JP5502699B2 - 室内環境制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、住宅内に快適な居住環境を作り出す室内環境制御システムに関する。
通風および排熱に優れた微気候デザイン建物の一例として特許文献1に記載のものが知られている。
この微気候デザイン建物は、外部から空気を取り入れ、その空気を上階または屋根部から排出する微気候デザイン建物であって、前記建物の下階に設けられた複数の開口部と、前記下階の前記開口部から離れた位置に設けられた欄間と、前記下階の天井に設けられた風洞と、前記建物の屋根に設けられた排熱塔とを備え、前記欄間と、前記風洞と、前記排熱塔が連続的に空気流通路を形成され、さらに、前記屋根部に風洞からの空気および熱を外部へ排出可能とするトップライトが設けられているものである。
このような微気候デザイン建物によれば、開口部から外気が取り込まれ、その外気は欄間から建物の各居室に流れ込まれる。また、欄間と、風洞と、排熱塔が連続的に空気流通路を形成していることで、室内にこもった熱は自然対流により、欄間から風洞を通り、風洞から排熱塔を抜けて外部へと排熱される。つまり、風の入口と出口が設けられているため、住人は気流感を得ることによって、快適性が向上し、冷房等の設備機器の使用を極力抑えることが可能であり、体内環境にも良好となる。
また、熱気は上昇するため、天井付近に溜まり上部からのふく射熱を増大する要因となり、対流もしにくいため排熱することが困難であるが、トップライトを設けることで、容易に熱気を排出可能となる。さらに、居室の使用条件などによって、開口部を閉める必要が生じた場合にも、排熱を効果的に行うことができる。
また、トップライトとシーリングファンとによる空調システムの一例として、特許文献2に記載のものが知られているが、この空調システムでもトップライト付近の熱溜まりに着目していない。
特開2004−285705号公報 特開2006−349318号公報
ところで、上記のような微気候デザイン建物では、特に夏季において熱気がトップライト付近に溜まり易く、トップライトを開けても熱気を十分に排出できない場合がある。特に都市部の立地環境では熱気の排出(排熱)を十分にできないことが多い。排熱が十分にできないと、前記微気候デザイン建物による効果を十分に得られず、住宅の室内環境を快適に保つことが困難になるばかりか、エアコンにかかる負荷が大きくなって省エネの観点からも望ましくない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、トップライト付近に溜まっている熱気を十分に排熱することによって、住宅内の室内環境を快適に保つことができる住宅の室内環境制御システムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図5に示すように、住宅の室内環境制御システムであって、
開閉可能に設けられたトップライト1と、このトップライト1の下方に設けられたシーリングファン2と、
室内の温度を検出する室内温度検出手段10と、
前記トップライト付近の温度を検出する上方温度検出手段11と、
外気温度を検出する外気温度検出手段12と、
前記トップライト1と前記シーリングファン2を制御する制御手段16と
前記室内に設けられたエアコン14と、を備え、
前記制御手段16は、前記室内温度検出手段10によって検出された室内温度と前記上方温度検出手段11によって検出されたトップライト付近の温度との温度差が所定値(例えば3℃)以上で、かつ、前記トップライト付近の温度が前記外気温度検出手段12によって検出された外気温度以上の場合に、前記トップライト1を開けるとともに前記シーリングファン2を上方に向けて気流を生じさせるべく回転させるように制御し、
さらに前記制御手段16は、前記トップライト1を開けるとともに前記シーリングファン2を回転させてから所定時間経過後(例えば約2分間経過後)に前記エアコン14を運転開始するように制御し、このエアコン14の運転開始から所定時間経過後(例えば約6分経過後)に前記トップライト1を閉じるように制御し、
前記室内温度検出手段10によって検出された室内温度がシステム設定温度以下になった場合に前記エアコン14を停止するように制御することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、室内温度検出手段10によって検出された室内温度と上方温度検出手段11によって検出されたトップライト付近の温度との温度差が所定値(例えば3℃)以上の場合、トップライト付近に熱気が溜まっているが、トップライト付近の温度が外気温度検出手段12によって検出された外気温度以上の場合に、制御手段16がトップライト1を開けるとともにシーリングファン2を上方に向けて気流を生じさせるべく回転させるように制御することによってトップライト付近の熱気をシーリングファン2によって外部に容易かつ十分に排熱でき、この結果住宅内の室内環境を快適に保つことができる。
