JP5471547B2 - 情報記録装置、撮像装置、情報更新方法及びプログラム - Google Patents

情報記録装置、撮像装置、情報更新方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、FAT(File Allocation Tables)ファイルシステムまたはそれに類似するファイルシステムを採用した記録媒体に情報を記録するための情報記録装置、それを備える撮像装置、情報更新方法及びプログラムに関する。
従来、記録媒体に記憶されたデータファイルの管理システムとして、様々なファイルシステムが開発されており、その一つにFATファイルシステムがある。そして、そのFATファイルシステムでは、様々な情報の更新技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、不揮発性記憶装置と、アクセス装置とからなる不揮発性記憶システムが提案されている。このシステムでは、ファイルデータを不揮発性記憶装置の主記憶メモリに書き込む際、ファイルデータと、ディレクトリエントリとを異なるアロケーションユニットに書き込む。このような管理手法を用いることにより、ファイルデータの連続書き込みを容易にするとともに、ディレクトリエントリの更新時におけるファイルのコピー回数を少なくしている。
国際公開第2005/103903号
ところで、FATファイルシステムには、その構成に特有の次のような問題がある。FATファイルシステムでは、FATの書き換えと、ディレクトリエントリの更新(論理的な置き換え)とを同時に行うことができない。また、FATは、その読み書き不良を防ぐためにバックアップ領域が用意され2重化されているが、ディレクトリエントリにはそのような2重化構造は適用されていない。
上述のようなFATファイルシステムにおいて、複数の更新処理(例えば、あるファイルの一部を別のファイルとして割り当てる等)の途中でその処理が中断されると、FATの情報とディレクトリエントリの内容との間に不整合が発生する可能性がある。このような両者の管理情報間に不整合が生じると、更新後の所望の状態(ディレクトリ構造及び/またはファイル構造)が得られないだけでなく、更新動作前の状態に復元することもできなくなる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、FATファイルシステムまたはそれに類似するファイルシステムにおいて情報の更新処理を行った際に、その更新処理が途中で中断されても、上述した管理情報間の整合性を確保してデータの安全性をより向上させることである。
上記課題を解決するために、本発明の情報記録装置は、FATファイルシステムまたはそれに類似するファイルシステムに基づいてファイルを管理する記録媒体が装着される装着部と、制御部とを備える構成とする。そして、制御部は、記録媒体内の所定ディレクトリにおけるディレクトリエントリの記録領域内の2クラスタ目以降の領域に記録された少なくとも一つのディレクトリエントリを更新する際に、該ディレクトリエントリの記録領域のデータを記録媒体から読み出す。また、制御部は、読み出した記録領域の2クラスタ目以降の領域に記録された該少なくとも一つのディレクトリエントリを更新する。また、制御部は、更新された2クラスタ目以降の領域のデータを記録媒体内の空き領域に記録する。そして、制御部は、記録媒体内で、更新された2クラスタ目以降の領域のデータが記録された領域と所定ディレクトリ内の記録領域の1クラスタ目の領域とが連結されるように記録媒体のFATまたはそれに類似する管理情報を更新する。
なお、本明細書でいうFATファイルシステムに「類似するファイルシステム」とは、少なくともファイル名、ファイルサイズ及び記録媒体におけるファイルの先頭位置が記録されるファイル管理情報と、記録媒体における空き領域の場所を記録し且つ各ファイルまたは各ディレクトリ内で論理的に連続する情報の記録媒体における配置を記録する配置管理情報とを有し、該ファイル管理情報と配置管理情報とが別の場所に記録されるファイルシステムである。また、FATに「類似する管理情報」とは、記録媒体のフォーマットにおいて、例えばクラスタ等の所定単位で管理されるデータ領域間の繋がりを示す情報のことである。
また、本発明の撮像装置は、撮像部と、上記本発明の情報記録装置とを備え、制御部がさらに、撮像部で撮像されたデータに対して所定処理を施す際の制御を行う構成とする。
また、本発明の情報更新方法及びプログラムは、FATファイルシステムまたはそれに類似するファイルシステムに基づいてファイルが管理され且つ情報記録装置に装着された記録媒体に対して情報更新を行う際の情報更新方法及びプログラムである。また、本発明の情報更新方法及びプログラムは、記録媒体の所定ディレクトリにおけるディレクトリエントリの記録領域内の2クラスタ目以降の領域に記録された少なくとも一つのディレクトリエントリを更新する際の手法及びプログラムである。本発明の情報更新方法及びプログラムでは、まず、情報記録装置が、記録領域のデータを記録媒体から読み出す。次いで、情報記録装置が、読み出した記録領域の2クラスタ目以降の領域内の少なくとも一つのディレクトリエントリを更新する。次いで、情報記録装置が、更新された2クラスタ目以降の領域のデータを記録媒体内の空き領域に記録する。そして、情報記録装置が、記録媒体内で、更新された2クラスタ目以降の領域のデータが記録された領域と、所定ディレクトリ内の記録領域の1クラスタ目の領域とが連結されるように記録媒体のFATまたはそれに類似する管理情報を更新する。
本発明では、上記手法で情報更新を行うことにより、情報更新時に、FATまたはそれに類似する管理情報の書き換えと、ディレクトリエントリの更新とを同時に行うことができる。なお、この原理については、後で詳述する。それゆえ、本発明によれば、情報の更新途中で処理が中断されても、FATまたはそれに類似する管理情報と、ディレクトリエントリとの内容との間に不整合が生じず、データの安全性をより向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る記録再生装置の概略ブロック構成図である。 所定ディレクトリの更新前のディレクトリ構成を示す図である。 所定ディレクトリの更新後のディレクトリ構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録媒体の情報更新手法の手順を示すフローチャートである。 更新処理例1における図4中のステップS6後のディレクトリ構造を示す図である。 更新処理例1における図4中のステップS7後のディレクトリ構造を示す図である。 更新処理例2における更新前のディレクトリ構成を示す図である。 更新処理例2における図4中のステップS6後のディレクトリ構造を示す図である。 更新処理例2における図4中のステップS7後のディレクトリ構造を示す図である。 リオーダー処理前の所定ディレクトリのディレクトリ構成を示す図である。 リオーダー処理の手順を示すフローチャートである。 図11中のステップS32後のディレクトリ構造を示す図である。 図11中のステップS34後のディレクトリ構造を示す図である。 図11中のステップS35後のディレクトリ構造を示す図である。 図11中のステップS36後のディレクトリ構造を示す図である。
