JP5502202B2 - 再生エネルギー型発電装置及びその運転方法 - Google Patents
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Description
上記したようなギヤ式トランスミッションは、故障しやすかったり、メンテナンス及び交換、あるいは修理の費用が嵩んだりする傾向があるため、これを解消する設計および建設が課題となっていた。
このような設計を実現する最も効果的な装置として、ピッチ角が固定された状態でブレードを保持し、先端速度比がほぼ一定となるように、動作範囲の大部分にわたる風速または流速に対して比例的にブレードの回転数を変化させるものがある。費用効率が高い規模の再生エネルギー型発電装置においては、ギヤ式トランスミッションはこの比が常に固定されており、そのため複雑化し故障しやすい電力変換装置により配電網へ電力供給しなければならない。
さらに、特許文献2には、風力発電装置等に用いられる発電機安定制御システムの構成が開示されている。この装置は、油圧トランスミッションの油圧モータの押しのけ容積を調整し、発電機の回転数の安定化を図るようにしている。
ところが、油圧トランスミッションを用いた風力発電装置では、非特許文献1及び特許文献1、2には、発電効率を向上させるために具体的にどのような制御を行うのかについて何ら開示されておらず、発電効率を向上させるための運転制御技術が未だ確立されていない。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、再生エネルギーの変動に関わらず、所望の油圧モータの出力を得ることができ、安定した発電を可能とした再生エネルギー型発電装置及びその運転方法を提供することを目的とする。
前記モータ要求値算出部は、
前記油圧モータの回転数及び前記高圧油ラインの作動油圧力の測定値P s によって前記目標出力POWERmotorを除算して前記油圧モータの押しのけ容積の名目要求値D n を求め、
前記目標出力POWERmotorに対応する前記低圧油ラインの作動油圧力の目標値P d を求め、
前記作動油圧力の測定値P s と前記作動油圧力の目標値P d との偏差に応じて定まる前記油圧モータの押しのけ容積の要求補正値D b を求め、
前記名目要求値D n と前記要求補正値D b との和から前記油圧モータの押しのけ容積の要求値D m を決定するように構成されたことを特徴とする。
また、モータ要求値算出部によって、目標出力POWERmotorに基づいて発電機の回転数が一定になるように油圧モータの押しのけ容積の要求値Dmを決定し、モータ制御部で油圧モータの押しのけ容積を要求値Dmに調節するようにしたので、油圧ポンプの目標出力が変更されても、発電機の回転数を一定に維持できる。よって、発電機において周波数が一定の電力を発生させることができる。
すなわち、高圧油ラインの圧力Psがその許容範囲の最小値Pmin以下あるいは該許容範囲の最大値Pmax以上である場合には、可変ゲインKpが最大値Kmaxとなることで、高圧油ラインの作動油の圧力を目標圧力に近づける速度を最大限速くすることができる。一方、高圧油ラインの圧力Psが前記許容範囲の最小値Pminよりも大きく該許容範囲の最大値Pmaxよりも小さい場合には、可変ゲインKpは、許容範囲の最小値Pmin又は最大値Pmaxに近づくにつれて最大値Kmaxに向かって増加する。これにより、高圧油ラインの作動油の圧力Psが適切である場合には可変ゲインKpの影響度を小さくし、必要に応じて徐々に可変ゲインKpの影響度を大きくしていくことができる。
風力発電装置は風力エネルギーの変動が大きいが、上記再生エネルギー型発電装置を採用することで、風力エネルギーの変動に応じたモータ制御が可能となるため、所望の油圧モータの出力を得ることができ、安定した発電が可能となる。
前記要求値Dmを決定するステップでは、
前記油圧モータの回転数及び前記高圧油ラインの作動油圧力の測定値P s によって前記目標出力POWERmotorを除算して前記油圧モータの押しのけ容積の名目要求値D n を求め、
