JP5454783B2 - Plcのプログラミングにおける変数名の入力支援方法、plcのプログラミングにおける変数名の入力支援装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

Plcのプログラミングにおける変数名の入力支援方法、plcのプログラミングにおける変数名の入力支援装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、PLCのプログラム開発支援装置への組み込み等に好適な変数名の入力支援方法に係り、特に、命令のオペランドとして変数名を入力する際に使用される変数名の入力支援方法、変数名の入力支援装置、及びコンピュータプログラムに関する。
従来、プログラマブル・コントローラ(以下、PLCと言う)のラダープログラムに含まれる命令(例えば、LD命令、AND命令、MOV命令等々)のオペランドは、アドレス(プログラムで扱うデータが格納されているメモリ上の位置を示すもので、複数桁の数字列または数字列の先頭にデータの種別を示す文字を添えたもので表現される)で記述するのが一般的であった。オペランドをアドレスで記述する場合には、各アドレスに対してコメントを付することで、各オペランドの意味内容を理解しやすくする工夫が行われている。
近年、命令のオペランドを任意の文字列からなる変数名で記述することが可能となり、パソコンの高級言語のように変数ベースでのプログラミングも盛んになってきている。変数ベースでのプログラミングでは、オペランドを変数名で記述することにより、オペランドに対応するアドレスの意味を直感的に理解させることができ、保守性にすぐれたプログラムを提供することができる。
また、オペランドが変数名で記述されていると、オペランドに対応するアドレスの用途に変更が発生した場合でも、プログラム側を変更せず、変数名に割り当てるアドレスを変更する(例えば、変数名とアドレスの対応付けを示すテーブルを編集すること)だけで、容易にプログラムの再利用が可能となる。
PLCのラダープログラム中のオペランドの多くはビット型(BOOL型)であることが多く、またビット型オペランドの場合には、1つのプログラムに数千個、場合によっては数万個のオペランドを記述する必要がある。
このような場合に、オペランドに変数名を使用すると、変数名の重複が発生せず、変数名で意味が理解できるようにするためには、長い文字列で変数を定義する必要がある。すなわち、オペランドにアドレスを使用するのであれば、同様な場合であっても数文字程度の数字列で済むのに対して、オペランドに変数名を使用すると、数十文字の文字列(例えば、アルファベット列)が必要となり、文字列の入力に時間がかかり、プログラミングの効率が悪かった。
プログラミング効率を向上するため、1文字が入力されるたびに、変数名が登録されている変数テーブル内を検索し、対象となる変数名の文字列を絞り込み、絞り込んだ変数名の中から確定した文字の次の文字がアルファベット順で最も小さいものを抽出し、変数名の候補として表示すると言った機能も知られている。このような機能は、一般に、オートコンプリート機能と称される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−172445号公報
オートコンプリート機能は、次の入力候補となる変数名を絞り込み、その中から1つを抽出して、ユーザにガイド表示するが、ガイド表示された変数名が入力したいものと異なる場合は、引き続き文字の入力を継続していく必要があった。
特に変数名のつけ方として、複数の異なるアドレスに同じ意味の変数名を個別に割り付ける必要がある場合、名前の末尾に数字を割り付けるような名前のつけ方が行われることがよくある。このような場合、結局すべての文字列を入力しなければ、変数名を確定することができなかった。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、意味としては同じであるが異なるアドレスに複数割り付ける必要から、名前の末尾に数字を割り付けるような名前のつけ方が行われたときにも、全ての文字列を入力することなく、目的とする変数名を確定することが可能なPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援方法、装置、及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
上述の技術的な課題は、以下の構成よりなるPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援方法により解決することできる。
この方法は、PLCのユーザプログラムを構成する1の命令のオペランドとなる変数名を指定するために、前記ユーザプログラムにおいて使用することが予定されている変数名がその属性とともにあらかじめ登録されている変数テーブルから変数名を選択して入力することをコンピュータが支援する。
この方法は、第1のステップと、第2のステップと、第3のステップと、第4のステップとを有する。
第1のステップは、前記1の命令のオペランドとなるべき変数名を構成する文字列の1文字を入力可能な状態とする。
