JP5475049B2 - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

貯湯式給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5475049B2
JP5475049B2 JP2012097194A JP2012097194A JP5475049B2 JP 5475049 B2 JP5475049 B2 JP 5475049B2 JP 2012097194 A JP2012097194 A JP 2012097194A JP 2012097194 A JP2012097194 A JP 2012097194A JP 5475049 B2 JP5475049 B2 JP 5475049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
heat pump
water storage
outside air
air temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012097194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013224790A (ja
Inventor
孝二 太田
敦史 柿内
靖仁 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Rinnai Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp, Rinnai Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012097194A priority Critical patent/JP5475049B2/ja
Priority to KR1020130041788A priority patent/KR101393121B1/ko
Publication of JP2013224790A publication Critical patent/JP2013224790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5475049B2 publication Critical patent/JP5475049B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H9/00Details
    • F24H9/20Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F24H9/2007Arrangement or mounting of control or safety devices for water heaters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24DDOMESTIC- OR SPACE-HEATING SYSTEMS, e.g. CENTRAL HEATING SYSTEMS; DOMESTIC HOT-WATER SUPPLY SYSTEMS; ELEMENTS OR COMPONENTS THEREFOR
    • F24D19/00Details
    • F24D19/10Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F24D19/1006Arrangement or mounting of control or safety devices for water heating systems
    • F24D19/1051Arrangement or mounting of control or safety devices for water heating systems for domestic hot water
    • F24D19/1054Arrangement or mounting of control or safety devices for water heating systems for domestic hot water the system uses a heat pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H4/00Fluid heaters characterised by the use of heat pumps
    • F24H4/02Water heaters
    • F24H4/04Storage heaters
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1927Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors
    • G05D23/193Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24DDOMESTIC- OR SPACE-HEATING SYSTEMS, e.g. CENTRAL HEATING SYSTEMS; DOMESTIC HOT-WATER SUPPLY SYSTEMS; ELEMENTS OR COMPONENTS THEREFOR
    • F24D2220/00Components of central heating installations excluding heat sources
    • F24D2220/04Sensors
    • F24D2220/042Temperature sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

本発明は、貯湯タンク内の湯水をヒートポンプにより加熱する貯湯式給湯装置に関する。
