JP5458894B2 - 機器制御装置、機器制御方法及びプログラム - Google Patents

機器制御装置、機器制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、機器制御装置、機器制御方法およびプログラムに関する。
各種のアプリケーションをアプリケーションサーバから取得し、自装置上で実行させるテレビ受像機が知られている(例えば下記特許文献1)。ところで、テレビ受像機は、テレビ受像機に接続されたAVアンプ等の外部機器とともに映像音声システムをしばしば構成する。そして、このシステムでは、テレビ受像機および外部機器を制御するための操作が十分にシステム化されていない場合が多い。この場合、ユーザは、テレビ受像機と外部機器の各リモコンを併用して、システムを制御するための操作を行うこととなり、操作を煩雑に感じることがある。
国際公開第2008/093780号パンフレット
このため、出願人等は、外部機器を制御するためのアプリケーションをアプリケーションサーバから取得し、テレビ受像機上で実行させることで、システムの操作を十分にシステム化可能なシステムの開発に取り組んでいる。このシステムでは、アプリケーションサーバから取得されたアプリケーションがユーザ操作に応じて起動されると、テレビ受像機のリモコンを用いて、アプリケーションを通じた外部機器の制御が可能となる。
しかし、ユーザは、アプリケーションの動作環境を予め整えずに、アプリケーションを通じて外部機器の制御を開始しようとする場合がある。特に、アプリケーションがアプリケーションサーバから取得されるので、ユーザは、外部機器の制御を安易に開始してしまう傾向にある。この場合、ユーザは、外部機器の状態設定等を通じてアプリケーションの動作環境を整えるまでは、制御を開始することができない。特に、ユーザは、アプリケーションの初回利用時に状態設定に煩わされてしまうが、2回目以降の利用時には、一度動作環境を整えているので、それほど煩わされることがない。
そこで、本発明は、外部機器の状態およびアプリケーションの利用状態に応じて、アプリケーションを通じて外部機器の動作の制御を容易に開始可能な、機器制御装置、機器制御方法およびプログラムを提供しようとするものである。
本発明のある観点によれば、外部機器の動作を制御するためのアプリケーションをアプリケーションサーバから取得するアプリケーション取得部と、映像情報およびアプリケーションに基づく処理結果を表示する表示部と、外部機器の状態を示す信号を入力し、外部機器を制御する信号を出力する信号入出力部と、アプリケーションの起動に際して外部機器の状態およびアプリケーションの利用状態を判定する判定部と、アプリケーションの動作環境を整えるために判定の結果に応じた画面を表示した後、アプリケーションを通じて外部機器の動作を制御するための操作画面を表示するように、表示部を制御する表示制御部と、操作画面を通じて行われるユーザ操作に応じて外部機器の動作を制御する動作制御部とを備える機器制御装置が提供される。
かかる構成によれば、アプリケーションの起動に際して外部機器の状態およびアプリケーションの利用状態が判定され、アプリケーションの動作環境を整えるために判定の結果に応じた画面が表示された後、アプリケーションを通じて外部機器の動作の制御を行うための操作画面が表示される。これにより、ユーザは、判定の結果に応じて表示される画面に従ってアプリケーションの動作環境を整えた後に、操作画面を通じてユーザ操作を行うことで、アプリケーションを通じて外部機器の動作の制御を容易に開始することができる。
上記機器制御装置は、外部機器が新たに接続された場合、外部機器の機器情報を含むアプリケーション取得要求を生成する取得要求生成部をさらに備え、上記アプリケーション取得部は、アプリケーション取得要求をアプリケーションサーバに提供し、機器情報に基づきアプリケーションサーバにより選択された、外部機器の動作を制御するためのアプリケーションをアプリケーションサーバから自動取得してもよい。
上記判定部は、アプリケーションに対応する外部機器が接続されているかを判定する接続判定、操作画面を表示する所定の処理が既に実行されたかを判定する実行判定、および外部機器の電源が投入されているかを判定する電源投入判定を実行可能であり、上記表示制御部は、接続判定において、アプリケーションに対応する外部機器が接続されていない場合、アプリケーションに対応する外部機器の接続をユーザに促す画面を表示し、接続判定後の実行判定において、所定の処理が実行されていない場合、所定の処理を実行するための画面を表示し、実行判定後の電源投入判定において、電源が投入されていない場合に外部機器の電源投入を行うための画面を表示し、電源が投入されている場合に操作画面を表示するように、表示部を制御してもよい。
上記表示制御部は、接続判定において、アプリケーションに対応する外部機器が接続されていない場合、アプリケーションに対応する外部機器のリストを表示するように、表示部を制御してもよい。
上記表示制御部は、接続判定後の実行判定において、アプリケーションが自装置に登録された後に操作画面が表示されていない場合、操作画面を表示するための画面を表示するように、表示部を制御してもよい。
上記動作制御部は、外部機器の電源投入を行うための画面が表示された後に所定のユーザ操作が行われた場合、外部機器の電源を投入するための信号を信号入出力部を通じて出力し、上記表示制御部は、外部機器の電源が投入された後に操作画面を表示するように、表示部を制御してもよい。
上記アプリケーション取得部は、アプリケーションが自装置に登録された後にユーザ操作に基づき削除された削除済みアプリケーションを除くアプリケーションをアプリケーションサーバから自動取得してもよい。
また、本発明の他の観点によれば、外部機器の動作を制御するためのアプリケーションをアプリケーションサーバから取得するステップと、アプリケーションの起動に際して外部機器の状態およびアプリケーションの利用状態を判定するステップと、アプリケーションの動作環境を整えるために判定の結果に応じた画面を表示した後、アプリケーションを通じて外部機器の動作を制御するための操作画面を表示するステップと、操作画面を通じて行われるユーザ操作に応じて外部機器の動作を制御するステップとを含む機器制御方法が提供される。
また、本発明のさらに他の観点によれば、上記機器制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。ここで、プログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体を用いて提供されてもよく、通信手段を介して提供されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、外部機器の状態およびアプリケーションの利用状態に応じて、アプリケーションを通じて外部機器の動作の制御を容易に開始可能な、機器制御装置、機器制御方法およびプログラムを提供することができる。
本発明の一実施の形態のAVシステムの構成例を示すブロック図である。 デバイスとCEC論理アドレスの対応関係を示すCECテーブルを示す図である。 本発明の一実施の形態のAVシステムを構成するテレビジョン受像機(シンク機器)の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態のテレビジョン受像機用リモートコントローラの構成例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態のAVシステムを構成するAVアンプ(リピータ機器)の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態のアプリケーションサーバの構成例を示すブロック図である。 HDMI送信部(HDMIソース)とHDMI受信部(HDMIシンク)の構成例を示すブロック図である。 HDMIトランスミッタとHDMIレシーバの構成例を示すブロック図である。 TMDS伝送データの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る起動メニュー表示処理の手順を示すフロー図である。 テレビジョン受像機に表示される表示領域の遷移を示す図である。 接続判定および実行判定の結果に応じて表示される画面を示す図である。 電源投入判定の結果に応じて表示される画面を示す図である。 アクティブモードで表示される操作画面を示す図である。 エラー時に表示される画面を示す図である。 エラー時に表示される画面を示す図である。 アプリケーション登録後の初回利用時の画面遷移を示す図である。 アプリケーション登録後の初回以外利用時の画面遷移を示す図である。 本発明の実施形態に係るアプリケーション自動取得処理の概要を示す図である。 アプリケーション自動取得処理の手順を示すフロー図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.システム全体構成例[図1、図2]
2.テレビジョン受像機の構成例[図3、図4]
3.AVアンプの構成例[図5]
4.アプリケーションサーバの構成例[図6]
5.HDMI規格の伝送構成及び処理例[図7〜図9]
6.起動メニュー表示処理[図10〜図18]
7.アプリケーション自動取得処理[図19、図20]
1.システム全体構成例[図1、図2]
以下、本発明の一実施の形態の例について説明する。
図1は、本実施の形態としてのAVシステム100の構成例を示している。
このAVシステム100は、テレビジョン受像機200と、AVアンプ300と、ビデオレコーダ400と、ビデオプレーヤ500と、ビデオレコーダ600とを有している。ビデオレコーダ400と、ビデオプレーヤ500およびビデオレコーダ600は、HDMIのソース機器を構成している。AVアンプ300はHDMIのリピータ機器を構成している。テレビジョン受像機200は、HDMIのシンク機器を構成している。ビデオレコーダ400とビデオプレーヤ500とビデオレコーダ600は、それぞれDVDなどのビデオディスクやハードディスクなどを記録媒体として使って、ビデオデータ(AVコンテンツ)の記録や再生を行う機器である。
テレビジョン受像機200は、CEC対応機器であり、HDMI端子201、202と、光出力端子203と、ネットワーク端子236と、を備えている。テレビジョン受像機200は、リモートコントローラ800により遠隔制御可能な構成としてある。テレビジョン受像機200は、ネットワーク11を介して、アプリケーションサーバ12で管理されているアプリケーションを適宜取得し、そのアプリケーションに基づく処理を実行し、所定の情報を表示したり、テレビジョン受像機200にHDMI端子201、202で接続される機器を制御したりする機能を有する。
アプリケーションサーバ12から提供されるアプリケーションは、テレビジョン受像機200に映像を表示させた状態で実行可能であるように作られたものであり、テレビジョン受像機200のユーザは、テレビジョン受像機200が受信する放送や、ビデオプレーヤ500が再生するコンテンツを試聴しながらアプリケーションサーバ12から提供されるアプリケーションをテレビジョン受像機200に実行させて、アプリケーションが提供するコンテンツを利用することができる。ビデオレコーダ400はHDMI端子401を、ビデオプレーヤ500はHDMI端子501を、ビデオレコーダ600はHDMI端子601を備え、いずれの機器もCEC対応機器である。
