JP5472960B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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この発明は、検索用入力域に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う検索機能を有する端末装置及びプログラムに関する。
一般に、携帯電話装置、パーソナルコンピュータなどの端末装置において、インターネット接続時には表示画面上に検索窓と呼ばれる検索用入力域が表示されており、この検索窓内に任意の検索文字列がユーザ操作によって入力されると、Webブラウザを起動して当該検索文字列に該当するWebページの検索を要求するようにしている。
ところで、検索窓内に検索文字列を入力する場合にその入力操作を軽減するための技術として、従来では、Webページ内の任意の文字列が選択されると、この文字列を検索窓に入力するようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2004−259216号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、検索文字列を入力する手間を軽減することができるとはいえ、Webページ内から任意の文字列を選択する際に、ユーザ操作によって所望する文字列を範囲指定する必要があった。このような範囲指定は、ユーザに負担をかけるほか、その範囲指定を間違えると、間違った検索が行われてしまうことになる。また、Webページ内から所望する文字列を探し出す際に、どのような文字列を選択するかを迷うことも多く、結果的に検索までに時間を要してしまうことになる。
この発明の課題は、検索用入力域に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う際に、その入力から検索開始までを効率良く行うことができるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、検索用入力域に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う検索機能を有する端末装置であって、当該端末装置で出力中のコンテンツの種類を判別する判別手段と、この判別手段によって判別されたコンテンツ種類に基づいて、当該端末装置で出力中のコンテンツから前記検索文字列の候補を抽出する際の文字列候補抽出方法を特定する特定手段と、この特定手段によって特定された文字列候補抽出方法を用いて、当該端末装置で出力中のコンテンツ、または該コンテンツに付加されている情報に含まれている文字データを解析して前記検索文字列の候補を抽出する抽出手段と、この抽出手段によって抽出された検索文字列候補の中から所定の優先順位に従って選択した最優先文字列候補を前記検索用入力域に入力させる入力制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、デジタルテレビ放送を受信するテレビ放送受信手段を更に備え、前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記テレビ放送受信手段によって受信されるテレビ放送に付加されている文字データである、ことを特徴とする請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、デジタルテレビ放送を受信するテレビ放送受信手段と、音声から文字データを認識する音声認識手段と、を更に備え、前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記テレビ放送受信手段によって受信されたテレビ放送の音声から前記音声認識手段によって認識された文字データである、ことを特徴とする請求項3記載の発明であってもよい。
請求項3に従属する発明として、前記抽出手段は、前記テレビ放送受信手段によって受信されるテレビ放送に付加されている文字データと前記テレビ放送受信手段によって受信されたテレビ放送の音声から前記音声認識手段によって認識された文字データとを解析して前記検索文字列の候補を抽出する、ようにしたことを特徴とする請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、音声通話を行う通話手段と、音声から文字データを認識する音声認識手段と、を更に備え、前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記通話手段によって受信された通話音声から前記音声認識手段によって認識された文字データである、ことを特徴とする請求項5記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、電子メールを送受信する電子メール手段を更に備え、前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記電子メール手段によって送信あるいは受信される電子メールに含まれている文字データである、ことを特徴とする請求項6記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、ネットワーク上に公開されている情報ページをアクセスするアクセス手段を更に備え、前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記アクセス手段によってアクセスした情報ページに含まれている文字データである、ことを特徴とする請求項7記載の発明であってもよい。
請求項に従属する発明として、音楽データあるいは動画データを再生する再生手段を更に備え、前記抽出手段は、前記再生手段によって再生される音楽データあるいは動画データに付加されている文字データの中から当該音楽あるいは動画に関する文字列を前記検索文字列の候補として抽出する、とを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
