JP5470918B2 - 扁平型電池 - Google Patents

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Description

本発明は、扁平型電池に関する。
周知のように、扁平型電池は、発電要素と、発電要素を封止する外装材と、発電要素に電気的に接続され外装材から外部に引き出された正負の電極と、を有している。扁平型電池を複数個積層し電気的に接続するために、電極形状を異ならせる場合がある。種々の形状の電極を形成し得る大きさを有するタブに対して、金型によって打ち抜くトリミング加工を施すことによって、形状が異なる電極を形成する技術が知られている(特許文献1を参照)。
特開2008−168340(図6を参照)
種々の電極形状を打ち抜くためには、電極として使わない部分をも含めてタブの大きさを決めなければならない。このため、タブを打ち抜いてスクラップとなる部分が比較的大きくなり、材料費の増加を招く虞がある。
そこで、本発明の目的は、材料費の増加を抑えつつ異なる形状の電極を形成し得る扁平型電池を提供することにある。
本発明の扁平型電池は、発電要素と、発電要素を封止する外装材と、発電要素に電気的に接続され外装材から突出して伸び、正負の電極の少なくとも一方の電極を形成するために用いる複数個の第1のタブ片と、を有している。そして、少なくとも一方の電極は、複数個の第1のタブ片のうち少なくとも1個を選択的に切断除去することによって、電極形状を選択自在となっている。さらに、複数個の第1のタブ片は、それぞれが独立して発電要素に電気的に接続されている。
本発明によれば、複数個の第1のタブ片のうち切断除去する第1のタブ片を選択することによって、電極の形状を選択することができる。第1のタブ片を切断除去して異なる形状の電極を形成する形態であるので、第1のタブ片同士の間には材料がなく、打ち抜く形態に比べてスクラップとなる部分が比較的小さく、材料費の増大を抑えることができる。もって、材料費の増加を抑えつつ異なる形状の電極を形成し得る扁平型電池を提供することが可能となる。
扁平型電池を含む電池モジュールを示す分解斜視図である。 扁平型電池を示す斜視図である。 図3(A)は、タブ片を切断除去する前の扁平型電池を示す平面図、図3(B)は、一部のタブ片を切断除去して電極の形状を選択した扁平型電池を示す平面図である。 変形例に係る扁平型電池を示す平面図である。 図5(A)は、対比例に係る扁平型電池をトリミング加工前の状態において示す平面図、図5(B)は、対比例に係る扁平型電池をトリミング加工後の状態において示す平面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる。
自動車や電車などの車両に搭載される車載電池は、図1に示される電池モジュール10を任意の個数直並列に接続した組電池を有している。電池モジュール10は、組電池を組み立てる単位ユニットを成している。電池モジュール10は、電気的に接続された複数枚(例えば8枚)の扁平型電池20を含むセルユニット12を、ケース13内に収納している。
ケース13は、開口部14aが形成された箱形状を成すロアケース14と、開口部14aを閉じる蓋体を成すアッパーケース15とから形成してある。アッパーケース15の縁部15aは、カシメ加工によって、ロアケース14の周壁14bの縁部14cに巻き締めている。ロアケース14およびアッパーケース15は、比較的薄肉の鋼板またはアルミ板から形成し、プレス加工によって所定形状を付与している。
セルユニット12は、扁平型電池20の電極を保持するために用いられる絶縁スペーサ16と、正負の出力端子17、18とを含んでいる。正負の出力端子17、18は、ロアケース14の周壁14bの一部に形成した切り欠き部14d、14eを通してケース13から外部に導出している。図中符号19は、電圧を検出するための端子25(図2を参照)に接続されるコネクタ(図示せず)を差し込む差込口を示している。この差込口19も、周壁14bの一部に形成した切り欠き部14fを通してケース13の外部に露出する。
