JP5490267B2 - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5490267B2
JP5490267B2 JP2012557966A JP2012557966A JP5490267B2 JP 5490267 B2 JP5490267 B2 JP 5490267B2 JP 2012557966 A JP2012557966 A JP 2012557966A JP 2012557966 A JP2012557966 A JP 2012557966A JP 5490267 B2 JP5490267 B2 JP 5490267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
unit
transfer
collection
interval
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012557966A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012111653A1 (ja
Inventor
良介 綿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from PCT/JP2011/053249 external-priority patent/WO2012111109A1/ja
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012557966A priority Critical patent/JP5490267B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5490267B2 publication Critical patent/JP5490267B2/ja
Publication of JPWO2012111653A1 publication Critical patent/JPWO2012111653A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

本発明は、FA(Factory Automation)システムにかかる制御データを収集して上位装置に転送するデータ転送装置に関する。
FAシステムにデータ転送装置を具備させて、当該データ転送装置を用いてプログラマブルコントローラ(以降、単にPLC)のデバイスデータなどFAシステムにかかる制御データを収集する構成が採用される場合がある(例えば特許文献1、特許文献2参照)。データ転送装置は、収集した制御データをホストコンピュータなどの上位装置に転送する。ユーザは、上位装置に転送されてきた制御データをFAシステムの動作状態の確認やエラーの監視などの用途に供することができる。
特開2003−114908号公報 特開2006−215999号公報
ところで、近年、PLC内のデバイスデータをリアルタイムで取得したいという要望がある。また、ユーザプログラムの規模によっては、取得を所望する制御データが膨大なサイズとなってしまう場合がある。PLC内ではデバイスデータは非常に高速に(例えばミリ秒オーダー)更新されるため、ホストコンピュータに大容量のデバイスデータをリアルタイムで取得するためには、データ転送装置は、逐次更新されるデバイスデータを更新間隔相当の周期でデバイスデータを収集して、収集したデバイスデータを、収集が完了してからできるだけ早く転送する必要がある。
一般に、FAシステムに用いられるデータ転送装置では、データの転送方式としてポーリング通信方式が採用されるが、この方式によれば、データ転送要求を送信する分のオーバヘッドが大きく、結果としてデータの転送間隔が長くなってしまう(例えば100ミリオーダー)ため、データ転送の効率が低く、ホストコンピュータはデバイスデータをリアルタイムで取得できないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、FAシステムにかかる制御データを可及的に短い周期で収集して、収集した制御データを上位装置に高速に転送することができるデータ転送装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上位装置により設定される収集間隔を記憶する収集間隔記憶部と、FAシステムにかかる制御データの種類であって前記上位装置により設定される種類を記憶するデータ指定記憶部と、前記収集間隔記憶部が記憶する収集間隔および前記データ指定記憶部が記憶する前記制御データの種類を読み出して、前記読み出された種類の制御データを前記FAシステムから前記読み出した収集間隔で収集するデータ収集部と、前記収集間隔記憶部が記憶する収集間隔に等しいか、または当該収集間隔よりも大きい、前記上位装置により設定される転送間隔を記憶する転送間隔記憶部と、前記データ収集部が収集した制御データを蓄積記憶する一時格納部と、前記転送間隔記憶部が記憶する転送間隔を読み出して、前記一時格納部が蓄積記憶する前記データ収集部により収集された制御データを前記読み出した転送間隔で一括して前記上位装置に転送するデータ転送部と、収集間隔、制御データの種類、または転送間隔を新たに指定する要求を前記上位装置から受信すると、前記データ収集部および前記データ転送部を停止することなく、前記収集間隔記憶部、前記データ指定記憶部、または前記転送間隔記憶部の記憶内容を前記要求によって新たに指定された内容で書き換える設定更新部と、を備え、前記設定更新部が前記収集間隔記憶部、前記データ指定記憶部、または前記転送間隔記憶部の記憶内容を書き換えた後、前記データ収集部は収集を停止することなく前記収集間隔記憶部および前記データ指定記憶部の記憶内容を、前記データ転送部は転送を停止することなく前記転送間隔記憶部の記憶内容を、夫々再び読み出して、前記データ収集部は前記再び読み出した記憶内容に基づく収集を、前記データ転送部は前記再び読み出した記憶内容に基づく転送を、夫々開始する、ことを特徴とする。
