JP5465819B2 - テキストグリッド作成ツール - Google Patents

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Description

本発明は、デスクトップパブリッシング(DTP)技術に関するものであって、更に詳細には、電子組版及び/又は電子レイアウト編集技術に関するものである。
電子組版においては、CRT又はLCDなどの表示装置上に表示される電子文書(作業領域)内にキャラクタやグラフィック等の種々のオブジェクトを配置させる。オブジェクトの組版を行う場合に、オブジェクトを電子文書の所望の位置に配置させる目安としてガイド、グリッドなどと呼称される基準線が使用されている。これらの基準線を電子文書に設定する場合には、ユーザは、電子文書のレイアウト範囲を決定するために、通常、電子文書の余白領域の寸法を決定し入力することが要求される。しかしながら、電子文書は表示装置のスクリーン上に表示されているものであるから、余白寸法を正確に決定することは至難の技であって、必ずしも一度で所望の余白を設定することが可能なものではなく、数回繰り返し余白の設定を行うことが余儀なくされることが多々ある。更に、その場合には、余白をどの程度の値にすべきかその都度計算することが必要であり、肝心の組版・レイアウト処理を行う準備段階においてユーザは既に操作上の困難性に遭遇することとなる。
又、従来技術においては、所謂表意文字キャラクタであるCJK(中国語、日本語、韓国語)フォントキャラクタに対して組版・レイアウト処理を行う場合に、電子文書の各頁に対して個別的な組版及び/又はレイアウト属性を設定することが可能な基準線を設定することが可能なガイドやグリッドは存在しておらず、従ってきめが細かく且つ柔軟性に富んだ組版・レイアウト処理を効率的に且つ正確に実施することは困難であった。
更に、従来の電子組版・レイアウト処理においては、複数個のキャラクタ(例えば、CJKフォントキャラクタ)を所定の配列状態で電子文書に割り付ける場合に、複数個のキャラクタを所定の配列状態に維持したまま電子文書上を移動させる所謂フレームグリッドと呼ばれるオブジェクトが使用されている。しかしながら従来のフレームグリッドは複数個のキャラクタを所定の配列状態に維持するためのグリッドとフレーム(境界線)とが自動的に整合するものではなく、使い勝手が悪いものであった。
課題を解決するための手段
一般的に、一つの側面においては、本発明は、組版及びレイアウト編集を制御する技術を実現し且つ使用する、コンピュータプログラムプロダクトを包含する、方法及び装置を提供している。組版又はレイアウト中のデータがディスプレイ上に表示される。ユーザ入力制御命令に従って新規電子文書を作成する場合に、ユーザが選択することが可能な第1作成モード及び第2作成モードを有する第1メニューがディスプレイ上に表示される。ユーザが第1作成モードを選択すると、新規電子文書用の適宜のレイアウトグリッドを定めるグリッドパラメータに対して前に設定した値を有する第2メニューが表示される。ユーザが別途余白を計算する必要性無しに、第2メニューにおいて設定されている値を承認するユーザ入力を受取ることにより、レイアウトグリッドが電子文書中に作成される。
実現例は以下の特徴の一つ又はそれ以上を包含することが可能である。組版又はレイアウトされるべきデータは、更に、組版及びレイアウト制御手段を具備するデスクトップパブリッシング処理制御装置へ供給することが可能である。電子文書の各頁に対して一つのレイアウトグリッドを作成することが可能である。第2メニュー中の値は、少なくとも、レイアウトグリッド寸法及びレイアウトグリッドに対応する頁上の開始点を決定することが可能である。レイアウトグリッドは幾つかのセルを有することが可能であり、各セルは1個のキャラクタを収容することが可能であり、且つセル寸法は第2メニューにおいて選択したフォント寸法に対応するエムボックス又はICFボックス寸法を有することが可能である。ユーザが第2作成モードを選択する場合には、新規電子文書に対する余白値を画定するユーザ入力を受取ることが可能であり、該余白値に基いて電子文書内にレイアウトグリッドを作成することが可能である。
一般的に、別の側面においては、本発明は、組版及びレイアウト編集を制御する技術を実現し且つ使用する、コンピュータプログラムプロダクトを包含する、方法及び装置を提供している。組版又はレイアウト処理期間中にデータがディスプレイ上に表示される。幾つかのセルを定めるグリッドを与えるフレームグリッドが作成され、該セルは、ユーザ入力及び頁上に配置された領域を定める境界線に基いて、ディスプレイ上に表示される電子文書の頁上にキャラクタを配列させるためにキャラクタを特定の配列状態に維持する能力を具備している。フレームグリッドはフレームグリッドを作成する場合に処理され、従って境界線はフレームグリッドの端部におけるセルと常に整合される。
実現例は以下の特徴の内の一つ又はそれ以上を包含することが可能である。フレームグリッド領域は、ポインティングデバイスでディスプレイ上に表示されているグリッドツールを選択し且つカーソルを頁上で特定の長さドラッグするユーザ入力によって決定することが可能であり、且つフレームグリッドの境界線は該複数個のセルと自動的に整合され、従ってポインティングデバイスを使用する選択状態が解除された場合に境界線がいずれのセルとも交差することはなく、新たなフレームグリッドが形成される。フレームグリッド領域は、ポインティングデバイスでディスプレイスクリーン上に表示されている電子文書の頁上に存在するフレームグリッド上のコントロールポイントを選択し、該コントロールポイントを特定の長さドラッグし、且つポインティングデバイスを使用する選択状態を解除するユーザ入力により更に変化させることが可能であり、その後に、フレームグリッドの境界線は該複数個のセルと自動的に整合され、従って境界線がいずれのセルとも交差することはない。該セルは、実質的に正方形の形状を有することが可能であり、且つキャラクタフォント及びキャラクタ寸法に対応するエムボックス又はICFボックスに適合する。組版及びレイアウト制御手段は、複数個の名前付きグリッドを格納する名前付きグリッド格納部を有することが可能であり、該グリッドは特定のグリッドパラメータ値で設定され、且つ新たなフレームグリッドを作成するために所望の名前付きグリッドをユーザが選択すると、選択された名前付きグリッドのグリッドパラメータ値に基いて新たなフレームグリッドを形成することが可能である。該複数個の名前付きグリッドの名前のリストを包含する名前付きグリッドパレットをディスプレイ上に表示させることが可能である。頁上のレイアウト基準を定めるレイアウトグリッドは電子文書の各頁上に作成することが可能であり、名前付きグリッドは「レイアウトグリッド」の名前を付けた名前付きグリッドを包含することが可能であり、且つ「レイアウトグリッド」の名前の付いた名前付きグリッドが選択される場合に各頁上に形成されるレイアウトグリッドの属性に基いてフレームグリッドを形成することが可能である。
本発明の潜在的な利点は、以下のものの一つ又はそれ以上を包含するととが可能である。レイアウトグリッドを効率的に且つ頁余白を計算すること無しに作成することが可能である。フレームとグリッドとを常に整合させて、フレームグリッドを作成し且つその寸法を変化させることが可能である。電子組版及びレイアウト処理において使用することが可能な電子文書の各頁上でレイアウトグリッドを作成し且つ制御することが可能である。電子組版及びレイアウト処理を容易に且つ迅速に実行するようにフレームグリッドを作成し且つ制御することが可能である。
本発明の一つ又はそれ以上の実現例の詳細について添付の図面を参照して以下に説明する。本発明のその他の特徴、目的及び利点は以下の説明、図面、及び特許請求の範囲から明らかとなる。
発明の実施の態様
本発明の1実施例に基づいて構成された電子組版DTPシステム1を図1に示してある。DTPシステム1は、電子組版やレイアウト編集などを実施することが可能なDTP処理制御装置2と、処理中のデータを表示することの可能な表示装置3と、グラフィック、テキスト、制御命令などの種々のデータの入力を行う入力手段5と、処理後のデータを出力する出力手段6とを有している。DTP処理制御装置2は、組版・レイアウト制御を行う組版・レイアウト制御手段2aと、表示又は印刷などの出力すべきテキストの属性であるフォント情報を格納しているフォントファイル2bとを有している。フォントファイル2bには、特に、日本語、中国語、韓国語などの表意文字に対するフォントであるCJKフォント8を有している。更に、本発明の1側面によれば、組版・レイアウト制御手段2aは、複数個のキャラクタやグラフィックのオブジェクトを表示装置3において表示させ電子組版・レイアウト作業を効率的に実施することを可能とするために電子文書の各頁に対してレイアウトグリッドを処理(作成且つ制御)することを可能とするレイアウトグリッド処理(作成/制御)手段4を有している。更に、本発明の別の側面によれば、組版・レイアウト制御手段2aは、複数個のキャラクタやグラフィックのオブジェクトを表示装置3において表示させ電子組版・レイアウト作業を効率的に実施することを可能とするために、特に、電子文書の所望の位置に所望の配列状態で複数個のキャラクタを配置させることを可能とするフレームグリッド処理(作成/制御)手段7を有している。
