JP5463726B2 - 画像生成装置、サーバ装置、画像生成方法、および、プログラム - Google Patents

画像生成装置、サーバ装置、画像生成方法、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像生成装置、サーバ装置、画像生成方法、および、プログラムに関し、特に、表示画面サイズが狭小な場合に好適な画像生成装置、サーバ装置、画像生成方法、および、プログラムに関する。
ビジネス文書においては、グラフなどを効果的に用いることで、より効率的な情報伝達が図られている。従来は、主にデスクトップ型やノート型のパーソナルコンピュータなどによって、このようなビジネス文書の作成や閲覧がおこなわれていた。
こうしたビジネス文書は電子データで配布されて利用されることが多い。このような場合に、画像データとして提供されるグラフや文字列を、再構成可能な数値的データまたデータ間の関係に変換することで、利便性の向上が図られている(例えば、特許文献1)。
一方で、携帯電話やスマートフォンなどの移動体通信端末や、PDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端末)、ネットブックなどといった、一般的なパーソナルコンピュータよりも小型の端末装置が高性能化していることで、こうした小型装置においても、パーソナルコンピュータと同様にビジネス文書を取り扱えるようになっている。
特開平9−134404号公報
上述したような小型の端末装置における情報処理能力は向上しているものの、物理的なサイズの制約により、表示画面の大きさはパーソナルコンピュータなどよりも必然的に小さくなってしまう。このような場合、画像データを変換して処理しやすくしても、表示画面の視認性については問題が残ってしまう。すなわち、グラフなどを視認しやすいサイズで表示すると、画像全体のサイズが表示画面の面積よりも大きくなってしまい、スクロール操作などをおこなわなければ全体を視認できない場合がある。また、表示画面に合わせて画像サイズを縮小することもあるが、この場合、グラフに付されている文字などが判読しづらくなるという問題もある。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、表示環境に合わせて良好な画像生成を実現することのできる画像生成装置、サーバ装置、画像生成方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる画像生成装置は、
少なくともラスタ画像を含む表示用画像を生成する画像生成装置であって、
前記ラスタ画像に含まれる文字を認識し、該認識した文字を示す文字画像を抽出する文字抽出手段と、
前記文字抽出手段が抽出した文字画像の前記ラスタ画像上での座標を算出する文字座標算出手段と、
前記表示用画像を表示する画面の画面サイズに合わせて前記ラスタ画像を縦横非等倍変形する画像変形手段と、
前記画像変形手段による前記ラスタ画像の変形にかかる縦横非等倍の変形率に基づいて、前記文字抽出手段が抽出した文字の表示サイズを縦横等倍に補正する文字サイズ補正手段と、
前記ラスタ画像の縦横非等倍の変形率に基づいて、該ラスタ画像と前記文字の位置関係が保たれるように、前記文字座標算出手段が算出した座標を補正する文字座標補正手段と、
前記画像変形手段が変形した前記ラスタ画像に、少なくとも、前記文字サイズ補正手段が補正した文字サイズの文字画像を、前記文字座標補正手段が補正した座標で合成する画像合成手段と、
前記画像合成手段が合成した表示用画像を出力する出力制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記画像生成装置において、
前記文字サイズ補正手段は、縦横のいずれか変形率が低い方の変形率に基づいて、文字の表示サイズを縦横等倍に補正し、
前記文字座標補正手段は、縦横のいずれか変形率が高い方の変形率に基づいて、座標を補正する、
ことを特徴とする。
上記画像生成装置は、
前記文字抽出手段は、前記ラスタ画像から抽出した文字をテキストデータに変換する文字変換手段をさらに備えていることが望ましく、この場合、
前記画像合成手段は、前記文字変換手段が変換したテキストデータを前記変形したラスタ画像に合成することが望ましい。
上記画像生成装置において、
前記画像変形手段は、少なくとも、前記文字抽出手段が抽出した文字を除いた前記ラスタ画像を変形することを特徴とする。
上記画像生成装置は、
前記ラスタ画像に含まれる線分を認識し、該認識した線分を示す線分画像を抽出する線分抽出手段と、
前記線分抽出手段が抽出した線分画像の前記ラスタ画像上での座標を算出する線分座標算出手段と、
前記画像変形手段による前記ラスタ画像の変形にかかる変形率に基づいて、前記線分抽出手段が抽出した線分の表示サイズを補正する線分サイズ補正手段と、
前記ラスタ画像の変形率に基づいて、前記線分座標算出手段が算出した座標を補正する線分座標補正手段と、をさらに備えていることが望ましく、この場合、
前記画像合成手段は、前記画像変形手段が変形した前記ラスタ画像に、前記線分サイズ補正手段が補正した線分サイズの線分画像を、前記線分座標補正手段が補正した座標で合成することが望ましい。
上記画像生成装置において、
前記画像変形手段は、少なくとも、前記線分抽出手段が抽出した線分を除いた前記ラスタ画像を変形することを特徴とする。
上記画像生成装置は、
前記線分抽出手段は、前記ラスタ画像から抽出した線分画像をベクタ画像に変換する線分変換手段をさらに備えていることが望ましく、この場合、
前記画像合成手段は、前記線分変換手段が変換したベクタ画像を前記変形したラスタ画像に合成することが望ましい。
上記画像生成装置において、
前記画像変形手段が変形する前記ラスタ画像はグラフを示すものであることが望ましく、この場合、
前記文字抽出手段が抽出する前記文字は、該グラフに付随する文字列とすることができる。
上記画像生成装置において、
前記出力制御手段は、前記画像合成手段が合成した表示用画像を当該画像生成装置が備える表示部に出力することを特徴とする。
上記画像生成装置において、
前記出力制御手段は、前記画像合成手段が合成した表示用画像を表示する表示部を備えた外部機器に出力することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかるサーバ装置は、
シンクライアント装置からの入力操作に基づいて処理をおこない、該処理によって生成した表示画面を前記シンクライアント装置に転送する、シンクライアントシステムのサーバ装置であって、
前記処理によって生成されるラスタ画像に含まれる文字を認識し、該認識した文字を示す文字画像を抽出する文字抽出手段と、
前記文字抽出手段が抽出した文字画像の前記ラスタ画像上での座標を算出する文字座標算出手段と、
前記シンクライアント装置の画面サイズに合わせて前記ラスタ画像を縦横非等倍変形する画像変形手段と、
