JP5482028B2 - 情報処理装置、伝送装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、伝送装置及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、伝送装置及び情報処理方法に関する。前記伝送装置は、例えば、Local Area Network(LAN)やWide Area Network(WAN)などのネットワークを構成することができる。
複数の伝送装置を有する通信ネットワークでは、各種のサービス(例えば、音声,動画,ユーザデータなど)を提供するデータが伝送される。
上記伝送装置は、例えば、サービス毎のトラフィックの状態を監視すべく、自局を通過するデータの個数やデータサイズなどの統計情報をサービス毎に収集する場合がある。
具体的には、例えば、伝送装置のインタフェース部分などにカウンタ処理部及びメモリを有するハードウェアカウンタが実装される。そして、カウンタ処理部が、前記統計情報をカウントし、そのカウント結果をメモリに格納する。
前記メモリに格納された統計情報は、例えば、伝送装置を制御する制御部などにより、収集、集計され、伝送装置のユーザインタフェース(例えば、表示用画面など)に表示されることがある。
なお、下記特許文献1には、加算器を使用した累算器処理装置の負荷を軽減すべく、加算器に、加算器のキャリー信号の発生回数を計数するカウンタを設けることが記載されている。
特開昭59−121541号公報
ところで、上述した方法では、例えば、制御部が、メモリから統計情報を読み出した後にメモリの値を初期化(クリア)することで、メモリのオーバーフローを防止する。ここで、オーバーフローとは、例えば、カウンタのもつメモリ容量(ビット幅)により定まるカウント可能な上限値よりも、カウンタに入力されるカウント値が大きい場合に生じる事象をいう。
しかしながら、制御部によるクリアの前にメモリがオーバーフローした場合、制御部は、統計情報を正しく収集、集計することができない。
そこで、制御部が統計情報を収集するまでに伝送装置を通過するトラフィック流量が大きくても、メモリのオーバーフローが発生しないよう、十分な容量(ビット幅)を有するメモリを伝送装置に実装することが考えられる。
近年、伝送装置の高速度化及びサービス収容数の高密度化に伴って、伝送装置を通過するデータの個数やデータサイズが増大している。その結果、制御部により収集、集計される統計情報量も飛躍的に増加している。
ここで、上記メモリの容量は次式(1)により表すことができる。
Figure 0005482028
ただし、式(1)において、Memory_Sizeはメモリ容量を表し、Bit_widthはオーバーフローが発生しない程度のメモリのビット幅を表し、entry_numは統計情報の監視対象となるエントリ数を表す。例えば、伝送装置がユーザ毎に統計情報を監視する場合、entry_numは伝送装置が収容するユーザの最大数となる。また、Memory_Size,Bit_width及びentry_numはいずれも自然数である。なお、entry_numの単位[pcs]は個数(piece)を表す。
また、上記Bit_widthは次式(2)により算出される。
Figure 0005482028
ただし、Max(V_PS)は伝送装置を通過する1秒当たりの最大データ量を表し、Polling_cycleは制御部が統計情報を収集する時間間隔を表す。例えば、上記ハードウェアカウンタが伝送装置を通過する伝送フレーム数をカウントする場合は、Max(V_PS)は1秒当たりの最大フレーム数であり、データのバイト数をカウントする場合、Max(V_PS)は1秒当たりの最大バイト数である。このように、Max(V_PS)の値は、例えば、伝送装置のインタフェース部分の物理的な速度とカウント対象の種類とにより決定される。
ここで、例示的に、100Gbpsのインタフェース速度を有するインタフェース(データ通信カードなど)において、ユーザ数=65536[pcs]のユーザ毎にサービスを監視する場合を考える。例えば、監視対象がデータのビット数である場合、Max(V_PS)は100×10となり、Polling_cycleを1秒に設定したとしても、式(2)から、Bit_widthは34ビットにもなる。
entry_num=65536[pcs]であることから、式(1)に基づき、メモリ容量(Memory_Size)=2,228,224ビット=約2.2Mバイトとなる。
また、通常、1つのサービスにつき数種類〜数十種類の統計情報がサポートされるので、上記の場合、数十Mビットの容量を有するメモリが求められる。
その結果、統計情報を収集、集計するためのハードウェアカウンタのメモリ実装数が増加するので、実装面積及び消費電力の観点から、ハードウェアの高密度化を妨げる場合がある。
また、例えば、ユーザ数が少ない場合であっても、伝送装置に設けられるApplication Specific Integrated Circuit(ASIC)やField Programmable Gate Array(FPGA)の内部メモリだけでは不足する場合や、それらの内部メモリを自由に使用できない場合、統計情報のカウント専用のメモリを実装することとなるので、やはりハードウェアの高密度化を阻害する場合がある。
そこで、本発明は、伝送装置のメモリサイズを削減することを目的の1つとする。