表示装置3は、例えば、CRTやLCDなどの種々の表示装置から構成することが可能であり、入力手段5は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、トラックボール、トラックポインタ等)、スキャナー、通信インターフェース等を包含することが可能である。更に、出力手段6は、プリンタ、外部記憶装置等から構成することが可能であり、DTP処理制御装置2は、CPU等のプロセッサやメモリ、及びメモリにロードされプロセッサにより処理されるレイアウトグリッド処理ルーチン及び/又はフレームグリッド処理ルーチンを包含する電子組版・レイアウト制御プログラム等から構成することが可能である。一方、DTP処理制御装置2は、その一部又は全部をファームウエア化させたハードウエアによる構成とすることも可能である。
図2は、汎用のコンピュータシステムに対して本発明の1実施例を適用することによって本発明のレイアウトグリッド処理(作成/制御)機構及びフレームグリッド処理(作成/制御)機構を具備するDTPシステム10を構成した状態を示したブロック図である。即ち、図2に示したシステム10は、CPU11と、メモリ12と、CRT13と、ハードディスク14と、キーボード15と、マウス16と、CD−ROMドライブ17と、FDドライブ18と、プリンタ19とを有しており、これらのユニットはバス9によって互いに動作上結合されている。そして、本発明に基づく電子編集におけるレイアウトグリッド処理(作成/制御)プログラム4’及びフレームグリッド処理(作成/制御)プログラム7’が、例えば、その他の電子編集プログラムと共に組版・レイアウト制御プログラム2a’の一部を形成するルーチンとして、CD−ROMドライブ17又はFDドライブ18を介してシステム10内にインストールさせることによって例えばハードディスク14上に格納される。更に、フォントファイル2bもハードディスク14上に格納させることが可能である。そして、ユーザがキーボード15又はマウス16を操作することによって、本レイアウトグリッド処理プログラム4’及び/又はフレームグリッド処理プログラム7’を包含する電子組版・レイアウト制御プログラムを起動させると、図2に示したようにメモリ12内にロードされる。従って、CPU11とメモリ12内にロードされたレイアウトグリッド処理プログラム4’及びフレームグリッド処理プログラム7’とが共同して、レイアウトグリッド処理手段4及びフレームグリッド処理手段7を夫々構成することとなる。従って、本発明の1側面においては、汎用コンピュータシステムを本発明のレイアウトグリッド処理機能及びフレームグリッド処理機能の少なくとも一方の機能を具備するDTPシステムへ変換させることの可能なレイアウトグリッド処理プログラム4’及びフレームグリッド処理プログラム7’の少なくとも一方を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体(例えば、CD−ROM、FD、テープ、半導体メモリなど)が提供される。
次に、図3乃至8を参照して本発明の1実施例に基づくレイアウトグリッド処理(作成/制御)機能について説明する。尚、本発明のレイアウトグリッド(頁グリッドとも呼称される)は、電子組版・レイアウト作業において、CRTやLCDなどの表示装置上に表示される電子文書の各頁の上にテキストやグラフィックなどのオブジェクトを所定の位置に配置させる場合の基準線を提供するものである。ユーザはレイアウトグリッドを参考にして所望のオブジェクトを所望の位置に配置させることが可能である。そして、レイアウトグリッドは、基本的に垂直方向の基準線と水平方向の基準線とを表示装置のスクリーン上に表示して、ユーザがこれらの基準線を参考に所望のオブジェクトを配置させる。そして、オブジェクトをレイアウトグリッドに配置させる場合には、レイアウトグリッドの上にユーザがフレームを作成し、このフレーム内にキャラクタやグラフィックを包含させ、フレームを操作することによってフレーム及びその中に収容されているデータを頁の所望の位置に位置させることが可能である。そして、この場合には、レイアウトグリッドに具備されている複数個の吸着点(スナップ点とも呼称する)をアクティブな状態とさせた場合には、フレームグリッドに設けられている吸着点とが吸着して、フレームをレイアウトグリッドの予め定めた位置に位置決めさせることが可能である。
図6は、本発明の1実施例に基づいて電子組版・レイアウト制御機能を動作させた場合における、例えば、図2のCRT13とすることが可能な図1の表示装置3のスクリーン表示の一部を示している。即ち、スクリーン121上には編集用紙としての電子文書122が表示されており、この上において種々の頁構成要素(オブジェクトとも呼称される)のレイアウト編集や組版編集を行う。電子文書122は、例えば、スクリーン121の上端に沿って表示されるメニューバー120の中で、例えば「ファイル」をマウスでクリックし「新規文書」を選択することによってスクリーン121上に表示させることが可能である。尚、図示例では、1頁のみが示されているが、複数頁の電子文書を作成することも可能である。
そして、本発明の好適実施例によれば、ユーザが「ファイル」をクリックして表示されるプルダウンメニュー中において「新規文書」を選択すると、電子文書122をスクリーン121上に表示する前に図3に示したような「新しい文書」ダイアログボックス20を第1メニューとしてユーザに対して表示する。図3に示した第1メニュー20は本発明の説明のために必要なパラメータのみを示したものであって、所望によりこれら以外のパラメータを包含させることも可能である。図示例の第1メニュー20においては、頁数が「1」で、頁寸法が「レター」であり、その幅が「51p0」で高さが「66p0」である場合を示している。尚、第1メニュー中における「数字」+「p」+「数字」の表記方法は例えば「3p6」である場合には、3パイカ6ポイントであることを意味し、この場合には612ポイントの値に等しいことを意味している。尚、この値の表記方法は、その他「ポイント」、「mm」、「インチ」等を使用することが可能であることは勿論であり、ユーザの好みの単位を設定することが可能である。
更に、図3のダイアログボックス形式の第1メニュー20において重要なことであるが、文書作成として「レイアウトグリッド」モードと「余白・コラム」モードとを選択するためのボタンが設けられており、且つ「レイアウトグリッド」ボタンの周囲に点線で図示した如く「レイアウトグリッド」モードがデフォルトで選択状態に設定されている。従って、図3に示した状態で、ユーザが例えばリターンキーを押し下げると、「レイアウトグリッド」モードで新規文書が作成されることとなる。一方、ユーザが「余白・コラム」モードを選択する場合には、先ず「余白・コラム」ボタンをマウスで選択するか、又は所定のキーを押し下げることによって「余白・コラム」モードを選択状態とし、次いで例えばリターンキーを押し下げて「余白・コラム」モードで新規文書が作成される。尚、この「余白・コラム」モードにおいては、電子文書の頁における余白をユーザが計算して適宜の値を設定することが必要であり、従来の電子文書における新規文書を作成する場合に行われているモードと類似している。従って、「余白・コラム」モードについての詳細な説明は割愛する。
