JP5456937B1 - 管渠の更生工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】大口径の管渠内に水を流下させながら施工しても、安全性、施工性、および更生品質を高めることができる管渠の更生工法を提供する。
【解決手段】矩形状の管渠Pの管軸方向へ連続するように、管渠P内に仕切り壁16を立設して、管渠P内の空間を分割する。そして、仕切り壁16の両側の空間Qa、Qbのうち、一方の空間Qbにおいて、水を流下させる第1工程を実施するとともに、当該第1工程と並行して、他方の空間Qaにおいて、上下流側を締め切った状態でライニング材1と接合材3により管渠Pと平行に更生管4を形成して、該更生管4と管渠Pとを硬化性を有する充填材により一体化させる第2工程を実施する。その後、空間Qaにおいて、上記第1工程を実施するとともに、当該第1工程と並行して、空間Qbにおいて、上記第2工程を実施する。これにより、管渠Pが更生され、管渠P内に複数の流路が設けられる。
【選択図】図10

Description

本発明は、矩形状の管渠内に更生管を形成して、更生管と管渠とを一体化させることにより、管渠を更生する管渠の更生工法に関する。
従来、たとえば老朽化した下水道などの管渠内で、更生材を用いて、更生管を形成して、更生管と管渠とを一体化させることにより、管渠を更生する工法がある。
たとえば特許文献1では、合成樹脂製で帯状の更生材を湾曲させて、長手方向の両端部を結合することにより、筒状体を形成している。その筒状体を矩形状の管渠内に管軸方向へ複数並べて、筒状体間を合成樹脂製の接合材で接合することにより、更生管を形成している。そして、管渠と更生管との間に、硬化性を有する充填材を充填して、管渠と更生管とを一体化させることにより、管渠を更生している。
上記以外にも、たとえば特許文献の背景技術の項に開示されている、反転工法、形成工法、製管工法、および鞘管工法などのような、種々の管渠の更生工法が提案されている。
管渠内に水を流下させながら施工する場合は、たとえば特許文献2および特許文献3に開示されているように、管渠の施工対象区間の上下流側に止水装置などにより堰を設けて、上流の水を仮配管(排水管)へ通して下流へ導くことにより、施工対象区間の水位を低下させている。これは、いわゆる水替え工という工程であり、これにより、安全に施工し易くなり、所定の更生品質を確保できる。
また、管渠と更生管との間に充填材を充填する前に、たとえば特許文献4に開示されているような、支保工装置が更生管内に設置される。これは、いわゆる支保工という工程であり、これにより、充填材の充填圧によって更生管が浮き上がるのを防止できる。
一方、特許文献5には、管渠の改修工法が開示されている。この工法では、管渠内に管軸方向へ連続するように背割壁を形成した後、上下流の片側を交互に締め切って、ドライエリアを形成し、管渠の内周面に沿って型枠を固定して、型枠内にコンクリートを打設する。そして、コンクリートにより管渠の内周面がライニングされると、型枠や背割壁などは管渠内から撤去される。
また、特許文献6には、管渠内の空間を複数に分割する方法が開示されている。この方法では、管渠内に複数本の内張り材を挿入し、各内張り材を膨らませて、各内張り材と管渠とを密着させた後、内張り材に含浸させた反応硬化性樹脂液を硬化させて、各内張り材と管渠とを接着させる。
特許第4743725号公報 特開2012−184811号公報 特開2007−303535号公報 特開2007−46751号公報 特開2003−20669号公報 特開2006−69081号公報
更生する管渠の口径が大きい場合、更生管の形成や水替え工や支保工などを行うための施工設備が大型化してしまい、施工設備の管渠内での組み立てや設置が困難になり、施工性が低くなる。また、管渠内に水を流下させながら施工する場合は、安全性、施工性、および更生品質が低下しないようにする必要がある。
本発明の課題は、大口径の管渠内に水を流下させながら施工しても、安全性、施工性、および更生品質を高めることができる管渠の更生工法を提供することである。