また、伝送装置のハードウェア構成を高密度化することを他の目的の1つとする。
(1)第1の案として、情報処理装置であって、入力データの個数又はサイズを、前記入力データに含まれる識別情報毎に計数するカウンタ処理部と、N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有するとともに、前記カウンタ処理部での前記識別情報毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納する第1のメモリと、前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたことを記録する第2のメモリと、をそなえ、前記カウンタ処理部は、前記識別情報毎に、前記計数結果が前記上限値を超えたかどうかを判定し、前記判定結果を前記第2のメモリに記録し、前記情報処理装置は、前記第2のメモリに格納される前記識別情報毎の判定結果と、前記第1のメモリに格納される前記識別情報毎の前記計数結果とに基づいて、前記入力データの個数又はサイズを前記識別情報毎に算出する制御部をそなえ、前記カウンタ処理部は、前記識別情報毎に、前記計数結果が前記上限値を超えた場合に当該識別情報に対応付けられたエントリIDを前記判定結果として前記第2のメモリに記録し、前記制御部は、前記第2のメモリに記録されているエントリIDの数に基づいて、当該エントリIDに対応付けられた識別情報に対する前記入力データの個数又はサイズを算出する、情報処理装置を用いることができる。
(2)また、第2の案として、上記情報処理装置をそなえた伝送装置を用いることができる。
(3)さらに、第3の案として、入力データの個数又はサイズを、前記入力データに含まれる識別情報毎に計数し、前記識別情報毎の計数結果を、N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有する第1のメモリに、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納し、前記識別情報毎に、前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたかどうかを判定し、前記計数結果が前記上限値を超えた場合に当該識別情報に対応付けられたエントリIDを、前記第1のメモリとは異なる第2のメモリに記録し、前記第2のメモリに記録されているエントリIDの数と、前記第1のメモリに格納される前記識別情報毎の前記計数結果とに基づいて、当該エントリIDに対応付けられた識別情報に対する前記入力データの個数又はサイズを前記識別情報毎に算出する情報処理方法を用いることができる。
伝送装置のメモリサイズを削減することが可能となる。
また、伝送装置のハードウェア構成を高密度化することが可能となる。
一実施形態に係るネットワークの構成の一例を示す図である。 図1に示す伝送装置の構成の一例を示す図である。 図2に示す伝送装置の統計情報処理部及び制御部の構成の一例を示す図である。 統計情報メモリの構成の一例を示す図である。 キャリーエントリバッファの構成の一例を示す図である。 図2に示す伝送装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図2に示す伝送装置の動作の一例を示すタイムチャートである。 一実施形態に係る伝送装置のメモリ削減効果を示す図である。 第1変形例に係るキャリーエントリバッファの構成の一例を示す図である。 第1変形例に係る伝送装置のメモリ削減効果を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態は、あくまでも例示に過ぎず、以下に示す実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本実施形態は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施形態及び各変形例を組み合わせる等)して実施することができる。
〔1〕一実施形態
(1.1)ネットワーク構成
図1は一実施形態に係るネットワークの構成の一例を示す図である。
この図1に示すネットワーク1は、例示的に、基地局2と、伝送装置3−1〜3−3と、集線装置(HUB)4−1〜4−3と、ユーザ装置5−1〜5−7とをそなえる。なお、伝送装置3−1〜3−3,HUB4−1〜4−3及びユーザ装置5−1〜5−7をそれぞれ区別しない場合は、単に、伝送装置3,HUB4及びユーザ装置5と称する。また、伝送装置3,HUB4及びユーザ装置5の数は、図1に示す例に限定されず、ネットワーク1の構成についてもあくまで一例であり、図1に示す例に限定されない。
ここで、基地局2は、ユーザ装置5にデータを送信する一方、ユーザ装置5からデータを受信する。図1に示す例では、基地局2は、例えば、伝送装置3−1及びHUB4−2を介して、ユーザ装置5−3〜5−5とデータを送受信する。また、基地局2は、伝送装置3−1〜3−3及びHUB4−1を介して、ユーザ装置5−1,5−2とデータを送受信し、さらに、伝送装置3−1〜3−3及びHUB4−3を介して、ユーザ装置5−6,5−7とデータを送受信する。なお、基地局2とユーザ装置5との間で送受信されるデータは、例えば、フレームやパケットなどであってもよい。