AVアンプ300は、CEC対応機器であり、HDMI端子301、302、303、304と、光入力端子305とを備えている。このAVアンプ300には、複数のスピーカで構成されているスピーカ群350が接続されており、AVアンプ300で再生処理したオーディオ信号をスピーカ群350から出力させる構成としてある。このスピーカ群350は、例えば、5.1チャンネルのサラウンドを実現する、聴取者の正面、右前方、左前方、右後方、左後方に位置するスピーカ、および低音出力用サブウーファスピーカで構成されている。AVアンプ300と各スピーカとは別体で構成させてもよいが、例えばテレビジョン受像機を載置するラック内に、AVアンプと各スピーカ(少なくともフロント側のスピーカ)を収納させた構成でもよい。
テレビジョン受像機200およびAVアンプ300は、HDMIケーブル701および光ケーブル702を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル701の一端はテレビジョン受像機200のHDMI端子201に接続され、その他端はAVアンプ300のHDMI端子304に接続されている。また、光ケーブル702の一端はテレビジョン受像機200の光出力端子203に接続され、その他端はAVアンプ300の光入力端子305に接続されている。
また、AVアンプ300およびビデオレコーダ400は、HDMIケーブル703を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル703の一端はAVアンプ300のHDMI端子301に接続され、その他端はビデオレコーダ400のHDMI端子401に接続されている。また、AVアンプ300およびビデオプレーヤ500は、HDMIケーブル704を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル704の一端はAVアンプ300のHDMI端子302に接続され、その他端はビデオプレーヤ500のHDMI端子501に接続されている。さらに、AVアンプ300およびビデオレコーダ600は、HDMIケーブル705を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル705の一端はAVアンプ300のHDMI端子303に接続され、その他端はビデオレコーダ600のHDMI端子601に接続されている。
図1に示すAVシステム100において、各機器の物理アドレス(Physical Address)およびCEC論理アドレス(Logical Address)の取得は、例えば、以下のように行われる。
すなわち、テレビジョン受像機200(物理アドレスは[0000]、CEC論理アドレスは{0})にHDMIケーブル701を介してAVアンプ300が接続されるとき、AVアンプ300はHDMI制御プロトコルを使用して、テレビジョン受像機200から物理アドレス[1000]を取得する。
CEC対応機器は、HDMI接続時に、論理アドレスを取得するように規定されている。CEC対応機器は、この論理アドレスを用いて、メッセージの送受信を行う。図2は、デバイスとCEC論理アドレスの対応関係を表すテーブルを示している。デバイスの「TV」はテレビジョン受像機、プロジェクタ等の映像を表示する機器である。デバイスの「Recording Device」は、ハードディスクレコーダやDVDレコーダ等の録画機器である。デバイスの「Tuner」は、ケーブルテレビの受信などを行うSTB(Set Top Box)等のAVコンテンツを受信する機器である。デバイスの「Playback Device」はビデオプレーヤ、カムコーダ等の再生機器である。デバイスの「Audio System」はAVアンプ等のオーディオ処理装置である。
AVアンプ300は、上述したように、CEC対応機器である。AVアンプ300は、図2のテーブルに基づいて、「Audio System」として論理アドレス{5}を決定する。この場合、AVアンプ300は、CEC制御プロトコルのPolling Messageで他の機器に、この論理アドレス{5}を持つ機器が存在しないことを認識した後に、当該論理アドレス{5}を自身の論理アドレスとして決定する。そして、AVアンプ300は、CEC制御プロトコルのReport Physical Addressにより、物理アドレス[1000]は、CEC対応機器{5}であることを、テレビジョン受像機200に通知する。
また、AVアンプ300にHDMIケーブル703を介してビデオレコーダ400が接続されるとき、ビデオレコーダ400は、HDMI制御プロトコルを使用して、AVアンプ300から物理アドレス[1100]を取得する。
ビデオレコーダ400は、上述したように、CEC対応機器である。ビデオレコーダ400は、図2のテーブルに基づいて、「Recording Device」として論理アドレス{1}を決定する。この場合、ビデオレコーダ400は、CEC制御プロトコルのPolling Messageで他の機器に、この論理アドレス{1}を持つ機器が存在しないことを認識した後に、当該論理アドレス{1}を自身の論理アドレスとして決定する。そして、ビデオレコーダ400は、CEC制御プロトコルのReport Physical Addressにより、物理アドレス[1100]は、CEC対応機器{1}であることを、テレビジョン受像機200およびAVアンプ300に通知する。
また、AVアンプ300にHDMIケーブル704を介してビデオプレーヤ500が接続されるとき、ビデオプレーヤ500は、HDMI制御プロトコルを使用して、AVアンプ300から物理アドレス[1200]を取得する。
ビデオプレーヤ500は、上述したように、CEC対応機器である。ビデオプレーヤ500は、図2のテーブルに基づいて、「Playback Device」として論理アドレス{4}を決定する。この場合、ビデオプレーヤ500は、CEC制御プロトコルのPolling Messageで他の機器に、この論理アドレス{4}を持つ機器が存在しないことを認識した後に、当該論理アドレス{4}を自身の論理アドレスとして決定する。そして、ビデオプレーヤ500は、CEC制御プロトコルのReport Physical Addressにより、物理アドレス[1200]は、CEC対応機器{4}であることを、テレビジョン受像機200およびAVアンプ300に通知する。
また、AVアンプ300にHDMIケーブル705を介してビデオレコーダ600が接続されるとき、ビデオレコーダ600は、HDMI制御プロトコルを使用して、AVアンプ300から物理アドレス[1300]を取得する。
ビデオレコーダ600は、上述したように、CEC対応機器である。ビデオレコーダ600は、図2のテーブルに基づいて、「recording Device」として論理アドレス{2}を決定する。この場合、ビデオレコーダ600は、CEC制御プロトコルのPolling Messageで他の機器に、この論理アドレス{2}を持つ機器が存在しないことを認識した後に、当該論理アドレス{2}を自身の論理アドレスとして決定する。そして、ビデオレコーダ600は、CEC制御プロトコルのReport Physical Addressにより、物理アドレス[1300]は、CEC対応機器{2}であることを、テレビジョン受像機200およびAVアンプ300に通知する。
図1に示すAVシステム100において、テレビジョン受像機200のチューナで選局された番組を視聴する場合には、以下のような動作が実行される。すなわち、チューナで得られる映像信号による画像は、テレビジョン受像機200の表示パネル(図示せず)に表示される。チューナで得られるオーディオ信号によるオーディオ(音声)は、AVアンプ300がシステムオーディオモードオフの状態にあるときは、テレビジョン受像機200のスピーカ(図示せず)から出力される。また、チューナで得られるオーディオ信号によるオーディオは、システムオーディオモードオンの状態にあるときは、AVアンプ300に接続されているスピーカ群350から出力される。
テレビジョン受像機200のチューナで得られるオーディオ信号は、例えば光デジタルオーディオ信号とされて、光ケーブル702を介してAVアンプ300に供給される。また、AVアンプ300におけるシステムオーディオモードのオン/オフの設定は、ユーザがAVアンプ300のユーザ操作部(図示せず)を操作して行うことができる他、ユーザがテレビジョン受像機200のユーザ操作部(図示せず)を操作して行うことができる。また、AVアンプ300におけるシステムオーディオモードのオン/オフは、テレビジョン受像機200のリモートコントローラ800の操作で、スピーカ切換え指示を行うことでも設定できる。
また、図1に示すAVシステム100において、例えば、テレビジョン受像機200からの切り換え操作、ビデオレコーダ400の再生釦操作等により、ビデオレコーダ400でディスクから再生されたコンテンツ、あるいはチューナで選局された番組を視聴する場合には、以下のようになる。
すなわち、ビデオレコーダ400の出力映像信号による画像は、テレビジョン受像機200の表示パネル(図示せず)に表示される。この場合、ビデオレコーダ400の出力映像信号は、HDMIケーブル703、AVアンプ300およびHDMIケーブル701を介してテレビジョン受像機200に供給される。
ビデオレコーダ400の出力オーディオ信号による音声は、AVアンプ300がシステムオーディオモードオフの状態にあるときは、テレビジョン受像機200のスピーカ(図示せず)から出力される。この場合、ビデオレコーダ400の出力オーディオ信号は、HDMIケーブル703、AVアンプ300およびHDMIケーブル701を介してテレビジョン受像機200に供給される。
また、ビデオレコーダ400の出力オーディオ信号による音声は、AVアンプ300がシステムオーディオモードオンの状態にあるときは、AVアンプ300に接続されているスピーカ群350から出力される。この場合、ビデオレコーダ400の出力オーディオ信号は、HDMIケーブル703を介してAVアンプ300に供給される。
また、図1に示すAVシステム100において、例えば、テレビジョン受像機200からの切り換え操作、ビデオプレーヤ500の再生釦操作等により、ビデオプレーヤ500でディスクから再生されたコンテンツを視聴する場合には、以下のように動作が行われる。
すなわち、ビデオプレーヤ500の出力映像信号による画像は、テレビジョン受像機200の表示パネル(図示せず)に表示される。この場合、ビデオプレーヤ500の出力映像信号は、HDMIケーブル704、AVアンプ300およびHDMIケーブル701を介してテレビジョン受像機200に供給される。