本発明にかかるデータ転送装置は、FAシステムにかかる制御データを可及的に短い周期で収集して、収集した制御データを上位装置に高速に転送することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1のデータ転送装置を使用するFAシステムの構成例を説明する図である。 図2は、実施の形態1のデータ転送ユニットの機能構成を説明する図である。 図3は、データ転送部が送信する転送データにかかるパケットの構成の概略を説明する図である。 図4は、データ収集部の動作を説明するフローチャートである。 図5は、データ転送部の動作を説明するフローチャートである。 図6は、ホストコンピュータとデータ転送ユニットとの間のデータ転送の送受信タイミングを説明するタイミングチャートである。 図7は、ホストコンピュータとデータ転送ユニットとの間のデータ転送の送受信タイミングを説明するタイミングチャートである。 図8は、データ転送部が送信する転送データにかかるパケットの構成の概略を説明する図である。 図9は、実施の形態2のデータ転送ユニットの機能構成を説明する図である。 図10は、実施の形態3のデータ転送ユニットを使用するFAシステムの構成例を説明する図である。 図11は、実施の形態3のデータ転送ユニットの機能構成を説明する図である。 図12は、ホストコンピュータとデータ転送ユニットとの間のデータ転送の間の送受信タイミングを説明するフローチャートである。
以下に、本発明にかかるデータ転送装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のデータ転送装置を使用するFAシステムの構成例を説明する図である。図示するように、このFAシステムは、PLC1と、ホストコンピュータ2と、被制御装置3とを備えている。PLC1は、予め作成されたユーザプログラムに基づいて被制御装置3を制御する。被制御装置3はどのようなものであってもよいが、例えばロボットやサーボアンプが該当する。なお、被制御装置3としてPLC1とは別のPLCがPLC1に接続され、当該被制御装置3としてのPLCを介してさらに別の被制御装置が接続されることもある。
PLC1は、リレー回路を原型とするステートマシンを動作モデルとしており、前記ユーザプログラムは、一般にリレー回路を記号化したプログラミング言語を用いて記述される。PLC1は、当該ユーザプログラムを繰り返し実行することによって入出力リレーや内部リレーの接点をモデル化したデバイスデータを逐次更新する。PLC1は、被制御装置3との間で入出力リレーの接点に相当するデバイスデータを用いて被制御装置3を制御する。なお、PLCには、C言語などの高級言語を用いて記述されたユーザプログラムを実行して三角関数などの高度な演算を可能とするタイプも存在するが、本発明の実施の形態は、デバイスデータを逐次更新するものであればどのようなタイプのPLCにも適用することができる。
PLC1は、CPUユニット11と、データ転送装置としてのデータ転送ユニット12と、入出力ユニット13とを備えている。CPUユニット11、データ転送ユニット12、および入出力ユニット13はバスを介して夫々接続されている。
CPUユニット11は、デバイスデータを記憶するためのデバイスデータ記憶部111を備えており、ユーザプログラムを実行して前記デバイスデータ記憶部111内に格納されているデバイスデータを逐次更新する。
入出力ユニット13は、デバイスデータ記憶部111内に格納されているデバイスデータのうちの対応するデバイスデータを被制御装置3に送信するユニットや、対応するデバイスデータを加工して被制御装置3を制御するための指令データを生成し、当該指令データを被制御装置3に送信するユニットや、被制御装置3が出力する出力データまたは当該出力データを加工して、出力データまたは加工された出力データでデバイスデータを更新するユニットを総称したものであって、被制御装置3の種類によって適切なものが選択されて用いられる。例えば被制御装置3に温度センサが設けられており、当該温度センサからの温度情報を入力したい場合には、温度入力ユニットが選択される。また、被制御装置3がサーボアンプであって、当該サーボアンプに位置指令を出力したい場合には、位置決めユニットが選択される。
データ転送ユニット12は、ホストコンピュータ2との間で通信線を介して接続され、デバイスデータ記憶部111に格納されているデバイスデータを収集して、当該収集したデバイスデータを前記通信線を介してホストコンピュータ2へ転送する。なお、前記通信線はどのようなプロトコルに基づくものであってもよいが、ここではイーサネット(登録商標)に準拠し、当該通信線を介した通信方式はTCP/IPに準拠したものであるとする。
図2は、本発明の実施の形態1のデータ転送ユニットの機能構成を説明する図である。図示するように、データ転送ユニット12は、設定記憶部121と、データ転送部125と、リングバッファ126と、データ収集部127と、計時部128とを備えている。また、ホストコンピュータ2は、データ転送ユニット12に対してデバイスデータの収集・転送にかかる条件設定を行う条件設定部21と、データ転送ユニット12から転送されてきた転送データを受信する転送データ受信部22を備えている。
設定記憶部121は、例えばレジスタやメモリなどの記憶装置により構成され、条件設定部21により設定された各種条件を記憶する。具体的には、設定記憶部121は、デバイスデータの収集間隔を記憶する収集間隔記憶部123と、収集したデバイスデータの転送間隔を記憶する転送間隔記憶部122と、収集対象のデバイスデータの格納位置(アドレス)を記憶する転送データ格納位置記憶部124とを備えている。なお、デバイスデータの収集間隔は、例えば収集間隔の時間や収集間隔に相当するユーザプログラムのスキャン数で表現される。また、データ転送の転送間隔は、例えば、転送間隔の時間や転送間隔に相当するデバイスデータの収集回数で表現される。ここで、転送間隔記憶部122には、時間に換算して、収集間隔記憶部123に格納されている収集間隔に等しいか、当該収集間隔よりも大きい値となる転送間隔が格納される。なお、デバイスデータの格納位置は、該当する格納位置に格納されるデバイスデータの名称により指定されるように構成しても構わない。
計時部128は、現在時刻を出力するカウンタである。
データ収集部127は、転送データ格納位置記憶部124および収集間隔記憶部123から転送データの格納位置および収集間隔を夫々取得して、デバイスデータ記憶部111における転送データ格納位置記憶部124に設定されていた格納位置からデバイスデータを収集間隔記憶部123に設定されていた収集間隔で収集する。すなわち、データ収集部127は、FAシステムにかかる制御データをホストコンピュータ2からの毎回の要求なく定期的に収集するので、ホストコンピュータ2からの要求を待ってデバイスデータを収集する場合よりも短い周期でデバイスデータを収集することができる。データ収集部127は、収集したデバイスデータをリングバッファ126に格納する。
