JP5479608B2 - 無線通信システムにおいてリレー・バックホール通信を提供するための装置および方法 - Google Patents

無線通信システムにおいてリレー・バックホール通信を提供するための装置および方法 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれている2009年10月30日出願の米国仮出願61/256,899号の優先権を主張する。
本願は、一般に、無線通信システムにおいてバックホール通信をリレーすることに関する。さらに詳しくは、限定されないが、本願は、無線通信システムにおいてリレー・バックホール・チャネルを設計するための技術に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(“CDMA”)システム、時分割多元接続(“TDMA”)システム、周波数分割多元接続(“FDMA”)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(“LTE”)システム、および直交周波数分割多元接続(“OFDMA”)システム等を含む。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートしうる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(“MIMO”)システム等によって確立されうる。
一般に、無線セルラ通信ネットワークは、多くのモバイル・ユーザ機器(“UE”)および多くのベース・ノード(“ノードB”)を組み込む。ノードBは一般に固定局であり、基地トランシーバ・システム(“BTS”)、アクセス・ポイント(“AP”)、基地局(“BS”)、あるいは他のいくつかの同等な専門用語でも称されうる。ネットワークに対する改良がなされ、ノードB機能も発展し、ノードBはしばしば、イボルブド・ノードB(“eNB”)とも称される。一般に、ノードBハードウェアは、適用される場合、固定され据え置かれる。一方、UEハードウェアは、ポータブルである。
ノードBとは対照的に、モバイルUEは、ポータブル・ハードウェアを備えうる。端末または移動局とも一般に称されるUEは、固定式またはモバイル式のデバイスであり、無線デバイス、セルラ電話、携帯情報端末(“PDA”)、無線モデム・カード等とも称される。アップリンク通信(“UL”)は、モバイルUEからノードBへの通信を称する一方、ダウンリンク(“DL”)は、ノードBからモバイルUEへの通信を称する。
おのおののノードBは、自由に動き回るモバイルUEとダイレクトに通信するために使用されるラジオ周波数送信機(単数または複数)および受信機(単数または複数)を含んでいる。同様に、おのおののモバイルUEは、ノードBとダイレクトに通信するために使用されるラジオ周波数送信機(単数または複数)および受信機(単数または複数)を含んでいる。セルラ・ネットワークでは、モバイルUEは、互いにダイレクトに通信することはできず、ノードBと通信せねばならない。
リレー・ノード(“RN”)は、無線通信システムにおける使用のために考慮されている。RNは、範囲拡張を提供すること、データ・レートを増加すること、UEモビリティを容易にすること、セル・エッジ有効通信範囲を改善することのみならず、その他のパラメータを提供することのために、例えばeNBのような基地局、UE、および端末間に配置されうる。UEに対して独立したノードBとして見えるRNを称する“タイプ1”RNを含む異なるタイプのRNが実現されうる。これゆえ、タイプ1 RNは、自己の同期チャネル、制御チャネル等を送信しうる。
さらに、無線通信システムでは、同じ帯域で送信と受信とを同時にすることができない帯域内ハーフ・デュプレクスRNがサポートされうる。バックホール・リンクにおいてドナー・ノードBからのDL通信を受信するための“ブランク期間”を生成するために、マルチメディア・ブロードキャスト・オーバ・シングル周波数ネットワーク(“MBSFN”)インタバルが使用されうることが現在認識されている。しかしながら、(例えば、1または2のOFDMシンボル継続するPDCCH送信を含む)MBSFNサブフレームの特性によって、RNは、ある場合には、ドナー・ノードBからのPDCCH送信を聞くことができないことが認識される。その結果、ノードBとRNとの間で、1または複数のリレー制御チャネル(例えば、R−PDCCH、R−PHICH、P−PCFICH等)が実施されうる。したがって、本願は、リレー・バックホール・チャネルの設計に関するさまざまな態様に対処する。
本開示は、一般に、リレー・ノード(“RN”)との無線通信を容易にするための装置および方法に関する。RNは、範囲拡張を提供すること、データ・レートを増加すること、UEモビリティを容易にすること、セル・エッジ有効通信範囲を改善することのみならず、その他のパラメータを提供することのために、例えばeNBのような基地局、UE、および端末間に配置されうる。少なくとも1つのRNとの帯域内ハーフ・デュプレクス通信を実行するリレー・バックホール・チャネルが提供される。リレー・バックホール・チャネルは、FDMチャネル、TDM/FDMチャネル、R−PDCCH/R−PDSCH統合チャネルでありうる。
1つの態様では、本開示は、少なくとも1つのリレー・ノードを用いて、無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にする方法に関する。それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードが識別される。少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルもまた識別される。ここで、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を備える。RBの第1のセットの制御部分では、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供する、リソースの第1のセットが識別される。RBの第1のセットの制御部分では、リソースのうちの少なくとも第1のセットを含み、少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供する、リソースの第2のセットが識別される。通信は、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、少なくとも1つのリレー・ノードとともに実行される。
さらなる態様では、本開示は、無線通信システムにおいてリレー・バックホール通信を容易にするための装置に関する。この装置は、それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードと、少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルと、を含む。ここで、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む。この装置はさらに、RBの第1のセットの制御部分におけるリソースの第1のセットを含む。リソースの第1のセットは、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供する。この装置はさらにまた、RBの第1のセットの制御部分におけるリソースの第2のセットを含む。リソースの第2のセットは、少なくとも1つのリレー・バックホール・データ制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供し、リソースのうちの少なくとも第1のセットを含む。
また別の態様では、本開示は、少なくとも1つのリレー・ノードを用いて無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするためのコンピュータ・プログラム製品に関する。コンピュータ・プログラム製品は、それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードを識別することと、少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することと、ここで、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む。少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第1のセットを、RBの第1のセットの制御部分において識別することと、少なくとも1つのリレー・バックホール制御データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第2のセットを、RBの第1のセットの制御部分において識別することと、ここで、リソースの第2のセットは、リソースのうちの少なくとも第1のセットを含む、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、少なくとも1つのリレー・ノードと通信することと、のためのコードを含む。
別の態様では、本開示は、少なくとも1つのリレー・ノードを用いて、無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にする装置に関する。この装置は、それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードを識別する手段と、少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別する手段と、ここで、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第1のセットを、RBの第1のセットの制御部分において識別する手段と、少なくとも1つのリレー・バックホール制御データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第2のセットを、RBの第1のセットの制御部分において識別する手段と、ここで、リソースの第2のセットは、リソースのうちの少なくとも第1のセットを含む、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、少なくとも1つのリレー・ノードと通信する手段と、を含む。
本開示はさらに、上述された方法のみならず、本明細書に記載された他のものを実現するためのコンピュータ・プログラム製品、デバイス、装置、およびシステムに関する。追加のさまざまな態様がさらに、添付図面と連携して以下に記載される。
本願は、同一の参照符号が全体を通じて同一部位を示す添付図面と連携して採用された以下の詳細記述に関連してより十分に理解されうる。
図1は、典型的な実施形態が実現されうる無線通信システムを例示する。 図2は、図1の無線通信システムとともに使用するための無線通信ネットワークを例示する。 図3は、典型的な無線通信システムにおける典型的なUEおよびeNBの典型的な実施形態のブロック図を例示する。 図4は、無線通信システム内におけるリレー・バックホール通信をサポートするシステムのブロック図を例示する。 図5は、無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするためのフローチャートである。 図6は、FDMリレー・制御チャネルによって無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするためのフローチャートである。 図7は、REGを例示するブロック図である。 図8は、FDMリレー・バックホール・チャネルの典型的な設計を例示するブロック図である。 図9は、TDM/FDMリレー制御チャネルによって無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするためのフローチャートである。 図10は、TDM/FDMリレー・バックホール・チャネルの典型的な設計を例示するブロック図である。 図11は、R−PDCCH/R−PDSCH統合リレー制御チャネルによって無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするためのフローチャートである。
リレー・ノード(“RN”)を用いて無線通信を容易にするためのシステムおよび方法が開示される。RNは、範囲拡張を提供すること、データ・レートを増加すること、UEモビリティを容易にすること、セル・エッジ有効通信範囲を改善することのみならず、その他のパラメータを提供することのために、例えばeNBのような基地局、UE、および端末間に配置されうる。UEに対して独立したノードBとして見えるRNを称する“タイプ1”RNを含む異なるタイプのRNが実現されうる。これゆえ、タイプ1 RNは、自己の同期チャネル、制御チャネル等を送信しうる。
また、無線通信システムでは、同じ帯域で送信と受信とを同時にすることができない帯域内ハーフ・デュプレクスRNがサポートされうる。バックホール・リンクにおいてドナー・ノードBからのDL通信を受信するための“ブランク期間”を生成するために、マルチメディア・ブロードキャスト・オーバ・シングル周波数ネットワーク(“MBSFN”)インタバルが使用されうることが現在認識されている。しかしながら、(例えば、1または2のOFDMシンボル継続するPDCCH送信を含む)MBSFNサブフレームの特性によって、RNは、ある場合には、ドナー・ノードBからのPDCCH送信を聞くことができないことが認識される。その結果、ノードBとRNとの間で、1または複数のリレー制御チャネル(例えば、R−PDCCH、R−PHICH、P−PCFICH等)が実施されうる。従って、リレー・バックホール・チャネルを設計するためのシステムおよび方法が以下に説明される。