ビデオプレーヤ500の出力オーディオ信号による音声は、AVアンプ300がシステムオーディオモードオフの状態にあるときは、テレビジョン受像機200のスピーカ(図示せず)から出力される。この場合、ビデオプレーヤ500の出力オーディオ信号は、HDMIケーブル704、AVアンプ300およびHDMIケーブル701を介してテレビジョン受像機200に供給される。
また、ビデオプレーヤ500の出力オーディオ信号による音声は、AVアンプ300がシステムオーディオモードオンの状態にあるときは、AVアンプ300に接続されているスピーカ群350から出力される。この場合、ビデオプレーヤ500の出力オーディオ信号は、HDMIケーブル704を介してAVアンプ300に供給される。
また、図1に示すAVシステム100において、例えば、テレビジョン受像機200からの切り換え操作等により、ビデオレコーダ600でディスクから再生されたコンテンツ、あるいはチューナで選局された番組を視聴する場合には、以下のようになる。
すなわち、ビデオレコーダ600の出力映像信号による画像は、テレビジョン受像機200の表示パネル(図示せず)に表示される。この場合、ビデオレコーダ600の出力映像信号は、HDMIケーブル705、AVアンプ300およびHDMIケーブル701を介してテレビジョン受像機200に供給される。
ビデオレコーダ600の出力オーディオ信号による音声は、AVアンプ300がシステムオーディオモードオフの状態にあるときは、テレビジョン受像機200のスピーカ(図示せず)から出力される。この場合、ビデオレコーダ600の出力オーディオ信号は、HDMIケーブル705、AVアンプ300およびHDMIケーブル701を介してテレビジョン受像機200に供給される。
また、ビデオレコーダ600の出力オーディオ信号による音声は、AVアンプ300がシステムオーディオモードオンの状態にあるときは、AVアンプ300に接続されているスピーカ群350から出力される。この場合、ビデオレコーダ600の出力オーディオ信号は、HDMIケーブル705を介してAVアンプ300に供給される。
2.テレビジョン受像機の構成例[図3、図4]
図3は、本実施の形態の例のテレビジョン受像機200の構成例を示している。このテレビジョン受像機200は、HDMI端子201、202と、HDMIスイッチャ204と、HDMI受信部205と、アンテナ端子210と、デジタルチューナ211を有する。また、テレビジョン受像機200は、デマルチプレクサ(Demux)212と、MPEG(Moving Picture Expert Group)デコーダ213と、映像・グラフィック処理回路214と、パネル駆動回路215と、表示パネル216とを有する。
さらに、テレビジョン受像機200は、音声処理回路217と、音声増幅回路218と、スピーカ219とを有する。さらにまた、テレビジョン受像機200は、内部バス230と、CPU(中央制御ユニット)231と、フラッシュROM232と、DRAM233と、受信部234と、ネットワークI/F235と、ネットワーク端子236と、を有している。
CPU231は、判定部、動作制御部、取得要求生成部として機能する。CPU231は、後述する起動メニュー表示処理およびアプリケーション自動取得処理を行うためのプログラムを実行する。ネットワークI/F235は、CPU231の制御下でアプリケーション取得部として機能する。映像・グラフィック処理回路214は、CPU231の制御下で表示制御部として機能する。表示パネル216は、CPU231の制御下で表示部として機能する。
CPU231は、テレビジョン受像機200の各部の動作を制御する。フラッシュROM232は、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行う他、アプリケーションサーバ12から適宜ダウンロードしたアプリケーションを格納する。DRAM233は、CPU231のワークエリア等を構成する。CPU231は、フラッシュROM232から読み出したソフトウェアやデータをDRAM233上に展開してソフトウェアを起動し、テレビジョン受像機200の各部を制御する。CPU231、フラッシュROM232およびDRAM233は、内部バス230に接続されている。
受信部234は、リモートコントローラ800から送信された、例えば赤外線のリモートコントロール信号(リモコンコード)を受信し、CPU231に供給する。ユーザは、リモートコントローラ800を操作することで、テレビジョン受像機200の操作、およびこのテレビジョン受像機200にHDMIケーブルで接続されているその他のCEC対応機器の操作を行うことができる。
ネットワークI/F235は、ネットワーク端子236に接続されたネットワークケーブルを介してネットワーク11に接続し、ネットワーク11に接続される各種装置(例えばアプリケーションサーバ12)との間でデータの送受信を実行する。本実施形態では、テレビジョン受像機200からアプリケーションサーバ12に対して、AVアンプ300を制御するためのアプリケーションの提供を要求し、アプリケーションサーバ12から該アプリケーションの提供を適宜受けることで、テレビジョン受像機200はAVアンプ300を制御するためのアプリケーションを起動して実行することができる。
アンテナ端子210は、受信アンテナ(図示しない)で受信されテレビジョン放送信号を入力する端子である。デジタルチューナ211は、アンテナ端子210に入力されたテレビ放送信号を処理して、ユーザの選択チャネルに対応した所定のトランスポートストリームを出力する。デマルチプレクサ212は、デジタルチューナ212で得られたトランスポートストリームから、ユーザの選択チャネルに対応した、パーシャルTS(Transport Stream)(映像データのTSパケット、オーディオデータのTSパケット)を抽出する。
また、デマルチプレクサ212は、デジタルチューナ211で得られたトランスポートストリームから、PSI/SI(Program Specific Information/Service Information)を取り出し、CPU231に出力する。デジタルチューナ211で得られたトランスポートストリームには、複数のチャネルが多重化されている。デマルチプレクサ212で、当該トランスポートストリームから任意のチャネルのパーシャルTSを抽出する処理は、PSI/SI(PAT/PMT)から当該任意のチャネルのパケットID(PID)の情報を得ることで可能となる。
MPEGデコーダ213は、デマルチプレクサ212で得られる映像データのTSパケットにより構成される映像PES(Packetized Elementary Stream)パケットに対してデコード処理を行って映像データを得る。また、MPEGデコーダ213は、デマルチプレクサ212で得られるオーディオデータのTSパケットにより構成されるオーディオPESパケットに対してデコード処理を行ってオーディオデータを得る。
映像・グラフィック処理回路214は、MPEGデコーダ213で得られた映像データに対して、必要に応じて、スケーリング処理、グラフィックスデータの重畳処理等を行う。また映像・グラフィック処理回路214は、フラッシュROM232に予め格納されているアプリケーションや、アプリケーションサーバ12から適宜提供されるアプリケーションに基づく処理による画像データを生成し、パネル駆動回路215に出力する。パネル駆動回路215は、映像・グラフィック処理回路214から出力される映像データに基づいて、表示パネル216を駆動する。表示パネル216は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro−Luminescence)、PDP(Plasma DisplayPanel)等で構成されている。
音声処理回路217は、MPEGデコーダ213で得られたオーディオデータに対してD/A変換等の必要な処理を行う。音声増幅回路218は、音声処理回路217から出力されるアナログオーディオ信号を増幅してスピーカ219に供給する。また、音声処理回路217は、MPEGデコーダ213で得られたオーディオデータをデジタル光信号に変換して、光出力端子203に出力する。
HDMIスイッチャ204は、HDMI端子201、202をHDMI受信部205に選択的に接続する。HDMI受信部205は、HDMIスイッチャ204を介して、HDMIコネクタ201、202のいずれかに選択的に接続されている。このHDMI受信部205は、HDMIに準拠した通信により、HDMI端子201、202に接続されている外部機器(ソース機器、またはリピータ機器)から送信されてくる映像とオーディオのデータを受信する。このHDMI受信部205の詳細は後述する。
図3に示すテレビジョン受像機200の動作を簡単に説明する。アンテナ端子210に入力されるテレビ放送信号はデジタルチューナ211に供給される。このデジタルチューナ211では、テレビ放送信号が処理されて、ユーザの選択チャネルに対応したトランスポートストリームが得られる。このトランスポートストリームは、デマルチプレクサ212に供給される。デマルチプレクサ212では、トランスポートストリームから、ユーザの選択チャネルに対応した、パーシャルTS(映像データのTSパケット、オーディオデータのTSパケット)が抽出される。このパーシャルTSは、MPEGデコーダ213に供給される。
MPEGデコーダ213では、映像データのTSパケットにより構成される映像PESパケットに対してデコード処理が行われて映像データが得られる。この映像データは、映像・グラフィック処理回路214において、必要に応じて、スケーリング処理、グラフィックスデータの重畳処理等が行われた後に、パネル駆動回路215に供給される。そのため、表示パネル216には、ユーザの選択チャネルに対応した画像が表示される。
また、MPEGデコーダ213では、オーディオデータのTSパケットにより構成されるオーディオPESパケットに対してデコード処理が行われてオーディオデータが得られる。このオーディオデータは、音声処理回路217でD/A変換等の必要な処理が行われ、さらに、音声増幅回路218で増幅された後に、スピーカ219に供給される。そのため、スピーカ219から、ユーザの選択チャネルに対応したオーディオが出力される。
また、MPEGデコーダ213で得られるオーディオデータは、音声処理回路217で、例えばS/PDIF規格のデジタル光信号に変換されて、光出力端子203に出力される。そのため、テレビジョン受像機200は、オーディオデータを、光ケーブルを介して、外部機器に送信できる。図1に示すAVシステム100においては、上述したように、テレビジョン受像機200からのオーディオデータが、光ケーブル702を介してAVアンプ300に供給される。
そして、AVアンプ300がシステムオーディオモードオンの状態にあるとき、AVアンプ300に接続されているスピーカ群350から、テレビジョン受像機200からのオーディオデータによるオーディオが出力される。なお、この場合、CPU231により音声増幅回路218はミューティング状態とされ、テレビジョン受像機200のスピーカ219からオーディオは出力されない。
