JP5474716B2 - 太陽光発電設備分譲システム - Google Patents

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この発明は、大規模な太陽光発電設備を複数の需要家・ユーザに対して分譲する太陽光発電設備分譲システムに関する。
太陽光発電は、再生可能エネルギーのひとつとして、その普及が推奨、促進され、国や自治体による設置費用の助成制度や、太陽光発電による余剰電力を高額で買い取る制度などが導入されている。また、太陽光発電を一般家庭に広く普及、促進させるために、簡単かつ安価に設置可能な家庭用簡易型太陽光発電システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムは、カーポートに敷設された太陽電池モジュールからの直流発電電力を、家庭用パワーコンディショナによって交流変換して家庭内負荷に供給する。また、バッテリー充電器によって、交流電力を直流電力に再変換して、電気自動車などのバッテリーに電力貯蔵し、あるいは、電力貯蔵された電力を交流変換して、家庭内負荷に電力供給するものである。
特開平8−019193号公報
ところで、家庭における太陽光発電では、需要家が所有する戸建て住宅の屋根などに太陽光発電設備を設置する場合が多く、マンションや賃貸住宅などには、太陽光発電設備を設置できない場合が多い。つまり、マンションや賃貸住宅などに居住している需要家は、太陽光発電を行いたくても、太陽光発電を行うことができない場合が多い。また、戸建て住宅の屋根などに太陽光発電設備を設置する場合であっても、屋根の方角や面積、周囲の建物による影の影響などの発電に関する諸条件を考慮して、設備投資に見合った十分な発電量が得られる場合に、太陽光発電設備の設置を決定する必要がある。このため、屋根が狭小であるために、設置できる太陽光発電設備の容量が制限されたり、屋根が南向きでなかったり日影が多いために、太陽光発電設備の設置を諦めなければならない場合が生じる。さらに、戸建て住宅を近い将来立て替えたり、リフォームする必要がある場合には、現時点での太陽光発電設備の設置を諦める場合がある。このように、居住環境によって太陽光発電設備の設置、促進が困難な場合があった。
また、屋根に設置した太陽光発電設備が起因となって、雨漏りや屋根の損傷などが生じるおそれがあり、さらに、太陽光発電設備の保守、管理が困難と考え、太陽光発電設備の設置を諦める場合がある。また、売電用の電力量計は、計量法に基づいて、需要家の負担、責任で定期的に交換する必要があるが、一般の需要家にとって、このような定期交換工事は大きな負担となっている。しかも、どのように交換したらよいのかわからない場合や、定期交換が必要なことを認識していない場合などもある。このように、太陽光発電設備の運用に関連する阻害要因によって、太陽光発電設備の設置、促進が困難な場合があった。
さらには、各家庭で太陽光発電設備を設置した場合、電力系統電圧の上昇によって発電量が抑制される場合があり、一般にその対策工事は、太陽光発電設備の設置者である需要家が負担しなければならない。また、家庭で太陽光発電し、家庭で消費した電力を差し引いた余剰電力は、電力会社が環境価値を含めて買い取っているが、家庭で消費した電力の環境価値については、適正に評価されていない。つまり、家庭で太陽光発電してそれを消費しても、環境に対する貢献度がほとんど評価されていない。一方、多くの家庭で太陽光発電設備が分散的に設置されることで、電力品質が低下するおそれがあり、その場合には、電力会社などが対策工事を行わなければならない状況が想定される。このように、太陽光発電設備の普及に伴う阻害要因などによって、太陽光発電設備の設置、促進が困難な場合があった。
そこでこの発明は、各家庭による太陽光発電の利用を促進することが可能な太陽光発電設備分譲システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電力会社が電力を各需要家に供給するために通常備えている設備であり、送電線や配電線、変電設備を含む送配電設備と、前記電力会社の送配電設備と系統連系され、太陽光発電した電力を前記電力会社の送配電設備に供給する太陽光発電設備と、前記各需要家宅に設けられ、前記電力会社の送配電設備から供給されて当該需要家宅で消費された電力量を計量する計量手段と、前記太陽光発電設備による発電電力のうち、前記各需要家に当該需要家による発電電力として割り当てられる割合を示す分譲量を記憶する分譲量記憶手段と、前記太陽光発電設備から前記電力会社の送配電設備への供給電力量と前記分譲量記憶手段に記憶された分譲量とに基づいて、前記各需要家による発電量とみなされる需要家発電量を算出し、この需要家発電量と前記計量手段で計量された電力量とに基づいて、前記各需要家の余剰電力量を算出する電力量算出手段と、を備えることを特徴とする太陽光発電設備分譲システムである。