以下に、本発明の情報記録装置及び記録媒体の情報更新手法の一例を、図面を参照しながら下記の順で説明する。なお、本発明は、以下の例に限定されない。
1.情報記録装置の構成例
2.更新処理の動作例
<1.情報記録装置の構成>
図1に、本発明の一実施形態に係る情報記録装置の概略ブロック構成を示す。なお、図1に示す例では、例えば外部のカメラ装置等からなる撮像部21で撮像された映像データ等を編集するシステムに用いられる記録再生装置10の構成例を示す。
また、本実施形態では、FATファイルシステムを採用した記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う記録再生装置10を例に挙げ説明するが、本発明はこれに限定されない。FATファイルシステムに類似したファイルシステムを採用した記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う記録再生装置においても、本発明は同様に適用可能であり、同様の効果が得られる。また、本実施形態では、記録媒体として不揮発性の半導体メモリカード20を用いる例を説明するが、本発明はこれに限定されず、FATファイルシステムで情報が管理される記録媒体であれば任意の記録媒体を用いることができる。
記録再生装置10(情報記録装置)は、半導体メモリインタフェース1と、信号処理部2と、CPU(Central Processing Unit)3と、ROM(Read Only Memory)4と、RAM(Random Access Memory)5と、不揮発性メモリ6と、操作部7とを備える。さらに、記録再生装置10は、バス8と、USB(Universal Serial Bus)インタフェース9とを備える。
また、記録再生装置10は、ビデオ入力端子TVin及びオーディオ入力端子TAinを備える。本実施形態では、外部の撮像部21から出力されるビデオデータ及びオーディオデータは、それぞれ、ビデオ入力端子TVin及びオーディオ入力端子TAinを介して記録再生装置10に入力される。また、記録再生装置10は、ビデオ出力端子TVout及びオーディオ出力端子TAoutを備える。本実施形態では、記録再生装置10内で所定の処理が施されたビデオデータ及びオーディオデータを、それぞれ、ビデオ出力端子TVout及びオーディオ出力端子TAoutを介して例えばディスプレイ等からなる外部の表示部22に出力する。さらに、記録再生装置10は、USB端子Tusbを備える。記録再生装置10は、USB端子Tusbを介して例えばパーソナルコンピュータ等の外部装置(不図示)に接続可能であり、USB端子Tusb及びそれに接続されたUSBケーブル(不図示)を介して外部装置とデータ通信を行うことができる。
半導体メモリインタフェース1(装着部)は、信号処理部2及びCPU3と接続される。本実施形態では、外部から半導体メモリカード20を半導体メモリインタフェース1に装着することにより、信号処理部2及びCPU3による半導体メモリカード20への情報の記録及び/又は再生が可能な状態になる。なお、図1に示す例では、半導体メモリカード20と記録再生装置10とを別体とする例を示しているが、本発明はこれに限定されず、記録再生装置10が予め半導体メモリカード20を備える構成であってもよい。
信号処理部2は、ビデオ入力端子TVinに接続され、ビデオ入力端子TVinを介して入力されたビデオデータに対して各種の映像信号処理を行う。また、信号処理部2は、オーディオ入力端子TAinに接続され、オーディオ入力端子TAinを介して入力されたオーディオデータに対して各種の音声信号処理を行う。
また、信号処理部2は、ビデオ出力端子TVoutに接続され、所定の映像信号処理が施されたビデオデータを、ビデオ出力端子TVoutを介して外部の表示部22に出力する。さらに、信号処理部2は、オーディオ出力端子TAoutに接続され、所定の音声信号処理が施されたオーディオデータを、オーディオ出力端子TAoutを介して外部の表示部22に出力する。
さらに、信号処理部2は、CPU3の制御に基づき、半導体メモリカード20に記憶されたデータを読み出して、そのデータに対して所定の編集処理を施し、該処理が施されたデータを半導体メモリカード20に書き込む(上書きする)こともできる。
CPU3(制御部)は、半導体メモリインタフェース1、ROM4、RAM5、不揮発性メモリ6及び操作部7に直接、接続される。また、CPU3は、バス8を介して信号処理部2及びUSBインタフェース9に接続され、信号処理部2及びUSBインタフェース9とバス8を介して種々の制御信号やデータ等の入出力を行う。
また、CPU3は、起動されたプログラムに基づいて記録再生装置10の全体制御及び演算処理等を行う。例えば、CPU3は、操作部7からの操作入力に応じた動作や、半導体メモリインタフェース1に装填された半導体メモリカード20への情報記録、再生動作及びアクセス動作等を制御する。すなわち、本実施形態において半導体メモリカード20内の所定ディレクトリのデータを更新する際には、CPU3は、ROM4に記憶された後述のファイルシステム制御プログラム4aに基づいて所定ディレクトリのデータ及び管理情報の更新を行う。
ROM4には、例えばCPU3の動作プログラム、プログラムローダー等のファイルが格納される。例えば、本実施形態の記録再生装置10では、半導体メモリカード20内のデータを読み書き(更新)する際のファイルシステムの制御プログラム4a(以下、単にファイルシステム制御プログラムという)が格納される。
RAM5には、CPU3がプログラムを実行する際のデータ領域、タスク領域が一時的に確保される。また、不揮発性メモリ6は、データの書き換えが可能で且つ電源オフ後も記録したデータが保持される不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ6には、例えば各種演算係数、プログラムで用いるパラメータ等が記憶される。
操作部7は、記録再生装置10の筐体に設けられた各種の操作子(不図示)により構成され、各操作子に対応する操作情報(操作信号)をCPU3に供給する。CPU3は、操作部7からの操作情報に対応する処理動作を実行し、これにより、ユーザの指示に応じた動作が実現される。
