JP5467139B1 - 折りたたみ式テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のものを利用して可動穴への異物挿入を防止するようにした折りたたみ式テーブルを提供すること。
【解決手段】左右反対側に突き出した各一対のヒンジピン35とロックピン36とを備えたテーブル本体3と、揺動の中心となるヒンジピン35が挿入される軸穴41および、ロックピン36が挿入され、そのロックピン36を付勢するバネ部材43,44,45が組み込まれた可動穴42が形成された左右一対のブラケット21,22とを有し、壁面に固定されたブラケット21,22に対しテーブル本体3が揺動可能に支持されたものであって、テーブル本体3のヒンジピン35とロックピン36とがそれぞれに貫通する貫通孔51,52が形成された板材であり、可動穴42を塞ぐためテーブル本体3とブラケット21,22との間に挟み込まれたフサギ板5を有する折りたたみ式テーブル1。
【選択図】 図6

Description

本発明は、従来から存在する折りたたみ式テーブルを利用し、極めて簡単な構成の変更によって穴部分への異物の挿入を防止した折りたたみ式テーブルに関する。
例えば、高速鉄道車両などには座席毎にテーブルが設けられているが、最前列の席では、壁に固定されたブラケットにテーブル本体が軸支された構造のものが使用されている。その折りたたみ式テーブルは、テーブル本体が壁に沿って起立した非使用状態から、水平に倒された使用状態との間で揺動が可能な構成を有している。図7は、下記特許文献1に記載された折りたたみ式テーブルの軸部の構成を示した透過図である。
この折りたたみ式テーブル100は、テーブル本体102がヒンジピン105を有し、ブラケット103の軸穴にはめ込まれ、そのヒンジピン105を中心にテーブル本体102が揺動可能である。ブラケット103は、軸穴よりも大きく形成された可動穴110を有し、そこにバネ部材111,112が組み込まれている。テーブル本体102には、ヒンジピン105の他にロックピン106が設けられ、そのロックピン106がテーブル本体102の使用状態と非使用状態とに対応した位置で保持されるように、ロックピン106が可動穴110の壁に押し付けられる。
特開2011−15746号公報
ところで、図7に示した従来の折りたたみ式テーブルは、テーブル本体102の可動穴110がブラケット103によって常に塞がれている。これは、ヒンジピン105やロックピン106、そして特に可動穴110を露出させないようにするためである。図7に示すもの以外の従来の折りたたみ式テーブルは、テーブル本体が起立した非使用状態では可動穴110が露出してしまい、そこに異物を入れることが可能であった。異物の入った状態でテーブル本体102が倒されると、異物を噛み込んでしまいテーブル本体102の揺動を制限して使用ができず、或いは無理をすることで部品を破壊してしまうおそれがあった。その点、図7に示す従来例は、このような課題の解消が可能である。しかし、図7に示す従来例では、新たな折りたたみ式テーブルを設計及び製造し直さなければならず、既に設置されているものを全て取り替えることになり、大幅なコストアップになってしまう。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、既存のものを利用して可動穴への異物挿入を防止するようにした折りたたみ式テーブルを提供することを目的とする。
本発明に係る折りたたみ式テーブルは、左右反対側に突き出した各一対のヒンジピンとロックピンとを備えたテーブル本体と、揺動の中心となる前記ヒンジピンが挿入される軸穴および、前記ロックピンが挿入され、そのロックピンを付勢するバネ部材が組み込まれた可動穴が形成された左右一対のブラケットとを有し、壁面に固定された前記ブラケットに対し前記テーブル本体が揺動可能に支持されたものであって、前記テーブル本体のヒンジピンとロックピンとがそれぞれに貫通する貫通孔が形成された板材であり、前記可動穴を塞ぐため前記テーブル本体と前記ブラケットとの間に挟み込まれたフサギ板を有するものであることを特徴とする。