この発明によれば、送配電設備から各需要家に電力が供給されるとともに、太陽光発電設備で発電された電力が送配電設備に供給される。そして、電力量算出手段によって、太陽光発電設備から送配電設備への供給電力量と各需要家の分譲量とに基づいて、各需要家の需要家発電量が算出される。つまり、各需要家の太陽光発電による発電量が算出され、さらに、この需要家発電量と計量手段で計量された各需要家宅の消費電力量とに基づいて、各需要家の余剰電力量が算出される。すなわち、各需要家宅で消費された電力量よりも太陽光発電による発電量が超過している場合に、その超過分であり電力会社などに売電できる電力量が算出される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の太陽光発電設備分譲システムにおいて、前記需要家発電量と前記計量手段で計量された電力量とに基づいて、前記需要家発電量のうちの当該需要家宅で消費された電力量である自己消費電力量を、前記各需要家に対して算出し、前記全需要家のすべての自己消費電力量に対する前記各需要家の自己消費電力量の割合を示す自己消費割合を算出する自己消費算出手段を備える、ことを特徴とする。
この発明によれば、各需要家による太陽光発電とみなされる発電量のなかで、その需要家宅で消費された電力量、つまり自家で発電して自家で消費した電力量が、自己消費電力量として算出される。そして、全需要家の自己消費電力量、つまり太陽光発電設備による全自己消費電力量、に対する個々の需要家の自己消費電力量の割合が、自己消費割合として算出される。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の太陽光発電設備分譲システムにおいて、前記太陽光発電設備の管理運営に要する費用と、前記分譲量記憶手段に記憶された分譲量とに基づいて、前記各需要家に割り当てられる費用負担分を算出する費用算出手段を備える、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3に記載の太陽光発電設備分譲システムにおいて、前記各需要家からの申し込みを受け、予め設定された範囲内で前記申し込みによる分譲量を前記分譲量記憶手段に登録する登録手段を備える、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、予め登録、記憶された分譲量に応じて、太陽光発電設備から送配電設備への供給電力量が、各需要家の太陽光発電による発電量としてみなされる。すなわち、各需要家は、実際に自己の家屋などに太陽光発電設備を設置しなくても、太陽光発電を行っているとみなされる、ことができる。そして、その発電量と消費電力量とに基づいて、各需要家の余剰電力量が算出されるため、この余剰電力量を電力会社などに売電することができる。
このように、太陽光発電設備を設置しているかのように、太陽光発電による発電量を得ることができ、その余剰電力量を売電することができるため、居住環境によらず、誰でも太陽光発電による利益を享受することが可能となる。また、個々の需要家が太陽光発電設備を設置する必要がないため、雨漏りや屋根の損傷などが生じることがなく、太陽光発電設備の保守、管理や、電力系統電圧の上昇に対する対策工事などを行う必要もない。さらに、多くの太陽光発電設備が分散的に設置されることがないため、電力品質が低下することがなく、そのための対策工事を行う必要もない。そして、これらの結果、各家庭による太陽光発電の利用を促進することが可能となる。ここで、電力会社が各需要家に電力料金として請求する金額の根拠となる電力量は、各需要家で消費する電力量が、発電電力量を上回った量を積算することで算出される。