前記画像変形手段による前記ラスタ画像の変形にかかる縦横非等倍の変形率に基づいて、前記文字抽出手段が抽出した文字の表示サイズを縦横等倍に補正する文字サイズ補正手段と、
前記ラスタ画像の縦横非等倍の変形率に基づいて、該ラスタ画像と前記文字の位置関係が保たれるように、前記文字座標算出手段が算出した座標を補正する文字座標補正手段と、
前記画像変形手段が変形した前記ラスタ画像に、少なくとも、前記文字サイズ補正手段が補正した文字サイズの文字画像を、前記文字座標補正手段が補正した座標で合成して前記表示画面を生成する画像合成手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかる画像生成方法は、
少なくともラスタ画像を含む表示用画像を生成する画像生成方法であって、
前記ラスタ画像に含まれる文字を認識し、該認識した文字を示す文字画像を抽出するステップと、
前記抽出した文字画像の前記ラスタ画像上での座標を算出するステップと、
前記表示用画像を表示する画面の画面サイズに合わせて前記ラスタ画像を縦横非等倍変形するステップと、
前記ラスタ画像の変形にかかる縦横非等倍の変形率に基づいて、前記抽出した文字の表示サイズを縦横等倍に補正するステップと、
前記ラスタ画像の縦横非等倍の変形率に基づいて、該ラスタ画像と前記文字の位置関係が保たれるように、前記算出した文字画像の座標を補正するステップと、
前記変形させた前記ラスタ画像に、少なくとも、前記補正した文字サイズの文字画像を、前記補正した座標で合成するステップと、
前記合成した表示用画像を出力するステップと、
を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるプログラムは、
少なくともラスタ画像を含む表示用画像を生成させる装置を制御するコンピュータに、
前記ラスタ画像に含まれる文字を認識し、該認識した文字を示す文字画像を抽出する機能と、
前記抽出した文字画像の前記ラスタ画像上での座標を算出する機能と、
前記表示用画像を表示する画面の画面サイズに合わせて前記ラスタ画像を縦横非等倍変形する機能と、
前記ラスタ画像の変形にかかる縦横非等倍の変形率に基づいて、前記抽出した文字の表示サイズを縦横等倍に補正する機能と、
前記ラスタ画像の縦横非等倍の変形率に基づいて、該ラスタ画像と前記文字の位置関係が保たれるように、前記算出した文字画像の座標を補正する機能と、
前記変形させた前記ラスタ画像に、少なくとも、前記補正した文字サイズの文字画像を、前記補正した座標で合成する機能と、
前記合成した表示用画像を出力する機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、表示画面サイズが狭小な場合でも視認性のよい画像表示をおこなうことができる。
本発明の実施形態1にかかる移動体通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示す制御部によって実現される機能を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態1にかかる「表示最適化処理」を説明するためのフローチャートである。 図3に示した「表示最適化処理」で実行される「リサイズ処理(1)」を説明するためのフローチャートである。 図3に示した「表示最適化処理」で実行される「リサイズ処理(2)」を説明するためのフローチャートである。 図3に示す「表示最適化処理」で表示される「コンテクストメニュー」の表示例を示す図である。 図3に示す「表示最適化処理」において処理される画像の例を示す図であり、(a)は、全体グラフ画像の例を示し、(b)は、全体グラフ画像を構成する要部グラフ画像の例を示し、(c)は、全体グラフ画像を構成する線分画像の例を示し、(d)は、全体グラフ画像を構成する文字画像の例を示す。 図4に示す「リサイズ処理(1)」による処理を説明するための図であり、(a)は、リサイズ処理前のグラフ画像と表示画面との位置関係の例を示し、(b)は、処理途中におけるグラフ画像と表示画面との位置関係の例を示し、(c)は、リサイズ処理後の表示例を示す。 図5に示す「リサイズ処理(2)」による処理を説明するための図であり、(a)は、リサイズ処理前のグラフ画像と表示画面との位置関係の例を示し、(b)は、等倍縮小後のグラフ画像と表示画面との位置関係の例を示し、(c)は、非等倍縮小後のグラフ画像と表示画面との位置関係の例を示し、(d)は、リサイズ処理後の表示例を示す。 本発明の実施形態2にかかるシンクライアントシステムの構成を示す図である。 図10に示すサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図11に示す制御部によって実現される機能を示す機能ブロック図である。
(実施形態1)
本発明にかかる実施形態を、図面を参照して以下に説明する。本実施形態では、移動体通信端末によって本発明にかかる画像生成装置を実現した場合を例示する。すなわち、本実施形態にかかる移動体通信端末100は、基本機能である通話・通信機能に加え、少なくともラスタ画像を含む画像を表示出力することができるものとする。本実施形態では、ビジネス文書などで用いられるような、グラフを含んだ画像を移動体通信端末100で表示する場合を想定する。
本実施形態にかかる移動体通信端末100の構成を、図1を参照して説明する。図1は、移動体通信端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。図示するように、移動体通信端末100は、制御部110、通信部120、音声処理部130、記憶部140、操作部150、画像メモリ160、表示部170、などから構成されている。
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)やワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)などから構成され、所定の動作プログラムを実行することで移動体通信端末100の各部を制御する。すなわち、移動体通信端末100の各構成は制御部110によって制御されるとともに、各構成間の情報伝達などは制御部110を介しておこなわれる。
通信部120は、移動体通信端末100が通信をおこなう際の無線アクセスにかかる構成であり、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)方式やGSM(Global Systems for Mobile communications)方式などの通信方式を用いた通信装置などで構成され、当該通信方式に対応したアンテナ121による無線送受信をおこなうことで、近傍の基地局と無線通信をおこなう。
音声処理部130は、例えば、音声データ用のコーデック回路などから構成され、移動体通信端末100の音声入出力にかかる処理をおこなう。すなわち、通信部120で受信したデジタル音声データをアナログ音声信号に変換してスピーカ131から出力する受話動作や、マイクロフォン132から入力されたユーザの発話音声をデジタル音声データに変換して通信部120に送出する送話動作などをおこなう。