第2のステップは、前記1文字が入力されると、それまでに確定した文字列およびその1文字からなる文字列と前方一致するすべての変数名を変数テーブルから抽出する。
第3のステップは、前記抽出された変数名が単一である場合には、その変数名をオペランドとして確定することにより前記1の命令のオペランドの指定を完了する。
第4のステップは、前記抽出された変数名が複数である場合には、すべての前記抽出された変数名について互いに前方一致する部分の文字列を確定文字列として第1のステップに戻る。
このような方法によれば、第2のステップで抽出される変数名が複数存在し、しかもそれらの変数名間で、1若しくは2以上の連続する文字列が互いに一致するときには、それら選択の余地のない一連の文字列は目的とする変数名の文字列として自動的に採択されて確定するため、ユーザはそれらの文字列を手入力する煩わしさから解放されて、本来の選択を要する文字列の入力だけに専念することが可能となり、この種の変数名の入力操作における文字入力回数を必要最小限に留め、操作性を著しく良好なものとすることが可能となる。その結果、意味としては同じであるが異なるアドレスに複数割り付ける必要から、名前の末尾に数字を割り付けるような名前のつけ方が行われたときにも、全ての文字列を入力することなく、目的とする変数名を確定することが可能となる。
上述の方法の好ましい実施形態としては、前記第1のステップの前段には、前記抽出の対象となり得る変数名を、前記1の命令のオペランドとなり得るデータ型(例えば、BOOL型、CHANNEL型等々)を有する変数名に絞り込むための予備絞込ステップをさらに含むようにしてもよい。
このような実施形態によれば、第2のステップで抽出される変数名は、自動的に、その命令のオペランドとなり得るデータ型を有する変数名となるため、こうして最終的に確定される変数名は、そのまま、命令のオペランドとして採用することができ、命令とオペランドのデータ型とが不一致となることによりラダープログラム中にバグの発生を未然に防止することができる。
上述の方法の好ましい実施形態としては、前記第4のステップにて確定文字列とされた文字列を所定のディスプレイに表示するための表示ステップをさらに含むようにしてもよい。
このような実施形態によれば、現時点までに確定された文字列を視覚を通じて確認しつつ、変数名の入力操作を行うことができるから、文字を重複して入力したり、文字を入力し忘れたりすると言った誤操作を未然に防止することできる。
このような実施形態のさらに好ましい態様としては、前記表示ステップは、前記第2のステップで抽出された変数名を最終的な変数名候補として前記ディスプレイに付加的に表示するステップをさらに含むようにしてもよい。
このような実施態様によれば、表示された変数名候補の中から目的とする変数を視覚的に確認した上で、変数名の入力操作を行うことができるから、目的とする変数名がうる覚えであっても、視覚を通じて正しい変数名を確実に入力することが可能となる。
上述の方法の好ましい実施形態としては、前記表示ステップは、前記第4のステップにて確定文字列とされた文字列と、前記第2のステップで抽出された変数名の1つの前記確定文字列以降の未確定の文字列とを一連に表示すると共に、前記確定文字列については第1の表示態様で、かつ前記未確定文字列については第2の表示態様で表示するステップをさらに含むようにしてもよい。
このような構成によれば、第1の表示態様と第2の表示態様との相違により、目的とする変数名を構成する文字列のどこまでが確定しているかを確認しつつ、未確定文字列の1候補を参考としつつ、文字列入力操作をより簡便に行うことが可能となる。
上述の技術的な課題は、別の一面から見た場合には、以下の構成よりなるPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援装置により解決することもできる。
この装置は、PLCのユーザプログラムを構成する1の命令のオペランドとなる変数名を指定するために、前記ユーザプログラムにおいて使用することが予定されている変数名がその属性とともにあらかじめ登録されている変数テーブルから変数名を選択して入力することを支援する。
この装置は、第1の手段と、第2の手段と、第3の手段と、第4の手段とを有している。
第1の手段は、前記1の命令のオペランドとなるべき変数名を構成する文字列の1文字を入力可能な状態とする。
第2の手段は、前記1文字が入力されると、それまでに確定した文字列およびその1文字からなる文字列と前方一致するすべての変数名を変数テーブルから抽出する。
第3の手段は、前記抽出された変数名が単一である場合には、その変数名をオペランドとして確定することにより前記1の命令のオペランドの指定を完了する。
第4の手段は、前記抽出された変数名が複数である場合には、すべての前記抽出された変数名について互いに前方一致する部分の文字列を確定文字列として第1の手段の実行へと復帰させる。
上述の装置の好ましい実施形態としては、前記第1の手段の前段には、前記抽出の対象となり得る変数名を、前記1の命令のオペランドとなり得るデータ型を有する変数名に絞り込むための予備絞込手段をさらに含むようにしてもよい。
