JP5485829B2 - 建築用支持具 - Google Patents

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Description

本発明は、下部屋根と上部屋根とからなる2層タイプの屋根において、その馳締タイプの下部屋根の馳締部に簡易且つ迅速に装着して、上部屋根を支持するものであって、しかもその構造を極めて強固することができる建築用支持具に関する。
従来、下部屋根と上部屋根とからなる2層タイプの屋根又は壁等の外囲体が多く存在している。これらの外囲体は、新設の2層タイプの屋根(又は壁)及び既設の屋根(又は壁)に新たに屋根(又は壁)を新設した改修屋根が存在する。その下部屋根(又は壁)は、金属製の折板建築用板によって、施工されている。この種の外囲体において、下馳部と上馳部とが形成された建築用板材が存在し、その隣接する建築用板材同士の下馳部と上馳部とが共に巻き付けられるようにして、馳締部を形成しつつ、建築用板材同士を連結して施工するものがある。
この下部屋根(又は壁)上に上部屋根(又は壁)を施工するために下部屋根(又は壁)には受金具が設置される。特に下部屋根(又は壁)が馳締タイプのものであれば、その馳締部を利用して受金具が下部屋根(又は壁)に固定される。この種の馳締部を利用して固定する受金具の多くは、その馳締部を挟持する状態で固定するタイプのものである。具体的には、特許文献1に示されるように、主に左右に分離した2部材から構成されるものが多く存在している。
特開2002−167909
特許文献1において開示されている受金具は、2つの挾着片から構成されているものであり、左右方向に2部材構成となっており、それぞれの挾着片は、金属板が複雑に折り曲げられるプレス加工により形成されたものである。さらに上記2つの挾着片は、ボルト・ナットにより連結固定されたものである。現場での下部屋根(又は壁)の馳締部への据え付けにおいては、2部材からなる受金具は、まず左右の主要な部材をボルト・ナットを緩めて、2部材を引き離した状態で、馳締部を挟持するようにして前記ボルト・ナットを締めつけ、固定する。
この種の2部材から構成されるものでは、構造を簡単にするために、力学的強度が不足するものがあった。また2部材からなる挾着片同士を接合するのに正確な状態で接合させることができず、相互にずれた状態でボルト・ナット等の固着具にて締め付けてしまうことがある。このように、2部材とした挾着片同士が不安定な状態で締付接合されてしまうおそれがあり、ひいては、2層外囲体の施工自体も不良な状態になるおそれがあった。本発明が解決しようとする技術的課題(又は目的)は、2層タイプの外囲体において、2部材からなる、挟持部材を互いに正確な位置で接合させると共に極めて強固なる構造にすることである。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、正面板部の幅方向両側より背面側に側面板部が形成され、前記正面板部の上端に頂面板部が形成され、前記正面板部と前記側面板部の下方に馳抱持部が形成され且つ該馳抱持部の下方は馳挟持面とされた第1挟持部材と、該第1挟持部材と略同等に形成された第2挟持部材と、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との両正面板部同士が接合固着される締付具とからなり、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との両正面板部のそれぞれに被係止孔部と前記正面板部の正面側に突出する係止突起部とが形成され、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との正面板部同士が接合されると共に、前記係止突起部は前記被係止孔部に相互に挿入係止される構成としてなる建築用支持具としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの係止部突起部と被係止孔部とは上下方向に位置して形成され且つ前記第1挟持部材と第2挟持部材とのいずれか一方は係止突起部が被係止孔部の上方に位置し、他方は係止突起部が被係止孔部の下方に位置してなる建築用支持具としたことにより、上記課題を解決した。請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの係止部突起部は先端に向かうに従い次第に幅方向が狭くなる略台形板片状に形成されてなる建築用支持具としたことにより、上記課題を解決した。請求項4の発明を、請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの係止孔部の幅方向寸法は前記係止部突起部の最大幅方向寸法よりも僅かに大きく形成されてなる建築用支持具としたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの正面板部に切抜きが形成され内部の肉部が折曲されて前記係止突起部とすると共に、前記切抜き箇所の開口における前記係止突起部形成側とは反対側端部を前記被係止孔部とし、前記第1挟持部材の正面板部と前記第2挟持部材の正面板部とにそれぞれ形成された前記係止突起部は、相互に相手側の被係止孔部の反対側端部に略当接状態で挿入される構成としてなる建築用支持具としたことにより、上記課題を解決した。