USBインタフェース9は、USB端子Tusbに接続され、また、バス8を介して信号処理部2及びCPU3に接続される。なお、本実施形態では、記録再生装置10と外部装置との間でデータ通信を行うための通信インタフェースとしてUSBインタフェースを採用するが、本発明はこれに限定されない。例えば、外部装置がパーソナルコンピュータである場合には、通信インタフェースとして、例えばIEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394方式等の他のインタフェースを用いてもよい。また、有線による通信以外にも、例えばBluetooth(登録商標)方式等の無線通信用の通信インタフェースを用いてもよい。
<2.更新処理の動作例>
次に、本実施形態の記録再生装置10により、半導体メモリカード20内の所定ディレクトリのデータを更新する際の処理例について説明する。
[更新処理例1]
(1)処理概要
まず、更新処理例1の具体的な手順を説明する前に、更新処理例1の処理概要を説明する。図2及び3に、この例で更新する所定ディレクトリの更新前及び更新後のディレクトリ構成をそれぞれ示す。
この例では、「B1」という名前のディレクトリ30(以下、B1ディレクトリ30という)に含まれるデータを更新する例を説明する。なお、この例では、図2に示すように、B1ディレクトリ30の1クラスタ目の領域31及び2クラスタ目の領域32に、B1ディレクトリ30に含まれるファイル情報を示すディレクトリエントリが列記されているものとする。
ただし、FATファイルシステムでは、通常、図2に示すように、ディレクトリエントリが列記されるクラスタ領域は対応するディレクトリの先頭のクラスタ領域から順次記録されるが、本発明はこれに限定されない。FATファイルシステムに類似するファイルシステムであれば、ディレクトリエントリが列記されるクラスタ領域が先頭から順次記録されないシステムであっても、本発明は適用可能である。
また、この例では、1クラスタ目の領域31(以下、第1クラスタ領域31という)と、2クラスタ目の領域32(以下、第2クラスタ領域32という)とは、FATにより繋がれているものとする。このような繋がりは、例えば、第1クラスタ領域31及び第2クラスタ領域32がそれぞれクラスタ番号10及び11の領域に記録されているとすると、FATのクラスタ番号10のFATエントリにクラスタ番号11を記録することにより実現される。なお、このような繋がり(以下、FATチェーンという)は、図2中では「SW」50で表示する。また、図2では、第1クラスタ領域31及び第2クラスタ領域32の繋がりを明確にするため、両者の間にFATチェーン50を記載しているが、FATは、データ領域とは別のFAT領域に記録されている。
次に、更新前のB1ディレクトリ30の各クラスタ領域の構成を説明する。第1クラスタ領域31には、その先頭から、自身のディレクトリを指すディレクトリエントリ「./」、及び、親ディレクトリを指すディレクトリエントリ「../」がこの順で記録され、それ以降は削除済みディレクトリエントリ「DEL」が記録される。すなわち、第1クラスタ領域31では、ディレクトリエントリ「../」以降の領域は空き領域とする。なお、ここでいう、削除済みディレクトリエントリ「DEL」は先頭バイトが0xE5であるディレクトリエントリのことである。
第2クラスタ領域32には、図2に示すように、その先頭に、「C1」という名前のディレクトリ(以下、C1ディレクトリという)を指すディレクトリエントリ35が記録され、それ以降は終端ディレクトリエントリ「0」が記録される。すなわち、第2クラスタ領域32では、C1ディレクトリを指すディレクトリエントリ35(以下、C1ディレクトリエントリ35という)以降の領域は空き領域とする。なお、ここでいう、終端ディレクトリエントリ「0」は、先頭バイトが0x00であるディレクトリエントリのことである。
なお、本実施形態では、第2クラスタ領域32に、更新予定のディレクトリエントリを記録する。この例では、後述するように、更新予定のディレクトリエントリはC1ディレクトリエントリ35直後の終端ディレクトリエントリ「0」となる。
上述した更新前のB1ディレクトリ30の主な特徴を挙げると、次のようになる。
(1)更新予定のディレクトリエントリ(C1ディレクトリエントリ35直後の終端ディレクトリエントリ「0」)が所定ディレクトリ(B1ディレクトリ30)の2クラスタ目以降の領域に配置される。
(2)B1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31において、ディレクトリエントリ「./」及び「../」以外のディレクトリエントリを全て削除済みディレクトリエントリ「DEL」にする。
本実施形態において、更新前のB1ディレクトリ30に上記特徴(1)を持たせる理由は、次の通りである。後述するように、本発明の情報更新手法では、まず、更新されたディレクトリエントリを含む2クラスタ目以降のクラスタ領域のデータを記録媒体(半導体メモリカード20)内の空き領域に記録する。その後、FATを更新する(書き換える)ことにより、更新ディレクトリの1クラスタ目の領域と更新後の2クラスタ目以降の領域とをFATチェーンで接続する。すなわち、本実施形態の更新手法では、所定ディレクトリの2クラスタ目以降の領域のデータを一括更新する手法を用いる。それゆえ、本実施形態では、更新予定のディレクトリエントリを予め所定ディレクトリの2クラスタ目以降の領域に配置する。
また、更新前のB1ディレクトリ30に上記特徴(2)を持たせる理由は、次の通りである。本発明の情報更新手法では、上述のように更新予定のディレクトリエントリを予め所定ディレクトリの2クラスタ目以降の領域に配置する必要がある。それゆえ、本発明の情報更新手法では、後述のように更新処理を行う前に更新予定のディレクトリエントリが所定ディレクトリの2クラスタ目以降に配置されているか否かを判定する。しかしながら、通常、更新予定のディレクトリエントリが予め決まっている場合は少ない。
それに対して、本実施形態のようにB1ディレクトリ30に上記特徴(2)を持たせた場合、B1ディレクトリ30が上記特徴(2)を有するか否かを判定することにより、更新予定のディレクトリエントリの配置位置を容易に判別することができる。具体的には、B1ディレクトリ30が上記特徴(2)を有する場合には、更新予定のディレクトリエントリが2クラスタ目以降の領域に配置されていることが自動的に分かる。この手法を用いれば、更新予定のディレクトリエントリが予め決まっていない場合においても容易に更新予定のディレクトリエントリの配置位置を判別することができる。