上述の装置の好ましい実施の形態としては、前記第4の手段にて確定文字列とされた文字列を所定のディスプレイに表示するための表示手段をさらに含むようにしてもよい。
上述の装置の好ましい実施の形態としては、前記表示手段は、前記第2の手段で抽出された変数名を最終的な変数名候補として前記ディスプレイに付加的に表示する手段をさらに含ようにしてもよい。
上述の装置の好ましい実施の形態としては、前記表示手段は、前記第4の手段にて確定文字列とされた文字列と、前記第2の手段で抽出された変数名の1つの前記確定文字列以降の未確定の文字列とを一連に表示すると共に、前記確定文字列については第1の表示態様で、かつ前記未確定文字列については第2の表示態様で表示する手段をさらに含むようにしてもよい。
なお、それらの装置及びその実施形態による作用効果は、上述の方法及びその実施形態のそれとほぼ同様であるから重複説明は省略する。
上述の技術的な課題は、別の一面から見た場合には、以下の構成よりなるPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援装置を実現するためのコンピュータプログラムにより解決することもできる。
このプログラムは、文字を1文字単位で入力可能な文字入力手段と、文字や画像を表示可能なディスプレイと、演算の際に使用されるワーク領域と変数テーブルが記憶される変数テーブル記憶領域とが定義された記憶部と、各種のプログラムを実行するための演算部とを少なくとも有するコンピュータを、PLCのプログラミングにおける変数名の入力支援装置として機能させる。前記変数テーブルには、前記ユーザプログラムにおいて使用することが予定されている変数名がその属性とともにあらかじめ登録されている。
このコンピュータプログラムは、第1のステップと、第2のステップと、第3のステップと、第4のステップとを有する。
第1のステップは、前記1の命令のオペランドとなるべき変数名を構成する文字列の1文字を入力可能な状態とする。
第2のステップは、前記1文字が入力されると、それまでに確定した文字列およびその1文字からなる文字列と前方一致するすべての変数名を変数テーブルから抽出する。
第3のステップは、前記抽出された変数名が単一である場合には、その変数名をオペランドとして確定することにより前記1の命令のオペランドの指定を完了する。
第4のステップは、前記抽出された変数名が複数である場合には、すべての前記抽出された変数名について互いに前方一致する部分の文字列を確定文字列として第1のステップに戻る。
上述のプログラムの好ましい実施の形態としては、前記第1のステップの前段には、前記抽出の対象となり得る変数名を、前記1の命令のオペランドとなり得るデータ型を有する変数名に絞り込むための予備絞込ステップをさらに含むようにしてもよい。
上述のプログラムの好ましい実施の形態としては、前記第4のステップにて確定文字列とされた文字列を前記ディスプレイに表示するための表示ステップをさらに含むようにしてもよい。
上述のプログラム好ましい実施の形態としては、前記表示ステップは、前記第2のステップで抽出された変数名を最終的な変数名候補として前記ディスプレイに付加的に表示するステップをさらに含むようにしてもよい。
上述のプログラムの好ましい実施の形態としては、前記表示ステップは、前記第4のステップにて確定文字列とされた文字列と、前記第2のステップで抽出された変数名の1つの前記確定文字列以降の未確定の文字列とを一連に表示すると共に、前記確定文字列については第1の表示態様で、かつ前記未確定文字列については第2の表示態様で表示するステップをさらに含むようにしてもよい。
なお、それらのプログラム及びその実施形態による作用効果は、上述の方法及びその実施形態のそれとほぼ同様であるから重複説明は省略する。
本発明によれば、第2のステップで抽出された変数名が複数存在し、しかもそれらの変数名間で、1若しくは2以上の連続する文字列が互いに一致するときには、それら選択の余地のない一連の文字列は目的とする変数名の文字列として自動的に採択されて確定するため、ユーザはそれらの文字列を手入力する煩わしさから解放されて、本来の選択を要する文字列の入力だけに専念することが可能となり、この種の変数名の入力操作における文字入力回数を必要最小限に留め、操作性を著しく良好なものとすることが可能となる。
本発明に係る装置のハードウェア構成図である。 本発明に係る装置のソフトウェア構成図である。 変数テーブルの一例を示す説明図である。 予備絞込ステップにおけるディスプレイ表示状態の説明図である。 文字「S」が入力されたときにおけるディスプレイ表示状態の説明図である。 文字「s」が入力されたときにおけるディスプレイ表示状態の説明図である。 文字「2」が入力されたときにおけるディスプレイ表示状態の説明図である。
以下に、本発明に係るPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援方法、装置、及びコンピュータプログラムの好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係る方法、装置、及びプログラムは、例えばパソコン(PC)に専用ソフトをインストールしてなるプログラム開発支援装置に組み込むことができる。このようなプログラム開発支援装置として機能するパソコン(PC)の一般的なハードウェア構成図が図1に示されている。