請求項6の発明を、請求項1,2,3,4又は5のいずれか1項の記載において、前記第2挟持部は、前記第1挟持部よりも頂面板部の位置が高く形成され、前記第1挟持部材と第2挟持部材とが接合された状態で前記第1挟持部の頂面板部と前記第2挟持部材の頂面板部とは段差が構成されてなる建築用支持具としたことにより、上記課題を解決した。請求項7の発明を、請求項1,2,3,4,5又は6のいずれか1項の記載において、前記第1挟持部材と第2挟持部材との両頂部に載置固着される合成樹脂からなる断熱ベース部材が具備されてなる建築用支持具としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、第1挟持部材と第2挟持部材との両正面板部のそれぞれに被係止孔部と前記正面板部の正面側に突出する係止突起部とが形成されたものである。このような構成としたことで、たとえば馳締連結タイプの下部屋根(又は壁)と上部屋根(又は壁)とから2層外囲体を施工する場合では、前記下部屋根の馳締連結部を第1挟持部材と第2挟持部材との両馳抱持部によって抱持すると共に、前記馳締連結部の首部を両馳挟持面部によって挟持する際に、第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの係止突起部をそれぞれの被係止孔部に挿入係止することによって、第1挟持部材と第2挟持部材とを正確な状態で接合させ、下部屋根に対して本発明の建築用支持具を正確に設置することができる。
さらに、第1挟持部材と第2挟持部材とのそれぞれの係止突起部と被係止孔部とが係止状態となることで、第1挟持部材と第2挟持部材とが相互に補強し合う状態となり、ガタツキを無くし或いは格段に低減させて耐久性のあるものにできる。また、第1挟持部材と第2挟持部材との正面板部と側面板部とは、略筐体が構成されることで、力学的強度を向上させることができ、ひいては強固な2層外囲体を施工することができるものである。
請求項2の発明では、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの係止部突起部と被係止孔部とを上下方向に位置させて、第1挟持部材と第2挟持部材とのいずれか一方は係止突起部が被係止孔部の上方に位置し、他方は係止突起部が被係止孔部の下方に位置するようにしたことで、特に第1挟持部材と第2挟持部材との上下方向におけるガタツキを防止することができる。
請求項3の発明では、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの係止部突起部は先端に向かうに従い次第に幅方向が狭くなる略台形板片状に形成されることで係止突起部を被係止孔部に対して挿入し易いものにできる。請求項4の発明では、それぞれの係止孔部の幅方向寸法は、係止部突起部の最大幅方向寸法よりも僅かに大きく形成することによって、請求項3の効果と同様に係止突起部を被係止孔部に対して挿入し易いものにできる。
請求項5の発明では、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの正面板部に切抜きが形成され内部の肉部が折曲されて前記係止突起部とし、切抜き箇所の開口における前記係止突起部形成側とは反対側端部を前記被係止孔部としたものである。これによって、係止突起部と被係止孔部とを極めて簡単な加工によって形成することができ、ひいては本発明の建築用支持具を低価格に提供することができる。
さらに、前記第1挟持部材の正面板部と前記第2挟持部材の正面板部とにそれぞれ形成された前記係止突起部は、相互に相手側の被係止孔部の反対側端部に略当接状態で挿入される構成としているので、第1挟持部材と第2挟持部材の両係止突起部は互いに相手側の被係止孔部に略当接することで、ガタツキのほとんど生じない第1挟持部材と第2挟持部材の接合状態にすることができる。