さまざま実施形態では、本明細書に記載された技術は、例えば、符号分割多元接続(“CDMA”)ネットワーク、時分割多元接続(“TDMA”)ネットワーク、周波数分割多元接続(“FDMA”)ネットワーク、直交FDMA(“OFDMA”)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(“SC−FDMA”)ネットワークのみならず、その他の通信ネットワークのような無線通信ネットワークのために使用されうる。本明細書で説明されるように、“システム”、“ネットワーク”という用語は、しばしば置換可能に使用される。
CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(“UTRA”)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(“W−CDMA”)および低チップ・レート(“LCR”)を含む。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(“GSM(登録商標)”)のようなラジオ技術を実現しうる。
OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(“E−UTRA”)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現する。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(“UMTS”)の一部である。特に、ロング・ターム・イボリューション(“LTE”)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、“第3世代パートナシップ計画”(“3GPP”)と命名された組織からの文書に記載されており、cdma2000は、“第3世代パートナシップ計画2”(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。
これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。例えば、第3世代パートナシップ計画(3GPP)は、世界的に適用可能な第3世代(3G)モバイル電話仕様を定義することを目的とするテレコミュニケーション関係者のグループ間での共同作業である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)モバイル電話規格の改善を目指した3GPPプロジェクトである。3GPPは、モバイル・ネットワーク、モバイル・システム、およびモバイル・デバイスの次世代のための仕様を定義しうる。明確化のために、これら装置および方法のある態様は、以下において、LTE実施のために記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。しかしながら、この説明は、LTEアプリケーションに限定されるようには意図されていない。したがって、本明細書で記載された装置および方法は、その他さまざまな通信システムおよびアプリケーションに適用されうることが、当業者によって認識される。
シングル・キャリア変調および周波数領域等値化を利用するシングル・キャリア周波数分割多元接続(“SC−FDMA”)は、興味のある1つの通信技術である。SC−FDMAは、OFDMAと同様の性能および実質的に同じ全体的な複雑さを有する。しかしながら、SC−FDMA信号は、固有のシングル・キャリア構造のために、OFDMA信号よりも低い平均ピーク対電力比(“PAPR”)を有する。その結果、SC−FDMAは、送信電力効率に関して、より低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において特に、最近、大きな注目を集めた。SC−FDMAを用いることは、現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(“LTE”)またはE−UTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提となっている。
無線通信システムにおける論理チャネルは、制御チャネルおよびトラフィック・チャネルに分類されうる。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(“DL”)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(“BCCH”)と、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(“PCCH”)と、1またはいくつかのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(単数または複数)(“MTCH”)のためのマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(“MBMS”)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(“MCCH”)とを備えうる。一般に、このチャネルは、ラジオ・リソース制御(“RRC”)接続を確立した後、MBMSを受信するUEによってのみ使用される。さらに、専用制御チャネル(“DCCH”)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。
論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために1つのUEに特化されたポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(“DTCH”)と、トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるMTCHとを備える。
伝送チャネルは、ダウンリンク(“DL”)とアップリンク(“UL”)に分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(“BCH”)、ダウンリンク共有データ・チャネル(“DL−SDCH”)、およびページング・チャネル(“PCH”)を備えうる。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされることによって、および、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されうる物理レイヤ(“PHY”)リソースにマップされることによって、(例えば、DRXサイクルがネットワークによってUEへ示される場合、)UE節電をサポートするために使用されうる。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(“RACH”)、要求チャネル(“REQCH”)、アップリンク共有データ・チャネル(“UL−SDCH”)、および複数のPHYチャネルを備えうる。PHYチャネルは、DLチャネルおよびULチャネルのセットを備えうる。
さらに、DL PHYチャネルは、以下のチャネルを備える。
共通パイロット・チャネル(“CPICH”)
同期チャネル(“SCH”)
共通制御チャネル(“CCCH”)
共有DL制御チャネル(“SDCCH”)
マルチキャスト制御チャネル(“MCCH”)
共有UL割当チャネル(“SUACH”)
アクノレッジメント・チャネル(“ACKCH”)
DL物理共有データ・チャネル(“DL−PSDCH”)
UL電力制御チャネル(“UPCCH”)
ページング・インジケータ・チャネル(“PICH”)
負荷インジケータ・チャネル(“LICH”)
一方、UL PHYチャネルは、以下のチャネルのセットを備える。
物理ランダム・アクセス・チャネル(“PRACH”)
チャネル品質インジケータ・チャネル(“CQICH”)
アクノレッジメント・チャネル(“ACKCH”)
アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(“ASICH”)
共有要求チャネル(“SREQCH”)
UL物理共有データ・チャネル(“UL−PSDCH”)、
ブロードキャスト・パイロット・チャネル(“BPICH”)
さまざまな実施形態の説明の目的のために、次の用語および略語が本明細書で使用されうる。
AM:アクノレッジ・モード
AMD:アクノレッジ・モード・データ
ARQ:自動反復要求
BCCH:ブロードキャスト制御チャネル
BCH:ブロードキャスト・チャネル
C−:制御−
CCCH:共通制御チャネル
CCH:制御チャネル
CCTrCH:符号化された合成伝送チャネル
CP:サイクリック・プレフィクス
CRC:巡回冗長検査
CTCH:共通トラフィック・チャネル
DCCH:専用制御チャネル
DCH:専用チャネル
DL:ダウンリンク
DSCH:ダウンリンク共有チャネル
DTCH:専用トラフィック・チャネル
DCI:ダウンリンク制御情報
FACH:順方向リンク・アクセス・チャネル
FDD:周波数分割デュプレクス
L1:レイヤ1(物理レイヤ)
L2:レイヤ2(データ・リンク・レイヤ)
L3:レイヤ3(ネットワーク・レイヤ)
LI:長さインジケータ
LSB:最下位ビット
MAC 媒体アクセス制御
MBMS:マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス
MCCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント制御チャネル
MRW:動き受信ウィンドウ
MSB:最上位ビット
MSCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・スケジューリング・チャネル
MTCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・トラフィック・チャネル
PCCH:ページング制御チャネル
PCH:ページング・チャネル
PDU:プロトコル・データ・ユニット
PHY:物理レイヤ
PhyCH:物理チャネル
RACH:ランダム・アクセス・チャネル
RLC ラジオ・リンク制御
RRC:ラジオ・リソース制御
SAP サービス・アクセス・ポイント
SDU:サービス・データ・ユニット
SHCCH:共有チャネル制御チャネル
SN:シーケンス番号
SUFI:スーパ・フィールド
TCH:トラフィック・チャネル
TDD 時分割デュプレクス
TFI:伝送フォーマット・インジケータ
TM:透過モード
TMD:透過モード・データ
TTI:送信時間インタバル
U−:ユーザ−
UE:ユーザ機器
UL:アップリンク
UM:非アクノレッジ・モード
UMD:非アクノレッジ・モード・データ
UMTS:ユニバーサル・モバイル通信システム
UTRA:UMTS地上ラジオ・アクセス
UTRAN:UMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク
MBSFN:マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCE:MBMS調整エンティティ
MCH:マルチキャスト・チャネル
DL−SCH:ダウンリンク共有チャネル
MSCH:MBMS制御チャネル
PDCCH:物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH:物理ダウンリンク共有チャネル
PCFICH 物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル
MIMOシステムは、データ送信に関し、複数(“N”個)の送信アンテナと、複数(“N”個)の受信アンテナとを使用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルと称されるN個の独立したチャネルへ分解されうる。ここで、N≦min{N,N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。これは、スペクトル効率のN増加を提供する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。ランクに関し、特別のディメンションが説明されうる。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(“TDD”)実施および周波数分割デュプレクス(“FDD”)実施をサポートしうる。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから、順方向リンク・チャネルの推定が可能となるように、順方向リンク送信と逆方向リンク送信とが同じ周波数領域を使用する。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
