JP5478123B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カラーテーブルを切り替えることによって所望の色味を実現する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
カラープリンタ装置やカラー複写機等、カラー画像形成装置が再現しうる色は、生産メーカーや機種によって微妙に異なる。
また、これら画像形成装置を利用するユーザの嗜好にはバラツキがあるため、装置を導入した当初から各ユーザの好みの色味を表現することは困難である。
そこで、近年は、カラーテーブルを切り替えることによって、所望の色味を実現できる画像形成装置が提供されている。
図10は、このような従来の方法にもとづくカラーテーブルの切り替え手順を示した概念図である。
同図に示すように、従来の方法によるカラーテーブルの切り替えは、まず、種々のカラーテーブルが用意されてある保守事業者等のサービスブリテンデータベース40から、所望の色味に近いと思われる一又は二以上のテーブルデータを取り出し、USBメモリ20などの記憶媒体に取り込む(ステップI)。
そして、保守対応者(サービスマン)が対象の画像形成装置が設置されている場所に行き(ステップII)、USBメモリ20を画像形成装置に装着することによってUSBメモリ20に記憶されているカラーテーブルを取り込む(ステップIII)。
これにより、元のカラーテーブルAはカラーテーブルBに切り替わり、以降、カラーテーブルBにもとづいて描画処理が実行される。
しかしながら、このように新たなカラーテーブルに切り替えた後に、元のカラーテーブルに戻さなければならない場合がある。
例えば、カラーテーブルの切り替え後に、やはり元の色味が良いと感じたユーザからこのような切り戻しの要請を受けるケースがある。また、カラーテーブルの切り替えに際し、サービスマンが前のカラーテーブルに戻したいケース等もある。
しかし、一旦、別のカラーテーブルに切り替えた後に元のカラーテーブルを復元することは容易ではない。
これは、カラーテーブルの記憶領域は通常一つしかなく、別のカラーテーブルを上書き保存すると元のカラーテーブルは消滅するからである。
また、偶然に、RAM内に元のカラーテーブルが保持されている場合もあるが、揮発メモリの場合は電源を遮断した時点で消失してしまう等、信頼性や安定性に欠ける。
このため、現実には、あらためて元のカラーテーブルと同一のファイルを取得し、サービスマンが再度ユーザ先に出向いて同様の作業を繰り返すなど、余分な手間がかかる問題となっていた。
そこで、このような問題に対し、初期のカラーテーブルを含む複数のカラーテーブルを予め備えた画像処理装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この画像形成装置によれば、別のカラーテーブルへの切り替えができるとともに、元のカラーテーブルへの切り戻しもできる構成となっている。
すなわち、必要と見込まれるいくつかのカラーテーブルを予めハードディスク等に保存しておくことによって、その保存範囲内において、カラーテーブルの切り替えや切り戻しを自在にすることができる。
そして、このような技術によれば、上述した問題の解消も可能である。
特開2003−244433号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている画像形成装置では、複数のカラーテーブルを永続的に保持する記憶手段やその領域を余分に確保する必要があるため、コスト高となる。
このため、カラーテーブルの切り替え頻度が多いユーザには相応の効果が期待できるが、切り替えの頻度が少ないユーザにとっては無駄なコストとなってしまう。
また、装置の高機能化に伴って操作が複雑となる問題も発生し、このために保守対応の要請が増え、却って、サービスマンの負荷が増える問題も生じうる。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、カラーテーブルへの切り替え後に困難とされてきた元のカラーテーブルへの切り戻しを簡便にかつ円滑に実現できる画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、色変換テーブルにもとづき画像処理を行う画像処理部を備えた画像形成装置であって、当該装置に設定されている色変換テーブルデータを抽出するテーブルデータ抽出手段と、所定操作に応じて外部の記憶媒体から任意の色変換テーブルデータをダウンロードするテーブルダウンロード手段と、前記テーブルダウンロード手段の実行により前記色変換テーブルデータのダウンロードが行われる場合に前記抽出した色変換テーブルデータを前記記憶媒体に書き込むテーブルバックアップ手段と、を備えた構成としてある。
また、本発明の画像形成方法は、色変換テーブルにもとづき画像処理を行う画像形成方法であって、前記画像形成装置に設定されている色変換テーブルデータを抽出するテーブルデータ抽出ステップと、所定操作に応じて外部の記憶媒体から任意の色変換テーブルデータを前記画像形成装置にダウンロードするテーブルダウンロードステップと、前記テーブルダウンロードステップの実行により前記色変換テーブルデータのダウンロードが行われる場合に前記抽出した色変換テーブルデータを前記記憶媒体に書き込むテーブルバックアップステップと、を有する方法としてある。
本発明の画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラムによれば、色変換テーブルの切り替えを容易に行うことができる。