同図に示されるように、このパソコン(PC)1は、文字を1文字単位で入力可能な文字入力手段としてのキーボード11と、マウス等のポインティングデバイス12と、文字や画像を表示可能なディスプレイ13と、演算の際に使用されるワーク領域14aと変数テーブル(詳細は図3参照)が記憶される変数テーブル記憶領域14bとが定義された記憶部14と、各種のプログラムを実行するための演算部として機能するCPU15と、図示しないが、ハードディスクドライブやCDドライブ等の外部記憶装置、及び外部記憶装置から読み込んだ各種専用ソフトを展開するためのメモリ(RAM等)を有する。
また、図示しないPLC等との通信(ラダープログラムのダウンロード、アップロード、モニタ等)を行うための通信インタフェース16を備えている。
変数テーブル記憶領域14bには、PLCのラダープログラム中で命令のオペランドとして使用されている変数名をその属性(データ型、アドレス等々)と関連づけて登録してなる変数テーブルが記憶されている。変数テーブルの一例が図3に示されている。
同図に示されるように、この例にあっては、変数テーブル2は、名前欄と、データ型欄と、アドレス欄と、コメント欄とが設けられている。そして、名前欄には変数名に相当する文字列(アルファベット、数字、記号を含む)が、データ型欄にはデータ型(CHANNEL、BOOLを含む)が、アドレス欄にはアドレス(0.00、0.01・・・0.05、D0、D1、D2)が、コメント欄にはコメント(書込みデータ、システムデータ1〜4、システム1,2、テストデータ1,2)がそれぞれ格納されている。
なお、ここで、CHANNELとは16ビット単位でデータを取り扱うデータ型であることを示し、BOOLとは1ビット単位でデータを扱うデータ型であることを示す。また、D0、D1、D2とは、それぞれ16ビットデータが格納されるアドレスである第0チャネル、第1チャネル、第2チャネルを示し、0.00、0.01・・・0.05は、ビットデータが格納される0チャネルの第00ビット、第01ビット、・・・第5ビットをそれぞれ示す。
本発明に係る方法及び装置は、図1に示されるハードウェア構成を有するパソコン1に、本発明に係るオペランド入力支援プログラムが組み込まれたプログラム開発支援ソフトをインストールして動作させることにより実現される。
以下に、図2のフローチャートを参照しながら、本発明に係るオペランド入力支援プログラム部分の動作を詳細に説明する。なお、この種のプログラム開発支援ソフトそれ自体の構成は、ラダープログラムの作成、編集、モニタ等を実現するものであって、既に、PLC製品を扱う各社より種々のものが提供されて周知であるから、プログラム開発支援ソフトそれ自体の構成についての詳細な説明については省略する。
このフローチャートに示されるプログラムの動作は、1のラダー命令の命令語(例えば、LD、AND、OR、MOV等)の入力完了に続いて開始されるものとする。
先ず、ステップ101では、変数名の予備絞込処理を実行する。この予備絞込処理では、変数テーブル(図3参照)に登録された全変数名について、その時点で入力しようとしている命令のオペランドとして指定可能なデータ型によって検索をかけることにより、そのデータ型に合致する変数名だけを絞り込む。今仮に、対象となる命令が、ビット型のオペランドをとる命令であるLDであったとすれば、入力候補となる変数名は、データ型がBOOL(ビット型)である変数名だけに絞り込まれる。この予備絞込処理で絞り込まれた変数のみからなる変数テーブルをあらたに作成し、後述するステップ105で使用する。
後述する表示処理(ステップ109、110)が実行される結果、このとき、ディスプレイの画面上の表示状態は、図4の通りとなる。同図に示されるように、画面上には、入力データ表示領域131,次候補変数名説明欄132、変数名候補リスト133、リレー番号表示領域134が設けられる。
入力データ表示領域131には、既に入力済みの命令語「LD」に続いて、次候補となる変数名「Symbol_Data1」が未確定を示す表示態様(この例では反転表示)で表示される。なお、既に入力済みの命令語「LD」については、既に確定済みを示す表示態様(この例では非反転表示)で表示される。
次候補変数名説明欄132は、入力データ表示欄131のすぐ下に配置され、同欄には、仮決定された変数名「Symbol_Data1」に関する属性情報(アドレス、コメント等々)が表示される。
変数名候補リスト133は、次候補変数名説明欄のすぐ下に配置され、同リスト133には、前記予備絞込処理(ステップ101)にて絞り込まれた一連の変数名がその属性情報と共に表示される。図4の変数名候補リストと図3の変数テーブルとを比較して明らかなように、予備絞込処理(ステップ101)が実行された結果、変数名候補リスト133に挙げられた変数名には、変数テーブル2に存在したCHANNEL型の変数名は全て除かれていることがわかる。
なお、この例にあっては、このとき、絞り込まれた変数候補リスト133の中で、一番最初に位置する変数名が仮決定変数名とされて、入力データ表示領域131に反転表示されるものとしている。