本発明による管渠の更生工法は、矩形状の管渠内に更生材により管渠と平行に更生管を形成し、管渠と更生管との間に硬化性を有する充填材を充填して、管渠と更生管とを一体化させることにより、管渠を更生する工法であって、まず、管渠の管軸方向へ連続するように管渠内に仕切り壁を立設して、管渠内の空間を分割する。そして、仕切り壁の両側の空間のうち、一方の空間において、水を流下させる第1工程を実施するとともに、当該第1工程と並行して、他方の空間において、上下流側を締め切った状態で更生材により更生管を形成して、該更生管と管渠とを充填材により一体化させる第2工程を実施する。その後、他方の空間において、第1工程を実施するとともに、当該第1工程と並行して、一方の空間において、第2工程を実施する。そして、各空間において実施される第2工程により、管渠内に複数の流路を設ける。
上記によると、管渠内の空間を仕切り壁により複数に分割して、各空間で更生管を形成する作業や、更生管と管渠を一体化させる作業を行うので、管渠の口径が大きくても、更生管の形成や水替え工や支保工などを行うための施工設備が大型化するのを抑制することができる。このため、施工設備の管渠内での組み立てや設置が困難にならず、施工性を高めることができる。また、管渠内の複数の空間に対して、水を流下させる第1工程と、上下流側を締め切った状態で更生管を形成する第2工程とが、交代で実施される。このため、管渠内の締め切った空間において、水位を低下させて、更生管を形成する作業や更生管と管渠を一体化させる作業を、安全かつ着実に行うことができる。また、更生後の管渠内の中央に管軸と平行に壁体が形成されるので、管渠の強度が大きくなる。よって、上記管渠の更生工法によれば、大口径の管渠内に水を流下させながら施工しても、安全性、施工性、および更生品質を高めることが可能となる。さらに、更生後の管渠を維持するための管理や補修の作業も、上記施工時と同様に、一方の空間で水を流下させる第1工程を実施しながら、他方の空間で更生管を形成する第2工程を実施することで、安全性と作業性を高めることが可能となる。
また、本発明では、上記管渠の更生工法において、管渠内の施工対象区間の上下流側に堰を設けて、施工対象区間の上流の水を仮配管へ通して下流へ導いて、施工対象区間の水位を低下させた状態で、仕切り壁を立設してもよい。
これにより、管渠内の施工対象区間に仕切り壁を立設する作業を、安全かつ容易に行うことができ、安全性と施工性をより高めることが可能となる。
また、本発明では、上記管渠の更生工法において、仕切り壁の両側の空間に対して、第1工程および第2工程を実施する前に、仕切り壁の上下端と管渠の上下面との隙間を止水材により仮止水してもよい。
これにより、管渠内の一方の空間を流下する水が、他方の空間に入り込むのを阻止したり、他方の空間に形成した更生管と管渠および仕切り壁との間に充填した充填材が、一方の空間に漏れ出るのを阻止したりすることができる。このため、安全性、施工性、および更生品質をより高めることが可能となる。
また、本発明では、上記管渠の更生工法において、管渠内に仕切り壁を残して、複数の更生管と管渠と仕切り壁とを充填材により一体化させてもよい。
これにより、更生後の管渠の強度を一層大きくして、更生品質をより高めることができる。
また、本発明では、上記管渠の更生工法において、仕切り壁の両側の空間のうち、一方の空間に形成した更生管と、管渠および仕切り壁との間に充填材を充填して、該充填材を硬化させてから、仕切り壁を撤去し、その後、他方の空間に更生管を形成して、該更生管と管渠および一方の空間に形成した更生管との間に充填材を充填してもよい。
これにより、更生後の管渠内の流路径を大きくして、更生品質をより高めることができる。また、仕切り壁を構成する部材を再利用することができる。
さらに、本発明では、上記管渠の更生工法において、更生材は、帯状に形成されたライニング材から成り、ライニング材を湾曲させて長手方向の両端部を結合することにより筒状体を形成し、仕切り壁の両側の各空間に対して、筒状体を管渠の管軸方向へ複数並べて、筒状体間を接合材で接合することにより、更生管を形成してもよい。
