JP5459375B1 - 回転式圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】攪拌損失の増大を招くことなくバランスウェイト機構を簡素な構造で取り付けることができる圧縮機を提案する。
【解決手段】回転子(32)は、複数の電磁鋼板が積層される回転子コア部(32a)と、該回転子コア部(32a)を軸方向両側から挟持するリベット(34)とを有し、バランスウェイト機構(60,70)は、駆動軸(40)が圧入される挿通部(68,78)と、駆動軸(40)の軸端側に平面を形成する平坦部(67,77)とを有し、リベット(34)の頭部(34b)を覆うように回転子(32)の軸方向端部に設置される。
【選択図】図2
【解決手段】回転子(32)は、複数の電磁鋼板が積層される回転子コア部(32a)と、該回転子コア部(32a)を軸方向両側から挟持するリベット(34)とを有し、バランスウェイト機構(60,70)は、駆動軸(40)が圧入される挿通部(68,78)と、駆動軸(40)の軸端側に平面を形成する平坦部(67,77)とを有し、リベット(34)の頭部(34b)を覆うように回転子(32)の軸方向端部に設置される。
【選択図】図2
Description
本発明は、バランスウェイト機構を備えた回転式圧縮機に係るものである。
従来より、流体を圧縮する回転式圧縮機が知られており、冷凍装置等に広く適用されている。
例えば特許文献1に開示の回転式圧縮機は、ケーシング内に電動機と圧縮機構とが収容される。電動機は、ケーシングに固定される固定子と、該固定子の内部に挿通される回転子とを有する。圧縮機構は、駆動軸を介して電動機に連結される。圧縮機構は、シリンダ室が形成されるシリンダと、駆動軸の偏心部に外嵌するピストンとを備えている。電動機へ電力が供給されると、固定子の内部で回転子が回転し、これに伴い駆動軸、ひいてはピストンが回転する。これにより、シリンダ内の圧縮室の容積が縮小し、この圧縮室で流体が圧縮される。
特許文献1に記載の回転式圧縮機では、駆動軸の偏心部との質量バランスを図るために、バランスウェイト機構が設けられる。具体的に、このバランスウェイト機構は、略円柱状に形成され、内部には、質量バランスを調節するための中実部及び中空部が形成される。また、バランスウェイト機構の軸方向外方端部には、平坦部が形成される。バランスウェイト機構は、平坦部にリベットが挿通されることで回転子に固定される。
このように、特許文献1に記載の回転式圧縮機では、回転子にバランスウェイト機構を取り付けることで、偏心部との質量バランスを図り、圧縮機の振動の低減を図っている。また、バランスウェイト機構に平坦部を形成することで、バランスウェイト機構の回転に伴う攪拌損失を低減している。
特許文献1に開示のバランスウェイト機構では、平坦部にリベットの頭部が挿通される座繰り加工が施されている。このため、平坦部では、座繰り加工に起因する凹凸が形成されるため、バランスウェイト機構の回転に起因する攪拌損失を十分に低減できない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転式圧縮機において、攪拌損失を十分に低減できるバランスウェイト機構を提案することである。
第1の発明は、ケーシング(11)と、該ケーシング(11)に固定される固定子(31)及び回転子(32)を有する電動機(30)と、該電動機(30)に駆動軸(40)を介して連結される圧縮機構(50)と、該駆動軸(40)に遠心力を作用させるバランスウェイト機構(60,70)とを備えた回転式圧縮機を対象とし、上記回転子(32)は、複数の電磁鋼板が積層される回転子コア部(32a)と、該回転子コア部(32a)を軸方向両側から挟持するリベット(34)とを有し、上記バランスウェイト機構(60,70)は、上記駆動軸(40)が圧入される挿通部(68,78)と、該駆動軸(40)の軸端側に平面を形成する平坦部(67,77)とを有し、上記リベット(34)の頭部(34b)を覆うように上記回転子(32)の軸方向端部に設置され、上記バランスウェイト機構(60,70)は、上記駆動軸(40)が上記挿通部(68,78)に圧入されることで上記駆動軸(40)に固定されることを特徴とする。
