JP5481327B2 - 充電可能電池を使用する電源回路 - Google Patents

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Description

本発明の実施態様は、充電可能な電池である二次電池を使用する電源回路に関する。
昨今、二次電池を使用する携帯型機器が広く普及している。二次電池としては、リチューム・イオン(Li−ion)電池と呼ばれているものが多く用いられている。
従来の二次電池は、過放電状態になると充電特性が劣化し、再度充電を行なっても満充電に達しなくなる。この過放電状態とは二次電池の出力電圧が所定値より低くなると起こる。従って、過放電状態にならないように、二次電池と負荷の間に過放電保護回路を備えている。
特開平8-331768号公報
上記のごとき二次電池を含む電源回路を使用する種々の携帯型装置においては、過放電を防止するために過放電保護回路を用いている。しかしながら、過放電保護回路が動作したにもかかわらず、二次電池から電流が流れ続けて、長期間充電が行われないと過放電状態になってしまうことがある。
本発明は、このような事実に基づいてなされたもので、その目的とするところは、二次電池の電圧が所定値を下回ったときに、二次電池から電流が流れ続けることがないようにするためのものである。
上記課題を解決するために、本発明の実施形態による電源回路は、充電可能電池から負荷回路への電流供給に介在し、充電可能電池の電圧が所定値より低下したときに、充電可能電池から負荷回路への電流供給を停止する過放電保護回路と、充電可能電池と接続され、かつ前記過放電保護回路の入力側に接続され、操作されたときのみ回路接続状態となり過放電保護回路へ入力する接続切替部と、前記過放電保護回路の出力と前記負荷回路の間に接続され、負荷回路への電流供給を制御する電源供給制御回路と、前記接続切替部に接続され、切替部の操作に応じて、前記過放電保護回路と前記電源供給制御回路を制御するロジック回路とを備え、前記接続切替部が回路接続状態となった時に、充電可能電池から前記過放電保護回路と前記ロジック回路と前記電源供給制御回路に電流供給を開始し、この電流供給時に接続切替部が回路非接続状態となると、過放電保護回路とロジック回路と電源供給制御回路への電流供給を保持すると共に、前記電源供給制御回路から負荷回路への電流供給を行って充電可能電池から負荷回路への電流供給を開始し、負荷回路への電流供給時に充電可能電池の電圧が低下して過放電保護回路が充電可能電池から負荷回路への電流供給を停止すると停止状態を保持することを特徴とし、充電可能電池を使用している。
本実施の形態における電源回路の概略ブロック図。 本実施の形態における過放電保護回路の概略回路図。 本実施の形態におけるDフリップフロップの動作を説明する真理値表。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は電源回路30のブロック図である。DC(交流直流変換部)1は、商用電源に接続されている交流/直流変換アダプタであり、直流電流を出力する。DC1の出力電圧は、二次電池2の出力電圧より高い。充電可能電池を使用する電源回路30は、DCin(直流電源入力部)3、充電制御回路4、スイッチ(接続切替部)5、過放電保護回路6、DC/DCa(電圧制御回路)7、ロジック回路8、DC/DCb(電源供給制御回路)9によって構成している。
DC1の出力は、DCin3に入力される。DCin3は、外部機器から入力された直流電圧のノイズによる変動を抑えて出力するようになっている。構成する素子としては、フューズ等の過電流保護素子、ツェナーダイオードの様な過電圧保護素子、フェライトビーズやコンデンサの様なノイズ抑制素子がある。
このDCin3の出力と、前記二次電池2の出力間には、充電制御回路4が接続されている。充電制御回路4は、二次電池2を充電するときに動作する。二次電池2に対応した電圧を出力すると共に充電電流の監視と制御を行う。また、充電電流が所定値より小さくなった場合や、充電時間が所定時間を越えた場合に、充電を停止させる。この他に、トリクル充電も行う。トリクル充電とは、微弱な電流を流して充電をする方式であり、充電開始時と満充電に近づいた時に行う。