また、本発明に係る折りたたみ式テーブルは、前記ヒンジピンとロックピンとがそれぞれに貫通する貫通孔は長孔であり、前記ロックピンが貫通する貫通孔は前記ロックピンの移動範囲より小さく形成され、前記フサギ板が前記テーブル本体の揺動に伴いスライドするようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係る折りたたみ式テーブルは、前記フサギ板の一部が、前記テーブル本体が倒された使用状態と前記テーブル本体が起立した非使用状態の前記テーブル本体や前記ブラケットを側面側から見た外形に合わせた形状で形成されたものであることが好ましい。
また、本発明に係る折りたたみ式テーブルは、前記ブラケットが、前記可動穴の開口面側に、前記フサギ板がスライドする可動範囲を区切る段差が形成され、その可動範囲側が凹んでいることが好ましい。
また、本発明に係る折りたたみ式テーブルは、前記テーブル本体が倒された使用状態と前記テーブル本体が起立した非使用状態とでは、前記フサギ板が前記段差に当たって位置決めされるようにしたものであることが好ましい。
本発明によれば、テーブル本体とブラケットとの間に挟み込まれ、大きな可動穴を塞ぐようにしたフサギ板を設け、その可動穴の露出部分が小さくなり異物の挿入を防止することができる。そして特に、本発明では、フサギ板によって異物挿入を防止するよう構成したため、従来例のように折りたたみ式テーブルそのものを設計及び製造し直す必要がなく、既存のものを利用することでコストをかけずに従来例と同様の前記効果を達成することが可能である。
実施形態における折りたたみ式テーブルの使用状態を示した平面図である。 実施形態における折りたたみ式テーブルの使用状態を示した側面図である。 折りたたみ式テーブルのブラケットを示した内側の側面図である。 図3に示すブラケットのI−I断面を示した図である。 フサギ板を示した図である。 テーブル本体の揺動に伴うフサギ板の各状態を示した図である。 従来の折りたたみ式テーブルの軸部の構成を示した透過図である。
次に、本発明に係る折りたたみ式テーブルの一実施形態について図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態の折りたたみ式テーブルは、列車の客室内に設けられたものを示して説明する。すなわち、最前列の座席前の壁に設けられた折りたたみ式テーブルについて説明する。図1は、折りたたみ式テーブルの使用状態を示した平面図であり、図2は、同じ折りたたみ式テーブルの使用状態を示した側面図である。
折りたたみ式テーブル1は、従来の折りたたみ式テーブルと同様に、壁80に支持部材2が固定され、その支持部材2にテーブル本体3が軸支されている。支持部材2は、左右のブラケット21,22が固定部23の端部に一体に形成されたものである。支持部材2は、固定部23が壁80に対してネジ25によって固定され、ブラケット21,22が壁80から水平方向に突き出している。ブラケット21,22は、固定部23に対してネジ26によって着脱可能に取り付けられている。
テーブル本体3は、ブラケット21,22の形状に合わせて切り欠かれた段部31,32が左右に形成され、その段部31,32にはそれぞれ2本のピンが突設されている。そのうちの1本は、揺動の中心となるヒンジピン35であり、もう1本はテーブル本体3の姿勢を保持するためのロックピン36である。支持部材2のブラケット21,22には、ヒンジピン35とロックピン36が挿入される穴が形成されている。図3は、支持部材2のブラケット21を示した内側の側面図である。反対側のブラケット22は、ブラケット21と対称的に構成されているため、図面及びその説明は省略する。
ブラケット21は、図1に示すように所定の厚みを持った板状の部材であり、円形の貫通した軸穴41と、ロックピン36が移動する大きな可動穴42が形成されている。可動穴42には複数のバネ部材が挿入され、ネジ27とナット28によって固定されている。バネ部材は、短冊状の金属が所定の形状に曲げられたものであり、ロックピン36を付勢するよう構成されている。そのバネ部材は、円弧状に移動するロックピン36の軌跡に沿った湾曲面を有するバネ部材43のほか、そのバネ部材43を弾性的に支えるバネ部材44,45などから構成されている。