データ収集部127は、デバイスデータを収集する毎に、計時部128から現在時刻を取得して、取得した現在時刻を収集したデバイスデータに付与する。なお、転送データ格納位置記憶部124に複数の格納位置が設定されていた場合、データ収集部127は、設定されていた複数の格納位置から夫々デバイスデータを取得する。このように1回の収集で複数のデバイスデータを取得する場合、データ収集部127は、取得した複数のデバイスデータに対して現在時刻を1つ付与する。なお、以降、1回の収集で取得されるデバイスデータ群を収集データと表現する。
リングバッファ126は、レジスタやメモリなどの記憶装置で構成され、データ収集部127が収集し、後述するデータ転送部125が転送データ受信部22へ転送する前のデバイスデータを蓄積記憶する一時格納部として機能する。なお、当該一時格納部としての機能を実現する記憶装置の構成はリングバッファ構成だけに限定されない。
データ転送部125は、転送間隔記憶部122に設定されている転送間隔でリングバッファ126に蓄積記憶されている未転送の収集データを全て読み出して、読み出した収集データを1つのパケットにまとめて(言い換えると一括して)転送データ受信部22へ送信する。
図3は、データ転送部125が送信する転送データにかかるパケットの構成の概略を説明する図である。図示するようにパケットは、シーケンス番号、応答確認番号(ACK番号)、チェックサム、および転送データを含んで構成される。
転送データは、ヘッダと、リングバッファ126から取得したデバイスデータ(収集データ)からなるボディとから構成される。ここでは、転送データのボディは4つの収集データ(収集データ1〜4)を含み、各収集データは夫々1回の収集でデバイスデータ記憶部111から収集された1以上のデバイスデータを含む。ヘッダは、収集データ当たりのサイズ(例えばワード数)や、ボディに含まれる収集データの数などが記述されており、データ転送部125によって生成される。なお、収集データの数や1個の収集データのサイズが1つのパケットで送信できる所定のサイズよりも大きい場合には、データ転送部125は、転送データを複数のパケットに分割して送信する。
シーケンス番号は、付加されている転送データの先頭が、一連のパケットで転送される転送データのなかでどの位置に位置しているのかを示す番号である。応答確認番号は、パケットの受信側が当該パケットに対する応答として送信するパケット(ACKパケット)に設定する、次に受信するパケットに期待するシーケンス番号である。
例えば、転送データ受信部22が300バイトの転送データを含むシーケンス番号が100のパケットを受信完了した場合、当該転送データ受信部22は、応答確認番号が400のパケットを返信する。データ転送部125は、応答確認番号から直前に送付したパケットのシーケンス番号100を減算した値が送信した転送データのバイト数である300と一致することを確認することによって、300バイトの転送データの送信が無事に完了したことを認識することができる。そして、データ転送部125は、次の転送データを含むパケットにシーケンス番号400を付して送信することができる。
チェックサムは、転送データを含めたパケットについて計算されるチェックサム値であって、受信側は、パケットに記述されているチェックサム値とパケットから計算したチェックサム値とを照合することによって転送データのエラーチェックを行う。
次に、図4〜図7を用いて実施の形態1のデータ転送ユニット12の動作を説明する。図4は、データ収集部127の動作を説明するフローチャートである。
図4に示すように、データ収集部127は、データ転送ユニット12がデータ転送を開始する際、まず、収集間隔記憶部123から収集間隔を取得する(ステップS1)。ここでは、収集間隔は時間で設定されているものとしている。次に、データ収集部127は、転送データ格納位置記憶部124から転送対象の転送データの格納位置を取得する(ステップS2)。なお、ステップS1の処理とステップS2の処理の実行順序はこの通りでなくても構わない。
続いて、データ収集部127は、動作が開始してから、または後述するステップS4の動作を行ってから、収集間隔記憶部123に収集間隔として設定されていた時間(収集間隔時間)が経過したか否かを判定する(ステップS3)。データ収集部127は、収集間隔時間が経過していない場合(ステップS3、No)、ステップS3の判定を再度実行する。
収集間隔時間が経過した場合(ステップS3、Yes)、データ収集部127は、デバイスデータ記憶部111における、転送データ格納位置記憶部124に設定されていた格納位置に対応する位置から、転送対象のデバイスデータを取得する(ステップS4)。格納位置が複数設定されていた場合は、設定されていた複数の格納位置に対応する位置から夫々デバイスデータを取得する。
なお、ここでは、データ収集部127はデバイスデータ記憶部111から直接的にデバイスデータを取得するものとして表現しているが、CPUユニット11に対してデバイスデータの格納位置を通知して、CPUユニット11は通知された格納位置に格納されていたデバイスデータをデータ収集部127に送信するようにデータ収集部127およびCPUユニット11を構成してもよい。また、データ収集部127は、格納位置と収集周期とをCPUユニット11に通知して、CPUユニット11は通知された格納位置に格納されていたデバイスデータを通知された収集周期でデータ収集部127に送信するようにデータ収集部127およびCPUユニット11を構成してもよい。
ステップS4の処理の後、データ収集部127は、計時部128から現在時刻を取得し(ステップS5)、ステップS4の処理により取得したデバイスデータを、ステップS5の処理により取得した時刻を付して、リングバッファ126に格納する(ステップS6)。データ収集部127は、ステップS6の処理を実行後、ステップS3に移行して当該ステップS3の判定処理を実行する。
図5は、データ転送部125の動作を説明するフローチャートである。図示するように、データ転送部125は、データ転送ユニット12がデータ転送を開始する際、転送間隔記憶部122から転送間隔を取得する(ステップS11)。ここでは、転送間隔は収集データの個数で指定されているものとする。
そして、データ転送部125は、リングバッファ126に、転送間隔記憶部122に転送間隔として設定されていた個数の未転送の収集データがリングバッファ126に蓄積されているか否かを判定する(ステップS12)。前記設定されていた個数の未転送の収集データが蓄積されていない場合(ステップS12、No)、データ転送部125は、ステップS12の判定処理を再度実行する。