また、HDMI受信部205では、HDMIケーブルを介してHDMI端子201、202に入力される映像およびオーディオのデータが得られる。映像データは映像・グラフィック処理回路214に供給される。オーディオデータは、音声処理回路217に供給される。以降は、上述したテレビ放送信号の受信時と同様の動作となり、表示パネル216に画像が表示され、スピーカ219からオーディオが出力される。
図1に示すAVシステム100において、例えば、ビデオレコーダ400、ビデオプレーヤ500またはビデオレコーダ600からの映像データ、オーディオデータによる画像、オーディオの視聴を行う場合には、上述したように、HDMI受信部205で取得された映像データ、オーディオデータによる画像、オーディオの視聴状態となる。
なお、この場合にあっても、AVアンプ300がシステムオーディオモードオンの状態にあるとき、AVアンプ300に接続されているスピーカ群350からオーディオデータによるオーディオが出力され、テレビジョン受像機200の音声増幅回路218はミューティング状態とされ、スピーカ219からオーディオは出力されない。
図4は、リモートコントローラ800の形状の例を正面から見た図である。図4に示すように、リモートコントローラ800は赤外線信号などを送信するリモートコントロール信号送信部801を備え、各種の操作キー802が配置してある。操作キー802としては、チャンネル指示用の数字キー、音量アップダウンキー、各モード設定用のキーなどが配置してある。さらにリモートコントローラ800は、表示パネル216に表示される各種メニュー画面から任意の項目を選択するための決定ボタン811、表示パネル216に表示されるカーソルを上方向に移動させるための上方向ボタン812a、表示パネル216に表示されるカーソルを下方向に移動させるための下方向ボタン812b、表示パネル216に表示されるカーソルを左方向に移動させるための左方向ボタン812c、表示パネル216に表示されるカーソルを右方向に移動させるための右方向ボタン812d、テレビジョン受像機200にアプリケーションを実行させるための画面を表示パネル216に表示させるためのホームボタン813、前の画面に戻すための戻るボタン814も備えている。なお、リモートコントローラ800は、赤外線信号以外の信号を伝送する構成でもよく、また双方向にテレビジョン受像機200側とやりとりする構成でもよい。なお、リモートコントローラ800の形状やボタンの配置については、本発明においてはかかる例に限定されるものではない。
3.AVアンプの構成例[図5]
図5は、AVアンプ300の構成例を示している。AVアンプ300は、HDMI端子301〜304と、光入力端子305と、HDMIスイッチャ306と、HDMI受信部307と、HDMI送信部308と、変換部310とを有する。また、AVアンプ300は、アナログオーディオ入力端子311と、アンテナ端子312と、FMチューナ313と、セレクタ314と、A/D変換器315と、セレクタ316と、DSP(Digital Signal Processor)317とを有する。さらに、AVアンプ300は、オーディオ増幅回路318と、オーディオ出力端子319a〜319fと、内部バス320と、CPU321と、フラッシュROM322と、RAM323とを有している。
CPU321は、AVアンプ300の各部の動作を制御する。フラッシュROM322は、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行う。RAM323は、CPU321のワークエリア等を構成する。CPU321は、フラッシュROM322から読み出したソフトウェアやデータをRAM323上に展開してソフトウェアを起動し、AVアンプ300の各部を制御する。CPU321、フラッシュROM322およびRAM323は、内部バス320に接続されている。なお、CPU321、フラッシュROM322およびRAM323は、ワンチップのマイクロコンピュータ(ワンチップマイコン)であってもよい。
CPU321には、ユーザ操作部324および表示部325が接続されている。これらユーザ操作部324および表示部325は、ユーザインタフェースを構成している。ユーザ操作部324により、ユーザがAVアンプ300の出力オーディオの選択、FMチューナ313の選局、動作設定等を行うことができる。ユーザは、このユーザ操作部324により、システムオーディオモードのオン/オフ等を設定できる。
このユーザ操作部324は、AVアンプ300の図示しない筐体に配置されたキー、釦、ダイアル、リモートコントロール信号送受信部等で構成される。表示部325は、AVアンプ300の動作状態、ユーザの操作状態等を表示し、蛍光表示管やLCD(Liquid Crystal Display)等で構成される。
光入力端子305は、光ケーブルを通じてデジタル光信号を入力する端子である。変換部310は、光入力端子305に入力されたデジタル光信号から、オーディオ信号のサンプリング周波数と同じ周波数(例えば、44.1kHz)を持つクロックLRCK、サンプリング周波数の例えば512倍あるいは256倍のマスタークロックMCKと、クロックLRCKの1周期毎に存在するそれぞれ24ビットの左右のオーディオデータLDATA、RDATAと、データの各ビットに同期したビットクロックBCKを生成して、セレクタ316に供給する。
アナログオーディオ入力端子311は、外部機器で得られる左右のアナログオーディオ信号を入力する端子である。アンテナ端子312は、FM受信アンテナ(図示しない)で受信されたFM放送信号を入力する端子である。FMチューナ313は、アンテナ端子312に入力されたFM放送信号(ラジオ放送信号)を処理して、ユーザの選択チャネルに対応した左右のアナログオーディオ信号を出力する。セレクタ314は、アナログオーディオ入力端子311に入力されたアナログオーディオ信号またはチューナ313から出力されたアナログオーディオ信号を選択的に取り出す。A/D変換器315は、セレクタ314で取り出されたアナログオーディオ信号をデジタルのオーディオデータに変換してセレクタ316に供給する。
HDMIスイッチャ306は、HDMI端子301〜303をHDMI受信部307に選択的に接続する。HDMI受信部307は、HDMIスイッチャ306を介して、HDMI端子301〜303のいずれかに選択的に接続されている。このHDMI受信部307は、HDMIに準拠した通信により、HDMI端子301〜303に接続されている外部機器(ソース機器)から一方向に送信されてくる映像とオーディオのデータを受信する。
HDMI受信部307は、オーディオデータをセレクタ316に供給すると共に、映像とオーディオのデータをHDMI送信部308に供給する。HDMI送信部308は、HDMIに準拠した通信により、HDMI受信部307から供給されたベースバンドの映像とオーディオのデータをHDMI端子304から送出する。これにより、AVアンプ300はリピータ機能を発揮する。HDMI受信部307およびHDMI送信部308の詳細は後述する。
セレクタ316は、HDMI受信部307から供給されるオーディオデータ、変換部310から供給されるオーディオデータまたはA/D変換器315から供給されるオーディオデータを選択的に取り出し、DSP317に供給する。
DSP317は、セレクタ316で得られたオーディオデータを処理し、サラウンドオーディオを実現するための各チャネルのオーディオデータを生成する処理、所定の音場特性や音響特性を付与する処理、デジタル信号をアナログ信号に変換する処理等を行う。例えば、DSP317は、5.1チャンネルサラウンドオーディオの音場処理を行うことができる他、2チャンネルオーディオなどの他のモードとすることも可能である。オーディオ増幅回路318は、DSP317から出力されるフロントレフトオーディオ信号SFL、フロントライトオーディオ信号SFR、フロントセンタオーディオ信号SFCと、リアレフトオーディオ信号SRL、リアライトオーディオ信号SRRおよびサブウーファオーディオ信号SSWを増幅して、オーディオ出力端子319a〜319fに出力する。
なお、図示は省略しているが、オーディオ出力端子319a〜319fには、スピーカ群350を構成する各スピーカが接続されている。即ち、フロントレフトスピーカ、フロントライトスピーカ、フロントセンタースピーカ、リアレフトスピーカ、リアライトスピーカおよびサブウーファスピーカが接続されている。但し、DSP317での仮想音像定位処理などで、これより少ない数のスピーカで、サラウンドオーディオが再生されるようにしてもよい。
図5に示すAVアンプ300の動作を簡単に説明する。HDMI受信部307では、HDMIケーブルを介してHDMI端子301〜303に入力されるベースバンドの映像およびオーディオのデータが得られる。この映像およびオーディオデータは、HDMI送信部308に供給され、HDMI端子304に接続されたHDMIケーブルに送出される。
また、HDMI受信部307で得られるオーディオデータは、セレクタ316に供給される。セレクタ316では、HDMI受信部307から供給されるオーディオデータ、変換部310から供給されるオーディオデータまたはA/D変換器315から供給されるオーディオデータが選択的に取り出され、DSP317に供給される。
DSP317では、オーディオデータに対して、5.1チャンネルサラウンドを実現するための各チャネルのオーディオデータを生成する処理、所定の音場特性を付与する処理、デジタル信号をアナログ信号に変換する処理等の必要な処理が施される。DSP317から出力される各チャネルのオーディオ信号はオーディオ増幅回路318を介してオーディオ出力端子319a〜319fに出力される。
例えば、図1に示すAVシステム100において、テレビジョン受像機200のデジタルチューナ211で選局された番組の視聴を行う場合であって、AVアンプ300がシステムオーディオモードオンの状態にあるときには、以下のような動作となる。すなわち、セレクタ316では変換部310からのオーディオデータが取り出される。これにより、オーディオ出力端子319a〜319fには、テレビジョン受像機200のデジタルチューナ211で選局された番組のオーディオデータに係る各チャネルのオーディオ信号が出力される。そのため、AVアンプ300に接続されているスピーカ群350からは、テレビジョン受像機200のデジタルチューナ211で選局された番組のオーディオが出力される。
なお、テレビジョン受像機200のデジタルチューナ211で選局された番組の視聴を行う場合であって、AVアンプ300がシステムオーディオモードオフの状態にあるときにはオーディオ増幅回路318がミューティング状態とされる。従って、オーディオ増幅回路318から出力端子39a〜319fにオーディオ信号は供給されない。
また、例えば、図1に示すAVシステム100において、ビデオレコーダ400からの映像データ、オーディオデータによる画像、オーディオの視聴を行う場合であって、AVアンプ300がシステムオーディオモードオンの状態にあるときには、以下のような動作となる。すなわち、HDMIスイッチャ306によりHDMI端子301がHDMI受信部307に接続される。また、セレクタ316ではHDMI受信部307からのオーディオデータが取り出される。これにより、オーディオ出力端子319a〜319fには、ビデオレコーダ400からのオーディオデータに係る各チャネルのオーディオ信号が出力される。そのため、AVアンプ300に接続されているスピーカ群350からは、ビデオレコーダ400からのオーディオデータによるオーディオが出力される。