なお、更新予定のディレクトリエントリが予め決まっている場合には、第1クラスタ領域31内のディレクトリエントリ「./」及び「../」以外の領域に、更新しない有効ディレクトリエントリが記録されていてもよい。なお、ここでいう有効ディレクトリエントリとは、空でないディレクトリエントリのことである。
この更新処理例1では、上記構成の更新前のB1ディレクトリ30に、例えばファイル名「C2.MP4」のビデオデータを含む「C2」という名前のディレクトリ(以下、C2ディレクトリと記す)を新たに接続する更新例を説明する。具体的には、図2に示す更新前の第2クラスタ領域32において、C1ディレクトリエントリ35直後の終端ディレクトリエントリ「0」を、C2ディレクトリを指すディレクトリエントリ36(以下、C2ディレクトリエントリ36という)に変更する。それゆえ、更新後の第2クラスタ領域37では、図3に示すように、第2クラスタ領域37内のC1ディレクトリエントリ35直後にC2ディレクトリエントリ36が記録される。
ここで、B1ディレクトリ30に追加するC2ディレクトリのディレクトリ構成を、図3を参照しながら説明する。なお、図3に示す例では、C2ディレクトリ内に含まれるファイル情報を示すディレクトリエントリの記録領域は、1つのクラスタ領域38で構成されているものとする。そのクラスタ領域38には、その先頭から自身のディレクトリを指すディレクトリエントリ「./」、及び、親ディレクトリ(B1ディレクトリ30)を指すディレクトリエントリ「../」が記録される。また、クラスタ領域38には、ディレクトリエントリ「../」の後に、C2.MP4ファイルを指すディレクトリエントリ39が記録され、それ以降は終端ディレクトリエントリ「0」が記録される。
また、C2ディレクトリ内のクラスタ領域38は、第2クラスタ領域37とは別のクラスタ領域に記録され、両領域は互いにポインタ(位置情報)により接続される(図3中の破線矢印)。さらに、図3に示す例では、C2.MP4ファイル40は、クラスタ領域38内のディレクトリエントリ39に含まれるポインタで指示されたクラスタ領域に記録される。
なお、図3以降に示すディレクトリ構成の図面では、FATによるクラスタ領域間の繋がりを「SW」と実線矢印とで示し、ディレクトリエントリのポインタによるクラスタ領域間の繋がりは破線矢印で示す。
(2)処理動作
次に、更新処理例1の具体的な処理手順を、図4を参照しながら具体的に説明する。なお、図4は、更新処理例1の手順を示すフローチャートである。
まず、更新処理の前段階として、CPU3は、信号処理部2及びバス8を介して、外部の例えばカメラ装置等からなる撮像部21で撮像したデータを取得し、そのデータをC2.MP4ファイルとしてC2ディレクトリ内に記録する。なお、C2.MP4ファイルを含むC2ディレクトリは、RAM5または不揮発性メモリ6に記録される。次いで、ユーザは半導体メモリカード20を、半導体メモリインタフェース1を介して記録再生装置10に装着する。なお、半導体メモリカード20は、予め装着されていてもよい。
次に、CPU3は、ROM4に格納されているファイルシステム制御プログラム4aを起動する(ステップS1)。なお、以下に説明する更新処理の各工程では、CPU3が、起動されたファイルシステム制御プログラム4aに基づいて各処理の制御を行う。
次いで、CPU3は、更新予定のディレクトリエントリがB1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32(2クラスタ目)以降の領域に配置されているかを判定する(ステップS2)。なお、この例では、ステップS2において、CPU3が、B1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31内のディレクトリエントリ「./」及び「../」以外のディレクトリエントリが全て削除済みディレクトリエントリ「DEL」であるか否か判定する。そして、ディレクトリエントリ「./」及び「../」以外のディレクトリエントリが全て削除済みディレクトリエントリ「DEL」である場合には、CPU3は、更新予定のディレクトリエントリが第2クラスタ領域32以降の領域に配置されていると判定する。すなわち、この場合、ステップS2はYES判定となる。
この例では、更新前のB1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31内では、図2に示すように、ディレクトリエントリ「./」及び「../」以外のディレクトリエントリが全て削除済みディレクトリエントリ「DEL」である。また、上述のように、この例では、B1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32内のC1ディレクトリエントリ35直後の終端ディレクトリエントリ「0」を、C2ディレクトリエントリ36に変更する。それゆえ、ステップS2はYES判定となる。この場合、CPU3は、更新前のB1ディレクトリ30のデータ及びFATを半導体メモリカード20からRAM5に読み出す(ステップS4)。
なお、ステップS2における判定処理は上記手法に限定されない。例えば、更新予定のディレクトリエントリが予め決まっている場合には、CPU3が、直接、B1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32内に更新予定のディレクトリエントリが存在するか否か判定してもよい。
一方、ステップS2において、更新予定のディレクトリエントリが、B1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31(1クラスタ目の領域)に配置されている場合には、ステップS2はNO判定となる。この場合には、CPU3は、更新予定のディレクトリエントリをB1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32以降の領域に移動させる処理を自動的に行う(ステップS3:以下、この処理をリオーダー処理という)。このステップS3のリオーダー処理については、後で詳述する。そして、リオーダー処理終了後、上述したステップS4の処理に移行する。
そして、ステップS4の処理を行った後、CPU3は、B1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32内のC1ディレクトリエントリ35直後の終端ディレクトリエントリ「0」を、C2ディレクトリエントリ36に変更する(ステップS5)。これにより、記録再生装置10内において、予めRAM5または不揮発性メモリ6に記憶されたC2ディレクトリがB1ディレクトリ30に接続され、B1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32が更新される。