請求項2に記載の発明によれば、太陽光発電設備で発電して各需要家で消費された全自己消費電力量に対する、個々の需要家の自己消費電力量の割合が算出される。このため、例えば、全自己消費電力量をグリーン電力証書化し、これを環境価値として販売して得られた利益を、上記割合に基づいて各需要家に還元することで、各需要家による環境に対する貢献度を、適正に評価することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、分譲量に応じて、太陽光発電設備の管理運営に要する各需要家の費用負担分が算出されるため、この費用負担分を各需要家が負担することで、個々に太陽光発電設備を設置することなく、太陽光発電による利益を享受することができる。しかも、分譲量つまり発電量に応じた費用負担分が算出されるため、太陽光発電による利益に応じた費用負担となり、需要家間の公平性を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、各需要家からの申し込みによって分譲量が登録されるため、各需要家は、所望の発電量および太陽光発電による利益を得ることができる。しかも、予め設定された範囲内で分譲量が登録可能なため、特定の需要家のみが太陽光発電による利益を享受することなどを防止し、より多くの家庭による太陽光発電の利用を促進することが可能となる。
この発明の実施の形態に係る太陽光発電設備分譲システムを示す概略構成図である。 図1のシステムのソーラー事業者サーバを示す概略構成ブロック図である。 図2のソーラー事業者サーバの第1の需要家データベースのデータ構成図である。 図2のソーラー事業者サーバの登録タスクのフローチャートである。 図1のシステムの電力会社サーバを示す概略構成ブロック図である。 図5の電力会社サーバの第2の需要家データベースのデータ構成図である。 図1のシステムにおける余剰電力、自己消費電力および買電電力の関係を示す図である。 図5の電力会社サーバの電力量タスクのフローチャートである。 図1のシステムの作用を示すタイミングチャートである。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る太陽光発電設備分譲システム1を示す概略構成図である。この太陽光発電設備分譲システム1は、太陽光発電設備2の権利を複数の需要家・ユーザUに対して分譲するシステムであり、主として、太陽光発電設備2と、ソーラー事業者サーバ3と、送配電設備(電力供給設備)4と、電力会社サーバ5と、電力メータ(計量手段)6とを備える。ここで、太陽光発電設備2とソーラー事業者サーバ3とは、太陽光発電設備2を設置、運用等し、分譲サービスを提供するソーラー事業者SCが保有し、送配電設備4と電力会社サーバ5とは、各需要家Uに電力を供給する電力会社PCが保有するものとする。
太陽光発電設備2は、太陽光モジュールが多数配設され、太陽光を利用して発電する大規模な発電設備であり、送配電設備4と系統連系され、発電した全電力を送配電設備4に供給・逆潮流するようになっている。ここで、発電した電力の一部をソーラー事業者SCで消費し、残りの電力を送配電設備4に供給するようにしてもよい。この場合、送配電設備4への供給電力量が、後述する電力量タスク54などにおける「太陽光発電設備2による発電量」となる。また、太陽光発電設備2による発電電力値は、逐次・リアルタイムに、ソーラー事業者サーバ3に送信されるようになっている。
ソーラー事業者サーバ3は、各需要家Uから分譲サービスの申し込みを受け付けたり、太陽光発電設備2の管理運営に要する費用を各需要家Uに請求したりするコンピュータであり、図2に示すように、主として、通信部31と、第1の需要家データベース(分譲量記憶手段)32と、登録タスク(登録手段)33と、費用負担タスク(費用算出手段)34と、自己消費タスク(自己消費算出手段)35と、これらを制御などする中央処理部36とを備えている。
通信部31は、通信網NWを介して、電力会社サーバ5や各需要家Uの情報通信端末(図示せず)などと通信を行うための通信装置である。
第1の需要家データベース32は、分譲サービスの契約をしている需要家Uに関する情報を記憶したデータベースであり、図3に示すように、契約番号321ごとに、需要家名322、住所323、電力会社324、分譲量325、自己消費電力326、費用負担327、その他328が記憶されている。
