JP5466184B2 - 通信装置およびその動作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置およびその動作方法に関するものである。
近年にあっては、非接触ICカードを使った入退室システムや改札システムが増えている。
これらのシステムは、ポーリングコマンドを作成する上位装置(例えば入退管理サーバ)と、ポーリングコマンドを所定の通信方法によるポーリング電文へ変換し送出する中継装置(例えばICカードRW)と、任意の通信手段と通信する変換部および入退時に必要な識別情報を管理する識別情報管理部を有するモバイル端末(例えばICカード)とを備える構成になっており、上位装置がポーリングコマンドを中継装置へ送り、中継装置はそれをトリガーにして任意の間隔でポーリング電文を繰り返し送出し、モバイル端末を検知している。
ワイヤレスカードシステムの応用 技術資料 ARIB TR−T10 1.0版、P.13、[online]、社団法人 電波産業会、[平成22年6月14日検索]、インターネット<URL: http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/3−TR−T10v1_0.pdf>
ところで、既存の入退室システムにおいて、非接触ICカードに使用される既存の通信方法(以下、通信方法Mという)だけでなく、PAN(Personal Area Network)や電界通信等の新たな通信方法(以下、通信方法Nという)も使用できるようにし、通信方法Mの通信方法によるポーリング電文は変更せず、システムの変更を最小限にして、通信方法Nを使用できるようにする場合、下記の実現要件に対応することが必要となる。
1)通信方法Mのポーリング電文および応答の電文は、中継装置とモバイル端末の間で送受信される必要があり、通信方法Nのポーリング電文および応答の電文も同様である。
2)通信方法Nを用いる通信部に対しては、通信方法Mを用いる通信部から通信方法Mのポーリング電文が送信される。かかるポーリング電文は、通信方法Nを用いる通信部にはデータにしか見えない。そのため、当該通信部は、通信方法Mのポーリング電文を含む電文を通信方法Nにより相手の中継装置やモバイル端末に送信し、返信される応答の電文から通信方法Mによるポーリング電文への応答の電文を取り出し、これを通信方法Mを用いる通信部に送信する必要がある。
1)、2)の実現要件を満たすためには、通信方法Mだけを用いるシステムと比べ、通信方法M、Nを用いるシステムでの追加処理として、「通信方法Nによるポーリング電文およびその応答の電文の送受信(通信方法Nによるポーリング)」と「通信方法Nのデータとして通信方法Mのポーリング電文とその応答の電文を送受信する処理(通信方法Nを介した通信方法Mによるポーリング)」が必要となる。
しかし、1)、2)の実現要件に対応して新たな処理が追加されることにより新たな処理時間を要し、通信方法Mでは制限時間内に終わっていたポーリングが、通信方法M、Nを使用することでタイムアウトが発生し、制限時間以内にポーリングを終わらせることができない場合がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、2つの通信方法を使用する通信装置におけるポーリングを早期に終了させることのできる技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、第1の通信方法で通信する第1の通信部と第2の通信方法で通信する第2の通信部とを備える通信装置であって、前記第2の通信部は、前記第1の通信方法によるポーリング電文に対する応答の電文が記憶される記憶部と、前記ポーリング電文を前記第1の通信部へ送信し、前記ポーリング電文に対する応答の電文を前記記憶部に記憶させ、外部から前記第2の通信方法によるポーリング電文を受信したなら、前記第2の通信方法によるポーリング電文に対する応答の電文を外部に送出し、外部から前記第1の通信方法によるポーリング電文を含む前記第2の通信方法による電文を受信したなら、前記記憶部から応答の電文を読み出し、当該応答の電文を含む前記第2の通信方法による電文を作成し、外部に送出する中継処理部とを備え、前記第1の通信部は、前記通信装置に対して着脱自在であり、前記第2の通信部は、前記第1の通信部が前記通信装置に取り付けられていることを検出するセンサを備え、前記第1の通信部への前記第1の通信方法によるポーリング電文の送信を、前記センサにより前記第1の通信部が前記通信装置に取り付けられていることが検出されたら行うことを特徴とする通信装置をもって解決手段とする。
