JP5503612B2 - 車両用電気回路遮断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用の電気回路を遮断/接続することができる電気回路遮断装置に関する。
モータ駆動用の大容量バッテリーを搭載する車両(例えば電気自動車)においては、高電圧の電気回路をメンテナンスする場合における安全性を確保するため、電源回路を開放する回路遮断装置(サービスプラグ装置)が備えられることがある。特許文献1及び2は、この種の回路遮断装置を開示する。
特開2010−287348号公報 特開2002−343169号公報
特許文献1及び2の構成においては、メス端子側に、R状に折り曲げられて板バネ形状とされた構造のものが用いられている。これは構成の複雑化を招き、低コスト化の観点から改善の余地があった。一方で、車両用の電気回路遮断装置は、大電流の開閉も問題なく行える構成とする必要がある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、安価な部品を使用しつつ大電流に対応可能な車両用電気回路遮断装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の車両用電気回路遮断装置が提供される。即ち、この車両用電気回路遮断装置は、車両側に取り付けられるジャックハウジングに対してプラグハウジングを装着することにより電気回路が通電され、前記プラグハウジングを取り外すことで電気回路が遮断するように構成される。前記ジャックハウジング及び前記プラグハウジングのうち少なくとも何れか一方には、音叉状部分を有する導電性の音叉平板部材を厚み方向に並べた構成の複合端子が備えられる。前記複合端子において、並べられる前記音叉平板部材の間に、音叉状部分を有さない形状のスペーサが配置される。
これにより、汎用的に広く用いられている音叉端子の構造を用いることで、低コスト化を実現できる。また、音叉平板部材が複数並べられるので、大電流の開閉に対応可能な車両用電気回路遮断装置を提供することができる。更に、音叉状部分の周囲に厚み方向の適度の隙間が形成されるので、抜差しに必要な力を低減させることができる。
前記の車両用電気回路遮断装置においては、前記複合端子において、並べられる前記音叉平板部材は同一形状とされることが好ましい。
これにより、一層の低コスト化を容易に実現できる。
前記の車両用電気回路遮断装置においては、前記複合端子を構成する音叉平板部材は複数の音叉状部分を有しており、1枚の音叉平板部材が相手側の複数の端子に嵌合可能であることが好ましい。
これにより、相手側の端子同士を確実に電気的に接続することができる。
前記の車両用電気回路遮断装置においては、前記ジャックハウジングに対して前記プラグハウジングを装着する過程において、前記複合端子を構成する複数の音叉平板部材が、相手側の端子に時間差をおいて嵌合するように構成することもできる。
この場合、端子の抜差しに必要な力を低減させることができるので、ジャック部に対するプラグ部の装着/取外し作業が一層スムーズになる。
本発明の一実施形態に係るサービスプラグ装置の全体的な構成を示す斜視図。 ジャック部及びプラグ部の構成を示す分解斜視図。 プラグ部が備えるプラグ側複合端子の構成を詳細に示す分解斜視図。 プラグ部の先端をジャック部に差し込んだ様子を示す斜視図。 図4の状態から伸縮レバーを倒し、プラグ部をジャック部に押し込む様子を示す斜視図。 図5の状態から伸縮レバーを縮め、プラグ部の装着作業を完了した状態を示す斜視図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るサービスプラグ装置5の全体的な構成を示す斜視図である。図2はジャック部1及びプラグ部2の構成を示す分解斜視図である。
図1に示すサービスプラグ装置(車両用電気回路遮断装置)5は、ジャック部1と、プラグ部2と、を備える。ジャック部1は車両側の適宜の位置に取り付けられ、プラグ部2はジャック部1に対して着脱可能に構成されている。
なお、以下の説明では、図面に示すようにジャック部1が下、プラグ部2が上となるように配置した状態を前提にして、各構成部品の位置関係や動作の向きを説明することがある。この位置関係では、プラグ部2のジャック部1に対する抜差しは上下方向に行われることになる。しかしながら、サービスプラグ装置5の車両に対する取付け向きは任意であって、本明細書で開示される向きに限定されるものではない。