基地局2とユーザ装置5との間で送受信されるデータは、例えば、音声データ,画像データ,動画データ及びその他のデータなどであり、サービス毎に異なっていてもよい。
伝送装置3は、上記データを中継する。また、本例の伝送装置3は、例えば、自局3を通過するデータの個数(データ数)やサイズ(データバイト数,データビット数など)等に関する統計情報を、監視対象(例えば、ユーザ)毎に監視(収集、集計)する。
図1に示すネットワーク1では、伝送装置3は、例えば、基地局2とHUB4との間に配置され、自局3を通過するデータの統計情報を監視することができる。
HUB4は、基地局2からのデータをユーザ装置5に分配する一方、ユーザ装置5からのデータを基地局2へ送信する。HUB4は、例えば、MAC(Media Access Control)アドレスに基づいて、データの分配を行なうことができるスイッチングHUBとして構成されてもよい。なお、HUB4は、ユーザ装置5と無線接続される小型基地局として構成されてもよい。
ユーザ装置5は、基地局2からデータを受信する一方、基地局2にデータを送信する。本例のユーザ装置5は、例えば、伝送装置3及びHUB4を介して、基地局2とデータを送受信する。なお、ユーザ装置5は、固定端末であってもよいし、移動端末であってもよい。
本例のネットワーク1では、基地局2とユーザ装置5との間に伝送装置3がそなえられ、伝送装置3により、ネットワーク1を伝送するデータの統計情報を収集、集計することができる。
(1.2)伝送装置3
図2は一実施形態に係る伝送装置3の構成の一例を示す図である。
この図2に示す伝送装置3は、例示的に、IF(インタフェース)部6−1,6−2と、宛先判定部8と、SW(スイッチ)部9と、データバッファ管理部10と、宛先管理テーブル11と、データバッファ12と、制御部13とをそなえる。なお、IF部6−1,6−2を区別しない場合は、単にIF部6と称する。
IF部6−1,6−2は、基地局2,HUB4及びユーザ装置5とデータを受信,送信する通信インタフェース機能を具備する。なお、IF部6は、基地局2,HUB4及びユーザ装置5と有線接続されてもよいし、無線接続されてもよい。
また、IF部6−1は、例えば、基地局2,HUB4及びユーザ装置5から受信するデータ(以下、受信データともいう)の個数やサイズなどに関する統計情報を収集、集計する。一方、IF部6−2は、例えば、基地局2,HUB4及びユーザ装置5へ送信するデータ(以下、送信データともいう)の統計情報を収集、集計する。
このため、IF部6−1,6−2は、統計情報処理部7−1,7−2をそなえる。なお、統計情報処理部7−1,7−2を区別しない場合は、単に統計情報処理部7と称する。
統計情報処理部7は、IF部6で送受信されるデータに関する前記統計情報を収集、取得する。統計情報処理部7により収集、取得された統計情報は、例えば、制御部13により定期または不定期に読み出された後、消去される(リードクリアされる)。なお、統計情報処理部7の各構成及び各処理については、後記(1.3)にて説明する。
制御部13は、伝送装置3の各処理を制御する。本例の制御部13は、例えば、統計情報処理部7により収集、集計された統計情報を定期または不定期に読み出す。また、制御部13は、例えば、上記統計情報を統計情報処理部7から読み出した後、統計情報処理部7に保持された当該統計情報をクリアすることができる。
また、制御部13は、統計情報処理部7から読み出した統計情報や、当該統計情報に基づいて算出される各種の管理情報などを、伝送装置3のユーザインタフェース(例えば、表示用画面など)に表示するようにしてもよい。
宛先管理テーブル11は、例えば、ユーザ装置5を識別するための識別情報とデータの送信先(例えば、伝送装置3の出力ポートや接続される伝送路に関する情報)とを対応付けて保持する。
宛先判定部8は、受信データに付加された上記識別情報(例えば、宛先情報やサービス種別情報など)と宛先管理テーブル11の内容とに基づき、受信データの宛先(送信先)を判定する。宛先判定部8による上記判定結果は、例えば、受信データとともにSW部9に送出される。
SW部9は、宛先判定部8での判定結果に基づいて、受信データの出力先を切り換える。例えば、SW部9は、受信データに上記判定結果に基づく宛先情報を付加して、送信データを生成し、データバッファ管理部10に出力する。
データバッファ12は、送信データを格納する。例えば、データバッファ12は、送信データを送信するタイミングに応じて、一時的に、送信データを保持することができる。
データバッファ管理部10は、SW部9からの送信データをデータバッファ12に格納する一方、データバッファ12に格納された送信データを所定のタイミングで読み出して、IF部6−2に出力する。
そして、IF部6−2は、送信データに付加された宛先情報に応じた出力先(伝送装置3の出力ポートや接続される伝送路など)へ送信データを送出する。
このように、本例の伝送装置3は、基地局2とユーザ装置5との間でデータを中継する他、当該データの統計情報を収集、取得することにより、当該統計情報を表示用モニタなどに表示し、ユーザやネットワーク管理者などに統計情報を提供することができる。
次に、統計情報処理部7及び制御部13の各構成及び各処理について説明する。
(1.3)統計情報処理部7及び制御部13
図3は一実施形態に係る統計情報処理部7及び制御部13の構成の一例を示す図である。