図2を参照して、扁平型電池20は、例えば、扁平なリチウムイオン二次電池である。リチウムイオン二次電池は小型かつ高性能であることから、組電池の小型化やスペース効率の向上を図ることができ、組電池の高性能(高出力および長寿命)化を図る上でも好ましい。
扁平型電池20は、発電要素21と、発電要素21を封止する外装材22と、発電要素21に電気的に接続され外装材22から外部に引き出された正負の電極23、24と、を有している。発電要素21は、例えば、正極板、負極板およびセパレータを順に積層した積層構造を有している。外装材22は、可撓性を有する一対のラミネートフィルムなどから形成している。正負の電極23、24は、扁平型電池20の長手方向の両側に延びている。積層型の発電要素21を備える扁平型電池20にあっては、電極板間の距離を均一に保って電池性能の維持を図るために、発電要素21に圧力を掛けて押さえる必要がある。このため、扁平型電池20は、発電要素21が押さえつけられるようにケース13に収納している。
図3(A)(B)を参照して、扁平型電池20は、発電要素21に電気的に接続されて外装材22から突出して伸び、正負の電極23、24を形成するために用いる複数個の第1のタブ片31、32、33、34を有している。そして、正負の電極23、24は、複数個の第1のタブ片31、32、33、34のうち少なくとも1個を選択的に切断除去することによって、電極形状を選択自在である。図示例にあっては、発電要素21の正極側に2個の第1のタブ片31、32を、負極側に2個の第1のタブ片33、34を設けている。
扁平型電池20はさらに、発電要素21に電気的に接続されて外装材22から突出して伸び、電圧を検出するための端子25(以下、電圧検出端子25)を形成するために用いる複数個の第2のタブ片41、42を有している。そして、電圧検出端子25は、複数個の第2のタブ片41、42のうち少なくとも1個を選択的に切断除去することによって、端子形状を選択自在である。図示例にあっては、発電要素21の負極側に、2個の第2のタブ片41、42を設けている。電圧検出端子25は、直接または補強のために接合された端子板を介して、セルユニット12の差込口19に差し込まれたコネクタと電気的に接続する。
発電要素21の正極側において、2個の第1のタブ片31、32のうち切断除去する第1のタブ片として、例えば、図3(A)において上側の第1のタブ片31を選択したとする。この場合には、正極電極23の形状は、図3(B)に示すように、平面視で図中下側の位置において1つの第1のタブ片32のみが突出した形状となる。これとは逆に、図3(A)において下側の第1のタブ片32を切断除去する場合には、正極電極23の形状は、平面視で図中上側の位置において1つの第1のタブ片31のみが突出した形状となる。
発電要素21の負極側において、2個の第2のタブ片41、42は、2個の第1のタブ片33、34よりも内方に位置するように配置している。負極側の2個の第1のタブ片33、34は、正極側の2個の第1のタブ片31、32に対して対称な位置に設けている。2個の第1のタブ片33、34のうち切断除去する第1のタブ片として、例えば、図3(A)において下側の第1のタブ片34を選択したとする。この場合には、負極電極24の形状は、図3(B)に示すように、平面視で図中上側の位置において1つの第1のタブ片33のみが突出した形状となる。これとは逆に、図3(A)において上側の第1のタブ片33を切断除去する場合には、負極電極24の形状は、平面視で図中下側の位置において1つの第1のタブ片34のみが突出した形状となる。
発電要素21の負極側において、2個の第2のタブ片41、42のうち切断除去する第2のタブ片として、例えば、図3(A)において上側の第2のタブ片41を選択したとする。この場合には、電圧検出端子25の形状は、図3(B)に示すように、平面視で図中下側の位置において1つの第2のタブ片42のみが突出した形状となる。これとは逆に、図3(A)において下側の第2のタブ片42を切断除去する場合には、電圧検出端子25の形状は、平面視で図中上側の位置において1つの第2のタブ片41のみが突出した形状となる。