これにより、管渠内の分割した各空間に応じて、段差の無い更生管をそれぞれ形成し、更生後の管渠内に水をスムーズに流下させて、更生品質を一層高めることができる。
本発明によれば、大口径の管渠内に水を流しながら施工しても、安全性、施工性、および更生品質を高めることができる管渠の更生工法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態によるライニング材の側面図である。 本発明の実施形態による筒状体の斜視図である。 本発明の実施形態による接合材の側面図である。 図2の筒状体同士の接合部分の断面図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第1実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第2実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第2実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第2実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第2実施形態による管渠の更生工法の工程図である。 本発明の第2実施形態による管渠の更生工法の工程図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、本実施形態の管渠の更生工法で用いるライニング材1と接合材3を、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、ライニング材1の側面図である。ライニング材1は、合成樹脂製であり、図1で紙面に対して垂直な方向に長くなるように帯状に形成されていて、可撓性を有している。ライニング材1の幅方向の両端部には、厚み方向の裏側(図1で上側)へ窪むように、凹状の嵌合凹部1aが形成されている。また、ライニング材1の裏面には、所定の間隔で複数のリブ1bが設けられている。
リブ1bが外側に来るように、ライニング材を長手方向に湾曲させて、長手方向の両端部1dを結合することにより、図2に示すような、筒状体2が形成される。ライニング材1の両端部1dの結合は、たとえば融着手段、結合金具、または接着剤などを用いて行う。ライニング材1は、本発明の「更生材」の一例である。
図2は、筒状体2の斜視図である。筒状体2は、ほぼ矩形状に形成されている。筒状体2のコーナー部2cを形成し易くするため、ライニング材1の各リブ1bには、長手方向に所定の間隔で切り込み1kが形成されている。
図3は、接合材3の側面図である。接合材3は、図3で紙面に対して垂直な方向に延びるように帯状に形成されている。接合材3の幅は、一定であり、ライニング材1の幅より小さくなっている。接合材3は、本体部3xとカバー3yとから構成されている。
本体部3xは、カバー3yより可撓性の高い合成樹脂からなる。本体部3xの中央には、厚み方向の裏側(図3で上側)へ窪むように、溝3cが形成されている。本体部3xの両端部には、厚み方向の裏側(図3で上側)へ突出するように、凸状の嵌合凸部3aが形成されている。溝3cと各嵌合凸部3aの間には、幅方向に伸縮可能な撓み部3bが設けられている。
カバー3yは、ライニング材1と同一の合成樹脂からなる。カバー3yの中央には、厚み方向の裏側(図3で上側)へ突出するように、突起3eが設けられている。本体部3xの溝3cにカバー3yの突起3eを嵌合させることで、本体部3xの表側を覆うように、カバー3yが取り付けられる。
図2の筒状体2を軸方向に複数並べて、図4に示すように筒状体2間を接合材3により接合する。詳しくは、隣り合う筒状体2の嵌合凹部1aに、接合材3の嵌合凸部3aを厚み方向にそれぞれ嵌合することにより、筒状体2と接合材3を交互に接合する。これにより、後述の図10〜図20に示すように、更生管4が形成される。なお、図4では、図を見易くするため、ハッチングの図示を省略している。
