JP5477663B2 - ダクト - Google Patents

ダクト Download PDF

Info

Publication number
JP5477663B2
JP5477663B2 JP2011072137A JP2011072137A JP5477663B2 JP 5477663 B2 JP5477663 B2 JP 5477663B2 JP 2011072137 A JP2011072137 A JP 2011072137A JP 2011072137 A JP2011072137 A JP 2011072137A JP 5477663 B2 JP5477663 B2 JP 5477663B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
peripheral wall
divided body
mounting portion
divided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011072137A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012207557A (ja
Inventor
達哉 田中
晃 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2011072137A priority Critical patent/JP5477663B2/ja
Publication of JP2012207557A publication Critical patent/JP2012207557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5477663B2 publication Critical patent/JP5477663B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

本発明は、車両用の吸気ダクト等のダクトに関する。
ダクトの一種として、複数の分割体が一体化されてなるものが知られている。この種のダクト(以下、分割型のダクトと呼ぶ)における分割体は、一般に、ダクトの軸線方向に分割されている。換言すると、分割型ダクトは、一般に、ダクトの周方向の一部と周方向の他の一部とを別体で形成し、組み付けられて一体化されたものである(例えば、特許文献1参照)。分割体の一つを第1分割体と呼び、分割体の他の一つを第2分割体と呼ぶ。
第1分割体と第2分割体とは、嵌合等の方法で組み付け時に固定するか、組み付け時に一旦仮止めしておき、その後に溶着や接着等の方法で固定するのが一般的である。特許文献1に紹介されている分割型ダクトにおいては、第1分割体と第2分割体とを組み付け時に爪嵌合している。この方法によると、第1分割体と第2分割体との組み付けと固定とを同時に行うことができる。
ところで、第1分割体および/又は第2分割体が通気性部材である場合には、第1分割体と第2分割体とを組み付ける際に、互いの形状および組み付け位置を調整する必要がある。通気性部材は変形し易いためである。このため、例えば特許文献1に紹介されているダクトにおいては、爪嵌合する際に、第1分割体と第2分割体とを互いに対応する形状に整形しつつ、互いの組付け位置を位置決めする必要があり、組み付け作業が非常に煩雑であった。また、例えば、通気性部材は比較的変形し易いため、第1分割体と第2分割体とを互いに位置決めしつつ爪嵌合させる作業は困難であった。また、例えば特許文献1の図9に示されているように、通気性部材である第1分割体に凸状の嵌合爪を設け、非通気性部材である第2分割体に凹状の嵌合溝を設けて、嵌合爪を嵌合溝にスライド係合させる組み付け方法も考えられる。しかしこの場合には、直管状のダクトに適用し易く、湾曲形状のダクトに適用できない課題があった。
したがって、組み付け作業が容易であり、かつ、第1分割体および第2分割体の形状、および組付け位置を容易に調整できる分割型のダクトが望まれている。
特開2009−167945号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、第1分割体および第2分割体の形状、および組付け位置を容易に調整でき、組み付け作業が容易な分割型のダクトを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のダクトは、少なくとも2つの分割体が一体化されてなる筒状のダクトであって、
該分割体の1つである第1分割体は、非通気性部材であり、該ダクトの軸線方向の少なくとも一部において該ダクトの周方向の一部を構成し、
該分割体の他の1つである第2分割体は、通気性部材であり、該ダクトの軸線方向の少なくとも一部において該ダクトの周方向の他の一部を構成し、