前記設定されていた個数の収集データがリングバッファ126に蓄積されていた場合(ステップS12、Yes)、データ転送部125は、リングバッファ126に蓄積されている収集データを未転送のデータを全て取得し(ステップS13)、取得した収集データにヘッダを付加して転送データを生成する(ステップS14)。さらに、データ転送部125は、生成した転送データにシーケンス番号等を付加して当該転送データにかかるパケットを生成し、転送データ受信部22に当該パケットを送信する(ステップS15)。
データ転送部125は、ステップS15の処理によりパケットを無事に送信完了できたか否かを判定する(ステップS16)。具体的には、データ転送部125は、転送データ受信部22からACKパケットを受信して、当該受信したACKパケットに記述されている応答確認番号に基づいて転送データを無事に送信できたか否かを確認する。転送データを無事に送信できたことを確認できた場合、データ転送部125は、送信完了が確認できたとし(ステップS16、Yes)、ステップS12に移行して当該ステップS12の判定処理を実行する。
ステップS15の後、ACKパケットを受信することなくタイムアウト時間が経過した場合や、ACKパケットを受信しても応答確認番号から転送データを無事に送信できていないことが確認できた場合、データ転送部125は、送信完了が確認できないとし(ステップS16、No)、転送データ受信部22との間で接続(コネクション)が確立されていることの確認を行う(ステップS17)。通信線の配線抜けなどにより接続の確立の確認がなされない場合(ステップS17、No)、データ転送部125は、接続の確立が確認できるまでステップS17の判定処理を実行する。
接続の確立が確認できた場合(ステップS17、Yes)、データ転送部125は、ステップS15の処理により生成したパケットを再送信する(ステップS18)。そして、データ転送部125は、ステップS16と同様の処理により送信完了の確認を行う(ステップS19)。送信完了が確認できた場合(ステップS19、Yes)、データ転送部125は、ステップS13に移行して、ステップS13の処理を実行する。送信完了が確認できない場合(ステップS19、No)、ステップS17に移行して、ステップS17の判定処理を実行する。
なお、ステップS18の説明においては、データ転送部125は単にパケットを再送信するとして説明したが、データ転送部125は、ステップS16またはステップS19の判定処理において送信完了が確認できたとき、リングバッファ126から取得したデータを消去するようにし、ステップS18においては、再度リングバッファ126からデバイスデータを取得して、取得したデバイスデータからパケットを再生成するようにしてもよい。
図6は、転送間隔として収集データの個数「1」が設定された場合のホストコンピュータ2とデータ転送ユニット12との間のデータ転送の送受信タイミングを説明するタイミングチャートであり、図7は、転送間隔として収集データの個数「4」が設定された場合のデータ転送の送受信タイミングを説明するタイミングチャートである。なお、図6および図7においては、ACKパケットの転送の図示を省略している。
収集間隔が「1」である場合、図6に示すように、まず、ホストコンピュータ2は、転送開始の指令として、転送データの格納位置の一覧、収集間隔、および転送間隔「1」を送信する。当該指令は、条件設定部21が送信する。すると、データ転送ユニット12は、送信されてきた各種条件を設定記憶部121内の対応する記憶部122〜124に夫々格納して、転送開始OKの応答を返信する。その後、データ収集部127とデータ転送部125との協働により、データ転送ユニット12は、デバイスデータを収集する毎にデータ転送を実行する。そして、ホストコンピュータ2が転送停止の指令を送信すると、データ転送ユニット12はデータ転送を停止して、転送停止OKの応答を返信する。なお、収集間隔が「1」である場合には、図8に示すように、収集データが1つ含まれるパケットが転送データにかかるパケットとして送信される。
収集間隔が「4」である場合、図7に示すように、まず、ホストコンピュータ2は、転送開始の指令として、転送データの格納位置の一覧、収集間隔、および転送間隔「4」を送信する。すると、データ転送ユニット12は、送信されてきた各種条件を設定記憶部121内の対応する記憶部122〜124に夫々格納して、転送開始OKの応答を返信する。その後、データ収集部127とデータ転送部125との協働により、データ転送ユニット12は、デバイスデータを4つ収集する毎に図3に示したパケットを生成してホストコンピュータ2に送信する。そして、ホストコンピュータ2が転送停止の指令を送信すると、データ転送ユニット12はデータ転送を停止して、転送停止OKの応答を返信する。
なお、ホストコンピュータ2は、転送データにかかるパケットを受信する毎にチェックサムの確認やACKパケットの送信を行う。したがって、1つのパケットに含まれる収集データの数が少ないほど、チェックサムの確認やACKパケットの送信にかかるオーバヘッドが相対的に大きくなり、結果としてホストコンピュータ2にかかる負荷が大きくなる。ユーザは、ホストコンピュータ2から各種条件を設定する際、ホストコンピュータ2の性能を考慮に入れて収集間隔を設定することができる。
なお、ホストコンピュータ2は、転送にかかる負荷や受信したデバイスデータなど、種々の条件に基づいて、所定のルールに基づいて自動的に収集間隔を変更できるようにしてもよい。
図12は、転送間隔として収集データの個数「1」が設定され、収集間隔が転送の途中で第1の収集間隔から第1の収集間隔より短い第2の収集間隔に変更せしめられる場合の、ホストコンピュータ2とデータ転送ユニット12との間のデータ転送の送受信タイミングを説明するタイミングチャートである。なお、図12においては、ACKパケットの転送の図示を省略している。
図12に示すように、まず、ホストコンピュータ2は、転送開始の指令として、転送データの格納位置の一覧、第1の収集間隔、および転送間隔「1」を送信する。すると、データ転送ユニット12は、送信されてきた各種条件を設定記憶部121内の対応する記憶部122〜124に夫々格納して、転送開始OKの応答をする。その後、データ収集部127は、収集間隔記憶部123から第1の収集間隔を、転送データ格納位置記憶部124から転送対象の転送データの格納位置を夫々読み出し、データ転送部125は転送間隔記憶部122から転送間隔を読み出す。そして、データ収集部127およびデータ転送部125の協働により、データ転送ユニット12は、デバイスデータを第1の収集間隔で収集する毎に図8に示したパケットを生成してホストコンピュータ2に送信する。