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第一実施形態の画像形成装置においてダウンロード用に変換されたカラーテーブルデータの例を示した図である。 本発明の第一実施形態の画像形成装置の操作表示部(操作パネル)の一例を示した平面図である。 本発明の第一実施形態に係るテーブル切り替えの動作手順を示したフローチャートである。 本発明の第一実施形態のテーブル切り替えに係る装置間処理を示したシーケンス図である。 本発明の第二実施形態に係る画像形成装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第二実施形態の画像形成装置の操作表示部(操作パネル)の一例を示した平面図である。 本発明の第二実施形態に係るテーブル切り替えの動作手順を示したフローチャートである。 本発明の第二実施形態のテーブル切り替えに係る装置間処理を示したシーケンス図である。 本発明の第二実施形態のテーブル切り替えに係る装置間処理を示したシーケンス図である。 本発明の第二実施形態のテーブル切り替えに係る装置間処理を示したシーケンス図である。 従来の方法にもとづくカラーテーブルの切り替え手順を示した概念図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施形態について図面を参照して説明する。
ここで、以下に説明する本発明の実施形態に係る画像形成装置は、プログラム(ソフトウェア)の命令によりコンピュータで実行される処理,手段,機能によって実現される。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、以下に示すような所定の処理・機能を行わせる。すなわち、本実施形態の画像形成装置及び画像形成方法における各処理・手段(例えば、テーブルデータ抽出、フォーマット変換、テーブルダウンロード、テーブルバックアップ、テーブル選択、識別データ付加、リカバリモード設定、テーブルデータ保存、テーブルデータ比較、リンクリスト作成、表示モード切替、操作表示、画像処理等)は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段によって実現される。
なお、プログラムの全部又は一部は、例えば、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ,その他任意のコンピュータで読取り可能な記録媒体により提供され、記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータにインストールされて実行される。また、プログラムは、記録媒体を介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することもできる。
<第一実施形態>
まず、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置について図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施形態の画像形成装置10は、制御部100を中心とする各構成部を備え、これらを個別又は複合的に実行させることによって本発明特有の作用を奏する。
中央制御部(コントローラ)101は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)、書き込み可能で不揮発なフラッシュメモリ(EEPROM(登録商標)等)によって構成されており、ROMに格納された所定のプログラムを実行することでシステムバス102に接続された各構成部を機能ブロックとして構成し、作用させる。
また、RAMは、主に、CPUが各演算処理を行う上でのワークエリアとして機能する。
また、フラッシュメモリは、主にデバイスの設定値などを格納するメモリとして機能する。
テーブルデータ抽出部110は、当該画像形成装置10の本体に現在設定されている色変換テーブル(以下、「本体のカラーテーブル」という。)を抽出する。
本実施形態においては、本体のカラーテーブルとしてテーブルAが設定されているものとする。
フォーマット変換部111は、テーブルデータ抽出部110が抽出した本体のカラーテーブルをUSBメモリ20に書き込むため、又は、後に本体にダウンロードするため、所定の形式(フォーマット)に変換する処理を行う。
テーブルダウンロード部112は、所定操作に応じ、外部の記憶媒体(USBメモリ20)から所望のカラーテーブルをダウンロードする。
テーブルダウンロード部112によってダウンロードされたカラーテーブルは、テーブルデータ保存部117のテーブル記憶領域(フラッシュメモリ)に上書き保存されることによってカラーテーブルが切り替わる。
このため、以降に描画処理される画像データに対しては、テーブル切り替え後のカラーテーブルにもとづき色変換が行われることとなる。
テーブルバックアップ部113は、フォーマット変換部111によって変換された本体のカラーテーブルを、外部インタフェース400を介しUSBメモリ20に書き込む。これにより、本体のカラーテーブルをバックアップするものである。
テーブル選択部114は、操作表示部200における所定操作に応じ、任意のカラーテーブルを選択する。
具体的には、操作表示部200に表示された複数のカラーテーブルのファイル名の中から指定された一のカラーテーブルが切り替え対象として選択される。
識別データ付加部115は、本体のカラーテーブルをUSBメモリ20に書き込む際、そのファイルに識別データを付するものであり、例えば、任意のファイル名を用いることができる。
また、タイマ(図示せず)との連携により、ファイル名を暦や時刻等によって構成することができる。
これにより、一意の識別データを自動的に付することができ、また、履歴(世代)管理も容易となる。
リカバリモード設定部116は、ユーザの入力操作に応じ、いわゆる「リカバリモード」を設定する。