この図3に示す統計情報処理部7は、例示的に、フレーム解析部14と、カウンタ処理部15と、メモリ制御部16と、統計情報メモリ17と、キャリーエントリバッファ18とをそなえる。
フレーム解析部14は、伝送路から入力されたデータの解析を行なう。本例のフレーム解析部14は、例えば、受信データのフレームについてフレーム解析を行なうことにより、カウントアップ値と、フレームの属するエントリの識別情報(エントリID)とを取得して、カウンタ処理部15に通知する。ここで、統計情報処理部7がフレームカウンタとして動作する場合、カウントアップ値は1であるが、統計情報処理部7がバイトカウンタとして動作する場合、カウントアップ値は受信データのバイト長である。
カウンタ処理部15は、伝送装置3に入力されるデータの統計情報(入力データの個数,データサイズなど)を計数する。また、カウンタ処理部15は、メモリ制御部16にカウント値の読み出し/書き込み要求を行ない、前記統計情報を統計情報メモリ17に格納することができる。カウンタ処理部15は、例えば、フレーム解析部14から通知されるエントリIDに対する現在のカウント値を統計情報メモリ17から読み出し、当該カウント値にカウントアップ値を加算して統計情報メモリ17に書き出すようにメモリ制御部16に要求することができる。
また、本例のカウンタ処理部15は、例えば、上記加算処理の結果が、統計情報メモリ17に格納可能な上限値を超えたかどうか(オーバーフローが発生するかどうか)を判定することができる。オーバーフローが発生すると判定した場合、カウンタ処理部15は、カウント値のオーバーフローが生じたエントリIDに関する情報をキャリーエントリバッファ18に書き込むとともに、オーバーフローにより巡回したカウント値(つまり、オーバーフローによりあふれた値)を統計情報メモリ17に書き込むことができる。
即ち、カウンタ処理部15は、前記計数結果が、統計情報メモリ17が格納可能な上限値を超えた場合に、前記計数結果と前記上限値との差分を統計情報メモリ17に格納することができる。
また、カウンタ処理部15は、前記オーバーフローが発生すると判定した場合、加算処理後のカウント値を統計情報メモリ17に書き込むようにしてもよい。この場合、統計情報メモリ17は、例えば、自身17が許容するカウント値を超えたカウント値が書き込まれたときに、当該カウント値から自身17が許容するカウント値を差し引いた値を格納可能な巡回メモリとして構成されてもよい。
メモリ制御部16は、カウンタ処理部15からの読み出し/書き込み要求または制御部13からの読み出し/消去(リードクリア)要求に応じて、統計情報メモリ17に格納されるカウント値の読み出し及び書き込みまたは読み出し/消去を制御する。
統計情報メモリ(第1のメモリ)17は、カウンタ処理部15での計数結果(カウント値)を格納する。本例の統計情報メモリ17は、例えば、エントリID毎にカウント値を保持することができる。また、本例の統計情報メモリ17は、オーバーフローが発生した場合に、そのカウント値が巡回する巡回カウンタとして構成される。なお、巡回カウンタとは、オーバーフローが発生した場合に、そのカウントアップ値からオーバーフロー分を除いたカウント値を保持できるカウンタのことをいう。
図4に統計情報メモリ17の構成の一例を示す。
この図4に示すように、本例の統計情報メモリ17は、例示的に、統計情報の監視対象を示すエントリIDをアドレス方向(紙面上下方向)に有し、各アドレス領域のデータ領域にエントリID毎のカウント値を保持する。
即ち、本例の統計情報メモリ17は、N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有し、カウンタ処理部15でのエントリID毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納することができる。
キャリーエントリバッファ18は、カウンタ処理部15での加算処理によりカウント値のオーバーフロー(即ち、統計情報メモリ17のデータ領域のオーバーフロー)が生じたアドレス領域に対応するエントリIDに関する情報を格納する。
即ち、本例のキャリーエントリバッファ18は、前記カウンタ処理部15での計数結果が、統計情報メモリ17に格納可能な上限値を超えたことを記録する第2のメモリの一例として機能する。
図5にキャリーエントリバッファ18の構成の一例を示す。
この図5に示すように、本例のキャリーエントリバッファ18は、例示的に、エントリIDの蓄積容量を示すアドレス方向に、オーバーフローが発生したエントリIDを保持する複数のデータ領域を有する。
一方、制御部13は、キャリーエントリバッファ18の内容と統計情報メモリ17の内容とに基づき、入力データの統計情報を算出する。例えば、本例の制御部13は、定期あるいは不定期に統計情報メモリ17の値をリードクリアし、その読み出し結果をメインメモリ10に格納する。そのため、本例の制御部13は、例示的に、加算処理部19と、メインメモリ20とをそなえる。
メインメモリ20は、定期あるいは不定期に統計情報メモリ17の値(統計情報)を収集、集計して、エントリID毎にその結果を格納する。また、本例のメインメモリ20は、例えば、加算処理部19での加算処理結果により、統計情報メモリ17から収集、集計した結果を更新されることができる。なお、本例では、制御部13が、統計情報メモリ17から収集、集計した値をメインメモリ20に展開しているが、これに限らず、例えば、他のメモリに展開したり、ユーザインタフェース(表示用画面など)に直接表示するようにしてもよい。