従来より、ヒートポンプにより貯湯タンク内の湯水を加熱して沸かし上げる貯湯式給湯装置において、貯湯タンクを有する貯湯ユニットが、必要に応じてヒートポンプを有するヒートポンプユニットの制御回路への電源の供給と遮断とを制御することにより、ヒートポンプユニットの待機電力を低減した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された貯湯式給湯装置において、貯湯ユニットは、貯湯タンクの湯切れを検知したときに、ヒートポンプユニットの制御回路に電源を供給し、ヒートポンプを作動させて貯湯タンク内の湯水を沸かし上げている。
さらに、貯湯ユニットは、貯湯ユニットに設けられた外気温センサの検出温度が低温(4℃以下)になったときに、ヒートポンプユニットの制御回路に電源を供給して、ヒートポンプユニットの凍結防止運転を行っている。
また、特許文献1には、貯湯ユニットに外気温センサが設けられていない場合の実施形態として、一定時間(2時間)が経過する毎にヒートポンプユニットの制御回路に電源を供給し、ヒートポンプユニットに設けられた外気温センサの検出温度が低温になっているときに、ヒートポンプユニットの凍結防止運転を行なう構成も開示されている。
特開2004−198044号公報
貯湯ユニットとヒートポンプユニットを備えた貯湯式給湯装置において、貯湯ユニットが屋内に設置されてヒートポンプユニットが屋外に設置される場合や、貯湯ユニットは風が吹き込み難い場所に設置されてヒートポンプユニットが風が吹き込み易い場所に設置される場合等、貯湯ユニットとヒートポンプユニットの設置状況が異なる場合がある。
このように、貯湯ユニットとヒートポンプユニットの設置状況が異なる場合に、上述した特許文献1の貯湯式給湯装置のように、貯湯ユニットに設けられた外気温センサの検出温度に基づいてヒートポンプユニットの凍結防止運転を行うと、貯湯ユニットとヒートポンプユニットの周囲温度の相違により、凍結防止運転を行うタイミングが不適切になるおそれがある。
また、特許文献1に記載された貯湯式給湯装置のように、一定時間毎にヒートポンプユニットに電源供給して、ヒートポンプユニットに設けられた外気温センサの検出温度に基づいてヒートポンプユニットの凍結防止運転を行なうときには、外気温度が急激に低下したときに凍結防止運転の実行タイミングが遅れるおそれがある。
本発明のかかる背景に鑑みてなされたものであり、ヒートポンプユニットの待機電力の低減を図りつつ、ヒートポンプユニットの凍結防止運転を適切なタイミングで行なうことができる貯湯式給湯装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、貯湯タンクを有する貯湯ユニットと、該貯湯タンク内の湯水をヒートポンプにより加熱するヒートポンプユニットとを有する貯湯式給湯装置に関する。
そして、本発明の貯湯式給湯装置は、
貯湯タンクを有する貯湯ユニットと、
該貯湯タンク内の湯水をヒートポンプにより加熱するヒートポンプユニットとを有する貯湯式給湯装置であって、
前記貯湯ユニットは、
前記ヒートポンプユニットとの間で通信を行うためのタンク通信回路と、
前記貯湯ユニットの周囲温度を検出するタンク外気温度センサと、
前記タンク外気温度センサの検出温度を示すタンク外気温度データを、前記ヒートポンプユニットに送信するタンク外気温度送信部と
を備え、
前記ヒートポンプユニットは、
前記貯湯ユニットとの間で通信を行うためのヒートポンプ通信回路と、
前記ヒートポンプユニットの周囲温度を検出するヒートポンプ外気温度センサと、
前記ヒートポンプ外気温度センサと接続されて、前記ヒートポンプの作動を制御するヒートポンプ制御回路と、
前記ヒートポンプ制御回路への電源の供給と遮断とを切替える電源切替回路と、
前記貯湯ユニットから前記タンク外気温度データを受信したときに、該タンク外気温度データにより示される温度が所定の凍結判定温度以下であるか否かを判断し、該温度が該凍結判定温度以下であるときには、前記電源切替回路により前記ヒートポンプ制御回路に電源が供給される状態として、前記ヒートポンプ制御回路に、前記ヒートポンプ外気温度センサの検出温度に基づいて前記ヒートポンプユニットの凍結防止運転を実行させ、
前記凍結防止運転が実行されていない待機状態であるときには、前記電源切替回路により前記ヒートポンプ制御回路への電源供給が遮断された状態とする電源供給制御回路と
を備えたことを特徴とする(第1発明)。
第1発明によれば、前記ヒートポンプユニットによる前記凍結防止運転が実行されていない待機状態であるときには、前記電源供給制御回路により、前記ヒートポンプ制御回路への電源供給が遮断される。そのため、待機状態であるときには、前記ヒートポンプユニットの消費電力が、主として前記ヒートポンプ通信回路と前記電源供給制御回路の消費電力に抑えられて、前記ヒートポンプユニットの待機電力が低減される。
そして、前記電源供給制御回路は、前記貯湯ユニットから前記タンク外気温度データを受信したときに、該外気温度データにより示される温度が前記凍結判定温度以下であるか否かを判断し、該温度が該凍結判定温度以下であるときには、前記ヒートポンプ制御回路に、前記ヒートポンプ外気温度センサの検出温度に基づいて前記ヒートポンプユニットの凍結防止運転を実行させる。そのため、前記ヒートポンプユニットの凍結防止運転を、前記ヒートポンプユニットに備えられた前記ヒートポンプ外気温度センサの検出温度を用いて、適切なタイミングで実行することができる。
また、第1発明において、
前記貯湯ユニットは、前記タンク外気温度センサとして設置箇所が異なる複数の温度センサを備え、
前記タンク外気温度送信部は、前記複数の温度センサの検出温度のうちで最も低い検出温度を示すデータを、前記タンク外気温度データとして、前記ヒートポンプユニットに送信することを特徴とする(第2発明)。
第2発明によれば、前記貯湯ユニットの設置状況によって生じ得る、前記タンク外気温度センサの検出温度と実際の外気温度との乖離を抑制することができる。
また、第1発明において、
前記貯湯タンクに接続されて前記貯湯タンク内の湯水が供給される出湯管の途中に設けられて、前記出湯管を流通する湯水を加熱する補助熱源機と、
