JP5501300B2 - 竹製合板 - Google Patents

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Description

この発明は竹製合板に関し、特に製造が簡単で、環境破壊を引き起こすことなく、簡単に製造できるようにした高強度のパレット用の竹製合板に関する。
荷役用パレットは木板や合板を用いて製造されるのが一般的であるが、吸湿によって腐りやすく、使用に耐えなくなると焼却によって処分されていた。
しかし、木材は成長に何十年もの時間のかかる樹木を伐採し乾燥し、所定の形状や寸法に加工し、あるいは木製の薄板を積層し接着して用いられるものであり、木板や合板を大量に用いることは大量の樹木を伐採する必要が生じ、地球環境の破壊につながる。
これに対し、竹を縦割りにした薄い竹板を簾状に並べ、複数枚の簾板を積層して接着して竹製ボードを製造し、竹製ボードをパレットの材料に用いるようにした竹製パレットが提案されているが(特許文献1)、荷搭載面の強度が十分でない。
他方、複数の縦割り竹材を縦にして相互に交差させ又は相互に平行に組立てて構造体とし、これを上下の竹板で挟むようにした軽量の竹製ボードが提案されている(特許文献2)。この竹製ボードを用いてパレットを製作することが考えられるが、この竹製パレットでは板厚方向(板面に対して垂直な方向)の荷重に対しては縦にした縦割り竹材がこれを受けるので、荷搭載面を十分な強度とすることができる。
実用新案登録第3026595号公報 実用新案登録第3140654号公報
しかし、特許文献2記載の竹製パレットでは複数の縦割り竹材を縦にして相互に交差させると、相互に隣接する縦割り竹材を縦姿勢に保持できるので、十分な強度が確保できるが、製造が煩雑となる。他方、複数の縦割り竹材を縦にして相互に平行にすると、製造が簡単であるが、縦割り竹材を縦姿勢に保持するのが難しく、強度の低下が懸念される。
本発明はかかる問題点に鑑み、環境破壊を引き起こすことなく、簡単に製造できるようにした高強度の竹製合板を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る竹製合板は、合板の厚みに相当する幅を有する複数の縦割り竹材によって構成され、該複数の縦割り竹材が縦にかつ相互に所定の間隔をあけて配列され、合板板面に垂直な方向の荷重を受ける構造体と、所定の幅と合板の厚みに相当する厚みとを有する木粉又は竹粉の成形板、木片又は竹片の積層板又は木板によって構成され、上記構造体の隣接する縦割り竹材の間に固定され、上記複数の縦割り竹材の相互の間隔及び複数の各縦割り竹材の縦姿勢を保持する複数のスペーサ板とを備えたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つは複数の縦割り竹材を縦にかつ相互に平行に配列して構造体を構成し、縦割り竹材の間に帯板状のスペーサ板を固定するようにした点にある。
これにより、構造体の縦割り竹材の相互に間隔と縦姿勢を確実に保持できる結果、合板板面に垂直な方向の荷重を確実に受けることができ、高強度の竹製合板を得ることができる。
また、縦割り竹材とスペーサ板とを交互に並べて接着剤による接着などによって固定すると、竹製合板を製造することができ、非常に簡単に製造できる。
竹は成長速度が3年ないし4年で成長し、使用できるまでに数十年を必要とする樹木に比して速く、例えば12本から2本を間引くなどすることによって一度に大量に伐採しても環境に与える影響は少ない。
本発明の他の特徴は縦割り竹材を構造体の材料に用いるようにした点にある。これにより、地球環境に悪影響を与えることなく竹製合板を大量に製造することができ、又焼却処分しても有害物質が発生することが少ない。
スペーサ板は縦割り竹材の相互の間隔及び縦割り竹材の縦姿勢を保持できればよく、縦割り竹材のような高強度を必要としないので、木板だけでなく、木粉又は竹粉の成形板、木片又は竹片の積層板を用いることができる。
本発明に係る竹製合板は合板板面に垂直な方向の荷重が加わるパレットの荷搭載面や底面に用いるとその効果が大きい。パレットは平型パレットでもよく、ボックス型パレットであってもよい。