前記目標出力POWERmotorに対応する前記低圧油ラインの作動油圧力の目標値P d を求め、
前記作動油圧力の測定値P s と前記作動油圧力の目標値P d との偏差に応じて定まる前記油圧モータの押しのけ容積の要求補正値Dbを求め、
前記名目要求値Dnと前記要求補正値Dbとの和から前記油圧モータの押しのけ容積の要求値Dmを決定することを特徴とする。
また、目標出力POWERmotorに基づいて発電機の回転数が一定になるように油圧モータの押しのけ容積の要求値Dmを決定し、油圧モータの押しのけ容積を要求値Dmに調節するようにしたので、油圧ポンプの目標出力が変更されても、発電機の回転数を一定に維持できる。よって、発電機において周波数が一定の電力を発生させることができる。
また、モータ要求値算出部によって、目標出力POWERmotorに基づいて発電機の回転数が一定になるように油圧モータの押しのけ容積の要求値Dmを決定し、モータ制御部で油圧モータの押しのけ容積を要求値Dmに調節するようにしたので、油圧ポンプの目標出力が変更されても、発電機の回転数を一定に維持できる。よって、発電機において周波数が一定の電力を発生させることができる。
高圧弁86は、各油圧室83と高圧油ライン16との間の高圧連通路87に設けられ、低圧弁88は、各油圧室83と低圧油ライン18との間の低圧連通路89に設けられている。
この油圧ポンプ12では、回転シャフト8とともにカム84が回転すると、カム曲線に合わせてピストン82が周期的に上下動し、ピストン82が下死点から上死点に向かうポンプ工程と、ピストン82が上死点から下死点に向かう吸入工程とが繰り返される。
高圧弁96は、各油圧室93と高圧油ライン16との間の高圧連通路97に設けられ、低圧弁98は、各油圧室93と低圧油ライン18との間の低圧連通路99に設けられている。
この油圧モータ14では、油圧ポンプ12がつくった高圧油ライン16と低圧油ライン18との差圧によって、ピストン92が周期的に上下動し、ピストン92が上死点から下死点に向かうモータ工程と、ピストン92が下死点から上死点に向かう排出工程とが繰り返される。
なお、油圧ポンプ及び油圧モータは、上記したようなピストン式に限定されるものではなく、他にもベーン式等のように、可変容量型の油圧機構であればいずれの形式であってもよい。また、ピストン式としては、アキシアルピストンポンプ・モータ、ラジアルピストンポンプ・モータ、レシプロピストンポンプ・モータ等を用いることができる。
油圧モータ14からの戻り流れの全部又は一部がこれらのユニットの一つ以上を通過するようにしてもよい。
これにより、作動油の漏洩が油圧トランスミッション10の内部で生じても、ブーストポンプ74によってオイルタンク70から低圧油ライン18に作動油が補充されるので、油圧トランスミッション10内を循環する作動油の量を維持できる。
これにより、ブーストポンプ74によって作動油が低圧油ライン18に供給されても、低圧油ライン18内の圧力が低圧リリーフ弁79の設定圧力に達すれば、低圧リリーフ弁79が自動的に開いて、返送ライン78を介してオイルタンク70に作動油を逃すことができる。よって、油圧トランスミッション10内を循環する作動油の量を適切に維持できる。
制御ユニット40は、理想トルク算出部41と、目標トルク算出部42と、ポンプ目標出力算出部43と、ポンプ目標出力補正部44と、モータ目標出力算出部45と、モータ要求値算出部46と、モータ要求値補正部47と、モータ制御部48と、記憶部49とを有する。
具体的に、理想トルク算出部41としては以下のような構成が挙げられる。
一例として、理想トルク算出部41は、回転数計32による回転シャフト8の回転数の計測値に基づいて、パワー係数Cpが最大となる理想トルクを求める。また、複数の回転数計32による回転シャフトの回転数の計測値の平均値に基づいて、回転シャフト8の理想トルクを求めるようにしてもよい。
具体的には、モータ要求値算出部46は、目標出力POWERmotorを、油圧モータ14の回転数及び高圧油ラインの作動油の圧力(高圧油圧力)Psで除算して、油圧モータ14の押しのけ容積の名目要求値Dnを求め、該名目要求値Dnに基づいて前記油圧モータの押しのけ容積の要求値Dmを決定する。
