JP5471305B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
しかし、このような印刷装置において、カラーインクに変えてクリアインクを用いて表面をコーティングする場合に、クリアインクをカラーインクと同様に仮硬化させると、表面に凹凸が生じて画質が劣化するおそれがあった。
そこで、本発明は、画質の改善を図ることを目的とする。
このような印刷装置によれば、クリアインクによるコーティングの表面を平滑にすることができ、画質の改善を図ることができる。
このような印刷装置によれば、自動的に印刷モードを設定することができる。
このような印刷装置によれば、第1印刷モードのときにはクリアインクとカラーインク間の滲みを抑制することができ、第2印刷モードのときには表面を平滑に(光沢を向上)することができる。
このような印刷装置によれば、記憶素子の情報を読み出すことで、ヘッドに対して装着されたカートリッジ(インク)を検出することができる。
<プリンターの構成について>
図1は、プリンター1の全体構成のブロック図である。また、図2は、印刷領域周辺の概略図である。また、図3は図2を上から見た図である。
そして、コンピューター110は、プリンター1に画像を印刷させるため、印刷させる画像に応じた印刷データをプリンター1に出力する。
図4は、プリンター1の印刷時にプリンタードライバーが行なう処理のフロー図である。
プリンター1がコンピューター110から印刷データを受信すると、コントローラー60は、まず、搬送ユニット20によって給紙ローラ(不図示)を回転させ、印刷すべき媒体をベルト24上に送る。媒体はベルト24上を一定速度で停まることなく搬送され、ヘッドユニット30、及び照射ユニット40の下を通る。この間に、コントローラー60は、ヘッドユニット30の各ヘッドのノズルからインクを断続的に吐出させることによって媒体にドットを形成するとともに、照射ユニット40の各照射部からUVを照射させる。例えば、コントローラー60は、媒体がヘッド31aの下を通るときにヘッド31aからインクを吐出させる。そして、ヘッド31aを通過した媒体が仮硬化照射部42aの下を通るとき仮硬化照射部42aから仮硬化用のUVを照射させる。これにより、ヘッド31aによって媒体に形成されたドットは仮硬化される。以下、同様に媒体が搬送方向に搬送されるのに従って、各ヘッドからインクを吐出させ、その後、各ヘッドに対応する仮硬化用照射部42から仮硬化用のUVを照射させる。そして最後に、媒体が本硬化用照射部44の下を通る際に本硬化用照射部44から本硬化用のUVを照射させる。これにより媒体に形成されたドットは完全に硬化される。こうして媒体に画像が印刷される。そして、コントローラー60は、画像の印刷が終了した媒体を排紙する。
プリンターでは、様々な色を表現するために「減法混色」が用いられている。減法混色の原色はシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の3色である。シアン(C)は、レッド(R)を吸収し、グリーン(G)とブルー(B)を反射する。マゼンダ(M)は、グリーン(G)を吸収し、レッド(R)とブルー(B)を反射する。イエロー(Y)は、ブルー(B)を吸収し、レッド(R)とグリーン(G)を反射する。つまり、シアンインク、マゼンダインク、イエローインクは、光の3原色RGBの吸収量を調整することによって、視認される画像を表現する。以下、シアンインク、マゼンダインク、イエローインクのことを、それぞれ、Cインク、Mインク、Yインクともいう。
Kインクを用いるのは、CMYの3色のインクを混ぜても、強い黒(深い黒)が表現できないためである。
例えば、風景写真では、樹木の鮮やかなグリーンを表現することが重要である。CMYインクだけでグリーンを表現するには、CインクとYインクを混合することになる。但し、CインクとYインクの2つのインクを混合すると、色が濁ることがある。このためグリーンの彩度が低下し、鮮やかなグリーンを表現できないこととなる。そこで、本実施形態では、単独でグリーンを表現可能なGインクが用意されている。
例えば、風景写真では、夕焼けの鮮やかなオレンジを表現することが重要である。この場合、Orインクを用いると鮮やかなオレンジを表現することが可能になる。
また、風景写真では、空の鮮やかなブルーを表現することが重要である。この場合、ブルーインク(以下、Bインクともいう)を用いると鮮やかなブルーを表現することが可能になる。