該補助熱源機の周囲温度を検出する補助熱源外気温度センサと、
前記貯湯ユニットとの間で通信を行うための補助熱源通信回路と、
前記補助熱源外気温度センサの検出温度を示す補助熱源外気温度データを、前記貯湯ユニットに送信する補助熱源外気温度送信部と
を有する補助熱源ユニットを備え、
前記タンク通信回路は、前記補助熱源ユニットとの間で通信を行い、
前記タンク外気温度送信部は、前記補助熱源外気温度データにより示される温度と、前記タンク外気温度センサの検出温度とのうちの、低い方の温度を示すデータを、前記タンク外気温度データとして、前記ヒートポンプユニットに送信することを特徴とする(第3発明)。
第3発明によれば、前記貯湯ユニットの設置状況により、前記タンク外気温度センサの検出温度が実際の外気温度よりも高くなっているが、前記補助熱源外気温度センサは比較的正確に外気温度を検出できている場合に、前記補助熱源外気温度センサの検出温度を採用して、前記外気温度データを送信することができる。
また、第3発明において、
前記貯湯ユニットは、前記タンク外気温度センサとして複数の温度センサを備え、
前記タンク外気温度送信部は、前記補助熱源外気温度データにより示される温度と、前記複数の温度センサの検出温度とのうちで最も低い温度を示すデータを、前記タンク外気温度データとして、前記ヒートポンプユニットに送信することを特徴とする(第4発明)。
第4発明によれば、前記複数のタンク外気温度センサと前記補助熱源外気温度センサの検出温度を比較することにより、実際の外気温度に最も近いと想定される検出温度を採用して、前記タンク外気温データを送信することができる。
貯湯式給湯装置の構成図。 貯湯ユニット及び補助熱源ユニットの三面図。 貯湯式給湯装置の制御ブロック図。
本発明の実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態の貯湯式給湯装置1は、貯湯ユニット10、ヒートポンプユニット50、補助熱源ユニット80、及び、貯湯式給湯装置1を遠隔操作するためのリモコン140を備えて構成されている。
貯湯ユニット10は、貯湯タンク11、給水管12、出湯管13等を備えている。貯湯タンク11は内部に湯水を保温して貯め、高さ方向に略等間隔で配置されたタンク温度センサ14〜17と、貯湯タンク11の上部に配置されて貯湯タンク11から出湯管13に供給される湯水の温度を検出するタンク出湯温度センサ26が設けられている。貯湯タンク11の底部には、作業者の手動操作により開弁される排水弁18が設けられている。
給水管12は、一端が給水口30を介して図示しない水道に接続され、他端が貯湯タンク11の下部に接続されて、貯湯タンク11内の下部に水を供給する。給水管12には、貯湯タンク11の内圧が過大になることを防止するための減圧弁19と、給水管12から貯湯タンク11への方向のみの通水を可能にして、貯湯タンク11から給水管12側への湯水の流出を阻止する第1湯側逆止弁20が設けられている。
給水管12から分岐した給水バイパス管34は、給湯混合弁21を介して接続箇所Xで出湯管13に連通しており、給湯混合弁21により、貯湯タンク11から出湯管13に供給される湯水と給水バイパス管34から出湯管13に供給される水との混合比が変更される。
給水バイパス管34には、給水バイパス管34に供給される水の温度を検出する給水温度センサ22と、給水バイパス管34を流通する水の流量を検出する水側流量センサ23と、給水バイパス管34から出湯管13への方向のみの通水を可能にして、出湯管13から給水バイパス管34側への湯水の流出を阻止する水側逆止弁24とが設けられている。
出湯管13は、一端が給湯口31に接続され、他端が貯湯タンク11の上部に接続されている。貯湯タンク11の上部に貯められた湯水は、出湯管13から給湯口31を介して図示しない給湯栓(台所、洗面所、浴室のカランやシャワー等)に供給される。出湯管13には、貯湯タンク11から出湯管13への方向のみの通水を可能にして、出湯管13から貯湯タンク11側への湯水の流入を阻止する第2湯側逆止弁25と、貯湯タンク11から出湯管13に供給される湯水の流量を検出する湯側流量センサ27とが設けられている。
補助熱源ユニット80は、出湯管13の給水バイパス管34との接続箇所Xよりも下流側の途中に設けられ、貯湯ユニット10には、補助熱源ユニット80をバイパスして、補助熱源ユニット80の下流側と上流側の出湯管13を連通する出湯バイパス管33と、出湯バイパス管33を開閉する出湯バイパス弁29とが設けられている。
出湯管13の出湯バイパス管33との分岐箇所Yと給湯混合弁21との間に、給湯混合弁21を介して出湯管13に供給される湯水の温度を検出する混合温度センサ28が設けられ、出湯管13の出湯バイパス管33との合流箇所Zと給湯口31との間に、給湯口31から出湯される湯水の温度を検出する給湯温度センサ32が設けられている。また、貯湯ユニット10の周囲温度(外気温度)を検出するための第1タンク外気温度センサ35、及び第2タンク外気温度センサ36が設けられている。
さらに、貯湯ユニット10は、貯湯ユニット10の全体的な作動を制御する貯湯コントローラ100を備えている。貯湯コントローラ100は、図示しないCPU、メモリ、各種インターフェース回路等を備えた電子回路ユニットであり、メモリに保持された貯湯ユニット10の制御用プログラムをCPUで実行することによって、貯湯ユニット10の作動を制御し、後述する沸かし上げ指示送信部102及びタンク外気温度送信部103として機能する。
貯湯ユニット10に備えられた各センサの検出信号は、貯湯コントローラ100に入力される。また、貯湯コントローラ100から出力される制御信号によって、給湯混合弁21と出湯バイパス弁29の作動が制御される。
次に、ヒートポンプユニット50は、貯湯タンク11内の湯水をタンク循環路41を介して循環させて加熱するものであり、屋外に設置されている。ヒートポンプユニット50は、ヒートポンプ循環路52により接続された蒸発器53、圧縮機54、ヒートポンプ熱交換器55(凝縮機)、及び膨張弁56により構成されたヒートポンプ51を有している。