記憶部140は、例えば、フラシュメモリなどの記憶装置から構成され、制御部110が実行する動作プログラムを格納する他、本発明を実現するために必要な種々のデータを格納する。
操作部150は、例えば、筐体の外面上に構成されたボタンやキーなどから構成され、移動体通信端末100のユーザによって操作される。操作部150は、各ボタンやキーなどと接続された入力回路などを備え、ユーザの操作に応じた入力信号を生成して制御部110に入力する。
画像メモリ160は、例えば、RAMなどの半導体記憶装置などから構成され、表示対象となる画像の画像データが展開される。
表示部170は、例えば、液晶表示装置などから構成された表示出力装置であり、制御部110の制御により、ラスタ画像やベクタ画像などの画像やテキストなどによって構成される種々の画面を表示出力する。
なお、表示部170がタッチパネルの機能を有している場合、表示部170は操作部150としても機能する。本実施形態では、表示部170がタッチパネル機能を有しているものとし、操作部150にかかる構成が表示部170にも実装されているものとする。
以上が本実施形態にかかる移動体通信端末100の主要な構成であるが、これらは本発明を実現するために必要な構成であり、移動体通信端末としての主要機能や付加機能を実現するために必要となるその他の構成については適宜備えられているものとする。
上述したように、本実施形態では、グラフなどを含んだビジネス文書などを移動体通信端末100で表示することを想定している。ここで、グラフがラスタ画像である場合、移動体通信端末100の表示部170として実装できる画面サイズでは、グラフ全体を表示しきれない場合がある。本実施形態では、このような場合に、グラフ全体が表示画面内に収まり、かつ、グラフに付されている文字の判読性を維持するよう表示制御する。
このような動作をおこなうため、本実施形態では、制御部110が記憶部140に格納されている動作プログラムを実行することで、図2に示すような機能を構成する。すなわち、制御部110は、操作判別部111、画像認識部112、画像抽出部113、画像サイズ補正部114、座標補正部115、画像合成部116、表示制御部117、などとして機能する。
操作判別部111は、操作部150からの入力信号に基づいて、移動体通信端末100のユーザが所望する操作内容を判別し、操作内容に応じた処理に必要な指示などをおこなう。
画像認識部112は、操作判別部111によって判別された操作内容が、表示画像を表示画面内に収まるようリサイズすることを指示するものである場合、対象となる画像の種類やサイズ、縦横比などを認識する。ここでは、既知の画像認識技術を用いることで、これらの認識動作をおこなうものとし、操作判別部111は、このような認識動作に基づいて、表示しているラスタ画像にグラフが含まれているか否かの判別をおこなう。
また、画像認識部112は、リサイズ対象がグラフを示すラスタ画像である場合、当該グラフを構成している要素(以下、「グラフ要素」とする)とその座標を認識する。ここでは、例えば、グラフを構成している軸線や目盛線などを示す線分や、グラフに付されている文字(ラベルなど)を認識し、それらの座標を認識する。この場合の座標は、当該ラスタ画像全体における位置を示す座標であるものとする。
画像抽出部113は、画像認識部112によって認識された要素単位で画像抽出をおこなう。ここでは、グラフを構成している線分を示す画像(線分画像)や、グラフに付されている文字を示す画像(文字画像)を、対象となっているラスタ画像から抽出する。画像の抽出には、既知の画像抽出技術を用いるものとする。
また、画像抽出部113は、抽出した文字画像について、既知の文字認識技術を用いることでテキストデータに変換する。さらに、抽出した線分画像については、既知の画像変換技術を用いることで、ラスタ画像からベクタ画像に変換する。
画像サイズ補正部114は、グラフを示すラスタ画像、および、抽出された線分画像や文字画像のサイズを、表示部170の画面サイズに合わせて補正(リサイズ)する。ここでは、例えば、グラフ画像の縦横比と画面の縦横比に基づき、画面サイズ内にグラフ全体を収めるには、グラフ画像における縦横のどちらを画面サイズに合わせるべきであるかを判別し、判別した方向で画面サイズに合わせた場合の変形率でグラフ画像を圧縮伸張させることでグラフ画像のサイズ補正をおこなう。
画像サイズ補正部114はまた、グラフに付されている文字やグラフを構成している線分についてのサイズ補正をおこなう。文字については、画像抽出部113によってテキストデータに変換されているので、画面サイズとグラフ画像の変形率から求められる適切な文字サイズとなるようテキストデータのフォントサイズを指定することで文字サイズを補正する。線分については、画面サイズとグラフ画像の変形率から求められる適切な太さとなるよう、ベクタ画像の太さを指定することで線分サイズを補正する。
座標補正部115は、画像認識部112によって認識されたリサイズ前のラスタ画像におけるグラフ要素の座標とリサイズ時の変形率に基づいて、リサイズ後のグラフ画像上で配置すべきグラフ要素(文字および線分)の座標を算出することで、各グラフ要素の座標を補正する。
画像合成部116は、画像サイズ補正部114によってリサイズされたグラフ画像(ラスタ画像)に、テキストデータに変換された文字とベクタ画像に変換された線分を合成することで、表示部170の画面サイズに合わせたグラフ画像を生成する。この場合、画像合成部116は、座標補正部115が補正した座標で文字と線分が配置されるよう合成する。
表示制御部117は、画像合成部116によって合成された画像を示す画像信号を表示部170に送出するとともに、当該画像信号による画像が表示部170の画面サイズに合わせて表示されるよう表示部170を制御する。
図2に示した機能構成によって実行される処理を説明する。ここでは、上述したような構成の移動体通信端末100で画面表示をおこなう際に実行される「表示最適化処理」を、図3に示すフローチャートを参照して説明する。この「表示最適化処理」は、表示部170での表示動作がおこなわれる場合(例えば、移動体通信端末100の電源オン、スリープモードからの復帰、など)に開始される。
移動体通信端末100の電源オンなどで処理が開始された後、移動体通信端末100のユーザが操作部150を操作することで、表示中の画像に対する操作を選択するためのメニュー画面を呼び出す操作がおこなわれると、この操作に応じた信号が制御部110に入力される。操作判別部111は、入力された信号に基づいて、メニュー呼出操作がおこなわれたことを判別すると(ステップS11:Yes)、現在表示中の画像についての認識動作をおこなうよう画像認識部112に指示する。リサイズの対象とする表示中の画像は、ユーザが操作部150を操作することで範囲を指定したり、既知の認識技術により範囲を認識させたりしてもよい。