さらに、本実施形態では、クリアインク(以下、CLインクともいう)、及び白インク(以下、Wインクともいう)も使用する。なお、以下の説明において、CLインクによって形成されたドットのことをクリアドットともいい、Wインクによって生成されたドットのことを背景ドットともいう。
(CLインク組成の一例)
フェノキシエチルアクリレート 30%
アクリル酸2−(2−ビニロキシエトキシ)エチル 15%
トリプロピレングリコールジアクリレート 15%
ジプロピレングリコールジアクリレート 15%
ビニルカプロラクタム 10%
ジシクロペンテニルアクリレート 11.45%
ウレタンオリゴマー 4%
光重合開始剤(イルガキュア819) 4%
光重合開始剤(ダロキュアTPO) 4%
光重合開始剤(イルガキュア127) 1%
熱重合禁止剤(MEHQ) 0.05%
界面活性剤(BYK-UV3500) 0.5%
図5は、各ヘッドのノズル配置の一例の説明図である。これらの各ヘッドは、図に示すように「A列」「B列」の2個のノズル列を備える。
各列のノズルは、搬送方向と交差する方向(ノズル列方向)に沿って、1/180インチの間隔(ノズルピッチ)で並んでいる。また、A列のノズルのノズル列方向の位置と、B列のノズルのノズル列方向の位置は、半ノズルピッチ分(1/360インチ)だけずれている。これにより、1/360インチの解像度で各色のドットを形成可能になっている。
次にヘッドの構成について説明する。
図6は、ヘッドの断面図である。なお、図6は、図4のノズル1つ分に相当する部分の断面を示している。図に示すようにヘッドは、駆動ユニット32と、駆動ユニット32を収納するためのケース33と、ケースに装着される流路ユニット34とを備えている。
図7は、カートリッジおよびカートリッジ装着部38の構造の一例を示す概略図である。なお、カートリッジ装着部38は、各ヘッドにそれぞれ対応して設けられている。つまり、カートリッジはヘッド毎に装着されることになる。各ヘッドに対するカートリッジ及びカートリッジ装着部38の構成はすべて同様であるので、そのうちの一つについて説明する。なお、カートリッジの搭載方式としては、カートリッジがヘッドに搭載される方式(オンキャリッジ方式)であってもよいし、カートリッジがヘッドから離れて(プリンター本体に)搭載され、カートリッジからチューブを介してヘッドにインクを供給する方式(オフキャリッジ方式)であってもよい。
これに対して、カートリッジ装着部38は、カートリッジ装着部38の内壁に配置されたコネクタ381を備えている。このコネクタ381には、カートリッジ装着部38にカートリッジを装着したときに記憶素子392の複数の接続端子とそれぞれ電気的に接続する複数の接続端子(不図示)が形成されている。
本実施形態では、媒体に着弾したUVインクにUVを照射することで、ドットを硬化させている。本実施形態のプリンター1では、照射ユニット40として、UVインクの仮硬化用のUV照射を行なう仮硬化用42a〜42fと、本硬化用のUV照射を行なう本硬化用照射部44を備えており、2段階の硬化を行なっている。なお、仮硬化とは、媒体に着弾したUVインクの間の滲みやドットの広がりを抑制するためのものであり、本硬化とは、UVインクを完全に硬化させるためのものである。このため、本硬化のUVの照射エネルギーは、仮硬化のUVの照射エネルギーよりも大きい。なお、UVの照射エネルギー(mJ/cm2)とは、UVの照射強度(mW/cm2)×時間(sec)のことである。具体的には、仮硬化のUV照射エネルギーが3〜30mJ/cm2(好ましくは、5〜15mJ/cm2)であるのに対して、本硬化のUV照射エネルギーは200〜500mJ/cm2である。
このように仮硬化は、媒体に着弾したUVインクの間の滲みやドットの広がりを制御するものであり、仮硬化によって、ドットの形状がほぼ定まる。
仮硬化のUV照射エネルギーが大きい場合、例えば図8Aのようになる。この場合、インク間の滲みやドットの広がりを抑制することができるが、ドットによって構成される媒体表面の凹凸が大きくなるため光沢が悪化する。
一方、仮硬化のUV照射エネルギーが小さい場合、例えば図8Cのようになる。この場合、光沢は良好になる。但し、他のインクとの間で滲みが生じやすくなり、また、ドットの広がりが大きくなる。
本実施形態では、前述したようにプリンター1のカートリッジ装着部38に装着するカートリッジに応じて各ヘッドに供給するインクを変更することができる。