上記接合の際、水密性を高めるため、嵌合凹部1aと嵌合凸部3aの間に、図示しないシール材を挟み込んでもよい。また、予め接合材3を長手方向に湾曲させて、長手方向の両端部3dを結合することにより、接合材3を筒状にしてから、該筒状の接合材3により筒状体2間を接合してもよい。または、帯状のままの接合材3により筒状体2間を接合してから、接合材3を筒状にしてもよい。接合材3の両端部3d(図3)の結合は、たとえば融着手段や接着剤などを用いて行う。
また、筒状体2間を接合材3の本体部3xで接合してから、本体部3xにカバー3yを取り付けるようにしてもよい。または、接合材3の本体部3xにカバー3yを取り付けて、接合材3を組み立ててから、該接合材3により筒状体2間を接合してもよい。
更生管4を補強するため、図4に示すように、筒状体2の両端部に金属製のフレーム5を装着する。詳しくは、図2に示す筒状体2のストレート部2sには真直なフレーム5を装着し、コーナー部2cには湾曲したフレーム5を装着する。また、フレーム5の筒状体2への装着は、図4に示すような、連結棒材6や金具7や螺合部材8などを用いて行う。連結棒材6は、リブ1bに設けられた孔(符号省略)を貫通させる。
次に、第1実施形態の管渠の更生工法を、図5〜図15を参照しながら説明する。
なお、施工対象である管渠Pの水平断面を上方から見た状態を、図5(a)、図6(a)、図7(a)、図8(a)、図10(a)、図11、図13(a)、および図14に示している。また、管渠Pの管軸Jと平行な鉛直断面を側方から見た状態を、図5(b)、図6(b)、図7(b)、および図8(b)に示している。さらに、管渠Pの管軸Jに対して垂直な断面を上流側から見た状態を、図9、図10(b)、図12、図13(b)、および図15に示している。
管渠Pは、老朽化した矩形状で大口径の下水道などであり、図9、図10(b)、図12、図13(b)、および図15に示すように、縦幅より横幅の方が大きくなっている。たとえば、管渠Pの縦幅は2500mm以上あり、横幅は、3000mm以上ある。
地上から管渠P内に通じる2つのマンホールMu、Md間を施工対象区間Paとした場合、まず、図5に示すように、管渠P内において、施工対象区間Paの上流側マンホールMuより上流に堰11uを設けて、施工対象区間Paの水位を上流より低下させる。堰11uは、たとえば土のう、ベニヤ板、またはコンクリートパネルなどから構成される(後述の堰11d、11u’、11d’も同様)。
次に、図6に示すように、堰11uの上流側に水中ポンプ12を設置するとともに、施工対象区間Paに仮配管13を設置して、仮配管13の一端を水中ポンプ12に接続する。このとき、仮配管13は、管渠Pのいずれかの側壁側へ寄せて配置する。また、仮配管13は、たとえばサクションホースから構成される。
次に、施工対象区間Paの下流側マンホールMdより下流に堰11dを設けて、仮配管13の他端を堰11dより下流側に配置する。そして、施工対象区間Paの上流の水を水中ポンプ12により汲み上げて、仮配管13を通して下流へ導いて、施工対象区間Paの水位を一層低下またはほぼゼロにする。つまり、施工対象区間Paに対して水替え工を行う。
その低水位状態で、図7に示すように、管渠P内の中央に管軸方向(管軸Jと平行な方向)へ所定の間隔(1m〜2m程度)で複数の支柱14を立設する。このとき、アンカーボルトなどにより、支柱14の上下端を管渠P内の上下面に固定する。支柱14は、たとえばH形鋼やC形鋼などの鋼材から構成される。
次に、図8に示すように、支柱14間に板材15をそれぞれ配置し、各支柱14の仮配管13と反対側の側面に、板材15の両端部をボルトとナットなどにより固定する。これにより、管渠Pの管軸方向へ連続するように、支柱14と板材15から成る仕切り壁16が管渠P内に鉛直に立設され、管渠P内の施工対象区間Paが2つの空間Qa、Qbに分割された状態となる。板材15は、たとえば2mm〜3mm程度の厚さを有する鉄板から構成される。また、堰11u、11dから仕切り壁16に到達するように、延長堰11tを設ける。