次いで、CPU3は、更新したデータを、半導体メモリカード20内の空き領域(更新前の第2クラスタ領域32とは異なる領域)に書き込む(ステップS6)。具体的には、CPU3は、更新後の第2クラスタ領域37のデータ及びC2ディレクトリのデータ(クラスタ領域38及びC2.MP4ファイル)を、半導体メモリカード20内の空き領域に書き込む。
また、この際、CPU3は、B1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31と、更新後の第2クラスタ領域37とがFATチェーンで繋がるように、RAM5上でFATを書き換える。具体的には、例えば第1クラスタ領域31及び更新前の第2クラスタ領域32がクラスタ番号10及び11の領域に記録されており、更新後の第2クラスタ領域37がクラスタ番号12の領域に記録された場合を考える。この場合、CPU3は、FATのクラスタ番号10のFATエントリに記録されているクラスタ番号を「11」から「12」に変更する。なお、更新後の第2クラスタ領域37の書き込み領域が予め決まっている場合には、記録再生装置10上でのFATの更新は、ステップS5の処理段階で行ってもよい。
ここで、図5に、ステップS6で、半導体メモリカード20に更新後の第2クラスタ領域37のデータ及びC2ディレクトリのデータを書き込んだ際のディレクトリ構成を示す。ステップS6では、上述のように、更新後の第2クラスタ領域37及びC2ディレクトリのデータ(ディレクトリエントリデータ及びC2.MP4ファイル)が、半導体メモリカード20の空き領域に書き込まれる。しかしながら、記録再生装置10上で変更(更新)したFATは、まだ半導体メモリカード20には反映されていない。それゆえ、ステップS6の段階では、図5に示すように、B1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31は、更新前と同様に、FATチェーン50により更新前の第2クラスタ領域32に繋がれている。
次いで、CPU3は、RAM5上で更新したFATを半導体メモリカード20のFATに上書きして、半導体メモリカード20のFATを更新する(ステップS7)。この処理により、半導体メモリカード20内で、B1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31が更新後の第2クラスタ領域37にFATチェーン50で接続される。
図6に、ステップS7で、半導体メモリカード20のFATを更新した後の半導体メモリカード20内のディレクトリ構成を示す。ステップS7で半導体メモリカード20のFATを更新すると、第1クラスタ領域31のFATチェーン50が、更新前の第2クラスタ領域32から更新後の第2クラスタ領域37に切り替る。すなわち、ステップS7において、半導体メモリカード20内のB1ディレクトリ30の2クラスタ目の領域が、更新前の第2クラスタ領域32から更新後の第2クラスタ領域37に一括して置き換えられる。この結果、ステップS7では、FATの更新と、ディレクトリエントリの更新とが同時に行われることになる。
更新処理例1では、上述のようにして、半導体メモリカード20内のデータ更新が行われる。なお、更新前の第2クラスタ領域32は、ステップS7の後、開放され、空き領域となる。
上述のように、この例では、半導体メモリカード20内のデータを更新した際、FATの更新とディレクトリエントリの更新とを同時に行うことができる。それゆえ、データの更新処理の途中に、その処理が中断されても、FATの情報と、ディレクトリエントリとの間に不整合が生じず、更新前後のどちらか一方の状態に復元することができ、データの安全性を向上させることができる。すなわち、本実施形態の情報更新手法では、従来のFATファイルシステムのような複数の管理情報間に不整合が生じる可能性があるファイルシステムに対して、データの安全性を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、所定ディレクトリの2クラスタ目以降の領域のデータを一括更新するので、安全性の向上だけでなく、ファイルシステムの同期処理の実行回数を一層低減することができる。それゆえ、本実施形態の情報記録装置及び情報更新方法は、データの安全性と高速動作とが要求されるシステムに好適である。
さらに、上述したステップS6で、更新後の複数のデータを半導体メモリカード20に書き込む際、各データを書き込むクラスタ領域を集中して(近づけて)配置することにより、さらに処理速度を向上させることができる。
[更新処理例2]
(1)処理概要
上記更新処理例1では、B1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32に、新たにC2ディレクトリエントリ36を書き込む際の処理例(図2及び3参照)を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図2に示すB1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32内のC1ディレクトリエントリ35のポインタ(位置情報)により接続されたC1ディレクトリ内のデータを更新する場合にも、上記更新処理例1と同様にして更新処理を行うことができる。更新処理例2では、そのような場合の処理例を説明する。
まず、更新処理例2の処理概要を説明する。図7に、更新処理例2における更新前のB1ディレクトリ30のディレクトリ構成を示す。なお、図7に示すB1ディレクトリ30のディレクトリ構成において、図2に示すB1ディレクトリ30のディレクトリ構成と同様の構成には、同じ符号を付して示す。なお、図7では、C1ディレクトリエントリ35のポインタにより接続されたC1ディレクトリのディレクトリ構成も示す。
この例のB1ディレクトリ30のディレクトリ構成は、上記更新処理例1のそれと同様とする。すなわち、B1ディレクトリ30に含まれるファイル情報を示すディレクトリエントリが2つのクラスタ領域(第1クラスタ領域31及び第2クラスタ領域32)に渡って列記され、その2つのクラスタ領域間がFATチェーン50で繋がれているものとする。
また、この例では、図7に示すように、C1ディレクトリに含まれるファイル情報を示すディレクトリエントリが一つのクラスタ領域41に列記されているものとする。なお、このクラスタ領域41は、B1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32とは異なる領域に記録されている。