図9に示すように、第1印刷モードでは、画像を形成するため6色のカラーインク(Kインク、Yインク、Mインク、Cインク、Orインク、Gインク)を用いる。例えば、ヘッド31aに対応するカートリッジ装着部38には、Kインクのカートリッジを装着する。これによりヘッド31aからはKインクが吐出される。また、例えばヘッド31fに対応するカートリッジ装着部38には、Gインクのカートリッジを装着する。これによりヘッド31aからはGインクが吐出される。
まず、コントローラー60は、各ヘッドに対応するカートリッジが交換されたか否かの判断を行う(S101)。カートリッジが交換されたと判断すると(S101でYES)、コントローラー60は、装着されたカートリッジにCLインク用のカートリッジがあるか否かを判断する(S102)。
図12は、第2実施形態の印刷モードとインクとの関係を示す図である。また、図13は、第2実施形態の印刷モードによって形成される画像の説明図である。
第1実施形態と比べると、第1印刷モードが異なっている。なお、第2実施形態では、第1印刷モードにおいて、CLインクをカラーインクと媒体との密着性を向上させるためのアンカーコートに用いている。つまり、第2実施形態では、CLインクが他のインクよりも先に吐出される印刷モードがある。なお、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、カートリッジの交換に応じて印刷モードが選択される。
第2実施形態の第1印刷モードでは、まず、搬送方向の最上流側のヘッド31aからCLインクを吐出する。これにより、図13に示すように、媒体上にクリアドット(アンカーコート層)が形成される。このアンカーコート層は、後で形成されるカラー画像と、媒体との密着性を高めるためのものである。その後、アンカーコート層上にヘッド31b〜ヘッド31fからそれぞれ5色のカラーインク(Kインク、Yインク、Mインク、Cインク、Bインク)を吐出してカラー画像を印刷する。
なお、第2印刷モードについては、第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
図14は、第3実施形態の印刷モードとインクとの関係を示す図である。また、図15は、第3実施形態の印刷モードによって形成される画像の説明図である。
第3実施形態では、印刷面から画像を見る印刷物を印刷するモード(以下、表刷りモード)と、透明な媒体を用いて媒体側から画像を見る印刷物を印刷するモード(以下、裏刷りモード)との2種の印刷モードを行う。なお、前述の実施形態と同様に、カートリッジの交換に応じて、印刷モードが選択される。
まず、コントローラー60は、各ヘッドに対応するカートリッジが交換されたか否かの判断を行う(S201)。カートリッジが交換されたと判断すると(S201でYES)、コントローラー60は、装着されたカートリッジにCLインク用のカートリッジがあるか否かを判断する(S202)。
一実施形態としてのプリンター等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態では、印刷装置の一例としてプリンターが説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の印刷装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。
また、前述の実施形態ではラインプリンターであったがこれには限られない。例えば、円筒形の搬送ドラムの周面と対向して複数のヘッドと複数の仮硬化用照射部が交互に設けられ、最も搬送方向の下流側に本硬化用照射部が設けられたプリンターであってもよい。この場合も、前述した実施形態と同様に、カートリッジの交換に応じて仮硬化用照射部の照射条件を変更することができる。
前述の実施形態は、紫外線(UV)の照射を受けることによって硬化するインク(UVインク)をノズルから吐出していた。しかし、ノズルから吐出する液体は、UV光で硬化するインクには限られず、可視光によって硬化するインクでも良い。この場合、各照射部は、インクが硬化する波長の可視光(光)を照射する。
また、前述の実施形態ではカラーインクとして、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、オレンジ、グリーン、ブルーのインクを用いたが、これ以外の色のインク(例えばレッドインク)を用いてもよい。
また、前述の実施形態では背景用インクとして白インク(Wインク)を用いたが、これには限られない。例えば、媒体と異なる色のインクを用いて、媒体と異なる色の背景を印刷してもよい。