続くステップ102では、キーボードを介してオペランドに相当する文字(この例では、アルファベット、数字、文字を含む)を入力可能な状態に設定する。この状態にて、キーボード11から1文字が入力されると(ステップ103)、続くステップ104では、こうして入力された1文字(この例では、「S」)を、そのまま、オペランドを構成する文字列の1文字(この時点では、最初の1文字)として確定する処理が実行される。
続くステップ105では、こうして確定された文字(この例では「S」)を検索キーとして前方一致検索を実行することにより、予備絞込処理(ステップ101)で絞り込まれた変数名群(図4の変数名候補リスト133参照)から、文字「S」から始まる変数名を絞り込む処理を実行する。この絞り込み処理で抽出された変数のみからなる変数テーブルをあらたに作成し、次回の絞り込み処理で使用する。
続くステップ106では、こうして絞り込まれた変数名の個数が複数(2個以上)であるか否かの判定処理が行われる。ここで、絞り込まれた変数名の個数が単数(1個)であった場合には(ステップ106NO)、目的とする変数に辿り着いたことを意味するため、直ちに、その1個に絞られた変数名の全文字列をもって目的とする変数名を確定することとなる。
これに対して、絞り込まれた変数名の個数が複数(2個以上)である場合には(ステップ106YES)、ステップ104で新たに確定された1文字(この例では「S」)の次文字をステップ105で絞り込まれた変数名同士で比較すると共に(ステップ107)、その次文字が絞り込まれた全変数名間で一致すると判定される毎に(ステップ108YES)、前記次文字を1文字進めては変数名同士で同様に比較する動作(ステップ107)を、次文字が全変数名間で一致していると判定されない状態(ステップ108NO)に至るまで繰り返す。
この例にあっては、ステップ104で確定された1文字「S」の次の1文字は、絞り込まれた変数の全てに関して「y」とされている。そのため、ステップ107における比較結果は、一致しているものと判定され(ステップ108YES)、さらに次の1文字について比較処理(ステップ107)が実行される。このとき、この例にあっては、さらに次の文字について見ると、絞り込まれた変数のうちで、上4個の変数は「m」であるのに対して、下2個の変数は「s」となって全ての変数について一致することはない(ステップ108NO)。
すると、ステップ109へと移って、一致した文字列までを一括して確定し、相違している文字以降を未確定状態を示す表示態様(この例では反転表示)とする処理が実行されることとなる。このときのディスプレイの表示状態が図5に示されている。
同図に示されるように、この例にあっては、入力データ表示領域131においては、一致した文字列「Sy」のみが確定状態を示す表示態様(この例では非反転表示)とされ、不一致文字列「mbol_Data1」については、未確定状態を示す表示態様(この例では反転表示)とされる。加えて、次の入力文字位置には、入力位置表示マーク131aが付される。
続くステップ110では、変数候補をリストで表示する処理が実行され、これにより、図5に示されるように、ディスプレイ13の画面上には、変数名候補リスト133が表示される。したがって、ユーザは、変数名候補リスト133に基づいて、これから入力しようとする変数名の文字列を視覚的に確認することができるから、長い文字列を全て記憶していなくとも、この変数名候補リストから所望の変数名の文字列を容易に確認することができる。
以後、ステップ102に戻って、以上の一連の処理(ステップ102〜110)が繰り返される。すると、この例にあっては、次の1文字として「s」がユーザにより入力されると共に確定され(ステップ102、103、104)、それまでに確定された一連の文字列「Sys」を検索キーとして前方一致検索を実行することにより、先の処理(ステップ105)で絞り込まれた変数名群(図4の変数名候補リスト133参照)から、文字列「Sys」から始まる変数名を抽出する処理が実行される。その結果、図6の変数名候補リスト133から明らかなように、オペランドの候補となる変数名はさらに2個まで絞り込まれる。
続くステップ106では、こうして絞り込まれた変数名の個数が複数(2個以上)であるか否かの判定処理が行われる。先に説明したように、ここで、絞り込まれた変数名の個数が単数(1個)であった場合には(ステップ106NO)、目的とする変数に辿り着いたことを意味するため、直ちに、その1個に絞られた変数名の全文字列をもって目的とする変数名を確定することとなる。
これに対して、絞り込まれた変数名の個数が複数(2個以上)である場合には(ステップ106YES)、ステップ104で新たに確定された1文字(この例では「s」)の次の1文字をステップ105で抽出された変数名同士で比較すると共に(ステップ107)、その次文字が抽出された全変数名間で一致すると判定される毎に(ステップ108YES)、前記次文字を1文字進めては変数名同士で同様に比較する動作(ステップ107)を、次の1文字が全変数名間で一致していると判定されない状態(ステップ108NO)に至るまで繰り返す。