ここで、ホストコンピュータ2の転送データ受信部22が、転送されたパケットのデバイスデータを解析し、より短い周期のデバイスデータを取得したいと判断した場合、条件設定部21に短い周期で転送するよう通知する。条件設定部21は、転送変更の指令として、同じ転送データの格納位置の一覧、第2の収集間隔、および同じ転送間隔「1」を送信する。
すると、データ転送ユニット12は、送信された各種条件を設定記憶部121内の対応する記憶部122〜123に夫々格納して、転送変更OKの応答をする。これにより、記憶部122〜123内の各種情報が更新される。その後、データ収集部127は、収集間隔記憶部123から第2の収集間隔を、転送データ格納位置記憶部124から転送対象の転送データの格納位置を夫々読み出し、データ転送部125は転送間隔記憶部122から転送間隔を読み出す。そして、データ収集部127およびデータ転送部125の協働により、データ転送ユニット12は、デバイスデータを第2の収集間隔で収集する毎に図8に示したパケットを生成してホストコンピュータ2に送信する。
なお、図12では収集間隔を変更する転送指令を記載しているが、転送データの格納位置の一覧、もしくは転送間隔を変更する転送指定であっても構わない。また、転送データ受信部22が転送されたパケットのデバイスデータを解析して条件設定部21により短い周期で転送するよう通知したが、デバイスデータを解析せずに、現在時刻によって周期を変更するよう、条件設定部21に通知してもよい。即ち、ホストコンピュータ2は、どのようなルールに従って転送間隔、収集間隔、または転送対象の転送データの格納位置を更新するようにしてもよい。また、ホストコンピュータ2が自動的に転送間隔、収集間隔、または転送対象の転送データの格納位置を更新するのではなく、ユーザが、ホストコンピュータ2を操作して、所望のタイミングで転送間隔、収集間隔、または転送対象の転送データの格納位置を更新するようにしてもよい。
以上述べたように、本発明の実施の形態1によれば、デバイスデータを上位装置としてのホストコンピュータ2からの毎回の要求なく定期的に収集するデータ収集部127と、当該データ収集部127が収集したデバイスデータをホストコンピュータ2に転送するデータ転送部125と、データ収集部127によるデバイスデータの収集間隔に等しいか、または当該収集間隔よりも大きい、ホストコンピュータ2により設定される転送間隔を記憶する転送間隔記憶部122と、データ収集部127が収集したデバイスデータであってデータ転送部125がホストコンピュータ2に転送する前のデバイスデータを蓄積記憶する一時格納部としてのリングバッファ126と、を備え、データ転送部125は、リングバッファ126が蓄積記憶するデバイスデータを転送間隔記憶部122に設定された転送間隔で一括してホストコンピュータに転送する、ように構成したので、デバイスデータを可及的に短い周期で収集して、収集した制御データをホストコンピュータ2に高速に転送することができるようになる。したがって、ユーザは、デバイスデータの更新間隔相当の収集間隔を設定し、収集間隔に等しい転送間隔を設定することによって、ホストコンピュータ2からデバイスデータをリアルタイムに確認することができるようになる。また、ユーザは、転送間隔を収集間隔よりも大きく設定することによって、転送データのデータ転送にかかるオーバヘッドを低減することができるようになる。
また、データ転送部125は、ホストコンピュータ2にデバイスデータを転送した後、ホストコンピュータ2が当該転送したデバイスデータを受信できたか否かを判定し、ホストコンピュータ2がデバイスデータを受信できなかった場合、ホストコンピュータ2との接続が確立された後にデバイスデータを再送信する、ように構成したので、データ転送ユニット12とホストコンピュータ2との間のネットワークが一時切断された場合であってもデバイスデータを再送することができるようになる。
また、収集間隔を記憶する収集間隔記憶部123をさらに備え、データ収集部127は、収集間隔記憶部123に設定されている収集間隔でデバイスデータを収集する、ように構成したので、ユーザは所望の間隔でデバイスデータを収集させることができるようになる。
また、転送対象のデバイスデータのデバイスデータ記憶部111における格納位置を記憶する転送データ格納位置記憶部124をさらに備え、データ収集部127は、転送データ格納位置記憶部124に設定されている格納位置に格納されているデバイスデータを収集する、ように構成したので、ユーザは所望のデバイスデータを収集させることができるようになる。
また、データ収集部127は、収集間隔記憶部123が記憶する収集間隔が条件設定部21により更新されたとき、更新された収集間隔を読み出して、転送データを収集する間隔を前記読み出した更新された収集間隔に変更する、ように構成したので、ユーザは、データ転送を停止することなく収集間隔を動的に変更できるようになる。
また、データ収集部127は、転送データ格納位置記憶部124が記憶する格納位置が条件設定部21により更新されたとき、更新された格納位置を読み出して、転送対象の転送データの格納位置を前記更新された格納位置に変更する、ように構成したので、ユーザは、データ転送を停止することなく転送対象のデバイスデータを動的に変更できるようになる。
また、データ転送部125は、転送間隔記憶部122が記憶する転送間隔が条件設定部21により更新されたとき、更新された転送間隔を読み出して、転送データを転送する間隔を前記読み出した更新された転送間隔に変更する、ように構成したので、ユーザは、データ転送を停止することなく転送データの転送間隔を動的に変更できるようになる。
また、転送データ受信部22は、所定のルールに基づいて、収集間隔、転送間隔、または転送対象の転送データの格納位置を変更する通知を条件設定部21に発行し、条件設定部21は、通知に基づいて収集間隔、転送間隔、または転送対象の転送データの格納位置の設定を更新する、ように構成したので、データ転送を停止することなく、収集間隔、転送間隔、または転送対象の転送データの格納位置の設定を自動的に変更することができるようになる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2のデータ転送ユニットの機能構成を説明する図である。なお、実施の形態2のデータ転送ユニットには符号42を、データ転送ユニット42を備えるPLCには符号4を夫々付して実施の形態1と区別する。また、実施の形態1と同様の機能を有する構成要素には実施の形態1と同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図9に示すように、PLC4は、データ転送ユニット42およびCPUユニット11を備えている。なお、図示を省略しているが、PLC4は、実施の形態1と同様に入出力ユニット13を備え、入出力ユニット13を介して被制御装置3を制御する。