該第1分割体は、該ダクトの周壁を構成する第1周壁部と、該第1周壁部の一対の周方向端部の少なくとも一方に一体に形成され該ダクトの外側に向けて突出する第1取付部と、該第1取付部の先端部に一体に形成され該第1取付部と交差する方向に延び該第1取付部よりもさらに該ダクトの外側に突出する第1フランジ部と、を持ち、
該第2分割体は、該ダクトの周壁を構成する第2周壁部と、該第2周壁部の一対の周方向端部の少なくとも一方に一体に形成され該第2周壁部の外周面側に折り返された形状をなす第2取付部と、該第2取付部の先端部に一体に形成され該第2取付部と交差する方向に延び該第2取付部よりもさらに該ダクトの外側に突出する第2フランジ部と、を持ち、
該第1分割体と該第2分割体とを組み付けた組み付け状態において、
該第2取付部のなかで該第2周壁部の内周面に連続する第2内側面は、該第1取付部のなかで該第1周壁部の内周面に連続する第1内側面に対面し、
該第2フランジ部の少なくとも一部は該第1フランジ部と当接し接合されていることを特徴とする。
本発明のダクトは、下記の(1)〜(4)の何れかを備えるのが好ましく、(1)〜(4)の複数を備えるのがより好ましい。
(1)前記組み付け状態において、前記第2取付部は前記第1取付部に弾接する。
(2)前記第1取付部は、突出端側の部分である一般壁と、第1周壁部の周方向先端と該一般壁との間に介在する基底壁と、を持ち、
前記組み付け状態において、前記第2周壁部の周方向先端と該基底壁とは、突き合わせられている。
(3)前記第1取付部は、前記第2周壁部と前記第2取付部との境界部分に対面する位置に、突起状のシール凸部を持ち、
前記組み付け状態において、該シール凸部は該境界部分に圧接する。
(4)前記第1内側面のなかで突出端部側に位置するテーパ面は、前記第1取付部の突出端部側から基部側に向けて、前記ダクトの径方向外側から径方向内側に傾斜する。
本発明のダクトによると、第1分割体を第2分割体に合う形状に容易に整形でき、かつ、第1分割体の第2分割体に対する組み付け位置を容易に位置決めできる。このため、本発明のダクトによると、第1分割体と第2分割体とを容易に組み付けることができる。
実施例1のダクトを模式的に表す斜視図である。 実施例1のダクトを模式的に表す分解斜視図である。 実施例1のダクトの径方向断面を模式的に表す断面図である。 図3の要部拡大断面図である。 実施例2のダクトを模式的に表す斜視図である。 実施例2のダクトの径方向断面を模式的に表す断面図である。 実施例3のダクトの径方向断面を模式的に表す断面図である。 実施例4のダクトの径方向断面を模式的に表す断面図である。 実施例5のダクトを模式的に表す斜視図である。 実施例6のダクトの径方向断面を模式的に表す断面図である。
本発明のダクトにおける第2分割体は、弾性変形可能な通気性部材からなる。ここでいう通気性部材とは、気体の流通が可能な材料を指す。このため、第2分割体としては、樹脂、ゴム、エラストマー等の弾性変形可能な材料からなり、かつ、織布状、不織布状、連泡型の発泡体状等の、成形時または成形後に通孔が形成された多孔材状をなせば良い。一方、本発明のダクトにおける第1分割体は、非通気性部材からなる。ここでいう非通気性部材とは、気体が流通しない(または気体が殆ど流通しない)材料を指す。第1分割体の材料は、第2分割体に比べて変形し難く、かつ、気体の流通を妨げる材料であれば良い。具体的には、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等が挙げられる。
本発明のダクトは、第1分割体および第2分割体のみで構成しても良いし、その他の分割体をさらに組み合わせても良い。
以下、具体例を挙げて、本発明を説明する。
(実施例1)
実施例1のダクトを模式的に表す斜視図を図1に示す。実施例1のダクトを模式的に表す分解斜視図を図2に示す。実施例1のダクトの径方向断面を模式的に表す断面図を図3に示す。図3の要部拡大断面図を図4に示す。以下、実施例において、上、下、左、右、前、後とは図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。さらに、特に断りのない場合、周方向、軸線方向とは、ダクト(より厳密には後述するダクト本体)の周方向、軸線方向を指す。
図1に示すように、実施例1のダクトは湾曲筒状であり、第1分割体1と第2分割体2とで構成されている。第1分割体1はPPを材料とし射出成形されたものである。第2分割体2はポリエチレンテレフタレート(PET)製の不織布を賦形したものである。すなわち、第2分割体2は多孔材からなる通気性部材であり、第1分割体1は無孔材からなる非通気性部材である。
第1分割体1は、2つの分割体(上側体1a、下側体1b)で構成され、ダクトの大部分を構成している。第2分割体2はダクトの軸線方向および周方向の一部のみを構成している。図1〜3に示すように、第1分割体1は、上下に2分割された分割体(上側体1a、下側体1b)として射出成形され、溶着、爪嵌合等の方法により、継ぎ合わせ線10で一体化されてなる。