画像認識部112は、現在表示されている画像を認識する動作をおこない、リサイズ処理可能な画像であるか否かを判別する(ステップS12)。本実施形態では、原寸大での表示サイズが表示部170の画面サイズより大きい、グラフを示す画像をリサイズ処理可能な画像とする。このため、画像認識部112は、移動体通信端末100の動作を制御するOSなどによって管理されているハードウェアの仕様情報などに基づいて、表示部170の画面サイズを認識し、既知の画像認識技術を用いることで、グラフを含んだ画像であるか判別する。
表示画像がリサイズ処理可能な画像である場合(ステップS12:Yes)、画像認識部112は、その旨を操作判別部111に通知する。操作判別部111は、画像認識部112からの通知に基づき、リサイズ処理が可能な画像に対する操作項目を含めたコンテクストメニューの画面を生成し、表示制御部117による制御動作を介して表示部170に表示する(ステップS13)。
ここでは、例えば、図6に示すようなコンテクストメニューが表示部170に表示される。本実施形態では、図示するように、例えば、「グラフを図面に収める(フロート)」、「画面を図面に収める(圧縮)」、「元の表示に戻す」、などの選択肢がコンテクストメニューによって選択可能に表示される。ここで、「グラフを図面に収める(フロート)」と、「画面を図面に収める(圧縮)」は、ステップS12においてリサイズ処理が可能な画像であると判別された場合に含まれる、リサイズ処理を指定するための選択肢であり、本実施形態においては、リサイズ処理に「フロート」と「圧縮」のオプションがあることを示している。
移動体通信端末100のユーザは、操作部150(本実施形態の場合、表示部170のタッチパネル機能が相当する)を操作することで、所望する動作をコンテクストメニューから選択する。この選択動作に応じた信号が制御部110に入力されることで、操作判別部111は、コンテクストメニューを構成する選択肢のいずれが選択されたかを判別する。
操作判別部111は、ユーザの操作がリサイズ処理を指定する項目(すなわち、「グラフを図面に収める(フロート)」または「画面を図面に収める(圧縮)」のいずれか)を選択するものである場合(ステップS14:Yes)、リサイズ処理をおこなう旨と、指定されたオプションがいずれであるか(「フロート」または「圧縮」)を、画像抽出部113、画像サイズ補正部114、座標補正部115、画像合成部116、表示制御部117に通知し、リサイズ処理の実行を指示する。
画像抽出部113は、操作判別部111からの指示に応じて、現在表示されている画像(すなわち、グラフを示すラスタ画像)を、所定の部分単位に分解する(ステップS15)。この画像分解を、図7を参照して説明する。
対象となるグラフを含んだ画像は、例えば、図7(a)に示すような棒グラフの画像であるものとする。このようなリサイズ処理前の画像を、「全体グラフ画像」とする。この「全体グラフ画像」はラスタ画像であるものとする。
この例におけるグラフ画像について、本実施形態では、図7(b)に示すようなグラフ本体や背景部分などをグラフ要部とし、この部分を示す画像を「要部グラフ画像」とする。この「要部グラフ画像」はラスタ画像であるものとする。
そして、全体グラフ画像からグラフ要部を除いた残りには、図7(c)に示すような、縦軸、横軸、目盛線、などの線分を示す部分と、図7(d)に示すような、各軸に付されるラベル文字などの文字を示す部分がある。本実施形態では、線分を示す画像(図7(c))を「線分画像」とし、文字を示す画像(図7(d))を「文字画像」とする。線分画像と文字画像はいずれも、オリジナルはラスタ画像であるが、線分画像はベクタ画像に変換可能であり、文字画像はテキストデータに変換可能であるものとする。
画像抽出部113は、図7(a)に示した全体グラフ画像から、図7(b)〜図7(d)のそれぞれに示したような、要部グラフ画像、線分画像、文字画像のそれぞれを抽出することで、リサイズ処理対象となっているグラフ画像(全体グラフ画像)を分解する。すなわち、画像メモリ160に展開されている画像(全体グラフ画像)で、既知の画像認識技術や領域抽出技術を用いることで、上述した各要素に分解して抽出し、各要素の画像を画像メモリ160に展開する。
このようにして全体グラフ画像から要素画像を抽出すると、画像抽出部113は、その旨を画像サイズ補正部114に通知する。画像サイズ補正部114は、画像抽出部113によって抽出された各要素画像を用いることで、オリジナルのグラフ画像(全体グラフ画像)の内容が、表示部170の画面サイズに応じて適切に視認されるようリサイズする処理をおこなう。
上述したように、本実施形態では、リサイズ処理に「フロート」と「圧縮」のオプションが用意されている。画像サイズ補正部114は、操作判別部111から通知されたオプションが「フロート」であれば(ステップS16:Yes)、「リサイズ処理(1)」を実行し(ステップS100)、「圧縮」であれば(ステップS16:No)、「リサイズ処理(2)」を実行する(ステップS200)。これらの各処理を、図4および図5を参照して以下に説明する。
まず、図4に示すフローチャートを参照して「リサイズ処理(1)」を説明する。処理が開始されると、画像サイズ補正部114は、全体グラフ画像の縦横比と、表示画面の縦横比とを比較し、画面サイズに合わせるべきグラフ画像の方向が、縦軸方向であるか横軸方向であるかを決定する。例えば、図8(a)に示すような、横長の画面に横長のグラフ画像を表示する場合、グラフ画像の横方向、すなわち横軸方向を画面の横方向サイズに合わせてリサイズすれば、収まりよく表示することができる。
このような、矩形の表示画面に矩形のグラフ画像を表示する場合において、表示画面に合わせるべきグラフ画像上の方向と平行するグラフ軸(図8(a)の例の場合、横軸)を「基準軸」とし、表示画面に合わせないグラフ画像上の方向と平行するグラフ軸(図8(a)の例の場合、縦軸)を「非基準軸」とする。画像サイズ補正部114は、表示画面の縦横比と対象画像の縦横比から、このような基準軸と非基準軸を決定する(ステップS101)。
基準軸と非基準軸を決定すると、画像サイズ補正部114は、全体グラフ画像から非基準軸方向に配置されている文字を除いた画像範囲を特定する(ステップS102)。図8(a)に示した全体グラフ画像の場合、非基準軸である縦軸の目盛に付されているラベル(縦軸ラベル)の文字(図8(a)における、「0」、「500」、「1000」、「1500」、「2000」)を除いた領域の画像範囲を特定する。
非基準方向の文字を除いた画像範囲を特定すると、画像サイズ補正部114は、当該画像範囲の基準軸方向のサイズが、表示画面の横方向サイズに収まる(フィットする)ように全体グラフ画像をリサイズ(変形)させるための演算に用いる「倍率A」を算出する(ステップS103)。
「倍率A」は、「要部グラフ画像の縦横比と表示画面サイズの縦横比の比較から求められる、縦または横のいずれかの方向でより低い圧縮率で収まる倍率」である。