蒸発器53は、ファン60の回転により供給される空気(外気)とヒートポンプ循環路52内を流通する熱媒体(ハイドロフルオロカーボン(HFC)等の代替フロン、二酸化炭素等)との間で熱交換を行う。圧縮機54は、蒸発器53から吐出された熱媒体を圧縮して高圧・高温とし、ヒートポンプ熱交換器55に送出する。膨張弁56は、圧縮機54で加圧された熱媒体の圧力を開放する。
除霜弁61は膨張弁56をバイパスして設けられており、圧縮機54から送出される熱媒体により蒸発器53を除霜する。ヒートポンプ循環路52の膨張弁56の上流側及び下流側、圧縮機54の上流側及び下流側には、ヒートポンプ循環路52内を流通する熱媒体の温度を検出する熱媒体温度センサ62,63,64,65が、それぞれ設けられている。また、蒸発器53には、蒸発器53に吸入される空気の温度を検出するヒートポンプ外気温度センサ67が設けられている。
ヒートポンプ熱交換器55はタンク循環路41と接続され、圧縮機54により高圧・高温とされた熱媒体と、タンク循環路41内を流通する湯水との熱交換により、タンク循環路41内を流通する湯水を加熱する。タンク循環路41には、貯湯タンク11内の湯水をタンク循環路41を介して循環させるためのタンク循環ポンプ66が設けられている。
貯湯タンク11内の下部に貯まった湯水は、タンク循環ポンプ66によりタンク循環路41に導かれ、ヒートポンプ熱交換器55で後述する沸かし上げ温度まで加熱されて貯湯タンク11の上部に戻される。これにより、沸かし上げ温度の湯水が、貯湯タンク11の上部から順次積層して貯められる。
なお、タンク循環路41のヒートポンプ熱交換器55の上流側及び下流側には、タンク循環路41内を流通する湯水の温度を検出する湯温度センサ68,69が設けられている。また、ヒートポンプ熱交換器55には、その内部の雰囲気温度を検出する雰囲気温度センサ57が設けられている。
さらに、ヒートポンプユニット50は、ヒートポンプユニット50の全体的な作動を制御するヒートポンプコントローラ120を備えている。ヒートポンプコントローラ120は、図示しないCPU、メモリ、各種インターフェース回路等を備えた電子回路ユニットであり、メモリに保持されたヒートポンプユニット50の制御用プログラムをCPUで実行することによって、ヒートポンプユニット50の作動を制御する。
ヒートポンプユニット50に備えられた各センサの検出信号は、ヒートポンプコントローラ120に入力される。また、ヒートポンプコントローラ120から出力される制御信号によって、圧縮機54、タンク循環ポンプ66、及びファン60の作動が制御される。
次に、補助熱源ユニット80は、出湯管13を流通する湯水を加熱するものであり、缶体87内に収容された給湯バーナ81及び給湯バーナ81により加熱される給湯熱交換器82等を備えている。給湯バーナ81には、図示しないガス供給管から燃料ガスが供給されると共に、図示しない燃焼ファンにより燃焼用空気が供給される。
給湯熱交換器82は、出湯管13の途中に接続されており、給湯バーナ81の燃焼熱によって、内部を流通する湯水を加熱する。出湯管13には、上流側から順に、水量サーボ弁93と水量センサ88が設けられている。給湯熱交換器82の上流側と下流側は、熱源バイパス管89により連通されており、熱源バイパス管89には、熱源バイパス管89の開度を調節するための熱源バイパス弁90が設けられている。また、給湯熱交換器82には、凍結防止用の電気ヒータ94が設けられている。
出湯管13の給湯熱交換器82の出口付近には熱交出湯温度センサ91が設けられ、出湯管13の熱源バイパス管との接続箇所の下流側には熱源出湯温度センサ92が設けられている。また、補助熱源ユニット80の周囲温度(外気温度)を検出するための補助熱源外気温度センサ95が設けられている。
さらに、補助熱源ユニット80は、補助熱源ユニット80の全体的な作動を制御する補助熱源コントローラ130を備えている。補助熱源コントローラ130は、図示しないCPU、メモリ、各種インターフェース回路等を備えた電子回路ユニットであり、メモリに保持された補助熱源ユニット80の制御用プログラムを実行することによって、補助熱源ユニット80の作動を制御し、後述する凍結防止制御部132及び補助熱源外気温度送信部133として機能する。
補助熱源コントローラ130は、通信ケーブル152によりリモコン140と接続されている。リモコン140は、貯湯式給湯装置1の運転状況や運転条件の設定等を表示するための表示器141と、各種スイッチが設けられたスイッチ部142とを備えている。貯湯式給湯装置1の使用者は、リモコン140のスイッチ部142を操作することによって、給湯口31からの給湯温度(目標給湯温度)の設定等を行う。
貯湯コントローラ100とヒートポンプコントローラ120は、通信ケーブル151により接続されて相互に通信を行う。また、貯湯コントローラ100と補助熱源コントローラ130は、通信ケーブル150により接続されて相互に通信を行う。
次に、貯湯ユニット10と補助熱源ユニット80は、別体に設置される場合と一体化して設置される場合があり、本実施形態では、図2に示したように、一体化して設置されている。図2(a)の正面図及び図2(b)の右側面図を参照して、補助熱源ユニット80と貯湯ユニット10は、筐体200内に前後して連結されている。
補助熱源ユニット80は、図示しない支持台に載置されており、筐体200の前面は前面下部カバー201により閉塞されている。また、筐体200の側面は、右上部カバー210及び右下部カバー211と、左上部カバー212及び左下部カバー213とにより閉塞されている。また、図2(c)の背面図を参照して、筐体200の背面は、背面上部カバー220及び背面下部カバー221により閉塞されている。
ここで、補助熱源ユニット80の補助熱源外気温度センサ95は、補助熱源ユニット80の底部に設けられおり、補助熱源外気温度センサ95の四方は、前面下部カバー201、右下部カバー211、左下部カバー213、及び背面下部カバー221により囲まれている。一方、第1タンク外気温度センサ35は、右下部カバー211の外側に設けられており、第2タンク外気温度センサ36は、筐体の底面の外側に設けられている。