データ転送ユニット42は、設定記憶部121、データ転送部125、リングバッファ126、データ収集部127、計時部128、およびデバイスデータ書き込み部421を備えている。設定記憶部121は、転送間隔記憶部122、収集間隔記憶部123、転送データ格納位置記憶部124をさらに備えている。
ホストコンピュータ2は、条件設定部21、転送データ受信部22、およびデバイスデータ設定部23を備えている。ユーザはデバイスデータ設定部23を用いてCPUユニット11にデバイスデータを設定することができるようになっている。
デバイスデータ書き込み部421は、デバイスデータ設定部23からのデバイスデータの設定指令を受信すると、受信した設定指令に基づいてCPUユニット11が備えるデバイスデータ記憶部111にデバイスデータを設定する。なお、デバイスデータの設定指令とは、例えば設定対象のデバイスデータの格納位置と、設定内容とを含む。すなわち、デバイスデータ書き込み部421は、指定された格納位置のデバイスデータを指定された設定内容で書き換える動作を行う。
例えば、半導体集積回路の露光プロセスを行うラインにおいては、ライン上のウェハについて適宜欠陥検査が実行される。ユーザは、通常運転時には、データ収集部127に、ロット番号、欠陥検査結果、プロセス条件にかかる測定値(ガス温度、露光量)が格納されているアドレスから夫々デバイスデータを収集させて、データ転送部125に前記収集させたデバイスデータを逐次ホストコンピュータ2に転送させることにより、ロット毎の欠陥検査結果および各種測定値をモニタリングすることができる。本発明の実施の形態2によれば、さらに、ユーザは、各種データのモニタリングによりラインに異常を検知したとき、デバイスデータ書き込み部421に設定指令を送信することによってプロセス条件を所望のように変更することができる。
このように、実施の形態2によれば、ホストコンピュータ2から送信されるデバイスデータの設定指令を受け付けて、前記受け付けた設定指令に基づいてデバイスデータ記憶部111が記憶するデバイスデータを更新するデバイスデータ書き込み部421をさらに備える、ように構成したので、ユーザは、ホストコンピュータ2に転送されてきたデバイスデータに基づいて動作状態を確認した結果をFAシステムにフィードバックすることができるようになる。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3のデータ転送ユニットを使用するFAシステムの構成例を説明する図である。図示するように、このFAシステムは、PLC5と、ホストコンピュータ2と、複数の被制御装置3とを備えている。PLC5と複数の被制御装置3とはトークン巡回型の通信方式を採用したネットワークによって夫々接続されており、PLC5は当該ネットワークのホスト装置として機能する。トークン巡回型の通信方式とは、ネットワーク上の装置の夫々に通信のための共有メモリを備えさせるとともに、ネットワーク上に唯一のトークンを巡回させ、トークンを保有する装置のみ共有メモリへの書き込みを可能とする通信方式をいい、例えばCC−Link IEが該当する。ここでは、共有メモリを介してPLC5と被制御装置3の夫々との間で制御データの送受信が実行される。
PLC5は、デバイスデータ記憶部111を有するCPUユニット11と、実施の形態3のデータ転送装置としてのデータ転送ユニット52と、トークン巡回型ネットワークユニット53とを備えている。
トークン巡回型ネットワークユニット53は、被制御装置3とPLC5との間を上述のトークン巡回型のネットワークで接続するためのインタフェースユニットであって、CPUユニット11からの指令に基づいてトークンを巡回させる。また、トークン巡回型ネットワークユニット53は、トークンが戻ってくる毎に共有メモリ上の制御データをデータ転送ユニット52へ送信する。
データ転送ユニット52は、トークン巡回型ネットワークユニット53から受信した制御データをホストコンピュータ2へ転送する。
図11は、本発明の実施の形態3のデータ転送ユニット52の機能構成を説明する図である。図示するように、データ転送ユニット52は、設定記憶部521、データ転送部125、リングバッファ126、データ収集部527、および計時部128を備えている。設定記憶部521は、転送間隔記憶部122をさらに備えている。ホストコンピュータ2は、条件設定部21、および転送データ受信部22を備えている。
データ収集部527は、トークン巡回型ネットワークユニット53が送信する制御データを受け付けて、当該受け付けた制御データをリングバッファ126に格納する。制御データをリングバッファ126に格納する際、データ収集部527は、計時部128から現在時刻を取得して、制御データに当該取得した現在時刻を付してリングバッファ126に格納する。
データ転送部125は、リングバッファ126に格納された制御データを転送データ受信部22へ送信する。実施の形態3においては、転送間隔記憶部122には、時間または制御データの受信回数により転送間隔が設定され、データ転送部125は、リングバッファ126に蓄積されている制御データを設定された転送間隔で取得して送信する。
このように、本発明の実施の形態3によれば、FAシステムは、トークン巡回型でかつ共有メモリを介して互いに制御データの送受信を行うネットワークを構成し、トークンを保有した際に前記共有メモリ内の制御データを出力するFA機器としてのトークン巡回型ネットワークユニット53を備え、データ収集部527は、トークン巡回型ネットワークユニット53が出力した制御データを収集する、ように構成したので、データ転送ユニット52は、トークン巡回の周期に同期した制御データの収集が可能になる。
1、4、5 PLC
2 ホストコンピュータ
3 被制御装置
11 CPUユニット
12 データ転送ユニット
13 入出力ユニット
21 条件設定部
22 転送データ受信部
23 デバイスデータ設定部
42 データ転送ユニット
52 データ転送ユニット
53 トークン巡回型ネットワークユニット
111 デバイスデータ記憶部
121 設定記憶部
122 転送間隔記憶部
123 収集間隔記憶部
124 転送データ格納位置記憶部
125 データ転送部
126 リングバッファ