請求項に従属する発明として、ネットワーク上に公開されている特定情報ページをアクセスするためのアクセス情報を記憶する記憶手段、前記再生手段によって音楽データあるいは動画データを再生している再生中において前記検索用入力域に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う場合に、前記アクセス情報を読み出して前記特定情報ページに対する検索要求を行う検索要求手段とを更に備えることを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記抽出手段によって抽出された各検索文字列候補の優先順位を決定する順位決定手段を更に備え、前記入力制御手段は、前記順位決定手段によって決定された優先順位のうち最優先順位の候補を、前記最優先文字列候補として前記検索用入力域に入力させる、ことを特徴とする請求項10記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記抽出手段によって抽出された検索文字列候補を一覧表示する一覧表示手段を更に備え、前記入力制御手段は、前記最優先文字列候補に代えて、前記一覧表示手段によって一覧表示されている各検索文字列候補の中から任意に選択された候補を前記検索用入力域に入力させる、ことを特徴とする請求項11記載の発明であってもよい。
請求項11に従属する発明として、前記抽出手段によって抽出された各検索文字列候補を前記一覧表示させる場合の優先順位を決定する順位決定手段を更に備え、前記一覧表示手段は、前記順位決定手段によって決定された優先順位を表示順位としてその順位にしたがった並び順となるように各検索文字列候補を一覧表示し、前記入力制御手段は、前記一覧表示の中から任意に選択された検索文字列候補を前記検索用入力域に入力させる、とを特徴とする請求項12記載の発明であってもよい。
請求項12に従属する発明として、前記入力制御手段は、前記順位決定手段によって決定された優先順位のうち最優先順位の候補を前記検索用入力域に入力させる、とを特徴とする請求項13記載の発明であってもよい。
請求項10、12に従属する発明として、前記順位決定手段は、前記抽出手段によって抽出された各検索データ候補の出現頻度に基づいて前記優先順位を決定する、ことを特徴とする請求項14記載の発明であってもよい。
請求項10、12に従属する発明として、前記順位決定手段は、前記抽出手段によって抽出された各検索データ候補の出現時刻に基づいて前記優先順位を決定する、とを特徴とする請求項15記載の発明であってもよい。
請求項11に従属する発明として、前記一覧表示手段は、前記順位決定手段によって決定された優先順位に基づいてその下位の候補を一覧表示から一定条件下で消去する、とを特徴とする請求項16記載の発明であってもよい。
請求項11に従属する発明として、前記データ検索用入力域に入力された検索文字列が検索履歴として記憶されている状態において、前記一覧表示手段は、前記抽出手段によって抽出された検索文字列候補を前記検索履歴と共に一覧表示する、とを特徴とする請求項17記載の発明であってもよい。
請求項に従属する発明として、前記検索用入力域に入力された検索文字列に基づいてデータ検索を行う場合に、ネットワーク上に公開されている情報ページへの検索を指示する、とを特徴とする請求項18記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項19記載の発明は、コンピュータに対して、検索用入力域に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行うステップと、出力中のコンテンツの種類を判別するステップと、この判別されたコンテンツ種類に基づいて、前記出力中のコンテンツから前記検索文字列の候補を抽出する際の文字列候補抽出方法を特定するステップと、この特定された文字列候補抽出方法を用いて、前記出力中のコンテンツ、または該コンテンツに付加されている情報に含まれている文字データを解析して前記検索文字列の候補を抽出するステップと、前記抽出された検索文字列候補の中から所定の優先順位に従って選択した最優先文字列候補を前記検索用入力域に入力するステップと、実現させるためのプログラムを特徴とする。

この発明によれば、検索用入力域に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う際に、ユーザに負担をかけずにその入力から検索開始までを効率良く行うことができ、検索文字列入力支援として実用性に富んだものとなる。
以下、図1〜図12を参照して本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は、端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、例えば、2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、音声通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、テレビ放送を受信するテレビ放送受信機能、音楽/動画コンテンツなどを再生するコンテンツ再生機能、検索用入力域(検索窓)に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行うデータ検索機能など、各種の機能が備えられている。この携帯電話装置は、図示省略したが、無線通信網(公衆移動体通信網)を介してインターネットに接続されており、この無線通信網やインターネット側のメールサーバとの間で電子メールの送受信が可能なほか、インターネットを介して任意のWebページをアクセス可能となっている。
制御部1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御するもので、この制御部1にはCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部3は、内部メモリで、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図4〜図8に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。なお、記憶部3としては、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよい。