図3に示すように、第1分割体1は、切り欠き筒状をなす第1周壁部3と、一対の第1取付部4(4a、4b)と、一対の第1フランジ部5(5a、5b)とを持つ。第1周壁部3はダクトの周壁を構成する部分であり、後述する第2周壁部6とともに筒状をなすダクト本体98を構成する。第1取付部4は後述する第2取付部7(7a、7b)とともに第1分割体1と第2分割体2との組み付けに関与する部分である。第1フランジ部5もまた、後述する第2フランジ部8(8a、8b)とともに第1分割体1と第2分割体2との組み付けに関与する部分である。
図2に示すように、上側体1aには窓状の開口11が設けられている。第2分割体2は、この開口11に組み付けられる。開口11の左端と右端とには、それぞれ、第1取付部4a、4bが一体に形成されている。詳しくは、一方の第1取付部4aは、開口11の左側周縁部を構成する第1周壁部3の左端(周方向の一端)に一体に形成され、上方に突出する立壁状をなす。他方の第1取付部4bは、開口11の右側周縁部を構成する第1周壁部3の右端(周方向の他端)に一体に形成され、ダクトの上方に突出する立壁状をなす。一対の第1取付部4a、4bは、略対称形状である。
一対の第1取付部4a、4bは、一対の第1遮蔽壁15a、15bによって連結されている。詳しくは、各第1遮蔽壁15a、15bは、第1周壁部3のなかで開口11の軸線方向周縁部を構成する2つの端部(前端または後端)にそれぞれ一体化され、この端部の周方向に延在し、上方に突出する立壁状をなす。一対の第1取付部4a、4bは、この第1遮蔽壁15a、15bによって、軸線方向の2端で連結されている。
第1フランジ部5a、5bは、第1取付部4a、4bの突出端49に一体に形成され、第1取付部4aと交差する方向(左方または右方)に突出している。各第1フランジ部5a、5bの突出端59は、第1取付部4a、4bの突出端49よりもさらにダクトの外側に位置している。換言すると、ダクトの径方向断面において、第1フランジ部5の突出端59とダクトの軸心O0との距離は、第1取付部4の突出端49とダクトの軸心O0との距離よりも大きい(図3)。図2に示すように、一対の第1フランジ部5a、5bは、一対の第1連結フランジ16a、16bによって連結されている。第1連結フランジ16a、16bはそれぞれ対応する第1遮蔽壁15a、15bの突出端に一体に形成され、前方または後方に突出している。
図4に示すように、実施例1のダクトにおける第1取付部4aは、一般壁40と基底壁41とを持つ。一般壁40は第1取付部4aの突出端49側の部分であり、基底壁41は第1取付部4aの基部43側の部分である。具体的には、基部43は、第1取付部4a、4bにおける第1周壁部3との境界部分である。基底壁41は、基部43を含み、第1周壁部3の周方向先端(左端)と一般壁40との間に介在する部分である。基底壁41は、上方かつ径方向外方に傾斜している。一般壁40は、基底壁41の上側に連続し、上下方向に延びる部分である。第1取付部4bについても同様である。
第1内側面42は、第1取付部4aの基底壁41の内側面を構成する部分(底内面45)と、第1取付部4aの突出端部の内面を構成する部分(端内面46)と、一般壁40の内面を構成する部分(一般内面47、底内面45と端内面46との間の部分)と、を持つ。第1取付部4aの底内面45には、突起状のシール凸部48が形成されている。シール凸部48は、組み付け状態において、第2周壁部6と第2取付部7との境界部分(折り返し部70)に対面する。第1取付部4bについても同様である。
端内面46は、図4に示すように、ダクトの径方向外側上方から径方向内側下方に向けて傾斜するテーパ面46aと、テーパ面46aよりも上側(突出端49側)に位置し上下方向に延びる一般端面46bとを持つ。このため端内面46は、一般内面47に比べて、ダクトの径方向外側に段差状にずれている。
図2に示すように、第2分割体2は、略半割筒状をなす第2周壁部6と、一対の第2取付部7(7a、7b)と、一対の第2フランジ部8(8a、8b)とを持つ。第2周壁部6はダクトの周壁を構成する部分である。一対の第2取付部7a、7bは、第2周壁部6に一体に形成されている。詳しくは、一方の第2取付部7aは、第2周壁部6の左端に一体に形成され、この左端から第2周壁部6の外周面61側すなわちダクトの上方に折り返された形状をなす。他方の第2取付部7bは、第2周壁部6の右端に一体に形成され、この右端から第2周壁部6の外周面61側すなわちダクトの上方に折り返された形状をなす。一対の第2取付部7a、7bは、略対称形状である。
図2に示すように、一対の第2取付部7a、7bは一対の第2遮蔽壁25a、25bによって連結されている。詳しくは、各第2遮蔽壁25a、25bは、第2周壁部3の2つの軸線方向端部(前端または後端)にそれぞれ一体化され、この端部の周方向に延在し、上方に突出する立壁状をなす。一対の第2取付部7a、7bは、この第2遮蔽壁25a、25bによって、軸線方向の2端で連結されている。
