JP5470832B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体内に複数のユニットを上下に多段に収納した電力変換装置に係り、特に、複数の電解コンデンサを搭載した電力変換ユニットの構造に関する。
プラントの計測設備やコンピュータなどに安定した電源供給を行う電力変換装置として無停電電源装置が知られている。無停電電源装置は、通常、筐体内に複数の制御部品がユニット化された状態で収納されている。
例えば特許文献1の装置は、筐体内に、制御部品を機能別に搭載した複数のユニットが上下に多段に収納されている。
この特許文献1の装置は、各ユニットの後部(背面)に、電源側及び負荷側とユニットを接続する配線や各ユニット間を接続する配線が設けられている。また、各ユニットは、筐体内からそれぞれ引出し自在に収納されており、各ユニットの保守・点検作業を行なう場合には、各ユニットを筐体の前面に引き出して行なうようにしている。
また、例えば特許文献2には、ユニット化されたインバータ部が記載されており、ケース内に、複数個の電解コンデンサ(電圧平滑用コンデンサ)、IGBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ)などのパワー半導体素子モジュール、ヒートシンク、冷却ファン等が搭載されている。
特開平6−86567号公報 特開2004−180424号公報
ところで、インバータ部に搭載されている電解コンデンサは消耗部品であり、定期的に交換作業が行なわれるようになっている。
しかし、従来のユニット化されたインバータ部は、他の構成部品(パワー半導体素子モジュール、ヒートシンク、冷却ファン)の全てを分解した後に交換すべき電解コンデンサを取り外しているので、交換作業に多くの手間と時間を費やしているのが現状である。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、電力変換ユニットに搭載した複数の電解コンデンサの交換作業の効率化を図ることができる電力変換装置を提供することを目的としている。
本発明に係る電力変換装置は、筐体内に、電力変換を行う複数のユニットが多段に収納され、これら複数のユニットは、前記筐体の前面に設けた前記開口部に向けて引出し自在とされている電力変換装置において、電力変換を行う前記複数のユニットのうちの少なくとも一つが、電圧を平滑する複数の電解コンデンサを搭載した電力変換ユニットであって、当該電力変換ユニットは、前記複数の電解コンデンサを保持してユニットケース内に着脱自在に固定されているコンデンサ保持体を備え、前記ユニットケースは、前面に設けたケース開口に向けて互いに平行に奥行き方向に延在する一対の案内レールを備え、前記コンデンサ保持体の縁部には、前記一対の案内レール上にそれぞれ当接し、前記ケース開口に向けてスライド自在な一対のスライド板が設けられているようにした。
この発明によると、電力変換ユニットに搭載されている複数の電解コンデンサを交換する際には、ユニットケースとコンデンサ保持体とを別体とすることで、コンデンサ保持体と共に複数の電解コンデンサを交換することができる。
また、この発明によると、複数の電解コンデンサを保持したコンデンサ保持体を、ユニットケースに設けた一対の案内レールに沿って前面側にスライド移動させることができるので、電解コンデンサ交換作業の省力化が図られる。
また、本発明に係る電力変換装置は、前記コンデンサ保持体が、前記ユニットケースの前面側に配置されているとともに、少なくとも当該コンデンサ保持体より前面側に搭載されている冷却ファンを取り外すとともに、前記コンデンサの配線を取り外すことのみで前記ユニットケースから離脱可能とされているようにしてもよい。
この発明によると、筐体から電力変換ユニット全体を引き出さず、電解コンデンサの配線を取り外すことができる位置まで電力変換ユニットの前面側のみを筐体から引出すことで、コンデンサ保持体と共に複数の電解コンデンサを交換することができるので、さらに複数の電解コンデンサの交換が容易となる