この補正値Dbは、高圧油圧力Psとその目標圧力Pdとの偏差に、高圧油圧力に応じて変化する可変ゲインKpを乗算して求める。
可変ゲインKpは、図8に示すように、高圧油圧力Psがその許容範囲の最小値Pmin以下あるいは該許容範囲の最大値Pmax以上である場合には最大値Kmaxとなり、一方、高圧油圧力Psが前記許容範囲の最小値Pminよりも大きく該許容範囲の最大値Pmaxよりも小さい場合には、許容範囲の最小値Pmin又は最大値Pmaxに近づくにつれて最大値Kmaxに向かって増加するように設定されていることが好ましい。なお、許容範囲の最小値Pminは、回転シャフト8の回転数と油圧ポンプ12の押しのけ容積の設定可能な最大値Dmaxとに基づいて決定されてもよい。
また、上記した各制御部のほかに、ポンプ制御部(不図示)を有していてもよい。ポンプ制御部は、目標トルク算出部42で求めた目標トルクと、高圧油圧力Psとに基づいて油圧ポンプ12の押しのけ容積の要求値を算出し、この要求値となるように油圧ポンプ12の押しのけ容積を調整する。
最初に、回転数計32によって、回転シャフト8の回転数Wrが計測される(ステップS1)。
理想トルク算出部41は、回転数計38で計測された回転数Wrからパワー係数Cpが最大となる理想トルクTiを決定する。具体的には、理想トルク算出部41は、図7に示す関数のうち実線で表されるCp最大曲線600を記憶部49から読み出す。このCp最大曲線600は、空力学的な理想トルク(T,
598)と回転シャフトの回転数(Wr,
599)との相関関係を示す関数であり、回転数Wrに対してパワー係数Cpが最大となる理想トルクTiを示すものである。
通常、ウィンドファームには、複数の風力発電装置1が設置されており、これらの風力発電装置1を統括的に制御するファーム制御装置200が設けられている。ファーム制御装置200は、複数の風力発電装置1と通信可能であり、風力発電装置1から各種の計測値信号を受信するとともに、風力発電装置1へ各種の制御信号を送信する。
計測値信号は、例えば、各種計測器31〜36の計測値信号であり、高圧油圧力Ps、回転シャフト8の回転数Wr、油圧モータ14の回転数Wm、周囲の風速又は温度、作動油温度等が挙げられる。
制御信号は、前記電力要求指令Sdを含む。電力要求指令Sdは、ウィンドファームの全体に求められる電力要求から個々の風力発電装置に割り振られた電力要求に関する信号である。
各風力発電装置1への電力要求は、ウィンドファーム全体として一定の発電出力が得られるように設定されてもよいし、あるいはウィンドファーム全体として高効率で発電可能なように設定されてもよいし、あるいは他の風力発電装置の発電出力または高圧油圧力等の変動を考慮して設定されてもよい。
次いで、モータ要求値算出部46は、油圧モータ14の押しのけ容積の名目要求値Dnを算出する(ステップS10)。名目要求値Dnは、回転数計36で計測された油圧モータ14の回転数Wmと、圧力計31で計測された高圧油ライン16の作動油の圧力Psと、油圧モータ14の目標出力POWERmotorとに基づいて算出する。このとき、名目要求値Dnは、目標出力POWERmotorを、油圧モータ14の回転数Wm及び高圧油圧力Psで除算して求めることで、発電機の回転数を一定にするような名目要求値Dnを取得できる。
そして、前記名目要求値Dnと要求補正値Dbとを加算することによって、油圧モータ14の押しのけ容積の要求値Dmを決定する(ステップS12)。
ここで、油温センサ35で計測された高圧油ライン16の作動油の温度に基づいて、ポンプ要求値補正部47によって油圧モータ14の押しのけ容積の要求値Dmを補正してもよい。これにより、作動油の熱膨張を考慮して、適切に油圧モータ14を制御することが可能となる。
油圧モータ14では、油圧ポンプ12がつくった高圧油流路16と低圧油流路18との差圧によって、ピストン92が周期的に上下動し、ピストン92が上死点から下死点に向かうモータ工程と、ピストン92が下死点から上死点に向かう排出工程とが繰り返される。