図3、4に示すように、一方の第2フランジ部8aは、第2取付部7aの突出端79に一体に形成され、第2取付部7aと交差する方向(左方)に突出している。他方の第2フランジ部8bは、第2取付部7bの突出端79に一体に形成され、第2取付部7bと交差する方向(右方)に突出している。また、各第2フランジ部8a、8bの突出端89は第2取付部7a、7bの突出端79よりもさらにダクトの外側に位置している。換言すると、ダクトの径方向断面において、第2フランジ部8の突出端89とダクトの軸心O0との距離は、第2取付部7の突出端79とダクトの軸心O0との距離よりも大きい。図2に示すように、一対の第2フランジ部8a、8bは、一対の第2連結フランジ26a、26bによって連結されている。第2連結フランジ26a、26bはそれぞれ対応する第2遮蔽壁25a、25bの突出端に一体に形成され、前方または後方に突出している。
以下、実施例のダクトを組み付ける手順を説明する。第1分割体1および第2分割体2の組み付け前の状態を組み付け前状態と呼び、第1分割体1および第2分割体2の組み付けられた後の状態を組み付け状態と呼ぶ。
第2分割体2と第1分割体1とを組み付ける際には、第2分割体2を上方から第1分割体1に近づけ、第2取付部7の第2内側面71(図4に示す)を第1取付部4の第1内側面42に対面させつつ、第2取付部7を第1取付部4の内側に差し込む。このとき、第2フランジ部8が第1フランジ部5と当接する。また、第2取付部7の第2内側面71は第1取付部4の第1内側面42に当接する。第2分割体2の外形を第1分割体1の開口11よりも少し大きめに形成し、組み付け時に第1分割体1に圧接させることで、第2分割体2の第1分割体1に対する保持性、及び、第1分割体1と第2分割体とのシール性が向上する。
第2分割体2は通気性部材であり比較的変形し易いため、成形時および/または組み付け時に変形している場合がある。しかし、第1分割体1は非通気性部材であり変形し難い。このため、第2フランジ部8が第1フランジ部5と当接し、第2取付部7が第1取付部4と当接することによって、第2分割体2は第1分割体1に沿った形状に整形され、形状保持される。
上述したように第2分割体2は比較的変形し易いため、整形した形状を保持しつつ第1分割体1に対して位置決めするのは困難である。しかし、第2フランジ部8によって第1フランジ部5の位置決めをし、かつ、第1取付部4によって第2取付部7の位置決めをすることで、第2分割体2の形状を第1分割体1に沿った形状に容易に整形できる。このため、実施例1のダクトによると、第1分割体1と第2分割体2とを容易に組み付けることができる。
また、組み付け状態において、底内面45は折り返し部70に当接する。このため第1分割体1と第2分割体2との隙間は底内面45と折り返し部70とによって容易かつ信頼性高くシールされる。さらにシール凸部48が折り返し部70に当接することで、第1分割体1と第2分割体2との隙間はさらに信頼性の高くシールされる。
さらに、図3、4に示すように、組み付け状態において、ダクト本体98の外周面に連続する第2取付部7の第2外側面72は、第1取付部4と接触しておらず解放されている。このため、組み付け状態において、第1フランジ部5は第2フランジ部8を部分的に拘束するだけであり、第1取付部4は第2取付部7を部分的に拘束するだけである。このため、第2フランジ部8および第2取付部7は、組み付け時にも上側(第1取付部4の反対側)には変位可能であり、第1分割体1および第2分割体2の寸法誤差を吸収できる。したがって、実施例1のダクトは、組み付け時に第2分割体2を第1分割体1に沿った形状に容易に整形でき、第1分割体1と第2分割体2とを容易に組み付けることができる。
なお、第2取付部7の第2外側面72が解放されていれば、上記したように第1分割体1と第2分割体2との寸法誤差を吸収できる。このため、組み付け状態において、第2フランジ部8と第1フランジ部5とを接合する際にも、第2分割体2が第1分割体1に対して位置ズレすることはない。
また、第2分割体2の前後端(軸線方向の端部)においても、ダクト本体98の内部形状に大きな段差ができないため、圧損増大を抑制できる。