第1と第2のタブ片31、32、33、34、41、42の切断除去には、裁断型50を用いる。裁断型50には、打ち抜き型に比較して簡素な形状の金型を適用することができる。裁断型50によって、第1と第2のタブ片31、32、33、34、41、42のうち、外装材22から突出して伸びた部分を切断除去する。外装材22に可能な限り近接した部分において第1と第2のタブ片31、32、33、34、41、42を切断除去することが好ましい。他の扁平型電池20における第1と第2のタブ片31、32、33、34、41、42との電気的な接触を防止する措置、例えば、絶縁スペーサ16によって電極23、24を挟持するときに切断除去後の部位を覆い隠して絶縁する措置などを簡単に施すことができるからである。
図3(A)を参照して、正極側において、複数個の第1のタブ片31、32は、外装材22内に配置される基端部35を介して一体的に接続されている。負極側において、複数個の第1のタブ片33、34と、複数個の第2のタブ片41、42とは、外装材22内に配置される基端部36を介して一体的に接続されている。正極側においては複数個の第1のタブ片31、32を一体的に取り扱うことができ、負極側においては複数個の第1と第2のタブ片33、34、41、42を一体的に取り扱うことができることから、扁平型電池20を組み立てるときに複数個のタブ片31、32、33、34、41、42のセットが簡単になる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図3(A)(B)を参照して、正極側においては、裁断型50によって第1のタブ片31を切断除去する。正極電極23の形状は、平面視で図中下側の位置において1つの第1のタブ片32のみが突出した形状となる。負極側においては、裁断型50によって第1のタブ片34を切断除去する。負極電極24の形状は、平面視で図中上側の位置において1つの第1のタブ片33のみが突出した形状となる。また、裁断型50によって第2のタブ片41を切断除去する。電圧検出端子25の形状は、平面視で図中下側の位置において1つの第2のタブ片42のみが突出した形状となる。
図5(A)(B)に示すように、対比例に係る扁平型電池100においては、種々の形状の電極を形成し得る大きさを有するタブ101に対して、打ち抜き型102によってトリミング加工を施して、形状が異なる電極103、104を形成している。種々の電極形状を打ち抜くためには、電極として使わない部分をも含めてタブ101の大きさを決めなければならないので、スクラップとなる部分105が比較的大きく、材料費の増大を招いてしまう。
また、電極の角部103a、104aの形状を打ち抜くために、打ち抜き型102に抜きアール部102aを形成しなければならず、金型の形成が煩雑なものとなる。このため、型費の増加を招く虞がある。アール形状が付与された角部103a、104aは、バリが発生し易いという問題もある。角部103a、104aは段差形状を有しているので、他の扁平型電池20の電極と超音波接合するときに応力が集中し、クラックが生じ易いという問題もある。
これに対して本実施形態にあっては、複数個の第1のタブ片31、32、33、34のうち切断除去する第1のタブ片31、34を選択することによって、電極23、24の形状を選択することができる。第1のタブ片31か32、33か34を切断除去して異なる形状の電極23、24を形成する形態であるので、第1のタブ片31、32同士の間、第1のタブ片33、34同士の間には材料がなく、打ち抜く形態に比べてスクラップとなる部分37が比較的小さく、材料費の増大を抑えることができる。
また、複数個の第2のタブ片41、42のうち切断除去する第2のタブ片41を選択することによって、電圧検出端子25の形状を選択することができる。第2のタブ片41か42を切断除去して異なる形状の電圧検出端子25を形成する形態であるので、第2のタブ片41、42同士の間には材料がなく、打ち抜く形態に比べてスクラップとなる部分43が比較的小さく、材料費の増大を抑えることができる。
また、第1のタブ片31か32、33か34、第2のタブ片41か42を切断除去して異なる形状の電極23、24や電圧検出端子25を形成する形態であるので、打ち抜く場合に比較して簡素な形状の裁断型50を適用することができる。したがって、型費の増加を抑え、ひいては扁平型電池20の費用の増加を抑えることができる。