また、トップライト付近の熱気を外部に排出できるので、エアコンを作動させていた場合に、エアコンによって部屋の温度を効果的に下げることができ、省エネを図ることもできる。
また、制御手段16が、トップライト1を開けるとともにシーリングファン2を回転させてから所定時間経過後(例えば約2分間経過後)にエアコン14を運転開始するように制御するので、トップライト付近の熱気が排熱された後にエアコン14を運転開始でき、さらに、このエアコン14の運転開始から所定時間経過後(例えば約6分経過後)にトップライト1を閉じるように制御するので、エアコン14に負荷をかけすぎることなく、エアコン14の涼風を室内に行き渡らせることができる。
また、制御手段16が、室内温度検出手段10によって検出された室内温度がシステム設定温度以下になった場合にエアコン14を停止するように制御するので、室内を冷やし過ぎることもなく、エアコンの稼働時間を削減できるので、省エネを図ることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の室内環境制御システムにおいて、
前記エアコン14の設定温度が前記システム設定温度と同じか少し低め(例えば1〜2℃低め)に設定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、エアコン14の設定温度がシステム設定温度と同じか少し低めに設定されているので、エアコン14を運転すると室内温度はシステム設定温度かそれより少し低めになっていく。したがって、この場合に制御手段16がエアコン14を停止するように確実に制御でき、室内温度の上昇を防止できる。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の室内環境制御システムにおいて、
前記制御手段16は、前記外気温度検出手段12によって検出された外気温度がシステム設定温度未満になった場合に前記トップライト1を開けるように制御することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、外気温度検出手段12によって検出された外気温度がシステム設定温度未満になった場合に制御手段16がトップライト1を開けるように制御するので、エアコン停止後の室内温度の上昇を防ぐことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の室内環境制御システムにおいて、
降雨検出手段13を備えており、
前記制御手段16は、前記降雨検出手段13によって降雨が検出された場合でかつ前記トップライト1が開いている場合に、優先して当該トップライト1を閉じるように制御することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、制御手段16が、降雨検出手段13によって降雨が検出された場合でかつトップライト1が開いている場合に、優先して当該トップライト1を閉じるように制御するので、室内への雨水の浸入を防止できる。
本発明によれば、室内温度検出手段によって検出された室内温度と上方温度検出手段によって検出されたトップライト付近の温度との温度差が所定値以上の場合、トップライト付近に熱気が溜まっているが、トップライト付近の温度が外気温度検出手段によって検出された外気温度以上の場合に、制御手段がトップライトを開けるとともにシーリングファンを上方に向けて気流を生じさせるべく回転させるように制御することによってトップライト付近の熱気をシーリングファンによって外部に容易かつ十分に排熱でき、この結果住宅内の室内環境を快適に保つことができる。
本発明に係る室内環境制御システムの一例を示すもので、システムを構成する構成部材をその位置とともに示す概略図である。 同、システム構成を示すブロック図である。 同、室内環境制御システムを備えた住宅の平面図であり、(a)は1階の平面図、(b)は2階の平面図である。 同、トップライトとシーリングファンを示す概略図である。 同、室内環境制御システムのリモコンを示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る住宅の室内環境制御システムの一例について説明する。