図2等に示すように、ジャック部1は、ジャックハウジング11と、タブ端子12と、を備えている。
ジャックハウジング11は、ハウジング本体21と、ロック片23と、を一体的に備えている。ハウジング本体21は中空の楕円柱状に形成されており、この内部に、2対(4つ)のタブ端子12が並べた状態で収容される。また、詳細は後述するが、ハウジング本体21の内部には、プラグ部2が備えるプラグハウジング61を挿入することができる。
ロック片23は、ハウジング本体21から一方向に突出するように形成されている。このロック片23の先端部は、後述のプラグ部2が備えるロック突起91に嵌合できるように構成されている。
2対のタブ端子12は、導電性の材料により平板状に形成されており、車両側の図示しない電気回路(例えば、バッテリー)に電気的に接続されている。そして、車両の通常の使用時においては、ジャック部1にプラグ部2を装着することにより、対をなすタブ端子12同士が(後述のプラグ側複合端子62によって)電気的に接続され、電気回路が閉じられて通電するようになっている。一方、車両をメンテナンスする場合等においては、ジャック部1からプラグ部2を取り外すことにより、車両の電気回路が開かれて遮断状態が実現される。
ハウジング本体21の内部には、それぞれのタブ端子12に対応させて、断面矩形状の中空状の絶縁突起24が形成されている。それぞれの絶縁突起24は、上方(プラグ部2側)を開放させた形状とされている。前記タブ端子12は絶縁突起24の内部に配置され、これにより、活電部としてのタブ端子12に作業者が直接触れてしまうのを防止することができる。
ハウジング本体21には、1対の連結突起42,42が形成されている。この連結突起42は、後述のプラグ部2が備える伸縮レバー(ハンドル)67に連結することができる。
プラグ部2は、プラグハウジング61と、プラグ側複合端子62と、2つのシールリング65,81と、カバー66と、伸縮レバー67と、を備えている。
プラグハウジング61は、前述のジャックハウジング11に対応して楕円柱状に形成されている。このプラグハウジング61の先端部は、ジャックハウジング11のハウジング本体21が備える内部空間に差込可能となっている。
プラグハウジング61は中空状に形成されており、その内部には2つのプラグ側複合端子62,62が並べて配置される。それぞれのプラグ側複合端子62は、図3に示すように、所定の厚みを有する導電性の音叉平板部材31を厚み方向に複数並べた構成となっている。プラグ側複合端子62を構成するそれぞれの音叉平板部材31は2つの音叉状部分36,36を有しており、ジャック部1において対をなして配置されるタブ端子12,12に対し、同時に接続することができる。なお、プラグ側複合端子62の詳細な構成については後述する。
シールリング65は、プラグハウジング61の外周面に取り付けられる。このシールリング65は、プラグハウジング61にカバー66を取り付けたときに当該プラグハウジング61及びカバー66の両者に密着し、カバー66の内部に埃等が侵入するのを防止する。
もう1つのシールリング81は、プラグハウジング61の先端部の外周面に配置される。このシールリング81は、プラグハウジング61をジャックハウジング11(ハウジング本体21)に装着したときに当該ジャックハウジング11に密着し、埃等の異物が侵入することを防止する。
カバー66は、プラグ側複合端子62を覆うようにして、プラグハウジング61に固定される。カバー66の両側には1対の支軸82,82が凸状に形成されており、この支軸82に前記伸縮レバー67が取り付けられる。
伸縮レバー67は、根元側の第1レバー71と、先端側の第2レバー72と、を備える。
第1レバー71は、平行に延びる1対の細長いアーム部材85,85と、これらのアーム部材85,85の一端を連結する連結部材86と、を備えている。それぞれのアーム部材85,85には支持孔87が形成されており、この支持孔87が、前述のカバー66が備える支軸82に取り付けられる。この結果、第1レバー71がカバー66に対して回転可能に取り付けられる。
また、それぞれのアーム部材85,85には、曲線状に形成された細長いカム溝88,88が形成されている。それぞれのカム溝88は一端側が開放されており、当該カム溝88に対し、ジャック部1のジャックハウジング11が備える連結突起42を差し込むことができる。
