JP5454720B1 - 流体搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、蒸気の搬送距離が向上した流体搬送装置を提供することを目的とする。
【解決手段】流体搬送装置は、蒸気を生成するヒータ8と、ヒータ8により生成された蒸気を外部に送る経路となる蒸気ダクト10と、蒸気ダクト10に設けられ、外部に蒸気を放出するノズル11と、空気の流れを発生させる吹出用送風ファン13と、蒸気ダクト10とは別個に設けられ、送風部から外部に空気を送る経路となる送風ダクト14と、ノズル11の開口よりも開口幅が広く形成され、送風ダクト14から外部に空気を放出する吹出口15と、を備えている。ノズル11及び吹出口15は、ノズル11から外部に放出された蒸気が、吹出口15から外部に放出された空気に混合されて搬送されるように設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体搬送装置に関するものである。
下記特許文献1には、蒸気を人の顔等に向けて放出するミスト発生装置が記載されている。このミスト発生装置は、水を加熱して蒸気を発生させるヒータと、空気の流れを発生させる送風ファンと、空気と混合された蒸気を外部へ放出するための放出口と、を備えている。
特開2011−239821号公報 特開2011−242096号公報
特許文献1に記載されたミスト発生装置では、蒸気の搬送距離が限られているため、睡眠時等に使用する場合、蒸気を顔まで搬送することが困難であるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。その目的は、蒸気の搬送距離が向上した流体搬送装置を提供することである。
本発明に係る流体搬送装置は、貯水部内の水を加熱して蒸気を生成する蒸気生成部と、貯水部から通じ、蒸気生成部を収納している本体の上面よりも上方へ突出して延びるように形成され、蒸気生成部により貯水部内に生成された蒸気を本体の内部から外部に送る経路となる蒸気ダクトと、蒸気ダクトの上端に設けられ、蒸気ダクトの内部から外部に蒸気を放出する蒸気放出部と、空気の流れを発生させ、本体に形成された開口部から外部の空気を吸い込む送風部と、蒸気ダクトとは別個に設けられ、本体の内部において貯水部及び蒸気ダクトと通じず、本体の上面よりも上方へ突出して延びるように形成され、送風部から外部に空気を送る経路となる送風ダクトと、送風ダクトの上端に蒸気放出部の開口よりも開口幅が広く形成され、送風ダクトの内部から外部に空気を放出する吹出口と、を備え、蒸気ダクトは、送風ダクトの内部を通り、蒸気放出部が設けられた上端が吹出口から突出するように配置され、蒸気放出部及び吹出口は、蒸気放出部から外部に放出された蒸気が、吹出口から外部に放出された空気によって人体に対して搬送されるように設けられたものである。
本発明によれば、流体搬送装置において、蒸気の搬送距離を向上することができる。
本発明の実施の形態1における流体搬送装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1における流体搬送装置の縦断面図である。 本発明の実施の形態1における流体搬送装置の設置状態の例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における流体搬送装置の設置状態の例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における流体搬送装置の動作を示すフローチャートである。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における流体搬送装置の斜視図である。図2は、本実施の形態における流体搬送装置の縦断面図である。以下、図1及び図2を参照して、流体搬送装置の構成を説明する。なお、本明細書では、特に断りがない限り、図1における前、後ろ、左、右を示す矢印の向きに基づいて、前後方向及び左右方向を指定する。
図1に示すように、流体搬送装置は、本体の外郭をなす本体ケース1を備えている。本体ケース1は、左右方向の幅が20cm程度の箱形状を呈している。図2に示すように、本体ケース1の上面の後部には、ふた2が着脱自在に取り付けられている。また、本体ケース1の後面には、本体ケース1の外部から内部に空気を取り込むための開口部が形成されている。
また、本体ケース1の前面の下部には、操作部3が設けられている。操作部3は、流体搬送装置の電源SW(図示せず)、人体検出部3a等を備えている。人体検出部3aは、流体搬送装置本体と周囲に居る人との距離を検出する。
図2に示すように、本体ケース1の内部の後側には、給水部4が設けられている。給水部4は、その上部が下向きに凹んだように形成されている。また、給水部4には、水位検知部(図示せず)が設けられている。水位検知部は、後述する給水タンク5内の水位を検知する。
また、本体ケース1の内部には、給水部4の上方に、給水タンク5が着脱自在に取り付けられている。給水タンク5の下部には、給水弁5aが設けられている。給水弁5aは、給水タンク5が本体ケース1に取り付けられる際に、給水部4の上部の凹みに嵌るように形成されている。
また、本体ケース1の内部には、流体貯蔵部として、貯水部6が設けられている。さらに、本体ケース1の内部には、給水部4と貯水部6を繋ぐ給水路7が設けられている。給水路7の一端は、給水部4の底面に接続されている。給水路7の他端は、貯水部6の底面に接続されている。このため、給水タンク5は、給水弁5a、給水部4及び給水路7を介して貯水部6と通じている。
貯水部6の外周面の下部には、蒸気生成部として、ヒータ8が取り付けられている。ヒータ8は、貯水部6内の水を加熱し、蒸気を生成する。また、貯水部6の外周面の下部には、温度検出部として、サーミスタ9が取り付けられている。
貯水部6の上方には、貯水部6から通じる蒸気ダクト10が設けられている。蒸気ダクト10は、複数に分岐し、本体ケース1の左右方向に均一に並んで配置されている。蒸気ダクト10は、貯水部6の上面から上方へ延び、前方へ屈曲した後、本体ケース1の上面よりも上方へ突出して延びるように形成されている。さらに、蒸気ダクト10の上端付近は、上端が水平方向よりも上向きにならないように前方へ湾曲している。複数に分岐した蒸気ダクト10の、各々の上端には、蒸気を噴射するためのノズル11が設けられている。複数のノズル11は、本体ケース1の左右方向に均一に並んで配置されている。また、ノズル11は、水平方向よりも下向きに蒸気を噴射するように設けられている。このため、貯水部6は、蒸気ダクト10及びノズル11を介して本体ケース1の外部と通じている。換言すれば、蒸気ダクト10及びノズル11は、ヒータ8により貯水部6内に生成された蒸気を外部に送る経路となっている。なお、蒸気ダクト10及びノズル11は、左右方向の幅が、本体ケース1の左右方向の幅よりも十分に狭く形成されている。
また、蒸気ダクト10には、オゾン生成部12が設けられている。オゾン生成部12は、オゾンを生成し、蒸気ダクト10の内部の蒸気にオゾンを混合する。オゾン生成部12は、例えば、UVランプ等から成る。
また、本体ケース1の内部の前側には、吹出用送風ファン13が設けられている。吹出用送風ファン13としては、例えば、広い幅に均一に送風できるクロスフローファンが用いられる。吹出用送風ファン13は、その長手方向が本体ケース1の左右方向に沿うように配置される(図1参照)。吹出用送風ファン13は、駆動することで、後方から空気を吸い込み、上方に向かって空気を吹き出す。
吹出用送風ファン13の上方には、送風ダクト14が設けられている。送風ダクト14は、左右方向の幅が、本体ケース1の左右方向の幅と略同一となるように形成されている。また、送風ダクト14は、本体ケース1の前面に沿って、本体ケース1の上面よりも上方へ突出して延びるように形成されている。送風ダクト14の上端は開放され、外部と通じる吹出口15が形成されている。吹出口15は、左右方向の幅が、送風ダクト14の左右方向の幅と略同一となるように形成されている。このため、送風ダクト14は、吹出用送風ファン13から本体ケース1の外部に空気を送る経路となっている。このように形成された送風ダクト14は、本体ケース1の上面よりも上方へ突出している部分で、蒸気ダクト10を覆うように配置されている。換言すれば、蒸気ダクト10は、送風ダクト14の内部を通り、湾曲した部分が吹出口15から突出するように配置されている。
吹出口15の周縁のうち、後側には、吹出口15から放出された空気の進行方向を定めるガイド16が接続されている。ガイド16は、左右方向の幅が、送風ダクト14の左右方向の幅と略同一となるように形成されている(図1参照)。また、ガイド16は、吹出口15から突出した蒸気ダクト10の湾曲した部分に沿うように、前方に湾曲して形成されている。換言すれば、ガイド16は、蒸気ダクト10の湾曲した部分の後方及び上方を覆っている。なお、ガイド16の湾曲の度合いは、左右方向において一様となっている。
ガイド16の端部には、ルーバー17が設けられている。ルーバー17は、左右方向の幅が、送風ダクト14の左右方向の幅と略同一となるように形成されている(図1参照)。また、ルーバー17は、ガイド16となす角度を変更できるように設けられている。この角度は、ルーバー17の端部が、予め設定された上限位置から下限位置までの範囲に位置するように調節可能である。ここで、上限位置は、ルーバー17を略水平方向に向けたときの端部の位置として設定されている。また、下限位置は、ノズル11から噴射される蒸気が当たらない範囲で、ルーバー17を最大限に下向きにしたときの端部の位置として設定されている。なお、本体ケース1の底面からルーバー17までの高さは、約30cm程度が望ましい。
また、本体ケース1の内部には、流体搬送装置の運転を制御する制御部18が設けられている。制御部18は、時間を計測するタイマー機能を備えている。また、制御部18には、操作部3の出力端、人体検出部3aの出力端、給水部4の水位検知部の出力端及びサーミスタ9の出力端が接続されている。制御部18は、これらの出力端から信号を受信する。さらに、制御部18には、ヒータ8の入力端、オゾン生成部12の入力端及び吹出用送風ファン13の入力端が接続されている。制御部18は、これらの入力端から各部を制御するための信号を送信する。
図3及び図4は、本実施の形態における流体搬送装置の設置状態の例を示す模式図である。図3は、睡眠時に使用する場合に、使用者から見て横に流体搬送装置を設置した状態を示している。また、図4は、睡眠時に使用する場合に、使用者から見て頭側に流体搬送装置を設置した状態を示している。
図5は、本実施の形態における流体搬送装置の動作を示すフローチャートである。以下、主に図5を参照して、流体搬送装置の動作を説明する。なお、ここでは、使用者が睡眠時に流体搬送装置を使用する場合について説明する。
流体搬送装置の運転が開始される前に、給水タンク5には、外部から水が供給される。給水タンク5は、給水弁5aが給水部4の上部の凹みに嵌るように本体ケース1の内部に取り付けられる。給水タンク5内の水は、給水弁5a、給水部4及び給水路7を経て貯水部6に流れ込む。この際に流れ込む水量は、給水弁5aによって調節される。
操作部3の電源SWが押されると、流体搬送装置の電源がON状態となり(ステップS1)、流体搬送装置の運転が開始する。このとき、制御部18は、吹出用送風ファン13の駆動を開始させる。
ステップS1に続いて、制御部18は、ヒータ8をON状態にする(ステップS2)。これにより、ヒータ8が発熱し、貯水部6内の水を加熱する。貯水部6内の水は、加熱による水温の上昇に伴って殺菌される。その後、貯水部6内の水は蒸気となり、蒸気ダクト10の内部に進入する。
ステップS2に続いて、制御部18は、オゾン生成部12をON状態にする(ステップS3)。これにより、オゾン生成部12がオゾンを生成する。生成されたオゾンは、蒸気ダクト10の内部の蒸気に混合される。オゾンと混合された蒸気は、蒸気ダクト10の内部に充満した後、ノズル11に絞られて外部へ噴射される。オゾンと混合された蒸気は、視認される。
一方、吹出用送風ファン13は、本体ケース1の後面の開口部から外部の空気を吸い込み、送風ダクト14の内部に送る。送風ダクト14を通過した空気は、吹出口15から外部に放出される。吹出口15から放出された空気は、ガイド16に沿って進む。ガイド16に沿って進んだ空気は、ルーバー17によって進行方向を調節される。その後、この空気は、ノズル11から噴射された蒸気と混合され、ルーバー17によって調節された方向へ進む。