第1の発明では、複数の電磁鋼板が積層された回転子コア部(32a)がリベット(34)の頭部(34b)によって挟持される。これにより、回転子コア部(32a)の電磁鋼板が一体化される。一方、本発明のバランスウェイト機構(60,70)には、駆動軸(40)の軸端側に平面を形成する平坦部(66,77)が形成される。このため、バランスウェイト機構(60,70)の回転時における攪拌損失が低減される。また、バランスウェイト機構(60,70)は、上記リベット(34)の頭部(34b)を覆うように設置されるため、リベット(34)の頭部(34b)がバランスウェイト機構(60,70)の軸方向端面側に露出することがない。つまり、本発明の平坦部(66,77)では、座繰り部等による凹凸のない平面が形成される。このため、バランスウェイト機構(60,70)の回転時における攪拌損失を十分に低減できる。更に、バランスウェイト機構(60,70)は、挿通部(68,78)に駆動軸(40)が圧入されることで、駆動軸(40)に固定される。
第2の発明は、第1の発明において、上記バランスウェイト機構(60,70)における上記回転子(32)側の端部には、上記リベット(34)の頭部(34b)が嵌合する溝(66,76)が形成されることを特徴とする。
第2の発明では、バランスウェイト機構(60,70)の溝(66,76)にリベット(34)の頭部(34b)が嵌合する。これにより、回転子(32)及び駆動軸(40)に対するバランスウェイト機構(60,70)の径方向の相対的な位置が決定される。
第3の発明は、第2の発明において、上記バランスウェイト機構(60,70)は、上記駆動軸(40)が軸方向に貫通する筒状の本体部(61,71)を有し、上記本体部(61,71)は、駆動軸(40)の軸周りに形成される略扇状の中実部(63,73)と、該中実部(63,73)の外周面から周方向に連続する略円弧状の外周板部(63,74)とを備え、上記溝(66,76)は、上記中実部(63,73)における上記回転子(32)側の端面に形成されるとともに、上記リベット(34)の頭部(34b)が嵌合することで上記バランスウェイト機構(60,70)の回り止めを構成することを特徴とする。
本発明によれば、平坦部(67,77)を有するバランスウェイト機構(60,70)が、リベット(34)の頭部(34b)を覆うように回転子(32)の軸端側に設置されるため、バランスウェイト機構(60,70)の回転時における攪拌損失を低減できる。
また、バランスウェイト機構(60,70)は、挿通部(68,78)に駆動軸(40)が圧入されて固定されるため、溶接をせずとも、バランスウェイト機構(60,70)を回転子(32)の軸方向端部側に取り付けることができる。従って、溶接時の熱に起因して、回転子(32)の電磁鋼板が歪んだり、減磁したりすることも防止できる。
更に、バランスウェイト機構(60,70)を駆動軸(40)に圧入して固定すると、バランスウェイト機構(60,70)の遠心力を駆動軸(40)側で受けることができる。つまり、本発明では、バランスウェイト機構(60,70)の遠心力が回転子(32)に作用することがない。このため、電動機(30)を比較的高速で回転させたとしても、バランスウェイト機構(60,70)の遠心力に起因して回転子(32)が変形することを防止でき、ひいてはモータ効率が低下してしまうのを防止できる。