前記二次電池2の出力と後述するロジック回路8の間には、スイッチ(接続切替部)5が接続されている。スイッチ5は、物理的な力をかけた場合、回路が接続状態になる。もしくは、スイッチ5がプッシュスイッチの場合、スイッチを押したときだけ回路が接続状態になる。
前記DCin3の出力とスイッチ5との間には、過放電保護回路6が接続されている。同時に、この保護回路6は、前記二次電池2とロジック回路8の間にも接続されている。過放電保護回路6は、二次電池2の電圧が所定値より低くなると、電流出力を停止する。また、ロジック回路8からの信号によっても電流出力を停止することができる。DC1の電圧は二次電池2の出力電圧より高く、DC1から電源供給されているときは、過放電保護回路6が出力できる状態でも後述するDC/DCa7等への電源供給はDCin3から行われる。
DC/DCa(電圧制御回路)7は、DCin3および過放電保護回路6の接続点とロジック回路8およびスイッチ5の接続点間に接続される定電圧レギュレータである。DC/DCa(電圧制御回路)7は、DCin3または過放電保護回路6から出力された電圧を安定化させて、スイッチ5とロジック回路8へ出力する。定電圧レギュレータとは電子回路の一種で、出力される電圧を常に一定に保つように制御する回路である。DC/DCa7は、リニアレギュレータでもスイッチングレギュレータでもよい。DC/DCa7の出力は、ロジック回路8を駆動するための電源供給であり、出力する電圧はロジック回路8を駆動できる電圧である。また、DC/DCa7はスイッチ5への電流とロジック回路8を駆動できる電流を出力する。
ロジック回路8は、スイッチ5のオンとオフに従って、過放電保護回路6とDC/DCb9を制御する。
DC/DCb9は、定電圧レギュレータであり、DCin3および過放電保護回路6の出力と、前記二次電池を使用する携帯型装置としての負荷回路10の間に接続されている。DC/DCb9は、DCin3または過放電保護回路6から出力された電圧を安定化させて負荷回路10へ出力する。DC/DCb9は、負荷回路10を駆動できる電圧と電流を出力することができる。DC/DCb9は、リニアレギュレータでもスイッチングレギュレータでもよい。また、DC/DCb9は、ロジック回路8からの信号により、負荷回路10への出力と出力の停止を制御することができる。
図2は、図1に示すスイッチ5、過放電保護回路6とロジック回路8の構成を表している。ただし、DC/DCa7から出力し、ロジック回路8に電源供給をするラインは図示しない。
図1に示す二次電池2の出力は、抵抗R1、スイッチ5および抵抗R2の直列接続を介して接地される。図1に示すDC/DCa7の出力がダイオードD1のアノードに接続され、ダイオードD1のカソードが抵抗R1とスイッチ5の接続点に接続されている。アノード側の電圧がカソード側の電圧より高い場合、アノードからカソードへ電流を流すことができる。カソード側の電圧がアノード側の電圧より高い場合、電流は流れない。スイッチ5と抵抗R2の接続点は、ロジック回路8を構成するインバータ20の入力に接続され、インバータ20の出力は、同じくロジック回路8を構成するDフリップフロップ21のCK端子に入力される。Dフリップフロップ21の一方の出力Qは、図1のDC/DCb9に入力される。また、他方の出力/Qは、過放電保護回路6に抵抗R10を介して入力されると共にフリップフロップ21のD端子に入力される。
以下に、過放電保護回路6の詳細について説明する。二次電池2の出力は、過放電保護回路6に入力され、MOS型電界効果トランジスタ(Field-Effect Transistor:FET)22のソース電極(S)に接続される。FET22のドレイン電極(D)は、ダイオードD2のアノードに接続され、ダイオードD2のカソードは図1のDC/DCa7に接続される。前記二次電池2とFET22のソース電極(S)との接続点は、直列抵抗R3、R4を介してNPNトランジスタQ1のコレクタ電極に接続される。トランジスタQ1のベース電極は、前記スイッチ5とロジック回路8のインバータ20の接続点に接続され、エミッタ電極は接地される。また、前記FET22のゲート電極(G)は、前記抵抗R3とR4の接続点に接続される。この抵抗R3とR4の接続点は、抵抗R5を介してNPNトランジスタQ2のコレクタ電極に接続される。トランジスタQ2のベース電極は、直列抵抗R7、R6を介してFET22のドレイン電極(D)とダイオードD2の接続点に接続され、エミッタ電極は、接地される。また、トランジスタQ2のベース電極は、更に、抵抗R8を介して接地される。前記抵抗R6、R7の接続点は、抵抗R9を介してNPNトランジスタQ3のコレクタ電極に接続される。このトランジスタQ3のベース電極は前記ロジック回路8のDフリップフロップ21の他方の出力/Qが抵抗R10を介して接続され、エミッタ電極は、接地される。