第2レバー72も第1レバー71と同様に、平行に延びる1対の細長いアーム部材89,89と、これらのアーム部材89,89の一端を互いに連結する連結部材90と、を備えている。それぞれのアーム部材89,89は第1レバー71のアーム部材85,85に沿ってスライド可能に構成されており、この結果、第2レバー72を第1レバー71に対してスライドさせて、伸縮レバー67を伸縮させることができる。
第2レバー72の連結部材90には、伸縮レバー67の根元側に向けて突出するブロック状のロック突起91が形成されている。第1レバー71には凹部92が形成されており、ロック突起91は、この凹部92に挿入できるようになっている。また、ロック突起91の突出方向先端側には窪み部93が形成されている。この窪み部93は、伸縮レバー67を特定の状態としたときに、ジャック部1のジャックハウジング11が備える前記ロック片23に被さることができるようになっている。
次に、図3を参照して、プラグ部2が備えるプラグ側複合端子62について詳細に説明する。
プラグ側複合端子62は、多数の音叉平板部材31,31・・・と、多数のスペーサ32,32と、を交互に並べて一直線状に連結した構成となっている。本実施形態において、音叉平板部材31及びスペーサ32は安価なプレス加工によって構成されており、これにより製造コストが低減されている。
音叉平板部材31は、導電性の金属により平板状に形成されている。この音叉平板部材31は、矩形状の基部35と、この基部35から突出する音叉状部分36,36と、を一体的に形成した構成となっている。並べて配置される複数の音叉平板部材31,31・・・は、何れも同一形状とされる。
基部35の中央部には、円形の連結孔が貫通状に形成される。また本実施形態では、複数の音叉平板部材31のそれぞれが、基部35から互いに平行に延びるように形成された2つの音叉状部分36,36を有している。従って、それぞれの音叉平板部材31は、2枚のタブ端子12,12に同時に接続することができる。
スペーサ32も音叉平板部材31と同様に、導電性の金属により平板状に形成されている。このスペーサ32は、音叉平板部材31と同じ厚みを有している。また、スペーサ32は、音叉平板部材31から音叉状部分36を省略し、基部35のみを残したような形状とされている。
以上の構成で、音叉平板部材31とスペーサ32とが、上記の連結孔の位置を合わせるようにして交互に並べられ、取付ボルト33を連結孔に差し込んでナット34で固定することで、プラグ側複合端子62が完成する。このプラグ側複合端子62は、上記の音叉状部分36を下側(ジャック部1側)に向けるようにして、プラグハウジング61に配置される。
このプラグ側複合端子62は、タブ端子12に対して多数の箇所で接触するので、大電流の開閉も問題なく行うことができる。一方で、隣り合う音叉平板部材31の間にスペーサ32が配置されているので、音叉状部分36の周囲に厚み方向の隙間が形成される。従って、タブ端子12に対する接触箇所が多数となり過ぎて嵌合/嵌合解除に必要な力が過大になることもない。また、隣り合う音叉状部分36同士が互いに接触しない構成であるため、プラグ側複合端子62がタブ端子12に嵌合するときに、音叉状部分36同士の間で摩擦抵抗が生じることがない。従って、それぞれの音叉状部分36をスムーズに開かせながらタブ端子12に嵌合させることができ、この意味でも、嵌合/嵌合解除に必要な力を低減することができる。
また、1枚1枚の音叉平板部材31は、本来は単独で音叉端子として用いられるものを殆どそのまま用いることができる。従って、上記の大電流に対応可能な端子を低コストで実現することができる。
次に、以上のように構成されたサービスプラグ装置5においてプラグ部2をジャック部1に装着する作業(嵌合作業)について、図4から図6を参照して説明する。図1及び図4から図6には、プラグ部2をジャック部1に装着して遮断状態から通電状態に切り換える作業が順を追って示されている。
まず、プラグ部2がジャック部1から引き抜かれている遮断状態について、図1を参照して説明する。図1に示す状態では、プラグ部2において、伸縮レバー67は略起立した姿勢とされるとともに、若干伸びた状態とされている。
上記した図1の状態から、作業者はプラグ部2の伸縮レバー67を手で持ち、プラグハウジング61の先端部を、ジャック部1が備えるジャックハウジング11の内側に差し込む。プラグハウジング61がある程度差し込まれると、図4に示すように、第1レバー71に形成されたカム溝88の端部が、ジャック部1が有する連結突起42に近接することになる。