第2の発明によれば、バランスウェイト機構(60,70)の溝(66,76)にリベット(34)の頭部(34b)を嵌合させることで、回転子(32)及び駆動軸(40)に対するバランスウェイト機構(60,70)の径方向の相対的な位置決めを容易に行うことができる。また、溝(66,76)にリベット(34)の頭部(34b)を嵌合させることで、この溝(66,76)をバランスウェイト機構(60,70)の回り止めとして利用できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、流体を圧縮する回転式の圧縮機(10)である。圧縮機(10)は、空気調和装置や冷却装置等の冷凍装置に適用される。具体的に、例えば冷凍装置は、冷媒が充填される冷媒回路を備え、この冷媒回路に圧縮機が接続される。冷媒回路では、圧縮機(10)で圧縮された冷媒が、凝縮器(放熱器)で放熱し、減圧機構で減圧された後、蒸発器で蒸発する蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。
〈圧縮機の基本構成〉
図1に示すように、圧縮機(10)は、縦長のケーシング(11)と、該ケーシング(11)内に収容される電動機(30)、駆動軸(40)及び圧縮機構(50)を備えている。ケーシング(11)は、全密閉式の円筒状の容器である。ケーシング(11)は、筒状の胴部(12)と、該胴部(12)の下部を閉塞する下部境板(13)と、該胴部(12)の上部を閉塞する上部境板(14)とを備えている。ケーシング(11)の内部空間は、圧縮機構(50)の吐出冷媒で満たされる。つまり、圧縮機(10)は、いわゆる高圧ドーム式に構成される。また、ケーシング(11)の内部空間は、圧縮機構(50)と電動機(30)との間の一次空間(S1)と、電動機(30)の上側の二次空間(S2)とを含んでいる。更に、ケーシング(11)内の底部には、油が貯留される油溜部(15)が形成される。油溜部(15)には、圧縮機構(50)や軸受(53b,54b)等の各摺動部を潤滑する油(潤滑油)が貯留される。
図1に示すように、圧縮機(10)は、縦長のケーシング(11)と、該ケーシング(11)内に収容される電動機(30)、駆動軸(40)及び圧縮機構(50)を備えている。ケーシング(11)は、全密閉式の円筒状の容器である。ケーシング(11)は、筒状の胴部(12)と、該胴部(12)の下部を閉塞する下部境板(13)と、該胴部(12)の上部を閉塞する上部境板(14)とを備えている。ケーシング(11)の内部空間は、圧縮機構(50)の吐出冷媒で満たされる。つまり、圧縮機(10)は、いわゆる高圧ドーム式に構成される。また、ケーシング(11)の内部空間は、圧縮機構(50)と電動機(30)との間の一次空間(S1)と、電動機(30)の上側の二次空間(S2)とを含んでいる。更に、ケーシング(11)内の底部には、油が貯留される油溜部(15)が形成される。油溜部(15)には、圧縮機構(50)や軸受(53b,54b)等の各摺動部を潤滑する油(潤滑油)が貯留される。
圧縮機(10)は、吸入管(16)と吐出管(17)とターミナル(18)とを備えている。吸入管(16)は、胴部(12)の下側寄りの部位を径方向に貫通し、圧縮機構(50)の吸入ポート(58)に接続される。吐出管(17)は、上部境板(14)を軸方向に貫通し、その流入口(17a)がケーシング(11)の内部空間に連通する。吐出管(17)の流入口(17a)は、二次空間(S2)の径方向中央部に位置する。ターミナル(18)は、圧縮機(10)の外部の電力を電動機(30)へ供給するための中継端子である。ターミナル(18)は、上部境板(14)の内部に挿通されて固定される。
電動機(30)は、吐出管(17)の流入口(17a)と圧縮機構(50)との間において、胴部(12)の内周面に固定されている。電動機(30)は、ケーシング(11)に固定される固定子(31)(ステータ)と、該固定子(31)の内部に挿通される回転子(32)(ロータ)とを有している。固定子(31)の外周面には、該固定子(31)の軸方向の両端に亘ってコアカット(図示省略)が形成される。コアカットは、軸直角断面が矩形状あるいは扇状の流体流路を構成し、一次空間(S1)と二次空間(S2)とを連通させる。
固定子(31)は、プレス成形によって成型された電磁鋼板が、駆動軸(40)の軸方向に積層されて構成される。固定子(31)の軸方向両端部には、コイルが巻回されるコイルエンド(33)が形成される。これらのコイルエンド(33)のうち固定子(31)の上側であって、ターミナル(18)に比較的近いコイルエンド(33)には、ターミナル(18)からの配線(19)が接続される。