具体的に、需要家名322には、契約をした需要家Uの氏名が記憶され、住所323には、需要家U宅の所在地が記憶されている。電力会社324には、需要家Uが電力供給を受けている電力会社の会社名が記憶され、分譲量325には、後述するようにして、太陽光発電設備2による発電電力のうち、この需要家Uによる発電電力として割り当てられる割合を示す電力値(分譲量)が記憶されている。自己消費電力326には、後述するように、この需要家Uによる発電でこの需要家U宅が消費した電力データ(自己消費電力量)が記憶され、費用負担327には、太陽光発電設備2の管理運営に要する費用のうち、この需要家Uが負担すべき費用負担分が記憶されている。
このような契約番号321と、需要家名322と、住所323と、電力会社324と、分譲量325とは、登録タスク33で登録・記憶され、自己消費電力326は、後述するように、電力会社サーバ5の電力量タスク54によるデータ送信を受けて、登録・記憶される。また、費用負担327は、費用負担タスク34で登録・記憶される。
登録タスク33は、各需要家Uからの申し込みを受け、予め設定された範囲内で申し込みによる分譲量を第1の需要家データベース32に登録するプログラムであり、図4に示すフローチャートに基づいている。ここで、需要家Uは、分譲サービスの申し込みを行う際に、ソーラー事業者サーバ3が提供するWebページにアクセスすることで、登録タスク33が起動するようになっている。
まず、分譲サービスの契約に要する情報を記入、入力するための申込画面を出力する(ステップS1)。ここで、契約に要する情報には、需要家Uの氏名、住所などのほかに、需要家Uが電力供給を受けている電力会社名や、希望する分譲量が含まれ、分譲量は、kW単位で入力可能となっている。次に、需要家Uが申込画面に分譲量などの情報を入力すると(ステップS2)、入力された電力会社がソーラー事業者SCと連系、契約している電力会社PCか否かを判断する(ステップS3)。なぜなら、太陽光発電設備2が系統連系されている送配電設備4の電力会社PCでないと、太陽光発電による電力を送配電設備4に供給できないためであり、この実施の形態では、需要家Uが電力供給を受けている電力会社PCに対してのみ、後述する余剰電力の売電が行えるものである。ここで、ソーラー事業者SCが太陽光発電設備2を複数保有し、太陽光発電設備2ごとに系統連系している電力会社PCが異なる場合には、そのいずれかの電力会社PCが入力された電力会社であるか否かを判断する。
ステップS3の結果、連系している電力会社PCでない場合には、サービス提供ができない旨を出力し(ステップS4)、連系している電力会社PCである場合には、入力された分譲量が適正か否かを判断する(ステップS5)。すなわち、この実施の形態では、契約できる分譲量の上下限値(例えば、1〜5kW)が予め設定され、入力された分譲量がこの上下限値内であるか否かを判断する。また、この需要家Uが既に自家に太陽光発電設備を設置している場合には、ステップS4と同様に、サービス提供ができない旨を出力する。ここで、この判断は、太陽光発電設備の設置(売電契約)の有無が記憶されている電力会社PCの電力会社サーバ5などに、太陽光発電設備の設置の有無を問い合わせることで行う。
ステップS5の結果、入力された分譲量が適正でない場合には、ステップS1に戻り、再度の入力を待つ。一方、入力された分譲量が適正な場合には、入力された情報を第1の需要家データベース32に契約番号を付加して登録・入力する(ステップS6)。さらに、ステップS1で入力された電力会社PCの電力会社サーバ5に対して、需要家Uの氏名、住所および分譲量を登録データとして送信する(ステップS7)ものである。
費用負担タスク34は、太陽光発電設備2の管理運営に要する費用と、第1の需要家データベース32に記憶された分譲量とに基づいて、各需要家Uに割り当てられる費用負担分を算出するプログラムである。具体的には、太陽光発電設備2の運営、保守、土地利用などに要する全費用と、太陽光発電設備2の全発電容量が予め設定、記憶され、全費用と全発電容量とに基づいて、単位電力あたりの費用負担分(単位負担分)を算出する。そして、この単位負担分に需要家Uの分譲量を乗じて、需要家Uの費用負担分を算出し、需要家データベース32の費用負担327に登録・入力するものである。
このような費用負担タスク34は、登録タスク33が起動された後、すなわち分譲サービスの申し込みが行われた後に起動され、申し込みがあった需要家Uに対して算出する。あるいは、太陽光発電設備2の管理運営に要する全費用が変更された場合などに起動され、必要に応じて、全需要家Uに対して算出する。また、後述するように、費用負担タスク34によって算出された費用負担分に基づいて、各需要家Uに対して請求書が毎月発行、送付される。