なお、ビデオレコーダ400からの映像データ、オーディオデータによる画像、オーディオの視聴を行う場合であって、AVアンプ300がシステムオーディオモードオフの状態にあるときには、オーディオ増幅回路318がミューティング状態とされ、オーディオ増幅回路318から声出力端子319a〜319fにオーディオ信号は供給されない。
また、例えば、図1に示すAVシステム100において、ビデオプレーヤ500からの映像データ、オーディオデータによる画像、オーディオの視聴を行う場合であって、AVアンプ300がシステムオーディオモードオンの状態にあるときには、以下のような動作となる。すなわち、HDMIスイッチャ306によりHDMI端子302がHDMI受信部307に接続される。また、セレクタ316ではHDMI受信部307からのオーディオデータが取り出される。これにより、オーディオ出力端子319a〜319fには、ビデオプレーヤ500からのオーディオデータに係る各チャネルのオーディオ信号が出力される。そのため、AVアンプ300に接続されているスピーカ群350からは、ビデオプレーヤ500からのオーディオデータによるオーディオが出力される。
なお、ビデオプレーヤ500からの映像データ、オーディオデータによる画像、オーディオの視聴を行う場合であって、AVアンプ300がシステムオーディオモードオフの状態にあるときには、オーディオ増幅回路318がミューティング状態とされ、オーディオ増幅回路318から声出力端子319a〜319fにオーディオ信号は供給されない。
4.アプリケーションサーバの構成例[図6]
図6は、アプリケーションサーバ12の構成例を示している。アプリケーションサーバ12は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、バス34と、入出力インタフェース35と、入力部36と、出力部37と、記憶部38と、通信部39と、ドライブ40と、を含んで構成される。
CPU31と、ROM32と、RAM33とは、それぞれバス34により相互に接続されている。またバス34にはさらに入出力インタフェース35が接続されている。入出力インタフェース35には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部36、ディスプレイやスピーカなどよりなる出力部37、ハードディスクや不揮発性のメモリ等よりなる記憶部38、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部39、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブルメディア41を駆動するドライブ40が接続されている。
以上のように構成されているアプリケーションサーバ12においては、CPU31が、例えば記憶部38に記憶されているプログラムを入出力インタフェース35及びバス34を介してRAM33にロードして実行することにより、テレビジョン受像機200からの要求に応じてアプリケーションを適宜提供することができる。
5.HDMI規格の伝送構成及び処理例[図7〜図9]
図7は、HDMI送信部(HDMI送信部308)と、HDMI受信部(HDMI受信部205、HDMI受信部307)の構成例を示している。
HDMI送信部(HDMIソース)は、一の垂直同期信号から次の垂直同期信号までの区間から、水平帰線区間および垂直帰線区間を除いた区間である有効画像区間(以下、適宜、アクティブビデオ区間ともいう)において、1単位の伝送を行う。即ち、アクティブビデオ区間で、非圧縮の1画面分の画像の画素データに対応する差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部(HDMIシンク)に一方向に送信する。また、水平帰線区間または垂直帰線区間において、少なくとも画像に付随するオーディオデータや制御データ、その他の補助データ等に対応する差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部に一方向に送信する。
HDMI送信部は、トランスミッタ81を有する。トランスミッタ81は、例えば、非圧縮の画像の画素データを対応する差動信号に変換し、複数のチャネルである3つのTMDSチャネル#0、#1、#2で、HDMIケーブルを介して接続されているHDMI受信部に、一方向にシリアル伝送する。
また、トランスミッタ81は、非圧縮の画像に付随するオーディオデータ、さらには、必要な制御データその他の補助データ等を、対応する差動信号に変換する。そしてトランスミッタ81は、変換されたデータを、3つのTMDSチャネル#0、#1、#2でHDMIケーブルを介して接続されているHDMI受信部に、一方向にシリアル伝送する。
さらに、トランスミッタ81は、3つのTMDSチャネル#0、#1、#2で送信する画素データに同期したピクセルクロックを、TMDSクロックチャネルで、HDMIケーブルを介して接続されているHDMI受信部に送信する。ここで、1つのTMDSチャネル#i(i=0、1、2)では、ピクセルクロックの1クロックの間に、10ビットの画素データが送信される。
HDMI受信部は、アクティブビデオ区間において、複数のチャネルで、HDMI送信部から一方向に送信されてくる、画素データに対応する差動信号を受信する。また、HDMI受信部は、水平帰線区間または垂直帰線区間において、複数のチャネルで、HDMI送信部から一方向に送信されてくる、オーディオデータや制御データに対応する差動信号を受信する。
すなわち、HDMI受信部は、レシーバ82を有する。レシーバ82は、TMDSチャネル#0、#1、#2で、HDMI送信部から一方向に送信されてくる、画素データに対応する差動信号と、オーディオデータや制御データに対応する差動信号を受信する。このとき、レシーバ82は、HDMI送信部からTMDSクロックチャネルで送信されてくるピクセルクロックに同期して受信する。
HDMIシステムの伝送チャネルには、画素データおよびオーディオデータを、シリアル伝送するための伝送チャネルとしての3つのTMDSチャネル#0〜#2と、ピクセルクロックを伝送する伝送チャネルとしてのTMDSクロックチャネルが含まれる。また、DDC(Display Data Channel)83やCECライン84と呼ばれる伝送チャネルがある。
DDC83は、HDMI送信部が、HDMIケーブルを介して接続されたHDMI受信部から、E−EDID(Enhanced Extended Display Identification Data)を読み出すために使用される。DDC83は、HDMIケーブルに含まれる図示せぬ2本の信号線からなる。
すなわち、HDMI受信部は、HDMIレシーバ82の他に、EDID ROM85を有している。EDID ROM85は、自身の性能(Configuration/capability)に関する性能情報であるE−EDIDを記憶している。HDMI送信部は、HDMIケーブルを介して接続されているHDMI受信部から、当該HDMI受信部のE−EDIDを、DDC83を介して読み出す。そして、その読み出したE−EDIDに基づき、例えば、HDMI受信部を有する電子機器が対応している画像のフォーマット(プロファイル)、例えば、RGB、YCbCr4:4:4、YCbCr4:2:2等を認識する。
CECライン84は、HDMIケーブルに含まれる図示せぬ1本の信号線からなり、HDMI送信部とHDMI受信部との間で、制御用のデータの双方向通信を行うのに用いられる。双方向の通信は時分割で行われる。
また、HDMIケーブルには、HPD(Hot Plug Detect)と呼ばれるピンに接続されるライン86が含まれている。ソース機器は、当該ライン86を利用して、シンク機器の接続を検出することができる。また、HDMIケーブルには、ソース機器からシンク機器に電源を供給するために用いられるライン87が含まれている。さらに、HDMIケーブルには、リザーブライン88が含まれている。
図8は、図7のHDMIトランスミッタ81とHDMIレシーバ82の構成例を示している。
トランスミッタ81は、3つのTMDSチャネル#0、#1、#2にそれぞれ対応する3つのエンコーダ/シリアライザ81A、81B、81Cを有する。そして、エンコーダ/シリアライザ81A、81B、81Cのそれぞれは、そこに供給される画像データ、補助データ、制御データをエンコードし、パラレルデータからシリアルデータに変換して、差動信号により送信する。
ここで、画像データが、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の3成分を有する場合、以下のようになる。即ち、B成分(B component)はエンコーダ/シリアライザ81Aに供給され、G成分(Gcomponent)はエンコーダ/シリアライザ81Bに供給され、R成分(R component)はエンコーダ/シリアライザ81Cに供給される。
また、補助データとしては、例えば、オーディオデータや制御パケットがあり、制御パケットは、例えば、エンコーダ/シリアライザ81Aに供給され、オーディオデータは、エンコーダ/シリアライザ81B、81Cに供給される。
さらに、制御データとしては、1ビットの垂直同期信号(VSYNC)、1ビットの水平同期信号(HSYNC)、および、それぞれ1ビットの制御ビットCTL0、CTL1、CTL2、CTL3がある。垂直同期信号および水平同期信号は、エンコーダ/シリアライザ81Aに供給される。制御ビットCTL0、CTL1はエンコーダ/シリアライザ81Bに供給され、制御ビットCTL2、CTL3はエンコーダ/シリアライザ81Cに供給される。
エンコーダ/シリアライザ81Aは、そこに供給される画像データのB成分、垂直同期信号および水平同期信号、並びに補助データを、時分割で送信する。すなわち、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そこに供給される画像データのB成分を、固定のビット数である8ビット単位のパラレルデータとする。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#0で送信する。
また、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そこに供給される垂直同期信号および水平同期信号の2ビットのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#0で送信する。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そこに供給される補助データを4ビット単位のパラレルデータとする。そして、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#0で送信する。