また、本実施形態の固定子(31)には、配線(19)を径方向外方へ案内する案内板(20)が形成される。案内板(20)は、固定子(31)の上側のコイルエンド(33)から上方に延びており、その上端が上側バランスウェイト機構(60)(詳細は後述する)の上端よりも高い位置にある。この案内板(20)を設けることにより、電動機(30)の運転時において、回転する上側バランスウェイト機構(60)と配線(19)とが干渉してしまことが回避される。
図2に示すように、回転子(32)は、回転子コア部(32a)と、該回転子コア部(32a)の軸方向両端にそれぞれ積層される一対の端板(32b)とを有している。回転子コア部(32a)は、プレス成形によって成型された環状の電磁鋼板が、駆動軸(40)の軸方向に積層されて構成される。端板(32b)は、例えばステンレス等の非磁性体材料で構成される。
実施形態の回転子(32)は、例えば駆動軸(40)に焼き嵌めによって固定される。固定子(31)と回転子(32)の軸方向の長さ(高さ)は、概ね同じである。一方、回転子(32)は、固定子(31)に対して上方に若干シフトするように配置される。つまり、固定子(31)の下端部には、回転子(32)に対向しない非対向部が形成される。これにより、電動機(30)では、回転子(32)が固定子(31)の非対向部に向かって引き寄せられる下向きの磁気力(いわゆるマグネットプルフォース)が発生する。この結果、駆動軸(40)の上下の振動が抑制される。
実施形態の電動機(30)には、回転子(32)の軸方向両端部を挟み込むように、複数のリベット(34)が設けられる。リベット(34)は、回転子(32)を軸方向に貫通するピン(34a)と、該ピン(34a)の両端に形成され且つ該ピン(34a)よりも大径の頭部(34b)とを有している。つまり、回転子(32)では、一対の頭部(34b)により電磁鋼板が軸方向内方へ挟み込まれて一体化される。本実施形態の回転子(32)では、例えば4本のリベット(34)が周方向に等間隔(90度)おきに配列される。
図1に示すように、駆動軸(40)は、電動機(30)と圧縮機構(50)とを連結し、圧縮機構(50)を駆動する。駆動軸(40)は、主軸部(41)と、該主軸部(41)の下端に連結するクランク軸部(偏心部)(42)と、該クランク軸部(42)の下端に連結する副軸部(43)と、該副軸部(43)の下端に連結する油ポンプ(44)とを有している。主軸部(41)及び副軸部(43)は、これらの軸心が概ね一致する一方、クランク軸部(42)の軸心は、主軸部(41)及び副軸部(43)の軸心とずれている。また、クランク軸部(42)の外径は、主軸部(41)及び副軸部(43)の外径よりも大きい。油ポンプ(44)は、油溜部(15)の油を上方へ汲み上げるポンプ機構を構成する。油ポンプ(44)によって汲み上げられた油は、駆動軸(40)の内部の油通路(図示省略)を通じて、圧縮機構(50)や駆動軸(40)の各摺動部へ供給され、該各摺動部の潤滑に利用される。
圧縮機構(50)は、ケーシング(11)の胴部(12)の内壁に固定されるピストン収容部(51)と、該ピストン収容部(51)に収容されるピストン(56)とを備えている。ピストン収容部(51)は、環状のシリンダ(52)と、該シリンダ(52)の上側開放部を閉塞するフロントヘッド(53)と、該シリンダ(52)の下側開放部を閉塞するリヤヘッド(54)とを有している。これにより、ピストン収容部(51)の内部には、シリンダ(52)とフロントヘッド(53)とリヤヘッド(54)との間に円柱状のシリンダ室(C)が形成される。
シリンダ(52)は、ケーシング(11)の胴部(12)の内壁に固定される略環状の部材である。シリンダ(52)の内部には、該シリンダ(52)を径方向に貫通する吸入ポート(58)が形成される。吸入ポート(58)の流入端には、吸入管(16)が接続され、該吸入ポート(58)の流出端は、シリンダ室(C)の吸入部に連通する。
