JP5482028B2 - 情報処理装置、伝送装置及び情報処理方法 - Google Patents
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Description
上記伝送装置は、例えば、サービス毎のトラフィックの状態を監視すべく、自局を通過するデータの個数やデータサイズなどの統計情報をサービス毎に収集する場合がある。
具体的には、例えば、伝送装置のインタフェース部分などにカウンタ処理部及びメモリを有するハードウェアカウンタが実装される。そして、カウンタ処理部が、前記統計情報をカウントし、そのカウント結果をメモリに格納する。
なお、下記特許文献1には、加算器を使用した累算器処理装置の負荷を軽減すべく、加算器に、加算器のキャリー信号の発生回数を計数するカウンタを設けることが記載されている。
そこで、制御部が統計情報を収集するまでに伝送装置を通過するトラフィック流量が大きくても、メモリのオーバーフローが発生しないよう、十分な容量(ビット幅)を有するメモリを伝送装置に実装することが考えられる。
ここで、上記メモリの容量は次式(1)により表すことができる。
また、通常、1つのサービスにつき数種類〜数十種類の統計情報がサポートされるので、上記の場合、数十Mビットの容量を有するメモリが求められる。
その結果、統計情報を収集、集計するためのハードウェアカウンタのメモリ実装数が増加するので、実装面積及び消費電力の観点から、ハードウェアの高密度化を妨げる場合がある。
また、伝送装置のハードウェア構成を高密度化することを他の目的の1つとする。
(2)また、第2の案として、上記情報処理装置をそなえた伝送装置を用いることができる。
また、伝送装置のハードウェア構成を高密度化することが可能となる。
〔1〕一実施形態
(1.1)ネットワーク構成
図1は一実施形態に係るネットワークの構成の一例を示す図である。
伝送装置3は、上記データを中継する。また、本例の伝送装置3は、例えば、自局3を通過するデータの個数(データ数)やサイズ(データバイト数,データビット数など)等に関する統計情報を、監視対象(例えば、ユーザ)毎に監視(収集、集計)する。
HUB4は、基地局2からのデータをユーザ装置5に分配する一方、ユーザ装置5からのデータを基地局2へ送信する。HUB4は、例えば、MAC(Media Access Control)アドレスに基づいて、データの分配を行なうことができるスイッチングHUBとして構成されてもよい。なお、HUB4は、ユーザ装置5と無線接続される小型基地局として構成されてもよい。
本例のネットワーク1では、基地局2とユーザ装置5との間に伝送装置3がそなえられ、伝送装置3により、ネットワーク1を伝送するデータの統計情報を収集、集計することができる。
図2は一実施形態に係る伝送装置3の構成の一例を示す図である。
この図2に示す伝送装置3は、例示的に、IF(インタフェース)部6−1,6−2と、宛先判定部8と、SW(スイッチ)部9と、データバッファ管理部10と、宛先管理テーブル11と、データバッファ12と、制御部13とをそなえる。なお、IF部6−1,6−2を区別しない場合は、単にIF部6と称する。
また、IF部6−1は、例えば、基地局2,HUB4及びユーザ装置5から受信するデータ(以下、受信データともいう)の個数やサイズなどに関する統計情報を収集、集計する。一方、IF部6−2は、例えば、基地局2,HUB4及びユーザ装置5へ送信するデータ(以下、送信データともいう)の統計情報を収集、集計する。
統計情報処理部7は、IF部6で送受信されるデータに関する前記統計情報を収集、取得する。統計情報処理部7により収集、取得された統計情報は、例えば、制御部13により定期または不定期に読み出された後、消去される(リードクリアされる)。なお、統計情報処理部7の各構成及び各処理については、後記(1.3)にて説明する。
また、制御部13は、統計情報処理部7から読み出した統計情報や、当該統計情報に基づいて算出される各種の管理情報などを、伝送装置3のユーザインタフェース(例えば、表示用画面など)に表示するようにしてもよい。
宛先判定部8は、受信データに付加された上記識別情報(例えば、宛先情報やサービス種別情報など)と宛先管理テーブル11の内容とに基づき、受信データの宛先(送信先)を判定する。宛先判定部8による上記判定結果は、例えば、受信データとともにSW部9に送出される。
データバッファ12は、送信データを格納する。例えば、データバッファ12は、送信データを送信するタイミングに応じて、一時的に、送信データを保持することができる。
そして、IF部6−2は、送信データに付加された宛先情報に応じた出力先(伝送装置3の出力ポートや接続される伝送路など)へ送信データを送出する。
次に、統計情報処理部7及び制御部13の各構成及び各処理について説明する。
(1.3)統計情報処理部7及び制御部13
図3は一実施形態に係る統計情報処理部7及び制御部13の構成の一例を示す図である。
フレーム解析部14は、伝送路から入力されたデータの解析を行なう。本例のフレーム解析部14は、例えば、受信データのフレームについてフレーム解析を行なうことにより、カウントアップ値と、フレームの属するエントリの識別情報(エントリID)とを取得して、カウンタ処理部15に通知する。ここで、統計情報処理部7がフレームカウンタとして動作する場合、カウントアップ値は1であるが、統計情報処理部7がバイトカウンタとして動作する場合、カウントアップ値は受信データのバイト長である。