エンコーダ/シリアライザ81Bは、そこに供給される画像データのG成分、制御ビットCTL0、CTL1、並びに補助データを、時分割で送信する。すなわち、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そこに供給される画像データのG成分を、固定のビット数である8ビット単位のパラレルデータとする。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#1で送信する。
また、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そこに供給される制御ビットCTL0、CTL1の2ビットのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#1で送信する。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そこに供給される補助データを4ビット単位のパラレルデータとする。そして、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#1で送信する。
エンコーダ/シリアライザ81Cは、そこに供給される画像データのR成分、制御ビットCTL2、CTL3、並びに補助データを、時分割で送信する。すなわち、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そこに供給される画像データのR成分を、固定のビット数である8ビット単位のパラレルデータとする。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#2で送信する。
また、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そこに供給される制御ビットCTL2、CTL3の2ビットのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#2で送信する。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そこに供給される補助データを4ビット単位のパラレルデータとする。そして、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#2で送信する。
レシーバ82は、3つのTMDSチャネル#0、#1、#2にそれぞれ対応する3つのリカバリ/デコーダ82A、82B、82Cを有する。そして、リカバリ/デコーダ82A、82B、82Cのそれぞれは、TMDSチャネル#0、#1、#2で差動信号により送信されてくる画像データ、補助データ、制御データを受信する。さらに、リカバリ/デコーダ82A、82B、82Cのそれぞれは、画像データ、補助データ、制御データを、シリアルデータからパラレルデータに変換し、さらにデコードして出力する。
すなわち、リカバリ/デコーダ82Aは、TMDSチャネル#0で差動信号により送信されてくる画像データのB成分、垂直同期信号および水平同期信号、補助データを受信する。そして、リカバリ/デコーダ82Aは、その画像データのB成分、垂直同期信号および水平同期信号、補助データを、シリアルデータからパラレルデータに変換し、デコードして出力する。
リカバリ/デコーダ82Bは、TMDSチャネル#1で差動信号により送信されてくる画像データのG成分、制御ビットCTL0、CTL1、補助データを受信する。そして、リカバリ/デコーダ82Bは、その画像データのG成分、制御ビットCTL0、CTL1、補助データを、シリアルデータからパラレルデータに変換し、デコードして出力する。
リカバリ/デコーダ82Cは、TMDSチャネル#2で差動信号により送信されてくる画像データのR成分、制御ビットCTL2、CTL3、補助データを受信する。そして、リカバリ/デコーダ82Cは、その画像データのR成分、制御ビットCTL2、CTL3、補助データを、シリアルデータからパラレルデータに変換し、デコードして出力する。
図9は、HDMIの3つのTMDSチャネル#0、#1、#2で各種の伝送データが伝送される伝送区間(期間)の例を示している。なお、図9は、TMDSチャネル#0、#1、#2において、横×縦が720×480画素のプログレッシブの画像が伝送される場合の、各種の伝送データの区間を示している。
HDMIの3つのTMDSチャネル#0、#1、#2で伝送データが伝送されるビデオフィールド(Video Field)には、伝送データの種類に応じて、以下の各区間が存在する。即ち、ビデオデータ区間(VideoData period)、データアイランド区間(Data Island period)、およびコントロール区間(Control period)の3種類の区間が存在する。
ビデオフィールド区間は、ある垂直同期信号の立ち上がりエッジ(activeedge)から次の垂直同期信号の立ち上がりエッジまでの区間である。この区間は、水平ブランキング期間(horizontalblanking)、垂直ブランキング期間(vertical blanking)、アクティブビデオ区間(Active Video)に分けられる。アクティブビデオ区間は、ビデオフィールド区間から、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間を除いた区間である。
ビデオデータ区間は、アクティブビデオ区間に割り当てられる。このビデオデータ区間では、非圧縮の1画面分の画像データを構成する720画素×480ライン分の有効画素(Active pixel)のデータが伝送される。
データアイランド区間およびコントロール区間は、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間に割り当てられる。このデータアイランド区間およびコントロール区間では、補助データ(Auxiliary data)が伝送される。
すなわち、データアイランド区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の一部分に割り当てられている。このデータアイランド区間では、補助データのうち、制御に関係しないデータである、例えば、オーディオデータのパケット等が伝送される。
コントロール区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の他の部分に割り当てられている。このコントロール区間では、補助データのうちの、制御に関係するデータである、例えば、垂直同期信号および水平同期信号、制御パケット等が伝送される。
ここで、現行のHDMIでは、TMDSクロックチャネルで伝送されるピクセルクロックの周波数は、例えば165MHzであり、この場合、データアイランド区間の伝送レートは約500Mbps程度である。
6.起動メニュー表示処理[図10〜図18]
図10には、本発明の実施形態に係る起動メニュー表示処理の手順が示されている。図11には、テレビジョン受像機200に表示される表示領域の遷移が示されている。
図11に示すように、テレビジョン受像機200は、映像表示モードまたはアプリケーション表示モードで動作することができる。映像表示モードでは、放送映像、再生映像等を表示する映像表示領域A1が表示パネル216上に設定される(状態ST1)。アプリケーション表示モードでは、映像表示領域A1とともに、アプリケーションにより提供される情報を表示するアプリケーション表示領域A2が設定される(状態ST2、ST3)。ここで、テレビジョン受像機200上では、後述する機器制御アプリケーションを含む1以上のアプリケーションが実行される。
アプリケーション表示モードでは、所定のユーザ操作に応じて、ノーマルモードまたはアクティブモードが切替えられる。ノーマルモードでは、アプリケーション表示領域A2に、複数のアプリケーションにより提供される情報が表示され(状態ST2)、アクティブモードでは、単一のアプリケーションにより提供される情報のみが表示される(状態ST3)。
図10に示すように、テレビジョン受像機200では、所定のユーザ操作に応じて、アプリケーションサーバ12から取得されている機器制御アプリケーション(以下、単にアプリケーションとも称する。)が起動される(ステップS101)。
アプリケーションが起動されると、アプリケーションに対応するAVアンプ300等の外部機器が接続されているかが判定される(S103)。そして、外部機器が接続されている場合にステップS107の処理が行われ、外部機器が接続されていない場合に外部機器の接続を促す画面が表示される(S105)。
ここで、接続判定は、HDMIケーブル701を通じて外部機器から入力される、アドレス通知またはポーリング応答に基づき行われる。具体的には、外部機器が接続されると、HPD端子がLowレベルからHighレベルになり、外部機器のHDMI受信部(例えばAVアンプ300のHDMI受信部307)が物理アドレスを取得し、ポーリング動作により論理アドレスを取得する。そして、外部機器は、所定の論理アドレスで物理アドレス報告をブロードキャストし、他の外部機器に自らの存在を通知する。また、テレビジョン受像機200と外部機器の間では、外部機器とアプリケーションの対応関係を確認するための情報が送受信される。
アプリケーションに対応する外部機器が接続されている、または外部機器が新たに接続されると、所定の処理が既に実行されたかが判定される(S107)。そして、所定の処理が既に実行されていた場合にステップS111の処理が行われ、所定の処理が未だ実行されていない場合に所定の処理を実行するためのユーザ操作を促す画面が表示される(S109)。
ここで、所定の処理とは、例えば、アプリケーションを通じて外部機器の動作を制御するための操作画面を表示する処理を意味する。操作画面は、前述したノーマルモードから遷移したアクティブモードで表示される。これにより、操作画面を通じて外部機器の操作が行われたか否かに応じて、適切な操作をユーザに促すことができる。
ここで、実行判定は、例えば、フラッシュROM232上等で設定される実行フラグ等を用いて行われる。つまり、アプリケーションについて所定の処理が実行された後に実行フラグを更新しておき、次回利用時に実行フラグを確認することで、所定の処理が既に実行されたかが判定される。
所定の処理が既に実行されていた、または所定の処理が新たに実行されると、外部機器の電源が投入されているかが判定される(S111)。そして、電源が投入されている場合にステップS115の処理が行われ、電源が投入されていない場合に外部機器の電源投入を行うための画面が表示される(S113)。
ここで、電源投入判定は、例えばHDMIケーブル701を通じて外部機器から入力されるポーリング応答に基づき行われる。また、電源投入は、外部機器の電源が投入されていない場合にのみ、HDMIケーブル701を通じて電源投入の制御信号を外部機器に送信することで行われる。
外部機器の電源が投入されている、または外部機器の電源が新たに投入されると、外部機器の動作を制御するための操作画面が表示される(S115)。そして、テレビジョン受像機200では、操作画面を通じて行われるユーザ操作に応じて、外部機器の動作が制御される(S117)。