ここで、「リカバリモード」とは、以前に画像形成装置10に設定されていたカラーテーブルを復元可能とするモードであり、操作表示部200を介してオン/オフの切り替えが可能である。
具体的には、図3に示すように、「リカバリスイッチ」を「オン」に設定した上で、ダウンロード要求を行うと、中央制御部101によりリカバリモードは「オン(有効)」に設定される。
例えば、デフォルトの状態では、リカバリモードを「オン(有効)」に予め設定しておき、必要に応じてリカバリモードを「オフ(無効)」に変更するといった使い方も可能である。
リカバリモードをオフにすることによってテーブル切り替えの高速化を図ることができ、又、リカバリモードをオンにすることによってデータの冗長性を高めることができる。
テーブルデータ保存部117は、不揮発メモリ等の記憶媒体によって構成され、画像形成装置10での色変換に用いるカラーテーブルを保存するものである。
このため、USBメモリ20からダウンロードされたカラーテーブルは、カラーテーブル保存部117のテーブル記憶領域において元のカラーテーブルに上書き保存される。
操作表示部200は、液晶ディスプレイやタッチパネル等からなる操作パネル等によって構成される。
一般的には、印刷処理の実行命令や、切り替え対象のテーブルを指定するための操作画面等を表示するために用いられる。
また、操作表示部200は、リカバリモードを表示又は設定するための画面表示を行う。
具体的には、切り替え対象となるテーブルのダウンロードを要求するとともに、リカバリモードの設定を要求することができる。
画像処理部300は、テーブルデータ保存部117に現在保存されてあるカラーテーブルを通じて、対象となる印刷データの描画処理を行う。
外部インタフェース400は、外部の記憶媒体や記憶装置とのインタフェースであり、本実施形態ではUSBメモリ等のリムーバブルメディアを着脱しうる機構としている。
また、外部インタフェース400は、リムーバブルメディアに限らず、例えば、有線、無線を介した外部の記憶媒体又は記憶装置とのインタフェースも含む。
USBメモリ20は、画像形成装置10に着脱可能なリムーバブルメディアであり、その内部には、予め切り替え対象となる一以上のカラーテーブルを保存しておくことができる。
USBメモリ20には、画像形成装置10にダウンロード可能な形式のテーブルデータを保存することができる。例えば、図2に示すように、印刷データの形式(raster、vector、text等)や色空間別(RGB、CMYK等)に対応した複数種類のカラーテーブルを保存しておくこともできる。
次に、本実施形態のテーブル切り替え方法について図4を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態のテーブル切り替え方法の動作手順を示したフローチャートである。
なお、ここでは、カラーテーブル(テーブルB及びテーブルD)を予め保存したUSBメモリ20が、画像形成装置10に装着された直後からの手順について説明を行う。
まず、中央制御部101は、外部インタフェース400を介して、USBメモリ20の装着を認識する(S11)。
次に、USBメモリ20に保存されてあるカラーテーブルのファイル名が抽出され、操作表示部200がこれを表示する(S12)。
次いで、操作表示部200での所定操作に応じ、ユーザが選択したカラーテーブルのダウンロード要求が中央制御部101に対して行われる(S13)。
ここで、中央制御部101は、リカバリモードが「オン」か「オフ」か、すなわち、リカバリを伴うダウンロード要求か否かを判定する(S14)。
具体的には、図3に示すように、「リカバリスイッチ」が「オン」のダウンロード要求であるか、「リカバリスイッチ」が「オフ」のダウンロード要求であるか、を中央制御部101が判定する。
ステップS14において、リカバリを伴うと判定された場合(S14:オン)、テーブルデータ抽出部110は画像形成装置10の本体に設定されているカラーテーブルを抽出する(S15)。
次に、フォーマット変換部111は、ステップS15で抽出した本体のカラーテーブルを装置−記憶媒体間で転送可能な形式に変換する(S16)。
また、識別データ付加部115は、変換した本体のカラーテーブルに対してファイル名(識別データ)を付する(S17)。なお、ファイル名は、その時の暦や時刻等を含めるようにする。
次に、中央制御部101は、USBメモリ20にアクセスして一時的に書き込み可能状態にしたうえで(S18)、テーブルバックアップ部113が、本体のカラーテーブルをUSBメモリ20に書き込む(S19)。
ステップS19においてUSBメモリ20に本体のカラーテーブルが書き込まれると、テーブルダウンロード部112は、ステップS13において選択されたカラーテーブルのダウンロードを実行する(S20)。
なお、ステップS14において、リカバリを伴わないと判定された場合(S14:オフ)は、上記ステップS15〜S19を行わずステップS20の処理を行う。つまり、この場合、USBメモリ20へのバックアップは行わずにすぐにダウンロードを行う。
そして、最後に、中央制御部101は、USBメモリ20からダウンロードしたカラーテーブルを不揮発メモリ(テーブルデータ保存部117)に保存することによって、カラーテーブルの切り替えが終了する(S21)。
続いて、本実施形態のテーブル切り替えに係る装置間処理について図面を参照しながら説明を行う。
図5は、本実施形態のテーブル切り替えに係る装置間処理を示したシーケンス図である。
なお、同図では、時系列ごとにステージを分けており、ステージA、ステージB、ステージCの順に説明を行う。
また、同図に示すように、画像形成装置10にはテーブルAが予め設定されており、USBメモリ20にはテーブルBとテーブルDが切り替え対象のカラーテーブルとして予め保存されているものとする。