図7に示す例では、クラスタ領域41内には、その先頭から、自身のディレクトリを指すディレクトリエントリ「./」、及び、親ディレクトリ(B1ディレクトリ30)を指すディレクトリエントリ「../」がこの順で記録されているものとする。また、この例では、ディレクトリエントリ「../」の後に、「C1.SMI」及び「C1R01.BIM」という名前のファイルを指すディレクトリエントリがこの順で記録されているものとする。そして、C1R01.BIMファイルのディレクトリエントリ以降には終端ディレクトリエントリ「0」が記録されているものとする。
この更新処理例2では、上記構成の更新前のC1ディレクトリに、例えば新たに取得したファイル名「C1.MP4」のビデオデータを新たに接続する更新例を説明する。具体的には、図7に示す更新前のC1ディレクトリのクラスタ領域41において、C1R01.BIMファイルを指すディレクトリエントリ直後の終端ディレクトリエントリ「0」を、C1.MP4ファイルを指すディレクトリエントリに変更する例を説明する。
(2)処理動作
次に、更新処理例2の具体的な処理手順を、上述した図4を参照しながら具体的に説明する。
まず、更新処理の前段階として、CPU3は、例えば、信号処理部2及びバス8を介して外部の撮像部21で撮像したデータを取得し、そのデータをC1.MP4ファイルとしてRAM5または不揮発性メモリ6に記録する。次いで、ユーザは半導体メモリカード20を、半導体メモリインタフェース1を介して記録再生装置10に装着する。なお、半導体メモリカード20は、予め装着されていてもよい。
その後、CPU3は、上記更新処理例1と同様に、ファイルシステム制御プログラム4aを起動する(ステップS1)。なお、以下に説明する更新処理の各工程では、更新処理例1と同様に、CPU3が、起動されたファイルシステム制御プログラム4aに基づいて各処理の制御を行う。
次いで、CPU3は、更新予定のC1ディレクトリエントリ35がB1ディレクトリ30の2クラスタ目以降のディレクトリに配置されているかを判定する(ステップS2)。この例では、C1ディレクトリエントリ35は、図7に示すように、B1ディレクトリ30内の第2クラスタ領域32に配置されているので、ステップS2はYES判定となる。なお、ステップS2の段階で、C1ディレクトリエントリ35がB1ディレクトリ30の2クラスタ目以降の領域に配置されていない場合には、CPU3は、後述するリオーダー処理(ステップS3)を行う。
次いで、CPU3は、更新前のB1ディレクトリ30のデータ及びFATを半導体メモリカード20からRAM5に読み出す(ステップS4)。なお、この際、CPU3は、C1ディレクトリエントリ35のポインタにより接続されたC1ディレクトリの更新前のクラスタ領域41のデータも読み出す。
次いで、CPU3は、C1ディレクトリのクラスタ領域41内のC1R01.BIMファイル直後の終端ディレクトリエントリ「0」を、C1.MP4ファイルを指すディレクトリエントリに変更する。この変更されたディレクトリエントリ内のポインタによりC1.MP4ファイルとC1ディレクトリ内のクラスタ領域41とが接続される。また、この際、CPU3は、クラスタ領域41の変更に伴い、B1ディレクトリ30の第2クラスタ領域32に記録されているC1ディレクトリエントリ35に含まれる情報(例えば更新日時等の情報)を更新する(ステップS5)。
そして、CPU3は、更新後の第2クラスタ領域のデータ、C1ディレクトリ内の更新後のクラスタ領域のデータ、及び、C1.MP4ファイルを、半導体メモリカード20内の空き領域に書き込む(ステップS6)。
また、この際、CPU3は、B1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31と、更新後の第2クラスタ領域とがFATチェーン50で繋がるように、RAM5上でFATを書き換える。なお、更新後の第2クラスタ領域の書き込み領域が予め決まっている場合には、記録再生装置10上でのFATの更新は、ステップS5の処理段階で行ってもよい。
ここで、図8に、ステップS6の処理後の半導体メモリカード20内のディレクトリ構成を示す。ステップS6では、上述のように、更新後の第2クラスタ領域43のデータ、C1ディレクトリ内の更新後のクラスタ領域45のデータ、及び、C1.MP4ファイル46が、半導体メモリカード20の空き領域に書き込まれる。しかしながら、記録再生装置10上で変更(更新)したFATは、まだ半導体メモリカード20には反映されていない。それゆえ、ステップS6の段階では、図8に示すように、B1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31は、更新前と同様に、FATチェーン50により更新前の第2クラスタ領域32に繋がれている。
次いで、CPU3は、RAM5上で更新したFATを半導体メモリカード20のFATに上書きして、半導体メモリカード20のFATを更新する(ステップS7)。この処理により、半導体メモリカード20内で、B1ディレクトリ30の第1クラスタ領域31が更新後の第2クラスタ領域43にFATチェーン50で接続される。
図9に、ステップS7で、半導体メモリカード20のFATを更新した後の半導体メモリカード20内のディレクトリ構成を示す。ステップS7で半導体メモリカード20のFATを更新すると、第1クラスタ領域31のFATチェーン50が、更新前の第2クラスタ領域32から更新後の第2クラスタ領域43に切り替る。すなわち、この処理例においても、ステップS7の処理により、半導体メモリカード20内のB1ディレクトリ30の2クラスタ目の領域のデータを一括して置き換えることができ、FATの更新とディレクトリエントリの更新とを同時に行うことができる。
更新処理例2では、上述のようにして、半導体メモリカード20内のデータ更新が行われる。なお、更新前の第2クラスタ領域32は、ステップS7の後、開放され、空き領域となる。また、更新前のC1ディレクトリのクラスタ領域41についても、ステップS7の後、解放され、空き領域となる。
上述のように、この例においても、上記更新処理例1と同様にして、半導体メモリカード20に対して情報更新を行うことができる。それゆえ、この例においても、上記更新処理例1と同様の効果が得られる。
なお、上記更新処理例1及び2では、所定ディレクトリの2クラスタ目の領域に更新予定のディレクトリエントリが記録されている例を説明したが、本発明はこれに限定されない。ディレクトリエントリの記録領域の長さが3クラスタ以上である場合には、更新予定のディレクトリエントリを3クラスタ目以降の任意の領域に記録してもよく、その場合も上記手法と同様にして、更新処理を行うことができる。
また、上記更新処理例1及び2では、1つのディレクトリエントリを更新する例を説明したが、本発明はこれに限定されず、2以上のディレクトリエントリを更新する場合にも、上記手法と同様にして、更新処理を行うことができる。