上述した如く、図3の第1メニュー20の設定状態でユーザがリターンキーを押し下げると、「レイアウトグリッド」モードが選択され図に示したダイアログボックス形式の第2メニュー21が表示装置のスクリーン上に表示される。図の第2メニュー21においても、本発明にとって特に重要なパラメータのみが示されているに過ぎず、第2メニュー21内においてその他の適宜のパラメータを付加させることが可能であることは勿論である。図4に示されている第2メニュー21においては、グリッド設定として「方向」、「フォント」、「寸法」、「文字間」、「文字スケール」、「ラインスケール」、「行間」等のパラメータを設定することが可能であることが示されている。この場合に、「方向」とはレイアウトグリッドを構成する複数個のセルがテキストの横書き用のものであるか又は縦書き用のものであるかの属性に関するものである。図示例では「水平」であるから横書きテキスト用のレイアウトグリッドであり、一方「垂直」に設定される場合には、縦書きテキスト用のレイアウトグリッドが形成される。次ぎに、フォント(図示例では「明朝」)、寸法(図示例では「12ポイント」)、文字間(「文字アキ」とも言う、図示例では「0pt」即ち文字間がゼロ)、及び文字スケール(図示例では「100%」)はレイアウトグリッドにおける複数個のセルの寸法及び水平方向の位置決めを決定するパラメータである。更に、グリッド設定項目として、ラインスケール(図示例では「100%」)及び行間(「行アキ」とも言う、図示例では「6pt」即ち6ポイント)が示されており、これらのパラメータはグリッドセルの間隔及び垂直方向の寸法を決定する。
更に、図4の第2メニュー21においては、ライン及びコラムの設定項目として、文字数(図示例では「45」個)、ライン数(「行数」ともいう、図示例では「40」本)、コラム数(図示例では「1」)、ガター(図示例では、「1p0」)が設けられている。「文字数」は1つのライン(即ち、「行」)内の文字数、従ってグリッドセル数であり、「ライン数」はレイアウトグリッド内のライン即ち行の数である。「コラム数」は段数であり、レイアウトグリッドにおいて「ガター」(即ち、段間ともいう)によって分離されているレイアウトグリッド内の領域である。図示例では、コラム数が「1」であるからレイアウトグリッド内にガターは存在しない。従って図示例の場合には、ガターの値「1p0」は実際には適用されない。
次ぎに、図4に示した第2メニュー21においては、「グリッド開始点」が設定項目として設けられていることに注意すべきである。グリッド開始点の選択項目として「上」、「下」、「外側」、「内側」が設けられており、夫々の選択項目内に適宜の値を設定することが可能である。尚、「グリッド開始点」設定項目は、それは頁上のレイアウトグリッドの配置位置を決定する項目である。「グリッド開始点」は好適にはプルダウンメニュー形式として第2メニュー21内に埋め込まれており、図示例の場合には「上/外側」の組み合わせとなっているが、その他に例えば「上/内側」、「下/外側」、「下/内側」等の組み合わせがあり、更に「上下中央」、「左右中央」、「上下左右中央」等の選択肢を設けることが可能である。第2メニュー21においてこのグリッド開始点をレイアウトグリッド設定項目の一つに包含させることによって、ユーザが余白を計算することの必要性無しにレイアウトグリッドを頁上に作成することを可能としており、この点については後に更に詳細に説明する。
図5は、本発明の1実施例に基づいて構成されたレイアウトグリッド作成方法の処理の流れを示したフローチャートである。先ず、ステップS1において「新規文書」をユーザが選択したか否かが判別される。例えば、前述した如く、ユーザが、図6に示されているように、電子組版・レイアウト処理機能を始動させることにより表示装置のスクリーン121上に示されている「ファイル」125aをクリックしてプルダウンメニューを表示させ、その中から「新規文書」を選択する。この場合には、ステップS1における判別結果は肯定となり、図3に示されるようなダイアログボックス形式の第1メニュー20が表示される(ステップS2)。従って、第1メニュー20において新規文書のパラメータを設定し(ステップS3)、スクリーン121上に新規文書を作成させると(ステップS4)、第1メニュー20において選択したモードに従って(ステップS6)、レイアウトグリッドダイアログボックス21か(ステップS6)、又は余白/コラムダイアログボックス(ステップS7)のいずれかが第2メニューとして開かれる。先に説明したように、レイアウトグリッドモードが選択されている場合には、レイアウトグリッドダイアログボックス21が第2メニューとして開かれ、レイアウトグリッド自体の設定項目が設定される(ステップS7)。この場合には、レイアウトグリッドの中身自体を決定するパラメータのみが設定され、レイアウトグリッドの周辺部である余白などをユーザが計算することは必要ではない。本発明のこの実施例では、余白は、レイアウトグリッドの中身を設定することによりその残りの頁部分として決定される。この様にして、文書の各頁上にレイアウトグリッドが作成される。一方、「余白/コラムダイアログボックス」が選択された場合には(ステップS9)、例えば、頁の上下左右の余白を計算し適宜の値を設定することが必要である(ステップS10)。
この様にして、図6に示したように、電子文書の頁122の上にレイアウトグリッド123が形成されることとなる。図示例の場合はレイアウトグリッド123は横書き原稿用紙フォーマットであるが、その他にも、例えば、縦書き原稿用紙フォーマットや、方眼紙フォーマットなどの種々のフォーマットのグリッドを構成することが可能である。例えば、図6におけるレイアウトグリッド123において、行間をゼロに設定した場合には、方眼紙フォーマットのグリッド構造が得られる。更に、図6の実施例においては、文字間はゼロに設定されているが、文字間をゼロより大きな値に設定すると、各行内に配置されている隣同士のセルとセルとの間に隙間が形成されることになる。この様に、レイアウトグリッドの行間や文字間などのパラメータを適宜設定することによって様々な構造のレイアウトグリッドを作成することが可能である。レイアウトグリッド123は、通常、複数本の垂直線と複数本の水平線とによってグリッド構造を構成しており、それにより複数個のグリッドセルを画定している。各グリッドセルは基本的に正方形、又は矩形形状を取ることが可能であり、各グリッドセルに対して1個のキャラクタを割り付けることが可能である。従って、レイアウトグリッド123は複数個のキャラクタを頁に割り付ける場合の基準として使用することが可能である。
ところで、図6に示したように、表示装置のスクリー121上には、メニューバー125として「ファイル」125a以外に、例えば「編集」125bや「レイアウト」125cなどのその他のメニュー項目を設けることが可能である。例えば、「編集」125bを選択するとプルダウンメニューが表示されて現在処理中のデータのコピーを取ることが可能である。更に、「レイアウト」125cを選択すると、プルダウンメニューが出現し、その中から例えばダイアログボックス形式のレイアウトグリッド設定メニューを表示させ、適宜の値を設定することが可能である。更に、図6においては、スクリーン121上においてツールボックス126が示されている。ツールボックス126内には種々の図柄で示されるように、夫々ユーザが所望とする機能を実現することが可能な幾つかのツールが包含されている。特に、本発明との関連性があるツールについて説明すると、縦書き原稿用紙フォーマットのフレームグリッド作成ツール126c及び横書き原稿用紙フォーマットのフレームグリッド作成ツール126bが設けられている。
ユーザがマウスを使用してツールボックス126内の横書き原稿用紙フォーマットのグリッド作成ツール126bをクリックし、次いでスクリーン121上において所望の長さにわたって斜め方向にマウスをドラッグすることによって、レイアウトグリッド123上にレイアウトグリッド123と同一の属性及び構造を有するフレームグリッドを構成することが可能である。そして、このフレームグリッド内に複数個のキャラクタを所定の配列状態で配置させ、次いでフレームグリッドをレイアウトグリッド上の所望の位置に配置させてレイアウト処理を実施することが可能である。その様にしてレイアウトグリッド123上に形成したフレームグリッドはユーザがマウスで選択ツール126aをクリックし次いで所望のフレームグリッド上でマウスクリックすることにより選択状態とさせることが可能である。