自己消費タスク35は、自己消費電力326に記憶された自己消費電力量に基づいて、全自己消費電力量に対する各需要家Uの自己消費電力量の割合を示す自己消費割合を算出するプログラムである。ここで、自己消費電力量については後述するが、需要家Uによる発電とみなされる発電電力のうち、この需要家Uによって消費された電力量を示すものである。
具体的には、太陽光発電設備2における全需要家Uの自己消費電力量を加算して全自己消費電力量を算出し、この全自己消費電力量に対する各需要家Uの自己消費電力量の割合を、自己消費割合として算出し、算出結果を第1の需要家データベース32のその他328に記憶するものである。このような自己消費タスク35は、後述するように、グリーン電力証書化による利益を各需要家Uに還元する場合に起動され、算出された自己消費割合に基づいて、各需要家Uに対して還付金が還元される。
送配電設備4は、電力を各需要家Uに供給する設備であり、送電線、配電線、変電設備などが含まれ、電力会社PCが各需要家Uに電力を供給するために通常備えている設備である。また、太陽光発電設備2と系統連系され、太陽光発電設備2から逆潮流された電力を受け、その電力量を逐次電力会社サーバ5に送信するようになっている。
電力メータ6は、各需要家U宅に設けられ、需要家U宅で消費された電力量を計量する計器であり、通信機能を備え、通信網NWを介して計量結果を逐次電力会社サーバ5に送信するようになっている。
電力会社サーバ5は、各需要家Uの発電量や余剰電力量を算出などするコンピュータであり、図5に示すように、主として、通信部51と、第2の需要家データベース(分譲量記憶手段)52と、ソーラーデータベース53と、電力量タスク(電力量算出手段)54と、これらを制御などする中央処理部55とを備えている。
通信部51は、通信網NWを介して、ソーラー事業者サーバ3や各需要家Uの電力メータ6、情報通信端末などと通信を行うための通信装置である。
第2の需要家データベース52は、分譲サービスの契約をしている需要家Uに関する情報を記憶したデータベースであり、図6に示すように、契約番号521ごとに、需要家名522、住所523、ソーラー会社524、分譲量525、消費電力526、その他527が記憶されている。
具体的に、需要家名522には、契約をした需要家Uの氏名が記憶され、住所523には、需要家U宅の所在地が記憶されている。ソーラー会社524には、需要家Uが分譲サービスを受けているソーラー事業者SCの事業者名が記憶され、分譲量525には、この需要家Uによる発電として割り当てられた電力値が記憶されている。消費電力526には、この需要家U宅で消費された電力データが記憶されている。具体的には、図7の消費ラインL1に示すように、各日における各時間の消費電力が記憶されている。
このような需要家名522と、住所523と、ソーラー会社524と、分譲量525とは、上記のように、ソーラー事業者サーバ3の登録タスク33から登録データを受信した際に登録・記憶され、消費電力526は、各需要家Uの電力メータ6から計量結果を受信するたびに、登録・記憶される。
ソーラーデータベース53は、太陽光発電設備2から送配電設備4に供給された電力量・逆潮流量を記憶するデータベースであり、送配電設備4から電力量を受信して登録・記憶される。具体的には、各日における各時間の発電電力が記憶されている。
電力量タスク54は、太陽光発電設備2による発電量と第2の需要家データベース52に記憶された分譲量とに基づいて、各需要家Uによる発電量とみなされる需要家発電量を算出し、この需要家発電量と電力メータ6で計量された電力量とに基づいて、各需要家Uの余剰電力量などを算出するプログラムであり、図8に示すフローチャートに基づいている。
まず、太陽光発電設備2による発電量をソーラーデータベース53から取得し(ステップS11)、最初の需要家Uの分譲量を第2の需要家データベース52から取得する(ステップS12)。次に、取得した発電量と分譲量とに基づいて、この需要家Uによる発電量とみなされる需要家発電量を算出する(ステップS13)。すなわち、太陽光発電設備2の全発電容量に対する分譲量の比率・割合を算出し、太陽光発電設備2による実際の発電量にこの比率を乗じて、需要家発電量を算出する。これにより、例えば、図7の発電ラインL2に示すように、この需要家Uによる発電とみなされる発電電力が得られる。