請求項6の発明では、前記第2挟持部は、前記第1挟持部よりも頂面板部の位置が高く形成され両頂面板部に段差面が構成されるようにしているので、特に馳締タイプとした折板屋根の馳締連結部を馳締吊子と共に前記両頂面板部に装着するのに本発明の建築用支持具は極めて好適な構造である。請求項7の発明では、前記第1挟持部材と第2挟持部材との両頂部に載置固着される合成樹脂からなる断熱ベース部材を具備することで、断熱性を有する建築用支持具とすることができる。
(A)は本発明の建築用支持具を使用した外囲体の略示図、(B)は(A)の要部拡大断面図である。 (A)は図1(B)の要部縦断側面図、(B)は第1挟持部材の斜視図、(C)は第2挟持部材の斜視図である。 (A)は第1挟持部材の正面図、(B)は(A)のYa−Ya矢視断面図、(C)は(A)のXa−Xa矢視断面図、(D)は第2挟持部材の正面図、(E)は(D)のYb−Yb矢視断面図である。 (A)は断熱ベースの斜視図、(B)は(A)のYc−Yc矢視断面図、(C)は断熱ベースを第1挟持部材に装着しようとする要部側面図である。 (A)は第1挟持部材と第2挟持部材とを係止突起部と被係止孔部によって挿入係止した状態の縦断側面図、(B)は(A)の(ア)部拡大図、(C)は(A)のXb−Xb矢視要部断面図、(D)は(C)の(イ)部拡大図、(E)は(B)のYd−Yd矢視図である。 (A)は本発明における別の実施形態の係止突起部と被係止孔部とが形成された第1挟持部材の斜視図、(B)は本発明における別の実施形態の係止突起部と被係止孔部とが形成された第2挟持部材の斜視図、(C)は第1挟持部材と第2挟持部材とを係止突起部と被係止孔部によって挿入係止した状態の縦断側面図、(D)は(C)の(ウ)部拡大図である。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。まず、本発明の主な構成は、図1,図2に示すように、第1挟持部材1と、第2挟持部材2と、締付具3と、断熱ベース4とから構成される。前記第2挟持部材は、前記第1挟持部と略同等に形成されたものである〔図2(C),(B)参照〕。前記第1挟持部材1と第2挟持部材2とは、金属製であり、プレス加工等によって、1枚の金属板から形成される。
前記第1挟持部材1は、図2(B),図3(A)乃至(C)等に示すように、正面板部11の幅方向両側より背面側に側面板部12,12が形成され、前記正面板部11の上端に頂面板部13が形成されている。前記正面板部11は、略長方形状に形成されたものであり、前記側面板部12は、前記正面板部11に対して直角(略直角も含む)に折曲形成されたものであり、さらに前記側面板部12の端縁から第1挟持部材1の外方に向かって補強端片12aが形成されている。該補強端片12aは、前記側面板部12に対して直角(略直角も含む)に形成されている。
前記頂面板部13は、前記正面板部11の上端より直角(略直角も含む)に折曲形成されている。さらに、前記側面板部12は、その上端位置を前記頂面板部13の位置よりも僅かに高く形成しておき、その僅かに高い部分が折曲代となり、折曲形成された状態のものを折曲片12bと称する。該折曲片12bは、両側面板部12,12の両方に形成されたものであって、前記頂面板部13には、幅方向両側に、折曲片12b,12bが存在するものである。そして、両折曲片12b,12bとの間には適宜の間隔dが設けられ〔図2(B),図3(A)参照〕、後述する断熱ベース4が載置されて固定し易い構成としている〔図2(A),図4(C)参照〕。さらに前記頂面板部13には、吊子等の部品装着用の貫通孔が形成されている。
前記正面板部11及び両側面板部12の下方の位置には馳抱持部14が形成されている〔図2(B),図3(A),(B)等参照〕。該馳抱持部14は、後述する2層外囲体の下部屋根B1を構成する下部建築用板材5,5の馳締連結部Jの略半分の部分を収納することができる空隙部であり、後述する第2挟持部材2の馳抱持部24と共に馳締連結部Jを抱持する役目をなすものである〔図1(B),図2(A)参照〕。馳抱持部14は、正面空隙部14aと両側面空隙部14b,14bとから構成されており、前記正面空隙部14aは、前記正面板部11に略長方形状の開口として形成されたものであり、前記側面空隙部14b,14bは、前記両側面板部12,12に略半円形状又は略「C」字形状の開口として形成されたものである〔図2(B),図3(B)参照〕。
また、前記側面空隙部14b,14bの形状は、下部屋根B1の馳締連結部Jの形状によって、略「く」時形状等に形成されることもある。さらに、前記正面板部11において、前記馳抱持部14(正面空隙部14a)の形成位置よりも下方の面が馳挟持面11aとして使用される面となる〔図1(B),図2(A),図3(A)参照〕。該馳挟持面11aは、平坦状の面であり、馳締連結部の首部箇所を後述する第2挟持部材2の馳挟持面21aと共に挟持固定する部位である。