システム設計は、ビームフォーミングおよびその他の機能を容易にするために、ダウンリンクおよびアップリンクのためのさまざまな時間−周波数基準信号をサポートしうる。基準信号は、既知のデータに基づいて生成された信号であり、パイロット、プリアンブル、トレーニング信号、サウンディング信号等とも称されうる。基準信号は、例えばチャネル推定、コヒーレント復調、チャネル品質測定、信号強度測定等のようなさまざまな目的のために受信機によって使用されうる。しかしながら、複数のアンテナを用いるMIMOシステムは、一般に、アンテナ間での基準信号の送信の調整を考慮し、LTEシステムは、一般に、複数の基地局またはeNBからの基準信号の送信の調整を考慮しない。
3GPP仕様36211−900は、セクション5.5において、PUSCHまたはPUCCHの送信に関連付けられていないサウンディングのみならず、PUSCHまたはPUCCHの送信に関連付けられた、復調のための特定の基準信号を定義する。例えば、テーブルIは、ダウンリンクおよびアップリンクで送信されうるLTE実施のためのいくつかの基準信号をリストし、おのおのの基準信号のための簡略記述を提供する。セル特有の基準信号はまた、共通パイロット、ブロードバンド・パイロット等とも称されうる。UE特有の基準信号はまた、専用基準信号とも称されうる。
Figure 0005479608
いくつかの実施では、システムは、時分割デュプレクス(“TDD”)を利用しうる。TDDの場合、アップリンクとダウンリンクとが同じ周波数スペクトルまたはチャネルを共有し、ダウンリンク送信およびアップリンク送信が、同じ周波数スペクトルで送信される。ダウンリンク・チャネル応答は、このように、アップリンク・チャネル応答と相関付けられうる。相互原理によって、ダウンリンク・チャネルは、アップリンクによって送られた送信に基づいて推定されるようになる。これらアップリンク送信は、基準信号であるか、または(復調後に基準シンボルとして使用されうる)アップリンク制御チャネルでありうる。アップリンク送信によって、複数のアンテナによる空間選択チャネルの推定が可能となる。
LTE実施では、直交周波数分割多重化(OFDM)が、ダウンリンク、すなわち、基地局、アクセス・ポイント、またはeノードB(“eNB”)から端末またはUEへのために使用される。OFDMを使用することは、スペクトル柔軟性に対するLTE要件を満たし、高いピーク・レートによって、非常に広いキャリアのためのコスト効率の良い解決策を可能とする、良好に確立された技術である。例えば、OFDMは、IEEE802.11a/g、802.16、HIPERLAN−2、DVB、およびDABのような規格で使用される。
(本明細書では、リソース・ブロックとして、または、簡略化して“RB”としても称される)時間周波数物理リソース・ブロックは、伝送キャリア(例えば、サブ・キャリア)のグループとして、あるいは、データを伝送するために割り当てられたインタバルとして、OFDMシステムにおいて定義されうる。RBは、時間および周波数期間にわたって定義される。リソース・ブロックは、時間−周波数リソース要素から構成される(本明細書では、リソース要素として、または、簡略化して“RE”としても称される)。これは、スロット内の時間および周波数のインデクスによって定義されうる。LTE RBおよびREのさらなる詳細は、3GPP TS 36.211に記載されている。
UMTS LTEは、20MHzから1.4MHzまでスケール可能なキャリア帯域幅をサポートする。LTEでは、RBは、サブ・キャリア帯域幅が15kHzである場合、12のサブ・キャリアとして定義され、サブ・キャリア帯域幅が7.5kHzである場合、24のサブ・キャリアとして定義される。典型的な実施では、時間領域において、10ミリ秒(ms)の長さであり、おのおのが1msからなる10のサブフレームから構成されている、定義されたラジオ・フレームが存在する。各スロットが0.5msである場合、おのおののサブフレームは、2つのスロットから構成される。周波数領域におけるサブ・キャリア間隔は、この場合、15kHzである。(スロットあたり)これら12のサブ・キャリアがRBを構成するので、この実施では、1つのリソース・ブロックは、180kHzである。6つのリソース・ブロックが、1.4MHzのキャリアに収まり、100のリソース・ブロックが、20MHzのキャリアに収まる。
ダウンリンクでは、一般に、上述したような多くの物理チャネルが存在する。特に、制御を送信するために物理ダウンリンク制御チャネル(“PDCCH”)が、ACK/NACKを送信するために物理ハイブリッドARQインジケータ・チャネル(“PHICH”)が、制御シンボル数を指定するために物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(“PCFICH”)が、データ送信のために物理ダウンリンク共有チャネル(“PDSCH”)が、単一周波数ネットワーク(“SFN”)を用いたブロードキャスト送信のために物理マルチキャスト・チャネル(“PMCH”)が、セル内で重要なシステム情報を送信するために物理ブロードキャスト・チャネル(“PBCH”)が、それぞれ使用される。LTEにおいてサポートされているPDSCHにおける変調フォーマットは、QPSK、16QAM、および64QAMである。さまざまな変調スキームおよび符号化スキームが、3GPP仕様におけるさまざまなチャネルのために定義されている。
アップリンクでは、一般に、3つの物理チャネルが存在する。初期アクセスのために、かつ、UEがアップリンク同期されていない場合にのみ、物理ランダム・アクセス・チャネル(“PRACH”)が使用される一方、データは、物理アップリンク共有チャネル(“PUSCH”)で送信される。UEのために、アップリンクで送信されるべきデータが存在しない場合、制御情報は、物理アップリンク制御チャネル(“PUCCH”)で送信されるであろう。アップリンク・データ・チャネルでサポートされている変調フォーマットは、QPSK、16QAM、および64QAMである。
仮想MIMO/空間分割多元接続(“SDMA”)が導入される場合、アップリンク方向におけるデータ・レートは、基地局におけるアンテナの数に依存して増加されうる。この技術を用いると、複数のモバイルが、同じリソースを再使用しうる。MIMO動作の場合、1人のユーザのデータ・スループットを高めるためのシングル・ユーザMIMOと、セル・スループットを高めるためのマルチ・ユーザMIMOとが区別される。
3GPP LTEでは、移動局またはデバイスは、“端末”、“ユーザ・デバイス”、または“ユーザ機器”(“UE”)と称されうる。基地局は、イボルブド・ノードBまたはeNBと称されうる。半自律的な基地局は、ホームeNBまたはHeNBと称されうる。したがって、HeNBは、eNBの1つの例でありうる。HeNBおよび/またはHeNBの有効通信範囲エリアは、フェムト・セル、HeNBセル、(アクセスが制限される)クローズド加入者グループ(CSG)セルと称されうる。
本開示のその他のさまざまな態様および特徴が、以下にさらに詳細に記載される。本明細書における教示は、さまざまな広範な形態で具体化され、本明細書で開示されているあらゆる具体的な構成、機能、またはこれら両方は、単に代表例であることが明らかであるべきである。本明細書における教示に基づいて、当業者であれば、本明細書に開示された態様は、その他任意の態様と独立して実施され、これら態様のうちの複数は、さまざまな方式で組み合わされうることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、このような装置またはこのような方法は、本明細書に記載された態様のうちの1または複数に追加されたその他の構成、機能、または、構成と機能を用いて、あるいは、本明細書に記載されたものとは異なる態様のうちの1または複数を用いて実現されうる。さらに、態様は、特許請求の範囲のうちの少なくとも1つの構成要素を含みうる。
本明細書において“典型的な”という用語は、“例、事例あるいは例示として役立つ”ことを意味するために使用されることが認識される。本明細書で“典型的である”と記載されたあらゆる実施形態は、他の実施形態によりも好適であるとか有利であるとか解釈される必要は必ずしもない。
図1は、以下にさらに説明されるような態様が実施されるLTEシステムでありうる多元接続無線通信システムの実施の詳細を例示する。さまざまな実施では、図1のAP100のようなアクセス・ポイント(“AP”)は、アクセス端末と通信するために使用される固定局でありうる。そして、アクセス・ポイント、ノードB、eノードB、ホームeノードB(“HeNB”)、またはその他の用語で称されうる。図1のAT116またはAT122のようなアクセス端末(“AT”)は、アクセス端末、ユーザ機器(“UE”)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、またはその他の用語で称されうる。AT116、AT122、およびUE100は、本明細書で記載されるような実施形態のさまざまな態様を実現するように構成されうる。
アクセス・ポイント100(AP)は、1つは104と106を含み、他は108と110を含み、さらに別のものは112と114を含む複数のアンテナ・グループを含みうる。図1では、2本のアンテナだけが各アンテナ・グループのために示されている。しかしながら、さまざまな実施形態では、2より多い、または、2より少ないアンテナも、おのおののグループのために利用されうる。
アクセス端末116はアンテナ112およびアンテナ114と通信している。アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク120によってAT116へ情報を送信し、逆方向リンク118によってAT116から情報を受信しうる。アクセス端末122はアンテナ106およびアンテナ108と通信している。アンテナ106およびアンテナ108は、順方向リンク126によってAT122へ情報を送信し、逆方向リンク124によってAT122から情報を受信しうる。
FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、AP100とAT116、122との間の通信のために、異なる周波数を利用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向のリンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。同様に、リンク124、126は、互いに異なる、および/または、リンク118、120とは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、アクセス・ポイントのセクタと称されうる。例示された典型的な実施形態では、アンテナ・グループはおのおの、アクセス・ポイント100によってカバーされたエリアの、指定されたセクタ内のアクセス端末と通信するように設計および構成される。例えば、アンテナ112、114を含むアンテナ・グループは、図1のセクタ1として指定されるセクタに割り当てられる一方、アンテナ106、108を含むアンテナ・グループは、セクタ2として指定されるセクタに割り当てられうる。
順方向リンク120、126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、その他のアクセス端末(図示せず)のみならず、別のアクセス端末116、122のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用するように構成されうる。さらに、典型的な実施では、有効通信範囲エリアにわたってランダムに分布しているアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、すべてのアクセス端末に対して単一のアンテナによって送信しているアクセス・ポイントよりも、近隣セル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。ビームフォーミングを容易にするために、送信信号のプリコーディングが使用されうることが認識される。
図2は、LTEネットワークでありうる無線通信ネットワーク200を示す。無線ネットワーク200は、多くのイボルブド・ノードB(“eNB”)210およびその他のネットワーク・エンティティを含みうる。eNBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeNB210は、特定の地理的エリアのために通信有効範囲を提供する。ネットワーク容量を改善するために、eNBの全体的な有効通信範囲エリアが、多数(例えば3つ)の、より小さなエリアへ分割されうる。3GPPでは、用語“セル”は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供しているeNBおよび/またはeNBサブ・システムの最小の有効通信範囲エリアを称しうる。
無線ネットワーク200はさらに、リレー局またはノード(“RN”)をも含みうる。リレー・ノードは、データおよび/またはその他の情報の送信を上流局(例えば、eNBまたはUE)から受信し、データおよび/またはその他の情報の送信を下流局(例えば、UEまたはeNB)へ送信する局である。図2に示される例において、リレー・ノード210zは、eNB210aとUE220zとの間の通信を容易にするために、eNB210aおよびUE220zと通信しうる。リレー・ノードはまた、リレーeNB、リレー等とも称されうる。本明細書における記載では、“局”は、UE、リレー・ノードまたはRN、または、情報を受信および送信することができるその他いくつかのエンティティでありうる。