(数式)
押しのけ容積の要求値Dm=Vm×Fdm
(ただし、Vmは全シリンダ90の合計容積であり、Fdmは全油圧室93に対する作動室の割合である。Fdmはある期間にわたって決定されてもよく、Fdmは全油圧室93に対する作動室の割合の短時間における平均値であってもよい。)
ここで、油圧モータ14の「非作動室」とは、ピストン92が上死点から下死点に向かうモータ工程において、高圧油流路16からの高圧油の供給を受けない油圧室93をいう。これに対し、ピストン92が上死点から下死点に向かうモータ工程において、高圧油流路16からの高圧油の供給を受ける油圧室93を油圧モータ14の「作動室」という。
また、モータ制御部48における制御において、他の例として、ピストンサイクル中に高圧弁が開く時間を変化させて油圧モータ14の押しのけ容積を調節するようにしてもよい。
まず最初に、理想トルク算出部41によって、回転数計32によって計測される回転シャフト8の回転数Wrから理想トルクTiを決定する。このとき、理想トルクTiは、図6に示した目標トルク(ここでは理想トルクTi)と回転数Wrとの関数600を用いて、パワー係数Cpが最大となる理想トルクTiを決定する。
一方、スケール係数Mを用いることで、回転シャフト8はより緩慢に減速する。したがって、凪時においては最適な回転数から少し外れて運転することとなる。しかし、突風に対して追従させることにより得られる追加出力は、凪時の準最適運転による出力損失より大きい。このようにスケール係数Mを用いて理想トルクTiを調整することで、風力エネルギーが急増した場合に、より多くの風力エネルギーを抽出することが可能となり、発電出力を増加させることができる。
次いで、モータ目標出力算出部45は、モータ目標出力POWERmotorを、油圧センサ31で測定された高圧油圧力Ps、及び、回転数計36で計測された油圧モータ14の回転数Wmで除算して、油圧モータ14の押しのけ容積の名目要求値Dnを求める。
599)に対する空力学的理想トルク(T, 598)の関数(600)を示す。この関数は、理想トルク算出部によって理想トルクTiを決定する際に用いられる。なお、理想トルクTiは、回転シャフトの回転数Wrに対してパワー係数Cpが最大となるトルクである。
風力発電装置1においては、風速がカットイン速度まで上昇すると、ブレードのフェザリングを停止し、機械的なブレーキを解除する。セクションIで回転数Wrが最低速度(601)を下回るときは、理想トルクは略ゼロであり、ポンプがトルクを与えることなく発電機は最低速度まで加速する。
この関数の形状は、各種の変数によって決まるものである。
図中、破線(802)は第1目標圧力関数を示す。この第1目標圧力関数は、目標圧力がゼロと第1出力間の第1範囲においては一定の最小圧力Pacc,min(804)以上であり、第4出力から(810)と最大定格出力POWERmotor,max間の第5範囲においては一定の最大圧力Pmax(808)以上であり、第1範囲と第5範囲の間ではPOWERmotorとともに直線的に増加する。
最適圧力Poptは、ポンプとモータがともに最適油圧効率で稼動する。この最適圧力Poptは、実験、シミュレーション、計算、あるいはこれらの組み合わせにより求めてもよい。ポンプとモータの少なくともひとつは最適圧力Poptにより最適な効率が得られるように設計され、それは設計者によって選択されるようにしてもよい。よって、目標圧力は変動圧力、油圧ポンプ及び油圧モータの特性に対応する。この第2目標圧力関数により、発電機が最適圧力で駆動し、これによりエネルギー効率を最も高くすることができる。
また、モータ要求値算出部46によって、目標出力POWERmotorに基づいて発電機20の回転数が一定になるように油圧モータ14の押しのけ容積の要求値Dmを決定し、モータ制御部48で油圧モータ14の押しのけ容積を要求値Dmに調節するようにしたので、油圧ポンプ12の目標出力が変更されても、発電機20の回転数を一定に維持できる。よって、発電機20において周波数が一定の電力を発生させることができる。