さらに、実施例1のダクトにおいて、第1周壁部3と第2周壁部6とは、軸心O0を中心とする略同一円弧状に存在する。このため、実施例1のダクトは、空気の流通を阻害し難く、圧損増大を抑制できる。また、乱流や異音の発生を抑制できる。これは、〔1〕第2取付部7を第2周壁部6の外周面61側に折り返した形状にして、第1取付部4と第2取付部7との係止部分を、ダクト本体98(すなわち、第1周壁部3と第2周壁部6とからなる筒状の部分)よりも外側に配置したこと、〔2〕組み付け状態において、基底部41と第2周壁部6の周方向端面とを突き合わせたこと、に起因する。組み付け状態において、基底部41と第2周壁部6の周方向端面とを突き合わせたことで、第1周壁部3の左端面と第2周壁部6の左端面とがほぼ突き合わせ、かつ、第1周壁部3の右端面と第2周壁部6の右端面とがほぼ突き合わせることができ、第1周壁部3と第2周壁部6とを略同一円弧状に配置できる。なお、第2取付部7は、図4に示すように、厳密に「第2周壁部6の先端を中心として」折り返されたものに限らない。例えば第2周壁部6の先端部すなわち先端近傍が折り返し点であっても良い。また、例えば、第2取付部7は、2以上の複数箇所に折り返し点が形成されるよう、多段階で折り返しても良い。何れの場合にも、第1取付部4と第2取付部7との係止部分をダクト本体98の外側にオフセットでき、この係止部分が空気流通を阻害することにより生じ得る問題(例えば圧損増大等)を解消または抑制できる。
実施例1のダクトはシール凸部48を持ち、シール凸部48が折り返し部70に当接することで、第1分割体1と第2分割体2との隙間を容易かつ信頼性高くシールできる。なお、シール性能を考慮すると、ダクトの軸線方向に沿って延びる長尺状のシール凸部48を設けるのが好ましい。
また、実施例1のダクトにおいては、組み付け時に、第2取付部7a、7bの特に折り返し部70がテーパ面46aおよび/または内壁面47に案内される。このため実施例1のダクトにおける第1分割体1および第2分割体2は、より一層容易に組み付けられる。さらに、端内面46が一般内面47に比べてダクトの径方向外側に段差状にずれているために、第2取付部7と第2フランジ部8との連結部分は、組み付け時にも、第1取付部4と第1フランジ部5との連結部分(すなわち端内面46)に干渉し難い。このことによっても、実施例1のダクトにおける第1分割体1と第2分割体2とは容易に組み付けられる。
上記のように第1分割体1と第2分割体2とを組み付けた後に、さらに、接着、溶着、カシメ等の既知の方法で第1フランジ部5と第2フランジ部8とを固着する。例えば、タッカー等の打鋲具を用い鋲やステープル等で固着しても良い。第1フランジ部5および第2フランジ部8は、フランジ状をなしダクト本体98の外方に配置されている部分である。このような第1フランジ部5および第2フランジ部8を固着することで、第1分割体1と第2分割体2とを容易に固着できる。
実施例1のダクトにおいては第1取付部4の突出する「ダクトの外方」が「ダクトの上方」であった。しかし第1取付部4は、ダクトの外周面よりもダクトの径方向外方に突出すれば良く、その突出方向は特に問わない。例えば、第2分割体2が第1分割体1よりも下側に配置される場合には、第1取付部4はダクトの下方に突出しても良い。
実施例1のダクトは略円筒状をなしたが、本発明のダクトは略角筒状をなしても良い。この場合、第1周壁部3および第2周壁部6は断面略円弧状をなさなくても良い。また、本発明のダクトにおける第1取付部4は、テーパ面46a、端内面46、基底壁41、シール凸部48を持たなくても良い。また、組み付け状態において第2取付部7が第1取付部4に当接しなくても良い。つまり、本発明のダクトにおいては、第2フランジ部8が第1フランジ部5に当接し接合されることで、第1分割体2は第2分割体1に対して位置決めされ、整形される。このため、上記の各部分を持たない場合や第2取付部7が第1取付部4に当接しない場合にも、本発明のダクトにおける第1分割体1と第2分割体とは容易に組み付けられる。また、第1フランジ部5と第2フランジ部8とがシール性高く接合する場合には、シール凸部48を設けることなく第1分割体1と第2分割体2とをシール性高く組み付けることができる。
(実施例2)
実施例2のダクトは、第1分割体1と第2分割体とがそれぞれ略半割筒状をなすこと、、第1分割体1が第1遮蔽壁15を持たないこと、第2分割体が第2遮蔽壁25を持たないこと以外は実施例1のダクトとほぼ同じものである。実施例2のダクトを模式的に表す斜視図を図5に示す。実施例2のダクトを模式的に表す径方向断面図を図6に示す。
図5、6に示すように、第1分割体1はダクトの軸線方向に断面略一定であり、第2分割体2もまたダクトの軸線方向に断面略一定である。
図6に示すように、組み付け前状態において、第2分割体2の一対の第2取付部7a、7bは、組み付け状態に比べて、ダクトの径方向外方に張り出している。換言すると、第2取付部7a、7bと第2周壁部6とのなす角は、組み付け状態よりも組み付け前状態の方がやや大きい。実施例2のダクトにおいて、第2分割体2を第1分割体1に組み付ける際には、先ず、第2取付部7a、7bをそれぞれ手でつまみ、折り返し部70を中心として第2取付部7a、7bを軸心方向に揺動させる。このとき、第2分割体2(主に第2取付部7および折り返し部70)は弾性変形し、弾力を蓄積する。