そのため、補助熱源外気温度センサ95については、筐体200内の熱の滞留等の影響により、外気温度の検出精度が低下する場合がある。それに対して、第1タンク外気温度センサ35と第2タンク外気温度センサ36は、筐体200の外側に設けられているため、外気温度を比較的精度良く検出することができる。
次に、図3を参照して、貯湯ユニット10と、ヒートポンプユニット50と、補助熱源ユニット80との協働動作について説明する。
貯湯コントローラ100は、タンク通信回路101を介してヒートポンプコントローラ120及び補助熱源コントローラ130との間で通信を行う。貯湯コントローラ100は、給湯口31を介して接続された給湯栓(図示しない)が開栓されて、給水管12に最低作動流量(例えば、2.4リットル/min)以上の水が供給されていることを、湯側流量センサ27の検出流量と水側流量センサ23の検出流量との合計流量(総検出流量)により検出しているときに、給湯口31から目標給湯温度の湯を出湯する給湯運転を実行する。
また、貯湯コントローラ100は、貯湯タンク11の湯切れの有無を監視する。そして、貯湯タンク11の湯切れが生じていないときは、(タンク温度センサ17の検出温度が湯切れ判定温度以上であるとき)は、水量サーボ弁93を閉弁すると共に、出湯バイパス弁29を開弁する。
そして、貯湯コントローラ100は、タンク出湯温度センサ26の検出温度Th(貯湯タンク11から出湯管13に供給される湯の温度)と、湯側流量センサ27の検出流量Fh(貯湯タンク11から出湯管13に供給される湯の流量)と、給水温度センサ22の検出温度Tw(給水バイパス管34から出湯管13に供給される水の温度)と、水側流量センサ23の検出流量Fw(給水バイパス管34から出湯管13に供給される水の流量)とに基づいて、出湯管13と給水バイパス管34との接続箇所Xから出湯管13に目標給湯温度の湯が供給されるように、給湯混合弁21により、貯湯タンク11から出湯管13に供給される湯と給水バイパス管34から出湯管13に供給される水との混合比を設定する「混合温調制御」を実行する。
一方、貯湯タンク11の湯切れが生じているときには、貯湯コントローラ100は、出湯バイパス弁29を閉弁して水量サーボ弁93を開弁すると共に、給湯混合弁21を、給水バイパス管34からの水が出湯管13に供給される設定状態にする。
そして、貯湯コントローラ100は、補助熱源ユニット80の作動を許可して、熱源出湯温度センサ92の検出温度が目標給湯温度となるように、給水温度センサ22の検出温度Tw(給水バイパス管34から出湯管13に供給される水の温度)と、水側流量センサ23の検出流量Fw(給水バイパス管34から出湯管13に供給される水の流量)とに基づいて、給湯バーナ81の燃焼量と熱源バイパス弁90の開度と水量サーボ弁93の開度を調節する「加熱温調制御」を実行する。
貯湯コントローラ100は、貯湯タンク11の湯切れを検知したときに、沸かし上げ指示送信部102により、ヒートポンプコントローラ120に対して、貯湯タンク11内の湯水を所定の沸かし上げ温度まで加熱する沸かし上げ運転の実行を指示する沸かし上げ指示データを送信する。
なお、貯湯コントローラ100は、湯切れの検知を、(1)補助熱源ユニット80の給湯バーナ81が燃焼したこと、(2)貯湯タンク11のタンク温度センサ14〜17の検出温度が目標給湯温度よりも低くなったこと、(3)タンク出湯温度センサ26による貯湯タンク11からの湯水の検出温度が目標給湯温度よりも低くなったこと、等を判断することによって行う。
貯湯コントローラ100は、沸かし上げ指示データにより、沸かし上げ温度を目標給湯温度よりも高い温度(例えば、40℃,45℃,50℃,55℃に区分される)に指示する。例えば、リモコン140により目標給湯温度が40℃に設定されているときには、貯湯コントローラ100は、沸かし上げ温度を45℃に設定する。
また、貯湯コントローラ100のタンク外気温度送信部103は、第1タンク外気温度センサ35の検出温度To2と、第2タンク外気温度センサ36の検出温度To3と、補助熱源コントローラ130から受信した補助熱源外気温データから認識した、補助熱源外気温度センサ95の検出温度To4とのうちで、最も低い温度Toj1を示すデータを、第1タンク外気温度データ(本発明のタンク外気温度データに相当する)としてヒートポンプコントローラ120に送信する。
なお、補助熱源外気温度センサ95の検出温度To4を用いずに、第1タンク外気温度センサ35の検出温度To2と第2外気温度センサ36の検出温度To3とのうちの、低い方の温度を示すデータを、第1タンク外気温度データとしてヒートポンプコントローラ120に送信するようにしてもよい。
また、タンク外気温度送信部103は、第1タンク外気温度センサ35の検出温度To2と、第2タンク外気温度センサ36の検出温度To3とのうちで、低い方の検出温度Toj2を示すデータを、第2タンク外気温度データとして補助熱源コントローラ130に送信する。
次に、ヒートポンプコントローラ120は、貯湯式給湯装置1の運転中に電源122から常時電力供給されて作動するヒートポンプ通信回路121及び電源供給制御回路123と、電源供給制御回路123からの制御信号により、導通状態と遮断状態が切替えられる電源切替回路124と、電源切替回路124を介して電力供給されるヒートポンプ制御回路125とを備えている。
ヒートポンプコントローラ120は、ヒートポンプ通信回路121を介して貯湯コントローラ100との間で通信を行う。電源供給制御回路123は、貯湯コントローラ100から沸かし上げ指示データを受信したときに、電源切替回路124を遮断状態から導通状態に切替えてヒートポンプ制御回路125を作動状態にし、沸かし上げ運転の実行を指示する。
この沸かし上げ運転の実行の指示に応じて、ヒートポンプ制御回路125は、ヒートポンプ51とタンク循環ポンプ66を起動し、貯湯タンク11内の湯水を沸かし上げ温度まで加熱する沸かし上げ運転を実行する。電源供給制御回路123は、沸かし上げ運転が完了したときに、電源切替回路124を導通状態から遮断状態に切替えて、ヒートポンプ制御回路125への電力供給を停止する。