また、油圧ポンプ12の目標出力POWERpumpに平滑処理を施して油圧モータ14の目標出力POWERmotorを得るようにしたので、油圧ポンプ12の出力が急激に変化した場合であっても、油圧モータ14の目標出力を緩やかに変化させることができ、発電機20の安定運転が可能となる。
このとき、モータ要求値算出部46によって、高圧油圧力Psをその目標圧力Pdに調節するための油圧モータ14の押しのけ容積の要求補正値Dbを求め、前記名目要求値Dnにこの補正値Dbを加算して油圧モータの押しのけ容積の要求値Dmを決定するようにしたので、高圧油圧力Psを目標圧力Pdに確実に近づけることができる。
このとき、可変ゲインKpを、図8に示した可変ゲイン関数に従って求めることで、高圧油圧力Psを許容範囲内に維持することができるとともに、油圧モータ14の押しのけ容積の要求値Dmにおける補正の要否に応じて、適切にモータ要求補正値bを決定することができる。
ここで、潮流発電装置の制御ユニット40は、上述のとおり、油圧ポンプ12の目標出力POWERpumpに基づいて油圧モータ14の目標出力POWERmotorを算出し、この目標出力POWERmotorに基づいて油圧モータ14の押しのけ容積の要求値Dmを決定し、油圧モータ14の押しのけ容積をこの要求値Dmに調節するようにしたので、所望の油圧モータの出力を得ることが可能となり、発電効率を向上させることができる。
まず第1の変形例として、回転数計32によって計測された回転シャフト8の回転数から見積もられる風速に基づいて理想トルクTiを求めるようにしてもよい。この場合、図10及び図11に示すCp最大曲線を用いる。これらのCp最大曲線は、制御ユニット40の記憶部49に記憶されている。風速Vを横軸にとり、回転シャフト8の回転数Wrを縦軸にとった座標系においてCp最大曲線900を表したのが図10であり、回転シャフト8の回転数Wrを横軸にとり、油圧ポンプ12の目標トルクを縦軸にとった座標系においてCp最大曲線902を表したのが図11である。
このように、風速計33によって計測された風速に基づいて理想トルクTiを求めることで、風力発電装置1の発電効率を向上させることができる。また、風速は、風速計33によって直接計測するようにしたため、容易に理想トルクを算出することができる。なお、複数の風速計33による風速の平均値を用いてもよく、この場合、理想トルク算出の正確性が向上するとともに、風速計自体または外的要因等によるノイズを除去することができる。
2 ロータ
4 ブレード
6 ハブ
8 回転シャフト
10 油圧トランスミッション
12 油圧ポンプ
14 油圧モータ
16 高圧油ライン
18 低圧油ライン
20 発電機
22 ナセル
24 タワー
26 基礎
31 圧力計
32 回転数計
33 風速計
34 雰囲気温度センサ
35 油温センサ
36 回転数計
40 制御ユニット
41 理想トルク算出部
42 目標トルク算出部
43 目標トルク補正部
44 ポンプ要求値算出部
45 ポンプ要求値補正部
46 ポンプ制御部
47 記憶部
50 電力系統
52 励磁機
60 バイパス流路
62 リリーフ弁
64 脈動防止用アキュムレータ
66 オイルフィルタ
68 オイルクーラ
70 オイルタンク
72 補充ライン
74 ブーストポンプ
76 オイルフィルタ
78 返送ライン
79 低圧リリーフ弁
110 アジャスタ
112 平滑モジュール
120 圧力フィードバックコントローラ
600 Cp最大曲線
610 ヘッドルームトルク曲線
802、812、820 目標圧力関数
Claims (17)
- 再生エネルギーから電力を生成する再生エネルギー型発電装置であって、
再生エネルギーによって駆動される回転シャフトと、
前記回転シャフトによって駆動される可変容量型の油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから供給される圧油によって駆動される可変容量型の油圧モータと、
前記油圧モータに連結された発電機と、