この例にあっては、オペランドの候補となる変数名は2個まで絞り込まれたので、絞り込まれた変数名の個数は複数と判定され(ステップ106YES)、ステップ104で確定された1文字「s」の次の1文字についての比較処理が行われる(ステップ107)。ここで、この例にあっては、次の1文字は、変数の全てに関して「t」となる。そのため、ステップ107における比較結果は、一致しているものと判定され(ステップ108YES)、さらに次の1文字について比較処理(ステップ107)が実行される。このとき、この例にあっては、以後に続く2つの文字「e」、「m」はいずれも2個の変数の全てに関して一致することとなる。そのため、比較処理(ステップ107)は、さらに、次の1文字に関して行われるが、絞り込まれた2個の変数のうちで、上の変数は「1」であるのに対して、下の変数は「2」となって全ての変数について一致することがなくなる(ステップ108NO)。
すると、ステップ109へと移って、一致した文字列までを一括して確定し、相違している文字以降を未確定状態を示す表示態様(この例では反転表示)とする処理が実行されることとなる。このときのディスプレイの表示状態が図6に示されている。
同図に示されるように、この例にあっては、入力データ表示領域131においては、一致した文字列「System」のみが確定状態を示す表示態様(この例では非反転表示)とされ、不一致文字列「1」については、未確定状態を示す表示態様(この例では反転表示)とされる。
続くステップ110では、変数候補をリストで表示する処理が実行され、これにより、図6に示されるように、ディスプレイ13の画面上には、変数名候補リスト133が表示される。
以後、ステップ102に戻って、以上の一連の処理(ステップ102〜110)が繰り返される。すると、この例にあっては、次の1文字として「2」がユーザにより入力されると共に確定され(ステップ102、103、104)、それまでに確定された一連の文字列「System2」を検索キーとして前方一致検索を実行することにより、先の処理(ステップ105)で絞り込まれた変数名群(図6の変数名候補リスト133参照)から、文字列「System2」から始まる変数名を絞り込む処理が実行される。その結果、図7の変数名候補リスト133から明らかなように、オペランドの候補となる変数名はさらに1個まで絞り込まれる。
続くステップ106では、こうして絞り込まれた変数名の個数が複数(2個以上)であるか否かの判定処理が行われる。先に説明したように、ここで、絞り込まれた変数名の個数が単数(1個)であった場合には(ステップ106NO)、目的とする変数に辿り着いたことを意味するため、直ちに、その1個に絞られた変数名の全文字列をもって目的とする変数名を確定することとなる。
そして、この例にあっては、絞り込まれた変数の個数は1個と判定されるから(ステップ106NO)、ステップ111へと進んで、その1個の変数を構成する全ての文字列「System2」をもって、目的とするオペランドとなる変数名が確定される。
以上の実施形態から明らかなように、この例にあっては、図3に示される変数テーブル2から、7個の文字を連ねてなる文字列「System2」を生成するについて、実際にユーザがキーボードから入力する文字の個数は、「S」、「s」、「2」の3個で済むことから、この種の変数名でオペランドを記述するラダープログラムの編集操作を著しく高効率に行うことが可能となる。
殊に、この種の変数名でオペランドを記述するようにしたラダープログラムのプログラミングにおいては、意味としては同じであるが異なるアドレスに複数割り付ける必要がある場合、名前の末尾に数字を割り付けるような名前のつけ方が行われることがよくあるのであるが、このような場合、本発明によれば、そのような変数名の入力に要する労力を可及的に軽減することできる。
なお、以上の実施形態にあっては、文字列として使用可能な文字をアルファベット、数字、記号としたが、勿論、それ以外にも、ひらがな、カタカナ、漢字、英語以外の外国語の文字等々、任意の文字に拡張できることは勿論である。
また、以上の実施形態にあっては、ステップ107で逐次自動入力される文字の確定をステップ109で一括して行ったが、これは、1文字自動入力する毎に確定するようにしてもよいことは勿論である。
また、以上の実施形態にあっては、予備絞込処理(ステップ101)を処理の開始に置いたが、勿論、予備絞込処理(ステップ101)を省略してもよいことは勿論である。
また、以上の実施形態にあっては、変数候補リスト133を単に視覚的な確認のために利用したが、勿論、適当なGUIを設けることで、変数候補リスト133からマウス操作で変数名を選択するようにしてもよい。ただし、一般に、変数の個数は数100個乃至数1000個に及ぶ場合が多く、そのような場合には、選択操作のために画面をスクロールする等の煩雑な操作が必要であろう。
また、以上の実施形態にあっては、1文字の入力操作のためにキーボード11が使用されたが、勿論、適当なGUIを設けることで、画面上に表示された文字をタッチ入力したり、マウスでクリックすることで、キーボードを使用せずに文字入力するものであってもよいことは勿論である。