ここで、この実施の形態では、上記のように、太陽光発電設備2で発電した全電力を送配電設備4に供給するため、太陽光発電設備2による発電量が、そのまま送配電設備4への供給電力量となる。これに対して、太陽光発電設備2による発電量の一部を送配電設備4に供給する場合には、太陽光発電設備2による発電量は、送配電設備4に供給された電力量を意味する。
続いて、この需要家Uの消費電力データを第2の需要家データベース52から取得し(ステップS14)、余剰電力量、自己消費電力量、買電電力量を算出する(ステップS15)。すなわち、図7に示すように、ステップS13で算出した発電電力(発電ラインL2)と、取得した消費電力(消費ラインL1)とを重ね合わせる。そして、発電ラインL2で囲まれた電力量のうち、消費ラインL1で囲まれていない電力量(図中右ハッチングのみの部分)を余剰電力量P1として算出する。この余剰電力量P1は、自家が発電した電力のうち、自家で消費されなかった余りの電力の量となる。
また、発電ラインL2で囲まれた電力量のうち、消費ラインL1にも囲まれている電力量(図中右ハッチングと左ハッチングとが混在する部分)を自己消費電力量P2として算出する。この自己消費電力量P2は、自家が発電した電力のうち(自家発電中に)、自家で消費した電力の量となる。さらに、消費ラインL1で囲まれた電力量のうち、発電ラインL2で囲まれていない電力量(図中左ハッチングのみの部分)を買電電力量P3として算出する。この買電電力量P3は、自家の発電によらない電力を消費した電力量となる。
このような余剰電力量P1などの算出を所定期間の各日に対して行う。具体的には、当月の全日に対して行い、各日の結果を合計して当月の余剰電力量P1などを算出する。そして、これらの算出結果を第2の需要家データベース52のその他527に記憶する(ステップS16)。
次に、すべての需要家Uに対する処理が終了していない場合(ステップS17で「N」の場合)には、次の需要家Uの分譲量を第2の需要家データベース52から取得し(ステップS18)、ステップS13〜S16の処理を繰り返す。一方、すべての需要家Uに対する処理が終了した場合(ステップS17で「Y」の場合)には、全需要家Uの自己消費電力量P2をソーラー事業者サーバ3に送信する(ステップS19)ものである。
このような電力量タスク54は、毎月起動され、上記のようにして算出された当月の余剰電力量P1、自己消費電力量P2および買電電力量P3に基づいて、後述するような電力料金の請求などが行われる。また、上記のように、電力量タスク54のステップS15で、自己消費算出手段としての処理である自己消費電力量P2の算出を行っているが、これは、ソーラー事業者サーバ3で算出するには、消費電力(消費ラインL1)のデータが必要となるからである。すなわち、各需要家Uの消費電力情報の流れを防止するためであるが、このような問題がない場合などには、ソーラー事業者サーバ3に消費電力データを送信して、ソーラー事業者サーバ3で自己消費電力量P2を算出してもよい。あるいは、電力量タスク54で自己消費算出手段を兼ね備え、各需要家Uの自己消費割合を算出し、その算出結果をソーラー事業者サーバ3に送信するようにしてもよい。
次に、このような構成の太陽光発電設備分譲システム1の作用について、図9に基づいて説明する。ここで、分譲サービスの申し込みは既に行われ、上記のように、登録タスク33が起動されて分譲量などが記憶され、費用負担タスク34が起動されて費用負担分が記憶されているものとする。
まず、太陽光発電設備2による発電電力が送配電設備4に供給・逆潮流され(ステップS21)、電力会社サーバ5のソーラーデータベース53に、計量された電力量が逐次記憶される(ステップS22)。一方、送配電設備4から各需要家Uに対して電力が供給され(ステップS23)、その消費電力量が電力メータ6で計量される(ステップS24)。そして、電力メータ6から電力会社サーバ5に計量結果が逐次送信され(ステップS25)、この消費電力量が第2の需要家データベース52に記憶される(ステップS26)。
このような発電、電力消費の状態において、毎月所定時に電力量タスク54が起動され(ステップS27)、上記のようにして、各需要家Uに対する当月の余剰電力量P1、自己消費電力量P2および買電電力量P3が算出される。また、算出された自己消費電力量P2がソーラー事業者サーバ3に送信され(ステップS28)、自己消費タスク35が起動されて(ステップS29)、各需要家Uの自己消費割合が算出される。ここで、自己消費タスク35の起動は、後述する環境価値の販売時(ステップS33)に行ってもよい。