また、カウンタ処理部15は、前記オーバーフローが発生すると判定した場合、加算処理後のカウント値を統計情報メモリ17に書き込むようにしてもよい。この場合、統計情報メモリ17は、例えば、自身17が許容するカウント値を超えたカウント値が書き込まれたときに、当該カウント値から自身17が許容するカウント値を差し引いた値を格納可能な巡回メモリとして構成されてもよい。
統計情報メモリ(第1のメモリ)17は、カウンタ処理部15での計数結果(カウント値)を格納する。本例の統計情報メモリ17は、例えば、エントリID毎にカウント値を保持することができる。また、本例の統計情報メモリ17は、オーバーフローが発生した場合に、そのカウント値が巡回する巡回カウンタとして構成される。なお、巡回カウンタとは、オーバーフローが発生した場合に、そのカウントアップ値からオーバーフロー分を除いたカウント値を保持できるカウンタのことをいう。
この図4に示すように、本例の統計情報メモリ17は、例示的に、統計情報の監視対象を示すエントリIDをアドレス方向(紙面上下方向)に有し、各アドレス領域のデータ領域にエントリID毎のカウント値を保持する。
即ち、本例の統計情報メモリ17は、N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有し、カウンタ処理部15でのエントリID毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納することができる。
即ち、本例のキャリーエントリバッファ18は、前記カウンタ処理部15での計数結果が、統計情報メモリ17に格納可能な上限値を超えたことを記録する第2のメモリの一例として機能する。
この図5に示すように、本例のキャリーエントリバッファ18は、例示的に、エントリIDの蓄積容量を示すアドレス方向に、オーバーフローが発生したエントリIDを保持する複数のデータ領域を有する。
一方、制御部13は、キャリーエントリバッファ18の内容と統計情報メモリ17の内容とに基づき、入力データの統計情報を算出する。例えば、本例の制御部13は、定期あるいは不定期に統計情報メモリ17の値をリードクリアし、その読み出し結果をメインメモリ10に格納する。そのため、本例の制御部13は、例示的に、加算処理部19と、メインメモリ20とをそなえる。
(1.4)伝送装置3の動作例
図6は伝送装置3の動作の一例を示すフローチャートである。また、図7は伝送装置3の動作の一例を示すタイムチャートである。
まず、他の装置(基地局2,他の伝送装置3,HUB4及びユーザ装置5など)からデータ(例えば、フレームやパケットなど)が到着すると〔図7の符号(a)参照〕、フレーム解析部14が、前記データを解析する。例えば、フレーム解析部14は、前記到着したデータフレームのエントリIDやカウントアップ値を取得する(図6のステップS1参照)。なお、前述のように、統計情報処理部7がフレームカウンタとして動作する場合、カウントアップ値は1であり、統計情報処理部7がバイトカウンタとして動作する場合、カウントアップ値は受信データのバイト長である。フレーム解析部14により取得されたエントリID及びカウントアップ値は、カウンタ処理部15へ通知される。
そして、カウンタ処理部15は、統計情報メモリ17から読み出したカウント値に、フレーム解析部14から通知されたカウントアップ値を加算する(図6のステップS4参照)。
一方、統計情報メモリ17のオーバーフローが発生する(つまり、カウント値>2(Bit_width−m)を満たす)場合〔図6のステップS5のYesルート及び図7の符号(d)参照〕、カウンタ処理部15は、当該エントリIDをキャリーエントリバッファ18に書き出し(図6のステップS6参照)、カウント値の下位(Bit_width−m)ビットを統計情報メモリ17に書き出す(図6のステップS7参照)。
以下、本例の情報処理方法を用いた場合の効果について説明する。
一般的に、前述の統計情報には、次のような性質がある。
例えば、統計情報処理部7により1秒あたりにカウントされる各エントリのデータ量は、ある特定のエントリに偏る場合もあれば、全エントリに均等な値となる場合もあるが、いずれの場合にせよ、全エントリのカウント値の合計は、伝送装置3のIF部6で制限される1秒あたりの最大疎通データ量を超えることはない。従って、次式(3)が成立する。
つまり、統計情報メモリ17のビット幅(Bit_width)を削減しても、一定時間にオーバーフローが発生するカウンタのエントリ数は限られる。例えば、統計情報メモリ17のビット幅を1ビット削減した場合、オーバーフローが発生する可能性のあるエントリ数は1エントリとなる。
同様に、ビット幅をmビット削減した場合のオーバーフローが発生する可能性のあるエントリ数Entry_num_ovfは、次式(5)で表される。
従って、統計情報メモリ17のビット幅をmビット削減した場合、本例の伝送装置3のメモリ容量Xは、次式(8)で表される。