前記油圧ポンプの吐出側を前記油圧モータの吸込側に連通させる高圧油ラインと、
前記油圧ポンプの吸込側を前記油圧モータの吐出側に連通させる低圧油ラインと、
前記油圧ポンプの目標出力POWERpumpに基づいて、前記油圧モータの目標出力POWERmotorを算出するモータ目標出力算出部と、
前記モータ目標出力算出部により算出された前記目標出力POWERmotorに基づいて、前記油圧モータの押しのけ容積の要求値Dmを決定するモータ要求値算出部と、
前記油圧モータの押しのけ容積を前記要求値Dmに調節するモータ制御部とを備え、
前記モータ要求値算出部は、
前記油圧モータの回転数及び前記高圧油ラインの作動油圧力の測定値P s によって前記目標出力POWERmotorを除算して前記油圧モータの押しのけ容積の名目要求値D n を求め、
前記目標出力POWERmotorに対応する前記低圧油ラインの作動油圧力の目標値P d を求め、
前記作動油圧力の測定値P s と前記作動油圧力の目標値P d との偏差に応じて定まる前記油圧モータの押しのけ容積の要求補正値D b を求め、
前記名目要求値D n と前記要求補正値D b との和から前記油圧モータの押しのけ容積の要求値D m を決定するように構成された
ことを特徴とする再生エネルギー型発電装置。 - パワー係数が最大となる前記回転シャフトの理想トルクに基づいて前記油圧ポンプの目標トルクを決定する目標トルク算出部と、
前記目標トルク算出部により決定された前記油圧ポンプの前記目標トルクに基づいて、前記油圧ポンプの目標出力POWERpumpを算出するポンプ目標出力算出部とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記回転シャフトの回転数を計測する回転数計と、
前記回転シャフトの回転数の計測値に基づいて、前記回転シャフトの前記理想トルクを求める理想トルク算出部とをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記回転数計は複数設けられており、
前記理想トルク算出部は、複数の前記回転数計による前記回転シャフトの回転数の計測値の平均値に基づいて、前記回転シャフトの前記理想トルクを求めることを特徴とする請求項3に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記回転シャフトの回転数を計測する回転数計と、
前記回転シャフトの回転数の計測値から見積もられる前記再生エネルギー源のエネルギー流の流速に基づいて前記回転シャフトの前記理想トルクを求める理想トルク算出部とをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記回転数計は複数設けられており、
前記エネルギー流の流速は、複数の前記回転数計による前記回転シャフトの回転数の計測値の平均値から見積もられることを特徴とする請求項5に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記回転シャフトを駆動する前記再生エネルギー源のエネルギー流の流速を計測する流速計と、
前記エネルギー流の流速の計測値に基づいて前記回転シャフトの前記理想トルクを求める理想トルク算出部とをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記流速計は複数設けられており、
前記理想トルク算出部は、複数の前記流速計による前記エネルギー流の流速の計測値の平均値に基づいて前記回転シャフトの前記理想トルクを求めることを特徴とする請求項7に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記再生エネルギー型発電装置が属する発電ファームのファーム制御装置からの電力要求指令に基づいて、前記ポンプ目標出力算出部により算出された前記油圧ポンプの目標出力POWERpumpを補正するポンプ目標出力補正部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の再生エネルギー型発電装置。