の本発明は、第1の通信方法で通信する第1の通信部と第2の通信方法で通信する第2の通信部とを備える通信装置の動作方法であって、前記第2の通信部は、前記第1の通信方法によるポーリング電文に対する応答の電文が記憶される記憶部を備え、前記動作方法は、前記第2の通信部の中継処理部が、前記ポーリング電文を前記第1の通信部へ送信し、前記第2の通信部の中継処理部が、前記ポーリング電文に対する応答の電文を前記記憶部に記憶させ、前記第2の通信部の中継処理部が、外部から前記第2の通信方法によるポーリング電文を受信したなら、前記第2の通信方法によるポーリング電文に対する応答の電文を外部に送出し、前記第2の通信部の中継処理部が、外部から前記第1の通信方法によるポーリング電文を含む前記第2の通信方法による電文を受信したなら、前記記憶部から応答の電文を読み出し、当該応答の電文を含む前記第2の通信方法による電文を作成し、外部に送出するものであり、前記第1の通信部は、前記通信装置に対して着脱自在であり、前記第2の通信部は、前記第1の通信部が前記通信装置に取り付けられていることを検出するセンサを備え、前記第1の通信部への前記第1の通信方法によるポーリング電文の送信を、前記センサにより前記第1の通信部が前記通信装置に取り付けられていることが検出されたら行うことを特徴とする通信装置の動作方法をもって解決手段とする。
本発明によれば、2つの通信方法を使用する通信装置におけるポーリングを早期に終了させることのできる技術を提供することができる。
第1の実施の形態に係る通信システムの構成図である。 第1の実施の形態で使用される各電文の構成図である。 第1の実施の形態における中継部132と中継部232の構成図である。 第1の実施の形態における通信部13における処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態における通信部23における処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態における通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態における通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 第3の実施の形態における中継部132の構成図である。 第3の実施の形態における通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 第4の実施の形態における通信装置2の構成を示す図である。 第4の実施の形態の通信部23における処理の流れを示すフローチャートである。 第4の実施の形態における通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1〜3の実施の形態に係る通信システムの構成図である。
通信装置1は、通信装置2内の情報を用いて情報処理を行う情報処理部11と、情報処理部11と有線で接続された通信部12と、通信方法M(例えば、非接触カードに使用される磁界通信)によって通信部12と通信し、通信装置2とは通信方法N(例えば、電界通信)によって通信する通信部13を備える。
通信部13は、通信装置1に新たに設けられたものであり、通信部13が設けられる前の通信装置1は通信装置2と、つまり、通信部12は、通信方法Mによって、通信装置2と通信していた。
しかし、通信部13が設けられてからは、通信装置1は通信装置2と、つまり、通信部13は、新たな通信方法、つまり、通信方法Mとは異なる通信方法Nで、通信装置2と通信する。
通信部13は、通信方法Mによって通信部12と通信する中継部131と、中継部131と有線で接続され、通信方法Nで通信装置2と通信する中継部132とを備える。
通信装置2は、通信装置1にとって必要な情報を有する情報処理部21と、情報処理部21と有線で接続された通信部22と、通信方法Mによって通信部22と通信し、通信装置1とは通信方法Nによって通信する通信部23を備える。
通信部23は、通信装置2に新たに設けられたものであり、通信部23が設けられる前の通信装置2は通信装置1と、つまり、通信部22は、通信方法Mによって、通信装置1と通信していた。
しかし、通信部23が設けられてからは、通信装置2は通信装置1と、つまり、通信部23は、通信方法Nで、通信装置2と通信する。
通信部23は、通信方法Mによって通信部22と通信する中継部231と、中継部231と有線で接続され、通信方法Nで通信装置1(つまり通信装置1の中継部132)と通信する中継部232とを備える。
図2は、第1〜4の実施の形態で使用される各電文の構成図である。
図2(a)に示す電文D1は、通信方法Mのポーリング電文であり、通信方法Mのヘッダおよびデータからなる。データには、情報処理部11から送信されるポーリングコマンドが含まれる。
図2(b)に示す電文D2は、通信方法Nのポーリング電文であり、通信方法Nのヘッダおよびデータからなる。データには、電文D2がポーリング電文である旨の情報が含まれる。