ネットワーク・コントローラ230は、eNBのセットに接続しており、これらeNBのための調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ230は、単一のネットワーク・エンティティでありうるか、複数のネットワーク・エンティティの集合でありうる。ネットワーク・コントローラ230は、バックホールを介してeNB210と通信しうる。eNB210はまた、例えば、ダイレクトに、または、無線または有線のバックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク200は、マクロeNBのみを含むホモジニアスなネットワークでありうる。無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー等のような異なるタイプのeNBを含むヘテロジニアスなネットワークでもありうる。これら異なるタイプのeNBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク200内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。本明細書に記載された技術は、ホモジニアスなネットワークおよびヘテロジニアスなネットワークのために使用されうる。
無線ネットワーク200の全体にわたって、多くのUE220が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。例えば、UEは、セルラ電話、携帯情報端末(“PDA”)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(“WLL”)局等でありうる。UEは、ダウンリンク(“DL”)およびアップリンク(“UL”)によってeNBと通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、eNBからUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEからeNBへの通信リンクを称する。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー・ノード、および/または、その他のタイプのeNBと通信することができうる。図2では、2つの矢印を持つ実線が、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeNBであるサービス提供eNBとの間の所望の送信を示す。2つの矢印を持つ破線は、UEとeNBとの間の干渉送信を示す。
図3は、ここで説明された態様および機能が実現されるLTEシステムでありうる、典型的な無線通信システム300における典型的なUE350およびeNB310の典型的な実施形態のブロック図を例示する。リレー・ノード(“RN”)は、eNB310およびUE350に関連付けられた機能の送信と受信との両方を提供できるように、例示されたeNB310およびUE350に対しても同様に構成されうる。リレー・ノード構成では、RNは、例えば図2に示されるような、例えばドナー基地局またはeNB(“DeNB”)のような基地局と通信しうる。そして、DeNBは、同様にeNB310として構成されうる。
範囲拡張機能またはその他のリレー機能を容易にするために、他のeNBおよびUEとの間でのシグナリングの送信および受信のためのみならず、本明細書に記載されたようなその他の機能を提供するために、例えば、(図示しない)他のeNBおよび/またはRNとの調整のようなさまざまな機能が、例えばeNB310(および/または図示しないその他の構成要素)に示すようなプロセッサおよびメモリにおいて実行されうる。DL信号を受信し、チャネル特性を判定し、チャネル推定を実行し、受信したデータを復調して空間情報を生成し、電力レベル情報を決定し、および/または、eNB310またはその他の基地局(図示せず)に関連付けられたその他の情報を決定する、ために、UE305は、eNB310および/または(図示しない、例えば、非サービス提供基地局のような)その他のeNB310から信号を受信する1または複数のモジュールを含みうる。
1つの実施形態では、eNB310は、例えば、本明細書に記載されたようなリレー機能に関連付けられたシグナリングのようなシグナリングを決定し、生成し、再送信するために、前述したように、他の基地局と調整しうる。これは、例えばプロセッサ314、330、およびメモリ332のようなeNB310の1または複数の構成要素(または図示しないその他の構成要素)においてなされうる。eNB310はまた、例えば送信モジュール324のようなeNB310の1または複数の構成要素(または、図示しないその他の構成要素)を含む送信モジュールをも含みうる。eNB310は、本明細書に記載されたようなリレー機能を提供するために、例えばプロセッサ330、342、復調モジュール340、およびメモリ332のような1または複数の構成要素(または図示しないその他の構成要素)を含む干渉除去モジュールを含みうる。eNB310はまた、受信機およびリレー機能を制御する制御モジュールをも含みうる。eNB310は、例えば(図示しない)コア・ネットワークにおけるバックホール・システムのようなその他のシステムとのネットワークを提供するネットワーク接続モジュール390を含みうる。
同様に、UE350は、例えば受信機354のような、UE350(または、図示しないその他の構成要素)の1または複数の構成要素を含む受信モジュールを含みうる。UE350はまた、例えばプロセッサ360、370およびメモリ372のような、UE350の1または複数の構成要素(または、図示しないその他の構成要素)を含む信号情報モジュールを含みうる。1つの実施形態では、UE350で受信された1または複数の信号は、DL信号の受信、および/または、このDL信号からの情報の抽出のために処理されうる。さらなる処理は、チャネル特性、電力情報、空間情報、および/または、例えばeNB310および/または(図示しない)その他の基地局のようなeNBに関するその他の情報、を推定することを含みうる。メモリ332、372は、本明細書に記載された態様および機能に関連付けられた処理を実施するために、例えば、プロセッサ360、370、338のような1または複数のプロセッサにおける実行のためのコンピュータ・コードを格納するために使用されうる。
動作中、eNB310では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース312から送信(“TX”)データ・プロセッサ314に提供され、ここで処理され、1または複数のUE350へ送信される。1つの態様では、おのおののデータ・ストリームは、eNB310のそれぞれの送信機サブ・システム(送信機324−324Ntとして示される)によって処理され送信される。TXデータ・プロセッサ314は、符号化されたデータを提供するために、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データを受信し、フォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブする。特に、基地局310は、特定の基準信号および基準信号パターンを決定し、この基準信号、および/または、選択されたパターンにおけるビームフォーミング情報を含む送信信号を提供するように構成されうる。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。例えば、パイロット・データは、基準信号を含みうる。パイロット・データは、図3に示されるようなTXデータ・プロセッサ314に提供され、符号化されたデータと共に多重化されうる。データ・ストリームのおのおのの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、変調シンボルを提供するために、このデータ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、M−QAM等)に基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)されうる。そして、データおよびパイロットは、異なる変調スキームを用いて変調されうる。各データ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、メモリ332、または、その他のメモリ、あるいは、(図示しない)UE350の命令格納媒体に格納された命令群に基づいて、プロセッサ330によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、その後、TX MIMOプロセッサ320に提供される。TX MIMOプロセッサ320は、この変調シンボルを(例えば、OFDM実施のために)さらに処理する。TX MIMOプロセッサ320は、その後、Nt個の送信機(TMTR)322乃至322Ntへ、Nt個の変調シンボル・ストリームを提供する。さまざまなシンボルが、送信のために、関連付けられたRBにマップされうる。
TX MIMOプロセッサ330は、データ・ストリームのシンボル、および、このシンボルが送信されている1または複数のアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用しうる。これは、基準信号と連携して、あるいは、基準信号によって提供されるチャネル推定情報、および/または、例えばUEのようなネットワーク・ノードから提供された空間情報のような情報を用いて実行されうる。例えば、ビームB=transpose( おのおのの送信機サブ・システム322乃至322Ntは、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機322乃至322NtからのNt個の変調信号は、その後、Nt個のアンテナ324乃至324Ntからそれぞれ送信される。
UE350では、送信された変調された信号が、Nr個のアンテナ352乃至352Nrによって受信され、おのおののアンテナ352からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)354乃至354Nrへ提供される。おのおのの受信機354は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する“受信された”シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ360は、Ns個の送信されたシンボル・ストリームの推定値を提供するために、Ns個の“検出された”シンボル・ストリームを提供するために、Nr個の受信機354乃至352NrからNr個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理する。RXデータ・プロセッサ360は、さらに、検出された各シンボル・ストリームを復調、デインタリーブ、および復号し、データ・ストリームのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ360による処理は、一般に、基地局310におけるTX MIMOプロセッサ314およびTXデータ・プロセッサ320によって実行されるものに対して相補的である。
プロセッサ370は、以下にさらに説明されるように、使用するプリコーディング行列を定期的に決定しうる。プロセッサ370は、その後、行列インデクス部およびランク値部を備える逆方向リンク・メッセージを定式化することができる。さまざまな態様において、これら逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関する様々なタイプの情報を含みうる。その後、逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース336から受け取るTXデータ・プロセッサ338によって処理され、変調器380によって変調され、送信機354乃至354Nrによって調整され、基地局310へ返送される。基地局310へ返送された情報は、基地局310からの干渉を緩和するビームフォーミングを提供するための空間情報および/または電力レベルを含みうる。
基地局310では、UE350からの変調信号が、アンテナ324によって受信され、受信機322によって調整され、復調器340によって復調され、RXデータ・プロセッサ342によって処理されて、UE350によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。プロセッサ330は、その後、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