また、電源供給制御回路123は、貯湯コントローラ100から、第1タンク外気温度データを受信したときに、第1タンク外気温度データにより示されている温度Toj1が、第1凍結判定温度(例えば6℃、本発明の凍結判定温度に相当する)よりも低いか否かを判断する。そして、Toj1が第1凍結判定温度よりも低いときに、電源供給制御回路123は、電源切替回路124を遮断状態から導通状態に切替えて、ヒートポンプ制御回路125を作動させ、ヒートポンプユニット50の凍結防止運転の準備を指示する凍結防止準備指示信号を送信する。
凍結防止準備指示信号を受信したヒートポンプ制御回路125は、ヒートポンプ外気温度センサ67の検出温度To1が第2凍結判定温度(例えば6℃)よりも低いか否かを判断する。
そして、To1が第2凍結判定温度よりも低いときに、ヒートポンプ制御回路125は、ヒートポンプユニット50の凍結防止運転を実行する。具体的には、ヒートポンプ制御回路125は、先ず、タンク循環ポンプ66を作動させる。そして、タンク循環ポンプ66の作動開始から30分が経過しても、タンク循環路41内の水の温度(湯温度センサ68,69により検出される)が8℃未満、且つ、ヒートポンプ外気温度センサ67の検出温度To1が第2凍結判定温度未満であるときには、さらにヒートポンプ51を作動させる。
一方、To1が第2凍結判定温度以上であるときには、ヒートポンプ制御回路125は、ヒートポンプ凍結防止運転が不要と判断する。
なお、タンク循環ポンプ66の作動を、ヒートポンプ制御回路125とは別個に設けたタンク循環ポンプ制御回路により制御する構成とし、貯湯コントローラ100から第1タンク外気温度データを受信したときに、タンク循環ポンプ制御回路が、第1タンク外気温度データにより示されている温度Toj1が第1凍結判定温度よりも低いか否かを判断して、Toj1が第1凍結判定温度よりも低いときに、タンク循環ポンプ66を作動させるようにしてもよい。
電源供給制御回路123は、ヒートポンプ制御回路125によるヒートポンプ凍結防止運転が完了した時、及び、ヒートポンプ凍結防止運転が不要と判断された時に、電源切替回路を遮断状態としてヒートポンプ制御回路125への電力供給を停止する。
このように、電源供給制御回路123は、沸かし上げ運転と、ヒートポンプ凍結防止運転の要否の判断及びヒートポンプ凍結防止運転を行うときに限定して、電源切替回路124を導通状態としてヒートポンプ制御回路125及びヒートポンプ外気温度センサ67に電力供給する。そのため、ヒートポンプコントローラ120の待機電力を低減することができる。
また、ヒートポンプ制御回路125は、ヒートポンプユニット50に設けられたヒートポンプ外気温度センサ67の検出温度To1を用いることによって、ヒートポンプユニット50から離れた場所(屋内等)に設置される場合がある貯湯ユニット10の第1タンク外気温度センサ35及び第2タンク外気温度センサ36の検出温度To2,To3、又は補助熱源ユニット80の補助熱源外気温度センサ95の検出温度To4を用いる場合よりも、ヒートポンプユニット50の凍結防止運転の要否を、精度良く判断することができる。
そのため、ヒートポンプユニット50の凍結防止運転の開始タイミングが遅れること、及び、不必要なヒートポンプユニット50の凍結防止運転の実行により、無駄な電力が消費されることを防止することができる。
なお、第1タンク外気温度データにより示されている温度Toj1と、ヒートポンプ外気温度センサ67の検出温度To1とのうちの低い方の温度が、第2凍結判定温度よりも低いときに、ヒートポンプユニット50の凍結防止運転を実行するようにしてもよい。
次に、補助熱源コントローラ130は、補助熱源通信回路131によって貯湯コントローラ100との間で通信を行う。補助熱源コントローラ130は、貯湯コントローラ100により作動が許可されているときに、熱源出湯温度センサ92の検出温度が目標給湯温度となるように、給湯バーナ81の燃焼量と熱源バイパス弁90の開度を調節する。
また、補助熱源外気温度送信部133は、補助熱源外気温度センサ95の検出温度To4を示す補助熱源外気温度データを、貯湯コントローラ100に常時(貯湯コントローラ100の制御周期毎に)送信する。
凍結防止制御部132は、貯湯コントローラ100から受信した第2タンク外気温度データから認識した温度Toj2と、補助熱源外気温度センサ95の検出温度To4とのうちの低い方の温度が、第3凍結判定温度よりも低くなっているか否かを判断する。そして、この低い方の温度が第3凍結判定温度よりも低くなっているときには、電気ヒータ94に通電して給湯熱交換器82を加熱する凍結防止運転を実行する。
ここで、図2(a)〜図2(c)を参照して説明したように、補助熱源ユニット80の補助熱源外気温度センサ95は、周囲を前面下部カバー201、右下部カバー211、左下部カバー213、及び背面下部カバー221により囲まれているため、補助熱源外気温度センサ95の周囲に熱がこもる場合があり、この場合には、補助熱源ユニット80の周囲の外気温度を精度良く検出することができない。
それに対して、貯湯ユニット10の第1タンク外気温度センサ35は右下部カバー211の外側に設けられ、また、第2タンク外気温度センサ36は、筐体200の底面の外側に設けられている。そのため、熱のこもり等による影響を受け難く、補助熱源ユニット80の周囲の外気温度を精度良く検出することができる。
そこで、凍結防止制御部132は、貯湯コントローラ100から受信した第2タンク外気温度データから認識した温度Toj2と、補助熱源外気温度センサ95の検出温度To4とのうちの低い方の温度に基づいて、補助熱源ユニット80の第3凍結判定温度よりも低くなっているか否かを判断する。
そして、これにより、補助熱源ユニット80の凍結防止運転の開始タイミングが遅れること、及び、不必要な補助熱源ユニット80の凍結防止運転の実行により、無駄な電力が消費されることを防止することができる。
なお、本実施形態においては、補助熱源ユニット80を備えた貯湯式給湯装置1を示したが、補助熱源ユニット80を備えていない貯湯式給湯装置に対しても、本発明の適用が可能である。