次に、図9に示すように、仕切り壁16の上下端と管渠Pの上下面との隙間を止水材17により仮止水する。また、仕切り壁16を構成する支柱14と板材15の隙間や、板材15同士の隙間も止水材17により仮止水する。止水材17は、たとえば急結セメントから構成される。
次に、図10に示すように、仕切り壁16の両側の空間Qa、Qbのうち、仮配管13が有る方の空間Qbの上下流側にある堰11u、11dの半分を除去して、空間Qbに水を流下させる。一方、仮配管13が無い方の空間Qaは、上下流側にある堰11u、11dのもう半分と延長堰11tにより、水が流れないように締め切られた状態になっている。このように流路が狭められることで、水の流れに支障が生じる場合は、水中ポンプ12と仮配管13により、施工対象区間Paの上流の水を下流へ導けばよい。
次に、締め切られた状態の空間Qaにおいて、空間Qaの大きさに合わせて、ライニング材1を湾曲させて長手方向の両端部1dを結合することにより、筒状体2を複数形成する。そして、図10(a)に示すように、筒状体2を管渠Pの管軸方向へ複数並べて、前述したように筒状体2間を接合材3で接合することにより、管渠Pと平行に更生管4を形成して行く。
図11に示すように、空間Qa全体に更生管4が形成された後は、図示しない支保工装置を更生管4内に設置し、図12に示すように、空間Qa内の更生管4と管渠Pおよび仕切り壁16との間に、硬化性を有する充填材18を充填する。そして、充填材18を硬化させて、空間Qa内の更生管4を管渠Pおよび仕切り壁16と一体化させる。
次に、図13に示すように、空間Qaの上下流側にある堰11u、11dを除去し、かつ、空間Qbの上下流側に堰11u’、11d’を設ける。これにより、空間Qaの更生管4内に水が流れて、空間Qbが締め切られた状態となる。また、仮配管13を、空間Qaから空間Qbに移設する。そして、管渠P内の水の流れに支障が生じる場合は、水中ポンプ12と仮配管13により、施工対象区間Paの上流の水を下流へ導く。
次に、締め切られた状態の空間Qbにおいて、空間Qbの大きさに合わせて、ライニング材1を湾曲させて長手方向の両端部1dを結合することにより、筒状体2を複数形成する。そして、図13(a)に示すように、筒状体2を管渠Pの管軸方向へ複数並べて、前述したように筒状体2間を接合材3で接合することにより、管渠Pと平行に更生管4を形成して行く。
既に仕切り壁16の空間Qa側に更生管4が一体化されたことで、仕切り壁16の強度が大きくなっているため、空間Qbに更生管4を形成するときは、支柱14の空間Qb側の面に板材15を設置しなくてもよい。然るに、支柱14の空間Qb側の側面に、受け梁19を上下方向に所定の間隔で複数固定しておくことで、筒状体2からの反力を受け梁19で受け止めて、空間Qbに更生管4を形成し易くなる。受け梁19は、たとえばL形鋼などから構成される。
図14に示すように、空間Qb全体に更生管4が形成された後は、図示しない支保工装置を更生管4内に設置し、図15(a)に示すように、空間Qb内の更生管4と管渠Pおよび仕切り壁16との間に、充填材18を充填する。そして、充填材18を硬化させて、空間Qb内の更生管4を管渠Pおよび仕切り壁16と一体化させる。
これにより、図15(b)に示すように、管渠Pが更生されて、管渠P内に2つの流路Ra、Rbが設けられた状態となる。また、管渠P内の中央に管軸Jと平行に鉛直な壁体20が形成された状態となる。そして、管渠P内の各流路Ra、Rbに水を流下させることができる。