電極23、24や電圧検出端子25の形状を形成するときには、電極23、24として用いる第1のタブ片32、33や電圧検出端子25として用いる第2のタブ片42には、裁断や打ち抜きなどの加工を施していない。このため、電極23、24や電圧検出端子25として用いる第1と第2のタブ片32、33、42にバリが発生するという事態を根本的になくすことができる。バリ除去作業が不要となり、製造手順を簡素にでき、製造コストの低減に寄与できる。
第1と第2のタブ片32、33、42は段差のない矩形形状であるので、超音波接合時の応力が特定箇所に集中する形状とならず、クラックが生じ難いという利点もある。
以上説明したように、本実施形態の扁平型電池20にあっては、発電要素21と、発電要素21を封止する外装材22と、発電要素21に電気的に接続されて外装材22から突出して伸び、正負の電極23、24を形成するために用いる複数個の第1のタブ片31、32、33、34と、を有し、電極23、24は、複数個の第1のタブ片31、32、33、34のうち少なくとも1個を選択的に切断除去することによって、電極形状を選択自在である。このように複数個の第1のタブ片31、32、33、34のうち切断除去する第1のタブ片を選択することによって、電極23、24の形状を選択することができる。第1のタブ片31(32)、33(34)を切断除去して異なる形状の電極23、24を形成する形態であるので、第1のタブ片31と32、33と34同士の間には材料がなく、打ち抜く形態に比べてスクラップとなる部分37が比較的小さく、材料費の増大を抑えることができる。もって、材料費の増加を抑えつつ異なる形状の電極23、24を形成し得る扁平型電池20を提供することが可能となる。
また、打ち抜く場合に比較して簡素な形状の金型(裁断型50)を適用できるので、型費の増加を抑えて、扁平型電池20の費用の増加を抑えることができる。
電極23、24として用いる第1のタブ片31(32)、33(34)には、裁断や打ち抜きなどの加工を施さないので、第1のタブ片31(32)、33(34)にバリが発生するという事態を根本的になくすことができ、製造手順を簡素にでき、製造コストの低減に寄与できる。
扁平型電池20にあっては、発電要素21に電気的に接続されて外装材22から突出して伸び、電圧検出端子25を形成するために用いる複数個の第2のタブ片41、42をさらに有し、電圧検出端子25は、複数個の第2のタブ片41、42のうち少なくとも1個を選択的に切断除去することによって、端子形状を選択自在である。このように複数個の第2のタブ片41、42のうち切断除去する第2のタブ片を選択することによって、電圧検出端子25の形状を選択することができる。第2のタブ片41(42)を切断除去して異なる形状の電圧検出端子25を形成する形態であるので、第2のタブ片41と42同士の間には材料がなく、打ち抜く形態に比べてスクラップとなる部分43が比較的小さく、材料費の増大を抑えることができる。もって、材料費の増加を抑えつつ異なる形状の電圧検出端子25を形成し得る扁平型電池20を提供することが可能となる。
また、打ち抜く場合に比較して簡素な形状の金型(裁断型50)を適用できるので、型費の増加を抑えて、扁平型電池20の費用の増加を抑えることができる。
電圧検出端子25として用いる第2のタブ片41(42)には、裁断や打ち抜きなどの加工を施さないので、第2のタブ片41(42)にバリが発生するという事態を根本的になくすことができ、製造手順を簡素にでき、製造コストの低減に寄与できる。
正極側において、複数個の第1のタブ片31、32は、外装材22内に配置される基端部35を介して一体的に接続され、負極側において、複数個の第1のタブ片33、34と、複数個の第2のタブ片41、42とは、外装材22内に配置される基端部36を介して一体的に接続されている。正極側においては複数個の第1のタブ片31、32を一体的に取り扱うことができ、負極側においては複数個の第1と第2のタブ片33、34、41、42を一体的に取り扱うことができることから、扁平型電池20を組み立てるときに複数個のタブ片のセットが簡単になる。
なお、実施形態では、第1と第2のタブ片31、32、33、34、41、42は段差のない矩形形状であるので、超音波接合時などにおいてクラックが生じ難くなる。