(ステージA)
図5に示すステージAは、USBメモリ20の装着時からカラーテーブルの切り替えが完了するまでの手順を示したものである。
まず、制御部100の中央制御部101は、USBメモリ20が装着されたことを検知する(A1)。
これにより、USBメモリ20に保存されてあるカラーテーブル(テーブルB、テーブルD)のファイル名が抽出され、操作表示部200に通知される(A2)。
次に、操作表示部200は、テーブルBのファイル名(B.txt)とテーブルDのファイル名(D.txt)とを操作パネル上に表示する(A3)。
ここで、ユーザの指定に応じ、操作表示部200から制御部101に対しテーブルBのダウンロード要求が行われる(A4)。
具体的には、図5のステージAのパネルの「カラーテーブルダウンロードファイル一覧」欄に示すように、「B.txt」を選択・実行することによって、テーブルBのダウンロード要求が制御部100に通知される。
また、同図に示すように、「リカバリスイッチ」を「オン」に選択してダウンロード要求が行われると、リカバリモード設定部116がリカバリモードを設定する。
続いて、制御部100のテーブルバックアップ部113は、テーブルデータ保存部117に保存されてあるテーブルAの書込処理を行い(A5)、この結果、USBメモリ20にテーブルAが追加保存される(A6)。
このとき、識別データ付加部115がテーブルAに対しその年月日などの暦や時刻をファイル名とした識別子を付したうえでUSBメモリ20への保存を行っても良い。例えば、同図の場合、2008年xx月yy日の最初のバックアップデータを示す「2008xxyy_1」をファイル名として付することができる。
次いで、USBメモリ20から画像形成装置10に対してテーブルBがダウンロードされテーブルデータ保存部117に上書き保存される(A7)。
これによって、画像形成装置10のカラーテーブルが、テーブルAからテーブルBに切り替わるとともに、USBメモリ20には、テーブルBとテーブルDとに加え、ファイル名「2008xxyy_1」のテーブルAが保存される。
そして、この状態で出力処理が実行されると、テーブルBにもとづく色味が施された描画出力が行われる(A8)。
(ステージB)
ステージBでは、ステージAの過程を経て、USBメモリ20にバックアップしたテーブルA(ファイル名「2008xxyy_1」)によってカラーテーブルを切り替える手順を示したものである。つまり、ここでは、画像形成装置10に以前設定されていたカラーテーブルに切り戻す手順を示す。また、この時点でUSBメモリ20に保存されているカラーテーブルのファイル名が操作表示部200に通知され、図5(ステージB)のパネル図に示すように、「カラーテーブルダウンロードファイル一覧」欄に表示されているものとする。
図5(ステージB)に示すように、まず、ユーザの指定に応じ、操作表示部200から制御部101に対しファイル名「2008xxyy_1」のテーブルAのダウンロードが要求される(B1)。
また、同図に示すように、リカバリスイッチを「オン」に選択してダウンロード要求が行われると、リカバリモード設定部116がリカバリモードを設定する。
続いて、制御部100のテーブルバックアップ部113は、テーブルデータ保存部117に保存されてあるテーブルBの書込処理を行い(B2)、この結果、USBメモリ20にテーブルBが追加保存される(B3)。
このとき、識別データ付加部115は、テーブルBに対し、「2008年xx月yy日」の2番目のバックアップデータを示す「2008xxyy_2」をファイル名として付する。
このため、USBメモリ20には、ファイル名「B.txt」のテーブルBとファイル名「2008xxyy_2」のテーブルBとが共存することとなる。
次いで、USBメモリ20から画像形成装置10に対してファイル名「2008xxyy_1」のテーブルAがダウンロードされテーブルデータ保存部117に上書き保存される(B4)。
これによって、画像形成装置10のカラーテーブルがテーブルBからテーブルAに切り替わるとともに、USBメモリ20には、テーブルB、テーブルD、ファイル名「2008xxyy_1」のテーブルAに加え、ファイル名「2008xxyy_2」のテーブルBが保存された状態に変移する。
そして、この状態で出力が実行されると、テーブルAにもとづく色味が施された描画出力が行われる(B5)。
(ステージC)
ステージCでは、ステージBの過程を経て、USBメモリ20にバックアップしたテーブルB(ファイル名「2008xxyy_2」)によってカラーテーブルを切り替える手順を示したものである。また、この時点でUSBメモリ20に保存されているカラーテーブルのファイル名が操作表示部200に通知され、図5(ステージC)のパネル図に示すように、「カラーテーブルダウンロードファイル一覧」欄に表示されているものとする。
図5(ステージC)に示すように、まず、ユーザの指定に応じ、操作表示部200から制御部101に対しファイル名「2008xxyy_2」のテーブルBのダウンロードが要求される(C1)。
また、同図に示すように、リカバリスイッチを「オフ」に選択してダウンロード要求が行われると、リカバリモード設定部116はリカバリモードを解除する。
つまり、ここでは、テーブルBのダウンロード要求は行われるが、本体に設定されている(「2008xxyy_1」テーブルA)のバックアップは省略される。
これを受け、制御部100は、USBメモリ20に対してファイル名「2008xxyy_2」のテーブルBのダウンロード要求を行う(C2)。
この結果、USBメモリ20に現在保存されているファイル名「2008xxyy_2」のテーブルBが画像形成装置10にダウンロードされ、テーブルデータ保存部117に上書き保存される(C3)。
