JP5458434B2 - タイトフレーム用補強金具 - Google Patents

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Description

本発明は、タイトフレームを補強して折板屋根の変形を防止するタイトフレーム用補強金具に関するものである。
例えば、馳式の折板屋根は、母屋12(H鋼)の上面に沿って固定されたタイトフレーム1上に、折板屋根材13を順次被嵌して取付固定することで構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
更に具体的には、図1,図4に示すように、タイトフレーム1の山部2に吊子8を固定し、この吊子8を挟み込むようにしてタイトフレーム1上に折板屋根材13を隣接状態に載置すると共に、この隣接する折板屋根材13端部の夫々の山部に設けた接合部同士を吊子8に重合させて、この接合部を馳締めすることによりタイトフレーム1上に吊子8を介して折板屋根材13を取付固定している。
実開平6−62051号公報
折板屋根は、風による強い吹上力を受けると、折板屋根材13が上方へ持ち上げられるように変形することがある。
そして、このような上方への変形を生じた部位では、折板屋根材13の下方のタイトフレーム1までもが上方へ持ち上げられるように変形してしまう。即ち、折板屋根材13が吹上られることにより吊子8を介してタイトフレーム1の山部2も上方へと持ち上げられるのである。
ところで、このような上方への変形を生じてしまったタイトフレーム1は、山部2の左右両側に連設する一対の傾斜部3が互いに接近するように変形している。つまり、一対の傾斜部3間が狭まることで、山部2の上方への移動(変形)が許容されていることがわかる。
出願人は、このような風の吹上によって変形を生じたタイトフレーム1の状況から、タイトフレーム1の一対の傾斜部3が互いに接近するような変形を生じなければ、折板屋根材13も上方へ持ち上がらずに変形を防止できるのではないかと着眼した。
そして、この着眼点に基づいて研究を重ね商品開発を進めた末に、本発明のタイトフレーム用補強金具を完成させた。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
タイトフレーム1の山部2の左右両側に連設する一対の傾斜部3間に架設状態に介在してタイトフレーム1を補強するタイトフレーム用補強金具であって、前記タイトフレーム1の山部2の下方に配設可能な形状の金具本体4の一側端部に、前記一対の傾斜部3の一方に当接若しくは近接する一側支承部5を設け、この金具本体4の他側端部に、前記一対の傾斜部3の他方に当接若しくは近接する他側支承部6を設け、この金具本体4は、金属板を折曲形成した構成とすると共に、前記タイトフレーム1の山部2の下面が当接する当接部11を上部に有しこの当接部11から垂設板部15(16)が垂設した形状に構成して、この垂設板部15(16)の両側端縁部の一側端縁部を前記一側支承部5とし他側端縁部を前記他側支承部6とし、この金具本体4の前記当接部11に、金具本体4を前記タイトフレーム1に固定するための固定部7を設け、この固定部7を介して金具本体4をタイトフレーム1に固定した際、前記一側支承部5が一対の傾斜部3の一方に当接若しくは近接し且つ前記他側支承部6が一対の傾斜部3の他方に当接若しくは近接するように、前記金具本体4の前記垂設板部15(16)の左右幅寸法を、前記タイトフレーム1の一対の傾斜部3間の間隔幅寸法と合致する幅寸法に設定するか若しくは一対の傾斜部3間の間隔幅寸法よりやや小さい幅寸法に設定し、前記一側支承部5と前記他側支承部6とは、前記タイトフレーム1の一対の傾斜部3の対向内側面に線接触若しくは面接触する形状に形成したことを特徴とするタイトフレーム用補強金具に係るものである。
また、前記金具本体4は、前記当接部11の前後から前記垂設板部15・16が垂設した形状に構成して、この前後の垂設板部15・16の左右両側端縁部の一側端縁部を前記一側支承部5とし他側端縁部を前記他側支承部6としたことを特徴とする請求項1記載のタイトフレーム用補強金具に係るものである。