縦割り竹材及びスペーサ板の寸法は特に限定されないが、パレットに用いる場合には縦割り竹材は5mm〜15mmの範囲内の厚みと、10mm〜20mmの範囲内の高さを有する帯板状となす一方、スペーサ板は20mm〜60mmの範囲内の横幅と、10mm〜20mmの範囲内の高さを有する帯板状となすのがよい。
他方、図3に示されるように、縦割り竹材をその幅方向に並べて接着すると、大きな面積の竹板を製造することができる。そこで、複数の縦割り竹材をその幅方向に接着することによって合板の厚みを任意に設定することができる。また、縦割り竹材を厚み方向に接着すると、構造体の縦割り竹材の厚みを任意の寸法とすることができる。
本発明に係る竹製合板の好ましい実施形態を用いた平型パレットの1例を示す概略斜視図である。 上記竹製合板の実施形態を示す一部斜視図である。 縦割り竹材を任意の幅に成形する方法を模式的に示す図である。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る竹製合板の好ましい実施形態を示す。図において、平型パレット10は荷搭載面11と底面12との間に例えば木製の桁21を釘打ちなどによって固定した構造をなし、荷搭載面11及び底面12は本例の竹製合板20によって構成されている。なお、図1では複数の竹製合板20を間隔をあけて並べているが、1枚の大きな竹製合板で構成することもできる。
竹製合板20は真竹を等狭幅に縦割りにした帯板状、例えば厚み略10mm、高さ略20mmの帯板状の縦割り竹材22を所定の間隔、例えば略50mmの間隔をあけて配列することによって、合板板面に垂直な方向の荷重を受ける構造体とし、隣接する縦割り竹材22の間にスペーサ板23を固定して構成されている。
他方、スペーサ板23は木粉又は竹粉の成形板、木片又は竹片の積層板又は木板を用い、例えば略50mmの横幅と高さ略20mmの帯板状に製造され、縦割り竹材22に接着剤を用いて接着されている。
竹製合板20は縦割り竹材22とスペーサ板23とを確実に固着し両者の間にクラックなどが入らないようにバンド24で緊締するようにしてもよく、又防水性が要求される場合には竹製合板20の外表面を合成樹脂製のシートやフィルムで被覆するようにしてもよい。
本例の竹製合板20では荷重を受ける複数の縦割り竹材22の間に帯板状のスペーサ板23を固定するようにしたので、縦割り竹材22の相互に間隔と縦姿勢を確実に保持でき、パレット10の荷重を確実に受けることができ、高強度のパレット10を得ることができる。
また、縦割り竹材22とスペーサ板23とを交互に並べて接着剤による接着などによって固定すればよく、竹製合板20を非常に簡単に製造できる。
さらに、本発明の竹製合板を平型パレット10に用いるようにしたが、平型パレットではなく、公知のボックス型パレットに用いることもできる。
10 平型パレット
11 荷搭載面
12 底面
20 竹製合板
22 縦割り竹材
23 スペーサ板

Claims (3)

  1. 合板の厚みに相当する幅を有する複数の縦割り竹材(22)によって構成され、該複数の縦割り竹材(22)が縦割り竹材の長手方向及び幅方向に直交する厚み方向に間隔をあけて、縦割り竹材の最広面部同士が相互に平行になるように配列され、合板板面に垂直な方向の荷重を受ける構造体と、所定の幅と合板の厚みに相当する厚みとを有する木粉又は竹粉の成形板、木片又は竹片の積層板又は木板によって構成され、上記構造体の隣接する縦割り竹材(22)の間に接着され、上記複数の縦割り竹材(22)の相互の間隔及び複数の各縦割り竹材(22)の縦姿勢を保持する複数のスペーサ板(23)と、
    上記構造体と複数のスペーサ板(23)に巻き付けられて上記構造体と複数のスペーサ板(23)を緊締するバンド(24)と、
    を備えたことを特徴とする竹製合板。
  2. 平型パレット(10)又はボックス型パレットの荷搭載面(11)及び底面(12)を構成するようにした請求項1記載の竹製合板。
  3. 複数の縦割り竹材(22)がその幅方向に接着されることによって合板の厚みが任意に設定されている請求項1記載の竹製合板。
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