さらに、前記正面板部11及び前記側面板部12の下端には台座部15が形成されており、該台座部15は前記両側面板部12より外方に向かって突出形成されたものである。該台座部15は、前記正面板部11の下端から背面側に折曲形成されたものであり、僅かに傾斜角度を有して形成されることもある。この傾斜角度は、後述する折板建築用板の上部の傾斜面と略同等となるように形成されることが好ましい〔図1(A)参照〕。ここで、前記正面板部11の正面側とは、第1挟持部と第2挟持部材とを接合した状態で、後述する第2挟持部材2の正面板部21と対向する面であり、また背面側は、前記正面側の反対側の面のことである〔図2(B),(C),図5(A)参照〕。
前記第1挟持部材1の正面板部11には、係止突起部16と、被係止孔部17が形成されている。前記係止突起部16は、前記正面板部11の正面側に突出するものであり、具体的には平坦状の面を有する小板片形状に形成されている。係止突起部16は、正面板部11が垂直状に設置された状態で、水平方向に平坦面となるように形成されている。係止突起部16は、正面板部11に切抜きが形成され、該切抜き箇所を切り起こすようにして形成されたものであり、係止突起部16の平坦面は前記正面板部11に対して直角(略直角も含む)に形成される。
前記被係止孔部17は、前記係止突起部16と共に1組として形成されるものである。第1挟持部材1の係止突起部16と被係止孔部17のさらなる説明は、後述する第2挟持部材2の係止突起部26及び被係止孔部27と共に後で行う。前記正面板部11には、締付具3のボルト31が貫通する固着用貫通孔18が形成されている。
次に、第2挟持部材2は、図2(C),図3(D),(E)等に示すように、前記第1挟持部材1と略同等の形状であり、略同等の構成としたものであり、前記第1挟持部材1で使用された各部位の名称は、そのまま使用され、各部位の相対的な構成についても第1挟持部材1の場合と同様であるので、詳細については第1挟持部材1を参照されたい。第2挟持部材2の正面板部21の幅方向両側より背面側に側面板部22,22が形成され、前記正面板部21の上端に頂面板部23が形成されている。さらに前記側面板部22の端縁から第2挟持部材2の外方に向かって補強端片22aが形成されている〔図2(C),図3(D),(E)参照〕。
ただし、第2挟持部材2では、前記第1挟持部材1に見られた前記折曲片12bに相当する部位は存在しないものである。また、前記頂面板部23には、第1挟持部材1の頂面板部13に形成された貫通孔13aに相当する部位は形成されないものであるが、必要に応じて貫通孔が形成されてもよい。前記正面板部21及び両側面板部22の下方の位置には馳抱持部24が形成されている。該馳抱持部24は、前記したように、2層外囲体の下部屋根を構成する折板建築用板の馳締連結部の略半分の部分を収納することができる空隙部であり、前記第1挟持部材1の馳抱持部14と共に馳締連結部を抱持する役目をなすものである〔図1(B)参照〕。
第2挟持部材2の馳抱持部24は、正面空隙部24aと両側面空隙部24b,24bとから構成されており〔図2(C),図3(D),(C)参照〕、前記正面空隙部24aは、前記正面板部21に略長方形状の開口として形成されたものであり、前記側面空隙部24b,24bは、前記両側面板部22,22に長方形又は正方形等の略方形状の開口として形成されたものである。
また、第2挟持部材2の馳抱持部24の正面空隙部24aには、その下端縁より正面板部21の正面側に上向き傾斜状に突出する形成された押え突起片24cを有している〔図2(C),図3(D),(C)参照〕。該押え突起片24cは、第1挟持部材1と第2挟持部材2とで馳締連結部を挟持したときに、該馳締連結部の一部を押圧固定する役目をなすものである〔図1(B)参照〕。前記押え突起片24cは、第2挟持部材2側にのみ形成されるものである。前記正面板部21において、前記馳抱持部24(正面空隙部24a)の形成位置よりも下方の面が馳挟持面21aとして使用される面となる〔図2(C),図3(D),(C)参照〕。
該馳挟持面21aは、平坦状の面であり、前述したように馳締連結部の首部箇所を後述する前記第1挟持部材1の馳挟持面11aと共に挟持固定する部位である〔図1(B)参照〕。前記正面板部21及び前記側面板部22の下端には台座部25が形成されており、該台座部25は前記両側面板部22より外方に向かって突出形成されたものである。該台座部25は、前記正面板部21の下端から背面側に折曲形成されたものであり、僅かに傾斜角度を有して形成されることもある。この傾斜角度は、後述する折板建築用板の上部の傾斜面と略同等となるように形成されることが好ましい。ここで、前記正面板部21の正面側とは、第1挟持部と第2挟持部材とを接合した状態で、後述する第1挟持部材1の正面板部11と対向する面であり、また背面側は、前記正面側の反対側の面のことである。