フロントヘッド(53)は、円板状の上側閉塞部(53a)と、該上側閉塞部(53a)の中央部から上方へ突出する主軸受(53b)とを有している。主軸受(53b)は、駆動軸(40)の主軸部(41)を回転可能に支持している。上側閉塞部(53a)の内部には、該上側閉塞部(53a)を軸方向に貫通する吐出ポート(図示省略)が形成される。吐出ポートの流入端は、シリンダ室(C)の吐出部に連通し、該吐出ポートの流出端は、マフラー部材(55)内の消音空間(55a)を介して、一次空間(S1)と連通する。
リヤヘッド(54)は、円板状の下側閉塞部(54a)と、該下側閉塞部(54a)の中央部から下方へ突出する副軸受(54b)とを有している。下側閉塞部(54a)は、クランク軸部(42)のスラスト軸受を構成する。副軸受(54b)は、駆動軸(40)の副軸部(43)を回転可能に支持している。
圧縮機構(50)は、シリンダ室(C)に収容される環状のピストン(56)を備えている。ピストン(56)は、クランク軸部(42)に外嵌している。また、シリンダ室(C)には、一端がシリンダ(52)の内部に挿通され、他端がピストン(56)の外周面に連結するブレード(図示省略)が設けられる。このブレードは、シリンダ室(C)の内部を、吸入ポート(58)に連通する低圧室(低圧部)と吐出ポートに連通する高圧室(高圧部)とに区画する。
駆動軸(40)の回転に伴いクランク軸部(42)が偏心回転すると、ピストン(56)がシリンダ室(C)で偏心回転する。これに伴い低圧室の容積が拡大されると、冷媒が吸入ポート(58)を通じて低圧室へ吸入される。同時に、高圧室の容積が縮小されると、高圧室の冷媒の圧力が高くなる。高圧室の内圧が所定値を越えると、吐出ポートの弁機構(例えばリード弁)が開放され、冷媒が吐出ポートを通じて一次空間(S1)へ吐出される。
〈バランスウェイト機構の構成〉
図2に示すように、実施形態に係る圧縮機(10)は、一対のバランスウェイト機構(60,70)を有している。バランスウェイト機構(60,70)は、駆動軸(40)の軸心に対して所定量偏心した重心を有し、クランク軸部(42)の遠心力を相殺するように、駆動軸(40)に遠心力を作用させる。具体的に、圧縮機(10)では、回転子(32)の上側に上側バランスウェイト機構(60)が設けられ、回転子(32)の下側に下側バランスウェイト機構(70)が設けられる。上側バランスウェイト機構(60)と、下側バランスウェイト機構(70)の重心は、駆動軸(40)の軸心を中心として互いに180°ずれている。
図2に示すように、実施形態に係る圧縮機(10)は、一対のバランスウェイト機構(60,70)を有している。バランスウェイト機構(60,70)は、駆動軸(40)の軸心に対して所定量偏心した重心を有し、クランク軸部(42)の遠心力を相殺するように、駆動軸(40)に遠心力を作用させる。具体的に、圧縮機(10)では、回転子(32)の上側に上側バランスウェイト機構(60)が設けられ、回転子(32)の下側に下側バランスウェイト機構(70)が設けられる。上側バランスウェイト機構(60)と、下側バランスウェイト機構(70)の重心は、駆動軸(40)の軸心を中心として互いに180°ずれている。
各バランスウェイト機構(60,70)は、本体部(61,71)と、該本体部(61,71)の軸方向外方端部に形成される環状板部(62,72)とをそれぞれ有している。具体的に、上側バランスウェイト機構(60)では、本体部(61)の上部に環状板部(62)が形成され、下側バランスウェイト機構(70)では、本体部(71)の下部に環状板部(72)が形成される。各本体部(61,71)は、駆動軸(40)が軸方向に貫通する筒状に形成される。各本体部(61,71)は、駆動軸(40)の軸周りに形成される略扇状の中実部(63,73)と、該中実部(63,73)の外周面から周方向に連続する略円弧状の外周板部(64,74)とを有している。