本実施の形態の室内環境制御システムは、図1および図2に示すように、トップライト1とシーリングファン2とを備えている。図1および図4に示すように、トップライト1は住宅の屋根に設けられており、図示しない駆動モータ等によって自動的に開閉されるようになっている。シーリングファン2はトップライト1の直下に設けられている。すなわち図4に示すように、トップライト1と天井3との間には、通風および採光用の通気部4が設けられており、この通気部4においてトップライト1の直下にシーリングファン2が設けられている。また、通気部4の下面にはルーバ5が天井3とほぼ面一に設けられている。ルーバ5は風(空気)や光が通り抜けられるように形成されている。
また、前記室内環境制御システムは、室内温度検出手段10、上方温度検出手段11、外気温度検出手段12、降雨検出手段13、エアコン14、リモコン15、制御手段16等を備えている。
前記室内温度検出手段10は、例えば温度センサ10によって構成されており、この温度センサ10は室内環境制御システム用のリモコン15に内蔵されている。
リモコン15は制御手段16に信号線によって接続され、これに内蔵されている温度センサ10も信号線によって制御手段16に接続されている。
また、リモコン15は室内の壁面等に固定されている。例えば図3(a)に示すように、住宅の1階の居間6の壁に、照明スイッチ等とほぼ同じ高さ(床面から1m〜1.5m程度の高さ)に固定されている。このリモコン15に温度センサ10が内蔵されているので、この温度センサ10によって居間6の下部の温度を検出できるようになっている。なお、居間6の上方は2階の天井まで吹き抜けている。
上方温度検出手段11は、例えば温度センサ11によって構成されており、この温度センサ11は、図4に示すように、前記通気部4を形成する壁面にトップライト1の下端から1m以内の位置に固定されている。したがって、この温度センサ11によってトップライト付近の温度を検出することができるようになっている。また、温度センサ11は、図1および図2に示すように、信号線によって制御手段16に接続されている。
外気温度検出手段12は、例えば温度センサ12によって構成されており、この温度センサ12は、図1に示すように、1階の床下でかつ風通しのよい場所(換気台輪近く)に設置されている。したがって、この温度センサ12によって外気温度を検出することができるようになっている。なお、温度センサ12は、メンテナンス等を容易に行える床下収納庫付近に設置するのが望ましい。また、温度センサ12は信号線によって制御手段16に接続されている。
降雨検出手段13は、例えば降雨センサ13によって構成されており、この降雨センサ13は、図1および図4に示すように、トップライト1近くの屋根面に設置されている。したがって、この降雨センサ13によって降雨の有無を検出できるようになっている。また、降雨センサ13は信号線によって制御手段16に接続されている。
エアコン14は居間6の壁に固定されており、このエアコン14には制御ユニット14aが接続され、この制御ユニット14aが信号線によって制御手段16に接続されている。したがって、エアコン14は制御ユニット14aを介して制御手段16に接続されている。
制御手段16は本実施の形態の室内環境制御システムの心臓部を構成するものであり、例えば図3(a)に示すように、住宅の1階の収納庫7に設置されている。また、この制御手段16には、図1、図2および図4に示すように、赤外線発光部1a,2aがそれぞれ信号線によって接続されている。
赤外線発光部1aは、トップライト1の受光部に当該トップライト1を開閉させるための開閉信号を赤外線によって送信するものであり、前記通気部4を形成する壁面に受光部に対向して固定されている。
赤外線発光部2aは、シーリングファン2の受光部に当該シーリングファンをON・OFFするためのON・OFF信号を赤外線によって送信するものであり、前記通気部4を形成する壁面に受光部に対向して、かつ、前記赤外線発光部1aより下方位置に固定されている。
また、前記リモコン15は、本実施の形態の室内環境制御システムのON・OFF、システム設定温度の設定・変更の際に使用されるもので、図5に示すように、室内環境制御システムのON・OFFを行う運転/停止ボタン15a、システム設定温度の設定・変更を行う温度ボタン15b、システム設定温度等を表示する液晶画面15c等を備えている。
本実施の形態の室内環境制御システムを運転する場合、運転/停止ボタン15aを押し、運転/停止ボタン15aのランプ15dが点灯するようにし、液晶画面15cに現在の設定温度が表示され、トップライト1、シーリングファン2、エアコン15の運転が温度状況に合わせて自動的に制御されるようになっている。