さらに、以上の実施形態にあっては、本発明をユーザプログラム、中でも、ラダープログラム言語に適用したが、本発明の適用はラダープログラム言語のみに限定されるものではなく、その他、国際基準規格IEC61131−3で規定される5つのプログラム言語の中で、ラダープログラム以外のプログラム言語にも同様に適用できることは言うまでもない。
本発明は、PLCのプログラム開発支援装置において、ラダープログラムを作成や編集する際に、LD,AND,OR,MOV,CTRと言ったラダー命令のオペランドをアルファベットを使用した変数名で入力するような場合に、入力文字数を必要最小限として、入力操作を簡便なものとすることができる。
1 パーソナル・コンピュータ(PC)
2 変数テーブル
3 命令
4 オペランド
11 キーボード
12 ポインティングデバイス
13 ディスプレイ
14 記憶部
14a ワーク領域
14b 変数テーブル記憶領域
15 CPU
16 通信インタフェース
131 入力データ表示領域
131a 入力位置表示マーク
132 仮決定変数名説明欄
133 変数名候補リスト
134 リレー番号表示領域

Claims (15)

  1. PLCのユーザプログラムを構成する1の命令のオペランドとなる変数名を指定するために、前記ユーザプログラムにおいて使用することが予定されている変数名がその属性とともにあらかじめ登録されている変数テーブルから変数名を選択して入力することをコンピュータが支援する方法であって、
    前記1の命令のオペランドとなるべき変数名を構成する文字列の1文字を入力可能な状態とする第1のステップと、
    前記1文字が入力されると、それまでに確定した文字列およびその1文字からなる文字列と前方一致するすべての変数名を変数テーブルから抽出する第2のステップと、
    前記抽出された変数名が単一である場合には、その変数名をオペランドとして確定することにより前記1の命令のオペランドの指定を完了する第3のステップと、
    前記抽出された変数名が複数である場合には、すべての前記抽出された変数名について互いに前方一致する部分の文字列を確定文字列として第1のステップに戻る第4のステップと、
    前記第3のステップにおける確定された変数名の未入力部分、又は前記第4のステップにおける確定文字列の未入力部分が、前記1文字に続いて自動入力される自動入力ステップとを有する、ことを特徴とするPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援方法。
  2. 前記第1のステップの前段には、前記抽出の対象となり得る変数名を、前記1の命令のオペランドとなり得るデータ型を有する変数名に絞り込むための予備絞込ステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載のPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援方法。
  3. 前記第4のステップにて確定文字列とされた文字列を所定のディスプレイに表示するための表示ステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援方法。
  4. 前記表示ステップは、前記第2のステップで抽出された変数名を最終的な変数名候補として前記ディスプレイに付加的に表示するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項3に記載のPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援方法。
  5. 前記自動入力ステップは、前記第4のステップにて確定文字列とされた文字列の未入力部分と、前記第2のステップで抽出された変数名の1つの前記確定文字列以降の未確定の文字列とが前記1文字に続いて一連に自動入力されると共に、前記確定文字列については第1の表示態様で、かつ前記未確定文字列については第2の表示態様で表示するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項に記載のPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援方法。
  6. PLCのユーザプログラムを構成する1の命令のオペランドとなる変数名を指定するために、前記ユーザプログラムにおいて使用することが予定されている変数名がその属性とともにあらかじめ登録されている変数テーブルから変数名を選択して入力することを支援する装置であって、
    前記1の命令のオペランドとなるべき変数名を構成する文字列の1文字を入力可能な状態とする第1の手段と、
    前記1文字が入力されると、それまでに確定した文字列およびその1文字からなる文字列と前方一致するすべての変数名を変数テーブルから抽出する第2の手段と、
    前記抽出された変数名が単一である場合には、その変数名をオペランドとして確定することにより前記1の命令のオペランドの指定を完了する第3の手段と、
    前記抽出された変数名が複数である場合には、すべての前記抽出された変数名について互いに前方一致する部分の文字列を確定文字列として第1の手段の実行へと復帰させる第4の手段と