この状態の第2分割体2を第1分割体1に近づけ、第2取付部7の第2内側面71を第1取付部4の第1内側面42に対面させる。そして、第2取付部7から手を離すと、蓄積された弾力によって、第2取付部7は第1取付部4にそれぞれ弾接する。このとき、第2分割体2はまだ僅かに弾性変形している。すなわち、第2分割体2は、組み付け状態において、この弾力によって第1分割体1に圧接する。このため第2分割体2は第1分割体1に沿った形状に整形され、第1分割体1によって形状保持される。さらに、この弾性によって第2フランジ部8の大部分が第1フランジ部5に圧接する。このため第1分割体1と第2分割体2とは容易に組み付けられる。なお、実施例2のダクトにおいても、組み付け状態において、さらに、第2周壁部6の周方向端部と基底壁41とが突き合わされ、第1周壁部3の周方向端部と第2周壁部6の周方向端部とがほぼ突き合わせられている。このため、実施例2のダクトもまた圧損が小さい。
(実施例3)
実施例3のダクトは、第1分割体1が第1取付部4を一つだけ持ち、第2分割体2が第2取付部7を一つだけ持つこと以外は実施例2のダクトと同じものである。実施例3のダクトを模式的に表す断面図を図7に示す。
実施例3のダクトにおける第1取付部4は、第1周壁部3の右端に一体化されている。また、第2取付部7は、第2周壁部6の右先端に一体化されている。実施例3のダクトにおける第1取付部4および第2取付部7は、実施例1、2のダクトにおける第1取付部4bおよび第2取付部7bと同形状である。
第1周壁部3の左端部には、溝状をなす嵌合溝90が形成されている。詳しくは、嵌合溝90は、第1周壁部3の外周面31からダクトの径方向外側に延びる溝基壁91と、溝基壁91の突出端から上方に延びる溝壁92と、溝壁92の上端からダクト本体9の径方向内側に延びる鉤状の返し壁93と、溝壁92の径方向内側に配置され上方に延びる溝内壁94とで区画されている。取付状態においては、第2周壁部6の左端が嵌合溝90の内部に差し込まれる。すなわち、第2周壁部6の左端は嵌合爪として機能し、嵌合溝90と嵌合する。
実施例3のダクトにおける第1分割体1と第2分割体2とは以下のように組み付ける。
先ず、第2周壁部6の左端を嵌合溝90の内部に差し込み、第2周壁部6の左端と嵌合溝90とを嵌合させる。次いで、第2取付部7を手でつまんで弾性変形させ、第2取付部7の第2内側面71を第1取付部4の第1内側面42に対面させる。そして、第2取付部7から手を離し、第2取付部7を第1取付部4に弾接させる。このとき第2フランジ部8は第1フランジ部5に当接する。
実施例3のダクトによると、第2周壁部6の左端を嵌合溝90に差し込む作業が比較的煩雑ではあるが、実施例2のダクトと同様に、第1フランジ部5で第2フランジ部8の位置決めをし、かつ、第1取付部4で第2取付部7の位置決めをすることで、第2分割体2を第1分割体1に容易に組み付けることができる。
なお、実施例3のダクトにおいても、第2周壁部6の右端部と基底壁41とが突き合わせられている。このため、実施例3のダクトもまた圧損が小さい。
(実施例4)
実施例4のダクトは、第1取付部4の内側に立壁状の支持壁が設けられていること、および、組み付け状態において第1周壁部3の端面と第2周壁部6の端面とがダクトの径方向にずれていること以外は実施例2のダクトと同じものである。実施例4のダクトを模式的に表す断面図を図8に示す。
支持壁35は、第1取付部4の基部43に一体に形成され、第1周壁部3の左右端部からそれぞれ上方に延びている。詳しくは、支持壁35は第1周壁部3と同軸の円周上に延在している。支持壁35と第1取付部4とは左右方向に離間している。そして、組み付け状態において、折り返し部70は、第1取付部4と支持壁35との間に挟持される。換言すると、組み付け状態において、第1周壁部3の周方向先端(実施例4においては基部43)と第2周壁部6の周方向先端68とはダクトの径方向に僅かに位置ズレし、支持壁35がダクト本体98の内部形状に僅かに干渉する。
しかし、第2周壁部6の周方向先端と基底壁41とは突き合わされているため、支持壁35はダクト本体98の内部に大きく突出することはない。このため実施例4のダクトにおいても、空気の流通は阻害され難く、圧損増大が抑制される。
しかし、第2取付部7を第1取付部4および第1周壁部3によって挟持したことで、第1分割体1と第2分割体2とは安定して組み付けられる。また、第2分割体2の第2外側面72は、実施例1、2のダクトと同様に自由状態であるため、第2分割体2と第1分割体1とは比較的容易に組み付けられる。さらに、実施例2のダクトと同様に、第2フランジ部8が第1フランジ部5に当接し、第2分割体2の弾力で第2取付部7と第1取付部4とが係止するため、第2分割体2を第1分割体1に沿った形状に容易に整形できる。よって、実施例4のダクトにおいても、第1分割体1と第2分割体2との組み付け作業は容易である。なお、支持壁35は、ダクトの軸線方向に沿って延びる長尺の立壁状をなすのが好ましいが、柱状、粒状等の短尺状の支持壁35をダクトの軸線方向に沿って複数個配列しても良い。
(実施例5)
実施例5のダクトは、第2取付部7および第2フランジ部8が軸線方向の一部において分断されていること以外は実施例2のダクトと同じものである。実施例5のダクトを模式的に表す斜視図を図9に示す。