倍率Aを算出すると、画像サイズ補正部114は、「表示最適化処理」(図3)のステップS15で抽出して画像メモリ160に展開している各要素画像、すなわち、画像メモリ160に展開されている要部グラフ画像(図7(b))、線分画像(図7(c))、文字画像(図7(d))のそれぞれを、倍率Aで等倍縮小する(ステップS104)。
このように等倍縮小させた各要素画像を仮に合成させた場合の表示画面との位置関係の例を図8(b)に示す。上述したように、非基準軸の文字を除いた画像範囲が表示画面の横方向サイズに収まるような倍率Aを算出しているので、倍率Aで等倍縮小した各要素画像を仮に合成して表示した場合、図8(b)に示すように、グラフ要部が横方向で表示画面に収まる(フィットする)。この場合、図8(b)に示すように、縦方向ではグラフ要部や、非基準軸の文字などは表示画面に収まらない。
しかしながら、文字部分を除いたグラフ要部の横方向が表示画面の横方向サイズにフィットするようにしているので、グラフ画像については縮小率が最も低くなる。したがって、表示画面に合わせて画像を縮小させているが良好な視認性を維持することができる。この場合、縦方向の表示にはスクロールが必要となるが、一方向のスクロールでよいため、操作性を著しく損なうことはない。
このような、倍率Aによる等倍縮小をおこなうと、画像サイズ補正部114は、その旨を画像抽出部113と座標補正部115に通知する。画像抽出部113は、画像サイズ補正部114からの通知に応じて、等倍縮小後の線分画像をベクタ画像に変換する(ステップS105)。これにより、グラフの各軸や目盛線などの線分画像が、より変形や加工のしやすいベクタ画像に変換される。ここで、予め分解しておいた要素画像のそれぞれに対して縮小(サイズ補正)をおこなっているので、線分画像のベクタ画像変換を容易におこなうことができる。そして、画像サイズ補正部114は、太さや長さなどのような線分にかかるサイズを数値指定することで、倍率Aによって縮小された線分画像と同じ線分となるようにする。
ここで、図8(b)に示すように、非基準軸の文字については、そのままでは表示画面内に収まらない。よって、座標補正部115は、倍率Aで等倍縮小したグラフ画像に合わせるため、非基準軸の文字の座標を倍率Aで補正する(ステップS106)。
画像抽出部113は、このようにして座標が補正された非基準軸の文字について、画像メモリ160に展開している文字画像から文字認識することで、テキストデータに変換する(ステップS107)。この場合、画像サイズ補正部114は、倍率Aで等倍縮小した文字画像に示される文字の大きさと同じ大きさとなるよう、変換されたテキストデータの文字サイズを指定する。
画像合成部116は、このようにしてテキストデータに変換された非基準軸の文字が、ステップS106で補正された座標でフロート表示されるようグラフ画像に合成する(ステップS108)。表示制御部117は、画像合成部116によって合成された画像を、表示部170に表示出力して(ステップS109)、「表示最適化処理」(図3)のフローに戻る。
ここで、フロート表示の例を図8(c)に示す。図示するように、グラフ画像の視認性を重視して表示画面にフィットさせた場合に表示されなくなる文字については、表示画面上で移動可能なフロート表示とすることで、グラフの判読に必要な情報を視認させることができる。この場合、文字部分がテキストデータに変換されているので、文字サイズを容易に変更できる他、比較的小さい文字サイズにした場合でも、ラスタ画像で同じ文字サイズとする場合に生じやすい文字潰れなどがない。なお、フロート表示部分については、ユーザによる任意の操作によって左右方向に移動させることができるものとする。また、フロート表示部分を透過的に描画することで、背面のグラフ画像が視認できるようにしてもよい。
次に、リサイズ処理のオプションが「圧縮」である場合に実行される「リサイズ処理(2)」を、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
処理が開始されると、画像サイズ補正部114は、全体グラフ画像の縦横比と、表示画面の縦横比とを比較し、画面サイズに合わせるべきグラフ画像の方向が、縦軸方向であるか横軸方向であるかを決定する。例えば、図9(a)に示すような、横長の画面に横長のグラフ画像を表示する場合、グラフ画像の横方向、すなわち横軸方向を画面の横方向サイズに合わせてリサイズすれば、収まりよく表示することができる。
このような、矩形の表示画面に矩形のグラフ画像を表示する場合において、表示画面に合わせるべきグラフ画像上の方向と平行するグラフ軸(図9(a)の例の場合、横軸)を「基準軸」とし、表示画面に合わせないグラフ画像上の方向と平行するグラフ軸(図9(a)の例の場合、縦軸)を「非基準軸」とする。画像サイズ補正部114は、表示画面の縦横比と対象画像の縦横比から、このような基準軸と非基準軸を決定する(ステップS201)。
基準軸と非基準軸を決定すると、画像サイズ補正部114は、全体グラフ画像が表示画面内に収まる(フィットする)ように全体グラフ画像をリサイズ(変形)させるための演算に用いる「倍率B」と「倍率C」を算出する(ステップS202)。
ここで、「倍率B」は、「全体グラフ画像の縦横比と表示画面サイズの縦横比の比較から求められる、縦または横のいずれかの方向でより低い圧縮率で収まる倍率」である。
また、「倍率C」は、「([全体グラフ画像の高さ]−[非基準軸の文字画像の高さ])×倍率B÷[表示画面の高さ]」または「([全体グラフ画像の幅]−[非基準軸の文字画像の幅])×倍率B÷[表示画面の幅]」を演算することによって求められる倍率である。
倍率Bおよび倍率Cを算出すると、画像サイズ補正部114は、全体グラフ画像を倍率Bで縮小する(ステップS203)。ここでは、画像メモリ160に展開している各要素画像、すなわち、要部グラフ画像(図7(b))、線分画像(図7(c))、文字画像(図7(d))のそれぞれを倍率Bで等倍縮小する。
このように等倍縮小させた各要素画像を仮に合成させた場合の表示画面との位置関係の例を図9(b)に示す。上述したように、文字部分を含んだ全体グラフ画像が表示画面の横方向サイズに収まるような倍率Bを算出しているので、倍率Bで全体グラフ画像を縮小させると、非基準軸の文字を含む全体グラフ画像が横方向で表示画面に収まる(フィットする)。この場合、図9(b)に示すように、全体グラフ画像の縦方向は表示画面に収まらない。
画像サイズ補正部114は、グラフ全体が表示画面に収まるよう、すでに倍率Bで縮小されている要素画像のうち、要部グラフ画像と線分画像を、非基準軸方向のみに倍率Cで縮小する(ステップS204)。すなわち、要部グラフ画像と線分画像は非等倍縮小される。
倍率Bと倍率Cを用いて非等倍縮小された要部グラフ画像と線分画像、および、倍率Bで等倍縮小された文字画像とを仮に合成させた場合の表示画面との位置関係の例を図9(c)に示す。ここでは、要部画像と線分画像とが、非基準方向のみに縮小されているので、図示するように、文字部分を除いたグラフ画像の全体が、表示画面内に収まる。また、倍率Cを用いて縮小しているので、基準軸の文字を表示できるスペースが残るよう縮小される。