加算処理部19は、キャリーエントリバッファ18からオーバーフローが発生したエントリIDに関する情報を読み出す。また、加算処理部19は、例えば、メインメモリ20が有する当該エントリIDに対応する統計情報の値に、(統計情報メモリ17のデータ領域がカウント可能な最大値+1)を加算して、メインメモリ20の当該エントリIDに対応する値を更新する。
次に、上記構成を有する伝送装置3の動作の一例を説明する。
(1.4)伝送装置3の動作例
図6は伝送装置3の動作の一例を示すフローチャートである。また、図7は伝送装置3の動作の一例を示すタイムチャートである。
まず、他の装置(基地局2,他の伝送装置3,HUB4及びユーザ装置5など)からデータ(例えば、フレームやパケットなど)が到着すると〔図7の符号(a)参照〕、フレーム解析部14が、前記データを解析する。例えば、フレーム解析部14は、前記到着したデータフレームのエントリIDやカウントアップ値を取得する(図6のステップS1参照)。なお、前述のように、統計情報処理部7がフレームカウンタとして動作する場合、カウントアップ値は1であり、統計情報処理部7がバイトカウンタとして動作する場合、カウントアップ値は受信データのバイト長である。フレーム解析部14により取得されたエントリID及びカウントアップ値は、カウンタ処理部15へ通知される。
次に、カウンタ処理部15が、フレーム解析部14から通知されたエントリIDを判定し(図6のステップS2参照)、メモリ制御部16を介して、当該エントリIDに対応するカウント値を統計情報メモリ17から読み出す〔図6のステップS3及び図7の符号(b)参照〕。
そして、カウンタ処理部15は、統計情報メモリ17から読み出したカウント値に、フレーム解析部14から通知されたカウントアップ値を加算する(図6のステップS4参照)。
このとき、カウンタ処理部15は、前記加算結果が統計情報メモリ17のメモリ容量をオーバーフローしているかどうかを判定する(図6のステップS5参照)。例えば、統計情報メモリ17のビット幅が(Bit_width−m)(mはm<Bit_widthを満たす自然数であり、ビット幅の削減数を表す)である場合、カウンタ処理部15は、カウントアップ値加算後のカウント値が2(Bit_width−m)より大きいかどうかを判定する。
統計情報メモリ17のオーバーフローが発生しない(つまり、カウント値≦2(Bit_width−m)を満たす)場合(図6のステップS5のNoルート参照)、カウンタ処理部15は、前記加算処理後のカウント値を統計情報メモリ17に書き出す〔図6のステップS8及び図7の符号(c)参照〕。
一方、統計情報メモリ17のオーバーフローが発生する(つまり、カウント値>2(Bit_width−m)を満たす)場合〔図6のステップS5のYesルート及び図7の符号(d)参照〕、カウンタ処理部15は、当該エントリIDをキャリーエントリバッファ18に書き出し(図6のステップS6参照)、カウント値の下位(Bit_width−m)ビットを統計情報メモリ17に書き出す(図6のステップS7参照)。
そして、制御部13は、統計情報メモリ17に保持される各エントリIDに対応するカウント値と、キャリーエントリバッファ18に保持される各エントリIDとを読み出して〔図7の符号(e)及び符号(f)参照〕、メインメモリ20に収集、集計した統計情報を格納する。例えば、加算処理部19が、キャリーエントリバッファ18に保持されるエントリIDに対応する、メインメモリ20のカウント値に対して、[(2(Bit_width−m)−1)+1]を加算する。つまり、加算処理部19は、オーバーフローの発生したエントリIDのカウント値に対して、統計情報メモリ17の各メモリ領域が格納可能な上限値(2(Bit_width−m)−1)と、オーバーフローの発生により消失したカウントアップ値(1)とを加算する。なお、オーバーフローが複数回発生した場合、加算処理部19は、オーバーフローの発生により消失したカウントアップ値として、当該発生回数に応じた値を加算するようにしてもよい。
これにより、制御部13は、統計情報メモリ17をオーバーフローしたカウント値を考慮して、統計情報を収集、集計することが可能となる。また、制御部13は、統計情報メモリ17,キャリーエントリバッファ18からカウント値,エントリIDを読み出した後、各値を消去(クリア)することができる。なお、本例では、加算処理部19が、メインメモリ20上でオーバーフロー分のカウント値の加算処理を行なう例について説明したが、例えば、加算処理部19に設けられるバッファや、その他のデータ領域で上記加算処理を行なうようにしてもよい。また、制御部13による収集(キャリーエントリバッファ18,統計情報メモリ17からの読み出し)は、定期であってもよいし、不定期であってもよい。
本例の伝送装置3は、上述のように構成され、また、動作することにより、統計情報メモリ17のオーバーフローを許容することができるので、統計情報メモリ17のメモリ容量を削減することが可能となる。また、その結果、伝送装置3のハードウェア構成を高密度化することが可能となる。
以下、本例の情報処理方法を用いた場合の効果について説明する。