図9に示すように、実施例5のダクトにおける第2取付部7および第2フランジ部8は、ダクトの湾曲部分において複数に分断されている。このため第2取付部7は、ダクトが湾曲形状をなしているにも拘わらず容易に弾性変形する。したがって、実施例5のダクトにおいては、第1分割体1と第2分割体2との組み付け作業がより一層容易である。なお、この第2分割体2における第2取付部7は分断されているが、第2周壁部6は分断されていない。また、第2取付部7の分断されている部分において、第2周壁部6の端面は底内面45(図略)およびシール凸部48に圧接する。このため、実施例5のダクトにおいても、第1分割体1と第2分割体2とはシール性高く組み付けられる。
(実施例6)
実施例6のダクトは、第1取付部4の形状以外は実施例2のダクトと同じものである。実施例6のダクトを模式的に表す断面図を図10に示す。
図10に示すように、実施例6のダクトにおける第1取付部4は、基底壁を持たず一般壁40のみで構成されている。このため第2取付部7の折り返し部70は、基底部とは突き合わされず、第1取付部4の周方向端部よりもやや径方向内側に配置されている。しかし実施例6のダクトにおいても、第2分割体2の第2外側面72は自由状態であり、第2フランジ部8が第1フランジ部5に当接するよう構成されているため、第2分割体2を第1分割体1に沿った形状に容易に整形できる。よって、実施例6のダクトにおいても、第1分割体1と第2分割体2との組み付け作業は容易である。
本発明の分割型ダクトは、車両用の吸気ダクトとして好適に利用できる。
1:第1分割体 2:第2分割体
3:第1周壁部 32:第1周壁部の内周面
38:第1周壁部の周方向先端 4:第1取付部
41:基底部 42:第1内側面
44:テーパ面 48:シール凸部
49:第1取付部の先端部 5:第1フランジ部
6:第2周壁部 62:第2周壁部の内周面
61:第2周壁部の外周面 68:第2周壁部の周方向先端
7:第2取付部 70:折り返し部
71:第2内側面 72:第2外側面
79:第2取付部の先端部 8:第2フランジ部

Claims (5)

  1. 少なくとも2つの分割体が一体化されてなる筒状のダクトであって、
    該分割体の1つである第1分割体は、非通気性部材であり、該ダクトの軸線方向の少なくとも一部において該ダクトの周方向の一部を構成し、
    該分割体の他の1つである第2分割体は、通気性部材であり、該ダクトの軸線方向の少なくとも一部において該ダクトの周方向の他の一部を構成し、
    該第1分割体は、該ダクトの周壁を構成する第1周壁部と、該第1周壁部の一対の周方向端部の少なくとも一方に一体に形成され該ダクトの外側に向けて突出する第1取付部と、該第1取付部の先端部に一体に形成され該第1取付部と交差する方向に延び該第1取付部よりもさらに該ダクトの外側に突出する第1フランジ部と、を持ち、
    該第2分割体は、該ダクトの周壁を構成する第2周壁部と、該第2周壁部の一対の周方向端部の少なくとも一方に一体に形成され該第2周壁部の外周面側に折り返された形状をなす第2取付部と、該第2取付部の先端部に一体に形成され該第2取付部と交差する方向に延び該第2取付部よりもさらに該ダクトの外側に突出する第2フランジ部と、を持ち、
    該第1分割体と該第2分割体とを組み付けた組み付け状態において、
    該第2取付部のなかで該第2周壁部の内周面に連続する第2内側面は、該第1取付部のなかで該第1周壁部の内周面に連続する第1内側面に対面し、
    該第2フランジ部の少なくとも一部は該第1フランジ部と当接し接合されていることを特徴とするダクト。
  2. 前記組み付け状態において、前記第2取付部は前記第1取付部に弾接する請求項1に記載のダクト。
  3. 前記第1取付部は、突出端側の部分である一般壁と、第1周壁部の周方向先端と該一般壁との間に介在する基底壁と、を持ち、
    前記組み付け状態において、前記第2周壁部の周方向先端と該基底壁とは、突き合わせられている請求項1記載のダクト。
  4. 前記第1取付部は、前記第2周壁部と前記第2取付部との境界部分に対面する位置に、突起状のシール凸部を持ち、
    前記組み付け状態において、該シール凸部は該境界部分に圧接する請求項1〜請求項3の何れか一つに記載のダクト。
  5. 前記第1内側面のなかで突出端部側に位置するテーパ面は、前記第1取付部の突出端部側から基部側に向けて、前記ダクトの径方向外側から径方向内側に傾斜する請求項1〜4の何れか一つに記載のダクト。