更に、本発明のレイアウトグリッド123は、図7に示したように、各グリッドセルをそのレイアウトグリッドに対して選択したフォント及び寸法に対するエムボックス又はICFボックスと同じに設定することが可能である。従って、本発明のレイアウトグリッド123においてはユーザがグリッドセルをエムボックスをベースとするか又はICFボックスをベースとするかを選択することを可能としている。尚、エムボックスとは、選択したフォントの寸法、例えば、12ポイントである場合には、縦横が12ポイントの実質的に正方形の外枠のことであり、所謂「仮想ボディ」に対応している。更に、ICF(「表意文字字面」ともいう)ボックスとは、選択したフォントの平均バウンディングボックスのことである。即ち、或るフォントの1つのキャラクタはその字そのものを構成するグリフを有しているが、そのグリフの頂部と低部とに夫々接触する一対の水平線とその最も右側及び最も左側に接触する一対に垂直線とによって定義されるほぼ正方形に近い矩形状の枠のことであり、それはエムボックスの内側に位置している。そして、特定のフォントにおいてもキャラクタ毎にバウンディングボックスが異なるが、そのフォントに対しての平均的なバウンディングボックスとして決定したものがICFボックスである。特に、CJKフォントの場合には、典型的には、エムボックスの頂部か、底部か、又は中間部を整合点として基準線に整合させて組版が行われる。しかしながら、特に、特定のフォントでも、その寸法が大きいキャラクタの場合には、エムボックスの底部同士を整合させて配置させるよりも、ICFボックスの底部同士を整合させた方が見栄えが良い場合がある。従って、レイアウトすべきキャラクタの種類や寸法などによっては、レイアウトグリッド123をエムボックスをベースとするよりもICFボックスをベースとする方が良好な場合もある。図7に示したフローチャートは、正にこの様な場合に、レイアウトグリッド123のベースをエムボックスとするか又はICFボックスとするかを選択することが可能であることを示している。尚、具体的には、例えば、メニューバー125内の「ファイル」125aのプルダウンメニューの内の1項目としてエムボックス/ICFボックスの選択手順を設けることが可能である。
次ぎに、特に、図8(A)乃至(D)を参照して本発明の別の特徴の一つであるグリッド開始点を基準にしたレイアウトグリッドの作成手順について説明する。図8(A)乃至(D)はいずれも見開き2頁の電子文書の各頁内にレイアウトグリッドを作成した場合である。図8(A)はグリッド開始点を「上/内側」モードで、頁上部から例えば2cmで内側から(即ち、「ノド」から)例えば1.5cmにグリッド開始点を設定した場合である。この場合には、「下」及び「外側」はユーザが設定することはない。更に、図8(B)はグリッド開始点を「下/内側」モードで、頁底部かち例えば2cmで内側(即ち、「ノド」)から例えば1.5cmにグリッド開始点を設定した場合である。この場合には「上」及び「外側」はユーザが設定することはない。更に、図8(C)はグリッド開始点として「上下中央」を又「外側」として例えば1cmとを設定した場合であって、内側、上、下についてはユーザが設定することはない。更に、図8(D)はグリッド開始点として「左右中央」を又「上」として例えば3cmを設定した場合であり、この場合には内側、外側、下についてはユーザが設定することはない。この様に、本発明のこの側面によれば、レイアウトグリッドの寸法を決定する場合に、ユーザは単にレイアウトグリッドボックス形態のメニューにおける設定項目を設定すれば良く、電子文書の頁の上下左右の余白を計算することは必要ではない。頁の余白は設定したレイアウトグリッドの周囲の頁の余り領域として自動的に決定される。従って、ユーザは実際にレイアウト又は組版作業が行われるレイアウトグリッドの区域について検討しその区域を画定する項目を設定するだけで良く、厄介な余白の計算をすることは必要ではない。このことは、レイアウトグリッドを作成する手順を著しく簡単化させ且つ電子組版・レイアウトプログラムの使い勝手を著しく向上させている。
次ぎに、本発明の別の側面に基づくフレームグリッド処理技術について説明する。フレームグリッドとは、フレーム即ち枠体とその中に包含されるグリッドとから構成されるオブジェクトの一つであって、特に、グリッドにより画定される複数個のグリッドセル内にキャラクタを所定の配列状態で配置させ、グリッドフレームを先に説明したレイアウトグリッド123上の所定の位置に配置させることによって組版又はレイアウト処理を行うものである。即ち、図9に示したように、本発明のフレームグリッド30,31は基本的に矩形形状をしており、その内部にグリッドにより複数個のグリッドセルが構成されている。そして、各グリッドセル内には1個のキャラクタを位置させることが可能である。フレームグリッド30,31はレイアウトグリッド123上に配置されており、例えば、ツールボックス126内の選択ツール126aによって所望のフレームグリッドを選択し、ドラッグすることにより所望の位置へ移動させることが可能である。その場合に、フレームグリッド30,31は図示した姿勢を維持したままレイアウトグリッド123を移動することが可能であり、更に、吸着(スナップ)モードがオンである場合には、フレームグリッドはレイアウトグリッド123上に設けられている複数個の吸着点を飛び飛びに吸着されながら移動する。
図9の場合には、フレームグリッド30はグリッドツール126bをドラッグすることによって形成された横書き用グリッドであり、一方フレームグリッド31はグリッドツール126aをドラッグすることによって形成された縦書き用グリッドである。尚、フレームグリッド30は例えば選択ツール126aによってクリックされたために選択状態にあり、フレームグリッド30のフレーム上において8個のハンドル(「コントロールポイント」ともいう)32a〜32hが出現した状態が示されている。これらの8個のハンドルは例えば、フレームグリッド30がレイアウトグリッド123上を移動される場合に、レイアウトグリッド123上の吸着点と吸着すべき吸着点として作用することが可能であり、更に、フレームグリッドの寸法を変更する場合の点として作用することが可能である。フレームグリッド31は選択状態にないので、その8個のハンドルは隠された状態にある。
これらのフレームグリッド30,31はツールボックス126内のグリッド形成ツール126b、126cを選択しレイアウトグリッド123上でドラッグすることにより作成することが可能であるが、その場合に、本発明によれば、図9に示されるように、フレームグリッド30,31が作成される場合に、そのグリッドはフレームと完全に整合した状態で作成される。換言すると、フレームグリッド30,31が作成される場合に、そのフレーム(枠体)はそれを取り囲む複数個のグリッドセルの最も外側のセルの外周辺と一致しており、いずれのセルとも部分的に交差することはない。更に、本発明の好適実施例においては、フレームグリッド30,31が作成される場合には、デフォルトでは、レイアウトグリッド123の属性を引き継いで作成される(このことも本発明フレームグリッドの特徴の一つを構成している)。従って、図9に示されるように、レイアウトグリッド123は横書き用であるから、横書き用のフレームグリッド30はレイアウトグリッドの一部と完全にマッチする形態を有している。尚、フレームグリッド30作成時には、ユーザがドラッグするレイアウトグリッド123上の軌跡によってはレイアウトグリッド123と完全に位置が整合していない場合もある。しかしながら、吸着モードが設定されている場合には、作成したフレームグリッド30を選択ツール126aで選択しレイアウトグリッド123上を移動させることによって、フレームグリッド30はレイアウトグリッド123に吸着され図9に示した如くにレイアウトグリッド123と完全に位置が整合される。従って、図9のフレームグリッド30に示されるように、フレームグリッド30はレイアウトグリッド123と完全に位置が整合しているので、フレームグリッド30内にキャラクタを流し込むと、キャラクタはフレームグリッド30の夫々のグリッドセル内に配置され、ユーザは直ちにレイアウトの良し悪しを判断することが可能である。
尚、縦書き用のフレームグリッド31は、レイアウトグリッド123と完全に一致していないが、それはレイアウトグリッド123が横書き用だからである。即ち、レイアウトグリッド123は、各行(ライン)内の文字間はゼロであるが、行と行との間の行間(ラインアキ)は所定の正の値に設定されている。そして、フレームグリッド31は縦書きである点がレイアウトグリッド123と異なっているがその他の属性は同一であるから、いわばレイアウトグリッド123の一部を90度回転させた状態と同じである。従って、レイアウトグリッド123を90度回転させて縦書き用に設定すれば、縦書き用フレームグリッド31と完全に一致することとなる。
更に、前述した如く、各フレームグリッド30,31は、ハンドル32a〜32hのいずれか一つを保持してその寸法を変更することが可能であるが、本発明の別の特徴によれば、その様にフレームグリッド30,31の寸法が変更された場合においても、常に、変更後のフレームグリッドにおいては自動的に内部のフレームが修正されてフレームグリッドのフレームとグリッドとは常時整合状態を維持する。このことは、レイアウトグリッド123上において、フレームグリッドのレイアウト作業を行う上で特に顕著な効果を奏するものである。