また、前記固定部7は、前記金具本体4上部の前記当接部11に前記タイトフレーム1の山部2に固定する吊子8の固定具9を挿通可能な挿通孔10を形成して構成し、この固定部7の挿通孔10に挿通した前記固定具9により、この固定部7を介して前記吊子8と共に前記金具本体4をタイトフレーム1の山部2に固定し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のタイトフレーム用補強金具に係るものである。
また、前記金具本体4の上端部に、前記タイトフレーム1の山部2の下面が当接する平板状の前記当接部11を設け、この当接部11に前記固定部7として前記挿通孔10を形成したことを特徴とする請求項記載のタイトフレーム用補強金具に係るものである。
また、金属板を折曲形成することで、前記タイトフレーム1の一対の傾斜部3間の間隔幅寸法と合致する左右幅寸法を有し、且つ前記タイトフレーム1の前後幅寸法より小さく平面視でタイトフレーム1に隠れる前後幅寸法を有する形状の前記金具本体4を構成したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のタイトフレーム用補強金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、金具本体をタイトフレームの一対の傾斜部間に架設状態に固定して一側支承部を一対の傾斜部の一方に当接若しくは近接させると共に、他側支承部を一対の傾斜部の他方に当接若しくは近接させることができ、これによりタイトフレームに吊子を介して固定した折板屋根材が風による吹上力を受けた際には、一対の傾斜部間に介在する金具本体がこの一対の傾斜部間を狭めようとする変形力を支承してこの傾斜部の変形を阻止することになるので、吊子が上方へ持ち上がることが阻止されて折板屋根材が上方へ持ち上がるように変形することも防止される極めて実用性に優れた画期的なタイトフレーム用補強金具となる。
また、本発明においては、金具本体をタイトフレームの山部に対して簡易に固定可能であると共に、一側支承部や他側支承部に固定部を設けないことで、この一側支承部と他側支承部の一対の傾斜部に対する有効な支承面積を容易に確保可能となるなど、一層実用性に優れた構成のタイトフレーム用補強金具となる。
また、本発明においては、一側支承部と他側支承部とを、タイトフレームの一対の傾斜部の対向内側面に線接触若しくは面接触する形状に形成したから、一側支承部と他側支承部とが一対の傾斜部を支承する構成を簡易に設計実現可能となると共に、一側支承部も他側支承部も広い接触面積をもって一対の傾斜部の対向内側面を安定的に支承するので、一対の傾斜部の変形を一層良好に阻止できることになるなど、極めて実用性に優れた構成のタイトフレーム用補強金具となる。
また、請求項2記載の発明においては、タイトフレームの一対の傾斜部間に加わる変形力(風の吹上力)を前後の一側支承部と前後の他側支承部とで安定的に支承できる一層実用性に優れた構成のタイトフレーム用補強金具となる。
また、請求項記載の発明においては、金具本体用の新規な固定手段を要することなく、既存の吊子の固定構造を利用して金具本体をタイトフレームに対し簡単に固定可能となる一層実用性に優れた簡易構成のタイトフレーム用補強金具となり、特に請求項記載の発明の場合は、一層安定的に金具本体をタイトフレームに固定可能となる。
また、請求項記載の発明においては、強度の高い金具本体を構成可能で確実に一対の傾斜部に加わる変形力(風の吹上力)を支承することができる上、この金具本体は単に金属板を折曲形成することで容易に設計実現可能となり、しかも、タイトフレームに固定された金具本体がタイトフレームより前後方向へ突出しない形状であるためにタイトフレームの取り扱い性を損なうこともないなど、一層実用性に優れた構成のタイトフレーム用補強金具となる。
実施例1の使用状態を示す概略説明斜視図である。 実施例1を示す斜視図である。 実施例1のタイトフレーム並びに吊子との分解斜視図である。 実施例1の使用状態を示す説明正断面図である。 実施例2を示す斜視図である。 実施例2の使用状態を示す説明正断面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の金具本体4は、固定部7を介してタイトフレーム1の山部2の左右両側に連設する一対の傾斜部3間に架設状態に固定することができる。
すると、タイトフレーム1の一対の傾斜部3間の間隔幅寸法と合致する幅寸法若しくは一対の傾斜部3間の間隔幅寸法よりやや小さい幅寸法に左右幅寸法が設定されたこの金具本体4は、その一側端部に設けた一側支承部5が一対の傾斜部3の一方に当接若しくは近接し、他側端部に設けた他側支承部6が一対の傾斜部3の他方に当接若しくは近接することになる。