このような非等倍縮小をおこなうと、画像サイズ補正部114は、その旨を画像抽出部113と座標補正部115に通知する。画像抽出部113は、画像サイズ補正部114からの通知に応じて、非等倍縮小後の線分画像を、より変形や加工のしやすいベクタ画像に変換する(ステップS205)。ここで、予め分解しておいた要部グラフ画像と線分画像のそれぞれに対して縮小(サイズ補正)をおこなっているので、線分画像のベクタ画像変換を容易におこなうことができる。この場合、画像サイズ補正部114は、太さや長さなどのような線分にかかるサイズを数値指定することで、倍率Bと倍率Cを用いて非等倍縮小された線分画像と同じ線分となるようにする。
また、画像抽出部113は、画像メモリ160に展開している文字画像から文字認識をおこなうことで、非基準軸の文字および基準軸の文字をテキストデータに変換する(ステップS206)。この場合、画像サイズ補正部114は、倍率Bで等倍縮小した文字画像に示される文字の大きさと同じ大きさとなるよう、変換されたテキストデータの文字サイズを指定する。
画像抽出部113により文字画像がテキストデータに変換されると、座標補正部115は、各文字の座標を補正する。ここでは、図9(c)に示すように、非基準軸方向(縦方向)の座標がグラフ要部と合っていないため、非基準軸方向の座標を倍率Cを用いて補正する(ステップS207)。
文字画像の座標を補正すると、座標補正部115は、その旨を画像合成部116に通知する。画像合成部116は、画像メモリ160に展開されている非等倍縮小された要部グラフ画像およびベクタ画像に変換された線分画像を合成するとともに、テキストデータに変換された各文字を、ステップS207で補正した座標で合成し(ステップS208)、このように合成された画像を表示制御部117が表示部170に表示出力して(ステップS209)、「表示最適化処理」(図3)のフローに戻る。
このような、リサイズ処理のオプションが「圧縮」である場合の表示例を図9(d)に示す。図示するように、グラフ画像全体が表示画面に収まる(フィットする)ように表示される。この場合、文字については等倍縮小であるため、グラフ要部が非等倍縮小であっても、変形することがなく判読性を維持することができる。さらに、テキストデータに変換しているので、文字サイズを容易に変更できる他、ラスタ画像として縮小した場合に生じやすい文字潰れなども発生しない。
以上説明したような、「リサイズ処理(1)」もしくは「リサイズ処理(2)」により、表示画面サイズに応じて、グラフ画像の表示が最適化される。この場合において、リサイズ処理に「フロート表示」と「圧縮」のオプションをユーザが選択できるので、グラフ画像のオリジナルサイズや利用用途などに応じて、より視認性のよい最適化方法を選択することができる。
「リサイズ処理(1)」または「リサイズ処理(2)」の終了後、「表示最適化処理」(図3)では、所定の終了イベント(例えば、移動体通信端末100の電源オフやスリープモードへの移行などのような表示動作の停止を伴うイベント)が発生するまで、上述した各処理がおこなわれる(ステップS17:No)。この場合において、例えば、ユーザによるメニュー呼出操作がおこなわれない(ステップS11:No)、表示されている画像がリサイズ処理可能ではない(ステップS12:No)、ユーザがリサイズ処理を選択しない(ステップS14:No)、などの場合は、「リサイズ処理(1)」や「リサイズ処理(2)」は実行されない。
そして、終了イベントの発生により、本処理が終了する(ステップS17:Yes)。
以上説明したように、本実施形態によれば、移動体通信端末などの小型装置で画像を表示させる場合や、パーソナルコンピュータなどで小型のサブディスプレイを用いる場合などように、狭小な表示画面でグラフ画像などを表示する場合に、表示画像の視認性を向上させることができる。ここで、文字部分をフロート表示させる場合には、グラフ画像の縮小率を最小限にとどめることができるので、グラフを詳細に確認したい場合などに有効である。一方、グラフ画像全体を表示画面内に収めて表示させる場合は、グラフ全体を一覧的に確認することができる。
(実施形態2)
上記実施形態では、移動体通信端末100などのような、表示部を有する装置がグラフ画像を表示する場合に本発明を適用した例を示したが、表示画像についての処理をおこなう装置と表示装置とが別の装置である場合にも本発明を適用することができる。
本実施形態では、いわゆる画面転送型のシンクライアントシステムに本発明を適用した場合の例を説明する。この場合、図10に示すようなシンクライアントシステム200を想定する。図示するように、本実施形態にかかるシンクライアントシステム200は、サーバ300と、通信ネットワークNWを介してサーバ300と接続される複数のシンクライアント400と、によって構成される。
このようなシンクライアントシステム200では、シンクライアント400のユーザが利用を所望するアプリケーションなどを、シンクライアント400では実行せず、サーバ300が実行する。サーバ300は、アプリケーションなどの実行によって生成される画面のみを通信ネットワークNWを介してシンクライアント400に転送する。
これにより、シンクライアント400では、シンクライアント400上でアプリケーションなどを実行しているのと同様の処理結果を得ることができる。この場合、実行するアプリケーションや処理結果のデータなどはサーバ300にあり、シンクライアント400には保存されない。よって、漏洩してはならない情報をモバイル端末で扱う場合などにおいて、セキュリティを重視したシステムとして用いられる。
よって、本実施形態にかかるシンクライアント400は、モバイル端末であるものとし、例えば、移動体通信端末や携帯可能なパーソナルコンピュータなどであることとする。なお、一般的なシンクライアント専用端末と同様、ハードディスク装置などの記憶装置を有していない構成とすることができる他、サーバ300を使ったシンクライアントとしての処理にかかる保存動作が制限される構成であれば、記憶装置を有していてもよい。
すなわち、シンクライアント400は、種々の装置を用いることができる。このため、各シンクライアント400の表示画面サイズも一様ではない。また、シンクライアント400は、サーバ300への指示等を入力するための入力装置、および、サーバ300での処理結果画面を表示する表示装置として機能するのみである。よって、シンクライアント400に表示させる画面の生成はサーバ300がおこなう。このため、本発明にかかる処理はサーバ300で実行されることになる。
このようなサーバ300の構成を、図11を参照して説明する。図11は、本実施形態にかかるサーバ300のハードウェア構成を示すブロック図である。図示するように、サーバ300は、制御部310、通信制御部320、入力制御部330、入力装置331、出力制御部340、出力装置341、記憶部350、画像メモリ360、などから構成されている。