これによって、画像形成装置10のカラーテーブルが、テーブルAからテーブルBに切り替わる。
そして、この状態で出力が実行されると、テーブルBにもとづく色味が施された描画出力が行われる(C4)。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置10によれば、テーブルデータ抽出部110及びテーブルバックアップ部113を備え、カラーテーブルを切り替える際に画像形成装置10に現在設定されているカラーテーブルをUSBメモリ20に保存することができる。
このため、自動的に本体のカラーテーブルを自動的にバックアップする作用を奏する。
したがって、何らかの理由で元のカラーテーブルに戻す必要性が生じた場合であっても、容易にこれを実現することができる。
また、本実施形態の画像形成装置10は、カラーテーブルのバックアップ処理を制御することも可能である。これにより、安全性を重視した切り替えを行うか、迅速性を重視した切り替えを行うか、といった選択も可能となる。
さらに、本実施形態の画像形成装置10は、識別データ付加部115を備えており、カラーテーブルの切り替えに際し、カラーテーブルに暦等の一意な識別名を自動的に付することができる。
そして、本実施形態の画像形成装置10によれば、ハードウェアの改造も特に必要とせず、簡易なアルゴリズムによって上述の作用・効果を奏することができるため、利便性、信頼性、高速性に優れた画像形成装置を安価に提供することが可能である。
<第二実施形態>
次に、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置について図6〜図9を参照しながら説明する。
図6は、本実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態は、USBメモリ20からカラーテーブルをダウンロードする際に、USBメモリ20に対し画像形成装置10の本体のカラーテーブルをバックアップする点においては第一実施形態と同様である。
しかしながら、本実施形態は、カラーテーブルの切り替えの際に、一定の条件を満たした場合にのみ本体のカラーテーブルをバックアップする点において第一実施形態と異なる。
具体的には、USBメモリ20に既に本体のカラーテーブルが存在する場合にはバックアップ処理を省略する。
他の構成要素は第一実施形態と同様である。
したがって、図6において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態の画像形成装置10は、制御部100が、テーブルデータ比較部118、リンクリスト作成部119及び表示モード切替部120をさらに備えている。
テーブルデータ比較部118は、画像形成装置10の本体に設定されているカラーテーブルとUSBメモリ20に保存されてあるカラーテーブルとの比較を行う。
具体的には、テーブルデータ保存部117に保存されてあるカラーテーブルと、USBメモリ20に保存されているカラーテーブルとを照合して一致するファイルが存在するか否かを判定する。
リンクリスト作成部119は、USBメモリ20に現在保存されている一又は二以上のカラーテーブルのファイル名を組み合わせてカラーテーブルのインデックスデータ(以下、リンクリストという。)を作成するものである。
したがって、リンクリストを参照することによって、USBメモリ20に現在保存されているカラーテーブルを容易に認識することができる。
また、リンクリストは、テーブルの切り替えが行われるたびに、本体に直前に設定されていたされていたカラーテーブルのファイル名をその構成に含めることができる。このファイル名は、その切り替え時又はリンクリストの更新時の暦や日時等によって形成することも可能である。これにより、テーブル切り替えやリンクリストの更新の履歴を容易に確認することができる。
また、リンクリストは、本体に設定されており、または、設定されていたカラーテーブルのファイル名をその構成に含めることができる。これにより、ユーザは、現在、画像形成装置10に設定されているカラーテーブルのみならず、過去に設定されていたカラーテーブルを容易に確認することができる。
表示モード切替部120は、操作表示部200がリンクリストを表示する際、その表示方法を切り替える制御を行う。
具体的には、図7に示すように、「全て表示」と「種類別表示」の選択に応じて表示を切り替える。
例えば、図7(b)に示すように、「全て表示」が選択された場合、リンクリストを成すカラーテーブルのファイル名をすべて表示する。つまり、同図の場合、テーブルBに関し2つのファイル名(「B.txt」、「2008xxyy_2txt」)が表示されているから、テーブルBに関しては少なくとも1回はテーブルの切り替えが行われており、直近の切り替えは2008年xx月yy日に行われたことを知ることができる。
一方、図7(c)に示すように、「種類別表示」が選択された場合、リンクリストを成すカラーテーブルのファイル名が種別ごとに表示される。つまり、同図の場合、USBメモリ20に現在保存されているカラーテーブルの種類を迅速に認識することができる。
次に、以上のような構成からなる画像形成装置によるテーブル切り替え方法について図8を参照しながら説明する。
図8は、本実施形態に係るテーブル切り替え方法の動作手順を示したフローチャートである。
なお、ここでは、カラーテーブル(テーブルB及びテーブルD)が予め保存されたUSBメモリ20が、本実施形態に係る画像形成装置10に装着された直後からの手順について説明を行う。
まず、中央制御部101は、外部インタフェース400を介して、USBメモリ20の装着を認識する(S31)。
次に、USBメモリ20に保存されてあるカラーテーブルのファイル名が抽出され、操作表示部200がこれを表示する(S32)。