バネ部材43は、ロックピン36が常に押し当てられた状態になっている。特に、ロックピン36の円弧状に移動する移動方向両端部の位置、すなわち図3の実線と破線とで示した位置では、バネ部材44,45による付勢力が作用する。可動穴42には、その各付勢位置に対応して凹部42a,42bが形成され、バネ部材44,45が凹部42a,42bの深さ方向に撓むよう構成されている。
また、可動穴42には、ロックピン36の移動方向端部の各位置に当板46がはめ込まれている。そのため、移動方向端部に位置するロックピン36は、凹部42a,42b側に押されて撓んだバネ部材44,45の反力によって当板46に押し当てられる。こうしてロックピン36が位置決めされ、テーブル本体3の使用状態と非使用状態とがそれぞれ保持される。なお、実線で描いたロックピン36の位置がテーブル本体3を水平に倒した折りたたみ式テーブル1の使用状態に対応し、破線の位置がテーブル本体3が壁に沿って起立した非使用状態に対応する。
ブラケット21には、軸穴41と可動穴42とが設けられている可動範囲47を区切るように段差48が形成され、その可動範囲47側が凹むようにブラケット21の厚みが薄くなっている。ここで図4は、図3に示すブラケット21のI−I断面を示した図である。本実施形態のブラケット21は厚さB1が17mmで設計され、可動範囲47は厚さB2は15mmで設計されている。本実施形態では、このように可動穴42の開口面側に段差48を形成することにより、ブラケット21とテーブル本体3との間に段差分の隙間が設けられ、そこに1.7mm厚のフサギ板5が挿入される。
図5は、フサギ板5を示した図である。このフサギ板5は、ブラケット21の可動穴42を塞ぐことにより、その中に異物が挿入されないようにしたものである。フサギ板5は図示する形状で形成され、ヒンジピン35が貫通する長円形の軸側貫通孔51と、ロックピン36が貫通する湾曲した長円形の可動側貫通孔52があけられている。軸側貫通孔51と可動側貫通孔52はいずれも長孔である。そして、このフサギ板5は、図1に示すように、ヒンジピン35とロックピン36とが貫通した状態で、支持部材2のブラケット21,22とテーブル本体3との間に挟み込まれる。
このように本実施形態では、従来にはないフサギ板5を新たに設け、そのフサギ板5を挟み込むためにブラケット21に段差48が形成されている。折りたたみ式テーブル1の支持部材2は、固定部23に対してブラケット21,22がネジ止めされ一体に形成されたものである。従って、この折りたたみ式テーブル1では、テーブル本体3や支持部材2の固定部23は従来のものがそのまま利用され、フサギ板5及びブラケット21,22が新たに設計及び製造される。
折りたたみ式テーブル1は、図1及び図2に示すように、壁80に支持部材2が固定され、そのブラケット21,22に対してテーブル本体3が揺動可能に取り付けられる。テーブル本体3は、ブラケット21,22の軸穴41と可動穴42にヒンジピン35とロックピン36とがそれぞれに挿入され、その際、フサギ板5が挟み込まれ、ヒンジピン35とロックピン36とが軸側貫通孔51と可動側貫通孔52を貫通している。
続いて、折りたたみ式テーブル1の動作について説明する。図6は、テーブル本体3の揺動に伴うフサギ板5の各状態を示した図であり、(a)〜(d)にかけて順に、テーブル本体3が壁に沿って起立した非使用状態(a)、使用位置まで倒れる途中の状態(b)、テーブル本体3が水平に倒れた使用状態(c)、そして非使用位置まで起立する途中の状態(d)が示されている。