前記第2挟持部材2には、係止突起部26と、被係止孔部27が形成されている〔図2(C),図3(D),(C)参照〕。前記係止突起部26は、前記正面板部21の正面側に突出するものであり、前記第1挟持部材1と同様の構成及び形状であり、係止突起部26は、具体的には正面板部21に切抜きが形成され、該切抜き箇所を切り起こすようにして形成されたものである。すなわち、第2挟持部材2の係止突起部26は、前記第1挟持部材1の係止突起部16と同等且つ同一寸法の形状である。第2挟持部材2の被係止孔部27は、前記係止突起部26と共に1組として形成されるものである。前記正面板部21には、締付具3のボルト31が貫通する固着用貫通孔28が形成されている。
前記第1挟持部材1の係止突起部16及び被係止孔部17と、前記第2挟持部材2の係止突起部26及び被係止孔部27について、さらに詳細な説明を行う。まず、前記第1挟持部材1と前記第2挟持部材2とをそれぞれの正面板部11と正面板部21とを当接接合されることによって、前記第1挟持部材1の係止突起部16が前記第2挟持部材2の被係止孔部27に挿入し、また前記第2挟持部材2の係止突起部26が前記第1挟持部材1の被係止孔部17に挿入する(図5参照)。
すなわち、両係止突起部16,係止突起部26がそれぞれ相手側の被係止孔部27,被係止孔部17に挿入することによって、第1挟持部材1と第2挟持部材との接合が正確に行えるものである〔図5(A)参照〕。そのために、第1挟持部材1の係止突起部16と被係止孔部17の位置と、第2挟持部材の係止突起部26と被係止孔部27の位置とはそれぞれ正確に対応するように形成されていることが必要である。
具体的には、前記第1挟持部材1の係止突起部16と被係止孔部17とは、上下方向に位置して形成されており、同様に前記第2挟持部材2の係止突起部26と被係止孔部27も上下方向に位置して形成されている〔図2(B),(C),図3(A),(B),(D),(E)参照〕。ここで、第1挟持部材1又は第2挟持部材2とのいずれか一方は係止突起部16(26)が被係止孔部17(27)の上方に位置し、他方は係止突起部16(26)が被係止孔部17(27)の下方に位置させるものである。
たとえば、第1挟持部材1の係止突起部16が被係止孔部17の上方に位置する構成とすると〔図2(B),図3(A),(B)参照〕、第2挟持部材2では係止突起部26が被係止孔部27の下方に位置する構成とする〔図2(C),図3(D),(E)参照〕。ここで、第1挟持部材1の係止突起部16と被係止孔部17との間隔hは、第2挟持部材2の係止突起部26と被係止孔部27との間隔hと等しく形成される〔図3(A),(D)参照〕。
このようにすることで、前記第1挟持部材1の正面板部11と、前記第2挟持部材2の正面板部21とを当接且つ接合するときに、図5に示すように、第1挟持部材1の係止突起部16が第2挟持部材2の被係止孔部27に挿入し、第2挟持部材2の係止突起部26が第1挟持部材1の被係止孔部17に挿入し、これらが第1挟持部材1と第2挟持部材2との接合における正確な位置合わせを行うことができると共に、接合後は、相互に補強しあい、特に上下方向のガタツキや上下方向の衝撃での位置ズレを防止することができる。
前記第1挟持部材1の係止突起部16と、前記第2挟持部材2の係止突起部26は、先端に向かうに従い次第に幅方向が狭くなる略台形板片状に形成されることもある〔図5(C),(D)参照〕。このような形状とすることにより、係止突起部16は、被係止孔部27に、また係止突起部26は被係止孔部17にそれぞれ挿入し易くすることができる。前記第1挟持部材1と第2挟持部材2のそれぞれの被係止孔部17,被係止孔部27の幅方向寸法は前記係止突起部16,係止突起部26の最大幅方向寸法よりも僅かに大きく形成されることもある。このように形成されることで、やはり、係止突起部16及び係止突起部26を被係止孔部17及び被係止孔部27にそれぞれ挿入し易くすることができる。
また、前記第1挟持部材1と第2挟持部材2のそれぞれの正面板部11,21に切抜きが形成され内部の肉部が折曲されて前記係止突起部16,26とする。さらに、該係止突起部16,26が折曲形成されたあとの切抜き箇所には開口が残り、該開口における前記係止突起部16,26の形成側とは反対側端部が被係止孔部17,27とされる。そして、前記第1挟持部材1の正面板部11と前記第2挟持部材2の正面板部21とにそれぞれ形成された前記係止突起部16,26は、相互に相手側の被係止孔部17,27の係止突起部16,26の形成側とは反対側端部に略当接状態で挿入される構成とすることもある。