この図8に示すように、メモリサイズ比は、統計情報メモリ17の元のビット幅と総エントリ数とに依存するが、ビット幅を約12〜15ビット削減することにより、伝送装置3におけるメモリ容量(メモリサイズ)を最大で70%以上削減することが可能となる。
また、統計情報には複数の種類が存在することがある。例えば、エラーなしフレーム受信数Aや、エラーありフレーム受信数Bなどのように、互いに排他関係にあるものもある。
このような統計情報AとBとの間には、次式(9)が成立する。
従って、上記のような場合であっても、統計情報メモリ17のビット幅(Bit_width)を削減しても、一定時間にオーバーフローが発生するカウンタのエントリ数は限られる。
そこで、本例では、伝送装置3のキャリーエントリバッファ18を、統計情報の種類を表す統計情報種別コード(データ種別)を保持可能なキャリーエントリバッファ18´に置き換えてもよい。
この図9に例示するキャリーエントリバッファ18´は、例えば、上述のように、エントリIDの蓄積容量を示すアドレス方向に、オーバーフローが発生したエントリID及びその統計情報の種類を表す統計情報種別コードを保持する複数のデータ領域を有する。
また、カウンタ処理部15は、例えば、統計情報種別コード毎に入力データの統計情報をカウントしてもよいし、統計情報メモリ17は、例えば、統計情報種別コード毎の前記カウント結果を前記複数のメモリ領域に対応付けて格納するようにしてもよい。さらに、制御部13は、例えば、キャリーエントリバッファ18´に格納される統計情報種別コード毎の判定結果と、統計情報メモリ17に格納される統計情報種別コード毎のカウント結果とに基づいて、入力データの個数又はサイズを統計情報種別コード毎に算出するようにしてもよい。
ここで、本例における、削減ビット幅mとメモリサイズ比との関係を図10に示す。この図10は、例示的に、キャリーエントリバッファ18´が6種類の統計情報を保持する場合のメモリ削減効果を示している。
〔3〕その他
なお、上述した伝送装置3の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択してもよいし、適宜組み合わせてもよい。
以上の実施形態および変形例に関し、さらに以下の付記を開示する。
〔4〕付記
(付記1)
入力データの個数又はサイズを計数するカウンタ処理部と、
前記カウンタ処理部での計数結果を格納する第1のメモリと、
前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたことを記録する第2のメモリと、
をそなえたことを特徴とする、情報処理装置。
前記カウンタ処理部は、
前記計数結果が、前記上限値を超えたかどうかを判定し、
前記判定結果を前記第2のメモリに記録する、
ことを特徴とする、付記1記載の情報処理装置。
前記カウンタ処理部は、
前記計数結果が、前記上限値を超えた場合に、前記計数結果と前記第1のメモリに格納可能な上限値との差分を前記第1のメモリに格納する、
ことを特徴とする、付記1または2に記載の情報処理装置。
前記第2のメモリの内容と前記第1のメモリの内容とに基づき、前記入力データの個数又はサイズを算出する制御部、
をそなえたことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記計数は、前記入力データに含まれる識別情報毎に行なわれる、
ことを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
前記第1のメモリは、
N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有し、
前記カウンタ処理部での前記識別情報毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納する、
ことを特徴とする、付記5記載の情報処理装置。
前記判定は、前記識別情報毎に行なわれる、
ことを特徴とする、付記6記載の情報処理装置。
(付記8)
前記制御部は、
前記第2のメモリに格納される前記識別情報毎の判定結果と、前記第1のメモリに格納される前記識別情報毎の前記計数結果とに基づいて、前記入力データの個数又はサイズを前記識別情報毎に算出する、
ことを特徴とする、付記7記載の情報処理装置。
前記第2のメモリは、前記入力データのデータ種別毎に、前記判定結果を格納する、
ことを特徴とする、付記1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記計数は、前記データ種別毎に行なわれる、
ことを特徴とする、付記8記載の情報処理装置。
前記第1のメモリは、前記カウンタ処理部での前記データ種別毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納する、
ことを特徴とする、付記10記載の情報処理装置。
(付記12)
前記判定は、前記データ種別毎に行なわれる、
ことを特徴とする、付記11記載の情報処理装置。
前記制御部は、
前記第2のメモリに格納される前記データ種別毎の判定結果と、前記第1のメモリに格納される前記データ種別毎の前記計数結果とに基づいて、前記入力データの個数又はサイズを前記データ種別毎に算出する、
ことを特徴とする、付記12記載の情報処理装置。
