質量が低減されるとともに、積み込み作業機による積み込み作業時における積載部の後側部分と積み込み作業機との干渉を少なくすることができる。すなわち、側板9の水平部14aのそれぞれ、及び側板9を補強する補強部材23,30の水平部材24,31のそれぞれを、水平部14aと傾斜部14bの連設位置、及び水平部材24,31と傾斜部材25,32の接続位置よりも前側に設けることによって、大きな許容積載容量を確保できるとともに大きな許容積載質量を確保できる。これにより、許容積載容量と許容積載質量との良好なバランスを確保することができる。
5 荷台
9 側板
10 天板
14 最上部
14a 水平部
14b 傾斜部
15 前端部
16 上面部
17 後端部
18 後端部
19 補強部材
20 補強部材
21 前端部
22 後端部
23 補強部材
24 水平部材
25 傾斜部材
26 前端部
27 後端部
28 前端部
29 中央位置
30 補強部材
31 水平部材
32 傾斜部材
33 前端部
34 後端部
35 前端部

Claims (1)

  1. 車体フレームと、この車体フレーム上の前側位置に設けられる運転室と、上記車体フレームの上記運転室よりも後側位置に設けられ、起伏可能な荷台とを備え、
    上記荷台が、底板と前板と一対の側板とによって形成され、運搬対象物を積載する積載部と、この積載部の上記前板に接続され、上記運転室の上方に配置される天板とを有するダンプトラックにおいて、
    上記荷台の上記積載部に含まれる上記一対の側板それぞれの最上部の前端部を、上記天板と同じ高さ位置または略同じ高さ位置に設定し、前記荷台を前記車体フレーム上に着座した状態において、上記側板それぞれの最上部の後端部を、上記前端部よりも低い高さ位置に設定し、上記一対の側板それぞれの最上部の形状を後下がりの傾斜形状を含む形状に形成し、
    上記一対の側板それぞれの上記最上部の外側部分に、上記最上部の延設方向の全域に沿って伸び、上記対応する側板それぞれを補強する補強部材を設け、
    上記天板の両側部それぞれの外側部分に、上記天板を補強する補強部材を設け、上記側板それぞれの補強部材と、上記天板の対応する側に配置される補強部材とを接続し、
    上記側板それぞれの上記最上部が、上記天板の上面部と同じ高さ位置または略同じ高さ位置において水平方向に延設される水平部と、この水平部に連設され、前記荷台を前記車体フレーム上に着座した状態で後下がりの傾斜形状に形成される傾斜部とを有し、
    上記側板それぞれの補強部材が、上記天板の対応する側に配置された補強部材に接続され、上記側板それぞれの上記最上部の上記水平部に沿って水平方向に延設される水平部材と、この水平部材に接続され、上記側板それぞれの上記最上部の上記傾斜部に沿って後下がりの傾斜形状に形成される傾斜部材とから成り、
    上記側板それぞれの上記水平部と上記傾斜部との連設位置、及び上記側板を補強する上記補強部材それぞれの上記水平部材と上記傾斜部材との接続部の位置を、上記積載部の前後方向における中央位置よりも前側の位置に設定した
    ことを特徴とするダンプトラック。
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