本発明に係る電力変換装置によると、電力変換ユニットに搭載されている複数の電解コンデンサを交換する際には、ユニットケースとコンデンサ保持体とを別体とすることで、コンデンサ保持体と共に複数の電解コンデンサを交換することができるので、電解コンデンサの交換作業の効率化を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係る無停電電源装置を前面側及び背面側から示した斜視図、図2は無停電電源装置の前面カバーを外し、前面扉を開けて筐体内部を示した図、図3は無停電電源装置内の結線図、図4は筐体に複数のユニットが多段に配置されている状態を示す側面から見た模式図、図5は第1リアクトルユニットを示す斜視図、図6は第1リアクトルユニットの平面図、図7は第1リアクトルユニット及び第1電力変換ユニットの電気的な接続構造を示す図、図8は第1電力変換ユニットを示す斜視図、図9は第1変換ユニットを正面から示した図、図10は第1電力変換ユニットに搭載されている半導体素子及び電解コンデンサを示す平面図、図11は図10の状態から素子接続導体板及びコンデンサ接続導体板を配置した状態を示す平面図、図12は保持プレートの形状を示す斜視図、図13は保持プレートに保持されている電解コンデンサを示す図、図14は第1電力変換ユニットを構成する冷却ファン、ヒューズ、銅バーの一部を取り外した状態を示す平面図、図15は第1電力変換ユニットから冷却ファンを取り外した状態を示す正面図、図16は電解コンデンサを保持している保持プレートをケースの前面開口側に引き出している状態を示す図である。
(無停電電源装置の構成)
図1(a)、(b)に示すように、本発明に係る無停電電源装置は、筐体20の前面開ロ部を前面カバー21及び開閉扉22が覆い、筐体20の側面開ロ部を側面カバー23が覆い、筐体20の背面開口部を背面カバー24が覆い、筐体20の上部開ロ部を天面カバー25が覆っている。
前面カバー21及び開閉扉22の最下部から上部側の領域には、空気を筐体20内部に吸い込む吸気スリット26が形成されている。背面カバー24にも、筐体20内部の空気を外部に排出する排気スリット27が形成されている。また、天面カバー25にも、筐体20内部の空気を外部に排出する排気スリット28が形成されているとともに、主回路線及び信号線等の外線引込スペースが形成されている。
図2に示すように、筐体20には、内部を左右の空間に仕切る隔壁29が配置されており、左右の空間に2組の無停電電源部UPS1,UPS2が収納されている。2組の無停電電源部UPS1,UPS2は、同一構造のユニットで筐体20内に収納されているので、一方の無停電電源部UPS1のみの説明を行なう。なお、図示しないが、2組の無停電電源部UPS1,UPS2は、商用電源と接続する入力端子及び負荷と接続する出力端子が並列に接続されている。また、本実施形態では、一例として2組の無停電電源部UPS1,UPS2を並列に接続する場合を示しているが、2組以上の無停電電源部をN組並列接続することも可能である。
無停電電源部UPS1は、ターミナルユニット30、MC(マグネットコンタクタ)ユニット31、第1リアクトルユニット32、第1電力変換ユニット33、第2リアクトルユニット34及び第2電力変換ユニット35からなる複数のユニットが筐体20内の上下方向に多段に配置されている。
第1リアクトルユニット32は、図3に示すように、3相分の交流リアクトル32a,及び直流リアクトル32b,32cを備えた装置であり、商用電源から入力した交流電流の高周波成分を抑制する装置である。
第1電力変換ユニット33は、IGBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ)などのパワー半導体素子、パワー半導体素子冷却体、電解コンデンサ等を備えた装置であり、商用電源から第1リアクトルユニット32を介して入力した商用電力を交流から直流に変換するコンバータ装置である。
第2電力変換ユニット35も、IGBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ)などのパワー半導体素子、パワー半導体素子冷却体、電解コンデンサ等を備えた装置であり、第1電力変換ユニット33から入力した直流の電力、或いは本装置に並設された蓄電池36(図3参照)から入力した直流の電力を交流に変換するインバータ装置である。
第2リアクトルユニット34は、図3に示すように、3相分の交流リアクトル34a,N相分の交流リアクトル34b,34cを備えた装置であり、第2電力変換ユニット35から出力された交流電流の高周波成分を抑制する装置である。
MCユニット31は、図3に示すように、複数の電磁接触器38a〜38d、複数のリアクトル41a〜41c、主制御部、保護用ヒューズ、制御信号用インターフェース回路等を備えた装置であり、電磁接触器38a〜38dのON・OFF制御により、負荷に安定した交流電力を供給する装置である。
また、ターミナルユニット30は、交流入力A相、B相、C相、直送入力Ac相、Bc相及びCc相、中性相Nの商用電源側端子と、蓄電池36接続用の+相端子及び−相端子と、交流出力a相端子、b相端子、c相端子と、中性相N端子を備えている。