上記第1実施形態によると、管渠Pの管軸方向に連続する鉛直な仕切り壁16により、管渠P内を2つの空間Qa、Qbに分割している。そして、仕切り壁16の両側の空間Qa、Qbのうち、一方の空間Qbにおいて、水を流下させる第1工程を実施するとともに、当該第1工程と並行して、他方の空間Qaにおいて、上下流側を締め切った状態でライニング材1により更生管4を形成して、該更生管4と管渠Pと仕切り壁16とを充填材18により一体化させる第2工程を実施する。その後、空間Qaにおいて、水を流下させる上記第1工程を実施するとともに、当該第1工程と並行して、空間Qbにおいて、更生管4を形成する上記第2工程を実施する。そして、各空間Qa、Qbにおいて実施される第2工程により、管渠P内に複数の流路Ra、Rbを設けている。
このため、管渠Pの口径が大きくても、更生管4の形成や水替え工や支保工などを行うための施工設備が大型化するのを抑制することができ、施工設備の管渠P内での組み立てや設置が困難にならず、施工性を高めることが可能となる。また、2つの空間Qa、Qbのうち一方を締め切って、水位を低下させて、更生管4を形成する作業や更生管4と管渠Pを一体化させる作業を、安全かつ容易に行うことができる。また、更生後の管渠P内の中央に管軸Jと平行に壁体20が形成されるので、管渠Pの強度が大きくなる。
よって、上記第1実施形態の管渠の更生工法によれば、大口径の管渠P内に水を流下させながら施工しても、安全性、施工性、および更生品質を高めることが可能となる。さらに、更生後の管渠Pを維持するための管理や補修の作業も、上記施工時と同様に、一方の空間で水を流下させる第1工程を実施しながら、他方の空間で更生管を形成する第2工程を実施することで、安全性と作業性を高めることが可能となる。
また、上記第1実施形態では、管渠P内の施工対象区間Paの上下流側に堰11u、11dを設けて、施工対象区間Paの上流の水を仮配管13へ通して下流に導いて、施工対象区間Paの水位を低下させた状態で、仕切り壁16を立設している。このため、管渠P内に仕切り壁16を立設する作業を、安全かつ容易に行うことができ、安全性と施工性をより高めることが可能となる。
また、上記第1実施形態では、仕切り壁16の両側の空間Qa、Qbに対して、水を流す第1工程および更生管4を形成する第2工程を実施する前に、仕切り壁16および仕切り壁16と管渠Pとの隙間を止水材17により仮止水している。このため、管渠P内の空間Qa、Qbのうち、一方の空間を流下する水が、他方の空間に入り込むのを阻止したり、他方の空間内の更生管4と管渠Pおよび仕切り壁16との間に充填した充填材18が、一方の空間に漏れ出るのを阻止したりすることができる。このため、安全性、施工性、および更生品質をより高めることが可能となる。
また、上記第1実施形態では、管渠P内に仕切り壁16を残して、複数の更生管4と管渠Pと仕切り壁16とを充填材18により一体化している。つまり、更生後の管渠P内に形成される壁体20(図15)が、仕切り壁16とライニング材1と接合材3と充填剤18とから構成される。このため、更生後の管渠Pの強度を一層大きくすることができる。
さらに、上記第1実施形態では、帯状のライニング材1を湾曲させて、筒状体2を形成し、仕切り壁16の両側の各空間Qa、Qbに対して、筒状体2を管渠Pの管軸方向へ複数並べて、筒状体2間を接合材3で接合することにより、更生管4を形成している。このため、管渠P内の分割した各空間Qa、Qbに応じて、段差の無い更生管4をそれぞれ形成し、更生後の管渠P内に水をスムーズに流下させて、更生品質を一層高めることができる。
次に、第2実施形態の管渠の更生工法を、図16〜図20を参照しながら説明する。
なお、管渠Pの水平断面を上方から見た状態を、図17(a)および図19(a)に示している。また、管渠Pの管軸Jに対して垂直な断面を上流側から見た状態を、図16、図17(b)、図18、図19(b)、および図20に示している。
まず、第1実施形態と同様に、管渠P内の施工対象区間Paの上下流側に堰11u、11dを設けて、水中ポンプ12と仮配管13により施工対象区間Paの水位を低下させる(図5および図6参照)。次に、図16に示すように、コンクリート打設用の鋼製型枠から成る仕切り壁16’を、管渠Pの管軸方向へ連続するように管渠P内の中央に鉛直に立設して、施工対象区間Paを2つの空間Qa、Qbに分割する。このとき、仕切り壁16’は、管渠Pの内部空間の上部内壁(天井)と下部内壁(床)に設けられた図示しない位置決め部によって位置決めされる。また、仕切り壁16’の隙間および仕切り壁16’と管渠Pの隙間を、止水材17により仮止水する。