127 データ収集部
128 計時部
400 シーケンス番号
521 設定記憶部
527 データ収集部

Claims (10)

  1. 上位装置により設定される収集間隔を記憶する収集間隔記憶部と、
    FAシステムにかかる制御データの種類であって前記上位装置により設定される種類を記憶するデータ指定記憶部と、
    前記収集間隔記憶部が記憶する収集間隔および前記データ指定記憶部が記憶する前記制御データの種類を読み出して、前記読み出された種類の制御データを前記FAシステムから前記読み出した収集間隔で収集するデータ収集部と、
    前記収集間隔記憶部が記憶する収集間隔に等しいか、または当該収集間隔よりも大きい、前記上位装置により設定される転送間隔を記憶する転送間隔記憶部と、
    前記データ収集部が収集した制御データを蓄積記憶する一時格納部と、
    前記転送間隔記憶部が記憶する転送間隔を読み出して、前記一時格納部が蓄積記憶する前記データ収集部により収集された制御データを前記読み出した転送間隔で一括して前記上位装置に転送するデータ転送部と、
    収集間隔、制御データの種類、または転送間隔を新たに指定する要求を前記上位装置から受信すると、前記データ収集部および前記データ転送部を停止することなく、前記収集間隔記憶部、前記データ指定記憶部、または前記転送間隔記憶部の記憶内容を前記要求によって新たに指定された内容で書き換える設定更新部と、
    を備え、
    前記設定更新部が前記収集間隔記憶部、前記データ指定記憶部、または前記転送間隔記憶部の記憶内容を書き換えた後、前記データ収集部は収集を停止することなく前記収集間隔記憶部および前記データ指定記憶部の記憶内容を、前記データ転送部は転送を停止することなく前記転送間隔記憶部の記憶内容を、夫々再び読み出して、前記データ収集部は前記再び読み出した記憶内容に基づく収集を、前記データ転送部は前記再び読み出した記憶内容に基づく転送を、夫々開始する、
    ことを特徴とするデータ転送装置。
  2. 前記データ転送部は、前記上位装置に制御データを転送した後、前記上位装置が当該転送した制御データを受信できたか否かを判定し、前記上位装置が前記制御データを受信できなかった場合、前記上位装置との接続が確立された後に前記制御データを再送信する、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ転送装置。
  3. 前記FAシステムは、逐次更新されるデバイスデータを記憶するデバイスデータ記憶部を備えたプログラマブルコントローラを備え、前記データ収集部が収集対象とする制御データは前記デバイスデータ記憶部に記憶されているデバイスデータである、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ転送装置。
  4. 前記上位装置により設定される収集間隔を記憶する収集間隔記憶部をさらに備え、
    前記データ収集部は、前記収集間隔記憶部に設定されている収集間隔で前記デバイスデータを収集する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ転送装置。
  5. 前記上位装置により設定される種類は、転送対象のデバイスデータの前記デバイスデータ記憶部における格納位置を用いて記述され、
    前記データ収集部は、前記データ指定記憶部に設定されている格納位置に格納されているデバイスデータを収集する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ転送装置。
  6. 前記上位装置から送信されるデバイスデータの設定指令を受け付けて、前記受け付けた設定指令に基づいて前記デバイスデータ記憶部が記憶するデバイスデータを更新するデバイスデータ書き込み部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ転送装置。
  7. 前記FAシステムは、トークン巡回型でかつ共有メモリを介して互いに制御データの送受信を行うネットワークを構成し、トークンを保有した際に前記共有メモリ内の制御データを出力するFA機器を備え、
    前記データ収集部は、前記FA機器が出力した制御データを収集する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ転送装置。
  8. 前記上位装置は、所定のルールに基づいて前記新たな収集間隔を指定する、
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ転送装置。
  9. 前記上位装置は、所定のルールに基づいて前記新たな転送間隔を指定する、
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ転送装置。
  10. 前記上位装置は、所定のルールに基づいて前記新たなデータの種類を指定する
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ転送装置。
JP2012557966A 2011-02-16 2012-02-14 データ転送装置 Active JP5490267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012557966A JP5490267B2 (ja) 2011-02-16 2012-02-14 データ転送装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2011/053249 WO2012111109A1 (ja) 2011-02-16 2011-02-16 データ転送装置
JPPCT/JP2011/053249 2011-02-16
JP2012557966A JP5490267B2 (ja) 2011-02-16 2012-02-14 データ転送装置
PCT/JP2012/053363 WO2012111653A1 (ja) 2011-02-16 2012-02-14 データ転送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5490267B2 true JP5490267B2 (ja) 2014-05-14
JPWO2012111653A1 JPWO2012111653A1 (ja) 2014-07-07

Family