室内環境制御システムを停止させる場合、運転/停止ボタン15aを押し、運転/停止ボタン15aのランプ15dが消灯するようにし、これによって、液晶画面15cの表示が消え、トップライト1を閉じてシーリングファン2とエアコン14を停止するようになっている。
なお、前記制御手段16による制御中において、トップライト1、シーリングファン2、エアコン14は、それぞれの専用リモコンによってそれぞれ手動操作することができるが、すぐに制御状態に戻るようになっている。したがって、トップライト1、シーリングファン2、エアコン14をそれぞれ手動で操作したい場合、前記リモコン15の運転/停止ボタン15aによって本システムを停止させてから、それぞれの専用リモコンによって手動操作する。
次に、夏季において、本実施の形態の室内環境制御システムによって、トップライト1、シーリングファン2、エアコン14を制御する方法の一例について説明する。
まず、リモコン15の運転/停止ボタン15aによって、室内環境制御システムをONとする。これによって、本室内環境制御システムが運転開始されるとともに、エアコン14がONとなる。これは、制御手段16から制御ユニット14aに信号が送信され、この制御ユニット14aからエアコン14にON信号が送信されることによって行われる。
また、システム設定温度をリモコン15の温度ボタン15bによって27℃に設定するとともに、エアコン14の設定温度を、システム設定温度より低い26℃に設定する。
次に、夏季における居間6の下部の温度とトップライト付近の温度をそれぞれ温度センサ10,11が検出し、これら検出値の差によって温度差(上下温度差)を求める。これは前記制御手段16に、温度センサ10,11による検出値が入力されるので、この制御手段16によってこれら検出値の差を求めることによって行われる。
そして、本実施の形態では、温度センサ10によって検出された居間6の下部の温度と温度センサ11によって検出されたトップライト付近の温度との温度差が所定値(例えば3℃)以上の場合に以下のような制御を行う。
なお、以下では温度センサ12,10によって検出される外気温度および室内温度が、それぞれ27℃以上の場合を「暑」とし、27℃未満の場合を「涼」とする。
(1)外気温度が「涼」、室内温度が「涼」、上下温度差が「3℃以上」の場合、制御手段16が、シーリングファン2を「OFF」、トップライト1を「開」、エアコン14を「OFF」とする制御を行う。この場合、トップライト1が開放され、シーリングファン2とエアコン14が停止されているので、「自然空冷」となる.
(2)外気温度が「暑」、室内温度が「涼」、上下温度差が「3℃以上」の場合、制御手段16が、シーリングファン2を「OFF」、トップライト1を「閉」、エアコン14を「OFF」とする制御を行う。この場合、トップライト1が閉鎖され、シーリングファン2が停止され、エアコン14が停止されているので、「保冷」となる。
(3)外気温度が「暑」、室内温度が「暑」、上下温度差が「3℃以上」の場合、制御手段16が、シーリングファン2を「ON」、トップライト1を「開」とする制御を行う。この場合、トップライト1が開かれ、シーリングファン2が上方に向けて気流を生じさせるべく回転されるので、「強制排熱」となる。なお、室内温度が「暑」であるので、この時点ではエアコン14はOFF(一時停止)となっている。
トップライト1を開けるとともにシーリングファン2を回転させてから所定時間経過後(例えば2分間経過後)に、制御手段16はエアコン14を運転開始するように制御し、このエアコン14の運転開始から所定時間経過後(例えば6分経過後)にトップライト1を閉じるように制御する。
次に、制御手段16は、室内温度がシステム設定温度27℃以下になった場合にエアコン14を停止するように制御する。この状態で室内温度が上昇して「暑」となり、かつ上下温度差が「3℃以上」の場合、(3)に戻って同様の制御を行う。
その後、外気温度がシステム設定温度未満になった場合、制御手段16はトップライト1を開けるように制御する。
また、上記のような制御中に、前記降雨検出手段13によって降雨が検出された場合でかつトップライト1が開いている場合、制御手段16は、優先して当該トップライトを閉じるように制御する。
本実施の形態によれば、室内温度検出手段10によって検出された室内温度と上方温度検出手段11によって検出されたトップライト付近の温度との温度差が所定値(例えば3℃)以上の場合、トップライト付近に熱気が溜まっているが、トップライト付近の温度が外気温度検出手段12によって検出された外気温度以上の場合に、制御手段16がトップライト1を開けるとともにシーリングファン2を上方に向けて気流を生じさせるべく回転させるように制御することによってトップライト付近の熱気をシーリングファン2によって外部に容易かつ十分に排熱でき、この結果住宅内の室内環境を快適に保つことができる。