更に、本発明の別の特徴によれば、一度作成したフレームグリッド30,31の属性(レイアウトグリッド123の設定項目とほぼ同じ設定項目等)をテーブルの形でメモリ内に名前付きで格納しておくことが可能であり、後にテーブルから適宜選択して先に設定したフレームグリッドの属性を使用して同じ属性を持った新しいフレームグリッドを作成することが可能である。更に、このテーブル内に「レイアウトグリッド」という特別の名前付きグリッドを格納しておき、これが選択された場合には、その対応する頁のレイアウトグリッドの属性に従ってフレームグリッドが作成される構成とすることが可能である。この場合には、例えば、複数頁の電子文書において、各頁に異なるレイアウトグリッドが設定されており、順番に頁毎にレイアウト処理を行う場合には、単に、「レイアウトグリッド」の名前付きグリッドを各頁に対して選択するだけで自動的にその頁と同じ属性のフレームグリッドが作成されるのでレイアウトの作業効率は飛躍的に向上する。
次ぎに、図10(A)乃至(F)を参照して、本発明のフレームグリッドの別の側面について説明する。本フレームグリッドはレイアウトグリッドと同じく種々のグリッド構造を設定することが可能であることを特徴としている。先ず、図10(F)に示されている場合について説明すると、フレームグリッド31には2個のコラム(段)31a,31bが設定されており、それらの間にはガター(段間)31cが設けられている。上段のコラム31a内には3個の行(ライン)が設けられており、一方下段のコラム31bには2個の行(ライン)が設けられている。上段のコラム31aの各行(ライン)内には3個のグリッドセルが設けられており、下段のコラム31bの各行(ライン)内には2個のグリッドセルが設けられている。各行内の隣接する一対のグリッドセルの間には文字間(文字アキ)31fが設けられており、且つ隣接する一対の行(ライン)の間には行間(行アキ)31gが設けられている。各グリッドセルは高さ31dと幅31eとを有しているが、これらは通常同一の値であり、従って各グリッドセルは実質的に正方形である。更に、レイアウトグリッドの場合と同じく、各グリッドセルはエムボックス又はICFボックスのいずれかを基礎とすることが可能である。
図10(A)は、左右に2段のコラムを有する横書き用のグリッドフレームであり、図10(B)は、選択状態とされた場合に、そのフレーム上に出現する8個のハンドル(コントロールポイント)を示している。更に、図10(C)は行間と文字間とを同じ値に設定した場合のグリッドフレームであり、図10(D)及び(E)は縦書き用のグリッドフレーム31であって、(D)はコラム数が1の場合で(E)はコラム数が2の場合である。この様に、本発明のフレームグリッド30,31は種々の形態を取ることが可能であるから、レイアウト作業を行う場合に極めて効率的に且つ多様性をもって行うことが可能である。
次ぎに、図11乃至図16を参照して、本発明に基づいてグリッドフレームを作成する場合に、フレームとグリッドとが自動的に整合状態となるフレームグリッド処理手順について説明する。図11に示したように、先ず、ユーザがグリッドツール126c、126bを選択したことを検知する(ステップS20)。次いで、ユーザのカーソルクリックを検知し(ステップS22)、その時のカーソルのXY位置を新たなフレームグリッドのアンカーポイントに設定する(ステップS23)。次いで、前述したようにメモリ内にテーブルとして格納されている名前付きグリッドパレット内のいずれかの名前付きグリッドがユーザによって選択されたか否かが判別される(ステップS24)。その判別結果が肯定である場合には、現在の文書のデフォルトグリッドの属性を取得し(ステップS25)、更にデフォルトフレームインセット(余白)、コラム(段)数、ガター(段間)の設定値を取得する(ステップS27)。一方、ステップS24における判別結果が否定である場合には、名前付きグリッドパレット内のレイアウトグリッドを選択するか否かが判別され(ステップS26)、肯定である場合には、選択した名前付きグリッドのグリッド属性を取得し(ステップS28)、前述したステップS27へ移行する。一方、ステップS26における判別結果が否定である場合には、現在の頁番号を取得し(ステップS29)、次いで現在の頁に対するレイアウトグリッドの属性を取得し(ステップS30)、その後に前述したステップS27へ移行する。
次いで、図12に示した如く、ユーザがカーソルをドラッグしたか否かを判別し(ステップS31)、ドラッグした場合には、アンカーポイントと相対的なカーソル位置(プローブポイント)を追跡する(ステップS32)。次いで、ユーザによって選択されたグリッドツールが垂直(縦書き用)であるか又は水平(横書き用)であるがチェックされ(ステップS33)、垂直である場合(ステップS34)には垂直グリッドツール処理(ステップS36)が実施され、一方水平である場合(ステップS35)には水平グリッドツール処理(ステップS37)が実施される。即ち、図13(A)に示したように、垂直グリッドツール処理においては、行送り(ポイント寸法+行間)をhSpacingとして設定し(ステップS51)、文字送り(ポイント寸法+文字間)×コラム数をvSpacingとして設定し(ステップS52)、行間をhExtraSpaceとして設定し(ステップS53)、更に文字間×コラム数―ガター幅×(コラム数−1)をvExtraSpaceとして設定する(ステップS54)。一方、水平グリッドツール処理においては、図13(B)に示したように、文字送り(ポイント数+文字間)×コラム数をhSpacingとして設定し(ステップS55)、行送り(ポイント数+行間)をvSpacingとして設定し(ステップS56)、文字間×コラム数−ガター幅×(コラム数−1)をhExtraSpaceとして設定し(ステップS57)、更に行間をvExtraSpaceとして設定する(ステップS58)。
次いで、図12に示したように、アンカーポイント調節処理を実行する(ステップS38)。即ち、図14に示されるように、先ず、前のステップからのhExtraSpaceの値をその初期値とし、それから(左インセット+右インセット)を減算することによって新たなhExtraSpaceを決定する(ステップS61)。次いで、同じく、2つ前のステップからのvExtraSpaceの値をその初期値とし、それから(上インセット+下インセット)を減算することによって新たなvExtraSpaceを決定する(ステップS62)。次いで、プローブ点のX座標値Probe.XとアンカーポイントのX座標値Anchor.Xとを比較し(ステップS63)、その差が正である場合にはAnchor.XからhExtraSpaceを減算し(ステップS64)、一方負である場合にはAnchor.XにhExtraSpaceを加算する(ステップS65)。そして、次ぎに、プローブポイント及びアンカーポイントの夫々のY座標値についても同様の処理を実施する(ステップS66〜S68)。
次いで、図12のステップS39へ移行して図15に示したProbe.X決定処理が実行され、次いで図12のステップS40へ移行して図16に示したProbe.Y決定処理が実行される。尚、図15のProbe.X決定処理手順(ステップS71〜S76)及び図16のProbe.Y決定処理手順(ステップS81〜S86)は極めて単純な算術手順であり図15及び図16のフローチャートから自明であるので詳細な説明は割愛する。次いで、図12のステップS41へ移行し、マウスボタンがユーザによって解除されたか否かが判別され、その結果が否定であればステップS31へ復帰して再度図12の手順が繰り返し実行される。一方、マウスボタンが解除された場合には、図12の手順を終了し、その結果レイアウトグリッド123上にフレームグリッド30又は31が作成される。その場合に、上述した如く、アンカーポイント(初期のカーソル位置)とプローブポイント(移動後のカーソル位置)との相対的位置関係と作成すべきフレームグリッドの属性とを総合的にチェックしているので、ユーザによってマウスボタンが解除されてフレームグリッドが作成される場合に、そのフレームとグリッドとは完全に整合した状態で作成される。
次ぎに、図17を参照して、一度作成したフレームグリッドの寸法を変更した場合においても、本発明によれば、フレームとグリッドとが常時自動的に整合状態に維持される手順について説明する。尚、この場合は、先に説明した新たにフレームグリッドを作成する場合と多くの重複するルーチンを有しているので、重複するルーチンは共通のフローチャートを代用することとする。