無線通信システム内におけるリレー・バックホール通信をサポートするためのシステム400のブロック図を例示する図4に注目されたい。システム400は、1または複数のeNB410(例えば、図3におけるeNB310)を含みうる。これは、1または複数の関連するUE430(例えば、図3のUE350)とのUL通信および/またはDL通信それぞれを実施しうる。1つの実施形態では、システム400は、リレー・ノード420をサポートしうる。これは、eNB410とUE430との間の通信を高めるために適用されうる。リレー・ノード420は、例えば、“タイプ1”リレー・ノードであるか、あるいは、その他任意の適切なリレー・タイプでありうる。ここで使用されるように、タイプ1リレーは、UE430に対して独立したeNBとして見えるリレー・ノード420を称する。これゆえ、タイプ1リレー・ノードは、自己の同期チャネル、制御チャネル等を送信しうる。
1つの実施形態では、リレー・ノード420は、同じ帯域で送信と受信とを同時にすることができない、帯域内ハーフ・デュプレクス・リレー・ノードでありうる。従来、バックホール・リンクにおいてドナーeNB410からのDL通信を受信するための“ブランク期間”を生成するために、マルチメディア・ブロードキャスト・オーバ・シングル周波数ネットワーク(“MBSFN”)インタバルが使用されうることが現在認識されている。しかしながら、(例えば、1または2のOFDMシンボル継続するPDCCH送信を含む)MBSFNサブフレームの特性によって、リレー・ノード420は、ある場合には、ドナーeNB410からのPDCCH送信を聞くことができないことが認識される。その結果、eNB410とリレー・ノード420との間で、1または複数のリレー制御チャネル(例えば、R−PDCCH、R−PHICH、P−PCFICH等)が実施されうる。
したがって、さまざまな実施形態では、以下に説明されるように、リレー制御チャネルは、(1)FDMリレー制御チャネル(例えば、FDM R−PDCCH)、(2)TDM/FDMリレー制御チャネル(例えば、TDM/FDM R−PDCCH)、および(3)R−PDCCH/R−PDSCH統合制御チャネルとして実現されうる。
次に図5を参照して、無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするための方法500が記述される。まず、それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードが識別され(502)、少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルが識別される(504)。少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(“RB”)の第1のセットの制御部分を含む。
次に、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第1のセットが、RBの第1のセットの制御部分において識別される(506)。同様に、少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第2のセットが、RBの第1のセットの制御部分において識別される。リソースの第2のセットは、リソースのうちの少なくとも第1のセットを含む。最後に、少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、少なくとも1つのリレー・ノードとの通信が実行される(508)。
次に、図6を参照して、FDMリレー制御チャネルによって、無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするための方法600が記述される。まず、それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される1または複数のリレー・ノードが識別される(602)。次に、少なくとも1つのFDMリレー・バックホール・チャネル(または、FDMリレー制御チャネル)が、1または複数のリレー・ノードとの通信のために識別される(604)。次に、少なくとも1つのFDMリレー・バックホール・チャネルを用いて、1または複数のリレー・ノードと通信が実行される(606)。
1つの典型的な実施形態では、FDMリレー制御チャネルは、周波数領域におけるそれぞれのリソース・ブロック(“RB”)を占有するFDM R−PDCCHでありうる。すなわち、1よりも多い利用可能なRBがある場合、FDMリレー制御チャネルが、周波数領域で分配されうる。異なるリレーは、制御データのために使用されるこれらRBにおいてともにインタリーブされうる。この実施形態は、例えば、R−PDCCHを伝送するRBが、(1)(例えば、PDSCHのような)レギュラ・データのために定義されたものと比べて、同一または類似の専用基準信号(例えば、UE−RS)フォーマット、(2)R−PDCCHとPDSCHとの間の電力の迅速な共有、および(3)レガシーUEと非レガシーUEとの両方からのデータを共有する実質的にシームレスな帯域幅、を使用しうるというさまざまな利点を提供する。おのおののR−PDCCHは、(例えば、処理時間の理由により)制限された数のRBのみにおよぶように構成されうる。
さらに、このアプローチは、UE−RSベースの復調を考慮するので、スケジュールされたリレー数が、UE−RSポート数よりも少ない場合にはビームフォーミングが使用されうる。ランク1送信では、例えば、閉ループ・ビームフォーミングまたは開ループ・ビームフォーミングの何れかが利用されうる。
上記の例において、複数のRBが存在する場合、それぞれのR−PDCCH許可が、処理時間の理由のために、少数のRBで多重化されうる。例えば、リレー・ノードが、割り当てを直ちに発見して、データ復調処理を行うことができるように、所与のR−PDCCHを含むRBが最初に復調されうる。
さまざまな無線ネットワーク実施(例えば、LTE Rel−8)では、PDCCH、PCFICH、および/または、PHICHは、REGの概念に基づいて構築される。REGは、4つのリソース要素(“RE”)を含みうる。ここで、1つのリソース要素は、1つのトーンおよび1つのシンボルを表す。REGは、シンボル毎ベースで定義されうる。ここでは、1つのシンボルにおける4つのトーンが1つのREGを形成する。シンボル内に共通のRSトーンが存在しない場合、4つのトーンが連続しうる。そうではない場合、6つのトーン毎に2つのRSトーンが存在しうるので、これら2つのトーンが除外された後は、4つのトーンが、残りの4つのトーンとして定義されうる。
PDCCH、PCFICH、および/または、PHICHは、データ領域において、より新しい無線ネットワーク実施(例えば、LTE−A)のコンテキストで設計されうることが認識される。既存の仕様では、REG定義は、共通のRSトーンのみを考慮する必要があることが認識されうる。なぜなら、このような仕様において、PDCCHのみが制御領域に存在するからである。しかしながら、より新しい仕様では、REG定義は、共通のRS,専用またはUE特有のRS、チャネル状態情報RS等を考慮しなくてはならない。
特に、UEに特有のRS(demod−RSまたはDM−RSとも称される)は、CDMとFDMとの混成方式で設計されうる。例えば、6つのトーン内には、UE−REによって占有された3つのトーンが存在しうる。同様に、12のトーン内には、PDCCH/PCFICH/PHICHのために6トーンのみが残されうる。さらに、UE−RSは、複数のシンボルでCDMされるので、パフォーマンスの観点から、UE−RSシンボルに揃えられた制御を伝送することもまた望ましい。その結果、REGは、CDMセット毎ベースでUE−RSを含むシンボルにおいて定義されうる。例えば、CDM長さが2であり、UE−RSが2つの隣接するシンボルにわたって定義されている場合、REGは、2(シンボル)×2(トーン)の行列として定義されうる。これは、(DM−RSのための同じパターンが、1つのサブフレーム、すなわち14シンボルにおいて、2つのシンボルでCDMされた2つのDM−RSポートを示している)図7に例示されている。REGにしたがったFDMベースのリレー制御チャネルの設計の例が図8に示される。
次に、図9を参照して、TDM/FDMリレー制御チャネルによる、無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするための方法900が説明される。まず、それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される1または複数のリレー・ノードが識別される(902)。次に、1または複数のリレー・ノードとの通信のために、少なくとも1つのTDM/FDMリレー・バックホール・チャネル(または、TDM/FDMリレー制御チャネル)が識別される(904)。その後、少なくとも1つのTDM/FDMリレー・バックホール・チャネルを用いて、1または複数のリレー・ノードとの通信が実行されうる(906)。
1つの典型的な実施形態では、異なるUEからのリレー制御チャネル(例えば、R−PDCCH)がともにインタリーブされうるが、RBのほんの一部しか占有しない。特定の例では、R−PDCCHは、いくつかのRBのうちの最初のほんの数OFDMシンボルしか占有しない。すなわち、RBペアにおける最初のRBが、制御のために使用され、他方のRBが、データのために使用されうる。このアプローチは、周波数領域における1または複数のRBにおよびうるので、図6を参照して上述したFDMリレー制御チャネルに比べて、干渉ダイバーシティがより高くなる。さらに、R−PDCCH送信が早期に終了し、必要以上の復号時間をもたらす可能性がある。このようなTDM/FDMベースのリレー制御チャネルの設計の例が、図10に示されている。
この実施形態は、このTDM/FDMリレー制御チャネルのために使用されるべき基準シンボルに関連するさまざまな態様を導入しうることが認識される。例えば、いくつかの場合には、CRSが、すべてのサブフレーム(例えば、MBSFNサブフレーム)に存在する訳ではないので、このチャネルは、CRSに依存することができないかもしれない。さらに、いくつかの場合には、RBの残りの半分が、PDSCHのために使用されうるので、PDSCH復調のためにUE−RSを使用することを仮定するように、多くのネットワーク機能が構成されうる。したがって、いくつかのUE−RSパターンの設計は、RBのPDSCH部分のみならず、P−PDCCH部分のためにも実施されうる。
別の代案として、RB全体にわたる共通のUE−RSパターンが利用されうる。これは、R−PDCCHとPDSCHとのうちの1つまたは両方の復調のために使用される。また別の代案は、制御領域内のUE−RSシンボルにのみ基づいてチャネル推定を実行するためのUEに関する。このような例では、例えば、制御領域内よりも多くのシンボルにわたる直交拡散がなくなるように、この動作を容易にするUE−RSが設計されうる。
さらに、UE−RSパターンは、いくつかの場合(たとえ、R−PDCCHが常にランク1であっても)、関連付けられたRBにおいてスケジュールされたいずれのデータ送信のためにも十分に高いランクに適合することが望まれうることが認識される。代案として、ランク1(または2)UE−RSパターンが使用され、関連付けられたRBにおけるデータ送信は、ランク1(または2、それぞれ)であることが強制され、より高いランクを有する他のRBにおいて、(例えば、同じ符号ブロックからでさえも)データ送信がイネーブルされうる。別の代案では、ある数のUE−RSパターンポートが存在するための、制御送信に関する。この場合、これらポートのサブセットのみを占有する複数のUE−RSパターンが適合されうる。
より高いランク・パターンが使用されている場合に、より低いランク送信のための位置が変化しないように、パターンが設計されているのであれば、これは、より高いランクまでのデータ送信に適合しうることが認識されうる。その後、データ送信は、低いランクの送信の場合のために、未使用のUE−RSシンボルを使用しうる。例えば、代わりにランク4パターンが使用されている場合であっても、ランク1またはランク2の場所における値が変化しないように、UE−RSパターンが設計されうる。さらに、共通のUE−RSがR−PDCCH復調のために使用されるのであれば、いくつかの場合には、R−PDCCH送信は、最初の数OFDMシンボルに限定されないことが認識される。むしろ、効率的な電力共有を可能にするために、R−PDCCHリソース要素(RE)がRB全体にわたって分配されうる。
図11を参照して、R−PDCCH/R−PDSCH統合リレー制御チャネルによる、無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にする方法1100が説明される。まず、それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される1または複数のリレー・ノードが識別される(1102)。次に、1または複数のリレー・ノードとの通信のために、少なくとも1つのR−PDCCH/R−PDSCH統合リレー・バックホール・チャネル(またはR−PDCCH/R−PDSCHリレー制御チャネル)が識別される(1104)。その後、少なくとも1つのR−PDCCH/R−PDSCHリレー・バックホール・チャネルを用いて、1または複数のリレー・ノードとの通信が実行される(1106)。