上記構成の回路の動作について以下に説明する。
スイッチ5は初め、オフ(回路非接続状態)である。スイッチ5がオン(回路接続状態)になると回路に電流が流れる。これ以降の段落では、スイッチ5のオンとオフの切り替えを行なうことにより生じる回路上の電流の動作について説明する。本実施形態では、スイッチ5のオンとオフを2回繰り返し、その後オンにすると、また初めのオフからオンにしたときの状態に戻る。この動作の変化について、以下にさらに詳しく説明する。
初期段階として、まずスイッチ5がオフの状態では、抵抗R1へ電流は流れない。トランジスタQ1、Q2、Q3はNPNトランジスタであり、ベース電圧がエミッタ電圧より高い電圧になると、コレクタからベースへ電流が流れる。トランジスタQ1のベース電圧は0Vであり、エミッタ電圧も0Vであるため、Q1には電流が流れず、抵抗R4にも電流が流れない。
FET22にも電流が流れないため、トランジスタQ2のベース電圧とエミッタ電圧は0Vである。トランジスタQ2のコレクタにも電流は流れず、R5にも電流は流れない。そのため、R3にも電流は流れない。
FET22は、PチャネルMOS−FETであり、ソース(S)電圧がゲート(G)電圧より高いときにドレイン(D)へ電流を出力し、ソースとゲートの電圧が同じときは電流を流さない。R3に電流が流れないため、FET22のソースとゲートは同電位であるので、FET22に電流は流れない。そして、後段の回路も電源供給が無いため動作しない。
続いて第2段階として、スイッチ5をオンにすると、抵抗R1とR2に電流が流れ、トランジスタQ1のゲート電圧が高くなる。トランジスタQ1のコレクタからエミッタへ電流が流れるようになり、抵抗R3とR4で分圧された電圧がFET22のゲート電圧となる。FET22は、ゲート電圧がソース電圧より低くなるので、ドレインへ電流を流す。ドレインから出力された電流は、ダイオードD2を介してDC/DCa7へ電源供給する。
DC/DCa7は、電源供給がされると、所定の電圧を出力する。この出力がロジック回路8に供給され、インバータ20とDフリップフロップ21が起動する。Dフリップフロップ21の電源投入時の出力Qは“L”で、出力/Qは“H”である。出力Qが“L”であるので、DC/DCb9は、負荷回路10へ電流を流さない。
このとき、インバータ20の入力は“H”になり、出力は“L”になり、Dフリップフロップ21のCKに“L”が入力される。Dフリップフロップ21の真理値表を図3に示す。Dフリップフロップ21は、CKに入力される信号の立ち上がりがあると、出力Qと出力/Qのレベルが反転する。
Dフリップフロップ21の出力/Qが“H”のとき、トランジスタQ3のベース電圧が高いので、コレクタからエミッタに電流が流れ、抵抗R6から抵抗R9へ電流が流れる。抵抗R7と抵抗R8にも電流が流れるが、抵抗R7と抵抗R8の抵抗値を加算した値より抵抗R9の抵抗値のほうが小さい値である。トランジスタQ2のベース電圧が低くなり、コレクタからエミッタへ電流は流れない。抵抗R3と抵抗R4には電流が流れ続けるので、FET22のソースからドレインへの電流も流れ続ける。
続いて第3段階として、スイッチ5をオフにしたときの説明をする。スイッチ5がオフになると、トランジスタQ1のゲートが0Vになり、コレクタからベースへ電流が流れなくなり、抵抗R4に電流が流れなくなる。
このとき、インバータ20への入力は“L”に変化し、Dフリップフロップ21のCKへの入力が“L”から“H”へ切り替わる。この信号の立ち上がりで、出力Qが“H”になり、出力/Qが“L”になる。出力Qが“H”になると、DC/DCb9が負荷回路10へ電流を流す。出力/Qは“L”であるので、トランジスタQ3はコレクタからエミッタへの電流は流さない。