先ず、図17に示したように、フレームグリッドの8個のコントロールポイント(ハンドル)の内でユーザがどのコントロールポイントP1〜P8(これらは図10(B)の32a〜32hに夫々対応している)をクリックしたかを決定する(ステップS91,S92)。従って、ここでは、どのフレームグリッドをユーザが寸法を変更しようとしているのか、又フレームグリッドのどのハンドル(コントロールポイント)をユーザがドラッグしているかを決定する。尚、ここで「コントロールポイント」とはユーザが現在選択保持し移動させているハンドル(コントロールポイント)のことを意味している。次ぎのステップS93及びS94においては、フレームグリッド内部のグリッドに関するデータ(ポイント寸法、文字間等のキャラクタに関する属性)及びセルがフレーム内のどこに位置するかを決定するその他のフレーム属性に関するデータを取得する。特に、コラム数、ガター寸法(コラムとコラムとの間の空間、即ち段間)、インセット(フレーム境界とフレーム内のテキスト区域との間の空間、即ちフレーム余白)などに関するデータを取得する。この時点において未知のパラメータは、最終的なフレームの寸法である。何故ならば、ユーザはフレームのコントロールポイントを移動させてフレームの寸法を変更中だからである。
次いで、ステップS95へ移行し、ユーザがカーソルをドラッグしたか否かを判別する。その結果が肯定である場合には、ステップS96へ移行し、アンカーポイントと相対的にカーソル位置(プローブポイント)を追跡する。尚、ここで、「アンカーポイント」とは、ユーザにより移動されるプローブポイントと相対的なフレーム上のコントロールポイント(ハンドル)のことである。従って、ユーザがフレーム上の四隅の内の一つの角部がプローブポイントである場合には、それに対角線上で対向する角部がアンカーポイントである。又、ユーザが選択したものが角部ではなく側部のハンドル(32b,32d,32f,32h)である場合には、フレーム上の反対側のハンドルである。
次いで、ステップS97へ移行し、フレームの方向が水平(横書き用)であるか,又は垂直(縦書き用)であるかが決定され、それが垂直である場合(ステップS98)には、カーソルが水平方向に移動するに従い、その方向におけるセルの位置を知るためには行送り(即ち、1つの行の頂部と次の行の頂部との間の距離)を考慮に入れねばならない。カーソルが垂直方向に移動する場合には、文字送り(即ち、1個のセルの頂部と同一の行内の次のセルの頂部との間の距離)を考慮に入れねばならないが、それをそのフレームに対し定義されているコラム数で乗算せねばならない。文字送りは、コラム数と同じく定数であるが、フレームの寸法を変更する場合には、コラム当たりの文字数及びフレーム当たりの行数が変化する。
次ぎに、垂直グリッドツール処理(ステップS100)及び水平グリッドツール処理(ステップS101)において、hExtraSpace及びvExtraSpaceについて説明すると、カーソルが水平方向に移動しており且つフレームが垂直、即ち縦書き用である場合には、最後の行に到達した場合に、その行間(ラインアキ)を削除せねばならない。何故ならば、フレームの最後の行の後ろには行間は存在しないからである。従って、hExtraSpace=行間となる。
同様に、コラム(段)内の最後のキャラクタ(文字)の後ろには文字間は存在せず、従って「文字間×コラム数」となり、それは垂直(縦書き)の場合のフレームに対するvExtraSpace計算式の一部を構成している。垂直フレームに対するvExtraSpace計算の他の部分は、フレーム内の全部のガター(段間)の幅を減算することである。フレーム内においては、常に、コラムの総数よりもガター(段間)の総数の方が一つ少ないので、「ガター幅×(コラム数−1)」となっている。
次いで、図17のステップS102へ移行する。ここでは、どのコントロールポイントがアンカーポイントであるかが分かれば、存在しない行及び文字間、ガター、インセットを考慮に入れてそのポイントを調節せねばならない。次いで、図17のステップS103へ移行して図14に示したアンカーポイント調節処理が実施される。即ち、図14のステップS61及びS62は、フレームのインセット(余白)によって占有されるフレーム区域を考慮に入れるための処理である。カーソルを水平方向に移動させる場合には、左右のインセットを考慮に入れることが必要であり(ステップS61)、一方カーソルが垂直方向に移動する場合には、上下のインセットを考慮に入れる必要がある(ステップS62)。次ぎのステップS63は、カーソルがどちらの方向に移動しているかを決定するステップである。ユーザがフレームの右下角部を取って、フレームの左上角部となるようにドラッグする可能性もある。ステップS63での判別結果によって、Anchor.X点をプローブポイントに近づけるべきか、又は遠ざけるべきかが判明する。このことは後にProbe.Yについても同じことが言える。次ぎに、Anchor.Xを調節するステップへ移行する。この場合に、フレーム上の実際のコントロールポイントを調節するわけではないことに注意すべきである。究極的にプローブポイントがスナップ(吸着)する個所を決定するために計算を行うに過ぎない。
コラムが存在することによって発生されたコラムガター、インセット、「存在しないアキ」によって占有される空間の大きさを決定したので、Anchor.X位置を移動させることによってその空間を取り置きすることが可能である。次いで、ユーザがどれだけの距離カーソルを移動させるかが分かれば(hDistance)、そのhDistanceからhExtraSpaceを減算した値が、ポイント寸法及び文字間に従ってセルを均等に配置させることが可能な空間の大きさに等しい(ところで、ガターや、インセット等に対する空間は既に取り置きしたので、それらについては最早心配する必要はない)。従って、カーソル(プローブポイント)は適宜の位置へ吸着(スナップ)し、フレームが描画される。
次ぎに、図17におけるステップS104及びS106について説明すると、これらはフレームの寸法を変更する場合に、水平方向か、垂直方向か、又は両方の方向に変更するかを決定する手順を示している。ユーザがフレーム上のP2及びP6以外のコントロールポイント(即ち、図10(B)における32b及び32f以外)である場合には、フレームは水平方向に寸法が変更され、従ってカーソルをその方向における許容可能な位置へ拘束させ(フレームがそのグリッドdと整合させる)ることが必要となる。一方、ユーザがステップS106におけるいずれかのポイント(即ち、図10(B)における32d及び32h以外)を選択した場合には、フレームは垂直方向において寸法変更されることを意味し、従ってカーソルの移動をその方向に拘束することが必要である。
次ぎに、図15のProbe.X決定処理(図17のステップS105)について説明すると、先ず、ステップS71においては、カーソルが移動した水平距離を決定している。次いで、ステップS72においては、その距離がhExtraSpace計算式によって決定された距離よりも大きいか否かが判別される。その結果が否定である場合には、プローブポイントは元のアンカーポイントの位置に設定される。何故ならば、最小幅のフレームを描画するために十分な余裕がないからである。換言すると、各々が少なくとも1個セルを具備するコラムの数又は行を当てはめるのに十分な空間をユーザが提供していない。一方、ステップS72における判別結果が肯定である場合には、先に決定したhSpacingの値によって移動された水平距離を除算することによって、当てはめることの可能なグリッドセルの数を計算することが可能である。次いで、そのグリッドセルの数をhSpacingの値で乗算すると、アンカーポイントから測るべき絶対距離が得られる。その位置はカーソルが吸着(スナップ)する位置である。そして、ユーザがマウスボタンを解除すると(ステップS108)、フレーム寸法変更手順は終了する。尚、図16のProbe.Y決定処理手順は方向が異なるだけで上述したものと同様である。
以上により、フレームグリッドの寸法が変更される場合であっても、常に自動的にフレームとその中のグリッドとは整合状態が維持されることとなる。