次に、作業者は、プラグ部2の全体を若干ジャック部1側に押し込むようにして、連結突起42をカム溝88の一端に差し込む。こうして連結突起42をカム溝88に連結すると、次に作業者は、伸縮レバー67を一側(ロック片23が配置されている側)に倒す。すると、カム溝88のカム作用によりプラグ部2の全体がジャック部1側に強く押し込まれるので、図5に示すように、プラグ側複合端子62が有する音叉状部分36が、ジャックハウジング11の絶縁突起24(図1)の内部に上方から差し込まれて、タブ端子12,12に接続される。この結果、電気回路が閉じられて通電状態になる。
なお、図4に示すように、伸縮レバー67は伸ばされた状態で倒される。従って、作業者は、伸びた状態の伸縮レバー67の先端側に力を加えることにより、梃子の原理を利用して、小さい操作力でスムーズに作業を行うことができる。
図5には、伸縮レバー67をほぼ水平姿勢となるように倒した状態が示されている。このように伸縮レバー67が倒されたことにより、カム溝88は、連結突起42と連結された状態を保ちながら、その開放側を横方向に向ける。この結果、プラグ側複合端子62とタブ端子12との電気的接続が解除されないようにロックすることができる。
次に、作業者は、第2レバー72を第1レバー71に近づく向きにスライドさせて、伸縮レバー67を縮めた状態とする。この結果、第2レバー72に形成されたロック突起91が、第1レバー71の凹部92を通過して突出し、図6に示すようにロック片23に被さる。この嵌合により、伸縮レバー67は、動かないように機械的にロックされる。
以上により、ジャック部1へのプラグ部2の装着作業が完了する。なお、ジャック部1からプラグ部2を取り外す場合には、上記と逆の作業を行えば良い。簡単に説明すると、まず作業者は、図6の状態から第2レバー72をスライドさせ、伸縮レバー67を伸ばした状態とする(図5)。これにより、ロック片23がロック突起91から外れるので、伸縮レバー67のロックが解除される。次に、作業者は、伸びた状態の伸縮レバー67を回転させてほぼ起立させた状態とする(図4)。これにより、プラグ部2がジャック部1から強く引き抜かれるので、プラグ側複合端子62とタブ端子12との嵌合が解除され、この結果、電気回路が開かれて遮断状態となる。次に、作業者は、プラグ部2をジャック部1から上側に引き抜く(図1)。なお、このときに連結突起42はカム溝88から抜かれて、連結突起42と伸縮レバー67との連結が解除される。
このように、本実施形態では、音叉端子として一般的に用いられる部材(音叉平板部材31)を厚み方向に多数並べることで、1つのプラグ側複合端子62を構成している。これにより、大電流の開閉に好適なサービスプラグ装置5を、汎用部品を用いることでコストを効果的に低減つつ提供することができる。
以上に説明したように、本実施形態のサービスプラグ装置5は、車両側に取り付けられるジャックハウジング11に対してプラグハウジング61を装着することにより電気回路が通電され、プラグハウジング61を取り外すことで電気回路が遮断するように構成される。そして、プラグハウジング61には、音叉状部分36,36を有する導電性の音叉平板部材31,31・・・を厚み方向に並べて連結した構成のプラグ側複合端子62が備えられる。
これにより、汎用的に広く用いられている音叉端子の構造を用いることで、低コスト化を実現できる。また、音叉平板部材31が複数並べられるので、大電流の開閉に対応可能なサービスプラグ装置5を提供することができる。
また、本実施形態で示すプラグ側複合端子62において、並べられる音叉平板部材31,31・・・は同一形状とされている。
これにより、一層の低コスト化を容易に実現できる。
また、本実施形態で示すプラグ側複合端子62においては、並べられる音叉平板部材31の間に、音叉状部分36,36を有さない形状のスペーサ32が配置される。
これにより、音叉状部分36の周囲に厚み方向の適度の隙間が形成されるので、抜差しに必要な力を低減させることができる。
また、本実施形態のサービスプラグ装置5において、プラグ側複合端子62を構成する音叉平板部材31,31・・・は複数の音叉状部分36,36を有しており、1枚の音叉平板部材31が相手側の複数のタブ端子12,12に嵌合可能に構成されている。
これにより、対となるタブ端子12同士を確実に電気的に接続することができる。
なお、図1の構成のプラグ部2では、上記の嵌合作業において、当該プラグ側複合端子62を構成する多数の音叉平板部材31は、音叉状部分36,36をタブ端子12に対して同時に嵌合させることになる。一方、例えばプラグ側複合端子62を若干傾けるようにしてプラグハウジング61に配置することで、それぞれの音叉平板部材31が若干の時間差をおいて順次嵌合するように構成することもできる。