Dフリップフロップ21の出力/Qが“L”になると、トランジスタQ3のベース電圧が低下し、コレクタからエミッタへの電流が停止する。そして、抵抗R7とR8の接続点の電位が上がり、抵抗R5からトランジスタQ2のコレクタからエミッタへ電流が流れるようになる。
抵抗R4に流れる電流が停止すると同時に、抵抗R5へ電流が流れるので、FET22のゲートとソース間は電位差がある状態が保たれる。そして、FET22のソースからドレインへ電流が流れ続け、負荷回路10への電流供給が保持される。
続いて第4段階として、再びスイッチ5をオンにすると、抵抗R1と抵抗R2に電流が流れ、トランジスタQ1のゲート電圧が高くなり、トランジスタQ1のコレクタからエミッタに電流が流れる。インバータ20の入力は“H”になり、Dフリップフロップ21のCK入力は“L”になる。出力Qと出力/Qは変化しない。FET22のソースからドレインへの電流は流れ続け、DC/DCb9から負荷回路10への電流も流れ続ける。
続いて第5段階として、再びスイッチ5をオフにすると、トランジスタQ1のベース電圧が0Vになり、コレクタからエミッタへ電流が流れないようになる。インバータ20の入力は“L”に変化する。Dフリップフロップ21のCK入力が“L”から“H”に変化すると、出力Qが“L”となり、出力/Qが“H”になる。出力/Qが“H”になると、トランジスタQ3のベース電圧が高くなり、トランジスタQ3のコレクタからエミッタへ電流が流れる。抵抗R6と抵抗R9の接続点の電圧が低下し、抵抗R7と抵抗R8の接続点の電圧も低下して、トランジスタQ2のコレクタからエミッタへ流れる電流が停止する。トランジスタQ1とトランジスタQ2に電流が流れなくなるため、抵抗R3に電流が流れなくなる。FETのソースとゲート間に電位差が無くなり、ソースからドレインへ電流が流れなくなる。このようにして、二次電池2から電流が流れなくなり、初期段階の、スイッチがオフのときと同じ状態になる。
再びスイッチ5をオンにすると、第2段階と同じ状態になる。このようにして第2段階から第5段階の状態が繰り返される。
続いて、第3段階で負荷回路10へ電流供給を行っているときの、二次電池2の動作を説明する。二次電池2が十分に充電された状態のときは、充電電圧に近い値で放電するが、放電するに従って電圧が低下していく。FET22のドレイン電圧は、二次電池2の放電電圧とほぼ同電位であり、二次電池2の放電電圧が低下するとFET22のドレイン電圧も低下する。
トランジスタQ3がオフしているので、FET22のドレイン電圧が高いときは、抵抗R7と抵抗R8の接続点の電圧がトランジスタQ2のコレクタからエミッタへ電流を流すベース電圧より高くなっている。二次電池2の放電電圧が低下すると、抵抗R7と抵抗R8の接続点の電圧も下がる。二次電池2の放電電圧が過放電保護を必要とする電圧まで低下すると、抵抗R7と抵抗R8の接続点の電圧が低下することにより、トランジスタQ2のベース電圧が低下してコレクタからエミッタへ電流が流れなくなる。
トランジスタQ1は電流を流さない状態であり、トランジスタQ2も電流を流さなくなる。そのため抵抗R3に電流が流れなくなり、FET22のゲートとソース間の電位差がなくなり、ソースからドレインへの電流を停止する。そして、ソースからドレインへの電流停止状態を保持することができる。
このときに、二次電池2から電流の流れる経路が消滅するため、二次電池2は放電しなくなる。このようにして、二次電池2の過放電を防ぐことができる。この状態は、再びスイッチ5をオンにするまで保持される。
次に、二次電池2を接続せず、DCin3からのみ電源供給をするときの動作を説明する。
初期段階のとき、スイッチはオフの状態である。DCin3からの出力は、充電制御回路4、DC/DCa7、DC/DCb9に接続されている。充電制御回路4は、二次電池2が接続されていないので動作しない。DC/DCa7は電源供給があるので、出力をする。DC/DCb9は電源供給があるが、ロジック回路8からの信号が“L”であるため、負荷回路10へ電流を流さない。