付記1〜13のいずれか1項に記載の情報処理装置、
をそなえたことを特徴とする、伝送装置。
(付記15)
入力データの個数又はサイズを計数し、
前記計数結果を第1のメモリに格納し、
前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたことを前記第1のメモリとは異なる第2のメモリに記録する、
ことを特徴とする、情報処理方法。
2 基地局
3,3−1〜3−3 伝送装置
4,4−1〜4−3 HUB
5,5−1〜5−7 ユーザ装置
6,6−1,6−2 IF部
7,7−1,7−2 統計情報処理部
8 宛先判定部
9 SW部
10 データバッファ管理部
11 宛先管理テーブル
12 データバッファ
13 制御部
14 フレーム解析部
15 カウンタ処理部
16 メモリ制御部
17 統計情報メモリ
18,18´ キャリーエントリバッファ
19 加算処理部
20 メインメモリ
Claims (5)
- 情報処理装置であって、
入力データの個数又はサイズを、前記入力データに含まれる識別情報毎に計数するカウンタ処理部と、
N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有するとともに、前記カウンタ処理部での前記識別情報毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納する第1のメモリと、
前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたことを記録する第2のメモリと、をそなえ、
前記カウンタ処理部は、前記識別情報毎に、前記計数結果が前記上限値を超えたかどうかを判定し、前記判定結果を前記第2のメモリに記録し、
前記情報処理装置は、
前記第2のメモリに格納される前記識別情報毎の判定結果と、前記第1のメモリに格納される前記識別情報毎の前記計数結果とに基づいて、前記入力データの個数又はサイズを前記識別情報毎に算出する制御部をそなえ、
前記カウンタ処理部は、前記識別情報毎に、前記計数結果が前記上限値を超えた場合に当該識別情報に対応付けられたエントリIDを前記判定結果として前記第2のメモリに記録し、
前記制御部は、前記第2のメモリに記録されているエントリIDの数に基づいて、当該エントリIDに対応付けられた識別情報に対する前記入力データの個数又はサイズを算出する、ことを特徴とする、情報処理装置。 - 情報処理装置であって、
入力データの個数又はサイズを、前記入力データのデータ種別毎に計数するカウンタ処理部と、
N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有するとともに、前記カウンタ処理部での前記データ種別毎の計数結果を、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納する第1のメモリと、
前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたことを記録する第2のメモリと、をそなえ、
前記カウンタ処理部は、前記データ種別毎に、前記計数結果が前記上限値を超えたかどうかを判定し、前記判定結果を前記第2のメモリに記録し、
前記情報処理装置は、
前記第2のメモリに格納される前記データ種別毎の判定結果と、前記第1のメモリに格納される前記データ種別毎の前記計数結果とに基づいて、前記入力データの個数又はサイズを前記データ種別毎に算出する制御部をそなえ、
前記カウンタ処理部は、前記データ種別毎に、前記計数結果が前記上限値を超えた場合に当該データ種別に対応付けられたエントリIDを前記判定結果として前記第2のメモリに記録し、
前記制御部は、前記第2のメモリに記録されているエントリIDの数に基づいて、当該エントリIDに対応付けられたデータ種別に対する前記入力データの個数又はサイズを算出する、ことを特徴とする、情報処理装置。 - 前記カウンタ処理部は、
前記計数結果が、前記上限値を超えた場合に、前記計数結果と前記第1のメモリに格納可能な上限値との差分を前記第1のメモリに格納する、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置、
をそなえたことを特徴とする、伝送装置。 - 入力データの個数又はサイズを、前記入力データに含まれる識別情報毎に計数し、
前記識別情報毎の計数結果を、N(Nは自然数)ビットのビット幅からなる複数のメモリ領域を有する第1のメモリに、前記複数のメモリ領域に対応付けて格納し、
前記識別情報毎に、前記計数結果が、前記第1のメモリに格納可能な上限値を超えたかどうかを判定し、前記計数結果が前記上限値を超えた場合に当該識別情報に対応付けられたエントリIDを、前記第1のメモリとは異なる第2のメモリに記録し、
前記第2のメモリに記録されているエントリIDの数と、前記第1のメモリに格納される前記識別情報毎の前記計数結果とに基づいて、当該エントリIDに対応付けられた識別情報に対する前記入力データの個数又はサイズを前記識別情報毎に算出する、
ことを特徴とする、情報処理方法。
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