表示部4は、液晶、有機ELなどを使用した高精細な表示装置で、数値、文字、待受画像、テレビ映像などを表示可能なもので、その待受画面のピクトエリアには、時刻表示、受信感度などが表示される。操作部5は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、制御部1は、操作部5からの操作信号に応じた処理として、例えば、発信処理など、各種の処理を実行する。通信部6は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、電話部7を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部7から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させる。
テレビ放送受信部8は、携帯電話などの携帯受信機向けの地上波デジタルテレビ放送を受信するもので、テレビ映像及び音声情報以外にも電子番組表(EPG)なども含めて受信可能である。テレビ放送受信部8は、TVアンテナに接続されていて放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像データ、音声データ、文字データ(例えば、字幕データなど)に分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有している。
コンテンツ再生部9は、音楽コンテンツ、映像コンテンツなどを再生するもので、再生開始操作/終了操作に応じて再生動作が制御される。なお、音楽コンテンツ、映像コンテンツは、テレビ放送受信部8から受信した放送コンテンツのほか、インターネットを介してダウンロードしたり、外部メモリなどを介して取得したりしたものである。音声認識部10は、音声データを文字データとして認識するもので、通話時の音声データ、テレビ放送の音声は、この音声認識部10によって認識されて文字データに変換される。
図2(A)は、テレビ放送受信画面を示した図である。
このテレビ放送受信画面の上側には検索文字列を入力する横帯状の検索用入力域(検索窓)SWが表示されている。この検索窓SWは、インターネット上のWebページ(情報ページ)を検索する際の検索文字列が入力されるもので、テレビ放送受信画面の上側に表示されている。この検索窓SWの近傍に設けられた検索ボタンSBは、検索窓SWの内容に基づいてインターネット上の該当するWebページを検索すべきことを指示するボタンである。図2(B)は、検索窓SWを使用可能とするためにユーザ操作で当該検索窓SWを選択した際に、検索文字列リストRTの内容がプルダウンメニューとして表示された状態を示した図である。
この検索文字列リストRTは、実行中のアプリケーション(この場合、テレビ放送受信機能)に対応して作成されてプルダウンメニューとして表示されたもので、ユーザ操作で検索窓SWに直接的に入力された検索文字列が検索履歴として表示されるほか、出力中コンテンツとしてのテレビ放送(例えば、字幕データ、音声データ)を解析することによって抽出された文字列が検索文字列候補として表示される。なお、このリストRT内の各検索文字列候補は、所定の並び順にしたがって表示される。
この検索文字列リストRTの中からユーザ操作によって任意の検索文字列候補が選択指定されると、選択された検索文字列候補は検索窓SWに入力されて表示される。図2(C)は、検索ボタンSBの操作に応答してインターネット上の該当するWebページを検索表示させた場合を例示した図である。なお、図示の例では、検索文字列を「ドリブル」とした場合で、テレビ放送受信画面に代わり、「ドリブル」に関するWebページ画面が切り替え表示された状態を示している。
図3は、テレビ放送(字幕データ、音声データ)から検索文字列候補を抽出し、検索文字列リストRTに検索文字列候補を表示するまでの過程を説明するための図である。
制御部1は、テレビ放送受信部8を介してテレビ放送を受信すると、テレビ放送の字幕データ(図3(1A)参照)に対して形態素解析を行って各要素に区分したのち(図3(1B)参照)、予め決められている文字列抽出条件(名詞、形容詞、形容動詞)を満たす文字列を検索文字列候補として抽出する(図3(1C)参照)。
また、テレビ放送の音声データに対して音声認識部10で文字データに変換すると共に、この音声認識文字データ(図3(2A)参照)に対して、上述と同様に形態素解析を行って各要素に区分したのち(図3(2B)参照)、予め決められている文字列抽出条件を満たす文字列を検索文字列候補として抽出する(図3(2C)参照)。そして、字幕データを元に抽出した検索文字列候補と音声データを元に抽出した検索文字列候補とをマージ(統合)したのち、所定範囲内(例えば、時間あるいはデータ量)の出現頻度によって優先順位(表示順位)を決定し、その優先順位の並び順にしたがって各検索文字列候補を検索文字列リストRTに追加する。そして、検索文字列リストRTの内容をプルダウンメニューとして表示させる(図3(D)参照)。なお、出現頻度によって優先順位を決定する場合、例えば、1分間、1画面分、1ページ分などの所定範囲の出現頻度によって優先順位を決定するようにしている(以下、同様)。
次に、この実施形態における携帯電話装置の動作概念を図4〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
図4〜図6は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、制御部1は、所定のメモリをクリアするなどの初期設定を行ったのち(図4のステップA1)、所定の待受画像を読み出して表示させながら待ち受け状態となる(ステップA2)。この待ち受け状態において通信部6から電話の着信有無をチェックし(ステップA3)、電話着信を検出したときには、回線接続させるオフフック操作に応答して(ステップA4でYES)、通話可能状態とする通話処理を開始する(ステップA5)。ここで、通話相手の音声データを音声認識部10に与えて不特定話者対応の音声認識を行わせ、文字データに変換させる(ステップA6)。この場合、通話開始からその相手の音声データをリアルタイムに取得しながら文字データに変換したのち、この文字データに基づいて検索文字列抽出処理を行う(ステップA7)。
図7は、検索文字列抽出処理(図4のステップA7など)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、制御部1は、文字データを形態要素解析し(ステップB1)、検索文字列候補を抽出する(ステップB2)。図9は、音声通話を文字認識した文字データから検索文字列候補を抽出して検索文字列リストRTを表示するまでの過程を説明するための図である。
制御部1は、音声通話を文字認識した文字データに対して(図9(A)参照)、形態素解析を行って各要素に区分したのち(図9(B)参照)、予め決められている文字列抽出条件(名詞、形容詞、形容動詞)を満たす文字列を検索文字列候補として抽出する(図9(C)参照)。
そして、抽出した検索文字列候補の出現頻度によって優先順位(表示順位)を決定し(図9(D)参照)、この優先順位にしたがって並び替えた各検索文字列を検索文字列リストRTに追加する(ステップB3)。これによって現在実行中のアプリケーション(音声通話機能)に対応する検索文字列リストRTが生成される。そして、検索文字列リストRT内の最上位(最優先)の文字列候補を検索窓SWに入力して表示させる(ステップB4)。図10(A)は、音声通話中での表示画面を例示したもので、この表示画面の上側に表示されている検索窓SWには、今回の音声通話によって決定された最優先の文字列候補として“夏休み”が入力される。
このような検索文字列抽出処理(図4のステップA7)が終わると、検索文字列リストRTの内容を整理するために不要な検索文字列候補を当該リストRTから削除する処理を行う(図4のステップA8)。この削除処理は、検索文字列抽出処理(ステップA7)を行ってから所定時間が経過していることを条件に実行されるもので、下位の文字列候補(例えば、最下位候補)を検索文字列リストRTから削除する。なお、所定時間の経過後に最下位の文字列候補を削除する場合に限らず、例えば、検索文字列リストRTに記憶されている候補数に応じて削除処理の実行有無を決定したり、削除する候補数を決定したりするようにしてもよい。すなわち、候補数が少なければ、削除処理を一時保留し、候補数が多ければ、最下位から数えて3番目までの文字列候補などのように複数の候補を一度に削除するようにしてもよい。
そして、音声通話画面内の検索窓SWを選択してそれをアクティブ状態とする選択操作が行われたかを調べ(ステップA9でYES)、その選択操作が行われなければ、回線を遮断させるオンフック操作が行われるまで(ステップA11)、上述の音声認識処理(ステップA6)、検索文字列抽出処理(ステップA7)を行いながら上述の動作を繰り返す。いま、通話中に検索窓SWを選択する操作が行われた場合には(ステップA9でYES)、この検索窓SWの内容に基づいてインターネットをアクセスし、該当するWebページを受信して表示する検索処理に移る(ステップA10)。
図8は、検索処理(図4のステップA10など)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、制御部1は、実行中のアプリケーション用の検索文字列リストRTを表示させる(ステップC1)。図10(B)は、音声通話画面の検索窓SWから検索文字列リストRTがプルダウン表示された状態を示した図で、図9(D)に示した内容が検索文字列リストRTとして表示される。この検索文字列リストRTの中からユーザの所望する検索文字列候補を選択する操作が行われると(ステップC2でYES)、この選択候補を検索窓SWに入力して表示させるが(ステップC3)、検索文字列リストRTの中から候補を選択せずに、任意の検索文字列を直接入力する操作が行われたときには(ステップC4でYES)、直接入力された文字列を検索窓SWに入力して表示させる(ステップC5)。
この状態において検索窓SWに付属されている検索ボタンSBが操作されると(ステップC6でYES)、Webブラウザを起動したのち(ステップC7)、音楽コンテンツあるいは動画コンテンツの再生中かを調べるが(ステップC8)、いま、音声通話中であるので(ステップC8でNO)、インターネットに接続し、検索窓SW内の検索文字列に該当するWebページの検索を要求し(ステップC12)、それに応答して受信したWebページを表示させる(ステップC11)。
図10(C)は、検索ボタンSBの操作に応答してインターネット上の該当するWebページを検索して表示させた場合を例示した図である。なお、図示の例では、検索文字列を“旅行”とした場合で、通話中画面に代わり、“旅行”に関するWebページ画面が切り替え表示された状態である。このような検索処理が終わると(図4のステップA10)、上述のステップA6に戻り、以下、同様の動作を繰り返す。また、通話中にオンフック操作が行われたときには(ステップA11でYES)、回線を遮断させると共に(ステップA12)、今回の通話で作成した検索文字列リストRTをクリアしたのち(ステップA13)、待ち受け状態に戻る(ステップA2)。
待ち受け状態においてテレビ放送受信開始を指示する操作が行われた場合には(図5のステップA14でYES)、テレビ放送受信部8を起動させてテレビ放送の受信を開始させる(ステップA15)。ここで、テレビ放送から字幕データを取得したときには今回取得の字幕データと前回取得の字幕データとを比較して字幕データの更新有無を調べ(ステップA16)、前回の字幕データのままで更新されていなければ、ステップA19に移るが、字幕データが更新されたときには、図7の検索文字列抽出処理を実行する(ステップA17)。いま、テレビ放送の受信開始時に字幕データを取得したときには、字幕データが更新されたものと判断されるので、検索文字列抽出処理を行う。これによって現在実行中のアプリケーション(テレビ放送受信機能)に対応する検索文字列リストRTを生成すると共に、この検索文字列リストRT内の最優先文字列候補を検索窓SWに入力させる。例えば、図2(A)に示すように検索窓SWには今回のテレビ放送受信によって決定された最優先候補として“パス”が入力される。
そして、不要な検索文字列候補を検索文字列リストRTから削除する削除処理を実行したのち(ステップA18)、今回取得の音声データと前回取得の音声データとを比較して音声データの更新有無を調べ(ステップA19)、音声データが更新されていなければ、ステップA23に移る。いま、テレビ放送の受信開始時に音声データを取得したときには、音声データが更新されたものと判断されるので、ステップA20に移り、音声データを音声認識部10に与えて不特定話者対応の音声認識を行わせ、文字データに変換させる。この場合、音声データをリアルタイムに取得しながら文字データに変換したのち、図7の検索文字列抽出処理を実行するが(ステップA21)、字幕データから抽出した検索文字列候補と音声データから抽出した検索文字列候補とをマージし、その結果に基づいた出現頻度によって優先順位を決定するようにしている。
そして、不要な検索文字列候補を検索文字列リストRTから削除する削除処理を実行したのち(ステップA22)、検索窓SWの選択操作に応答して(ステップA23でYES)、図8の検索処理を実行する(ステップA24)。これによって図2(B)に示すようにテレビ放送受信機能に対応する検索文字列リストRTがプルダウンメニューとして表示されるほか、図2(C)に示すように検索ボタンSBの操作に応答してインターネット上の該当するWebページが検索されて表示される。その後、上述のステップA16に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
また、検索窓SWの選択操作が行われなければ(ステップA23でNO)、テレビ放送の受信終了を指示する終了操作が行われたかを調べ(ステップA25)、その終了操作が行われるまで上述のステップA16に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。いま、終了操作が行われると(ステップA25でYES)、テレビ放送受信部8を停止させて放送受信を終了させると共に(ステップA26)、今回のテレビ放送受信で作成した検索文字列リストRTをクリアしたのち(ステップA27)、待ち受け状態に戻る(図4のステップA2)。
また、待ち受け状態において音楽/動画再生開始を指示する操作が行われた場合には(図5のステップA28でYES)、再生部9を起動させて音楽/動画コンテンツの再生を開始させる(ステップA29)。そして、音楽/動画コンテンツに付加されている文字データの中から当該コンテンツに関する文字列を検索文字列の候補として抽出する(ステップA30)。例えば、コンテンツのヘッダ部分などに含まれている“アーティスト名”、“曲名”、“タイトル”、“出演者”、“製作者”、“ジャンル”などの文字列を検索文字列の候補として抽出したのち、この検索文字列候補を検索文字列リストRTに追加する(ステップA31)。これによって現在実行中のアプリケーション(コンテンツ再生機能)に対応する検索文字列リストRTが生成される。
そして、検索文字列リストRTの中から予め決められている所定の文字列候補、例えば、音楽であれば、“アーティスト名”、動画であれば、“タイトル”を検索窓SWに入力して表示させる(ステップA32)。図11(A)は、音楽再生中の表示画面を例示したもので、音楽再生開始時には検索窓SWに“アーティスト名”が表示される。この状態において、検索窓SWの選択操作が行われると(ステップA33でYES)、図8の検索処理を実行する(ステップA34)。
これによって図11(B)に示すように、コンテンツ再生機能に対応する検索文字列リストRTがプルダウンメニューとして表示されるほか、図11(C)に示すように検索ボタンSBの操作に応答してインターネット上の該当するWebページが検索されて表示される。その後、図5のステップA33に戻り、以下、検索窓SWの選択操作が行われる毎に検索処理を実行する。
この場合、図8の検索処理のステップC8では、音楽/動画コンテンツの再生中であると判別されるので、予め記憶されている特定URL(Uniform Resource Locator)を読み出して(ステップC9)インターネットに接続し、検索窓SW内の検索文字列に該当するWebページの検索を要求し(ステップC10)、それに応答して受信したWebページを表示させる(ステップC11)。この特定URLは、音楽/動画販売促進用のプロモーションサイトをアクセスするもので、音楽/動画の再生中には、販売促進用のWebページが表示される。
ここで、音楽/動画再生終了を指示する終了操作が行われると(ステップA35でYES)、再生部9を停止させて音楽/動画コンテンツの再生を終了させると共に(ステップA36)、今回の音楽/動画再生で作成した検索文字列リストRTをクリアしたのち(ステップA27)、待ち受け状態に戻る(図4のステップA2)。
また、待ち受け状態においてWebブラウザ利用開始を指示する操作が行われた場合には(図6のステップA37でYES)、Webブラウザを起動させる(ステップA38)。この状態において表示中のWebページの更新を指示する操作が行われると(ステップA39でYES)、図7の検索文字列抽出処理の実行に移る(ステップA40)。これによってWebブラウザ内のテキスト(文字データ)に対して形態素解析を行い、現在実行中のアプリケーション(Webアクセス機能)に対応する検索文字列リストRTを生成すると共に、この検索文字列リストRT内の最優先文字列候補を検索窓SWに入力させる。図12(A)は、Webブラウザ利用時/メール表示時の表示画面を例示したもので、その検索窓SWには最優先の文字列候補として“パス”が表示されている。この状態において、検索窓SWの選択操作が行われると(ステップA41でYES)、図8の検索処理を実行する(ステップA42)。
これによって図12(B)に示すように、Webアクセス機能に対応する検索文字列リストRTがプルダウンメニューとして表示されるほか、図12(C)に示すように検索ボタンSBの操作に応答してインターネット上の該当するWebページが検索されて表示される。そして、上述のステップA39に戻り、以下、ページ更新操作が行われる毎に、図7の検索文字列抽出処理を実行し、検索窓SWの選択操作が行われる毎に、図8の検索処理を実行する。ここで、Webブラウザ利用終了を指示する操作が行われると(ステップA43でYES)、Webブラウザを終了させると共に(ステップA44)、今回のWebブラウザ利用で作成した検索文字列リストRTをクリアしたのち(ステップA45)、待ち受け状態に戻る(図4のステップA2)。
また、待ち受け状態において電子メール利用開始を指示する操作が行われた場合には(図6のステップA46でYES)、電子メール機能を起動させる(ステップA47)。この状態においてメールを開く操作が行われると(ステップA48)、図7の検索文字列抽出処理の実行に移る(ステップA49)。これによって電子メール本文(文字データ)に対して形態素解析を行い、現在実行中のアプリケーション(電子メール機能)に対応する検索文字列リストRTを生成すると共に、この検索文字列リストRT内の最優先文字列候補を検索窓SWに入力させる。
この検索文字列抽出処理のステップB3において、優先順位を決定する際には出現頻度ではなく、出現時刻(メールの受信時刻)に応じて優先順位を決定するようにしている。この場合、メールの受信時刻の早い順を優先順位としたり、逆に、受信時刻の遅い順を優先順位としたりしてもよい。図12(A)は、電子メールを開いたときの表示画面を例示したもので、その検索窓SWには最優先の文字列候補として“パス”が表示されている。この状態において、検索窓SWの選択操作が行われると(ステップA50でYES)、図8の検索処理を実行する(ステップA51)。
これによって図12(B)に示すように、電子メール機能に対応する検索文字列リストRTがプルダウンメニューとして表示されるほか、図12(C)に示すように検索ボタンSBの操作に応答してインターネット上の該当するWebページが検索されて表示される。その後、上述のステップA48に戻り、以下、電子メールを開く操作が行われる毎に、図7の検索文字列抽出処理を実行し、検索窓SWの選択操作が行われる毎に、図8の検索処理を実行する。ここで、電子メール利用終了を指示する操作が行われると(ステップA52でYES)、電子メール機能を終了すると共に(ステップA53)、今回のメール利用で作成した検索文字列リストRTをクリアしたのち(ステップA45)、待ち受け状態に戻る(図4のステップA2)。
なお、その他の操作が行われた場合には(図6のステップA54でYES)、操作に対応する処理として、例えば、発信処理、電子メール作成処理などを実行する(ステップA55)。
以上のように、この実施形態において制御部1は、出力中のコンテンツに含まれている文字データを解析して検索文字列の候補を抽出すると共に、この検索文字列候補を表示部4から一覧表示させ、この一覧表示されている各検索文字列候補の中から選択された候補を検索窓SWに入力するようにしたので、検索窓SWに入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う際に、ユーザに負担をかけずにその入力から検索開始までを効率良く行うことができ、検索文字列入力支援として実用性に富んだものとなる。
出力中のコンテンツに含まれている文字データは、テレビ放送に付加されている文字データであるので、テレビ放送受信中に番組に適した検索文字列候補を検索窓SWに入力することができる。
出力中のコンテンツに含まれている文字データは、テレビ放送に付加されている音声データを認識した文字データであるので、テレビ放送受信中に番組に適した検索文字列候補を検索窓SWに入力することができる。
テレビ放送に付加されている文字データ(例えば、字幕データ)とテレビ放送に付加されている音声データを認識した文字データとを解析して検索文字列の候補を抽出するようにしたので、字幕データを元に抽出した検索文字列候補と音声データを元に抽出した検索文字列候補とをマージ(統合)させることができる。
出力中のコンテンツに含まれている文字データは、通話音声から音声認識された文字データであるので、音声通話中の会話に適した検索文字列候補を検索窓SWに入力することができる。
出力中のコンテンツに含まれている文字データは、受信される電子メールに含まれている文字データであるので、電子メールの閲覧中に適した検索文字列候補を検索窓SWに入力することができる。
出力中のコンテンツに含まれている文字データは、インターネット上に公開されているWebページに含まれている文字データであるので、Webページの閲覧中に適した検索文字列候補を検索窓SWに入力することができる。
出力中のコンテンツに付加されている文字データの中から当該コンテンツに関する文字列を検索文字列の候補として抽出して一覧表示させ、この一覧表示されている各検索文字列候補の中から選択された候補を検索窓SWに入力するようにしたので、検索窓SWに入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う際に、ユーザに負担をかけずにその入力から検索開始までを効率良く行うことができ、検索文字列入力支援として実用性に富んだものとなる。この場合、出力中のコンテンツに付加されている文字データを解析しなくても、検索文字列候補を抽出することができる。
音楽データ/動画データに付加されている文字データの中から当該音楽/動画に関する文字列を検索文字列の候補として抽出するようにしたので、音楽/動画の再生中に適した検索文字列候補を検索窓SWに入力することができる。
音楽/動画データの再生中に検索窓SWに入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う場合に、特定サイト(例えば、音楽/動画販売促進用サイト)のURLを読み出してそのWebページに対する検索要求を行うようにしたので、ユーザにあっては、音楽/動画を再生しながらそのコンテンツを購入することができるほか、音楽/動画の再生に適したWebページを検索することができる。
抽出した各検索文字列候補の優先順位を決定し、この優先順位のうち最優先順位の候補を検索窓SWに入力するようにしたので、検索窓SWへの自動入力が可能となり、ユーザ操作が不要となる。
抽出した検索文字列候補を一覧表示させると共に、この一覧表示されている各検索文字列候補の中からユーザ操作によって選択された候補を検索窓SWに入力するようにしたので、従来のようにユーザが検索文字列を直接入力したり、範囲指定して選択したりすることなく、候補一覧の中から検索文字列を選択するだけで良く、ユーザの負担を大幅に軽減することが可能となる。
各検索文字列候補を一覧表示させる場合の優先順位(表示順位)を決定するようにしたので、ユーザにあっては、各候補の並び順に応じて所望する候補を選択することができ、所望する候補を容易に選択することが可能となる。
各検索文字列候補を一覧表示させる場合の優先順位を決定した場合にその最優先順位の候補を検索窓SWに入力するようにしたので、検索に使用する可能性の高い候補が検索窓SWに入力されるので、直ちに検索を開始することができる。
各検索文字列候補の優先順位を決定する場合に、その出現順位に基づいて優先順位を決定するようにしたので、頻繁に出現する文字列を検索候補として検索窓SWに入力させることができる。
各検索文字列候補の優先順位を決定する場合に、その出現時刻に基づいて優先順位を決定するようにしたので、メールの受信時刻が最も早いメールあるいは最も遅いメールを検索窓SWに入力させることができる。