折りたたみ式テーブル1は、通常、図6(a)に示すように、テーブル本体3が起立した非使用状態にある。そこで、最前列の座席に座った乗客は、テーブル本体3を手前(図面左側)に倒して使用する。手前に倒れるテーブル本体3は、ヒンジピン35を中心にして揺動し、図6(b)に示すように傾けられる。このときロックピン36は(図3参照)、バネ部材43の湾曲した面を滑りながら、破線で示す位置から実線で示す位置へと移動する。フサギ板5の可動側貫通孔52は、そうしたロックピン36の移動範囲より小さく形成されているため、図6(b)に示す途中でロックピン36が当たり、その後はフサギ板5が引っ掛けられた状態でスライドする。そのため、図6(c)に示すように、フサギ板5はロックピン36の移動に伴って上方に移動し、ヒンジピン35は軸側貫通孔51内を相対的に下方へと移動する。
本実施形態では、こうしてフサギ板5をスライドさせるため、ヒンジピン35の軸側貫通孔51を円ではなく長円形の長孔とし、可動側貫通孔52も前述したようにロックピン36の移動範囲よりも小さく形成されている。これは、フサギ板5をスライドさせることにより、フサギ板5自体を小さく形成するためである。そして、フサギ板5を小さくすることにより、図6(a)の非使用状態と図6(c)の使用状態とにおいて側面側から見た場合に、テーブル本体3やブラケット21からフサギ板5がほとんどはみ出さないようにしている。
従って、フサギ板5は、可動穴42を塞ぐことを目的としているが、それがテーブル本体3やブラケット21からはみ出してしまわないように構成されている。そのため、フサギ板5の一部の形状は、非使用状態(a)と使用状態(c)におけるテーブル本体3やブラケット21を側面側から見た外形に合わせた形状に形成されている。更に、フサギ板5は、非使用状態(a)と使用状態(c)において、直線状の2つの辺5a,5bがブラケット21の段差48に当たって位置決めできるように形成されている。図6(c)に示すテーブル本体3が水平になった使用状態では、フサギ板5は、辺5bが段差48に当たって位置決めされる。
図6(c)に示す使用状態では、走行中の振動などでテーブル本体3がガタつかないように、ロックピン36にバネ部材の付勢力が作用し、テーブル本体3の姿勢が保持されている。すなわち、図3に示す実線の位置にあるロックピン36は、バネ部材45の返し部分を凹部42a側へ押し付け、その反力によって当板46に押し当てられる。こうして折りたたみ式テーブル1は、テーブル本体3の使用状態が保持される。そして、折りたたみ式テーブル1を片付ける場合には、乗客が図6(c)に示す状態のテーブル本体3の先端側を上方に跳ね上げるようにして起立させる。その際、テーブル本体3は、ヒンジピン35を中心にして揺動し、図6(d)に示すように傾けられる。
ロックピン36は(図3参照)、バネ部材43の湾曲した面を滑りながら、実線で示す位置から破線で示す位置へと移動する。その途中では、図6(d)に示すようにフサギ板5が下方にスライドする。ロックピン36の軌跡と可動側貫通孔52の形状とは一致していないため、その可動側貫通孔52を移動するロックピン36によってフサギ板5が押し下げられるからである。そして、その後フサギ板5は回転方向にもスライドし、図6(a)に示すように、フサギ板5は辺5aが段差48に当たって位置決めされる。テーブル本体3は起立し、折りたたみ式テーブル1は非使用状態となる。
こうした非使用状態でも走行中の振動などでテーブル本体3が倒れないように、ロックピン36にバネ部材の付勢力が作用し、起立した状態が維持される。すなわち、図3に示す破線の位置にあるロックピン36は、バネ部材44の返し部分を凹部42b側へ押し付け、その反力によって当板46に押し当てられる。こうしてテーブル本体3が起立した折りたたみ式テーブル1の非使用状態が保持される。
以上のように本実施形態の折りたたみ式テーブル1は、図6(a)に示す非使用状態と、図6(c)に示す使用状態とに変化するものであるが、各状態においてフサギ板5が可動穴42を覆っている。そして、フサギ板5は、使用・非使用の各状態においてテーブル本体3やブラケット21からはみ出さないように形成され、可動穴42の露出部分が小さくなっている。フサギ板5は、可動穴42を完全に塞ぐことは出来ないが、図6(c)に示す使用状態であっても、その露出部分にはバネ部材43,44,45やナットが存在するため空間はほとんど無く、可動穴42への異物の挿入を効果的に防止することができる。