制御部310は、例えば、CPUやワークエリアとなるRAMなどから構成され、所定の動作プログラムを実行することでサーバ300の各部を制御する。すなわち、サーバ300の各構成は制御部310によって制御されるとともに、各構成間の情報伝達などは制御部310を介しておこなわれる。
通信制御部320は、例えば、NIC(Network Interface Card)などから構成され、サーバ300と通信ネットワークNWとを接続する装置(例えば、ルータやモデムなど)とサーバ300とを接続し、通信ネットワークNWを介した通信にかかる動作をおこなう。
入力制御部330は、サーバ300に接続される入力装置331からの入力信号を受け付け、制御部310に入力する。入力装置331は、例えば、キーボードや、マウスなどのポインティングデバイスなどである。
出力制御部340は、サーバ300に接続される出力装置341に制御部310からの出力信号を出力する。出力装置341は、例えば、ディスプレイ装置やプリンタなどである。
記憶部350は、例えば、ハードディスク装置などの記憶装置から構成され、制御部310が実行するプログラムや、処理に用いられるデータ、処理結果を示すデータ、などが格納される。本実施形態では、シンクライアントシステム200を構成するサーバであるため、シンクライアント400からの要求によって実行するアプリケーションプログラムなども格納される。また、シンクライアント400の認証などに必要なデータなども記憶部350に格納されているものとする。
画像メモリ360は、例えば、RAMなどのような比較的高速な半導体記憶装置などから構成され、制御部310が実行したアプリケーションの処理結果画面を示す画像データが展開される。
次に、制御部310がプログラムを実行することによって実現される機能構成を、図12を参照して説明する。図12は、制御部310によって実現される機能構成を示した機能ブロック図である。図示するように、制御部310は、操作判別部311、画像認識部312、画像抽出部313、画像サイズ補正部314、座標補正部315、画像合成部316、表示制御部317、などとして機能する。これらの各機能はそれぞれ、実施形態1で例示した、操作判別部111、画像認識部112、画像抽出部113、画像サイズ補正部114、座標補正部115、画像合成部116、表示制御部117、と同様の機能である。
ただし、本実施形態では、シンクライアント400からの入力に応じてサーバ300でおこなった処理の画面をシンクライアント400で表示するため、操作判別部311への入力信号は通信制御部320から得られ、表示制御部317の制御信号は通信制御部320に出力される。
このような構成のサーバ300が、実施形態1で例示した「表示最適化処理」(図3)、「リサイズ処理(1)」(図4)、「リサイズ処理(2)」(図5)と同様の処理を実行することで、シンクライアント400でグラフ画像を表示させる場合に、当該シンクライアント400の表示画面サイズに応じて最適化される。この場合において、各シンクライアント400の表示画面サイズなどは、シンクライアントシステムとして機能させる際にサーバ300に通知されているので、サーバ300では、画面を転送するシンクライアント400の表示画面サイズに応じた表示最適化がおこなわれるよう、上述の各処理を実行することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、表示画面が狭小な装置をシンクライアントとして用いた場合に、表示画面サイズに応じて、グラフ画像などを良好な視認性で表示させることができる。
上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
上記各実施形態では、線分画像をベクタ画像に変換したが、ラスタ画像のままで表示最適化をおこなってもよい。同様に、文字画像をテキストデータに変換せず、ラスタ画像として表示最適化をおこなってもよい。これにより、変換にかかる処理負荷を低減させることができる。
また、上記実施形態では、グラフ画像の表示にかかる最適化を例示したが、文字を含む画像であれば、グラフ画像以外の画像においても本発明を適用することができる。また、上記実施形態で示したグラフは一例であり、グラフの種類は任意である。この場合、画像認識技術などによってグラフの種類を判別し、グラフの種類に基づいて、リサイズ処理の可否や基準軸・非基準軸の決定をおこなってもよい。
また、本発明を上記実施形態1で例示した移動体通信端末100のような端末装置や、実施形態2で例示したサーバ300などのサーバ装置で実現する場合においては、本発明にかかる構成や機能を予め備えた端末装置やサーバ装置として提供できる他、制御部110や制御部310の各機能と同様の機能を実現するプログラムを適用することにより、既存の端末装置やサーバ装置を本発明にかかる画像生成装置やサーバ装置として機能させることもできる。
このようなプログラムの適用方法は任意であり、例えば、CD−ROMやメモリカードなどの記憶媒体に格納して適用できる他、例えば、インターネットなどの通信媒体を介して適用することもできる。
100…移動体通信端末、110…制御部、111…操作判別部、112…画像認識部、113…画像抽出部、114…画像サイズ補正部、115…座標補正部、116…画像合成部、117…表示制御部、120…通信部、121…アンテナ、130…音声処理部、131…スピーカ、132…マイクロフォン、140…記憶部、150…操作部、160…画像メモリ、170…表示部、200…シンクライアントシステム、300…サーバ、310…制御部、311…操作判別部、312…画像認識部、313…画像抽出部、314…画像サイズ補正部、315…座標補正部、316…画像合成部、317…表示制御部、320…通信制御部、330…入力制御部、331…入力装置、340…出力制御部、341…出力装置、350…記憶部、360…画像メモリ、NW…通信ネットワーク、400…シンクライアント

Claims (13)

  1. 少なくともラスタ画像を含む表示用画像を生成する画像生成装置であって、
    前記ラスタ画像に含まれる文字を認識し、該認識した文字を示す文字画像を抽出する文字抽出手段と、
    前記文字抽出手段が抽出した文字画像の前記ラスタ画像上での座標を算出する文字座標算出手段と、
    前記表示用画像を表示する画面の画面サイズに合わせて前記ラスタ画像を縦横非等倍変形する画像変形手段と、
    前記画像変形手段による前記ラスタ画像の変形にかかる縦横非等倍の変形率に基づいて、前記文字抽出手段が抽出した文字の表示サイズを縦横等倍に補正する文字サイズ補正手段と、
    前記ラスタ画像の縦横非等倍の変形率に基づいて、該ラスタ画像と前記文字の位置関係が保たれるように、前記文字座標算出手段が算出した座標を補正する文字座標補正手段と、
    前記画像変形手段が変形した前記ラスタ画像に、少なくとも、前記文字サイズ補正手段が補正した文字サイズの文字画像を、前記文字座標補正手段が補正した座標で合成する画像合成手段と、