JP2011072137A 2011-03-29 2011-03-29 ダクト Expired - Fee Related JP5477663B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011072137A JP5477663B2 (ja) 2011-03-29 2011-03-29 ダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011072137A JP5477663B2 (ja) 2011-03-29 2011-03-29 ダクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012207557A JP2012207557A (ja) 2012-10-25
JP5477663B2 true JP5477663B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=47187504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011072137A Expired - Fee Related JP5477663B2 (ja) 2011-03-29 2011-03-29 ダクト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5477663B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6680885B2 (ja) * 2016-08-10 2020-04-15 本田技研工業株式会社 車載内燃機関の吸気構造
JP7351786B2 (ja) * 2020-03-31 2023-09-27 株式会社イノアックコーポレーション ダクトおよびその製造方法、ダクトの製造装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3802267B2 (ja) * 1998-04-09 2006-07-26 豊田合成株式会社 吸気管
JP3542725B2 (ja) * 1998-09-30 2004-07-14 株式会社 マーレ テネックス 自動車の吸気レゾネータ
JP2008240694A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Toyoda Gosei Co Ltd 吸気装置
JP5108491B2 (ja) * 2007-12-20 2012-12-26 株式会社マーレ フィルターシステムズ 合成樹脂製部品のシール構造
JP2011099360A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Inoac Corp レゾネータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012207557A (ja) 2012-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7810848B2 (en) Pipe joint and pipe joint structure having the same and method of using the same
US10465762B2 (en) Tubular vibration-damping device
WO2013031273A1 (ja) チェックバルブ
JP6065116B2 (ja) 密封装置
US10507618B2 (en) Tubular body
JP5477663B2 (ja) ダクト
WO2018109890A1 (ja) 筒形防振装置
JP2011093408A (ja) 燃料タンク内の支柱の締結構造
JP6639215B2 (ja) 吸気マニホルド
JP2017110511A (ja) エアクリーナ
JP6889756B2 (ja) クイックコネクタ
JP6468097B2 (ja) 管体接続構造
JP5886066B2 (ja) クリップ
JP5426358B2 (ja) 合成樹脂製部品の組付構造
JP2009108816A (ja) レゾネータの取付構造
JP2009269521A (ja) 車両用インストルメントパネル前端部組付け構造
JP2017002735A (ja) 車両用ダクト構造
JP2006123576A (ja) 燃料逆流防止バルブ
WO2020158479A1 (ja) バルブステムシール
CN210716185U (zh) 阀体连接结构及具有其的阀组件
JP6830428B2 (ja) 吸気ダクト
JP2010254254A (ja) 樹脂カバー、及び燃料給油部のカバー構造
JP2004176849A (ja) 配管の継手構造
JP2003180019A (ja) グロメットインナ
JP6969964B2 (ja) 配管部結合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5477663

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees