JP5472191B2 - 内燃機関の燃料供給システム - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の燃料供給システムに関し、詳しくは、インジェクタから噴射される燃料の性状を推定するための燃料性状センサを備える燃料供給システムに関する。
今日実用化されている一部の内燃機関では、性状の異なる複数種類の燃料を使用することができる。しかし、使用される燃料の性状は必ずしも既知ではなく、また、常に一定の性状であるとは限らない。例えばアルコール混合ガソリンの場合、市販されているアルコール混合ガソリンにはアルコール濃度の異なるものが複数種類あるため、燃料タンク内の燃料とは異なるアルコール濃度の燃料が給油により足される場合もある。このため、性状の異なる複数種類の燃料の使用が想定される内燃機関では、使用されている燃料の性状を知るための手段が必要となる。
上記の手段としては燃料性状センサを用いることができる。特開2009−133273号公報には、燃料性状センサの一種であるアルコール濃度センサを備えた燃料供給システムが開示されている。同公報に開示されたシステムでは、燃料ポンプとデリバリパイプとを接続する燃料パイプにアルコール濃度センサが配置されている。このシステムによれば、燃料ポンプによってデリバリパイプに供給された燃料、すなわち、暫くの後にインジェクタから筒内に噴射されることになる燃料のアルコール濃度を測定することができる。
特開2009−133273号公報 特開2010−223130号公報
しかし、上記公報に開示されているシステムでは、燃料性状センサのために高いコストがかかってしまう。燃料パイプを流れる燃料は加圧されて高圧になっているため、燃料パイプに配置される燃料性状センサには高いシール性と低い圧力損失とが求められるからである。
そこで考えられるのが、低圧環境であるリターンパイプへの燃料性状センサの配置である。リターンパイプにはプレッシャレギュレータにより燃料タンクへ戻される燃料が流れている。この燃料は燃料パイプによってインジェクタに運ばれている燃料と同じ燃料であるため、リターンパイプに燃料性状センサを取り付ければ、その出力値からインジェクタから噴射される燃料の性状を推定することができる。
ただし、燃料性状センサを配置する位置によっては、給油により燃料タンク内で燃料性状に変化があった場合に、性状が変化した燃料がインジェクタから噴射される前にその変化を検出することができないおそれがある。燃料性状の変化の検出に遅れが生じる場合には、インジェクタから噴射される燃料の性状を精度良く推定することはできない。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたもので、リターンパイプに配置された燃料性状センサによってインジェクタから噴射される燃料の性状を精度良く推定することのできる燃料供給システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、燃料タンクから燃料を吸い上げる燃料ポンプと、前記燃料ポンプの吐出口に接続されたプレッシャレギュレータと、各気筒のインジェクタが取り付けられたデリバリパイプと、前記デリバリパイプと前記プレッシャレギュレータとを接続する燃料パイプと、前記プレッシャレギュレータから排出される燃料を前記燃料タンクに戻すためのリターンパイプとを有する内燃機関の燃料供給システムにおいて、前記リターンパイプに配置された燃料性状センサと、前記燃料性状センサの出力値に基づいて前記インジェクタから噴射される燃料の燃料性状を推定する燃料性状推定手段とを備え、前記燃料性状センサは、任意の時点において前記プレッシャレギュレータから前記燃料パイプに流れた燃料が前記デリバリパイプに到達するまでの時間よりも、同時点において前記プレッシャレギュレータから前記リターンパイプに流れた燃料が前記燃料性状センサに到達するまでの時間のほうが短くなる位置に配置されていることを特徴としている。
第2の発明は、第1の発明において、前記プレッシャレギュレータから前記燃料性状センサまでのパイプ容積をVs、前記プレッシャレギュレータから前記デリバリパイプまでのパイプ容積をVd、各インジェクタの燃料噴射によるセンサ出力取得間隔あたりの最大燃料消費量をΔqmax、最大燃料消費時のセンサ出力取得間隔あたりのポンプ吐出量をΔQmとすると、前記燃料性状センサは、Vs/(ΔQm−Δqmax)÷Vd/Δqmax<1、を満たす位置に配置されていることを特徴としている。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記燃料性状推定手段は、前記燃料パイプを容積の等しい複数のセルに仮想的に分割した場合の各セルに対応する複数の記憶部を有し、同記憶部のそれぞれに、対応するセルにおける燃料性状パラメータ値を記憶する手段と、所定の時間間隔で前記燃料性状センサの出力値を取得し、同出力値から燃料性状パラメータ値を計算する手段と、前記燃料ポンプの吐出量と燃料噴射による燃料消費量とに基づいて前記燃料性状センサの設置位置における燃料と同じ燃料が流れているセルを特定する手段と、前記インジェクタによる燃料噴射によって前記セルの容積分の燃料消費があった場合に、各記憶部が記憶しているパラメータ値をそれぞれ1つ先のセルに対応する記憶部にシフトさせて更新するとともに、前記プレッシャレギュレータから前記特定したセルまでの各セルに対応する記憶部には前記燃料性状センサの出力値から得られる最新の燃料性状パラメータ値を記録する手段と、前記デリバリパイプに最も近いセルに対応する記憶部が記憶している燃料性状パラメータ値を用いて前記デリバリパイプ内の燃料の燃料性状を推定する手段とを有することを特徴としている。
本発明によれば、燃料タンク内で燃料性状に変化があった場合に、性状の変化した燃料がデリバリパイプに到達するよりも前にその変化を燃料性状センサによって検出することができる。さらに、第3の発明によれば、プレッシャレギュレータからデリバリパイプまでの間の燃料性状の分布を精度良く得ることができる。
本発明の実施の形態の内燃機関の燃料供給システムの構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態において採られている燃料性状センサの出力値から噴射燃料の性状を推定する方法と、本発明の実施の形態において燃料性状センサを配置する位置について説明するための図である。
本実施の形態の燃料供給システムは、ガソリンのみならずアルコール混合ガソリンも使用可能なFFV用内燃機関に適用される。図1は、本実施の形態の内燃機関の燃料供給システムの構成を示す概略図である。
図1に示す燃料供給システムでは、燃料タンク2の内部に電動式の燃料ポンプ4が設けられている。燃料ポンプ4の吐出口にはプレッシャレギュレータ12が設けられている。プレッシャレギュレータ12は燃料パイプ6によってデリバリパイプ8に接続されている。デリバリパイプ8には各気筒のインジェクタ10が取り付けられている。また、プレッシャレギュレータ12の排出側にはリターンパイプ14が接続されている。リターンパイプ14には、燃料性状センサとしてのアルコール濃度センサ16が配置されている。アルコール濃度センサ16が配置される位置については追って詳細に説明する。なお、アルコール濃度センサ16のセンシングの方法には限定はない。例えば、静電容量、屈折率、透過率、比重、或いは密度等からアルコール濃度を計測するセンサを用いることができる。アルコール濃度センサ16の出力値は他の各種センサのセンサ出力値とともに内燃機関の制御装置であるECU20に取り込まれる。
ECU20が有する機能には、インジェクタ10から噴射されている燃料の性状を推定する機能が含まれている。ここでいう燃料性状とはアルコール濃度センサ16の出力値を用いて判定できる燃料性状であり、具体的には、燃料のアルコール濃度を指す。アルコール濃度センサ16の出力値はアルコール濃度の変化に対して連続的な変化を示すため、その出力値から燃料のアルコール濃度を測定することができる。つまり、本実施の形態では、燃料性状に関連するパラメータとしてアルコール濃度を使用し、アルコール濃度センサ16の出力値からその値を測定する。使用されている燃料のアルコール濃度が分かれば、インジェクタ10の燃料噴射量を適切な量に調整することができる。
インジェクタ10の燃料噴射量を適切な量に調整するためには、インジェクタ10から噴射される燃料のアルコール濃度を知る必要がある。燃料タンク2内の燃料が燃料ポンプ4によって燃料パイプ6に送り出され、それがインジェクタ10に到達するまでにはある程度の時間を要する。このため、給油によって燃料タンク2内のアルコール濃度に変化があった場合、アルコール濃度センサ16の出力値から判定されるアルコール濃度と、インジェクタ10から噴射される燃料のアルコール濃度との間には、少なくとも一時的にずれが生じることになる。そこで、ECU20は、以下に説明する方法によってインジェクタ10から噴射される燃料のアルコール濃度を推定し、その推定値を用いてインジェクタ10の燃料噴射量を決定する。
図2は、本実施の形態において採られているアルコール濃度センサ16の出力値から噴射燃料のアルコール濃度を推定する方法について説明するための図である。この図に示すように、ECU20が有する噴射燃料のアルコール濃度の推定機能によれば、プレッシャレギュレータ12からデリバリパイプ8までの間の燃料パイプ6は容積の等しいn個のセルに仮想的に分割される。ECU20は、これらn個のセルに対応して合計n個の記憶部を有している。各記憶部には、対応するセルにおけるアルコール濃度の値が記憶される。
セルの個数nには、アルコール濃度センサ16のセンサ出力取得間隔(ルーチン間隔)trとの関係において以下のような制約がある。まず、セルの個数nによって1セル当たりの容積(以下、セル容積)Qcellが決まる。プレッシャレギュレータ12からデリバリパイプ8までのパイプ容積をVdとすると、セル容積Qcellは、Qcell=Vd/nで表すことができる。燃料パイプ6内のアルコール濃度の分布を精度良く求めるためには、センサ出力取得間隔trあたりの最大燃料消費量をΔqmaxとすると、セルの個数nから決まるセル容積Qcellは、Qcell/Δqmax>tr×α、という関係を満たしている必要がある。αは係数であって1よりも大きい値の固定値である。本実施の形態では、余裕をとってα=2に設定されている。最大燃料消費量Δqmaxは、最大負荷最大回転数のときのインジェクタ10の噴射量から算出される。
ここで、アルコール濃度センサ16が配置される位置について詳しく説明する。燃料ポンプ4によって送り出された燃料は、一部がプレッシャレギュレータ12からリターンパイプ14に排出され、残りは燃料パイプ6へと送り出される。このとき、燃料パイプ6へ流れた燃料がデリバリパイプ8に到達するよりも前に、リターンパイプ14に排出された燃料がアルコール濃度センサ16に到達するならば、アルコール濃度センサ16の出力値から噴射燃料のアルコール濃度を精度良く推定することが可能となる。そのためには、プレッシャレギュレータ12からアルコール濃度センサ16までのパイプ容積Vsは、以下の関係を満たしている必要がある。なお、ΔQmは最大燃料消費時のセンサ出力取得間隔trあたりのポンプ吐出量である。βは係数であって1よりも小さい値の固定値である。本実施の形態では、余裕をとってβ=1/2に設定されている。
Vs/(ΔQm−Δqmax)÷Qcell/Δqmax<n×β
アルコール濃度センサ16が上記の関係を満たす位置に配置されているならば、任意の時点においてプレッシャレギュレータ12から燃料パイプ6に流れた燃料がデリバリパイプ8に到達するまでの時間よりも、同時点においてプレッシャレギュレータ12からリターンパイプ14に流れた燃料がアルコール濃度センサ16に到達するまでの時間のほうが短くなる。これによれば、給油によって燃料タンク2内の燃料のアルコール濃度に変化があった場合には、アルコール濃度の変化した燃料がデリバリパイプ8に到達するよりも前にその変化をアルコール濃度センサ16によって検出することができる。
図2には、ある時点における燃料パイプ6内のアルコール濃度Eの分布を示している。“i”はセルごとに付けられた番号であり、“0”がプレッシャレギュレータ12に最も近いセル、“n-1”がデリバリパイプ8に最も近いセルに対応している。したがって、E0はプレッシャレギュレータ12に最も近いセルのアルコール濃度であり、En-1はデリバリパイプ8に最も近いセルのアルコール濃度である。デリバリパイプ8に最も近いセルのアルコール濃度En-1は、デリバリパイプ8内のアルコール濃度の推定に用いられる。本実施の形態ではデリバリパイプ8内のアルコール濃度は一様であって、各インジェクタ10から噴射される燃料のアルコール濃度はデリバリパイプ8内のアルコール濃度に等しいものとする。
その後、インジェクタ10による燃料噴射によってセル容積Qcell分の燃料消費が行なわれると、各記憶部が記憶しているアルコール濃度の値はそれぞれ1つ先のセルに対応する記憶部にシフトされる。例えば、i番目のセルに対応する記憶部には、i-1番目のセルに対応する記憶部に格納されていたアルコール濃度Ei-1の値が格納される。そして、i+1番目のセルに対応する記憶部には、i番目のセルに対応する記憶部に格納されていたアルコール濃度Eiの値が格納される。
一方、アルコール濃度センサ16の出力値から得られたアルコール濃度は、次のようにして燃料パイプ6内のアルコール濃度の分布に反映される。まず、各インジェクタ10の燃料噴射量からセンサ出力取得間隔trあたりの燃料消費量Δqが算出される。また、センサ出力取得間隔trあたりのポンプ吐出量ΔQが燃料ポンプ4の運転状態に基づいて算出される。ポンプ吐出量ΔQと燃料消費量Δqとの差分は、プレッシャレギュレータ12からリターンパイプ14へのセンサ出力取得間隔trあたりの燃料排出量を意味する。そして、パイプ容積Vsと燃料排出量ΔQ−Δqとの比を計算することによって、プレッシャレギュレータ12からリターンパイプ14に排出された燃料がアルコール濃度センサ16に到達するまでの所要時間tdi(tdi=Vs/(ΔQ−Δq))が算出される。
1.所要時間tdiが、tdi<tr、という関係を満たす場合
この場合は、プレッシャレギュレータ12の出口におけるアルコール濃度は、アルコール濃度センサ16の出力値から得られるアルコール濃度に等しいとされる。
2.所要時間tdiが、tr≦tdi<Qcell/Δq×2、という関係を満たす場合
Qcell/Δqは燃料が1つのセルを通過するのに要する時間を意味する。上記の関係が満たされる場合、1番目のセルにはアルコール濃度センサ16の設置位置における燃料と同じ燃料が充填されている。したがって、この場合は、アルコール濃度センサ16の出力値から得られるアルコール濃度の最新値が1番目のセルに対応する記憶部に記憶される。
3.所要時間tdiが、Qcell/Δq×2<tdi、という関係を満たす場合
この場合は、所要時間tdiと燃料の1セルあたりの通過時間Qcell/Δqとの比の値(自然数)kが算出される。このkは、アルコール濃度センサ16の設置位置における燃料と同じ燃料が充填されているセルの番号である。したがって、この場合は、アルコール濃度センサ16の出力値から得られるアルコール濃度の最新値が1番目からk番目の各セルに対応する記憶部に記憶される。
ECU20は、以上のような方法にて内燃機関の運転時における燃料パイプ6内のアルコール濃度分布の変化を時々刻々と計算し、それを用いてインジェクタ10から噴射される燃料のアルコール濃度を推定している。これによれば、燃料タンク2内のアルコール濃度に変化があった場合や、燃料消費量やポンプ吐出量が変化する場合であっても、プレッシャレギュレータ12からデリバリパイプ8までの間のアルコール濃度分布を精度良く得ることができる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施の形態ものから種々変形して実施することができる。例えば、上述の実施の形態では、燃料性状センサとしてアルコール濃度センサを用いているが、どのようなセンサを用いるかは使用される燃料に応じて決定すればよい。例えば、ガソリン機関において使用されるガソリンの質にばらつきがあるのであれば、燃料が重質か軽質かを検知するセンサや、オクタン価を検知するセンサを燃料性状センサとして用いてもよい。
2 燃料タンク
4 燃料ポンプ
6 燃料パイプ
8 デリバリパイプ
10 インジェクタ
12 プレッシャレギュレータ
14 リターンパイプ
16 アルコール濃度センサ
20 ECU

Claims (3)

  1. 燃料タンクから燃料を吸い上げる燃料ポンプと、前記燃料ポンプの吐出口に接続されたプレッシャレギュレータと、各気筒のインジェクタが取り付けられたデリバリパイプと、前記デリバリパイプと前記プレッシャレギュレータとを接続する燃料パイプと、前記プレッシャレギュレータから排出される燃料を前記燃料タンクに戻すためのリターンパイプとを有する内燃機関の燃料供給システムにおいて、
    前記リターンパイプに配置された燃料性状センサと、
    前記燃料性状センサの出力値に基づいて前記インジェクタから噴射される燃料の燃料性状を推定する燃料性状推定手段とを備え、
    前記燃料性状センサは、任意の時点において前記プレッシャレギュレータから前記燃料パイプに流れた燃料が前記デリバリパイプに到達するまでの時間よりも、同時点において前記プレッシャレギュレータから前記リターンパイプに流れた燃料が前記燃料性状センサに到達するまでの時間のほうが短くなる位置に配置されていることを特徴とする内燃機関の燃料供給システム。
  2. 前記プレッシャレギュレータから前記燃料性状センサまでのパイプ容積をVs、前記プレッシャレギュレータから前記デリバリパイプまでのパイプ容積をVd、各インジェクタの燃料噴射によるセンサ出力取得間隔あたりの最大燃料消費量をΔqmax、最大燃料消費時のセンサ出力取得間隔あたりのポンプ吐出量をΔQmとすると、
    前記燃料性状センサは、Vs/(ΔQm−Δqmax)÷Vd/Δqmax<1、を満たす位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料供給システム。
  3. 前記燃料性状推定手段は、
    前記燃料パイプを容積の等しい複数のセルに仮想的に分割した場合の各セルに対応する複数の記憶部を有し、同記憶部のそれぞれに、対応するセルにおける燃料性状パラメータ値を記憶する手段と、
    所定の時間間隔で前記燃料性状センサの出力値を取得し、同出力値から燃料性状パラメータ値を計算する手段と、
    前記燃料ポンプの吐出量と燃料噴射による燃料消費量とに基づいて前記燃料性状センサの設置位置における燃料と同じ燃料が流れているセルを特定する手段と、
    前記インジェクタによる燃料噴射によって前記セルの容積分の燃料消費があった場合に、各記憶部が記憶しているパラメータ値をそれぞれ1つ先のセルに対応する記憶部にシフトさせて更新するとともに、前記プレッシャレギュレータから前記特定したセルまでの各セルに対応する記憶部には前記燃料性状センサの出力値から得られる最新の燃料性状パラメータ値を記録する手段と、
    前記デリバリパイプに最も近いセルに対応する記憶部が記憶している燃料性状パラメータ値を用いて前記デリバリパイプ内の燃料の燃料性状を推定する手段と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料供給システム。
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