    前記画像合成手段が合成した表示用画像を出力する出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像生成装置。
  2. 前記文字サイズ補正手段は、縦横のいずれか変形率が低い方の変形率に基づいて、文字の表示サイズを縦横等倍に補正し、
    前記文字座標補正手段は、縦横のいずれか変形率が高い方の変形率に基づいて、座標を補正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  3. 前記文字抽出手段は、前記ラスタ画像から抽出した文字をテキストデータに変換する文字変換手段をさらに備え、
    前記画像合成手段は、前記文字変換手段が変換したテキストデータを前記変形したラスタ画像に合成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像生成装置。
  4. 前記画像変形手段は、少なくとも、前記文字抽出手段が抽出した文字を除いた前記ラスタ画像を変形する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  5. 前記ラスタ画像に含まれる線分を認識し、該認識した線分を示す線分画像を抽出する線分抽出手段と、
    前記線分抽出手段が抽出した線分画像の前記ラスタ画像上での座標を算出する線分座標算出手段と、
    前記画像変形手段による前記ラスタ画像の変形にかかる変形率に基づいて、前記線分抽出手段が抽出した線分の表示サイズを補正する線分サイズ補正手段と、
    前記ラスタ画像の変形率に基づいて、前記線分座標算出手段が算出した座標を補正する線分座標補正手段と、をさらに備え、
    前記画像合成手段は、前記画像変形手段が変形した前記ラスタ画像に、前記線分サイズ補正手段が補正した線分サイズの線分画像を、前記線分座標補正手段が補正した座標で合成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  6. 前記画像変形手段は、少なくとも、前記線分抽出手段が抽出した線分を除いた前記ラスタ画像を変形する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像生成装置。
  7. 前記線分抽出手段は、前記ラスタ画像から抽出した線分画像をベクタ画像に変換する線分変換手段をさらに備え、
    前記画像合成手段は、前記線分変換手段が変換したベクタ画像を前記変形したラスタ画像に合成する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像生成装置。
  8. 前記画像変形手段が変形する前記ラスタ画像はグラフを示し、
    前記文字抽出手段が抽出する前記文字は、該グラフに付随する文字列である、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  9. 前記出力制御手段は、前記画像合成手段が合成した表示用画像を当該画像生成装置が備える表示部に出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  10. 前記出力制御手段は、前記画像合成手段が合成した表示用画像を表示する表示部を備えた外部機器に出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  11. シンクライアント装置からの入力操作に基づいて処理をおこない、該処理によって生成した表示画面を前記シンクライアント装置に転送する、シンクライアントシステムのサーバ装置であって、
    前記処理によって生成されるラスタ画像に含まれる文字を認識し、該認識した文字を示す文字画像を抽出する文字抽出手段と、
    前記文字抽出手段が抽出した文字画像の前記ラスタ画像上での座標を算出する文字座標算出手段と、
    前記シンクライアント装置の画面サイズに合わせて前記ラスタ画像を縦横非等倍変形する画像変形手段と、
    前記画像変形手段による前記ラスタ画像の変形にかかる縦横非等倍の変形率に基づいて、前記文字抽出手段が抽出した文字の表示サイズを縦横等倍に補正する文字サイズ補正手段と、
    前記ラスタ画像の縦横非等倍の変形率に基づいて、該ラスタ画像と前記文字の位置関係が保たれるように、前記文字座標算出手段が算出した座標を補正する文字座標補正手段と、
    前記画像変形手段が変形した前記ラスタ画像に、少なくとも、前記文字サイズ補正手段が補正した文字サイズの文字画像を、前記文字座標補正手段が補正した座標で合成して前記表示画面を生成する画像合成手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  12. 少なくともラスタ画像を含む表示用画像を生成する画像生成方法であって、
    前記ラスタ画像に含まれる文字を認識し、該認識した文字を示す文字画像を抽出するステップと、
    前記抽出した文字画像の前記ラスタ画像上での座標を算出するステップと、
    前記表示用画像を表示する画面の画面サイズに合わせて前記ラスタ画像を縦横非等倍変形するステップと、
    前記ラスタ画像の変形にかかる縦横非等倍の変形率に基づいて、前記抽出した文字の表示サイズを縦横等倍に補正するステップと、
    前記ラスタ画像の縦横非等倍の変形率に基づいて、該ラスタ画像と前記文字の位置関係が保たれるように、前記算出した文字画像の座標を補正するステップと、
    前記変形させた前記ラスタ画像に、少なくとも、前記補正した文字サイズの文字画像を、前記補正した座標で合成するステップと、
    前記合成した表示用画像を出力するステップと、
    を含むことを特徴とする画像生成方法。
  13. 少なくともラスタ画像を含む表示用画像を生成させる装置を制御するコンピュータに、
    前記ラスタ画像に含まれる文字を認識し、該認識した文字を示す文字画像を抽出する機能と、
    前記抽出した文字画像の前記ラスタ画像上での座標を算出する機能と、
    前記表示用画像を表示する画面の画面サイズに合わせて前記ラスタ画像を縦横非等倍変形する機能と、
    前記ラスタ画像の変形にかかる縦横非等倍の変形率に基づいて、前記抽出した文字の表示サイズを縦横等倍に補正する機能と、
    前記ラスタ画像の縦横非等倍の変形率に基づいて、該ラスタ画像と前記文字の位置関係が保たれるように、前記算出した文字画像の座標を補正する機能と、
    前記変形させた前記ラスタ画像に、少なくとも、前記補正した文字サイズの文字画像を、前記補正した座標で合成する機能と、
    前記合成した表示用画像を出力する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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