ここで、テレビジョン受像機200では、操作画面の表示に先立ち、ステータス自発設定要求が外部機器に送信される。外部機器では、設定要求を受信すると、外部機器の状態変更に応じて、外部機器の状態を示す信号がテレビジョン受像機200に送信されるように設定される。そして、操作画面には、外部機器の状態が表示されることになる。また、動作制御は、ユーザ操作に応じて、HDMIケーブル701を通じて外部機器の動作を制御するための制御信号を外部機器に送信することで行われる。
図12〜図16には、起動メニュー表示処理中に表示される画面の一例が示されている。テレビジョン受像機200では、例えば図12〜図16に示すような画面を表示するためのデータがフラッシュROM232等に記憶されており、表示パネル216上に表示される。なお、以下の説明では、外部機器の一例としてAVアンプ300の動作が制御される場合について説明する。
図12には、接続判定および実行判定の結果に応じて表示される画面が示されている。図12に示すように、図11に示したアプリケーション表示領域A22には、判定の結果に応じて部分的に異なる一連の画面が表示される。なお、一連の画面は、ユーザ操作等のイベントが生じなければ、所定の時間間隔で自動的に切替えて繰返し表示される。一連の画面としては、まず、アプリケーションの概要を説明する画面M11、M12が表示される。
画面M12に続いて、AVアンプ300が接続されていない場合、アプリケーションの動作環境の説明とともに、AVアンプ300の接続を促す画面M13aが表示される。そして、画面M13aの表示に続く所定のユーザ操作に応じて、後述する外部機器のリストM43が表示される。
一方、AVアンプ300が接続されているが、アクティブモードへの遷移さらに操作画面(後述する操作画面M31〜M33)の表示が未だ実行されていない場合、アプリケーション(「オーディオ機器制御アプリケーション)の利用開始を促す画面M13bが表示される。そして、画面M13bの表示に続く所定のユーザ操作に応じて、アクティブモードへの遷移が行われる。
図13には、電源投入判定の結果に応じて表示される画面の一例が示されている。図13に示すように、図11に示したアプリケーション表示領域A22には、判定の結果に応じて異なる画面が表示されている。
つまり、電源が投入されていない場合、AVアンプ300の電源を投入するための画面M21aが表示される。そして、画面M21aの表示に続く所定のユーザ操作に応じて、AVアンプ300の電源が投入され、アクティブモードへの遷移が行われる。
一方、電源が投入されている場合、AVアンプ300の状態を示す情報を伴う画面M21bが表示される。図13に示す例では、画面M21bにシステム100の音源および音場が「テレビジョン受像機200」および「標準(standard)」に各々に設定されていることが示されている。そして、画面M21bの表示に続く所定のユーザ操作に応じて、アクティブモードへの遷移が行われる。
なお、図13では、画面M21bの変形例として画面M21b´が示されている。画面M21b´に示す例では、システム100の音源および音場が「BD(Bluray Disc Player)」および「スポーツ(sports)」に各々に設定され、AVアンプ300の電源が投入されていることが示されている。
図14には、アクティブモードへの遷移に伴い表示される操作画面が示されている。図14に示すように、図11に示したアプリケーション表示領域A2には、入力切換、音場切換、音質設定を行うための操作画面M31、M32、M33のいずれかが表示される。なお、ユーザは、画面上のタブTを選択操作することで、任意の操作画面M31、M32、M33を選択することができる。また、ユーザは、上下左右ボタンの移動操作により、カーソルCを移動することができる。
操作画面M31では、ユーザは、システム100の音源となるソース機器を切換えることができる。操作画面M31には、選択可能なソース機器のリストが表示されるとともに、選択されているソース機器のイメージが表示されている。図14に示す例では、操作画面M31にソース機器が「テレビジョン受像機」に設定されていることが示されている。また、操作画面M31には、AVアンプ300の電源オフや従前の画面への復帰を行うための操作メニューOMが表示されている。
操作画面M32では、ユーザは、システム100の音場を切換えることができる。操作画面M32には、選択可能な音場のリストが表示されるとともに、選択されている音場のイメージが表示されている。図14に示す例では、操作画面M32に音場が「標準(standard)」から「音楽(music)」へ切換えられる状態が示されている。
操作画面M33では、ユーザは、システム100の音質を切換えることができる。操作画面M33には、設定可能な設定項目のリストが表示されるとともに、選択されている設定項目の説明が表示されている。図14に示す例では、操作画面M33にセンターレベル、サブウーハーレベル、高音レベルが示され、センターレベルの設定が行われる状態が示されている。
図15および図16には、エラー時に表示される画面が表示されている。ここで、エラー時とは、図13に示した電源投入判定の結果に応じて表示される画面等を表示するための情報が取得できない場合を意味する。AVアンプ300の接続が認識された後に認識されなくなると、図11に示したアプリケーション表示領域A22には、AVアンプ300の接続が認識できない旨を示す画面M41が表示される。また、HDMIケーブル701を通じた機器制御の設定が無効であると、機器制御の設定が無効である旨を示す画面M42が表示される。そして、画面M41または画面M42の表示に続く所定のユーザ操作に応じて、後述する外部機器のリストM43が表示される。
ノーマルモードでAVアンプ300が接続されていない状態で、所定のユーザ操作が行われると、アプリケーション表示領域A2には、アプリケーションに対応する外部機器のリストおよび対処方法を説明する画面M43が表示される。また、アクティブモードでAVアンプ300の接続が認識されなくなると、アクティブモードからノーマルモードへの遷移を通知する画面M44が表示され、所定時間の経過後にノーマルモードへの遷移が実行される。
ここで、AVアンプ300の接続認識は、テレビジョン受像機200からAVアンプ300を含む外部機器にポーリングメッセージを定期的に送信し、外部機器から受信されるACK応答を確認することで行われる。また、機器制御の設定認識は、所定のレジスタ等に設定されている設定情報を用いて行われる。
図17には、初回利用時、つまり、アプリケーション登録後にアクティブモードが実行されていない場合の画面遷移が示されている。なお、以下では、AVアンプ300の接続が確保されていることが前提とされている。また、図4に示したリモコンには、決定ボタンの他に、戻るボタン、電源ボタン、および青ボタンが設けられていることが前提とされている。
図17に示すように、AVアンプ300の電源投入状況にかかわらずに、アプリケーションの利用開始を促す一連の画面M11、M12、M13bが切替えて表示されている。そして、決定ボタンの操作に応じて、アクティブモードの操作画面に遷移し、戻るボタンの操作に応じて、アプリケーション表示領域A2の表示が中止され、図11の状態ST1に示したように表示パネル216全体に映像情報を表示する映像表示画面に遷移する。
図18には、初回以外利用時、つまり、アプリケーション登録後にアクティブモードが実行されている場合の画面遷移が示されている。図18に示すように、AVアンプ300の電源が投入されている状態では、AVアンプ300の電源を投入するための画面M21aが表示され、電源が投入されていない状態では、AVアンプ300の状態を示す情報を伴う画面M21bが表示されている。
そして、AVアンプ300の電源が投入されていない状態では、決定ボタンの操作に応じて、AVアンプ300の電源が投入されてアクティブモードの操作画面に遷移し、戻るボタンの操作に応じて、ノーマルモードの映像表示画面に遷移する。一方、電源が投入されている状態では、決定ボタンの操作に応じて、アクティブモードの操作画面に遷移し、戻るボタンの操作に応じて、ノーマルモードの映像表示画面に遷移する。また、操作画面が表示された状態で、電源ボタンまたは青ボタンの操作に応じて、画面M21aに遷移し、戻るボタンの操作に応じて、画面M21bに遷移する。
以上説明したように、本実施形態に係る起動メニュー表示処理によれば、アプリケーションの起動に際してAVアンプ300等の外部機器の状態およびアプリケーションの利用状態が判定され、アプリケーションの動作環境を整えるために判定の結果に応じた画面が表示された後、アプリケーションを通じて外部機器の動作の制御を行うための操作画面が表示される。これにより、ユーザは、判定の結果に応じて表示される画面に従ってアプリケーションの動作環境を整えた後に、操作画面を通じてユーザ操作を行うことで、アプリケーションを通じて外部機器の動作の制御を容易に開始することができる。
また、アプリケーションの初回利用時と初回以外利用時で表示される情報が変更される。これにより、初回利用時には、アプリケーションの動作環境を説明する情報やアプリケーションの利用をユーザに促す情報を表示し、初回以外利用時には、これらの情報の表示を省略して、操作画面を表示することができる。例えば、販売店等での展示では、通常、アプリケーションが初回利用されるので、アプリケーションの利用をユーザに促す情報を表示することで、販売促進等のための訴求効果を期待することができる。
7.アプリケーション自動取得処理[図19、図20]
図19には、本発明の実施形態に係るアプリケーション自動取得処理の概要が示されている。図19に示すように、テレビジョン受像機200では、HDMIケーブル701を通じてAVアンプ300等の外部機器が接続されると、外部機器を制御するための機器制御アプリケーション(以下、単にアプリケーションとも称する。)がネットワーク11を通じてアプリケーションサーバ12から自動取得されて登録される。そして、自動取得されたアプリケーションがフォーカス表示される。図19に示す例では、アプリケーション表示領域A22に表示されているアプリケーション2が自動取得され、フォーカス表示されている。
図20には、アプリケーション自動取得処理の手順が示されている。図20に示すように、まず、テレビジョン受像機200では、AVアンプ300等の外部機器の接続が新たに認識されたかが判定される(ステップS201)。外部機器の接続を新たに認識すると、認識された外部機器に対する機器情報要求が生成される(S203)。ここで、機器情報要求は、外部機器のカテゴリ、型式、ID等を示す機器情報の送信を外部機器に要求するものである。そして、機器情報要求が外部機器に送信され(S205)、機器情報要求に応じて、機器情報が外部機器から受信される(S207)。