次に、所定時において、算出した余剰電力量P1に基づいて、電力会社PCから各需要家Uに対して買取料金(売電料金)の支払いが行われる(ステップS30)。すなわち、余剰電力量P1に売電料金の単価を乗算した買取料金が支払われる。続いて、算出した買電電力量P3に基づいて、電力会社PCから各需要家Uに対して電力料金(買電料金)の請求が行われる(ステップS31)。すなわち、買電電力量P3に買電料金の単価を乗算した電力料金が請求される。ここで、余剰電力買取制度に基づいて、売電料金の単価は、買電料金の単価よりも高く設定されている。
また、所定時において、ソーラー事業者SCから各需要家Uに対して、太陽光発電設備2の管理運営に要する費用負担分が請求される(ステップS32)。すなわち、先の費用負担タスク34によって算出、記憶された費用負担分に基づいて、各需要家Uに請求が行われる。一方、太陽光発電設備2による発電量(電力会社PC側への供給電力量)のうち、需要家Uに分譲されなかった電力量については、所定の単価により電力会社PCからソーラー事業者SCに買取料金が支払われる。
さらに、ソーラー事業者SCにおいて自己消費電力量をグリーン電力証書化し、これを環境価値として第三者に販売した場合(ステップS33)、得られた利益が各需要家Uに還付される(ステップS34)。具体的には、販売して得られた利益を、先の自己消費タスク35で算出された自己消費割合に基づいて、各需要家Uに分配する。つまり、自己消費割合が高い各需要家Uに対しては、より多く分配し、このような還付金を各需要家Uに還元するものである。ここで、グリーン電力証書化とは、再生可能エネルギーによって得られた電力の環境付加価値を、取引可能な証書にしたものである。
以上のように、この太陽光発電設備分譲システム1によれば、各需要家Uの分譲量に応じて、太陽光発電設備2による発電が各需要家Uの太陽光発電としてみなされる。すなわち、各需要家Uは、実際に自己の家屋などに太陽光発電設備を設置しなくても、太陽光発電設備を設置する場合と同等な利益、つまり余剰電力を売電したり、グリーン電力証書化による利益の還元を受けたりすることができる。
このように、本分譲サービスを受けることで、各需要家Uが太陽光発電設備を設置する必要がなく、居住環境によらず、誰でも等しく、かつ、いつでも、太陽光発電設備を設置しているかのように、太陽光発電による利益を享受することが可能となる。また、需要家U宅において、雨漏りや屋根の損傷などが生じることがなく、各需要家Uが太陽光発電設備の保守、管理を行う必要もない。さらに、ソーラー事業者SCが一括して電圧対策を行うため、電力系統電圧の上昇によって発電量が抑制されることがなく、同様に、太陽光発電設備2が集中して設置されているため、電力品質を容易かつ適正に管理することが可能となる。また、売電やグリーン電力証書化による利益の還元によって、各需要家Uによる環境に対する貢献度を、適正に評価することが可能となる。しかも、ソーラー事業者SCが一括してグリーン電力証書化するため、証書化の費用を低減することができる。そして、これらの結果、各家庭による太陽光発電の利用を促進することが可能となる。
一方、分譲量に応じた費用負担分を各需要家Uが負担することで、個々に太陽光発電設備を設置することなく、太陽光発電による利益を享受することができる。しかも、分譲量つまり発電量に応じた費用負担分が算出されるため、太陽光発電による利益に応じた費用負担となり、需要家U間の公平性を確保することができる。また、各需要家Uからの申し込みによって分譲量が登録されるため、各需要家Uは、所望の発電量および太陽光発電による利益を得ることができる。しかも、予め設定された上下限値内で分譲量が登録可能なため、特定の需要家Uのみが太陽光発電による利益を享受することなどを防止し、より多くの家庭による太陽光発電の利用を促進することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、需要家Uに電力供給している電力会社PCの送配電設備4が、ソーラー事業者SCの太陽光発電設備2と連系していることを前提としているが、送配電設備4と太陽光発電設備2とが直接連系していない場合であっても、本システム1を適用可能である。すなわち、発電電力や消費電力などの情報・データを送受信することで、余剰電力量や自己消費電力量などの算出や、各種請求などが可能となる。また、分譲量をkW単位で登録等しているが、太陽光発電設備2の権利全体に対するパーセンテージなどを登録等するようにしてもよい。さらに、各需要家Uの居住環境に基づいて、各需要家Uへの分譲量を設定するようにしてもよい。例えば、対象の需要家U宅で太陽光発電設備を設置した場合に得られると想定される発電量に基づいて分譲量を設定したり、既に太陽光発電設備を設置している周辺住民の発電量に基づいて分譲量を設定したりしてもよい。