[リオーダー処理]
上記更新処理例1及び2では、更新予定のディレクトリエントリが、所定ディレクトリの2クラスタ目以降の領域に予め配置されている場合を説明したが、本発明はこれに限定されない。更新予定のディレクトリエントリが1クラスタ目の領域に配置されている場合には、上記ステップS2及びS3で述べたように、リオーダー処理を行い、更新予定のディレクトリエントリを2クラスタ目以降の領域に移動させる。ここでは、そのリオーダー処理の一例を、図面を参照しながら説明する。
(1)処理概要
まず、リオーダー処理の具体的な手順を説明する前に、ここで行うリオーダー処理例の概要を説明する。図10に、更新予定のディレクトリエントリが所定ディレクトリの1クラスタ目の領域に配置されている場合のディレクトリ構成を示す。
図10は、更新前のB1ディレクトリ60のディレクトリ構成を示す図であり、この例では、B1ディレクトリ60に含まれるファイル情報を示すディレクトリエントリが1つのクラスタ領域(第1クラスタ領域61)に列記されているものとする。そして、第1クラスタ領域61内には、その先頭から、自身のディレクトリを指すディレクトリエントリ「./」、及び、親ディレクトリを指すディレクトリエントリ「../」がこの順で記録されているものとする。さらに、図10に示す例では、ディレクトリエントリ「../」の後に、C1ディレクトリを指すC1ディレクトリエントリ65が記録され、それ以降には終端ディレクトリエントリ「0」が記録されているものとする。
そして、ここでは、B1ディレクトリ60の第1クラスタ領域61内のC1ディレクトリエントリ65を更新予定のディレクトリエントリとし、このディレクトリエントリを2クラスタ目の領域に移動させるリオーダー処理を説明する。
(2)処理動作
次に、本実施形態の記録再生装置10によるリオーダー処理の一例を、図11を参照しながら具体的に説明する。なお、図11は、この例で行うリオーダー処理の手順を示すフローチャートである。ただし、以下に説明するリオーダー処理の各工程では、CPU3が、起動されたファイルシステム制御プログラム4aに基づいて各処理の制御を行う。
まず、更新予定のディレクトリエントリを含む所定ディレクトリのデータ、すなわち、ここでは更新前のB1ディレクトリ60(図10)のデータ、及び、FATを半導体メモリカード20からRAM5に読み出す(ステップS31)。
次いで、CPU3は、第1クラスタ領域61内の有効ディレクトリエントリの次のディレクトリエントリのみを終端ディレクトリエントリ「0」とする(ステップS32)。
ここで、ステップS32の処理を、図12を参照しながらより具体的に説明する。なお、図12は、ステップS32後のB1ディレクトリ60のディレクトリ構成を示す図である。図12に示す例では、CPU3は、第1クラスタ領域61内のC1ディレクトリエントリ65以降に記録された終端ディレクトリエントリ「0」のうち、C1ディレクトリエントリ65直後のディレクトリエントリのみを終端ディレクトリエントリ「0」として残す。そして、CPU3は、その残した終端ディレクトリエントリ「0」以降のディレクトリエントリを削除済みディレクトリエントリ「DEL」に変更する。
ただし、更新前のB1ディレクトリ60のディレクトリエントリの記録領域の長さが2クラスタ以上である場合、及び、有効ディレクトリエントリが第1クラスタ領域61の末尾に位置する場合には、ステップS32の処理は行わない。
次いで、CPU3は、新たなクラスタ領域を取得する(ステップS33)。そして、CPU3は、取得した新たなクラスタ領域に第1クラスタ領域61内のディレクトリエントリ「./」及び「../」以外の有効ディレクトリエントリをコピーする(ステップS34)。この例では、C1ディレクトリエントリ65を新たに取得したクラスタ領域にコピーする。
図13に、ステップS34後のB1ディレクトリ60のディレクトリ構成及び新たに取得したクラスタ領域の構成を示す。図13に示す例では、ステップS34において、CPU3は、第1クラスタ領域61のC1ディレクトリエントリ65を、新たに取得したクラスタ領域62の先頭にコピーする。また、CPU3は、ステップS34において、新たに取得したクラスタ領域62内のC1ディレクトリエントリ65以降のディレクトリエントリを、全て終端ディレクトリエントリ「0」にする。
ステップS34の後、CPU3は、B1ディレクトリ60の第1クラスタ領域61と、新たに取得したクラスタ領域62とがFATチェーンで繋がるようにFATを更新する(ステップS35)。
図14に、ステップS35の処理後のB1ディレクトリ60のディレクトリ構成を示す。ステップS35後は、図14に示すように、第1クラスタ領域61と、新たに取得したクラスタ領域62とがFATチェーン70で連結される。これにより、新たに取得したクラスタ領域62がB1ディレクトリ60の2クラスタ目の領域となる。なお、更新前のB1ディレクトリ60において2クラスタ目の領域が存在する場合には、ステップS35後は、その元の2クラスタ目の領域は開放される。
次いで、CPU3は、B1ディレクトリ60の第1クラスタ領域61内のディレクトリエントリ「./」及び「../」以外のディレクトリエントリを削除済みディレクトリエントリ「DEL」に書き換える(ステップS35)。
図15に、ステップS36後のB1ディレクトリ60のディレクトリ構成を示す。図15から明らかなように、上述したステップS31〜S36のリオーダー処理を行うことにより、B1ディレクトリ60に上記更新処理例1で説明した特徴(1)及び(2)を持たせることができる。
この例では、上述のようにしてリオーダー処理を行い、更新予定のディレクトリエントリを、所定ディレクトリの2クラスタ目以降の領域に移動させる。なお、上述した処理例では、更新予定のディレクトリエントリを2クラスタ目の領域に移動させる例を説明したが、本発明はこれに限定されず、更新予定のディレクトリエントリを3クラスタ目以降の領域に移動させてもよい。この場合も、上述したリオーダー処理の手法を同様に適用することができる。
また、リオーダー処理の手法は、上記図11〜15で説明した例に限定されず、更新予定のディレクトリエントリを、所定ディレクトリの2クラスタ目以降の領域に移動させることができる手法であれば任意の手法を用いることができる。