機器情報を受信すると、テレビジョン受像機200では、機器情報に対応するアプリケーションがマッチングテーブル上に存在するかが判定される(S209)。そして、アプリケーションが存在する場合、機器情報に対応するアプリケーションがアプリケーションリストに登録されていないかが判定される(S211)。ここで、アプリケーションリストは、テレビジョン受像機200に登録されているアプリケーションを示すリストであり、テレビジョン受像機200により管理されている。また、マッチングテーブルは、機器情報とアプリケーションの対応関係を示すテーブルであり、アプリケーションサーバ12から事前に取得されている。
また、テレビジョン受像機200では、機器情報に対応するアプリケーションが削除済みアプリケーションでないかが判定される(S213)。ここで、削除済みアプリケーションとは、従前に登録されていたが、ユーザ操作に応じて削除されたアプリケーションを意味する。テレビジョン受像機200では、アプリケーションの削除情報が管理されており、削除済みアプリケーションの自動登録が抑制される。そして、アプリケーションがアプリケーションリストに登録されておらず、かつ削除済みアプリケーションではない場合、アプリケーションの登録(追加)によりアプリケーションリストが更新される(S215)。
アプリケーションの判定を終了すると、テレビジョン受像機200では、更新されたアプリケーションリストに基づきアプリケーション取得要求が生成される(S217)。ここで、アプリケーション取得要求には、自動取得を希望するアプリケーションの取得先等の情報が含まれている。
そして、アプリケーション取得要求がアプリケーションサーバ12に送信され(S219)、アプリケーション取得要求に応じて、アプリケーションがアプリケーションサーバ12から受信される(S221)。ここで、アプリケーションサーバ12では、アプリケーションの取得先等と関連付けて複数のアプリケーションが管理されており、アプリケーション取得要求に基づき、接続された外部機器に対応する1以上のアプリケーションが選択される。アプリケーションを受信すると、受信したアプリケーションがアプリケーション表示領域A22にフォーカス表示される(S223)。
以上説明したように、本実施形態に係るアプリケーション自動取得処理によれば、外部機器の新たな接続に応じて、外部機器の動作を制御するためのアプリケーションがアプリケーションサーバ12から自動取得される。これにより、接続された外部機器に対応し、アプリケーションサーバ12により管理されているアプリケーションの利用を、ユーザに促すことができる。特に、アプリケーション自動取得処理に続いて前述した起動メニュー表示処理を行うことで、ユーザは、アプリケーションを通じて外部機器の動作の制御を容易に開始することができる。
また、接続された外部機器に対応するアプリケーションが選択的に自動取得されるので、外部機器に応じてアプリケーションを逐一選択するという、煩雑な操作をユーザに行わせずにすむ。さらに、削除済みアプリケーションの自動取得が抑制されるので、削除済みアプリケーションを再度削除する等、煩雑な操作をユーザに行わせずにすむ。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
12 アプリケーションサーバ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 バス
35 入出力インタフェース
36 入力部
37 出力部
38 記憶部
39 通信部
40 ドライブ
100 AVシステム
200 テレビジョン受像機
201、202 HDMI端子
203 光出力端子
300 AVアンプ
301、302、303、304 HDMI端子
305 光入力端子
306 HDMIスイッチャ
307 HDMI受信部
308 HDMI送信部
310 変換部
311 アナログオーディオ入力端子
312 アンテナ端子
313 チューナ
314、316 セレクタ
317 DSP
318 オーディオ増幅回路
319a〜319f オーディオ出力端子
320 内部バス
321 CPU
322 フラッシュROM
323 DRAM
350 スピーカ群
400 ビデオレコーダ
401 HDMI端子
500 ビデオプレーヤ
501 HDMI端子
600 ビデオレコーダ
601 HDMI端子
701、703、704、705 HDMIケーブル
702 光ケーブル
800 リモートコントローラ
801 リモートコントロール信号送信部

Claims (8)

  1. 外部機器の動作を制御するためのアプリケーションをアプリケーションサーバから取得するアプリケーション取得部と、
    映像情報および前記アプリケーションに基づく処理結果を表示する表示部と、
    前記外部機器の状態を示す信号を入力し、前記外部機器を制御する信号を出力する信号入出力部と、
    前記アプリケーションの起動に際して前記外部機器の状態の判定および実行フラグを用いた、前記外部機器の動作を制御するための操作画面の表示処理の実行状態の判定を行う判定部と、
    前記判定部により前記アプリケーションに対応する外部機器が接続されていないと判定された場合、前記アプリケーションに対応する外部機器の接続をユーザに促す画面を表示し、前記判定部により前記操作画面の表示処理が未実行であると判定された場合、前記アプリケーションの利用を促す画面を表示した後、前記アプリケーションを通じて前記操作画面を表示するように、前記表示部を制御する表示制御部と、
    前記操作画面を通じて行われるユーザ操作に応じて前記外部機器の動作を制御する動作制御部と
    を備え
    前記アプリケーション取得部は、前記外部機器が新たに接続された場合、前記外部機器に対応するアプリケーションをアプリケーションリストに登録し、前記アプリケーションリストに登録されたアプリケーションのうち、ユーザ操作により前記アプリケーションリストから削除されたアプリケーションを除くアプリケーションを、前記アプリケーションサーバから自動取得する機器制御装置。
  2. 前記外部機器が新たに接続された場合、前記外部機器の機器情報を含むアプリケーション取得要求を生成する取得要求生成部をさらに備え、
    前記アプリケーション取得部は、前記アプリケーション取得要求を前記アプリケーションサーバに提供し、前記機器情報に基づき前記アプリケーションサーバにより選択された、前記外部機器の動作を制御するためのアプリケーションを前記アプリケーションサーバから自動取得する、請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 前記判定部は、前記アプリケーションの起動後に、前記アプリケーションに対応する前記外部機器が接続されているかを判定する接続判定を行い前記接続判定後に、前記操作画面表示処理が既に実行されたかを実行フラグに基づいて判定する実行判定を行い前記実行判定後に、前記外部機器の電源が投入されているかを判定する電源投入判定を行い
    前記表示制御部は、前記接続判定において、前記アプリケーションに対応する外部機器が接続されていないと判定された場合、前記アプリケーションに対応する外部機器の接続をユーザに促す画面を表示し、
    前記実行判定において、前記操作画面の表示処理が実行であると判定された場合、前記アプリケーションの利用を促す画面を表示し、
    前記電源投入判定において、前記電源が投入されていないと判定された場合に前記外部機器の電源投入を行うための画面を表示し、前記電源が投入されていると判定された場合に前記操作画面を表示するように、前記表示部を制御する、請求項1または2に記載の機器制御装置。
  4. 前記表示制御部は、前記接続判定において、前記アプリケーションに対応する外部機器が接続されていない場合、前記アプリケーションに対応する外部機器のリストを表示するように、前記表示部を制御する、請求項3に記載の機器制御装置。
  5. 前記表示制御部は、前記接続判定後の前記実行判定において、前記アプリケーションリストに登録された前記アプリケーションの前記操作画面表示処理が未実行であると判定された場合、前記アプリケーションの利用を促す画面を表示するように、前記表示部を制御する、請求項3または4に記載の機器制御装置。
  6. 前記動作制御部は、前記外部機器の電源投入を行うための画面が表示された後に所定のユーザ操作が行われた場合、前記外部機器の電源を投入するための信号を前記信号入出力部を通じて出力し、
    前記表示制御部は、前記外部機器の電源が投入された後に前記操作画面を表示するように、前記表示部を制御する、請求項3〜5のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  7. 外部機器の動作を制御するためのアプリケーションをアプリケーションサーバから取得するステップと、
    前記アプリケーションの起動に際して前記外部機器の状態の判定および実行フラグを用いた、前記外部機器の動作を制御するための操作画面の表示処理の実行状態の判定を行うステップと、
    前記アプリケーションに対応する外部機器が接続されていないと判定された場合、前記アプリケーションに対応する外部機器の接続をユーザに促す画面を表示し、前記操作画面の表示処理が未実行であると判定された場合、前記アプリケーションの利用を促す画面を表示した後、前記アプリケーションを通じて前記操作画面を表示するステップと、
    前記操作画面を通じて行われるユーザ操作に応じて前記外部機器の動作を制御するステップと
    前記外部機器が新たに接続された場合、前記外部機器に対応するアプリケーションをアプリケーションリストに登録し、前記アプリケーションリストに登録されたアプリケーションのうち、ユーザ操作により前記アプリケーションリストから削除されたアプリケーションを除くアプリケーションを、前記アプリケーションサーバから自動取得するステップと、
    を含む機器制御方法。
  8. 外部機器の動作を制御するためのアプリケーションをアプリケーションサーバから取得するステップと、
    前記アプリケーションの起動に際して前記外部機器の状態の判定および実行フラグを用いた、前記外部機器の動作を制御するための操作画面の表示処理の実行状態の判定を行うステップと、
    前記アプリケーションに対応する外部機器が接続されていないと判定された場合、前記アプリケーションに対応する外部機器の接続をユーザに促す画面を表示し、前記操作画面の表示処理が未実行であると判定された場合、前記アプリケーションの利用を促す画面を表示した後、前記アプリケーションを通じて前記操作画面を表示するステップと、
    前記操作画面を通じて行われるユーザ操作に応じて前記外部機器の動作を制御するステップと
    前記外部機器が新たに接続された場合、前記外部機器に対応するアプリケーションをアプリケーションリストに登録し、前記アプリケーションリストに登録されたアプリケーションのうち、ユーザ操作により前記アプリケーションリストから削除されたアプリケーションを除くアプリケーションを、前記アプリケーションサーバから自動取得するステップと、
    を含む機器制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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