次ぎに、図18(A)乃至(D)を参照して、フレームグリッドの寸法を変更する場合の具体例について説明する。図18(A)において、フレーム40は2個のコラム(段)41,41と、4ポイントのガター(段間)と、左右余白として8ポイントのインセットを有している。更に、8ポイントのキャラクタで、文字間は2ポイントとし、且つフレームは156ポイント幅であるとする。フレーム40の左上のコントロールポイントが元のアンカーポイント40aであり、右下のコントロールポイントがプローブポイント40bである。図18(B)に示した如く、ユーザがX1からX2へ距離L1(32ポイン)だけプローブポイントをドラッグしたとする。アンカーポイントからプローブポイントへの距離は188ポイントとなる。次いで、図18(C)に示した如く、アンカーポイント調節処理手順のステップS64に従って、Anchor.Xは+16ポイント移動する。そして、全体的なhExtraSpace=−16ポイントである。何故ならば、4ポイントのアキ(2ポイント×2個のコラム)が存在しており、それから4ポイントのガターが減算され、左側インセットの8ポイントが減算され,更に右側インセットの8ポイントが減算されるからである。従って、図18(D)に示されるように、hDistance=L2(172ポイント)をhSpacing((8ポイント+2ポイントアキ)×2個のコラムであるから20ポイントの文字送り)で除算すると、グリッドセル数8.8×20(hSpacing)=160ポイント(=L3)となる。従って、最終的には、Probe.X=Anchor.X+160ポイントとなる。即ち、図18(D)に示される如く、ユーザは実際には点45までドラッグしたが、実際にはカーソルは点44へスナップする。その結果、フレームとフレーム内のグリッド(セル)とは整合状態が維持される。
本発明は、組版及びレイアウト編集制御システムとして、レイアウト編集制御方法として、又は本発明に基いてコンピュータにより実行されるべきレイアウトグリッド処理プログラムを格納するコンピュータ読取可能媒体として実現することが可能である。
本発明の多数の実現例について説明した。しかしながら、本発明の精神及び範囲を逸脱すること無しに種々の変形を行うことが可能であることが理解される。従って、その他の実現例も特許請求の範囲内のものである。
本発明の1実施例に基づいて構成されたDTP処理システムを示した概略ブロック図。 本発明の別の実施例に基づいて構成されたDTP処理システムを示した概略ブロック図。 本発明の1実施例に基づいてレイアウトグリッドを作成する場合の第1メニューの概略図。 本発明の1実施例に基づいてレイアウトグリッドを作成する場合の第2メニューの概略図。 本発明の1実施例に基づいてレイアウトグリッドを作成する手順を示したフローチャート。 本発明の1実施例に基づいて作成されたレイアウトグリッドを示した概略図。 本発明の1実施例に基づいてレイアウトグリッドのベースをエムボックスとICFボックスとの間で選択する手順を示したフローチャート。 (A)乃至(D)は本発明の1実施例に基づいてグリッド開始点を設定する状態を示した各概略図。 本発明の1実施例に基づいて作成したフレームグリッドを示した概略図。 (A)乃至(F)は本発明の1実施例に基づいて作成することが可能な種々の形態のフレームグリッドを示した各概略図。 本発明の1実施例に基づいてフレームグリッドを作成する手順を示したフローチャート。 図11と結合されるべきフローチャート。 (A)及び(B)は図10及び11のフローチャートにおける特定のルーチンを示した各フローチャート。 図11及び12のフローチャートにおける特定のルーチンを示したフローチャート。 図11及び12のフローチャートにおける特定のルーチンを示したフローチャート。 図11及び12のフローチャートにおける特定のルーチンを示したフローチャート。 本発明の別の実施例に基づいてフレームグリッドの寸法を変更する場合の手順の一部を示したフローチャート。 本発明の別の実施例に基づいてフレームグリッドの寸法を変更する場合の手順の残りの部分を示したフローチャート。 (A)乃至(D)は本発明の1実施例に基づくアンカーポイントの調節状態を示した各概略図。

Claims (24)

  1. 組版及びレイアウト編集を制御する方法であって、
    組版・レイアウト制御手段が、ディスプレイ上に格納手段内に格納されている組版中又はレイアウト中のデータを表示させ、
    ユーザ入力制御命令に従って見開き2頁の新規電子文書を作成する場合に、レイアウトグリッド処理手段が、前記ディスプレイ上にユーザ選択可能な第1作成モード及び第2作成モードを有しており前記格納手段内に格納されている第1メニューを表示させ、
    ユーザが前記第1作成モードを選択する場合、前記レイアウトグリッド処理手段が、前記見開き2頁の新規電子文書の各頁内に作成される一つのレイアウトグリッドに対する複数のグリッドパラメータに対してユーザが修正可能な値を有しており前記格納手段内に格納されている第2メニューを前記ディスプレイ上に表示させ、前記レイアウトグリッド処理手段が、前記複数のグリッドパラメータの前記値を用いて、前記電子文書における内にノドを中心として左右対称に配置されたレイアウトグリッドをそれぞれ作成し、
    ユーザが前記第2作成モードを選択する場合、前記レイアウトグリッド処理手段が前記新規電子文書に対する余白を画定するユーザ入力を受け取り、前記レイアウトグリッド処理手段が、前記余白値に基づいて前記電子文書の各頁内にレイアウトグリッドを作成する、
    ことを含み、
    前記レイアウトグリッドは、複数の文字の組版のレイアウトを定め、
    前記グリッドパラメータは、前記電子文書における頁の外枠のうち、頁上部/内側、頁上部/外側、頁底部/内側、頁底部/外側のいずれかを基準としたグリッド開始点を定め、
    前記第1作成モードにより作成された前記電子文書におけるの余白は、前記レイアウトグリッドの作成後に残る前記の領域である方法。
  2. 請求項1において、更に、前記組版・レイアウト制御手段を具備するデスクトップパブリッシング処理制御装置へ組版又はレイアウトすべきデータを供給することを包含している方法。
  3. 請求項1において、前記第2メニューにおける値が少なくともレイアウトグリッド寸法及び前記レイアウトグリッドに対応する頁上の開始点を決定する方法。
  4. 請求項1において、前記レイアウトグリッドが複数個のセルを有しており、各セルは1個のキャラクタを収容可能であり、且つセル寸法が前記第2メニューにおいて選択されているフォント寸法に対応するエムボックス又はICFボックス寸法を有している方法。
  5. コンピュータの組版・レイアウト制御手段が、ディスプレイ上に格納手段に格納されている組版又はレイアウト中のデータを表示させ、
    ユーザ入力制御命令に従って見開き2頁の新規電子文書を作成する場合に、コンピュータのレイアウトグリッド処理手段が、前記ディスプレイ上にユーザ選択可能な第1作成モード及び第2作成モードを有しており前記格納手段内に格納されている第1メニューを表示させ、
    ユーザが前記第1作成モードを選択する場合、前記レイアウトグリッド処理手段が、前記見開き2頁の新規電子文書の各頁内に作成される一つのレイアウトグリッドに対する複数のグリッドパラメータに対してユーザが修正可能な値を有しており前記格納手段内に格納されている第2メニューを前記ディスプレイ上に表示させ、前記レイアウトグリッド処理手段が、前記複数のグリッドパラメータの前記値を用いて、前記電子文書における内にノドを中心として左右対称に配置されたレイアウトグリッドをそれぞれ作成させ
    ユーザが前記第2作成モードを選択する場合、前記レイアウトグリッド処理手段が前記新規電子文書に対する余白を画定するユーザ入力を受け取らせ、前記レイアウトグリッド処理手段が、前記余白値に基づいて前記電子文書内の各頁内にレイアウトグリッドを作成させる命令を含む、機械読取可能な媒体上に格納されたコンピュータプログラムであって、
    前記レイアウトグリッドは、複数の文字の組版のレイアウトを定め、
    前記グリッドパラメータは、前記電子文書における頁の外枠のうち、頁上部/内側、頁上部/外側、頁底部/内側、頁底部/外側のいずれかを基準としたグリッド開始点を定め、
    前記第1作成モードにより作成された前記電子文書におけるの余白は、前記レイアウトグリッドの作成後に残る前記の領域であるコンピュータプログラム。
  6. 請求項において、前記命令は、
    前記組版・レイアウト制御手段を具備するデスクトップパブリッシング処理制御装置へ組版又はレイアウトすべきデータを供給させることを含む、
    コンピュータプログラム。
  7. 請求項において、前記第2メニューにおける値が少なくともレイアウトグリッド寸法及び前記レイアウトグリッドに対応する頁上の開始点を決定するコンピュータプログラム。
  8. 請求項において、前記レイアウトグリッドが複数個のセルを有しており、各セルは1個のキャラクタを収容可能であり、且つセル寸法が前記第2メニューにおいて選択されているフォント寸法に対応するエムボックス又はICFボックス寸法を有しているコンピュータプログラム。
  9. 組版及びレイアウト編集を制御するシステムであって、当該システムは、