なお、ファイル名の抽出は、リンクリストがある場合にはリンクリストを解析して抽出することができ、リンクリストがない場合(例えば、最初の切り替え時)には、ファイルに付されたヘッダ情報等から直接ファイル名を抽出することができる。
次いで、操作表示部200における所定操作に応じ、ユーザが選択したカラーテーブルのダウンロード要求が中央制御部101に対して行われる(S33)。
続いて、テーブルデータ抽出部110は、本体に現在設定されてあるカラーテーブルを抽出する(S34)。
具体的には、テーブルデータ保存部117に保存されているカラーテーブルがテーブルデータ抽出部110によって抽出される。
ここで、テーブルデータ比較部118は、S34で抽出した本体のカラーテーブルとS32で抽出したUSBメモリ20内のカラーテーブルとを比較する(S35)。
この結果、一致するカラーテーブルが無い場合(S36:無)、フォーマット変換部111は、S34において抽出した本体のカラーテーブルを所定形式に変換する(S37)。
また、識別データ付加部115は、変換した本体のカラーテーブルに対してファイル名(識別データ)を付する(S38)。ファイル名は、その時の暦や時刻等を含めるようにする。
次に、中央制御部101は、USBメモリ20にアクセスして一時的に書き込み可能状態にしたうえで(S39)、テーブルバックアップ部113が、本体のカラーテーブルをUSBメモリ20に書き込む(S40)。
次いで、テーブルダウンロード部112は、ステップS33において選択されたカラーテーブルのダウンロードを実行する(S41)。
それから、中央制御部101は、ダウンロードしたカラーテーブルを不揮発メモリ(テーブルデータ保存部117)に上書き保存する(S42)。これによって、カラーテーブルの切り替えが行われる。
ここで、中央制御部101は、リンクリストの有無を判別する(S43)。
リンクリストが無ければ(S43:無)、リンクリスト作成部119は、USBメモリ20に現在保存されてあるカラーテーブルのファイル名にもとづくリンクリストを新規に作成する(S44)。
一方、リンクリストが有れば(S45:有)、リンクリスト作成部119は、リンクリストを更新する(S46)。
具体的には、リンクリスト作成部119が、元のリンクリストに、本体に設定されていたカラーテーブルのファイル名や新たにUSBメモリ20にバックアップしたカラーテーブルのファイル名とを組み合わせることによって新たなリンクリストを作成し、これをUSBメモリ20に上書き保存する。
そして、再度、USBメモリ20から別のカラーテーブルをダウンロードして切り替える場合(S46:YES)、ステップS31に戻り、同様の処理を行う。
一方、別のカラーテーブルへの更新を行わない場合(S46:NO)、処理は終了する。
なお、ステップS36において、一致するカラーテーブルが有る場合(S36:有)、バックアップする必要がないと判断し、すぐにS41の処理を行う。つまり、S37〜S40の処理は省略される。
続いて、本実施形態のテーブル切り替えに係る装置間処理について図面を参照しながら説明を行う。
図9A乃至図9Cは、本実施形態のテーブル切り替えに係る装置間処理を示したシーケンス図である。
同図では、時系列ごとにステージを分けており、ステージA、ステージB、ステージCの順に説明を行う。
なお、同図に示すように、画像形成装置10にはテーブルAが予め設定されており、また、USBメモリ20にはテーブルBとテーブルDが更新可能なカラーテーブルとして予め保存されているものとする。
(ステージA)
図9Aは、USBメモリ20の装着時からカラーテーブルの切り替えが完了するまでの手順を示したものである。
まず、制御部100の中央制御部101は、USBメモリ20が装着されたことを検知する(A11)。
これにより、USBメモリ20に保存されてあるカラーテーブル(テーブルB、テーブルD)のファイル名が抽出され、これが操作表示部200に通知される(A12)。
次に、操作表示部200は、テーブルBのファイル名(B.txt)とテーブルDのファイル名(D.txt)とを操作パネル上に表示する(A13)。
ここで、ユーザの指定に応じ、操作表示部200から制御部101に対しテーブルBのダウンロード要求が行われる(A14)。
具体的には、同図のステージAのパネルの「カラーテーブルダウンロードファイル一覧」欄に示すように、「B.txt」を選択・実行することによって、テーブルBのダウンロード要求が制御部100に通知される。
また、同図に示すように、「種類別表示」を選択すると、USBメモリ20に格納されているカラーテーブルを種別に表示させることができる。
続いて、制御部100のテーブルデータ抽出部110は、テーブルデータ保存部117に現在保存されてあるテーブルA、すなわち、画像形成装置10の本体のカラーテーブルを抽出する(A15)。
ここで、テーブルデータ比較部118は、A15で抽出したテーブルとUSBメモリ20内のテーブルとを比較する(A16)。この結果、テーブルAとテーブルB及びテーブルDとは一致しないことが判定される。
次いで、制御部100のテーブルバックアップ部113は、テーブルAの書込処理を実行し(A17)、この結果、USBメモリ20にテーブルAが追加保存される(A18)。
なお、このとき、識別データ付加部115がテーブルAに対しその年月日などの暦や時刻をファイル名とした識別子を付したうえでUSBメモリ20への保存が行われる。例えば、同図の場合、2008年xx月yy日の最初のバックアップデータを示す「2008xxyy_1」がファイル名として付される。
次に、USBメモリ20から画像形成装置10に対してテーブルBがダウンロードされテーブルデータ保存部117に上書き保存される(A19)。
これによって、画像形成装置10の色変換テーブルが、テーブルAからテーブルBに切り替わるとともに、USBメモリ20には、テーブルBとテーブルDとに加えファイル「2008xxyy_1」(テーブルA)が保存される。