即ち、金具本体4が一対の傾斜部3をその対向内側から支える横材として機能することになる。
この金具本体4が取付られたタイトフレーム1に、吊子8を介して折板屋根材13を固定することで折板屋根が完成するが、この折板屋根が強い風による吹上力を受けると、折板屋根材13が上方へ持ち上げられようとすることに伴い、吊子8と共にタイトフレーム1の山部2も持ち上げられて、タイトフレーム1に、一対の傾斜部3をその間隔幅が狭まるように変形させようとする力が加わる。
しかし、この際、一対の傾斜部3の一方が反対側(他方の傾斜部3側)へと変形し移動しようとしても、金具本体4の一側支承部5に支承されて移動が阻止され、同様に一対の傾斜部3の他方が反対側(一方の傾斜部3側)へと変形し移動しようとしても、金具本体4の他側当接部6に支承されて移動が阻止される。
従って、一対の傾斜部3は、いずれも間隔幅を狭めるように変形することが金具本体4によって阻止されることとなり、この一対の傾斜部3の変形を生じないがために吊子8が上方へ持ち上がることはなく、よって折板屋根材13が上方へ持ち上がるように変形することも防止される。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図4に基づいて説明する。
本実施例は、馳式折版屋根用のタイトフレーム1に対して利用可能なタイトフレーム用補強金具を構成した場合を示している。即ち、図示したタイトフレーム1は、山部2が中央部を境にして左右部の高さを異ならせた段差形状であり、その上段部2Aには折板屋根材13の山部の下面を直接載置でき、下段部2Bには吊子8を載置し固定具9を用いて固定できる構成である。また、このタイトフレーム1は、山部とその左右両側に連設する一対の傾斜部3とに、このタイトフレーム1を構成する帯板の長さ方向に沿って補強リブ14を下面側へ突出形成している。
本実施例の金具本体4は、前記タイトフレーム1の山部2の下方に配設可能な形状であって、前記一対の傾斜部3間に架設状態に介在可能な形状に構成している。
具体的には、金具本体4は、所定形状の金属板を例えばプレス機を用いて折曲形成することにより、天板部11の前後両側に垂設板部としての前板部15と後板部16が連設状態に垂設する断面コ字形体であって左右方向に長さを有する形状に構成し、この金具本体4の天板部11を、前記タイトフレーム1の山部2の下段部2Bの下面(図面では下段部2Bの下面から突出する前記補強リブ14)に重合当接可能な平板状の当接部11としている。
また、この金具本体4は、その前後板部15・16の向きをタイトフレーム1の前後方向(タイトフレーム1を構成する帯板の板幅方向)と一致させて山部2の下方に配して前記当接部11を下段部2Bの下面に当接させた際に、タイトフレーム1の一対の傾斜部3間の間隔幅寸法と合致する左右幅寸法を有し、且つ前記タイトフレーム1の前後幅寸法よりやや小さく平面視で(タイトフレームを上から見て)タイトフレーム1に隠れる前後幅寸法を有する形状に構成している。
また、この金具本体4の左右方向の一側端部に、前記一対の傾斜部3の一方に当接若しくは近接する一側支承部5を設け、この金具本体4の他側端部に、前記一対の傾斜部3の他方に当接若しくは近接する他側支承部6を設けている。
更に具体的には、金具本体4の前板部15と後板部16の夫々の左右両端部が、前記当接部11より左右外側へ突出するように、この金具本体4を構成する金属板の展開形状を設定すると共に、この前板部15と後板部16の夫々の左右両端縁部を、タイトフレーム1の一対の傾斜部3の対向内側面(タイトフレーム1の下面)に同調する傾斜度の左右対称な傾斜縁に形成して、この左右両端の傾斜縁のうちの一側(図面左側)の傾斜縁を前記一側支承部5とし、他側(図面右側)の傾斜縁を前記他側支承部6としている。
即ち、本実施例の一側支承部5と他側支承部6とは、金具本体4の左右両端部の夫々の前後位置に設け、この各前後の一側支承部5と他側支承部6とが、タイトフレーム1の前後方向の中央位置に存する補強リブ14を避けた前後位置(前後二箇所)に線接触して傾斜部3を安定的に支承する構成としている。
また、本実施例では、当接部11を山部2(下段部2B)に当接させた際に、一側支承部5と他側支承部6とが双方とも一対の傾斜部3の対向内側面に当接するように金具本体4の左右幅寸法を設定している。