また、本実施形態では、補助熱源ユニットとして、ガスを燃料とする補助熱源ユニット80を示したが、石油等の他の燃料を用いる熱源ユニットや電気ヒータ等の他の種類の補助熱源ユニットを用いてもよい。
また、本実施形態では、設置箇所が異なる2個のタンク外気温度センサ(第1タンク外気温度センサ35、第2タンク外気温度センサ36)を備えた例を示したが、3個以上のタンク外気温度センサを備えて、最も低い検出温度を示すタンク外気温度データをヒートポンプコントローラ120に送信するようにしてもよい。また、1個のタンク外気温度センサを備えて、このタンク外気温度センサの検出温度を示すタンク外気温度データをヒートポンプコントローラ120に送信するようにしてもよい。
1…貯湯式給湯装置、10…貯湯ユニット、11…貯湯タンク、12…給水管、13…出湯管、21…給湯混合弁、26…タンク出湯温度センサ、28…混合温度センサ、29…出湯バイパス弁、33…出湯バイパス管、34…給水バイパス管、50…ヒートポンプユニット、80…補助熱源ユニット、100…貯湯コントローラ、101…タンク通信回路、102…沸かし上げ指示送信部、103…タンク外気温度送信部、120…ヒートポンプコントローラ、121…ヒートポンプ通信回路、123…電源供給制御回路、124…電源切替回路、125…ヒートポンプ制御回路、130…補助熱源コントローラ、131…補助熱源通信回路、132…凍結防止制御部、133…補助熱源外気温度送信部。

Claims (4)

  1. 貯湯タンクを有する貯湯ユニットと、
    該貯湯タンク内の湯水をヒートポンプにより加熱するヒートポンプユニットとを有する貯湯式給湯装置であって、
    前記貯湯ユニットは、
    前記ヒートポンプユニットとの間で通信を行うためのタンク通信回路と、
    前記貯湯ユニットの周囲温度を検出するタンク外気温度センサと、
    前記タンク外気温度センサの検出温度を示すタンク外気温度データを、前記ヒートポンプユニットに送信するタンク外気温度送信部と
    を備え、
    前記ヒートポンプユニットは、
    前記貯湯ユニットとの間で通信を行うためのヒートポンプ通信回路と、
    前記ヒートポンプユニットの周囲温度を検出するヒートポンプ外気温度センサと、
    前記ヒートポンプ外気温度センサと接続されて、前記ヒートポンプの作動を制御するヒートポンプ制御回路と、
    前記ヒートポンプ制御回路への電源の供給と遮断とを切替える電源切替回路と、
    前記貯湯ユニットから前記タンク外気温度データを受信したときに、該タンク外気温度データにより示される温度が所定の凍結判定温度以下であるか否かを判断し、該温度が該凍結判定温度以下であるときには、前記電源切替回路により前記ヒートポンプ制御回路に電源が供給される状態として、前記ヒートポンプ制御回路に、前記ヒートポンプ外気温度センサの検出温度に基づいて前記ヒートポンプユニットの凍結防止運転を実行させ、
    前記凍結防止運転が実行されていない待機状態であるときには、前記電源切替回路により前記ヒートポンプ制御回路への電源供給が遮断された状態とする電源供給制御回路と
    を備えたことを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 請求項1に記載の貯湯式給湯装置において、
    前記貯湯ユニットは、前記タンク外気温度センサとして設置箇所が異なる複数の温度センサを備え、
    前記タンク外気温度送信部は、前記複数の温度センサの検出温度のうちで最も低い検出温度を示すデータを、前記タンク外気温度データとして、前記ヒートポンプユニットに送信することを特徴とする貯湯式給湯装置。
  3. 請求項1に記載の貯湯式給湯装置において、
    前記貯湯タンクに接続されて前記貯湯タンク内の湯水が供給される出湯管の途中に設けられて、前記出湯管を流通する湯水を加熱する補助熱源機と、
    該補助熱源機の周囲温度を検出する補助熱源外気温度センサと、
    前記貯湯ユニットとの間で通信を行うための補助熱源通信回路と、
    前記補助熱源外気温度センサの検出温度を示す補助熱源外気温度データを、前記貯湯ユニットに送信する補助熱源外気温度送信部と
    を有する補助熱源ユニットを備え、
    前記タンク通信回路は、前記補助熱源ユニットとの間で通信を行い、
    前記タンク外気温度送信部は、前記補助熱源外気温度データにより示される温度と、前記タンク外気温度センサの検出温度とのうちの、低い方の温度を示すデータを、前記タンク外気温度データとして、前記ヒートポンプユニットに送信することを特徴とする貯湯式給湯装置。
  4. 請求項3に記載の貯湯式給湯装置において、
    前記貯湯ユニットは、前記タンク外気温度センサとして複数の温度センサを備え、
    前記タンク外気温度送信部は、前記補助熱源外気温度データにより示される温度と、前記複数の温度センサの検出温度とのうちで最も低い温度を示すデータを、前記タンク外気温度データとして、前記ヒートポンプユニットに送信することを特徴とする貯湯式給湯装置。
JP2012097194A 2012-04-20 2012-04-20 貯湯式給湯装置 Active JP5475049B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012097194A JP5475049B2 (ja) 2012-04-20 2012-04-20 貯湯式給湯装置
KR1020130041788A KR101393121B1 (ko) 2012-04-20 2013-04-16 저탕식 급탕장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012097194A JP5475049B2 (ja) 2012-04-20 2012-04-20 貯湯式給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013224790A JP2013224790A (ja) 2013-10-31