DC/DCa7の出力は、ダイオードD1を介してスイッチ5に電圧供給し、ロジック回路8に電源供給する。スイッチ5がオフの状態であるので、抵抗R1には電流が流れない。トランジスタQ1のベース電圧は0Vであり、コレクタからエミッタへ電流は流れない。抵抗R3に電流が流れないので、FET22のソースからドレインへも電流が流れない。
インバータ20の入力は“L”で、出力は“H”になる。Dフリップフロップ21は、電源投入時であり、出力Qは“L”で、出力/Qは“H”である。出力Qが“L”であるので、DC/DCb9は、負荷回路10へ電流を流さない。
次に第2段階としてスイッチ5をオンにすると、R2に電流が流れ、トランジスタQ1のゲート電圧が高くなり、コレクタからエミッタに電流が流れる。FET22のゲートとソース間の電位差ができ、ソースからドレインに電流が流れ、抵抗R6へ電流が流れる。しかし、FET22のドレイン電圧はDCin3の出力電圧より低いため、ダイオードD2に電流は流れない。
インバータ20の入力は“H”になり、出力は“L”になる。Dフリップフロップ21は、入力CKが“H”から“L”になるので、出力Qと出力/Qは変化しない。DC/DCb9の入力は“L”のまま変化しないため、負荷回路10への電流を出力しない。
次に、第3段階としてスイッチ5をオフにすると、過放電保護回路6は、前記二次電池2を接続した場合の第3段階として記した動作と同じ動作をするが、FET22のドレイン電圧は、DCin3の出力電圧より低いため、ダイオードD2に電流は流れない。
インバータ20への入力は“L”に変化し、Dフリップフロップ21の入力CKが“L”から“H”へ切り替わる。この信号の立ち上がりで、出力Qが“H”になり、出力/Qが“L”になる。出力Qが“H”になると、DC/DCb9が負荷回路10へ電流を流す。
次に、第4段階として再びスイッチ5をオンすると、抵抗R2に電流が流れ、過放電保護回路6は、前記二次電池2を接続した場合の第4段階で説明した動作と同じ動作をするが、FET22のドレイン電圧は、DCin3の電圧より低いため、ダイオードD2に電流は流れない。
インバータ20の入力は“H”になり、Dフリップフロップ21の入力CKは“L”になる。出力Qと/Qは変化せず、DC/DCb9から負荷回路10への電流が流れ続ける。
次に、第5段階として再度、スイッチ5をオフにすると、過放電保護回路6は、前記二次電池2を接続した場合の第5段階で説明した動作と同じ動作をし、FET22のソースからドレインへ電流を流さなくなる。
インバータ20の入力が“L”に変化する。Dフリップフロップ21の入力CKが“L”から“H”に変化すると、出力Qが“L”となり、出力/Qが“H”になる。出力Qが“L”になるので、DC/DCb9は負荷回路10への電流供給を停止し、初期段階と同じ状態に戻る。
再びスイッチ5をオンにすると、第2段階の状態になり、第2段階から第5段階の状態を繰り返す。これにより、DCin3からのみの電源供給でも、二次電池2のみを使用したときと同じスイッチ5の動きで、同じように負荷回路10への電源供給を行うことができる。
DCin3からの電源供給と二次電池2が同時に接続されているときは、常にDC/DCa7に電源供給が行なわれており、DC/DCa7からダイオードD1に電圧が印加されている。しかし、DC/DCa7の電圧より二次電池2の電圧が高いため、ダイオードD1に電流は流れない。
このときも、スイッチ5をオンにした後、オフにするときにDC/DCb9から負荷回路10へ電流を流す動作となる。再度、スイッチ5をオンにした後、オフにするとDC/DCb9から負荷回路10への電流供給を停止する。
また、負荷回路10へ電流供給しているときに、DCin3から充電回路4を介して、二次電池2へ充電することもできる。
なお、二次電池2の放電電圧がDC/DCa7の出力電圧より高く、ダイオードD1のアノードがDC/DCa7の出力に接続し、カソードをスイッチ5に接続する場合の説明を行った。二次電池2の放電電圧がDC/DCa7の出力電圧より低い状態で使用するときは、ダイオードD1のアノードをスイッチ5に接続して、カソードをDC/DCa7の出力に接続する。
また、DC1を商用電源に接続されている交流/直流変換アダプタとして説明したが、DC1は自動車等の直流電源に接続する直流/直流変換アダプタでもよく、外部の直流電源からDCin3に入力すればよい。