次に、図17に示すように、堰11u、11dから仕切り壁16’に到達するように、延長堰11tを設けた後、空間Qbに水を流下させつつ、空間Qaを締め切った状態で、空間Qaにライニング材1と接合材3により更生管4を形成して行く。そして、空間Qa全体に形成された更生管4と管渠Pおよび仕切り壁16’との間に、充填材18を充填する(図18参照)。
充填材18が硬化すると、空間Qa内の更生管4と管渠Pとが一体化されるので、図18に示すように、仕切り壁16’を施工対象区間Paから撤去する。この後、図19に示すように、空間Qa内の更生管4内に水を流下させつつ、空間Qbを締め切った状態で、空間Qbにライニング材1と接合材3により更生管4を形成して行く。このとき、既に空間Qaに更生管4とこれの周囲で硬化した充填材18が有るので、仕切り壁16’が無くても、空間Qbに更生管4を形成することができる。
空間Qb内に更生管4が形成された後は、図示しない支保工装置を更生管4内に設置し、図20(a)に示すように、空間Qb内の更生管4と管渠Pおよび空間Qa内の更生管4との間に、充填材18を充填する。そして、充填材18を硬化させて、空間Qb内の更生管4を管渠Pおよび空間Qa内の更生管4と一体化させる。
これにより、図20(b)に示すように、管渠Pが更生されて、管渠P内に2つの流路Ra’、Rb’が設けられた状態となる。また、管渠Pの中央に管軸Jと平行に鉛直な壁体20’が形成された状態となる。そして、管渠P内の各流路Ra’、Rb’に水を流下させることができる。
上記第2実施形態によると、管渠Pの口径が大きくても、施工設備が大型化するのを抑制することができ、施工設備の管渠P内での組み立てや設置が困難にならず、施工性を高めることが可能となる。また、管渠P内の仕切り壁16’の両側にある空間Qa、Qbのうち、一方を締め切って、水位を低下させて、更生管4を形成する作業や更生管4と管渠Pを一体化させる作業を、安全かつ容易に行うことができる。また、更生後の管渠P内の中央に管軸Jと平行に壁体20’が形成されるので、管渠Pの強度が大きくなる。よって、上記第2実施形態の管渠の更生工法によれば、大口径の管渠P内に水を流下させながら施工しても、安全性、施工性、および更生品質を高めることが可能となる。
また、上記第2実施形態では、仕切り壁16’の両側の空間Qa、Qbのうち、一方の空間に形成した更生管4と管渠Pおよび仕切り壁16’との間に充填材18を充填して、該充填材18を硬化させてから、仕切り壁16’を撤去している。またその後、他方の空間に更生管4を形成して、該更生管4と管渠Pおよび一方の空間に形成した更生管4との間に充填材18を充填している。このため、管渠P内の中央にライニング材1と接合材3と充填材18とから成る壁体20’が形成され、更生後の管渠P内の流路Ra’、Rb’の径を大きくすることができる。また、仕切り壁16’を構成する鋼製型枠を再利用することができる。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、管渠P内の施工対象区間Paの上下流側に堰11u、11dを設けてから、施工対象区間Paに仕切り壁16、16’を立設した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。管渠P内を流れる水量が少ない場合は、堰を設けずに、管渠P内に仕切り壁を立設してもよい。また、水替え工を省略することもできる。
また、以上の実施形態では、管渠P内の空間を仕切り壁16、16’により2つに分割した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、管軸方向と平行に鉛直な仕切り壁を2つ以上設けて、管渠内の空間を3つ以上に分割してもよい。また、管渠内の分割された各空間や、更生後に設けられた各流路の大きさは、同等であってもよいし、異なっていてもよい。