この場合、端子の抜差しに必要な力を低減させることができるので、ジャック部1に対するプラグ部2の装着/取外し作業が一層スムーズになる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態のプラグ側複合端子62では、音叉平板部材31とスペーサ32は1枚ずつ交互に配置されている。しかしながらこれに代えて、音叉平板部材31が2枚、スペーサ32が1枚、音叉平板部材31が2枚・・・というように交互に重ねたり、音叉平板部材31が1枚、スペーサ32が2枚、音叉平板部材31が1枚・・・というように交互に重ねたりすることができる。このように、音叉平板部材31及びスペーサ32が1枚だけでなく2枚以上連続して配置されても良く、並べ方には様々な変形が考えられる。
タブ端子12は2対備えることに限らず、1対、又は3対以上を備えるように変更しても良い。
上記の実施形態では複合端子をプラグ部2側に配置しているが、これをジャック部1側に配置しても良く、例えば以下の構成が考えられる。即ち、音叉状部分36を1つだけ有する音叉平板部材を厚み方向に多数並べてジャック側複合端子とし、このジャック側複合端子をジャック部1に1対以上配置する。一方、プラグ部2にはタブ端子12を配置し、1つのタブ端子12が、対をなす2つのジャック側複合端子の両方に同時に嵌合できるようにする。
複数の音叉平板部材31がタブ端子12に対して時間差をおいて嵌合する構成としては、上記のようにプラグ側複合端子62を傾けて配置することのほか、音叉平板部材31を1枚毎にオフセットして(段差を付けながら)配置することが考えられる。
支軸82は、カバー66に設けることに代えて、例えばプラグハウジング61に設けても良い。
上記実施形態において、ロック片23にスルー回路を設置するともに、このスルー回路の導通/非導通を調べることによりプラグ部2とジャック部1との嵌合を検出する嵌合検知回路を備えるようにしても良い。この場合、ロック片23にロック突起91の先端が被せられたときにスルー回路の導通/非導通の状態が切り換わるようにし、これを嵌合検知回路で検知することが考えられる。あるいは、例えばリミットスイッチや光センサ等の公知のセンサをスルー回路に代えてロック片23に設置し、このセンサの状態を嵌合検知回路が調べることで嵌合/嵌合解除を検出するように変更しても良い。
ジャックハウジング11及びプラグハウジング61は、図2に示すように楕円柱状に形成することに代えて、例えば長円柱状、矩形状等、様々な形状に変更することができる。
1 ジャック部
2 プラグ部
12 タブ端子(プラグ側複合端子の相手側の端子)
31 音叉平板部材
32 スペーサ
36 音叉状部分
62 プラグ側複合端子(複合端子)

Claims (4)

  1. 車両側に取り付けられるジャックハウジングに対してプラグハウジングを装着することにより電気回路が通電され、前記プラグハウジングを取り外すことで電気回路が遮断するように構成された車両用電気回路遮断装置であって、
    前記ジャックハウジング及び前記プラグハウジングのうち少なくとも何れか一方には、音叉状部分を有する導電性の音叉平板部材を厚み方向に並べた構成の複合端子が備えられ
    前記複合端子において、並べられる前記音叉平板部材の間に、音叉状部分を有さない形状のスペーサが配置されることを特徴とする車両用電気回路遮断装置。
  2. 請求項1に記載の車両用電気回路遮断装置であって、
    前記複合端子において、並べられる前記音叉平板部材は同一形状とされることを特徴とする車両用電気回路遮断装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用電気回路遮断装置であって、
    前記複合端子を構成する音叉平板部材は複数の音叉状部分を有しており、1枚の前記音叉平板部材が相手側の複数の端子に嵌合可能であることを特徴とする車両用電気回路遮断装置。
  4. 請求項1からまでの何れか一項に記載の車両用電気回路遮断装置であって、
    前記ジャックハウジングに対して前記プラグハウジングを装着する過程において、前記複合端子を構成する複数の音叉平板部材が、相手側の端子に時間差をおいて嵌合するように構成したことを特徴とする車両用電気回路遮断装置。
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