図4に示すように、筐体20の側面カバー23及び隔壁29には、前面カバー21側(或いは開閉扉22側)及び背面カバー24側に延在する支持案内レール37a〜37fが設けられている。上部に配置した支持案内レール37a,37bは、ターミナルユニット30及びMCユニット31を下側から支持している。また、上下方向の中央部及び下部に配置されている支持案内レール37c〜37fは、第1リアクトルユニット32、第1電力変換ユニット33、第2リアクトルユニット34及び第2電力変換ユニット35を下側から支持している。そして、各ユニットと筐体20の枠体(不図示)とを固定するビス等の固定手段(不図示)を取り外すことで、ターミナルユニット30、MCユニット31、第1リアクトルユニット32、第1電力変換ユニット33、第2リアクトルユニット34及び第2電力変換ユニット35は、支持案内レール37a〜37f上を摺動して前面側に引き出し可能とされている。
また、図4に示すように、第1リアクトルユニット32、第1電力変換ユニット33、第2リアクトルユニット34及び第2電力変換ユニット35の前面側にはファンユニット43〜46が配置されている。これらファンユニット43〜46は、前面カバー21、開閉扉22の吸気スリット26から冷風を取り込んで各ユニット内に通過させるようになっている。そして、各ユニット内を通過した空気は、背面カバー24の排気スリット27から外部に排出されるようになっている。
(第1リアクトルユニットの構造)
図5に示すように、第1リアクトルユニット32は、トレイ形状のケース32dの前面側にファンユニット43が装着され、ケース32d上に、交流リアクトル32a1,32a2,32a3,及び直流リアクトル32b、32cが設置されている。ここで、交流リアクトル32a1,32a2,32a3は、図3で示した交流リアクトル32aを具体的に示し、三相四線式商用電源の三相(A,B,C)の入力端子にそれぞれ接続するものである。
図6に示すように、ケース32dのファンユニット43に近接する位置には、上下方向に貫通する複数の配線通過穴66〜69が形成されている。これら配線通過穴66〜69に、交流リアクトル32a1,32a2,32a3,及び直流リアクトル32bの出力側のリアクトル配線70〜73を上部から通過させることで、各リアクトル配線70〜73の出力端子74がケース32dの下方に突出している(図7参照)。
(第1電力変換ユニットの構造)
図7から図9に示すように、第1電力変換ユニット33は、上部及び前面が開口した箱形状のケース33dの前面側にファンユニット44が装着されているとともに、ケース33dの背面側に複数の半導体素子33a、ファンユニット44に隣接して収納された各半導体素子33aを制御するゲートドライブユニットを搭載したプリント基板33b、ヒューズ33e、入力側銅バー56〜59、半導体素子33a及び入力側銅バー56〜59を電気的に接続する接続銅バー33f及びヒューズ33eを備えている。
また、第1電力変換ユニット33は、図10に示すように、冷却ブロック(冷却フィン)65上に複数の半導体素子33aが搭載され、冷却ブロック65より前面側に、複数の電解コンデンサ63を保持する保持プレート76が搭載されているとともに、図11に示すように、複数の半導体素子33aは、それらの上部に配置した素子接続導体板64aにより接続されているとともに、保持プレート76に保持されている複数の電解コンデンサ63は、それらの上部に配置したコンデンサ接続導体板64bにより接続されている。
入力側銅バー56〜59は、図7に示すように、半導体素子33aと接続銅バー33fを介して電気的に接続され、碍子60上に配置されている固定部61と、この固定部61に対して直角に折曲された入力端子62とを備えており、入力端子62には端子固定用ねじ55が挿通するねじ穴62a(図9参照)が形成されている。
ここで、図10に示すように、ケース33dの一対の側板上縁には、ケース33dの前面開口に向けて延在する一対のプレート案内片33d1,33d2が形成されており、複数の電解コンデンサ63を保持している保持プレート76は、一対のプレート案内片33d1,33d2上に固定されている。
保持プレート76は、図12に示すように、一対のプレート案内片33d1,33d2に上部から当接し、固定ねじ77(図10参照)を介して着脱自在にプレート案内片33d1,33d2に固定される一対のスライド片76a,76bと、これら一対のスライド片76a,76bの間の下方位置に一体に形成されたコンデンサ保持部76cと、一対のスライド片76a,76bに挟まれたコンデンサ保持部76cの一方の縁部から立ち上っている立上がり部76dと、立上がり部76dの上端からコンデンサ保持部76cに対して離間する方向に平行に延在する平行部76eと、この平行部76eの縁部から下がって形成された把手部76fとを備えている。コンデンサ保持部76cには、各電解コンデンサ63の胴部を挿通する挿通穴76c1が形成されている。