優先順位に基づいてその下位の候補を一覧表示から一定条件下で消去するようにしたので、検索に使用する可能性の低い不用な候補を削除することができ、候補数を絞り込むことができる。
検索文字列リストRTには、ユーザ操作で検索窓SWに直接的に入力された検索文字列が検索履歴として表示されるほか、出力中コンテンツを解析することによって抽出された文字列が検索文字列候補として表示されるので、リストRTの内容は実情に即したものとなり、検索に使用する可能性の高い候補を表示させることができる。
検索窓SWに入力された検索文字列に基づいてデータ検索を行う場合に、インターネット上のWebページへの検索を指示するようにしたので、莫大な情報の中から所望する情報を検索することができる。
なお、上述した実施形態においては、受信される電子メールに含まれている文字データから検索文字列候補を抽出するようにしたが、送信する電子メールに含まれている文字データから検索文字列候補を抽出するようにしてもよい。これによって電子メールの作成中に適した検索文字列候補を検索窓SWに入力することができる。
また、上述した実施形態においては、検索文字列リストRTにユーザ操作で検索窓SWに直接的に入力された検索文字列を検索履歴として表示するほか、出力中コンテンツを解析することによって抽出された文字列を検索文字列候補として表示するようにしたが、コンテンツ解析で抽出した検索文字列候補を検索履歴とは別個に表示するようにしてもよい。また、検索文字列リストRTは、検索窓SWからプルダウンメニューとして表示させる場合に限らず、別のウインドウに表示するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、検索窓SWに入力された検索文字列に基づいてデータ検索を行う場合に、インターネット上のWebページへの検索を指示するようにしたが、内蔵されている各種の電子辞書あるいは外部接続されている各種の電子辞書を検索窓SWに入力された検索文字列に基づいて検索するようにしてもよい。更に、電子辞書に限らず、各種のテーブル、ファイル、フォルダを検索するようにしてもよい。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、デジタルカメラ、音楽再生機などの携帯端末装置、PC(パーソナルコンピュータ)などにも同様に適用可能である。
端末装置として適用した携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 (A)は、テレビ放送受信画面、(B)は、検索窓SWの選択に応じて検索文字列リストRTが表示された状態、(C)は、検索ボタンSBの操作でWebページを検索表示させた状態を示した図。 テレビ放送(字幕データ、音声データ)から検索文字列候補を抽出し、検索文字列リストRTに検索文字列候補を表示するまでの過程を説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 図4の動作に続くフローチャート。 図5の動作に続くフローチャート。 検索文字列抽出処理(図4のステップA7など)を詳述するためのフローチャート。 検索処理(図4のステップA10など)を詳述するためのフローチャート。 音声通話から検索文字列候補を抽出し、検索文字列リストRTに検索文字列候補を表示するまでの過程を説明するための図。 (A)は、音声通話中の画面、(B)は、検索窓SWの選択に応じて検索文字列リストRTが表示された状態、(C)は、検索ボタンSBの操作でWebページを検索表示させた状態を示した図。 (A)は、音楽/動画の再生画面、(B)は、検索窓SWの選択に応じて検索文字列リストRTが表示された状態、(C)は、検索ボタンSBの操作でWebページを検索表示させた状態を示した図。 (A)は、Webブラウザ利用時/メール表示時の表示画面、(B)は、検索窓SWの選択に応じて検索文字列リストRTが表示された状態、(C)は、検索ボタンSBの操作でWebページを検索表示させた状態を示した図。
符号の説明
1 制御部
2 電源部
3 記憶部
4 表示部
5 操作部
6 通信部
7 電話部
8 テレビ放送受信部
9 再生部
10 音声認識部
SW 検索窓
RT 検索文字列リスト
SB 検索ボタン

Claims (19)

  1. 検索用入力域に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う検索機能を有する端末装置であって、
    当該端末装置で出力中のコンテンツの種類を判別する判別手段と、
    この判別手段によって判別されたコンテンツ種類に基づいて、当該端末装置で出力中のコンテンツから前記検索文字列の候補を抽出する際の文字列候補抽出方法を特定する特定手段と、
    この特定手段によって特定された文字列候補抽出方法を用いて、当該端末装置で出力中のコンテンツ、または該コンテンツに付加されている情報に含まれている文字データを解析して前記検索文字列の候補を抽出する抽出手段と、
    この抽出手段によって抽出された検索文字列候補の中から所定の優先順位に従って選択した最優先文字列候補を前記検索用入力域に入力させる入力制御手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  2. デジタルテレビ放送を受信するテレビ放送受信手段を更に備え、
    前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記テレビ放送受信手段によって受信されるテレビ放送に付加されている文字データである、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. デジタルテレビ放送を受信するテレビ放送受信手段と、
    音声から文字データを認識する音声認識手段と、
    を更に備え、前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記テレビ放送受信手段によって受信されたテレビ放送の音声から前記音声認識手段によって認識された文字データである、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  4. 前記抽出手段は、前記テレビ放送受信手段によって受信されるテレビ放送に付加されている文字データと前記テレビ放送受信手段によって受信されたテレビ放送の音声から前記音声認識手段によって認識された文字データとを解析して前記検索文字列の候補を抽出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の端末装置。