中実部(64,74)は、例えば本体部(61,71)の約180°を越える範囲に亘って形成される(図3を参照)。外周板部(64,74)の内側には、略扇状の中空部(65,75)が形成される。各バランスウェイト機構(60,70)が、回転子(32)の軸方向端部に設置される状態において、中空部(65,75)は、中実部(63,73)、外周板部(64,74)、駆動軸(40)、及び回転子(32)によって閉塞される閉空間を構成する。このように、各バランスウェイト機構(60,70)では、中実部(64,74)及び中空部(65,75)の位置及び容積に応じて、バランスウェイト機構(60,70)の重心が調節される。
各中実部(63,73)の軸方向内方端面には、円柱状の溝(66,76)が形成される(図2及び図3を参照)。具体的に、上側バランスウェイト機構(60)では、中実部(63)の下面側に溝(66)が形成され、下側バランスウェイト機構(70)では、中実部(73)の上面側に溝(76)が形成される。本実施形態の中実部(63,73)には、例えば2つの溝(76)が周方向に90°おきに配置される。各溝(76)の内径は、対応するリベット(34)の頭部(34b)の外径よりも僅かに大きい。各バランスウェイト機構(60,70)の取付状態では、リベット(34)の頭部(34b)が、対応する溝(66,76)にそれぞれ嵌合する。つまり、各溝(66,76)は、駆動軸(40)に対するバランスウェイト機構(60,70)の相対位置を決めるための位置決め部を構成する。これにより、バランスウェイト機構(60,70)の重心位置が最適化され、駆動軸(40)に対して所望の遠心力を作用させることができる。
各環状板部(62,72)は、円環状に形成され、本体部(61,62)と一体に成形される。環状板部(62,72)の軸方向外方端面には、水平な環状の平面を形成する平坦部(67,77)が形成される。具体的に、上側バランスウェイト機構(60)では、環状板部(62)の上側に環状の平坦部(67)が形成され、下側バランスウェイト機構(70)では、環状板部(72)の下側に環状の平坦部(77)が形成される。このように、各バランスウェイト機構(60,70)に平坦部(67,77)を形成することで、電動機(30)を比較的高速回転で運転したとしても、バランスウェイト機構(60,70)の回転に起因する攪拌損失を低減できる。
各環状板部(62,72)の径方向中央部には、駆動軸(40)が貫通する挿通部(68,78)が形成される。各バランスウェイト機構(60,70)の取り付け前の状態では、挿通部(68,78)の内径が、駆動軸(40)の外径よりも僅かに小さい。そして、各バランスウェイト機構(60,70)の取り付け時には、環状板部(62,72)の挿通部(68,78)に駆動軸(40)が圧入されることで、各バランスウェイト機構(60,70)が駆動軸(40)に固定される。この際、上側バランスウェイト機構(60)の各溝(66)を、対応するリベット(34)の上側の頭部(34b)に嵌合させることで、上側バランスウェイト機構(60)の位置決めが行われる。また、下側バランスウェイト機構(70)の各溝(76)を、対応するリベット(34)の下側の頭部(34b)に嵌合させることで、下側バランスウェイト機構(70)の位置決めが行われる。なお、各バランスウェイト機構(60,70)の取り付け状態では、本体部(61,71)と回転子(32)とが直に固定されておらず、両者は単に接触しているだけである。
各バランスウェイト機構(60,70)の環状板部(62,72)の挿通部(68,78)に駆動軸(40)を圧入することで、環状板部(62,72)と駆動軸(40)とが密着する。これにより、バランスウェイト機構(60,70)が駆動軸(40)に固定されるとともに、環状板部(62,72)と駆動軸(40)との隙間が封止される。