また、第1挟持部材1の係止突起部16と被係止孔部17とは、それぞれ独立して形成されることもあり〔図6(A)参照〕、係止突起部16は正面板部11に対して別部材とし、溶接等の固着手段にて固着される。同様に、第2挟持部材2の係止突起部26と被係止孔部27についても、それぞれ独立して形成され〔図6(B)参照〕、係止突起部26は正面板部21に対して別部材とし、溶接等の固着手段にて固着される。
そして、上記の構成にて係止突起部16及び係止突起部26がそれぞれ相手側の被係止孔部27及び被係止孔部17に挿入し、第1挟持部材1と第2挟持部材2とが上下方向に略正確に固定されるための条件として、図3及び図5に基づいて説明する。まず、第1挟持部材1の係止突起部16が被係止孔部17よりも高い位置に形成され、第2挟持部材2では係止突起部26が被係止孔部27よりも低い位置とされた場合に適応されるものであり、第1挟持部材1では、正面板部11の下端11d位置から係止突起部16の上端面16uまでの高さ寸法S16と、前記第2挟持部材2の正面板部21の下端位置から被係止孔部27の上端縁27uまでの高さ寸法S27を等しく(略等しくも含む)する〔図3(A),(B),(D),(E)参照〕。
また前記第1挟持部材1の正面板部11の下端11d位置から被係止孔部17の下端縁17dまでの高さ寸法S17と、前記第2挟持部材2の正面板部21の下端位置から係止突起部26の下端縁26dまでの高さ寸法S26を等しく(略等しくも含む)する。これによって、前記第1挟持部材1の係止突起部16の上端縁16uは、前記第2挟持部材2の被係止孔部27の下端縁27dに当接(略当接も含む)する〔図5(A),(B),(E)参照〕。
また、第2挟持部材2の係止突起部26の下端面26dは、第1挟持部材1の被係止孔部17の下端縁17dに当接(略当接も含む)する。これによって、第1挟持部材1の係止突起部16の上端面16uは、第2挟持部材2の被係止孔部27の上端縁26uに当接し、第2挟持部材2の係止突起部26の下端面26dが第1挟持部材1の被係止孔部17の下端縁17dに当接することができ〔図5(B),(E)参照〕、上下方向におけるガタツキがほとんどなくなると共に、両係止突起部16,26によって相互に補強しあうことができる。
上記構成は、第1挟持部材1の係止突起部16が被係止孔部17よりも高い位置に形成され、第2挟持部材2では係止突起部26が被係止孔部27よりも低い位置とされた場合に適応されるものであるが、上記とは反対の構成としても良い。具体的には、第1挟持部材1では、第1挟持部材1の係止突起部16が被係止孔部17よりも低い位置に形成され、第2挟持部材2では係止突起部26が被係止孔部27よりも高い位置とされた場合に適応されるものである。第1挟持部材1では、正面板部11の下端11d位置から係止突起部16の下端面16dまでの高さ寸法S16とし、前記第2挟持部材2の正面板部21の下端位置から被係止孔部27の下端縁27dまでの高さ寸法S27を前記寸法S16と等しく(略等しくも含む)する。
また、前記第1挟持部材1の正面板部11の下端11d位置から被係止孔部17の上端縁17uまでの高さ寸法S17と、前記第2挟持部材2の正面板部21の下端21d位置から係止突起部26の上端縁26uまでの高さ寸法S26を前記高さ寸法S17と 等しく(略等しくも含む)する〔図3(A),(B),(D),(E)参照〕。これによって、前記第1挟持部材1の係止突起部16の下端縁16dは、前記第2挟持部材2の被係止孔部27の上端縁27dに当接(略当接も含む)し、第2挟持部材2の係止突起部26の上端面26uは、第1挟持部材1の被係止孔部17の上端縁17uに当接(略当接も含む)する。これによって、前記したように、第1挟持部材1と第2挟持部材2とを接合したときに、相互に上下方向におけるガタツキがほとんどなくなると共に、両係止突起部16,26によって相互に補強しあうことができる。
さらに前記第2挟持部材2の頂面板部23は、前記第1挟持部材1の頂面板部13よりも位置が高く形成され、前記第1挟持部材1と第2挟持部材2とが接合された状態で前記第1挟持部材1の頂面板部13と前記第2挟持部材2の頂面板部23とは段差が構成されるように高さが異なるようにしている。具体的には第2挟持部材2の高さHは、第1挟持部材1の高さHよりも高い〔図2(B),(C)参照〕。また、第1挟持部材1と第2挟持部材2とは等しい高さとすることもある。
締付具3は、ボルト31,ナット32から構成されている〔図1(B)参照〕。そして、前記ボルト31が第1挟持部材1の正面板部11と、第2挟持部材2の正面板部21の固着用貫通孔18,28に挿通され、ナット32によって、両正面板部11,12が締め付けらる。この締付具3の締付けによって、両馳挟持面11a,21aによる馳締連結部の首部を締めつけることができる。