続いて、リンクリスト作成部119は、リンクリストを作成する(A20)。
具体的には、USBメモリ20に保存されているテーブルDのファイル名とテーブルBのファイル名と他のテーブル(テーブルA)のファイル名「2008xxyy_1」とによってリンクリストが作成される。
また、本体に設定されていたカラーテーブルのファイル名を組み合わせてもよい。
次いで、制御部100は、作成されたリンクリストをUSBメモリ20に書き込む処理を行い(A21)、この結果、USBメモリ20にリンクリストが保存される(A22)。
そして、この状態で出力が実行されると、ユーザが指定したテーブルBの色味にもとづく描画出力が実行される(A23)。
(ステージB)
ステージBでは、ステージAの過程を経て、USBメモリ20にバックアップしたテーブルA(ファイル「2008xxyy_1」)によってカラーテーブルを切り替える手順を示したものである。
まず、図9Bに示すように、予め制御部112が、USBメモリ20からリンクリストを抽出し、これを操作表示部200に通知する(B11)。
したがって、操作表示部200には、同図のパネルの「カラーテーブルダウンロードファイル一覧」欄に示すように、この時点においてUSBメモリ20に保存されているカラーテーブル(テーブルAに相当する「2008xxyy_1」とテーブルDに相当する「D.txt」とテーブルBに相当する「B.txt」)を表示することができる。
次に、ユーザの指定に応じ、操作表示部200から制御部101に対しファイル「2008xxyy_1」(テーブルA)のダウンロードが要求される(B12)。
制御部100のテーブルデータ抽出部110は、テーブルデータ保存部117に保存されてあるテーブルBを抽出する(B13)。
続いて、テーブルデータ比較部118は、USBメモリ20内のテーブルとB13で抽出した本体のテーブルとを比較する(B14)。この結果、テーブルBが一致することを判定することができる。
続いて、制御部100は、USBメモリ20にテーブルBを書き込む処理を行わず、USBメモリ20からファイル「2008xxyy_1」をダウンロードさせ、このファイルをテーブルデータ保存部117に保存する(B15)。つまり、バックアップ対象となるカラーデータがUSBメモリ20に既に保存されている場合(一致したテーブルが存在する場合)にはバックアップは不要と判断し行わないようにしている。
これによって、画像形成装置10では、テーブルBからテーブルA(「2008xxyy_1txtに相当」)に切り替わる。
ここで、リンクリスト作成部119は、リンクリストを作成する(B16)。
具体的には、USBメモリ20に現在保存されているリンクリストと、本体に設定されているカラーテーブル(テーブルB)がバックアップされたのであれば付されたであろうファイル名(「2008xxyy_2」)とを組み合わせてリンクリストを作成することができる。
次いで、制御部100のテーブルバックアップ部113は、リンクリストの書込処理を実行し(B17)、この結果、リンクリストが更新される(B18)。
なお、このとき、テーブルBについて2008年xx月yy日の2回目を示す「2008xxyy_2」がファイル名として付される。
そして、この状態で出力が実行されると、テーブルAの色味にもとづく描画出力が行われる(B19)。
(ステージC)
ステージCでは、ステージBの過程を経て、USBメモリ20に予め保存されているテーブルBによってカラーテーブルを切り替える手順を示したものである。
まず、図9Cに示すように、予め制御部112が、USBメモリ20からリンクリストを抽出し、これを操作表示部200に通知する(C11)。
次に、ユーザの指定に応じ、操作表示部200から制御部101に対しテーブルBのダウンロードが要求される(C12)。
制御部100のテーブルデータ抽出部110は、テーブルデータ保存部117に保存されてあるテーブルAを抽出する(C13)。
続いて、テーブルデータ比較部118は、USBメモリ20内のテーブルとC13で抽出した本体のテーブルとを比較する(C14)。この結果、テーブルAが一致することを判定することができる。
続いて、制御部100は、USBメモリ20にテーブルAを書き込む処理を行わず、USBメモリ20からテーブルBをダウンロードさせ、このファイルをテーブルデータ保存部117に保存する(C15)。
これによって、画像形成装置10では、テーブルAからテーブルBに切り替わる。
ここで、リンクリスト作成部119は、リンクリストを作成する(C16)。
具体的には、USBメモリ20に現在保存されているリンクリストと、本体に設定されたカラーテーブル(テーブルA)をバックアップしたのであれば付されたであろうファイル名(「2008xxyy_3」)とを組み合わせてリンクリストを作成することができる。
次いで、制御部100のテーブルバックアップ部113は、リンクリストの書込処理を実行し(C17)、この結果、リンクリストが更新される(C18)。
そして、この状態で出力が実行されると、テーブルBの色味にもとづく描画出力が行われる(C19)。
以上、説明したように、本発明の第二実施形態の画像形成装置10によれば、カラーテーブルのUSBメモリ20へのバックアップに先立って、本体に設定されているカラーテーブルと同一のカラーテーブルが、USBメモリ20に保存されているか否かを判別するようにしている。
そして、係るカラーテーブルがUSBメモリ20に保存されている場合には、バックアップは行わないようにしている。
これにより、USBメモリ20の記憶領域を同種のテーブルで重複占有される無駄を省き、有効利用を図ることが可能である。