ところで、次のような太陽光発電設備分譲プログラムを電力会社PCやソーラー事業者SCのコンピュータにインストールすることで、本システム1と同等の作用、効果を得るようにしてもよい。すなわち、
コンピュータを、
電力メータ6から消費電力量を受信する消費電力受信手段(上記の通信部51に相当)と、
太陽光発電設備2から発電量を受信する発電量受信手段(上記の通信部51に相当)と、
各需要家Uの分譲量を記憶する分譲量記憶手段(上記の第2の需要家データベース52に相当)と、
発電量受信手段で受信した発電量と分譲量記憶手段に記憶された分譲量とに基づいて、各需要家Uによる発電量とみなされる需要家発電量を算出し、この需要家発電量と消費電力受信手段で受信した消費電力量とに基づいて、各需要家Uの余剰電力量、自己消費電力量、買電電力量を算出する電力量算出手段(上記の電力量タスク54に相当)、
として機能させるための太陽光発電設備分譲プログラム。
1 太陽光発電設備分譲システム
2 太陽光発電設備
3 ソーラー事業者サーバ
32 第1の需要家データベース(分譲量記憶手段)
33 登録タスク(登録手段)
34 費用負担タスク(費用算出手段)
35 自己消費タスク(自己消費算出手段)
4 送配電設備(電力供給設備)
5 電力会社サーバ
52 第2の需要家データベース(分譲量記憶手段)
54 電力量タスク(電力量算出手段)
6 電力メータ(計量手段)
U 需要家
SC ソーラー事業者
PC 電力会社
P1 余剰電力量
P2 自己消費電力量
P3 買電電力量

Claims (4)

  1. 電力会社が電力を各需要家に供給するために通常備えている設備であり、送電線や配電線、変電設備を含む送配電設備と、
    前記電力会社の送配電設備と系統連系され、太陽光発電した電力を前記電力会社の送配電設備に供給する太陽光発電設備と、
    前記各需要家宅に設けられ、前記電力会社の送配電設備から供給されて当該需要家宅で消費された電力量を計量する計量手段と、
    前記太陽光発電設備による発電電力のうち、前記各需要家に当該需要家による発電電力として割り当てられる割合を示す分譲量を記憶する分譲量記憶手段と、
    前記太陽光発電設備から前記電力会社の送配電設備への供給電力量と前記分譲量記憶手段に記憶された分譲量とに基づいて、前記各需要家による発電量とみなされる需要家発電量を算出し、この需要家発電量と前記計量手段で計量された電力量とに基づいて、前記各需要家の余剰電力量を算出する電力量算出手段と、
    を備えることを特徴とする太陽光発電設備分譲システム。
  2. 前記需要家発電量と前記計量手段で計量された電力量とに基づいて、前記需要家発電量のうちの当該需要家宅で消費された電力量である自己消費電力量を、前記各需要家に対して算出し、前記全需要家のすべての自己消費電力量に対する前記各需要家の自己消費電力量の割合を示す自己消費割合を算出する自己消費算出手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電設備分譲システム。
  3. 前記太陽光発電設備の管理運営に要する費用と、前記分譲量記憶手段に記憶された分譲量とに基づいて、前記各需要家に割り当てられる費用負担分を算出する費用算出手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の太陽光発電設備分譲システム。
  4. 前記各需要家からの申し込みを受け、予め設定された範囲内で前記申し込みによる分譲量を前記分譲量記憶手段に登録する登録手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の太陽光発電設備分譲システム。
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