上記実施形態において、情報記録装置(記録再生装置)は、予めファイルシステム制御プログラムが実装された専用の装置として構成した例を説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明の情報更新処理を行うソフトウェア(プログラム)を後から情報記録装置に実装する構成にしてもよい。また、本発明の情報更新処理を行うソフトウェア(プログラム)を実装する情報処理装置としては、上述した記録再生装置に限定されず、例えば、上記記録再生装置に接続することができ且つ各種データ処理を行うことができるパーソナルコンピュータを用いてもよい。すなわち、本発明による情報更新処理を行うソフトウェア(プログラム)を例えば、例えばパーソナルコンピュータ等の外部装置に実装して、本発明の処理を行う構成としてもよい。
なお、本発明の更新処理を実行するソフトウェア(プログラム)は、光ディスクや半導体メモリなどの媒体で配布する他に、インターネットなどの伝送手段を介してダウンロードさせる構成としてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の情報記録装置として、例えば外部のカメラ装置等の撮像部で撮像された映像データ等を編集するシステムに用いられる記録再生装置を例に挙げ説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、記録専用の情報記録装置にも適用することができる。さらに、本発明は、例えば図1に示す記録再生装置10と撮像部21とが一体化した装置、すなわち、撮像装置に適用してもよい。
1…半導体メモリインタフェース、2…信号処理部、3…CPU、4…ROM、4a…ファイルシステム制御プログラム、5…RAM、6…不揮発性メモリ、7…操作部、8…バス、9…USBインタフェース、10…記録再生装置、20…半導体メモリカード、21…撮像部、22…表示部

Claims (8)

  1. FATファイルシステムまたはそれに類似するファイルシステムに基づいてファイルを管理する記録媒体が装着される装着部と、
    前記記録媒体内の所定ディレクトリにおけるディレクトリエントリの記録領域内の2クラスタ目以降の領域に記録された少なくとも一つのディレクトリエントリを更新する際に、該ディレクトリエントリの記録領域のデータを前記記録媒体から読み出して該記録領域の2クラスタ目以降の領域に記録された該少なくとも一つのディレクトリエントリを更新し、更新された該2クラスタ目以降の領域のデータを前記記録媒体内の空き領域に記録し、前記記録媒体内で、該更新された2クラスタ目以降の領域のデータが記録された領域と該所定ディレクトリ内の該記録領域の1クラスタ目の領域とが連結されるように前記記録媒体のFATまたはそれに類似する管理情報を更新する制御部と
    を備える情報記録装置。
  2. 更新する前記少なくとも一つのディレクトリエントリが前記記録領域内の1クラスタ目の領域に存在する場合には、前記制御部が、該更新する前記少なくとも一つのディレクトリエントリを前記記録領域内の2クラスタ目以降の領域に移動させる
    請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記制御部が、前記記録領域内の1クラスタ目の領域に、自身のディレクトリを指すディレクトリエントリ及び親ディレクトリを指すディレクトリエントリを記録し、さらに、前記1クラスタ目の領域内の該自身のディレクトリを指すディレクトリエントリ及び該親ディレクトリを指すディレクトリエントリが記録された領域以外の領域に削除済みディレクトリエントリを記録する
    請求項2に記載の情報記録装置。
  4. 前記制御部が、前記更新された2クラスタ目以降の領域のデータとともに、更新した前記ディレクトリエントリに含まれる位置情報により指示される領域のデータを、前記記録媒体内の前記空き領域に記録する
    請求項1に記載の情報記録装置。
  5. さらに、前記記録媒体を備える
    請求項1に記載の情報記録装置。
  6. 撮像部と、
    FATファイルシステムまたはそれに類似するファイルシステムに基づいてファイルを管理する記録媒体が装着される装着部と、
    前記撮像部で撮像されたデータに対して所定の処理を施す際の制御を行い、且つ、前記記録媒体内の所定ディレクトリにおけるディレクトリエントリの記録領域内の2クラスタ目以降の領域に記録された少なくとも一つのディレクトリエントリを更新する際に、該ディレクトリエントリの記録領域のデータを前記記録媒体から読み出して該記録領域の2クラスタ目以降の領域に記録された該少なくとも一つのディレクトリエントリを更新し、更新された該2クラスタ目以降の領域のデータを前記記録媒体内の空き領域に記録し、前記記録媒体内で、該更新された2クラスタ目以降の領域のデータが記録された領域と該所定ディレクトリ内の該記録領域の1クラスタ目の領域とが連結されるように前記記録媒体のFATまたはそれに類似する管理情報を更新する制御部と
    を備える撮像装置。
  7. FATファイルシステムまたはそれに類似するファイルシステムに基づいてファイルが管理され且つ情報記録装置に装着された記録媒体の所定ディレクトリにおけるディレクトリエントリの記録領域内の2クラスタ目以降の領域に記録された少なくとも一つのディレクトリエントリを更新する際に、該情報記録装置が、該記録領域のデータを前記記録媒体から読み出すステップと、
    前記情報記録装置が、読み出した前記記録領域の2クラスタ目以降の領域内の前記少なくとも一つのディレクトリエントリを更新するステップと、
    前記情報記録装置が、更新された前記2クラスタ目以降の領域のデータを前記記録媒体内の空き領域に記録するステップと、
    前記情報記録装置が、前記記録媒体内で、前記更新された2クラスタ目以降の領域のデータが記録された領域と、前記所定ディレクトリ内の記録領域の1クラスタ目の領域とが連結されるように前記記録媒体のFATまたはそれに類似する管理情報を更新するステップと
    を含む情報更新方法。
  8. FATファイルシステムまたはそれに類似するファイルシステムに基づいてファイルを管理する記録媒体の所定ディレクトリにおけるディレクトリエントリの記録領域内の2クラスタ目以降の領域に記録された少なくとも一つのディレクトリエントリを更新する際に、該記録領域のデータを前記記録媒体から読み出す処理と、
    読み出した前記記録領域の2クラスタ目以降の領域内の前記少なくとも一つのディレクトリエントリを更新する処理と、
    更新された前記2クラスタ目以降の領域のデータを前記記録媒体内の空き領域に記録する処理と、
    前記更新された2クラスタ目以降の領域のデータが記録された領域と、前記所定ディレクトリ内の記録領域の1クラスタ目の領域とが前記記録媒体内で連結されるように前記記録媒体のFATまたはそれに類似する管理情報を更新する処理と
    を情報処理装置に実装して実行させるプログラム。
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