また、以上の実施形態では、ライニング材1と接合材3により更生管4を形成した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではなく、その他の更生材を用いて、更生管を管渠内の分割した各空間に形成してもよい。
さらに、以上の実施形態では、下水道などの既設管である管渠を更生するために、本発明を適用した例を挙げたが、たとえば新設管やトンネルなど、その他の矩形状の管渠を更生するために、本発明を適用することも可能である。
1 ライニング材
2 筒状体
3 接合材
13 仮配管
11d、11d’、11u、11u’ 堰
16、16’ 仕切り壁
17 止水材
18 充填材
J 管軸
P 管渠
Pa 施工対象区間
Qa、Qb 空間
Ra、Ra’、Rb、Rb’ 流路

Claims (6)

  1. 矩形状の管渠内に更生材により前記管渠と平行に更生管を形成し、前記管渠と前記更生管との間に硬化性を有する充填材を充填して、前記管渠と前記更生管とを一体化させることにより、前記管渠を更生する管渠の更生工法において、
    前記管渠の管軸方向へ連続するように前記管渠内に仕切り壁を立設して、前記管渠内の空間を分割し、
    前記仕切り壁の両側の空間のうち、一方の空間において、水を流下させる第1工程を実施するとともに、当該第1工程と並行して、他方の空間において、上下流側を締め切った状態で前記更生材により前記更生管を形成して、該更生管と前記管渠とを前記充填材により一体化させる第2工程を実施し、
    その後、前記他方の空間において、前記第1工程を実施するとともに、当該第1工程と並行して、前記一方の空間において、前記第2工程を実施し、
    前記各空間において実施される前記第2工程により、前記管渠内に複数の流路を設ける、ことを特徴とする管渠の更生工法。
  2. 請求項1に記載の管渠の更生工法において、
    前記管渠内の施工対象区間の上下流側に堰を設けて、施工対象区間の上流の水を仮配管へ通して下流へ導いて、施工対象区間の水位を低下させた状態で、前記仕切り壁を立設する、ことを特徴とする管渠の更生工法。
  3. 請求項2に記載の管渠の更生工法において、
    前記仕切り壁の両側の空間に対して、前記第1工程および前記第2工程を実施する前に、前記仕切り壁の上下端と前記管渠の上下面との隙間を止水材により仮止水する、ことを特徴とする管渠の更生工法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の管渠の更生工法において、
    前記管渠内に前記仕切り壁を残して、前記複数の更生管と前記管渠と前記仕切り壁とを前記充填材により一体化させる、ことを特徴とする管渠の更生工法。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の管渠の更生工法において、
    前記仕切り壁の両側の空間のうち、一方の空間に形成した前記更生管と、前記管渠および前記仕切り壁との間に前記充填材を充填して、該充填材を硬化させてから、前記仕切り壁を撤去し、その後、他方の空間に前記更生管を形成して、該更生管と前記管渠および前記一方の空間に形成した前記更生管との間に前記充填材を充填する、ことを特徴とする管渠の更生工法。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の管渠の更生工法において、
    前記更生材は、帯状に形成されたライニング材から成り、
    前記ライニング材を湾曲させて長手方向の両端部を結合することにより筒状体を形成し、
    前記仕切り壁の両側の各空間に対して、前記筒状体を前記管渠の管軸方向へ複数並べて、前記筒状体間を接合材で接合することにより、前記更生管を形成する、ことを特徴とする管渠の更生工法。
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