ID=50792323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012557966A Active JP5490267B2 (ja) 2011-02-16 2012-02-14 データ転送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5490267B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001100810A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Omron Corp コントローラ
JP2002297206A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Toshiba Corp 監視制御システム
JP2004088697A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Meidensha Corp コンピュータ間のネットワーク通信方式
JP2005269004A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 多重ループ型ネットワークの故障箇所判定方法、多重ループ型ネットワーク、ノード装置
JP2007172263A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Matsushita Electric Works Ltd データ記憶装置
JP2008015722A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Hitachi Electronics Service Co Ltd データ処理システム
JP2010198414A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Nec Corp 監視システム、監視装置、監視方法、および、プログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001100810A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Omron Corp コントローラ
JP2002297206A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Toshiba Corp 監視制御システム
JP2004088697A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Meidensha Corp コンピュータ間のネットワーク通信方式
JP2005269004A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 多重ループ型ネットワークの故障箇所判定方法、多重ループ型ネットワーク、ノード装置
JP2007172263A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Matsushita Electric Works Ltd データ記憶装置
JP2008015722A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Hitachi Electronics Service Co Ltd データ処理システム
JP2010198414A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Nec Corp 監視システム、監視装置、監視方法、および、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2012111653A1 (ja) 2014-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012111653A1 (ja) データ転送装置
US10277417B2 (en) Control system, control apparatus and control method with input-only communication frame
JP6540166B2 (ja) 制御装置
JP6488830B2 (ja) 制御装置
US20220244697A1 (en) Control system, setting device, and computer-readable storage medium
US20190342396A1 (en) Data server unit and communication system
CN113508560B (zh) 控制***、装置以及控制方法
US11169500B2 (en) Control system, control device and control program for verifying soundness of data on a transmission path
JP6408277B2 (ja) データ収集装置及び産業用ネットワークシステム
US11269313B2 (en) Controller and control system that stores data in current control cycle for output in next control cycle
JP5490267B2 (ja) データ転送装置
EP3869745B1 (en) Production system, communication method, and program
JP6064749B2 (ja) コントローラおよびプログラム
JP2005092520A (ja) 2重化コントローラシステム、その等値化方法
JP2011119999A (ja) 通信装置及びマスタ装置
JP2021132279A (ja) 生産システム、通信方法、及びプログラム
US20220357715A1 (en) Control System, Support Device, and Computer-Readable Storage Medium
JP6409520B2 (ja) 制御システム、および中継装置
JP2022048289A (ja) 制御装置および制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5490267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250