また、各バランスウェイト機構(60,70)では、環状板部(62,72)の軸方向の厚みd1が、外周板部(64,74)の径方向の厚みd2よりも大きくなっている。これにより、各バランスウェイト機構(60,70)では、環状板部(62,72)の挿通部(68,78)の圧入代が十分確保される。この結果、バランスウェイト機構(60,70)の駆動軸(40)に対する取り付け強度が増大するとともに、挿通部(68,78)の隙間での油の流通を確実に防止できる。
−運転動作−
次いで、実施形態の圧縮機(10)の運転動作について図1を参照しながら説明する。電動機(30)が運転状態になると、固定子(31)と回転子(32)との間に回転磁界が発生し、回転子(32)、ひいては駆動軸(40)が回転駆動される。駆動軸(40)とともにクランク軸部(42)が回転すると、シリンダ室(C)でピストン(56)が旋回する。これにより、吸入ポート(58)からシリンダ室(C)へ冷媒が吸入されるとともに、シリンダ室(C)で冷媒が圧縮される。圧縮された後の高圧冷媒は、吐出ポート、消音空間(55a)を介して一次空間(S1)へ流出する。一次空間(S1)の冷媒は、電動機(30)のコアカットや、エアギャップ、コイルスロットの隙間等を通じて、上方へ流れ、二次空間(S2)へ流出する。二次空間(S2)の冷媒は、吐出管(17)へ流出し、冷凍装置の冷凍サイクルに利用される。
次いで、実施形態の圧縮機(10)の運転動作について図1を参照しながら説明する。電動機(30)が運転状態になると、固定子(31)と回転子(32)との間に回転磁界が発生し、回転子(32)、ひいては駆動軸(40)が回転駆動される。駆動軸(40)とともにクランク軸部(42)が回転すると、シリンダ室(C)でピストン(56)が旋回する。これにより、吸入ポート(58)からシリンダ室(C)へ冷媒が吸入されるとともに、シリンダ室(C)で冷媒が圧縮される。圧縮された後の高圧冷媒は、吐出ポート、消音空間(55a)を介して一次空間(S1)へ流出する。一次空間(S1)の冷媒は、電動機(30)のコアカットや、エアギャップ、コイルスロットの隙間等を通じて、上方へ流れ、二次空間(S2)へ流出する。二次空間(S2)の冷媒は、吐出管(17)へ流出し、冷凍装置の冷凍サイクルに利用される。
また、電動機(30)の運転に伴い駆動軸(40)が回転すると、油溜部(15)の油が油ポンプ(44)に吸引される。この油は、駆動軸(40)の内部の油流路を通じて、ピストン(56)や各軸受(53b,54b)の摺動部へ供給され、この摺動部の潤滑に利用される。摺動部の潤滑に利用された油は、ケーシング(11)の内部空間で冷媒と分離され、油溜部(15)に回収される。
−実施形態の効果−
上記実施形態では、回転子(32)のリベット(34)の頭部(34b)を覆うように、回転子(32)の軸方向両側にバランスウェイト機構(60,70)が設置される。このため、各バランスウェイト機構(60,70)の軸方向外方(第1空間(S1)や第2空間(S2))へ、リベット(34)の頭部(34b)や、頭部(34b)に対応する座繰り部が露出されることがない。つまり、本実施形態のバランスウェイト機構(60,70)の平坦部(66,77)では、座繰り部等に起因する凹凸のない平面が形成されるため、バランスウェイト機構(60,70)の回転時の攪拌損失を十分に低減できる。
上記実施形態では、回転子(32)のリベット(34)の頭部(34b)を覆うように、回転子(32)の軸方向両側にバランスウェイト機構(60,70)が設置される。このため、各バランスウェイト機構(60,70)の軸方向外方(第1空間(S1)や第2空間(S2))へ、リベット(34)の頭部(34b)や、頭部(34b)に対応する座繰り部が露出されることがない。つまり、本実施形態のバランスウェイト機構(60,70)の平坦部(66,77)では、座繰り部等に起因する凹凸のない平面が形成されるため、バランスウェイト機構(60,70)の回転時の攪拌損失を十分に低減できる。
また、バランスウェイト機構(60,70)は、挿通部(68,78)に駆動軸(40)が圧入されて固定されるため、溶接をせずとも、バランスウェイト機構(60,70)を回転子(32)の軸方向端部側に取り付けることができる。従って、溶接時の熱に起因して、回転子(32)の電磁鋼板が歪んだり、減磁したりすることも防止できる。