(1.5)本例の効果
一般的に、前述の統計情報には、次のような性質がある。
例えば、統計情報処理部7により1秒あたりにカウントされる各エントリのデータ量は、ある特定のエントリに偏る場合もあれば、全エントリに均等な値となる場合もあるが、いずれの場合にせよ、全エントリのカウント値の合計は、伝送装置3のIF部6で制限される1秒あたりの最大疎通データ量を超えることはない。従って、次式(3)が成立する。
Figure 0005482028
ただし、式(3)において、V_PS[n]は、エントリID=n(nは自然数)の1秒あたりの疎通データ量である。
つまり、統計情報メモリ17のビット幅(Bit_width)を削減しても、一定時間にオーバーフローが発生するカウンタのエントリ数は限られる。例えば、統計情報メモリ17のビット幅を1ビット削減した場合、オーバーフローが発生する可能性のあるエントリ数は1エントリとなる。
例えば、2エントリがオーバーフローすると仮定すると、次式(4)が得られる。
Figure 0005482028
しかし、式(4)は、式(2)
Figure 0005482028
と矛盾する。
同様に、ビット幅をmビット削減した場合のオーバーフローが発生する可能性のあるエントリ数Entry_num_ovfは、次式(5)で表される。
Figure 0005482028
従って、統計情報メモリ17のビット幅をmビット削減した場合のメモリ容量の削減量Mem_decは、次式(6)で表される。
Figure 0005482028
一方、キャリーエントリバッファ18のメモリ容量Mem_incは、次式(7)で表される。
Figure 0005482028
ただし、Ceil()は、切り上げ関数である。
従って、統計情報メモリ17のビット幅をmビット削減した場合、本例の伝送装置3のメモリ容量Xは、次式(8)で表される。
Figure 0005482028
ここで、上記の式(8)に基づき、削減ビット幅mとメモリサイズ比との関係を図8に示す。
この図8に示すように、メモリサイズ比は、統計情報メモリ17の元のビット幅と総エントリ数とに依存するが、ビット幅を約12〜15ビット削減することにより、伝送装置3におけるメモリ容量(メモリサイズ)を最大で70%以上削減することが可能となる。
〔2〕第1変形例
また、統計情報には複数の種類が存在することがある。例えば、エラーなしフレーム受信数Aや、エラーありフレーム受信数Bなどのように、互いに排他関係にあるものもある。
このような統計情報AとBとの間には、次式(9)が成立する。
Figure 0005482028
ただし、V_PS_A[n]は、エントリID=nの1秒あたりの統計情報Aの疎通データ量であり、V_PS_B[n]は、エントリID=nの1秒あたりの統計情報Bの疎通データ量である。
従って、上記のような場合であっても、統計情報メモリ17のビット幅(Bit_width)を削減しても、一定時間にオーバーフローが発生するカウンタのエントリ数は限られる。
このため、互いに排他関係のある統計情報については、キャリーエントリバッファ18に、統計情報の種類を表すコードとともに、エントリIDを保持することにより、異なる統計情報種別間でキャリーエントリバッファ18を共用することが可能となる。
そこで、本例では、伝送装置3のキャリーエントリバッファ18を、統計情報の種類を表す統計情報種別コード(データ種別)を保持可能なキャリーエントリバッファ18´に置き換えてもよい。
例えば、伝送装置3が、Ether MACなどの統計情報を収集する場合、データ長(Length)毎にフレーム数カウンタをそなえることがある。このとき、前記カウンタは、例えば、64バイト,65〜127バイト,128〜255バイト,256〜511バイト,512〜1023バイト,1024〜1518バイト,1519バイト以上のデータ長毎にフレーム数を個別にカウントする。また、これらのカウント値は、排他関係にあるので、例えば、統計情報の種別を表す3ビットの統計情報種別コードを有することにより、伝送装置3は、キャリーエントリバッファ18´を共用することが可能となる。
本例のキャリーエントリバッファ18´の構成の一例を図9に示す。
この図9に例示するキャリーエントリバッファ18´は、例えば、上述のように、エントリIDの蓄積容量を示すアドレス方向に、オーバーフローが発生したエントリID及びその統計情報の種類を表す統計情報種別コードを保持する複数のデータ領域を有する。
また、カウンタ処理部15は、例えば、統計情報種別コード毎に入力データの統計情報をカウントしてもよいし、統計情報メモリ17は、例えば、統計情報種別コード毎の前記カウント結果を前記複数のメモリ領域に対応付けて格納するようにしてもよい。さらに、制御部13は、例えば、キャリーエントリバッファ18´に格納される統計情報種別コード毎の判定結果と、統計情報メモリ17に格納される統計情報種別コード毎のカウント結果とに基づいて、入力データの個数又はサイズを統計情報種別コード毎に算出するようにしてもよい。
このように、本例では、キャリーエントリバッファ18´が統計情報の種別毎にエントリIDを保持することができるので、伝送装置3は、キャリーエントリバッファ18´を共用することが可能となる。その結果、伝送装置3のメモリサイズを更に削減することが可能となる。