図2(c)に示す電文D3は、電文D1(通信方法Mのポーリング電文)への応答の電文であり、通信方法Mのヘッダおよびデータからなる。データには、情報処理部21から送信される応答コマンドが含まれる。
図2(d)に示す電文D4は、電文D2(通信方法Nのポーリング電文)への応答の電文であり、通信方法Nのヘッダおよびデータからなる。データには、電文D4がポーリング電文の応答である旨の情報が含まれる。
図2(e)に示す電文D5は、通信方法Nの電文であり、通信方法Nのヘッダおよびデータからなる。データには、電文D1が含まれる。
図2(f)に示す電文D6は、通信方法Nの電文であり、通信方法Nのヘッダおよびデータからなる。データには、電文D3が含まれる。
図3は、第1の実施の形態における中継部132と中継部232の構成図である。
中継部132は、電文D2と電文D5を外部に送出する中継処理部1321と、電文D1が記憶される記憶部1322とを備える。
中継部232は、電文D4と電文D6を外部に送出する中継処理部2321と、電文D3が記憶される記憶部2322とを備える。
図4は、第1の実施の形態の通信部13における処理の流れを示すフローチャートである。
通信部13の中継部131は、通信部12から電文D1を受信した(S1:YES)なら、電文D1を中継部132へ転送する(S3)。
中継部132の中継処理部1321は、電文D1を記憶部1322に記憶させる(S5)。
次に、中継処理部1321は、電文D2を作成し、外部に送出する(S7)。
次に、中継処理部1321は、外部から電文D4を受信したか否かを判定する(S9)。中継処理部1321は、電文D4を受信していないなら(S9:NO)、タイムアウト(ステップS7の時刻から所定の時間が経過した)か否かを判定し(S11)、タイムアウトでないなら、ステップS9へ戻り、タイムアウトなら、ステップS7へ戻る。
中継処理部1321は、外部から電文D4を受信したなら(S9:YES)、記憶部1322から電文D1を読み出し、電文D1を含む電文D5を作成し、外部に送出する(S13)。
次に、中継処理部1321は、外部から電文D6を受信したか否かを判定する(S15)。中継処理部1321は、電文D6を受信していないなら(S15:NO)、タイムアウト(ステップS13の時刻から所定の時間が経過した)か否かを判定し(S17)、タイムアウトでないなら、ステップS15へ戻り、タイムアウトなら、処理を終える。
中継処理部1321は、外部から電文D6を受信したなら(S15:YES)、電文D6から電文D3を取り出し、中継部131を介して、通信部12へ送信し(S19)、処理を終える。
図5は、第1の実施の形態の通信部23における処理の流れを示すフローチャートである。
通信部23の中継部232の中継処理部2321は、通信装置2が起動されると、電文D1を作成し、中継部231を介して、通信部22へ送信する(S101)。
次に、中継部231は、通信部22から電文D3を受信したか否かを判定する(S103)。
中継部231は、電文D3を受信していないと判定したら(S103:NO)、タイムアウト(ステップS101の時刻から所定の時間が経過した)か否かを判定し(S107)、タイムアウトでないなら、ステップS103へ戻り、タイムアウトなら、ステップS107へ進む。
ステップS107では、中継処理部2321は、電文D1の送信回数が予め設定された規定回数より多いか否かを判定し、超えていないなら、ステップS101へ戻る。
中継処理部2321は、規定回数より多いなら、返信がないことを示す電文を通信装置2へ通知し(S109)、処理が終了する。
中継部231は、電文D3を受信したなら(S103:YES)、電文D3を中継部232へ転送する(S111)。
中継部232の中継処理部2321は、電文D3を記憶部2322に記憶させる(S113)。
次に、中継処理部2321は、外部から電文D2を受信したなら(S115:YES)、電文D4を作成し、外部に送出する(S117)。
次に、中継処理部2321は、外部から電文D5を受信したなら(S119:YES)、記憶部2322から電文D3を読み出し、電文D3を含む電文D6を作成し、外部に送出し(S121)、処理が終了する。
図6は、第1の実施の形態における通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
図6は、通信装置1、2が互いに近づき、通信が開始される様子を示すものである。
通信部23の中継部232の中継処理部2321は、通信装置2が起動されると、電文D1を作成し、中継部231を介して、通信部22へ送信する(T1、T3)。
通信部22は、電文D1からポーリングコマンドを取り出し、情報処理部21に送信する(T5)。
情報処理部21は、ポーリングコマンドを受信し、ポーリングコマンドに対する応答コマンド(例えば、肯定応答のコマンド)を作成し、通信部22に送信する(T7)。