前述の実施形態では、ヘッド(及び対応する仮硬化用照射部)の数が6個であったがこれには限定されない。例えばヘッド(及び対応する仮硬化用照射部)の数が5個以下であってもよいし、7個以上であってもよい。また、本実施形態では1つの色について1つのヘッドを用いるようにしていたが、これには限られず、1つの色について複数のヘッドを用いてもよい。言い換えると、同じインク色のカートリッジを複数搭載するようにしてもよい。
図4のプリンタードライバーの処理をプリンター側で行っても良い。その場合、プリンターとプリンタードライバーをインストールしたPCとで印刷装置が構成される。
20 搬送ユニット、23A 上流側搬送ローラ、
23B 下流側搬送ローラ、24 ベルト、
30 ヘッドユニット、31a〜31f ヘッド、32 駆動ユニット、
321 ピエゾ素子、323 固定板、324 フレキシブルケーブル、
33 ケース、331 収納空部、332 インク供給管、
34 流路ユニット、35 流路形成基板、351 圧力室、352 インク供給口、
353 リザーバー、36 ノズルプレート、37 弾性板、373 島部、
38 カートリッジ装着部、381 コネクタ
391K インク収容部、391 カートリッジ本体、392 記憶素子、
392 記憶素子、
40 照射ユニット、42a〜42f 仮硬化用照射部、44 本硬化用照射部、
50 検出器群、60 コントローラー、
61 インターフェイス部、62 CPU、63 メモリー、
64 ユニット制御回路、110 コンピューター
Claims (4)
- 光の照射によって硬化するインクを吐出するヘッドが媒体の搬送方向に並んだ複数のヘッドと、
前記インクを収容した複数のカートリッジであって、それぞれ着脱可能に搭載される複数のカートリッジと、
前記複数のヘッド毎に対応して設けられ、各ヘッドによって前記媒体に形成されたドットにそれぞれ仮硬化用の光を照射する複数の仮硬化用光源と、
前記複数の仮硬化用光源からの光が照射されたドットに本硬化用の光を照射する本硬化用光源と、を備え、
或るカートリッジがクリアインク用のカートリッジに交換され、且つ、クリアインクを吐出するヘッドがカラーインクを吐出する他のヘッドよりも前記搬送方向の下流側にある場合、前記クリアインクを吐出するヘッドに対応する前記仮硬化用光源からの光の照射エネルギーが、前記カラーインクを吐出する他のヘッドにそれぞれ対応する前記仮硬化用光源からの光の照射エネルギーよりも小さく、
前記クリアインクを吐出するヘッドが前記カラーインクを吐出する他のヘッドよりも前記搬送方向の上流側にある第1印刷モードと、前記クリアインクを吐出するヘッドがカラーインクを吐出する他のヘッドよりも前記搬送方向の下流側にある第2印刷モードとがあり、
前記第2印刷モードのときに前記クリアインクを吐出するヘッドに対応する前記仮硬化用光源から照射される光の照射エネルギーが、前記第1印刷モードのときに前記クリアインクを吐出するヘッドに対応する前記仮硬化用光源から照射される光の照射エネルギーよりも小さい
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
各カートリッジの交換に応じて、前記第1印刷モード又は前記第2印刷モードが選択される
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1または2に記載の印刷装置であって、
前記複数のカートリッジは、収容されているインクの種類に関する情報が記憶された記憶素子をそれぞれ備えている
ことを特徴とする印刷装置。 - 光の照射によって硬化するインクを吐出するヘッドが媒体の搬送方向に並んだ複数のヘッドと、
前記インクを収容した複数のカートリッジであって、それぞれ着脱可能に搭載される複数のカートリッジと、
前記複数のヘッド毎に対応して設けられ、各ヘッドによって前記媒体に形成されたドットにそれぞれ仮硬化用の光を照射する複数の仮硬化用光源と、
前記複数の仮硬化用光源からの光が照射されたドットに本硬化用の光を照射する本硬化用光源と、
を備え、
或るカートリッジが背景インク用のカートリッジに交換され、且つ、背景インクを吐出するヘッドがカラーインクを吐出する他のヘッドよりも前記搬送方向の下流側にある場合、前記背景インクを吐出するヘッドに対応する前記仮硬化用光源からの光の照射エネルギーを、前記カラーインクを吐出する他のヘッドにそれぞれ対応する前記仮硬化用光源からの光の照射エネルギーよりも小さくする
ことを特徴とする印刷装置。
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