    組版又はレイアウトすべきデータを処理するための組版・レイアウト制御手段が設けられているデスクトップパブリッシング処理制御装置と、
    組版又はレイアウト処理中にデータを表示させるディスプレイと、
    ユーザが前記組版・レイアウト制御手段へ制御命令を供給する入力手段と、
    より構成され、前記組版・レイアウト制御手段が、
    見開き2頁の新規電子文書を作成する場合に前記ディスプレイ上にユーザが選択可能な第1作成モード及び第2作成モードを有する第1メニューを表示させ、
    ユーザが前記第1作成モードを選択する場合、前記見開き2頁の新規電子文書の各頁内に作成される一つのレイアウトグリッドに対する複数のグリッドパラメータに対してユーザが修正可能な値を有する第2メニューを表示させ、前記複数のグリッドパラメータの前記値を用いて、前記電子文書内の各内にノドを中心として左右対称に配置されたレイアウトグリッドを作成さ
    ユーザが前記第2作成モードを選択する場合、前記新規電子文書に対する余白を画定するユーザ入力を受け取り、前記余白値に基づいて前記電子文書の各頁内にレイアウトグリッドを作成させる、
    構成とされているレイアウトグリッド作成手段を具備し、
    前記レイアウトグリッドは、複数の文字の組版のレイアウトを定め、
    前記グリッドパラメータは、前記電子文書における頁の外枠のうち、頁上部/内側、頁上部/外側、頁底部/内側、頁底部/外側のいずれかを基準としたグリッド開始点を定め、
    前記第1作成モードにより作成された前記電子文書におけるの余白は、前記レイアウトグリッドの作成後に残る前記の領域である
    システム。
  10. 請求項1において、
    フレームグリッド処理手段が複数個のセルを定めるグリッドを与えるフレームグリッドを作成し、前記複数個のセルは、ユーザ入力及び頁上に配置された領域を定める境界線に基づいて、前記ディスプレイ上に表示される電子文書の頁上に複数個のキャラクタを配置させるために前記複数個のキャラクタを特定の配置に維持する能力を具備しており、
    前記フレームグリッド処理手段が前記境界線が前記フレームグリッドの端部にあるセルと常に整合しているように前記フレームグリッドを作成する場合に前記フレームグリッドを処理する、
    ことを包含している方法。
  11. 請求項10において、更に、
    前記ディスプレイ上に表示されているグリッドツールをポインティングデバイスで選択し且つカーソルを前記頁上の特定の長さドラッグするユーザ入力によって前記フレームグリッド処理手段がフレームグリッド領域を決定し、
    前記フレームグリッド処理手段が前記ポインティングデバイスを使用する選択状態を解除させ且つ新たなフレームグリッドが作成される場合に前記境界線がいずれのセルとも交差することがないように前記フレームグリッドの境界線を前記複数個のセルと自動的に整合させる、
    ことを包含している方法。
  12. 請求項11において、更に、
    ポインティングデバイスで前記ディスプレイスクリーン上に表示されている電子文書の頁上に存在するフレームグリッド上のコントロールポイントを選択し、前記コントロールポイントを特定の長さドラッグし且つ前記ポインティングデバイスを使用する選択状態を解除するユーザ入力によって前記フレームグリッド処理手段が前記フレームグリッド領域を変化させ、
    前記フレームグリッド処理手段が前記境界線がいずれのセルとも交差することがないように前記フレームグリッドの境界線を前記複数個のセルと自動的に整合させる、
    ことを包含している方法。
  13. 請求項10において、前記複数個のセルは実質的に正方形の形状を有しており、且つキャラクタフォント及びキャラクタ寸法に対応するエムボックス又はICFボックスに適合する方法。
  14. 請求項10において、前記組版・レイアウト制御手段は、複数個の名前付きグリッドを格納する名前付きグリッド格納部を有しており、前記グリッドは特定のグリッドパラメータ値で設定されており、新たなフレームグリッドを作成するためにユーザが所望の名前付きグリッドを選択すると前記選択された名前付きグリッドのグリッドパラメータ値に基づいて新たなフレームグリッドが作成される方法。
  15. 請求項14において、前記複数個の名前付きグリッドのリストを包含する名前付きグリッドパレットを前記ディスプレイ上に表示させることが可能である方法。
  16. 請求項14において、頁上のレイアウト基準を定めるレイアウトグリッドを前記電子文書の各頁上に作成し、前記複数個の名前付きグリッドが「レイアウトグリッド」という名前の付いた名前付きグリッドを包含しており、「レイアウトグリッド」という名前の付いた名前付きグリッドが選択された場合に各頁上に形成されるレイアウトグリッドの属性に基づいてフレームグリッドが作成される方法。
  17. 請求項において、前記命令は、
    フレームグリッド処理手段により、複数個のセルを定めるグリッドを与えるフレームグリッドを作成させ、
    前記フレームグリッド処理手段により、前記境界線が前記フレームグリッドの端部にあるセルと常に整合するように前記フレームグリッドを作成する場合に前記フレームグリッドを処理することを含み、
    前記複数個のセルは、ユーザ入力及び頁上に配置された領域を定める境界線に基づいて、前記ディスプレイ上に表示される電子文書の頁上に複数個のキャラクタを配置させるために前記複数個のキャラクタを特定の配置に維持する能力を具備している
    コンピュータプログラム。
  18. 請求項17において、前記命令は、
    前記ディスプレイ上に表示されているグリッドツールをポインティングデバイスで選択し且つカーソルを前記頁上の特定の長さドラッグするユーザ入力によって前記フレームグリッド処理手段がフレームグリッド領域を決定させ、
    前記フレームグリッド処理手段が前記ポインティングデバイスを使用する選択状態を解除させ且つ新たなフレームグリッドが作成される場合に前記境界線がいずれのセルとも交差することがないように前記フレームグリッドの境界線を前記複数個のセルと自動的に整合させることを含む、
    コンピュータプログラム。
  19. 請求項18において、前記命令は、
    ポインティングデバイスで前記ディスプレイスクリーン上に表示されている電子文書の頁上に存在するフレームグリッド上のコントロールポイントを選択させ、前記コントロールポイントを特定の長さドラッグし且つ前記ポインティングデバイスを使用する選択状態を解除するユーザ入力によって前記フレームグリッド処理手段が前記フレームグリッド領域を変化させ、
    前記フレームグリッド処理手段が前記境界線がいずれのセルとも交差することがないように前記フレームグリッドの境界線を前記複数個のセルと自動的に整合させることを含む、
    コンピュータプログラム。
  20. 請求項17において、前記複数個のセルは実質的に正方形の形状を有しており、且つキャラクタフォント及びキャラクタ寸法に対応するエムボックス又はICFボックスに適合するコンピュータプログラム。
  21. 請求項17において、前記組版・レイアウト制御手段は、複数個の名前付きグリッドを格納する名前付きグリッド格納部を有しており、前記グリッドは特定のグリッドパラメータ値で設定されており、新たなフレームグリッドを作成するためにユーザが所望の名前付きグリッドを選択すると前記選択された名前付きグリッドのグリッドパラメータ値に基づいて新たなフレームグリッドが作成されるコンピュータプログラム。
  22. 請求項21において、前記複数個の名前付きグリッドのリストを包含する名前付きグリッドパレットを前記ディスプレイ上に表示させることが可能であるコンピュータプログラム。
  23. 請求項21において、頁上のレイアウト基準を定めるレイアウトグリッドを前記電子文書の各頁上に作成し、前記複数個の名前付きグリッドが「レイアウトグリッド」という名前の付いた名前付きグリッドを包含しており、「レイアウトグリッド」という名前の付いた名前付きグリッドが選択された場合に各頁上に形成されるレイアウトグリッドの属性に基づいてフレームグリッドが作成されるコンピュータプログラム。
  24. 請求項において、
    前記組版・レイアウト制御手段は、電子文書の各頁上に複数個のキャラクタを配列させるために前記複数個のキャラクタを特定の配列に維持する能力を具備している複数個のセルを定めるグリッドを与えるフレームグリッド処理手段を有しており、且つ前記フレームグリッド処理手段は境界線が常に前記グリッドの端部にあるセルと整合するように処理させるシステム。
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