JP5503054B2 - ポット移載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ポットを一度に移し替えることのできるポット移載装置に関するものである。
園芸用植物の栽培や流通の現場においては、移植又は出荷などにおいて、薄肉の軟質樹脂で形成された園芸用ポットを空状態で作業用トレイ内に並べる移載作業が行われる。作業トレイは複数のカゴを行列状に有しており、各ポットは夫々のカゴに移載される。
複数のポットを作業トレイに一度に移し替えることのできる装置として、例えば特許文献1には、ポットの内面に圧入される弾性材料からなる複数の把持部材と、把持部材を等間隔位置に整列保持する保持枠と、把持部材より下方へ変位しポットを押し出して把持部材から解放させる複数の押出部材と、押出部材を把持部材と同じ間隔で整列支持する支持枠と、該支持枠及び前記保持枠を上下方向へ相対移動可能に組み付ける組付手段とを備えた移載装置が開示されている。
また、本出願人による特許文献2に開示されたポット移載装置によれば、トレイ上に透孔を設けた平面体を設置し、ポットを把持したまま把持部材を平面体の透孔を通してトレイにポットを置き、把持部材を透孔から抜き去る際に、透孔にポットが引っ掛かりトレイ上に残している。
特許第3387067号公報 実登録3157784号公報
上記の特許文献1の移載装置では、把持部材より下方へ変位する押出部材をポットごとに設けなければならず、このことが装置を複雑化させる。また、特許文献2のポット移載装置によれば、機構が簡単なため軽い装置とすることができるが、トレイ上に平面体を設置する手順が必要となる。
本発明は、構造を簡易化させかつポット移載の手順を簡素化させることのできるポット移載装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のポット移載装置は、保持体から等間隔に下方向に向かって複数配列された棒部材と、各棒部材の下方先端の中心から半径方向に延出するように設けられ園芸用ポットの内面側から保持する把持部材と、前記保持体と把持部材の間であって、前記半径方向に延出した把持部材が通り抜けられない大きさの開口が前記棒部材に対応する位置に設けられている押圧部材とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ポットを把持部材から解放させるための機構の構造が簡易とすることできる。重量が軽減されるとともに、作業手順も簡素化させて使用できるものとなる。
本発明に係るポット移載装置の斜視図である。 上記ポット移載装置の組み立て図ある。 上記ポット移載装置の使用状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、本例のポット移載装置100は、ポットを把持するための複数の把持部材1と、棒部材6を下方に向けて行列状に多数を固定した保持体2と、これら把持部材1と保持体2との間に配置された押圧部材3とを備えている。
各把持部材1はスポンジ5a、5bであり、棒部材6の下方先端から半径方向に放射状に延出させて固定して、平面視において十字クロスを描いている。保持体2は、2本の直線状の縦向きのアングル部材7a、7b、1本の縦向きの四角筒部材7c、6本の横向きの四角筒部材7dを水平面に沿わせて交叉させ結合させて構成している。
把持部材1は、保持体2の下面に棒部材6がネジを介して固定されており、24個の把持部材1が6行4列の等間隔に固定されている。各把持部材1はポットp内にこれの開口から押し込まれるものであり、棒部材6の先端から保持体2の下面までの距離d1は、把持部材1がポットpの底部にまで圧入されるに十分な大きさである。
各把持部材1はポットpの内方下部に押し込まれたとき、スポンジ5a、5bが圧縮変形され、弾性復元力でポットpを把持する。またこのように押し込まれた把持部材1がポットpから引き抜かれたときには、ポットpが上拡がり形状であるため、ポットが抜け落ちる。
押圧部材3は、網状平面体であり、四角枠体8内で縦線部9aと横線部9bとが交差して格子目となる開口hを形成している。この開口hの平面視大きさは、ポットpの開口縁p3で囲まれた領域のそれよりも小さい。また、この開口hの対向する縁は、十字にクロスさせたスポンジ5a、5bが平面内で張り出した長さd2よりも短い間隔にある。各把持部材1は、対応する1つの開口hを通して保持体2の下面に固定されている。このため、押圧部材3は、把持部材1と保持体2との間に、保持されることになる。
押圧部材3は、開口h以外の箇所にも、これよりも小さな穴部kを有した網状平板となっている。これは、格子目の穴部を設けて押圧部材3の重量を軽減するためであり、また、押圧部材3の使用中においてこの押圧部材3よりも下側の様子を目視可能とするためである。また、保持体2の上面の中央部に固定された縦向き四角筒部材7cには保持体2、押圧部材3及び把持部材1などを一体状に持ち上げるためのハンドル11が設けられている。
次に上記ポット移載装置100の使用例及び各部の作用について図3を用いて説明する。
ポット移載装置100(図3A)を、行列状に多層積みされたポット(図3B)対して、各把持部材1が各ポットpの真上になるように位置させ、把持部材1をポットp内に押し込む。これにより、各把持部材1はポットpの周壁部p2に押されて、その底面p1近傍に到達する。このとき、把持部材1は下細り状のポットpの周壁部p2で圧縮されて、弾性復元力によりポットpを把持した状態となる。一方で、各ポットpの開口縁p3が押圧部材3を押し上げる。
次に作業者はハンドル11を持ってポット移載装置100を引き上げ(図3C)、移し替え先側の空のトレイt(図3D)上に位置させ降下させる。各把持部材1で把持された各ポットpがトレイtの各凹み部(カゴ)t1に位置した状態としたとき、押圧部材3を保持体2に対し下に押し込む。各把持部材1に把持されたポットpの開口縁p3に対して、押圧部材3の開口hが圧接され、各ポットpと把持部材1との間で相対移動が生ずる。これにより、ポットpを把持していた把持部材1がポットpから強制的に引き抜かれる(図3E)。
本実施例によれば、把持部材1に把持されたポットpを把持部材1から解放させるための機構の構造が簡易となり、移載装置100の製造コストが低減されると共に重量が軽減されて使い勝手のよいものとなる。
上記実施例において把持部材1はスポンジ5a、5bを用いたがこの他に、弾性を有する金属線材又は金属帯材或いは、粘着性を有するシリコンなどで形成したものであってもよい。また、ポットpと当接する箇所に、ヤスリを貼り付けても良い。
また、押圧部材3は、開口hを設けたものを利用したが、ポットpの開口縁p3を上から押し込むものであればよく、例えば、四角枠体8内を縦線部9aのみで構成しても良い。この場合、開口hがスリット状となるため、把持部材3が縦線部9aの隙間をすり抜けてしまい、押圧部材3と保持体2との位置関係が大きくずれてしまうので、適当な位置で、横線部9bを部分的に追加する。
1 把持部材
2 保持体
3 押圧部材
6 棒部材
p 園芸用ポット
p3 開口縁(上縁)

Claims (2)

  1. 保持体から等間隔に下方向に向かって複数配列された棒部材と、
    各棒部材の下方先端の中心から半径方向に延出するように設けられ園芸用ポットの内面側から保持する把持部材と、
    前記保持体と把持部材の間であって、前記半径方向に延出した把持部材が通り抜けられない大きさの開口が前記棒部材に対応する位置に設けられている押圧部材とを備えたことを特徴とするポット移載装置。
  2. 前記押圧部材が、縦横線部による格子目を前記開口とした網状平面体であることを特徴とする請求項1記載のポット移載装置。
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