この保持プレート76の立上がり部76d、平行部76e及び把手部76fは、図15に示すように、プリント基板33bを搭載している門形状の板金部材からなり、ケース33dの一対の側板上縁に固定されている基板支持部材79の内部に収納されている。
また、図13に示すように、電解コンデンサ63の胴部には固定バンド78が装着されており、挿通穴76c1に電解コンデンサ63の胴部を挿通し、固定バンド78の固定片78aをコンデンサ保持部76cに下面から固定ねじ(不図示)で固定することにより、複数の電解コンデンサ63がコンデンサ保持部76c上に配置されている。
上記構成の第1リアクトルユニット32及び第1電力変換ユニット33の電気的な接続構造は、図7に示すように、第1リアクトルユニット32のケース32dから下方に突出しているリアクトル配線70〜73の出力端子74を、第1電力変換ユニット33の入力側銅バー56〜59の入力端子62に対応させる。そして、リアクトル配線72の出力端子74のねじ穴と入力側銅バー58の入力端子62のねじ穴62aとを対応し、図示しないが他のリアクトル配線70、71、73の出力端子74のねじ穴と入力側銅バー56、57、59の入力端子62のねじ穴62aもそれぞれ対応させる。そして、それらのねじ穴に挿入した端子固定用ねじ(不図示)をナット(不図示)に螺合することにより、交流リアクトル32a1,32a2,32a3,及び直流リアクトル32bのリアクトル配線70〜73及び入力側銅バー56〜59の入力端子62が電気的に接続される。
(第1電力変換ユニットの電解コンデンサの交換手順)
次に、第1電力変換ユニット33に収納されている複数の電解コンデンサ63の交換手順について、図14から図16を参照して説明する。
先ず、筐体20の支持案内レール37d上を摺動させながら、第1電力変換ユニット33を筐体20の前面側に引き出す。ここで、第1電力変換ユニット33は、電解コンデンサ63の配線(入力側銅バー56〜59)を取り外すことができる位置まで筐体20から引き出す。
次いで、図14に示すように、ケース32dの前面に装着しているファンユニット44を取り外し、接続銅バー33fの電解コンデンサ63側の接続のみを取り外すとともに、ヒューズ33e及び入力側銅バー56〜59を取り外す。このとき、素子接続導体板64a、コンデンサ接続導体板64b及び接続銅バー33fの半導体素子33a側の接続は取り外さない。
ここで、ケース32dの前面からファンユニット44を取り外すことで、図15に示すように、第1電力変換ユニット33の前面開口に、プリント基板33bを搭載した門形状の基板支持部材79内に収納されている保持プレート76の把手部76fが位置する。
次いで、ケース32dのプレート案内片33d1,33d2と、保持プレート76の一対のスライド片76a,76bとを固定している固定ねじ77(図14参照)を取り外す。
そして、図16に示すように、保持プレート76の把手部76fを掴んで、一対のスライド片76a,76bを、一対のプレート案内片33d1,33d2上でスライド移動させてケース33dの前面開口に向けて移動させていく。これにより、交換すべき複数の電解コンデンサ63を保持した保持プレート76は、門形状の基板支持部材79を通過しながらケース33dの前面開口に取り出される。
そして、コンデンサ接続導体板64bを取り外し、新たな複数の電解コンデンサ63を保持した保持プレート76を、逆の手順でケース33d内に装着し、交換のために取り外した他の部品を元の位置に取付けることで、第1電力変換ユニット33の電解コンデンサ63の交換作業が完了する。
(本実施形態の作用効果)
次に、本実施形態の作用効果について述べる。
第1電力変換ユニット33の電解コンデンサ63を交換する際には、ケース33dと保持プレート76とを別体とすることで、保持プレート76と共に全ての電解コンデンサ63を交換することができる。
また、把手部76fを掴んで保持プレート76をケース33dの前面開口に引き出すと、保持プレート76のスライド片76a,76bがケース33dの一対のプレート案内片33d1,33d2が上をスライド移動していくので、重量物である複数の電解コンデンサ63を保持プレート76とともにケース33dから容易に取り出すことができる。また、新たな複数の電解コンデンサ63を保持した保持プレート76をケース33dに搭載する際にも、保持プレート76のスライド片76a,76bをケース33dの一対のプレート案内片33d1,33d2上に載せて奥行き方向にスライド移動させるだけで、容易に複数の電解コンデンサ63を搭載することができる。このように、本実施形態は、複数の電解コンデンサ63の交換作業の省力化を図ることができる。