本実施例では、この金具本体4の上部の当接部11に、この金具本体4を前記タイトフレーム1の山部2に固定するための固定部7を設けている。
具体的には、固定部7は、当接部11の一側寄りに前記タイトフレーム1の山部2の下段部2Bに固定する吊子8の固定具9を挿通可能な挿通孔10を貫通形成して構成し、この固定部7の挿通孔10に挿通した固定具9により、この固定部7を介して前記吊子8と共に前記金具本体4をタイトフレーム1の山部2(下段部2B)に固定し得るように構成している。図中符号22は吊子8の底板部に設けられた固定具通し孔である。
また、この固定部7としての挿通孔10は、金具本体4の当接部11をタイトフレーム1の山部2(下段部2B)の下面に当接して、前記一側支承部5と前記他側支承部6とを一対の傾斜部3に当接させた際に、下段部2Bに形成された固定具9取付用の取付孔17と連通状態となるように当接部11への形成位置を設定している。
従って、固定具9により固定部7を介して金具本体4を吊子8と共にタイトフレーム1の山部2に固定すると、山部2下方の一対の傾斜部3間に金具本体4が架設状態に介在され且つ一側支承部5と他側支承部6とが一対の傾斜部3夫々に当接支承することになる構成としている。また、山部2に金具本体4を固定する際、下段部2Bの下面に当接部11を、一方の傾斜部3に一側支承部5を、他方の傾斜部3に他側支承部6を、夫々当接するだけで取付孔17と挿通孔10との位置合わせがなされる構成であるので、この位置合わせされた取付孔17,挿通孔10への固定具9通し作業が容易に行われて、金具本体4の取付作業も容易に行われる。
また、図面では、挿通孔10と取付孔17とを角形の貫通孔に形成する一方、固定具9として採用するボルト9A・ナット9Bのうちのボルト9Aの基端部を、この角形の挿通孔10・取付孔17に嵌合する角形部18に形成している。即ち、この挿通孔10と取付孔17とにボルト9Aを挿通して角形部18を嵌合することでボルト9Aが回り止め状態となり、ボルト9Aへのナット9Bの螺着操作を容易に行えるようにしている。
次に、上述のように構成した本実施例の具体的な使用方法を説明する。
タイトフレーム1の前後方向に金具本体4の前後方向を一致させてこの金具本体4を山部2の下方に配し、金具本体4上部の当接部11をタイトフレーム1の山部10の下段部2Bの下面(内面)に当接する。
続いて、連通状態となる挿通孔10と取付孔7とに下方からボルト9Aを挿通し、このボルト9A先端に螺着したナット9Bの締め付けにより吊子8と共に金具本体4を下段部2Bに固定すると、金具本体4の一側支承部5が一対の傾斜部3の一方の内側面に当接し、他側支承部6が一対の傾斜部3の他方に当接して金具本体4が一対の傾斜部3間に架設状態に介在することになる。
即ち、タイトフレーム1の山部2(下段部2B)に固定された金具本体4が、一対の傾斜部3をその内側から支える横材として機能することになる。
続いて、吊子8に折板屋根材13を固定することにより折板屋根が完成する。
このようにして完成した折板屋根は、折板屋根材13が風で吹上られることによって吊子8と共にタイトフレーム1の山部2にも上方へ強く持ち上げられる力が作用した際に、一対の傾斜部3間で横材として機能する金具本体4によって一対の傾斜部3が強固に支持されるので、この一対の傾斜部3間が狭まることはなく、従って一対の傾斜部3間が狭まることによって生じる山部2の上方への変形(折板屋根材13の上方への変形)が確固に阻止されることになる。
本発明の具体的な実施例2について図5,図6に基づいて説明する。
本実施例は、金具本体4の形状を前記実施例1とは異ならせた場合である。
具体的には、本実施例の金具本体4は、所定形状の金属板を例えばプレス機を用いて加工することにより、天板部11(当接部11)の前後両側に前板部15と後板部16が連設状態に垂設すると共に、天板部11の左右両側に左板部19と右板部20が連設状態にして下方へ斜設し、尚且つ前板部15・後板部16・左板部19・右板部20が横並びに連設する下部開放型の箱形体に形成している。
また、この金具本体4は、前記実施例1と同様に左右方向に長さを有する形状に形成すると共に、その前後板部15・16の向きをタイトフレーム1の前後方向と一致させて山部2の下方に配して前記当接部11を下段部2Bの下面に当接させた際に、タイトフレーム1の一対の傾斜部3間の間隔幅寸法と合致する左右幅寸法を有し、且つ前記タイトフレーム1の前後幅寸法よりやや小さく平面視で(タイトフレームを上から見て)タイトフレーム1に隠れる前後幅寸法を有する形状に構成している。