更に、バランスウェイト機構(60,70)を駆動軸(40)に圧入して固定すると、バランスウェイト機構(60,70)の遠心力を駆動軸(40)側で受けることができる。つまり、本発明では、バランスウェイト機構(60,70)の遠心力が回転子(32)に作用することがない。このため、電動機(30)を比較的高速で回転させたとしても、バランスウェイト機構(60,70)の遠心力に起因して回転子(32)が変形することを防止でき、ひいてはモータ効率が低下してしまうのを防止できる。
また、各バランスウェイト機構(60,70)には、回転子(32)側の端部にそれぞれリベット(34)の頭部(34b)が嵌合する溝(66,76)が形成される。このため、リベット(34)の頭部(34b)を各溝(66,76)に嵌合させることで、回転子(32)に対する各バランスウェイト機構(60,70)の相対的な位置を決定できる。また、この溝(66,76)を、駆動軸(40)に対するバランスウェイト機構(60,70)の回り止めとして利用できる。
以上説明したように、本発明は、バランスウェイト機構を備えた回転式圧縮機について有用である。
10 圧縮機(回転式圧縮機)
11 ケーシング
30 電動機
31 固定子
32 回転子
32a 回転子コア部
34 リベット
34b 頭部
40 駆動軸
50 圧縮機構
60 上側バランスウェイト機構(バランスウェイト機構)
66,76 溝
67,77 平坦部
68,78 挿通部
70 下側バランスウェイト機構(バランスウェイト機構)
11 ケーシング
30 電動機
31 固定子
32 回転子
32a 回転子コア部
34 リベット
34b 頭部
40 駆動軸
50 圧縮機構
60 上側バランスウェイト機構(バランスウェイト機構)
66,76 溝
67,77 平坦部
68,78 挿通部
70 下側バランスウェイト機構(バランスウェイト機構)
Claims (3)
- ケーシング(11)と、該ケーシング(11)に固定される固定子(31)及び回転子(32)を有する電動機(30)と、該電動機(30)に駆動軸(40)を介して連結される圧縮機構(50)と、該駆動軸(40)に遠心力を作用させるバランスウェイト機構(60,70)とを備えた回転式圧縮機であって、
上記回転子(32)は、複数の電磁鋼板が積層される回転子コア部(32a)と、該回転子コア部(32a)を軸方向両側から挟持するリベット(34)とを有し、
上記バランスウェイト機構(60,70)は、上記駆動軸(40)が圧入される挿通部(68,78)と、該駆動軸(40)の軸端側に平面を形成する平坦部(67,77)とを有し、上記リベット(34)の頭部(34b)を覆うように上記回転子(32)の軸方向端部に設置され、
上記バランスウェイト機構(60,70)は、上記駆動軸(40)が上記挿通部(68,78)に圧入されることで上記駆動軸(40)に固定される
ことを特徴とする回転式圧縮機。 - 請求項1において、
上記バランスウェイト機構(60,70)における上記回転子(32)側の端部には、上記リベット(34)の頭部(34b)が嵌合する溝(66,76)が形成される
ことを特徴とする回転式圧縮機。 - 請求項2において、
上記バランスウェイト機構(60,70)は、上記駆動軸(40)が軸方向に貫通する筒状の本体部(61,71)を有し、
上記本体部(61,71)は、駆動軸(40)の軸周りに形成される略扇状の中実部(63,73)と、該中実部(63,73)の外周面から周方向に連続する略円弧状の外周板部(63,74)とを備え、
上記溝(66,76)は、上記中実部(63,73)における上記回転子(32)側の端面に形成されるとともに、上記リベット(34)の頭部(34b)が嵌合することで上記バランスウェイト機構(60,70)の回り止めを構成する
ことを特徴とする回転式圧縮機。
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