次に、前記断熱ベース4は、図4(A),(B)に示すように、前記第1挟持部材1と、前記第2挟持部材2のそれぞれの頂面板部13,23に配置されるものである。その断熱ベース4は、合成樹脂にて形成されたものであり、具体的には、プラスチック材等にて形成されている。また、断熱性を有し且つ建築用材として使用できるものであれば、その材質は限定されない。
この断熱ベース4は、その裏面側が受具Aの頂部1の形状に対応して載置することができるようになっているもので、立上り段部43の両側に段違いとなる面となるように、低位面41と高位面42とが存在している。その低位面41には、吊子が配置固着される〔図1(B)参照〕。また高位面42には、後述する上部屋根B2の山形頂部を裏面側より支持するものである。前記高位面42は、前記上部屋根B2の山形頂部の傾斜に合わせて傾斜面とすることもある。
2層外囲体Bの下部屋根B1は、図1(A),図2(A)に示すように、複数の下部建築用板材5 ,5 ,…から構成される。該下部建築用板材5は、主板51の幅方向両側より立上り側部52,52が形成されている。該立上り側部52の上端には略平坦状とした上片部53が形成されている。該上片部53は外方上向きに僅かな角度にて傾斜している。そして、該上片部53の外端から下馳部54が形成され、他方の上片部53には上馳部55が形成されている。そして、母屋,胴縁等の構造材100上に複数の受金具200,200,…が所定間隔をおいて配置固着され、該受金具200を介して下部建築用板材5 ,5 ,…が複数並設され、隣接する下部建築用板材5 ,5同士の下馳部54と上馳部55とが共に馳締されて連結され、屋根,壁等が施工する〔図1(A)参照〕。
その下馳部54及び上馳部55は、円弧状をなしている〔図1(B),図2(A)参照〕。また、特に図示しないが前記下馳部54及び上馳部55が共に略三角形状に折曲形成されたタイプも存在する。また、前記下馳部54と上馳部55には、略垂直状に形成された部位を有している。この垂直状部位は、下馳部54及び上馳部55の下部と前記上片部53との間に位置しており、下馳首部561と上馳首部562と称する。そして、前記下馳部54と上馳部55とを馳締めして馳締連結部Jが構成される。該馳締連結部Jでは、前記下馳首部561と上馳首部562とが略当接状態となる。
次に、上部屋根B2は、図1(A),図2(A)に示すように、前記下部屋根B1と同等の構成であり、複数の上部建築用板材6 ,6 ,…から構成される。該上部建築用板材6 は、主板61の幅方向両側より立上り側部62,62が形成され、該立上り側部62の上端には略平坦状とした上片部63が形成されている。該上片部63は外方上向きに僅かな角度にて傾斜し、該上片部63の外端から下馳部64が形成され,他方の上片部63には上馳部65が形成されている。
そして、このような上部建築用板材6 ,6 ,…を複数並設し、隣接する上部建築用板材6 ,6 同士の前記下馳部64と上馳部65とを共に馳締めして連結し、屋根を施工する。前記下馳部64と上馳部65には、略垂直状に形成された部位を有している。この垂直状部位は、下馳部64及び上馳部65の下部と前記上片部63との間に位置しており、下馳首部661と上馳首部662と称する。
次に、本発明の建築用支持具を下部屋根B1の馳締連結部Jに装着する工程について説明する。まず、本発明の建築用支持具の第1挟持部材1の馳抱持部14と、第2挟持部材2の馳抱持部24とで馳締連結部Jの下馳部54と上馳部55とを抱持しつつ、前記第1挟持部材1の馳挟持面11aと、前記第2挟持部材2の馳挟持面21aとで、馳締連結部Jの下馳首部561と上馳首部562とを挟持する。
そして、前記第1挟持部材1と前記第2挟持部材2とを接合するものであるが、正面板部11と正面板部21との当接では、第1挟持部材1の係止突起部16を第2挟持部材2の被係止孔部27に挿入係止し、第2挟持部材2の係止突起部26を第1挟持部材1の被係止孔部17に挿入係止する。すなわち両係止突起部16,26をそれぞれ他方側(相手側)の被係止孔部17,27に挿入係止する。これによって、第1挟持部材1と第2挟持部材2とを接合した状態で略正確な位置決めができ、締付具3により、第1挟持部材1と第2挟持部材2とは適正に接合固着される。
特に、係止突起部16と被係止孔部17とを上下方向に位置させ、同様に係止突起部26と被係止孔部27と上下方向に位置させると共に、それぞれの上下方向の組み合わせを反対にする。たとえば、第1挟持部材1では係止突起部16を被係止孔部17の上方に位置させ、第2挟持部材2では係止突起部26を被係止孔部27の下方に位置させる。これによって、第1挟持部材1と第2挟持部材2とを接合するときに上下方向で正確状態となるように、両者を固着することができる。