また、本実施例では、この金具本体4の一側端部に斜設する左板部19を、前記一対の傾斜部3の一方に当接若しくは近接する一側支承部5とし、金具本体4の他側端部に斜設する右板部20を、一対の傾斜部3の他方に当接若しくは近接する他側支承部6とし、更にこの一側支承部5と他側支承部6とは、タイトフレーム1の一対の傾斜部3の対向内側面(タイトフレーム1の下面)に同調する傾斜度の左右対称な傾斜面に形成している。
また、この一側支承部5と他側支承部6とは、夫々の中央部に、タイトフレーム1の下面より突出する前記補強リブ14を逃げるための逃げ凹部21を形成している。
即ち、本実施例の一側支承部5と他側支承部6とは、一対の傾斜部3の対向内側面であってその中央に形成される補強リブ14を避けた前後位置(前後二箇所)に面接触して傾斜部3を安定的に支承する構成としている。
他の構成並びに使用方法は、前記実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 タイトフレーム
2 山部
3 傾斜部
4 金具本体
5 一側支承部
6 他側支承部
7 固定部
8 吊子
9 固定具
10 挿通孔
11 当接部
15 垂設板部
16 垂設板部

Claims (5)

  1. タイトフレームの山部の左右両側に連設する一対の傾斜部間に架設状態に介在してタイトフレームを補強するタイトフレーム用補強金具であって、前記タイトフレームの山部の下方に配設可能な形状の金具本体の一側端部に、前記一対の傾斜部の一方に当接若しくは近接する一側支承部を設け、この金具本体の他側端部に、前記一対の傾斜部の他方に当接若しくは近接する他側支承部を設け、この金具本体は、金属板を折曲形成した構成とすると共に、前記タイトフレームの山部の下面が当接する当接部を上部に有しこの当接部から垂設板部が垂設した形状に構成して、この垂設板部の両側端縁部の一側端縁部を前記一側支承部とし他側端縁部を前記他側支承部とし、この金具本体の前記当接部に、金具本体を前記タイトフレームに固定するための固定部を設け、この固定部を介して金具本体をタイトフレームに固定した際、前記一側支承部が一対の傾斜部の一方に当接若しくは近接し且つ前記他側支承部が一対の傾斜部の他方に当接若しくは近接するように、前記金具本体の前記垂設板部の左右幅寸法を、前記タイトフレームの一対の傾斜部間の間隔幅寸法と合致する幅寸法に設定するか若しくは一対の傾斜部間の間隔幅寸法よりやや小さい幅寸法に設定し、前記一側支承部と前記他側支承部とは、前記タイトフレームの一対の傾斜部の対向内側面に線接触若しくは面接触する形状に形成したことを特徴とするタイトフレーム用補強金具。
  2. 前記金具本体は、前記当接部の前後から前記垂設板部が垂設した形状に構成して、この前後の垂設板部の左右両側端縁部の一側端縁部を前記一側支承部とし他側端縁部を前記他側支承部としたことを特徴とする請求項1記載のタイトフレーム用補強金具。
  3. 前記固定部は、前記金具本体上部の前記当接部11に前記タイトフレームの山部に固定する吊子の固定具を挿通可能な挿通孔を形成して構成し、この固定部の挿通孔に挿通した前記固定具により、この固定部を介して前記吊子と共に前記金具本体をタイトフレームの山部に固定し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のタイトフレーム用補強金具。
  4. 前記金具本体の上端部に、前記タイトフレームの山部の下面が当接する平板状の前記当接部を設け、この当接部に前記固定部として前記挿通孔を形成したことを特徴とする請求項記載のタイトフレーム用補強金具。
  5. 金属板を折曲形成することで、前記タイトフレームの一対の傾斜部間の間隔幅寸法と合致する左右幅寸法を有し、且つ前記タイトフレームの前後幅寸法より小さく平面視でタイトフレームに隠れる前後幅寸法を有する形状の前記金具本体を構成したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のタイトフレーム用補強金具。
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