- 前記モータ目標出力算出部は、前記油圧ポンプの目標出力POWERpumpに平滑処理を施して前記油圧モータの目標出力POWERmotorを得るローパスフィルタを含むことを特徴とする請求項1に記載の再生エネルギー型発電装置。
- 前記モータ要求値算出部は、前記高圧油ラインの作動油の圧力P s と前記高圧油ラインの目標圧力P d との偏差に、前記高圧油ラインの作動油の圧力に応じて変化する可変ゲインK p を乗算して、前記補正値D b を求めることを特徴とする請求項1に記載の再生エネルギー型発電装置。
- 前記可変ゲインK p は、
前記高圧油ラインの圧力P s がその許容範囲の最小値Pmin以下あるいは該許容範囲の最大値Pmax以上である場合には最大値Kmaxとなり、
前記高圧油ラインの圧力P s が前記許容範囲の最小値Pminよりも大きく前記許容範囲の最大値Pmaxよりも小さい場合には、前記許容範囲の最小値Pmin又は最大値Pmaxに近づくにつれて前記最大値Kmaxに向かって増加するように設定されることを特徴とする請求項11に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記許容範囲の最小値Pminは、前記回転シャフトの回転数と前記油圧ポンプの設定可能な押しのけ容積の最大値Dmaxとに基づいて決定されることを特徴とする請求項12に記載の再生エネルギー型発電装置。
- 前記再生エネルギー型発電装置の周囲の雰囲気温度を計測する雰囲気温度センサをさらに備え、
前記雰囲気温度センサによる前記雰囲気温度の計測値に基づいて、前記回転シャフトの前記理想トルクが補正されることを特徴とする請求項2に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記高圧油ラインの作動油の温度を計測する油温センサをさらに備え、
前記高圧油ラインの作動油の温度の計測値に基づいて、前記油圧モータの押しのけ容積の要求値D m を補正するモータ要求値補正部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の再生エネルギー型発電装置。 - 前記再生エネルギー型発電装置は、再生エネルギーとしての風から電力を生成する風力発電装置であることを特徴とする請求項1に記載の再生エネルギー型発電装置。
- 再生エネルギーによって駆動される回転シャフトと、前記回転シャフトによって駆動される可変容量型の油圧ポンプと、前記油圧ポンプから供給される圧油によって駆動される可変容量型の油圧モータと、前記油圧モータに連結された発電機と、前記油圧ポンプの吐出側を前記油圧モータの吸込側に連通させる高圧油ラインと、前記油圧ポンプの吸込側を前記油圧モータの吐出側に連通させる低圧油ラインとを備える再生エネルギー型発電装置の運転方法であって、
前記油圧ポンプの目標出力POWERpumpに基づいて、前記油圧モータの目標出力POWERmotorを算出するステップと、
前記モータ目標出力算出部により算出された前記目標出力POWERmotorに基づいて、前記油圧モータの押しのけ容積の要求値D m を決定するステップと、
前記油圧モータの押しのけ容積を前記要求値D m に調節するステップとを備え、
前記要求値Dmを決定するステップでは、
前記油圧モータの回転数及び前記高圧油ラインの作動油圧力の測定値P s によって前記目標出力POWERmotorを除算して前記油圧モータの押しのけ容積の名目要求値D n を求め、
前記目標出力POWERmotorに対応する前記低圧油ラインの作動油圧力の目標値P d を求め、
前記作動油圧力の測定値P s と前記作動油圧力の目標値P d との偏差に応じて定まる前記油圧モータの押しのけ容積の要求補正値Dbを求め、
前記名目要求値Dnと前記要求補正値Dbとの和から前記油圧モータの押しのけ容積の要求値Dmを決定することを特徴とする再生エネルギー型発電装置の運転方法。
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