以上説明の実施の形態によれば、二次電池の電圧が所定値を下回ったときに、二次電池から電流が流れ続けることがないようにすることができる。さらに、二次電池のみを接続しているときのスイッチのオン/オフ動作による負荷回路への電源供給と、商用電源等から電源供給するときのスイッチのオン/オフ動作による負荷回路への電源供給を同じ動作にすることができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 DC(交流直流変換部)
2 二次電池
3 DCin(直流電源入力部)
4 充電制御回路
5 スイッチ(接続切替部)
6 過放電保護回路
7 DC/DCa(電圧制御回路)
8 ロジック回路
9 DC/DCb(電源供給制御回路)
10 負荷回路
20 インバータ
21 Dフリップフロップ
22 FET(電界効果トランジスタ)
30 電源回路

Claims (7)

  1. 充電可能電池から負荷回路への電流供給に介在し、充電可能電池の電圧が所定値より低下したときに、充電可能電池から負荷回路への電流供給を停止する過放電保護回路と、
    充電可能電池と接続され、かつ前記過放電保護回路の入力側に接続され、操作されたときのみ回路接続状態となり過放電保護回路へ入力する接続切替部と、
    前記過放電保護回路の出力と前記負荷回路の間に接続され、負荷回路への電流供給を制御する電源供給制御回路と、
    前記接続切替部に接続され、切替部の操作に応じて、前記過放電保護回路と前記電源供給制御回路を制御するロジック回路と、
    を備え、
    前記接続切替部が回路接続状態となった時に、充電可能電池から前記過放電保護回路と前記ロジック回路と前記電源供給制御回路に電流供給を開始し、この電流供給時に接続切替部が回路非接続状態となると、過放電保護回路とロジック回路と電源供給制御回路への電流供給を保持すると共に、前記電源供給制御回路から負荷回路への電流供給を行って充電可能電池から負荷回路への電流供給を開始し、負荷回路への電流供給時に充電可能電池の電圧が低下して過放電保護回路が充電可能電池から負荷回路への電流供給を停止すると停止状態を保持することを特徴とする充電可能電池を使用する電源回路。
  2. 外部から直流電圧を入力する直流電源入力部をさらに有し、負荷回路へ電流供給することを特徴とする請求項1記載の充電可能電池を使用する電源回路。
  3. 充電可能電池の出力と前記直流電源入力部間に接続された充電制御回路をさらに有し、充電可能電池の充電を制御することを特徴とする請求項2記載の充電可能電池を使用する電源回路。
  4. 前記過放電保護回路の出力に接続された電圧制御回路を更に有し、電圧制御回路の出力を前記接続切替部を介して過放電保護回路および前記ロジック回路に入力することを特徴とする、請求項1記載の充電可能電池を使用する電源回路。
  5. 前記直流電源入力部および前記過放電保護回路の出力に接続された電圧制御回路を更に有し、電圧制御回路の出力を前記接続切替部を介して過放電保護回路および前記ロジック回路に入力することを特徴とする請求項2記載の充電可能電池を使用する電源回路。
  6. 前記過放電保護回路は、充電可能電池に接続されるPチャンネルMOS−FETを有し、前記接続切替部は、MOS-FETのゲート電圧を制御し、過放電保護回路の出力を制御する請求項1記載の充電可能電池を使用する電源回路。
  7. 前記接続切替部は、最初の操作で回路接続状態になると、前記ロジック回路を介して前記過放電保護回路により充電可能電池からの電流供給を許容させ、回路非接続状態になっても前記ロジック回路を介して前記過放電保護回路により充電可能電池からの電流供給を継続させ、次の操作で、前記接続切替部は回路接続状態となっても、前記ロジック回路を介して前記過放電保護回路により充電可能電池からの電流供給を更に継続させ、回路非接続状態となった時に、前記ロジック回路を介して前記過放電保護回路により充電可能電池からの電流供給を停止させることを特徴とする請求項1記載の充電可能電池を使用する電源回路。
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