そして、特にフサギ板5を用いて可動穴42への異物挿入を防止するように構成したため、本実施形態では従来例のように折りたたみ式テーブルそのものを設計及び製造し直す必要がなく、既存のものを利用することでコストをかけずに従来例と同様の前記効果を達成することが可能になった。具体的には、フサギ板5と、そのフサギ板5が配置できるように段差48を備えたブラケット21,22を新たな部材として用意すればよく、テーブル本体3やブラケット21,22内に組み込むバネ部材43〜46などは既存のものをそのまま利用することができる。
また、フサギ板5は、使用・非使用の各状態においてテーブル本体3やブラケット21に重なり、はみ出さないように形成されている。そのため、1.7mm程度の薄板であるフサギ板5であっても、何かをぶつけて割ってしまうような心配もない。そして、こうしたフサギ板5は、段差48をガイドにしてスライドしたり位置決めされるため、使用・非使用の各状態における位置や、途中の動きが安定する。
以上、本発明に係る折りたたみ式テーブルについて一実施形態を示して説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態ではブラケット21,22に段差48を形成してフサギ板5の設置スペースを確保したが、ブラケット自体を左右外側に移動させて固定するなどし、フサギ板をテーブル本体3との間に挟み込むようにしてもよい。
1 折りたたみ式テーブル
2 支持部材
3 テーブル本体
5 フサギ板
21,22 ブラケット
35 ヒンジピン
36 ロックピン
41 軸穴
42 可動穴
43,44,45 バネ部材
48 段差
51 軸側貫通孔
52 可動側貫通孔

Claims (5)

  1. 左右反対側に突き出した各一対のヒンジピンとロックピンとを備えたテーブル本体と、揺動の中心となる前記ヒンジピンが挿入される軸穴および、前記ロックピンが挿入され、そのロックピンを付勢するバネ部材が組み込まれた可動穴が形成された左右一対のブラケットとを有し、壁面に固定された前記ブラケットに対し前記テーブル本体が揺動可能に支持された折りたたみ式テーブルにおいて、
    前記テーブル本体のヒンジピンとロックピンとがそれぞれに貫通する貫通孔が形成された板材であり、前記可動穴を塞ぐため前記テーブル本体と前記ブラケットとの間に挟み込まれたフサギ板を有するものであることを特徴とする折りたたみ式テーブル。
  2. 請求項1に記載する折りたたみ式テーブルにおいて、
    前記ヒンジピンとロックピンとがそれぞれに貫通する貫通孔は長孔であり、前記ロックピンが貫通する貫通孔は前記ロックピンの移動範囲より小さく形成され、前記フサギ板が前記テーブル本体の揺動に伴いスライドするようにしたものであることを特徴とする折りたたみ式テーブル。
  3. 請求項2に記載する折りたたみ式テーブルにおいて、
    前記フサギ板は、その一部が、前記テーブル本体が倒された使用状態と前記テーブル本体が起立した非使用状態の前記テーブル本体や前記ブラケットを側面側から見た外形に合わせた形状で形成されたものであることを特徴とする折りたたみ式テーブル。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載する折りたたみ式テーブルにおいて、
    前記ブラケットは、前記可動穴の開口面側に、前記フサギ板がスライドする可動範囲を区切る段差が形成され、その可動範囲側が凹んでいることを特徴とする折りたたみ式テーブル。
  5. 請求項4に記載する折りたたみ式テーブルにおいて、
    前記テーブル本体が倒された使用状態と前記テーブル本体が起立した非使用状態とでは、前記フサギ板が前記段差に当たって位置決めされるようにしたものであることを特徴とする折りたたみ式テーブル。
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