また、制御手段16が、トップライト1を開けるとともにシーリングファン2を回転させてから所定時間経過後(例えば約2分間経過後)にエアコン14を運転開始するように制御するので、トップライト付近の熱気が排熱された後にエアコン14を運転開始でき、さらに、このエアコン14の運転開始から所定時間経過後(例えば約6分経過後)にトップライト1を閉じるように制御するので、エアコン14に負荷をかけすぎることなく、エアコン14の涼風を室内に行き渡らせることができる。
さらに、制御手段16が、室内温度検出手段10によって検出された室内温度がシステム設定温度以下になった場合にエアコン14を停止するように制御するので、室内を冷やし過ぎることもなく、省エネを図ることができる。
また、エアコン14の設定温度がシステム設定温度と同じか少し低めに設定されているので、エアコン14を運転すると室内温度はシステム設定温度かそれより少し低めになっていく。したがって、この場合に制御手段16がエアコン14を停止するように確実に制御でき、室内温度の上昇を防止できる。
また、外気温度検出手段12によって検出された外気温度がシステム設定温度未満になった場合に制御手段16がトップライト1を開けるように制御するので、エアコン停止後の室内温度の上昇を防ぐことができる。
また、制御手段16が、降雨検出手段13によって降雨が検出された場合でかつトップライト1が開いている場合に、優先して当該トップライト1を閉じるように制御するので、室内への雨水の浸入を防止できる。
さらに、温度センサ(室内温度検出手段)10がリモコン15に内蔵されているので、温度センサ専用の設置スペースが必要なく、しかも、温度センサ10をリモコン15の筺体によって保護できる。
また、外気温度検出手段12が1階の床下でかつ風通しのよい場所に設置されているので、正確な外気温度を検出できる。
1 トップライト
2 シーリングファン
10 温度センサ(室内温度検出手段)
11 温度センサ(上方温度検出手段)
12 温度センサ(外気温度検出手段)
13 降雨センサ(降雨検出手段)
14 エアコン
16 制御手段

Claims (4)

  1. 住宅の室内環境制御システムであって、
    開閉可能に設けられたトップライトと、このトップライトの下方に設けられたシーリングファンと、
    室内の温度を検出する室内温度検出手段と、
    前記トップライト付近の温度を検出する上方温度検出手段と、
    外気温度を検出する外気温度検出手段と、
    前記トップライトと前記シーリングファンを制御する制御手段と
    前記室内に設けられたエアコンと、を備え、
    前記制御手段は、前記室内温度検出手段によって検出された室内温度と前記上方温度検出手段によって検出されたトップライト付近の温度との温度差が所定値以上で、かつ、前記トップライト付近の温度が前記外気温度検出手段によって検出された外気温度以上の場合に、前記トップライトを開けるとともに前記シーリングファンを上方に向けて気流を生じさせるべく回転させるように制御し、
    さらに前記制御手段は、前記トップライトを開けるとともに前記シーリングファンを回転させてから所定時間経過後に前記エアコンを運転開始するように制御し、このエアコンの運転開始から所定時間経過後に前記トップライトを閉じるように制御し、
    前記室内温度検出手段によって検出された室内温度がシステム設定温度以下になった場合に前記エアコンを停止するように制御することを特徴とする室内環境制御システム。
  2. 請求項に記載の室内環境制御システムにおいて、
    前記エアコンの設定温度が前記システム設定温度と同じか少し低めに設定されていることを特徴とする室内環境制御システム。
  3. 請求項1または2に記載の室内環境制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記外気温度検出手段によって検出された外気温度がシステム設定温度未満になった場合に前記トップライトを開けるように制御することを特徴とする室内環境制御システム。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の室内環境制御システムにおいて、
    降雨検出手段を備えており、
    前記制御手段は、前記降雨検出手段によって降雨が検出された場合でかつ前記トップライトが開いている場合に、優先して当該トップライトを閉じるように制御することを特徴とする室内環境制御システム。
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