JP5475049B2 true JP5475049B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=49594952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012097194A Active JP5475049B2 (ja) 2012-04-20 2012-04-20 貯湯式給湯装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5475049B2 (ja)
KR (1) KR101393121B1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6017824B2 (ja) * 2012-04-23 2016-11-02 リンナイ株式会社 貯湯式給湯装置
JP6234254B2 (ja) * 2014-02-03 2017-11-22 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯機の制御装置及び制御方法
KR101579399B1 (ko) * 2015-01-21 2015-12-21 린나이코리아 주식회사 급탕시스템
CN105371498A (zh) * 2015-10-30 2016-03-02 株洲麦格米特电气有限责任公司 一种空气能热水器的自动控制方法
CN105509328A (zh) * 2015-12-22 2016-04-20 刘家发 一种多用途热水炉的控制电路
JP6583110B2 (ja) * 2016-04-12 2019-10-02 三菱電機株式会社 給湯システム
JP2018096682A (ja) * 2017-12-15 2018-06-21 パーパス株式会社 燃料電池システム
JP2018091614A (ja) * 2017-12-21 2018-06-14 パーパス株式会社 燃料電池システム
JP7186529B2 (ja) 2018-07-10 2022-12-09 リンナイ株式会社 給湯システム
CN110017604B (zh) * 2019-04-30 2021-01-29 南京晶华智能科技有限公司 一种热水器工作控制方法及装置
CN110726251B (zh) * 2019-09-29 2021-07-16 华帝股份有限公司 一种热水器的控制方法及应用其的热水器
CN114234446A (zh) * 2021-12-21 2022-03-25 清农集团有限公司 屠宰浸烫加热***

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3861807B2 (ja) 2002-12-19 2006-12-27 株式会社デンソー 給湯装置
JP2010032150A (ja) 2008-07-30 2010-02-12 Panasonic Corp ヒートポンプ式給湯機
JP2010175209A (ja) 2009-02-02 2010-08-12 Panasonic Corp ヒートポンプ式給湯機
JP5450143B2 (ja) 2010-02-09 2014-03-26 リンナイ株式会社 給湯システム

Also Published As

Publication number Publication date
KR20130118783A (ko) 2013-10-30
JP2013224790A (ja) 2013-10-31
KR101393121B1 (ko) 2014-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5475049B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP6017824B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2016125692A (ja) 給湯システム
JP5882119B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP5712197B2 (ja) ヒートポンプ熱源システム
KR101990855B1 (ko) 저탕식 온수저장탱크를 구비한 보일러의 온수 및 난방 자동 전환방법
KR101471291B1 (ko) 저탕식 급탕 시스템
JP2013224752A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5793450B2 (ja) ヒートポンプ熱源システム
JP2010002078A (ja) 給湯装置、給湯装置の制御装置及び複数の電動素子を有する装置の制御装置
JP5866226B2 (ja) 給湯装置
JP6628643B2 (ja) 給湯システム
JP5821002B2 (ja) 給湯システム
JP5925035B2 (ja) ヒートポンプ熱源システム
JP5712196B2 (ja) ヒートポンプ暖房システム
JP7186529B2 (ja) 給湯システム
JP2016191493A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2020153525A (ja) 給湯システム
JP6234387B2 (ja) 熱源装置
JP2014142112A (ja) 貯湯式給湯機
JP5853722B2 (ja) 連結型給湯器システム
JP2017072345A (ja) 暖房装置
JP6625813B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP6376388B2 (ja) 湯水混合装置
JP6628642B2 (ja) 給湯システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5475049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250