この実施形態では、所与のRBが、同じリレー・ノードのためのR−PDCCH送信およびR−PDSCH送信を含みうる。したがって、RB全体にわたって共通のUE−RSが利用されうる。これに基づいて、RBは、リレーのためにプリコードされうる。それぞれのリレーには、(例えば、LTEにおけるPDCCH/PHICHのような)割当/アクノレッジメントをモニタするために、リレー特有のRBが割り当てられうる。PDCCHが受信されると、リレーは、データ(例えばDSCH)がPDCCH/PHICHに含まれたか、あるいは、PDCCH/PHICHによってパンクチャされたか、と仮定しうる。一方、このリレーに対して送信すべきPDCCH/PHICHが存在しない場合、eNBは、このRBを、PDCCH/PHICH割当に気付かないであろうリレーおよび/または別のUEに割り当てうる。
一例において、R−PDCCHはまた、より良好なダイバーシティを達成するために、複数のRB(または、複数のRBの一部)にもおよびうる。TDM/FDMリレー制御チャネルの場合におけるように、UE−RSパターンは(例えば、たとえR−PDCCが常にランク1である場合であっても)、関連付けられたRBでスケジュールされたいずれのデータ送信のためにも十分に高いランクに適合するように構成されうることが認識される。代案として、ランク1(または2)UE−RSパターンが使用され、関連付けられたRBにおけるデータ送信は、ランク1(または2、それぞれ)であることが強制され、(例えば、同じ符号ブロックからでさえも)より高いランクを有する他のRBにおいて、データ送信がイネーブルされうる。このような実施は、同じ符号ブロックのうちの別のランクからの符号レートにおけるいくつかのミスマッチに至りうることが認識される。同様に、より低いランク送信のために使用されている場所が、より高いランク・パターンが使用されている場合に変化しないようにパターンが設計されている場合、これは、より高いランクまでのデータ送信に適合しうる。その後、データ伝送は、低いランク送信の場合のために、未使用のUE−RSシンボルを使用しうる。
1つの態様では、所与のリレーが(例えば、UL(PDCCH、PHICH等)のサポートの下で、)制御を有するがデータを有しないのであれば、上記のオプションが利用されるいくつかの場合、所与のRBの残りの部分が、他のリレー/UEへ割当可能ではないかもしれない。この制限を回避する1つのオプションは、例えば、制御データのためのいくつかのリソース要素と、非制御データのためのその他のリソース要素とを用いることによって、RBを小さな部分に分解することである。PDCCH許可はその後、サブRBにインデクスを付し、PDSCH送信のためにeNBによって使用されていないRBのリソース要素を割り当てうる。
この代替案では、R−PDCCHがRB全体にわたって分配されうるか、または、(例えば、RBの最初の数OFDMシンボルに)クラスタ化されうることが認識されうる。さらに、この場合、未使用の制御リソースが浪費される可能性が緩和されるので、リレーは、いくつかの場合、複数のRBをモニタすることを要求されうる。別の例では、リレーPDCCHリソースが、他のリレー/UEのためのPDSCHリソースと共有されうる。これによって、前述したTDM/FDMリレー制御チャネルと実質的に同一となる。
前述したオプションの何れかのために、R−PDCCHの設計は、リレーをサポートすることのみに限定されることは意図されないことが認識される。例えば、さらに、他の非レガシーUEに割当を送信するために、同じチャネルが使用されうる。
開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された実施形態に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションのおのおのに応じて変化する方式で、上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書で開示された実施形態に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、あるいはこれら2つの組み合わせによって具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在しうる。
開示された実施形態の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これら実施形態に対するさまざまな変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の主旨または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]
少なくとも1つのリレー・ノードを用いて無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするための方法であって、
それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードを識別することと、
前記少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することと、ここで、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む、
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第1のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別することと、
少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第2のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別することと、ここで、前記リソースの第2のセットは、前記リソースの少なくとも第1のセットを含む、
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、前記少なくとも1つのリレー・ノードと通信することと、
を備える方法。
[発明2]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルは、前記RBの第2のセットの非制御部分を備える、発明1に記載の方法。
[発明3]
前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、オーバーラップしない、発明2に記載の方法。
[発明4]
前記非制御部分は、前記RBの第2のセットのリソースのうちのすべてのセットを備える、発明2に記載の方法。
[発明5]
前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、少なくとも部分的にオーバーラップする、発明2に記載の方法。
[発明6]
前記RBの第2のセットの非制御部分は、前記RBの第1および第2のセットの制御部分に属するリソースから解放されている、発明5に記載の方法。
[発明7]
前記リソースの第1のセットは、前記リソースの第2のセットを備える、発明2に記載の方法。
[発明8]
前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第1のセットによって制限されている、発明7に記載の方法。
[発明9]
前記リソースの第2のセットは、前記リソースの第1のセットよりも大きい、発明2に記載の方法。
[発明10]
前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第2のセットによって制限されている、発明9に記載の方法。
[発明11]
前記基準信号は、共通の基準信号である、発明1に記載の方法。
[発明12]
前記基準信号は、リレー・ノード特有の基準信号である、発明1に記載の方法。
[発明13]
前記制御部分は、前記RBの第1のセットのすべてのリソースを備える、発明1に記載の方法。
[発明14]
前記制御部分は、前記RBの第1のセットのリソースのうちの一部のみを備える、発明1に記載の方法。
[発明15]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール・チャネルは、R−PDCCH、R−PHICH、またはR−PCFICHのうちの1または複数を備える、発明1に記載の方法。
[発明16]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール・チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBを占有するR−PDCCHを識別することを備える、発明1に記載の方法。
[発明17]
それぞれのRBで複数のリレー・ノードをインタリーブすることをさらに備える、発明16に記載の方法。
[発明18]
前記インタリーブすることは、リソース要素グループ(REG)に基づいて実行される、発明17に記載の方法。
[発明19]
前記REGは、4つのリソース要素(RE)を備える、発明18に記載の方法。
[発明20]
前記4つのREは、1つのOFDMシンボルにおいて、前記周波数領域において互いに実質的に隣接している4つのREを備える、発明19に記載の方法。
[発明21]
おのおののリレー・バックホール制御チャネルは、9つのREGからなるグラニュラリティを備える、発明20に記載の方法。
[発明22]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBの時間領域部分を占有するR−PDCCHを識別することを備える、発明1に記載の方法。
[発明23]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、R−PDCCH送信とPDSCH送信とのためのリソースを含む少なくとも1つのRBを識別することを備える、発明1に記載の方法。
[発明24]
無線通信システムにおいてリレー・バックホール通信を容易にするための装置であって、
それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードと、
前記少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルと、ここで、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む、
前記RBの第1のセットの制御部分におけるリソースの第1のセットと、ここで、前記リソースの第1のセットは、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供する、
前記RBの第1のセットの制御部分におけるリソースの第2のセットと、ここで、前記リソースの第2のセットは、前記少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供し、前記リソースの少なくとも第1のセットを含む、
を備える装置。
[発明25]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルは、前記RBの第2のセットの非制御部分を備える、発明24に記載の装置。
[発明26]
前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、オーバーラップしない、発明25に記載の装置。
[発明27]
前記非制御部分は、前記RBの第2のセットのリソースのうちのすべてのセットを備える、発明25に記載の装置。
[発明28]
前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、少なくとも部分的にオーバーラップする、発明25に記載の装置。
[発明29]
前記RBの第2のセットの非制御部分は、前記RBの第1および第2のセットの制御部分に属するリソースから解放されている、発明28に記載の装置。
[発明30]
前記リソースの第1のセットは、前記リソースの第2のセットを備える、発明24に記載の装置。
[発明31]
前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第1のセットによって制限されている、発明24に記載の装置。
[発明32]
前記リソースの第2のセットは、前記リソースの第1のセットよりも大きい、発明24に記載の装置。
[発明33]
前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第2のセットによって制限されている、発明25に記載の装置。
[発明34]
前記基準信号は、共通の基準信号である、発明24に記載の装置。
[発明35]
前記基準信号は、リレー・ノード特有の基準信号である、発明24に記載の装置。
[発明36]
前記制御部分は、前記RBの第1のセットのすべてのリソースを備える、発明24に記載の装置。
[発明37]
前記制御部分は、前記RBの第1のセットのリソースのうちの一部のみを備える、発明24に記載の装置。
[発明38]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール・チャネルは、R−PDCCH、R−PHICH、またはR−PCFICHのうちの1または複数を備える、発明24に記載の装置。
[発明39]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール・チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBを占有するR−PDCCHを識別することを備える、発明24に記載の装置。
[発明40]
少なくとも1つのリレー・ノードを用いて無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするためのコンピュータ・プログラム製品であって、
それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードを識別することと、
前記少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することと、ここで、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む、
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第1のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別することと、
少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第2のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別することと、ここで、前記リソースの第2のセットは、前記リソースの少なくとも第1のセットを含む、
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、前記少なくとも1つのリレー・ノードと通信することと、
のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[発明41]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルは、前記RBの第2のセットの非制御部分を備える、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明42]
前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、オーバーラップしない、発明41に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明43]
前記非制御部分は、前記RBの第2のセットのリソースのうちのすべてのセットを備える、発明41に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明44]
前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、少なくとも部分的にオーバーラップする、発明41に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明45]
前記RBの第2のセットの非制御部分は、前記RBの第1および第2のセットの制御部分に属するリソースから解放されている、発明41に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明46]
前記リソースの第1のセットは、前記リソースの第2のセットを備える、発明41に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明47]
前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第1のセットによって制限されている、発明46に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明48]
前記リソースの第2のセットは、前記リソースの第1のセットよりも大きい、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明49]
前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第2のセットによって制限されている、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明50]
前記基準信号は、共通の基準信号である、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明51]
前記基準信号は、リレー・ノード特有の基準信号である、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明52]
前記制御部分は、前記RBの第1のセットのすべてのリソースを備える、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明53]
前記制御部分は、前記RBの第1のセットのリソースのうちの一部のみを備える、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明54]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール・チャネルは、R−PDCCH、R−PHICH、またはR−PCFICHのうちの1または複数を備える、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明55]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール・チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBを占有するR−PDCCHを識別することを備える、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明56]
それぞれのRBで複数のリレー・ノードをインタリーブすることをさらに備える、発明55に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明57]
前記インタリーブすることは、リソース要素グループ(REG)に基づいて実行される、発明56に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明58]
前記REGは、4つのリソース要素(RE)を備える、発明57に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明59]
前記4つのREは、1つのOFDMシンボルにおいて、前記周波数領域において互いに実質的に隣接している4つのREを備える、発明58に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明60]
おのおののリレー・バックホール制御チャネルは、9つのREGからなるグラニュラリティを備える、発明57に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明61]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBの時間領域部分を占有するR−PDCCHを識別することを備える、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明62]
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、R−PDCCH送信とPDSCH送信とのためのリソースを含む少なくとも1つのRBを識別することを備える、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明63]
少なくとも1つのリレー・ノードを用いて無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にする装置であって、
それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードを識別する手段と、
前記少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別する手段と、ここで、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む、
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第1のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別する手段と、
少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第2のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別する手段と、ここで、前記リソースの第2のセットは、前記リソースの少なくとも第1のセットを含む、
前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、前記少なくとも1つのリレー・ノードと通信する手段と、
を備える装置。

Claims (51)

  1. 少なくとも1つのリレー・ノードを用いて無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするための方法であって、
    それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードを識別することと、
    前記少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することと、ここで、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む、
    前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第1のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別することと、
    少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第2のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別することと、ここで、前記リソースの第2のセットは、前記リソースの少なくとも第1のセットを含む、
    前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、前記少なくとも1つのリレー・ノードと通信することとを備え、
    前記リソースの第1のセットが、前記リソースの第2のセットを備えている場合、前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第1のセットによって制限され、前記リソースの第2のセットが、前記リソースの第1のセットよりも大きい場合、前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第2のセットによって制限される、方法。
  2. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルは、RBの第2のセットの非制御部分を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、オーバーラップしない、請求項2に記載の方法。
  4. 前記非制御部分は、前記RBの第2のセットのリソースのうちのすべてのセットを備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、少なくとも部分的にオーバーラップする、請求項2に記載の方法。
  6. 前記RBの第2のセットの非制御部分は、前記RBの第1および第2のセットの制御部分に属するリソースから解放されている、請求項5に記載の方法。
  7. 前記基準信号は、共通の基準信号である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記基準信号は、リレー・ノード特有の基準信号である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記制御部分は、前記RBの第1のセットのすべてのリソースを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記制御部分は、前記RBの第1のセットのリソースのうちの一部のみを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、R−PDCCH、R−PHICH、またはR−PCFICHのうちの1または複数を備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBを占有するR−PDCCHを識別することを備える、請求項1に記載の方法。
  13. それぞれのRBで複数のリレー・ノードをインタリーブすることをさらに備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記インタリーブすることは、リソース要素グループ(REG)に基づいて実行される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記REGは、4つのリソース要素(RE)を備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記4つのREは、1つのOFDMシンボルにおいて、前記周波数領域において互いに実質的に隣接している4つのREを備える、請求項12に記載の方法。
  17. おのおののリレー・バックホール制御チャネルは、9つのREGからなるグラニュラリティを備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBの時間領域部分を占有するR−PDCCHを識別することを備える、請求項1に記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、R−PDCCH送信とPDSCH送信とのためのリソースを含む少なくとも1つのRBを識別することを備える、請求項1に記載の方法。
  20. 無線通信システムにおいてリレー・バックホール通信を容易にするための装置であって、
    それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードと、
    前記少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルと、ここで、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む、
    前記RBの第1のセットの制御部分におけるリソースの第1のセットと、ここで、前記リソースの第1のセットは、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供する、
    前記RBの第1のセットの制御部分におけるリソースの第2のセットと、ここで、前記リソースの第2のセットは、前記少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供し、前記リソースの少なくとも第1のセットを含む、を備え、
    前記リソースの第1のセットが、前記リソースの第2のセットを備えている場合、前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第1のセットによって制限され、前記リソースの第2のセットが、前記リソースの第1のセットよりも大きい場合、前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第2のセットによって制限される、
    装置。
  21. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルは、RBの第2のセットの非制御部分を備える、請求項20に記載の装置。
  22. 前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、オーバーラップしない、請求項21に記載の装置。
  23. 前記非制御部分は、前記RBの第2のセットのリソースのうちのすべてのセットを備える、請求項21に記載の装置。
  24. 前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、少なくとも部分的にオーバーラップする、請求項21に記載の装置。
  25. 前記RBの第2のセットの非制御部分は、前記RBの第1および第2のセットの制御部分に属するリソースから解放されている、請求項24に記載の装置。
  26. 前記基準信号は、共通の基準信号である、請求項20に記載の装置。
  27. 前記基準信号は、リレー・ノード特有の基準信号である、請求項20に記載の装置。
  28. 前記制御部分は、前記RBの第1のセットのすべてのリソースを備える、請求項20に記載の装置。
  29. 前記制御部分は、前記RBの第1のセットのリソースのうちの一部のみを備える、請求項20に記載の装置。
  30. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、R−PDCCH、R−PHICH、またはR−PCFICHのうちの1または複数を備える、請求項20に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBを占有するR−PDCCHを識別することを備える、請求項20に記載の装置。
  32. 少なくとも1つのリレー・ノードを用いて無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にするためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードを識別することと、
    前記少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することと、ここで、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む、
    前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第1のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別することと、
    少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第2のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別することと、ここで、前記リソースの第2のセットは、前記リソースの少なくとも第1のセットを含む、
    前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、前記少なくとも1つのリレー・ノードと通信することと、
    のためのコードを記録し、
    前記リソースの第1のセットが、前記リソースの第2のセットを備えている場合、前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第1のセットによって制限され、前記リソースの第2のセットが、前記リソースの第1のセットよりも大きい場合、前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第2のセットによって制限される、
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
  33. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルは、RBの第2のセットの非制御部分を備える、請求項32に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  34. 前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、オーバーラップしない、請求項33に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  35. 前記非制御部分は、前記RBの第2のセットのリソースのうちのすべてのセットを備える、請求項33に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  36. 前記RBの第1のセットと、前記RBの第2のセットとは、少なくとも部分的にオーバーラップする、請求項33に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  37. 前記RBの第2のセットの非制御部分は、前記RBの第1および第2のセットの制御部分に属するリソースから解放されている、請求項33に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  38. 前記基準信号は、共通の基準信号である、請求項32に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  39. 前記基準信号は、リレー・ノード特有の基準信号である、請求項32に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  40. 前記制御部分は、前記RBの第1のセットのすべてのリソースを備える、請求項32に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  41. 前記制御部分は、前記RBの第1のセットのリソースのうちの一部のみを備える、請求項32に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  42. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、R−PDCCH、R−PHICH、またはR−PCFICHのうちの1または複数を備える、請求項32に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  43. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBを占有するR−PDCCHを識別することを備える、請求項32に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  44. それぞれのRBで複数のリレー・ノードをインタリーブすることをさらに備える、請求項43に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  45. 前記インタリーブすることは、リソース要素グループ(REG)に基づいて実行される、請求項44に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  46. 前記REGは、4つのリソース要素(RE)を備える、請求項45に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  47. 前記4つのREは、1つのOFDMシンボルにおいて、前記周波数領域において互いに実質的に隣接している4つのREを備える、請求項46に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  48. おのおののリレー・バックホール制御チャネルは、9つのREGからなるグラニュラリティを備える、請求項47に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  49. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、周波数領域においてそれぞれのRBの時間領域部分を占有するR−PDCCHを識別することを備える、請求項32に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  50. 前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別することは、R−PDCCH送信とPDSCH送信とのためのリソースを含む少なくとも1つのRBを識別することを備える、請求項32に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  51. 少なくとも1つのリレー・ノードを用いて無線通信システムにおけるリレー・バックホール通信を容易にする装置であって、
    それぞれのユーザ・デバイスとの通信のために利用される少なくとも1つのリレー・ノードを識別する手段と、
    前記少なくとも1つのリレー・ノードとの通信を実行するための少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを識別する手段と、ここで、前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルは、リソース・ブロック(RB)の第1のセットの制御部分を含む、
    前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第1のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別する手段と、
    少なくとも1つのリレー・バックホール・データ・チャネルの復調のために構成された基準信号を提供するリソースの第2のセットを、前記RBの第1のセットの制御部分において識別する手段と、ここで、前記リソースの第2のセットは、前記リソースの少なくとも第1のセットを含む、
    前記少なくとも1つのリレー・バックホール制御チャネルを用いて、前記少なくとも1つのリレー・ノードと通信する手段とを備え、
    前記リソースの第1のセットが、前記リソースの第2のセットを備えている場合、前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第1のセットによって制限され、前記リソースの第2のセットが、前記リソースの第1のセットよりも大きい場合、前記リレー・バックホール・データ・チャネルに関連付けられた送信のランクは、前記リソースの第2のセットによって制限される、装置。
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