また、保持プレート76に保持された複数の電解コンデンサ63は、ケース33dの前面側に搭載されており、ケース33dに搭載されている全ての部品をケース33dから取り外さなくても、少なくともファンユニット44を取り外すとともに、電解コンデンサ63の配線を取り外すことのみで交換作業が可能であり、交換作業の効率化を図ることができる。
また、本実施形態の第2電力変換ユニット35も、上述した第1電力変換ユニット33と同一構造とすることで、上述した効果を奏することができる。
無停電電源装置を前面側及び背面側から示した斜視図である。 無停電電源装置の前面カバーを外し、前面扉を開けて筐体内部を示した図である。 無停電電源部の結線図である。 筐体に複数のユニットが多段に配置されている状態を示す図である。 第1リアクトルユニットを示す斜視図である。 第1リアクトルユニットを示す平面図である。 第1リアクトルユニット及び第1電力変換ユニットの電気的な接続構造を示す図である。 第1電力変換ユニットを示す斜視図である。 第1変換ユニットを正面から示した図である。 第1電力変換ユニットに搭載されている半導体素子及び電解コンデンサを示す平面図である。 図10の状態から素子接続導体板及びコンデンサ接続導体板を配置した状態を示す平面図である。 保持プレートの形状を示す斜視図である。 保持プレートに保持されている電解コンデンサを示す図である。 第1電力変換ユニットを構成する冷却ファン、ヒューズ、銅バーの一部を取り外した状態を示す平面図である。 第1電力変換ユニットから冷却ファンを取り外した状態を示す正面図である。 電解コンデンサを保持している保持プレートをケースの前面開口側に引き出している状態を示す図である。
符号の説明
20…筐体、21…前面カバー、22…開閉扉、23…側面カバー、24…背面カバー、25…天面カバー、26…吸気スリット、27…排気スリット、28…排気スリット、29…隔壁、30…ターミナルユニット、31…MCユニット、32…第1リアクトルユニット、32a…交流リアクトル、32a1,32a2,32a3…交流リアクトル、32b,32c…直流リアクトル、32d…ケース、33…第1電力変換ユニット(電力変換ユニット)、33a…半導体素子、33b…プリント基板、33d…ケース(ユニットケース)、33d1,33d2…プレート案内片(案内レール)、33e…ヒューズ、33f…接続銅バー(コンデンサの配線)、34…第2リアクトルユニット、34b,34c…交流リアクトル、35…第2電力変換ユニット(電力変換ユニット)、36…蓄電池、37a〜37f…支持案内レール、38a〜38d…電磁接触器、43〜46…ファンユニット(冷却ファン)、41a〜41c…リアクトル、56〜59…入力側銅バー、60…碍子、61…固定部、62…入力端子、62a…ねじ穴、63…電解コンデンサ、64a…素子接続導体板、64b…コンデンサ接続導体板、65…冷却ブロック、66〜69…配線通過穴、70〜73…リアクトル配線、74…出力端子、76…保持プレート(コンデンサ保持体)、76a,76b…スライド片(スライド板)、76c…コンデンサ保持部、76c1…挿通穴、76d…立上がり部、76e…平行部、76f…把手部、78…固定バンド、78a…固定片、79…基板支持部材、UPS1,UPS2…無停電電源部

Claims (2)

  1. 筐体内に、電力変換を行う複数のユニットが多段に収納され、これら複数のユニットは、前記筐体の前面に設けた前記開口部に向けて引出し自在とされている電力変換装置において、
    電力変換を行う前記複数のユニットのうちの少なくとも一つが、電圧を平滑する複数の電解コンデンサを搭載した電力変換ユニットであって、当該電力変換ユニットは、前記複数の電解コンデンサを保持してユニットケース内に着脱自在に固定されているコンデンサ保持体を備え、
    前記ユニットケースは、前面に設けたケース開口に向けて互いに平行に奥行き方向に延在する一対の案内レールを備え、前記コンデンサ保持体の縁部には、前記一対の案内レール上にそれぞれ当接し、前記ケース開口に向けてスライド自在な一対のスライド板が設けられていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記コンデンサ保持体は、前記ユニットケースの前面側に配置されているとともに、少なくとも当該コンデンサ保持体より前面側に搭載されている冷却ファンを取り外すとともに、前記コンデンサの配線を取り外すことのみで前記ユニットケースから離脱可能とされていることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置
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