通信部22は、ポーリングコマンドを含む電文D3を作成し、中継部231を介して、中継部232に送信する(T9、T11)。中継部232の中継処理部2321は、電文D3を記憶部2322に記憶させる。
一方、通信装置1では、通信装置1が起動されると、情報処理部11が、ポーリングコマンドを通信部12に送信する(T21)。
通信部12は、ポーリングコマンドを含む電文D1を作成し、中継部131を介して、中継部132に送信する(T23、T25)。
中継部132の中継処理部1321は、電文D1を記憶部1322に記憶させる。
また、中継処理部1321は、電文D2を作成し、通信方法Nにより外部に送出する(T27)。
通信装置1、2の間の距離が長いと、電文D2は通信装置2に届かず、通信部13は、タイムアウトと電文D2の送信を繰り返す。例えば、通信部12も同様にタイムアウトとなり、電文D1が再び送信される。以降も同様に、通信装置1、2の間の距離が長いと、通信部13は、タイムアウトと電文D2の送信を繰り返す。
情報処理部11については、ここでは、タイムアウトとなるような設定がなされていないこととする。よって、情報処理部11は、ポーリングコマンドに対する応答を待機する。
通信装置1、2が互いに近づき、通信部23の中継部232は、電文D2を受信したら、電文D4を作成し、通信方法Nにより外部に送出する(T31)。
通信部13の中継部132の中継処理部1321は、電文D4を受信したなら、記憶部1322から電文D1を読み出し、電文D1を含む電文D5を作成し、外部に送出する(T33)。
通信部23の中継部232の中継処理部2321は、電文D5を受信したなら、記憶部2322から電文D3を読み出し、電文D3を含む電文D6を作成し、外部に送出する(T35)。
通信部13の中継部132の中継処理部1321は、電文D6を受信したなら、電文D3を取り出し、中継部131を介して、通信部12に送信する(T37、T39)。
通信部12は、電文D3から応答コマンドを取り出し、情報処理部11に送信する(T41)。
こうして、第1の実施の形態では、情報処理部11、21間のポーリングが終了し、その期間においては、通信部12、22間のポーリング、および、通信部13、23間のポーリングも終了する。
なお、情報処理部11は、応答コマンドが肯定応答を示すものなら、同様のシーケンスで、通信部12、通信部13、通信部23、通信部22を介して、情報処理部21に対し通信を行い、通信が終了したなら、通信部12にポーリングコマンドを送信し、応答コマンドが肯定応答を示すまで、これを繰り返す。
情報処理部11は、応答コマンドが否定応答を示すものであった場合でも、通信部12にポーリングコマンドを送信し、応答コマンドが肯定応答を示すまで、これを繰り返す。
したがって、第1の実施の形態によれば、通信装置2において、中継処理部2321は、通信方法Mによるポーリング電文D1を通信部22へ送信し(T1、T3)、ポーリング電文D1に対する応答の電文D3を記憶部2322に記憶させ(T9、T11)、外部から通信方法Nによるポーリング電文D2を受信したなら(T27)、通信方法Nによるポーリング電文に対する応答の電文D4を外部に送出し(T31)、外部から通信方法Mによるポーリング電文D1を含む通信方法Nによる電文D5を受信したなら(T33)、記憶部2322から応答の電文D3を読み出し、電文D3を含む通信方法Nによる電文D6を作成し、外部に送出する(T35)。
また、第1の実施の形態によれば、通信装置1において、中継処理部1321は、通信部12から通信方法Mによるポーリング電文D1を受信したなら(T23、T25)、当該ポーリング電文D1を記憶部1322に記憶させ、通信方法Nによるポーリング電文D2を外部に送出し(T27)、外部から通信方法Nによるポーリング電文に対する応答の電文D4を受信したなら(T31)、記憶部1322からポーリング電文D1を読み出し、当該ポーリング電文D1を含む通信方法Nによる電文D5を作成し、外部に送出し(T33)、外部から通信方法Mによるポーリング電文D1に対する応答の電文D3を含む通信方法Nによる電文D6を受信したなら(T35)、当該電文D6から当該応答の電文D3を取り出し、通信部12へ送信する(T37、T39)ので、つまり、通信装置2における通信方法Mのポーリングを予め行っておくので、その結果、通信部12、22間のポーリング、および、通信部13、23間のポーリングを早期に終了させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態に同一または類似の装置および装置構成を用い、同一または類似のものについては第1の実施の形態で使用した符号を使用して重複説明を略し、第1の実施の形態とは異なる事項を中心に説明を行う。