    前記第3の手段における確定された変数名の未入力部分、又は前記第4の手段における確定文字列の未入力部分が、前記1文字に続いて自動入力される自動入力手段とを有する、ことを特徴とするPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援装置。
  7. 前記第1の手段の前段には、前記抽出の対象となり得る変数名を、前記1の命令のオペランドとなり得るデータ型を有する変数名に絞り込むための予備絞込手段をさらに含む、ことを特徴とする請求項6に記載のPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援装置。
  8. 前記第4の手段にて確定文字列とされた文字列を所定のディスプレイに表示するための表示手段をさらに含む、ことを特徴とする請求項6又は7に記載のPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援装置。
  9. 前記表示手段は、前記第2の手段で抽出された変数名を最終的な変数名候補として前記ディスプレイに付加的に表示する手段をさらに含む、ことを特徴とする請求項8に記載のPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援装置。
  10. 前記自動入力手段は、前記第4の手段にて確定文字列とされた文字列の未入力部分と、前記第2の手段で抽出された変数名の1つの前記確定文字列以降の未確定の文字列とが前記1文字に続いて一連に自動入力されると共に、前記確定文字列については第1の表示態様で、かつ前記未確定文字列については第2の表示態様で表示する手段をさらに含む、ことを特徴とする請求項に記載のPLCのプログラミングにおける変数名の入力支援装置。
  11. 文字を1文字単位で入力可能な文字入力手段と、文字や画像を表示可能なディスプレイと、演算の際に使用されるワーク領域と変数テーブルが記憶される変数テーブル記憶領域とが定義された記憶部と、各種のプログラムを実行するための演算部とを少なくとも有するコンピュータを、PLCのプログラミングにおける変数名の入力支援装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記変数テーブルには、PLCのユーザプログラムを構成する1の命令のオペランドとなる変数名を指定するために、前記ユーザプログラムにおいて使用することが予定されている変数名がその属性とともにあらかじめ登録されており、
    前記コンピュータプログラムが、
    前記1の命令のオペランドとなるべき変数名を構成する文字列の1文字を入力可能な状態とする第1のステップと、
    前記1文字が入力されると、それまでに確定した文字列およびその1文字からなる文字列と前方一致するすべての変数名を変数テーブルから抽出する第2のステップと、
    前記抽出された変数名が単一である場合には、その変数名をオペランドとして確定することにより前記1の命令のオペランドの指定を完了する第3のステップと、
    前記抽出された変数名が複数である場合には、すべての前記抽出された変数名について互いに前方一致する部分の文字列を確定文字列として第1のステップに戻る第4のステップと
    前記第3のステップにおける確定された変数名の未入力部分、又は前記第4のステップにおける確定文字列の未入力部分が、前記1文字に続いて自動入力される自動入力ステップとを有する、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 前記第1のステップの前段には、前記抽出の対象となり得る変数名を、前記1の命令のオペランドとなり得るデータ型を有する変数名に絞り込むための予備絞込ステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記第4のステップにて確定文字列とされた文字列を前記ディスプレイに表示するための表示ステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項11又は12に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記表示ステップは、前記第2のステップで抽出された変数名を最終的な変数名候補として前記ディスプレイに付加的に表示するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記自動入力ステップは、前記第4のステップにて確定文字列とされた文字列の未入力部分と、前記第2のステップで抽出された変数名の1つの前記確定文字列以降の未確定の文字列とが前記1文字に続いて一連に自動入力されると共に、前記確定文字列については第1の表示態様で、かつ前記未確定文字列については第2の表示態様で表示するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータプログラム。
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