ここで、本例における、削減ビット幅mとメモリサイズ比との関係を図10に示す。この図10は、例示的に、キャリーエントリバッファ18´が6種類の統計情報を保持する場合のメモリ削減効果を示している。
図10に示すように、メモリサイズ比は、統計情報メモリ17の元のビット幅と総エントリ数とに依存するが、ビット幅を約14〜18ビット削減することにより、伝送装置3におけるメモリ容量(メモリサイズ)を最大で90%程度削減することが可能となる。
〔3〕その他
なお、上述した伝送装置3の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択してもよいし、適宜組み合わせてもよい。
また、監視対象のエントリ数が、例えば、制御部13が収集、集計を行なう収集間隔にIF部6を疎通する最大データ量(最大フレーム数など)よりも大きい場合、伝送装置3から統計情報メモリ17を省略するようにしてもよい。この場合、例えば、カウンタ処理部15が、フレームが到着する度に、キャリーエントリバッファ18,18´に当該フレームのエントリIDを記録する。そして、制御部13が、キャリーエントリバッファ18,18´に格納されたエントリIDを収集、集計し、その蓄積個数を、対象エントリのカウント値として管理することにより、各エントリIDに対応する統計情報を収集、集計することができる。また、この場合、統計情報メモリ17を省略することができるので、伝送装置3のメモリサイズを更に削減することが可能となる。
さらに、上述した例では、伝送装置3が各メモリ17,18,18´,20を個別にそなえる例について説明したが、例えば、伝送装置3が共用のメモリをそなえ、当該メモリの各メモリ領域をメモリ17,18,18´,20として割り当てるようにしてもよい。
以上の実施形態および変形例に関し、さらに以下の付記を開示する。
〔4〕付記
(付記1)
入力データの個数又はサイズを計数するカウンタ処理部と、
前記カウンタ処理部での計数結果を格納する第1のメモリと、
前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたことを記録する第2のメモリと、
をそなえたことを特徴とする、情報処理装置。
(付記2)
前記カウンタ処理部は、
前記計数結果が、前記上限値を超えたかどうかを判定し、
前記判定結果を前記第2のメモリに記録する、
ことを特徴とする、付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記カウンタ処理部は、
前記計数結果が、前記上限値を超えた場合に、前記計数結果と前記第1のメモリに格納可能な上限値との差分を前記第1のメモリに格納する、
ことを特徴とする、付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記第2のメモリの内容と前記第1のメモリの内容とに基づき、前記入力データの個数又はサイズを算出する制御部、
をそなえたことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記計数は、前記入力データに含まれる識別情報毎に行なわれる、
ことを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記第1のメモリは、
N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有し、
前記カウンタ処理部での前記識別情報毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納する、
ことを特徴とする、付記5記載の情報処理装置。
(付記7)
前記判定は、前記識別情報毎に行なわれる、
ことを特徴とする、付記6記載の情報処理装置。
(付記8)
前記制御部は、
前記第2のメモリに格納される前記識別情報毎の判定結果と、前記第1のメモリに格納される前記識別情報毎の前記計数結果とに基づいて、前記入力データの個数又はサイズを前記識別情報毎に算出する、
ことを特徴とする、付記7記載の情報処理装置。
(付記9)
前記第2のメモリは、前記入力データのデータ種別毎に、前記判定結果を格納する、
ことを特徴とする、付記1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記計数は、前記データ種別毎に行なわれる、
ことを特徴とする、付記8記載の情報処理装置。
(付記11)
前記第1のメモリは、前記カウンタ処理部での前記データ種別毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納する、
ことを特徴とする、付記10記載の情報処理装置。
(付記12)
前記判定は、前記データ種別毎に行なわれる、
ことを特徴とする、付記11記載の情報処理装置。
(付記13)
前記制御部は、
前記第2のメモリに格納される前記データ種別毎の判定結果と、前記第1のメモリに格納される前記データ種別毎の前記計数結果とに基づいて、前記入力データの個数又はサイズを前記データ種別毎に算出する、
ことを特徴とする、付記12記載の情報処理装置。
(付記14)
付記1〜13のいずれか1項に記載の情報処理装置、
をそなえたことを特徴とする、伝送装置。
(付記15)
入力データの個数又はサイズを計数し、
前記計数結果を第1のメモリに格納し、