第2の実施の形態では、複数の通信装置1が使用可能であり、各通信装置1は固有の装置識別子を記憶している。
図2(a)に示す電文D1のデータに含まれるポーリングコマンドには装置識別子が含まれる。
図7は、第2の実施の形態における通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
第2の実施の形態では、通信部23の中継部232の中継処理部2321は、電文D5を受信したなら(T33)、電文D6を作成し送出する(T35)だけでなく、電文D5から電文D1を取り出し、中継部231を介して、通信部22へ送信する(T51、T53)。
通信部22は、電文D1からポーリングコマンドを取り出し、情報処理部21に送信する(T55)。
情報処理部21は、ポーリングコマンドを受信し、ポーリングコマンドに対する肯定応答の応答コマンドを作成し、通信部22に送信する(T57)。
通信部22は、ポーリングコマンドを含む電文D3を作成し、中継部231を介して、中継部232に送信する(T59、T61)。中継部232の中継処理部2321は、電文D3を例えば廃棄する。
情報処理部21は、ポーリングコマンドから装置識別子を取り出し、装置識別子に応じた処理の準備を行う。
例えば、情報処理部21は、通信装置2を組み込んだ携帯端末を所持したユーザが、当該装置識別子に対応する通信装置1を組み込んだ入退室ゲートを通るときは、そのサービスを提供している会社用の料金精算を行えるように準備をすることができる。
したがって、第2の実施の形態によれば、通信方法Nによる電文D5に含まれる通信方法Mによるポーリング電文D1は、通信装置1に固有の装置識別子を含み、中継処理部2321は、電文D5からポーリング電文D1を取り出し、通信部22へ送信する(T51、T53)ので、通信部22側で装置識別子を取り出し、使用することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では、第1の実施の形態に同一または類似の装置および装置構成を用い、同一または類似のものについては第1の実施の形態で使用した符号を使用して重複説明を略し、第1の実施の形態とは異なる事項を中心に説明を行う。
図8は、第3の実施の形態における中継部132の構成図である。
中継部132は、中継処理部1321を備え、記憶部1322は不要である。
図9は、第3の実施の形態における通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
第3の実施の形態では、中継部132の中継処理部1321は、電文D1を受信したら(T25)、これを記憶せず、電文D2を作成し、通信方法Nにより外部に送出する(T27)。
そして、中継処理部1321は、電文D4を受信したなら(T31)、電文D1が送信されるのを待機し、電文D1が送信されたら(T23、T25)、電文D1を含む電文D5を作成し、外部に送出する(T33)。
したがって、第3の実施の形態によれば、通信装置1において、中継処理部1321は、通信方法Nによるポーリング電文D2を外部に送出し(T27)、外部から通信方法Nによるポーリング電文に対する応答の電文D4を受信した後(T31)、通信部12から通信方法Mによるポーリング電文D1を受信したなら(T23、T25)、当該ポーリング電文D1を含む通信方法Nによる電文D5を作成し、外部に送出し(T33)、外部から通信方法Mによるポーリング電文D1に対する応答の電文D3を含む通信方法Nによる電文D6を受信したなら(T35)、当該電文D6から当該応答の電文D3を取り出し、通信部12へ送信する(T37、T39)ので、記憶部1322を不要にすることができる。
なお、第3の実施の形態において第2の実施の形態の構成を採用してもよい。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態では、第1の実施の形態に同一または類似の装置および装置構成を用い、同一または類似のものについては第1の実施の形態で使用した符号を使用して重複説明を略し、第1の実施の形態とは異なる事項を中心に説明を行う。
図10は、第4の実施の形態における通信装置2の構成を示す図である。
通信装置2は、第1〜第3の実施の形態の通信部22の機能を備えた中継部(便宜的に中継部22という)と情報処理部21を備えた通信部22Aを着脱自在に構成され、通信部22Aが取り付けられていることを検出するセンサ24と通信部23を備える。センサ24は、通信部22Aが取り付けられていないときはオフであり、通信部22Aが取り付けられたならオンになる。
図11は、第4の実施の形態の通信部23における処理の流れを示すフローチャートである。
通信部23の中継部232の中継処理部2321は、通信装置2が起動されると、通信部22Aが取り付けられ、これにより、センサ24がオンとなり、センサ24から信号を受信したなら(S151:YES)、電文D1を作成し、中継部231を介して、通信部22へ送信する(S101)。以下の動作は第1の実施の形態と同様である。