(変形例)
図4を参照して、変形例においては、複数個の第1と第2のタブ片31、32、33、34、41、42は、それぞれが独立して発電要素21に電気的に接続されている。かかる構成によれば、上述した基端部35、36を備える場合に比較して、第1と第2のタブ片31、32、33、34、41、42の構成材料の使用量をさらに減らすことができ、材料費の増大をより一層抑えることができる。もって、材料費の増加をより一層抑えつつ異なる形状の電極23、24や電圧検出端子25を形成し得る扁平型電池20を提供することが可能となる。
なお、正極側および負極側の両方に複数個の第1のタブ片31、32、33、34を設けているが、本発明は、この場合に限定されない。正負の電極23、24の少なくとも一方の電極23(24)に適用すれば足りる。したがって、一方の電極23(24)を形状を固定したものとし、他方の電極24(23)の形状を選択自在とした扁平型電池は本発明の範囲に含まれる。
また、負極側において、第1と第2のタブ片33、34、41、42を基端部36を介して一体的に接続した形態を示したが、この場合に限定されない。例えば、複数個の第1のタブ片33、34を一体的に接続し、これとは別体に、複数個の第2のタブ片41、42を一体的に接続してもよい。
負極側に代えて正極側に複数個の第2のタブ片41、42を設けて、正極側に電圧検出端子25を配置してもよい。さらに、第2のタブ片41、42は、正負の電極23、24を設けた辺に対して直交する辺(図3(A)において左右に伸びる長辺)に配置することもできる。
第1と第2のタブ片31、32、33、34、41、42のそれぞれの個数は適宜変更でき、3個以上の場合における切断除去する第1と第2のタブ片の個数も適宜変更でき、電極形状のパターン数や、端子形状のパターン数は3パターン以上に適宜変更できることは言うまでもない。
第1と第2のタブ片31、32、33、34、41、42が同じ形状、同じ大きさの形態を示したが、この場合に限定されない。第1のタブ片31、32、33、34と第2のタブ片41、42との間で、形状および/または大きさを異ならせてもよいし、第1のタブ片31、32、33、34の中でも、形状および/または大きさを異ならせてもよく、何らの制限もない。
1つの電極23、24を1個の第1のタブ片32、33から構成し、1つの電圧検出端子25を1個の第2のタブ片42から構成した形態を示したが、この場合に限定されない。例えば、隣接する複数個の第1のタブ片から1つの電極23(24)を構成したり、隣接する複数個の第2のタブ片から電圧検出端子25を構成したりしてもよい。
10 電池モジュール、
20 扁平型電池、
21 発電要素、
22 外装材、
23 正極、
24 負極、
25 電圧検出端子(電圧を検出するための端子)、
31、32、33、34 第1のタブ片、
35、36 基端部、
37 スクラップとなる部分、
41、42 第2のタブ片、
43 スクラップとなる部分、
50 裁断型(金型)。

Claims (2)

  1. 発電要素と、
    前記発電要素を封止する外装材と、
    前記発電要素に電気的に接続されて前記外装材から突出して伸び、正負の電極の少なく
    とも一方の電極を形成するために用いる複数個の第1のタブ片と、を有し、
    前記少なくとも一方の電極は、前記複数個の第1のタブ片のうち少なくとも1個を選択
    的に切断除去することによって、電極形状を選択自在であり、
    前記複数個の第1のタブ片は、それぞれが独立して前記発電要素に電気的に接続されている扁平型電池。
  2. 前記発電要素に電気的に接続されて前記外装材から突出して伸び、電圧を検出するための端子を形成するために用いる複数個の第2のタブ片をさらに有し、
    前記端子は、前記複数個の第2のタブ片のうち少なくとも1個を選択的に切断除去することによって、端子形状を選択自在であり、
    前記複数個の第2のタブ片は、それぞれが独立して前記発電要素に電気的に接続されている請求項1に記載の扁平型電池。
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