また、リンクリスト作成部119は、USBメモリ20に保存されているカラーテーブルのインデックスとしてリンクリストを作成し、USBメモリ20上で保存・更新するようにしている。つまり、このリンクリストに基づいてUSBメモリ20に保存されているカラーテーブルを容易に認識することができるため、同一テーブルによる重複保存を効果的に防ぐことができる。
さらに、リンクリストは、本体に現在設定され又は直前に設定されていたカラーテーブルのファイル名を含めることができる。
また、リンクリストは、重複するためバックアップを行わない場合であっても、暦等からなるファイル名を含めることができる。
このため、画像形成装置10に対するテーブル設定状況やテーブル切り替え履歴等を参照することができる。
以上、本発明の画像形成装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明にかかる画像形成装置は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
すなわち、本実施形態においては、カラーテーブルの切り替えを対象としているが、他の置換可能なデータ、ファイル、プログラム等を対象としてもよく、広くデータ処理を行う情報処理装置に適応することができる。
例えば、プログラムのバージョンアップや入れ替えを行った後に不都合が生じる場合があるが、このようなケースにおいても本発明は有効に作用する。
また、識別データ付加部115は、暦や時刻に関するファイル名を付するようにしているが、これに限らず、種々のファイル名を付することができる。
さらに、本実施形態においては、外部の記憶媒体としてUSBメモリ20を使用しているが、これに限らず、CD−ROM、DVD等、他のリムーバブルディスクであってもよい。
また、USBケーブル等の通信ケーブルやLAN・インターネットを介した通信手段を介して外部の記憶装置にバックアップする構成であっても良い。
本発明は、カラーテーブルを備える画像形成装置に好適に利用することができる。
10 画像形成装置
110 テーブルデータ抽出部
112 テーブルダウンロード部
113 テーブルバックアップ部
114 テーブル選択部
115 識別データ付加部
116 リカバリモード設定部
117 テーブルデータ保存部
118 テーブルデータ比較部
119 リンクリスト作成部
120 表示モード切替部
200 操作表示部
300 画像処理部
20 記憶媒体(USBメモリ)

Claims (5)

  1. 色変換テーブルにもとづき画像処理を行う画像処理部を備えた画像形成装置であって、
    当該装置に設定されている色変換テーブルデータを抽出するテーブルデータ抽出手段と、
    所定操作に応じて前記画像形成装置に接続された外部の記憶媒体から任意の色変換テーブルデータをダウンロードするテーブルダウンロード手段と、
    前記テーブルダウンロード手段の実行により前記色変換テーブルデータのダウンロードが行われる場合に前記抽出した色変換テーブルデータを前記記憶媒体に書き込むテーブルバックアップ手段と、
    前記外部の記憶媒体に保存されている一又は二以上の色変換テーブルを識別可能なリンクリストを作成するリンクリスト作成部と、
    前記リンクリストを表示する操作表示手段と、を備え、
    前記リンクリスト作成部は、
    前記画像形成装置に前回設定されていた色変換テーブルを識別可能な前記リンクリストを作成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記リンクリスト作成部は、
    前記画像形成装置に現在設定されている色変換テーブルを識別可能な前記リンクリストを作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記リンクリスト作成部は、
    前記リンクリストの作成後は、そのリンクリストに新たなリンクリストを追加して更新する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 本体に設定されている色変換テーブルデータと前記外部の記憶媒体に保存されてある色変換テーブルデータとの比較を行うテーブルデータ比較部と、を備え、
    前記テーブルバックアップ手段は、
    本体に設定されている色変換テーブルが前記外部の記憶媒体に保存されているいずれかの色変換テーブルに一致する場合に、前記本体に設定されている色変換テーブルを前記外部の記憶装置に書き込まない
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の画像形成装置。
  5. 色変換テーブルにもとづき画像処理を行う画像形成方法であって、
    画像形成装置に設定されている色変換テーブルデータを抽出するテーブルデータ抽出ステップと、
    所定操作に応じて前記画像形成装置に接続された外部の記憶媒体から任意の色変換テーブルデータをダウンロードするテーブルダウンロードステップと、
    前記テーブルダウンロードステップの実行により前記色変換テーブルデータのダウンロードが行われる場合に前記抽出した色変換テーブルデータを前記記憶媒体に書き込むテーブルバックアップステップと、
    前記外部の記憶媒体に保存されている一又は二以上の色変換テーブルを識別可能なリンクリストを作成するリンクリスト作成ステップと、
    前記リンクリストを表示する操作表示ステップと、を有し、
    前記リンクリスト作成ステップは、
    前記画像形成装置に前回設定されていた色変換テーブルを識別可能な前記リンクリストを作成する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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