図12は、第4の実施の形態における通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
通信部23の中継部232の中継処理部2321は、通信装置2が起動されると、電文D1を作成するのでなく、センサ24からの信号を待機する。
センサ24は、通信部22Aが取り付けられ、これにより、センサ24がオンになったなら(T101)、中継処理部2321に信号を送信する(T103)。
中継処理部2321は、センサ24から信号を受信したなら、電文D1を作成し、中継部231を介して、中継部22へ送信する(T1、T3)。
したがって、第4の実施の形態によれば、通信装置2において、通信部23は、通信部22Aが通信装置2に取り付けられていことを検出するセンサ24を備え、通信部22Aへの通信方法Mによるポーリング電文D1の送信(T1、T3)を、センサ24により通信部22Aが取り付けられていることが検出されたら行うので、通信部22Aを着脱自在にすることができる。
なお、第4の実施の形態において第2の実施の形態や第3の実施の形態の構成を採用してもよい。
また、各実施の形態において、情報処理部11は通信装置1にでなく、別な通信装置に設けてもよい。
また、通信装置1は、通信部12の機能を備えた中継部と情報処理部21を備えた通信部並びに通信部23を備える構成としてもよい。
なお、各実施の形態に係る通信装置1や通信装置2の動作方法を装置に実行させるためのコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1、2…通信装置
11、21…情報処理部
12、13、22、22A、23…通信部
24…センサ
131、132、231、232、22…中継部
1321、2321…中継処理部
1322、2322…記憶部

Claims (2)

  1. 第1の通信方法で通信する第1の通信部と第2の通信方法で通信する第2の通信部とを備える通信装置であって、
    前記第2の通信部は、
    前記第1の通信方法によるポーリング電文に対する応答の電文が記憶される記憶部と、
    前記ポーリング電文を前記第1の通信部へ送信し、前記ポーリング電文に対する応答の電文を前記記憶部に記憶させ、外部から前記第2の通信方法によるポーリング電文を受信したなら、前記第2の通信方法によるポーリング電文に対する応答の電文を外部に送出し、外部から前記第1の通信方法によるポーリング電文を含む前記第2の通信方法による電文を受信したなら、前記記憶部から応答の電文を読み出し、当該応答の電文を含む前記第2の通信方法による電文を作成し、外部に送出する中継処理部と
    を備え
    前記第1の通信部は、前記通信装置に対して着脱自在であり、
    前記第2の通信部は、前記第1の通信部が前記通信装置に取り付けられていることを検出するセンサを備え、前記第1の通信部への前記第1の通信方法によるポーリング電文の送信を、前記センサにより前記第1の通信部が前記通信装置に取り付けられていることが検出されたら行う
    ことを特徴とする記載の通信装置。
  2. 第1の通信方法で通信する第1の通信部と第2の通信方法で通信する第2の通信部とを備える通信装置の動作方法であって、
    前記第2の通信部は、
    前記第1の通信方法によるポーリング電文に対する応答の電文が記憶される記憶部を備え、
    前記動作方法は、
    前記第2の通信部の中継処理部が、前記ポーリング電文を前記第1の通信部へ送信し、
    前記第2の通信部の中継処理部が、前記ポーリング電文に対する応答の電文を前記記憶部に記憶させ、
    前記第2の通信部の中継処理部が、外部から前記第2の通信方法によるポーリング電文を受信したなら、前記第2の通信方法によるポーリング電文に対する応答の電文を外部に送出し、
    前記第2の通信部の中継処理部が、外部から前記第1の通信方法によるポーリング電文を含む前記第2の通信方法による電文を受信したなら前記記憶部から応答の電文を読み出し、当該応答の電文を含む前記第2の通信方法による電文を作成し、外部に送出するものであり、
    前記第1の通信部は、前記通信装置に対して着脱自在であり、
    前記第2の通信部は、前記第1の通信部が前記通信装置に取り付けられていることを検出するセンサを備え、前記第1の通信部への前記第1の通信方法によるポーリング電文の送信を、前記センサにより前記第1の通信部が前記通信装置に取り付けられていることが検出されたら行う
    ことを特徴とする通信装置の動作方法。
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