  5. 音声通話を行う通話手段と、
    音声から文字データを認識する音声認識手段と、
    を更に備え、
    前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記通話手段によって受信された通話音声から前記音声認識手段によって認識された文字データである、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  6. 電子メールを送受信する電子メール手段を更に備え、
    前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記電子メール手段によって送信あるいは受信される電子メールに含まれている文字データである、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  7. ネットワーク上に公開されている情報ページをアクセスするアクセス手段を更に備え、
    前記出力中のコンテンツに含まれている文字データは、前記アクセス手段によってアクセスした情報ページに含まれている文字データである、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  8. 音楽データあるいは動画データを再生する再生手段を更に備え、
    前記抽出手段は、前記再生手段によって再生される音楽データあるいは動画データに付加されている文字データの中から当該音楽あるいは動画に関する文字列を前記検索文字列の候補として抽出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  9. ネットワーク上に公開されている特定情報ページをアクセスするためのアクセス情報を記憶する記憶手段と、
    前記再生手段によって音楽データあるいは動画データを再生している再生中において前記検索用入力域に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行う場合に、前記アクセス情報を読み出して前記特定情報ページに対する検索要求を行う検索要求手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項8記載の端末装置。
  10. 前記抽出手段によって抽出された各検索文字列候補の優先順位を決定する順位決定手段を更に備え、
    前記入力制御手段は、前記順位決定手段によって決定された優先順位のうち最優先順位の候補を、前記最優先文字列候補として前記検索用入力域に入力させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  11. 前記抽出手段によって抽出された検索文字列候補を一覧表示する一覧表示手段を更に備え、
    前記入力制御手段は、前記最優先文字列候補に代えて、前記一覧表示手段によって一覧表示されている各検索文字列候補の中から任意に選択された候補を前記検索用入力域に入力させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  12. 前記抽出手段によって抽出された各検索文字列候補を前記一覧表示させる場合の優先順位を決定する順位決定手段を更に備え、
    前記一覧表示手段は、前記順位決定手段によって決定された優先順位を表示順位としてその順位にしたがった並び順となるように各検索文字列候補を一覧表示し、
    前記入力制御手段は、前記一覧表示の中から任意に選択された検索文字列候補を前記検索用入力域に入力させる、
    ことを特徴とする請求項11記載の端末装置。
  13. 前記入力制御手段は、前記順位決定手段によって決定された優先順位のうち最優先順位の候補を前記検索用入力域に入力させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項12記載の端末装置。
  14. 前記順位決定手段は、前記抽出手段によって所定範囲内に抽出された各検索データ候補の出現頻度に基づいて前記優先順位を決定する、
    ことを特徴とする請求項10あるいは請求項12記載の端末装置。
  15. 前記順位決定手段は、前記抽出手段によって抽出された各検索データ候補の出現時刻に基づいて前記優先順位を決定する、
    ことを特徴とする請求項10あるいは12記載の端末装置。
  16. 前記一覧表示手段は、前記順位決定手段によって決定された優先順位に基づいてその下位の候補を一覧表示から一定条件下で消去する、
    ことを特徴とする請求項11記載の端末装置。
  17. 前記データ検索用入力域に入力された検索文字列が検索履歴として記憶されている状態において、前記一覧表示手段は、前記抽出手段によって抽出された検索文字列候補を前記検索履歴と共に一覧表示する、
    ことを特徴とする請求項11記載の端末装置。
  18. 前記検索用入力域に入力された検索文字列に基づいてデータ検索を行う場合に、ネットワーク上に公開されている情報ページへの検索を指示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  19. コンピュータに対して、
    検索用入力域に入力されている検索文字列に基づいてデータ検索を行うステップと、
    出力中のコンテンツの種類を判別するステップと、
    この判別されたコンテンツ種類に基づいて、前記出力中のコンテンツから前記検索文字列の候補を抽出する際の文字列候補抽出方法を特定するステップと、
    この特定された文字列候補抽出方法を用いて、前記出力中のコンテンツ、または該コンテンツに付加されている情報に含まれている文字データを解析して前記検索文字列の候補を抽出するステップと、
    前記抽出された検索文字列候補の中から所定の優先順位に従って選択した最優先文字列候補を前記検索用入力域に入力するステップと、
    を実現させるためのプログラム。
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