前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたことを前記第1のメモリとは異なる第2のメモリに記録する、
ことを特徴とする、情報処理方法。
1 ネットワーク
2 基地局
3,3−1〜3−3 伝送装置
4,4−1〜4−3 HUB
5,5−1〜5−7 ユーザ装置
6,6−1,6−2 IF部
7,7−1,7−2 統計情報処理部
8 宛先判定部
9 SW部
10 データバッファ管理部
11 宛先管理テーブル
12 データバッファ
13 制御部
14 フレーム解析部
15 カウンタ処理部
16 メモリ制御部
17 統計情報メモリ
18,18´ キャリーエントリバッファ
19 加算処理部
20 メインメモリ

Claims (5)

  1. 情報処理装置であって、
    入力データの個数又はサイズを、前記入力データに含まれる識別情報毎に計数するカウンタ処理部と、
    N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有するとともに、前記カウンタ処理部での前記識別情報毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納する第1のメモリと、
    前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたことを記録する第2のメモリと、をそなえ、
    前記カウンタ処理部は、前記識別情報毎に、前記計数結果が前記上限値を超えたかどうかを判定し、前記判定結果を前記第2のメモリに記録し、
    前記情報処理装置は、
    前記第2のメモリに格納される前記識別情報毎の判定結果と、前記第1のメモリに格納される前記識別情報毎の前記計数結果とに基づいて、前記入力データの個数又はサイズを前記識別情報毎に算出する制御部をそなえ
    前記カウンタ処理部は、前記識別情報毎に、前記計数結果が前記上限値を超えた場合に当該識別情報に対応付けられたエントリIDを前記判定結果として前記第2のメモリに記録し、
    前記制御部は、前記第2のメモリに記録されているエントリIDの数に基づいて、当該エントリIDに対応付けられた識別情報に対する前記入力データの個数又はサイズを算出する、ことを特徴とする、情報処理装置。
  2. 情報処理装置であって、
    入力データの個数又はサイズを、前記入力データのデータ種別毎に計数するカウンタ処理部と、
    N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有するとともに、前記カウンタ処理部での前記データ種別毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納する第1のメモリと、
    前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたことを記録する第2のメモリと、をそなえ、
    前記カウンタ処理部は、前記データ種別毎に、前記計数結果が前記上限値を超えたかどうかを判定し、前記判定結果を前記第2のメモリに記録し、
    前記情報処理装置は、
    前記第2のメモリに格納される前記データ種別毎の判定結果と、前記第1のメモリに格納される前記データ種別毎の前記計数結果とに基づいて、前記入力データの個数又はサイズを前記データ種別毎に算出する制御部をそなえ
    前記カウンタ処理部は、前記データ種別毎に、前記計数結果が前記上限値を超えた場合に当該データ種別に対応付けられたエントリIDを前記判定結果として前記第2のメモリに記録し、
    前記制御部は、前記第2のメモリに記録されているエントリIDの数に基づいて、当該エントリIDに対応付けられたデータ種別に対する前記入力データの個数又はサイズを算出する、ことを特徴とする、情報処理装置。
  3. 前記カウンタ処理部は、
    前記計数結果が、前記上限値を超えた場合に、前記計数結果と前記第1のメモリに格納可能な上限値との差分を前記第1のメモリに格納する、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置、
    をそなえたことを特徴とする、伝送装置。
  5. 入力データの個数又はサイズを、前記入力データに含まれる識別情報毎に計数し、
    前記識別情報毎の計数結果を、N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有する第1のメモリに、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納し
    記識別情報毎に、前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたかどうかを判定し、前記計数結果が前記上限値を超えた場合に当該識別情報に対応付けられたエントリIDを、前記第1のメモリとは異なる第2のメモリに記録し、
    前記第2のメモリに記録されているエントリIDの数と、前記第1のメモリに格納される前記識別情報毎の前記計数結果とに基づいて、当該エントリIDに対応付けられた識別情報に対する前記入力データの個数又はサイズを前記識別情報毎に算出する、
    ことを特徴とする、情報処理方法。
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