そして、第1挟持部材1と第2挟持部材2のそれぞれの頂面板部13及び頂面板部23上に断熱ベース4が設置される。該断熱ベース4の下面側には、前記第1挟持部材1の頂面板部13箇所における両折曲片12b,12bとの間に設けられた間隔dに収まる突出条44が形成されており、該突出条44が両折曲片12b,12b間に挿入されることによって、正確に設置される〔図4(C)参照〕。前記断熱ベース4と第1挟持部材1の頂面板部13との間にはボルト・ナットから構成される固着具7によって、固着される。そして、前記断熱ベース4の低位面41に吊子8が装着されて前記上部屋根B2が施工される。
また、図6(C)は、前述した第1挟持部材1の係止突起部16と被係止孔部17及び第2挟持部材2の係止突起部26と被係止孔部27とが、それぞれ独立して形成された実施形態〔図6(A),(B)参照〕における、第1挟持部材1と第2挟持部材2との接合状態を示すものである。また図6(D)は、その接合状態における係止突起部16と被係止孔部27及び係止突起部26と被係止孔部17との挿入状態を示す構造の拡大断面図である。
1…第1挟持部材、11…正面板部、11a…馳挟持面、12…側面板部、
13…頂面板部、14…馳抱持部、16…係止突起部、17…被係止孔部、
2…第2挟持部材、3…締付具、4…断熱ベース。

Claims (7)

  1. 正面板部の幅方向両側より背面側に側面板部が形成され、前記正面板部の上端に頂面板部が形成され、前記正面板部と前記側面板部の下方に馳抱持部が形成され且つ該馳抱持部の下方は馳挟持面とされた第1挟持部材と、該第1挟持部材と略同等に形成された第2挟持部材と、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との両正面板部同士が接合固着される締付具とからなり、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との両正面板部のそれぞれに被係止孔部と前記正面板部の正面側に突出する係止突起部とが形成され、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との正面板部同士が接合されると共に、前記係止突起部は前記被係止孔部に相互に挿入係止される構成としてなることを特徴とする建築用支持具。
  2. 請求項1において、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの係止部突起部と被係止孔部とは上下方向に位置して形成され且つ前記第1挟持部材と第2挟持部材とのいずれか一方は係止突起部が被係止孔部の上方に位置し、他方は係止突起部が被係止孔部の下方に位置してなることを特徴とする建築用支持具。
  3. 請求項1又は2において、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの係止部突起部は先端に向かうに従い次第に幅方向が狭くなる略台形板片状に形成されてなることを特徴とする建築用支持具。
  4. 請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの係止孔部の幅方向寸法は前記係止部突起部の最大幅方向寸法よりも僅かに大きく形成されてなることを特徴とする建築用支持具。
  5. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記第1挟持部材と第2挟持部材のそれぞれの正面板部に切抜きが形成され内部の肉部が折曲されて前記係止突起部とすると共に、前記切抜き箇所の開口における前記係止突起部形成側とは反対側端部を前記被係止孔部とし、前記第1挟持部材の正面板部と前記第2挟持部材の正面板部とにそれぞれ形成された前記係止突起部は、相互に相手側の被係止孔部の反対側端部に略当接状態で挿入される構成としてなることを特徴とする建築用支持具。
  6. 請求項1,2,3,4又は5のいずれか1項の記載において、前記第2挟持部は、前記第1挟持部よりも頂面板部の位置が高く形成され、前記第1挟持部材と第2挟持部材とが接合された状態で前記第1挟持部の頂面板部と前記第2挟持部材の頂面板部とは段差が構成されてなることを特徴とする建築用支持具。
  7. 請求項1,2,3,4,5又は6のいずれか1項の記載において、前記第1挟持部材と第2挟持部材との両頂部に載置固着される合成樹脂からなる断熱ベース部材が具備されてなることを特徴とする建築用支持具。
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