図3及び図4に示すように、使用者は、蒸気と混合された空気が自分の顔に当たるようにルーバー17の角度を調節し、睡眠に入る。本体ケース1の底面からルーバー17までの高さが30cm程度の場合、使用者が寝ている高さに流体搬送装置本体が設置されていれば、寝具等に遮断されることなく、蒸気と混合された空気が上方から使用者の顔に当たる。なお、流体搬送装置本体と使用者との距離は、約30〜150cm程度が望ましい。
ステップS3から予め設定された時間が経過すると、制御部18は、オゾン生成部12をOFF状態にする(ステップS4)。これにより、蒸気ダクト10の内部の蒸気にオゾンが混合されなくなる。オゾンが混合されていない蒸気は、蒸気ダクト10の内部に充満した後、ノズル11に絞られて外部へ噴射される。オゾンが混合されていない蒸気は視認されないため、睡眠時にわずらわしいことがない。
ステップS4に続いて、人体検出部3aは、流体搬送装置本体と使用者との距離を検出する(ステップS5)。制御部18は、人体検出部3aによって検出された距離に基づいて、ヒータ8の出力を制御することで、蒸気の生成量を調整する(ステップS6)。例えば、図3に示すように、距離が50cmである場合にはヒータ8の出力を下げることで、蒸気の生成量を減少させる。また、図4に示すように、距離が100cmである場合には、ヒータ8の出力を上げることで、蒸気の生成量を増大させる。このようにして、制御部18は、使用者の顔周りの湿度を睡眠時に適した50〜60%程度に維持する。
ステップS6に続いて、ステップS7に進む。電源SWがOFF状態であるか否かの判定を行う。また、ステップS7において、制御部18は、流体搬送装置の運転開始から予め設定された時間が経過したか否かの判定を行う。さらに、ステップS7において、制御部18は、水位検知部の検知結果に基づいて、給水タンク5内の水位が0であるか否かの判定を行う。これらの判定において、いずれの条件も成立しない場合は、ステップS2に戻る。
ステップS7の判定において、いずれかの条件が成立した場合、制御部18は、流体搬送装置の電源をOFF状態にする(ステップS8)。
上述したとおり、本実施の形態では、吹出口15から外部に放出された空気が、ノズル11から外部に噴射された蒸気と混合されて進んでいく。換言すれば、ノズル11から噴射された蒸気が、吹出口15から放出された空気によって搬送される。このため、ノズル11からの噴射による推進力だけでは届かない位置まで蒸気を送ることができる。その結果、蒸気の搬送距離が向上した流体搬送装置を実現できる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、吹出口15から放出された空気の進行方向を定めるガイド16が設けられている。このため、放出された空気は、拡散が抑制され、一定の方向へ送られる。その結果、ノズル11から噴射された蒸気を拡散させずに、局所的な範囲に搬送することができる。これにより、例えば、人の顔等に対して蒸気を搬送し、効率よく肌や髪を保湿することができる。また、睡眠中の人に対して蒸気を搬送する場合、鼻やのどの保湿を促すことによる安眠効果も期待できる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、吹出口15及びガイド16の左右方向の幅が、ノズル11よりも十分に広く形成されている。このため、ノズル11から噴射された蒸気は、吹出口15及びガイド16と同程度の幅に広がって搬送される。その結果、蒸気は拡散を抑制されつつ、指向性が高すぎないように搬送される。これにより、例えば、人の顔等に対して蒸気を搬送しても、不快感を与えることがない。
また、上述したとおり、本実施の形態では、複数の蒸気ダクト10及びノズル11が、本体ケース1の左右方向に均一に並んで配置されている。このため、ノズル11から噴射された蒸気は、吹出口15及びガイド16と同程度の幅の範囲内に、より均一に広がって搬送される。その結果、蒸気は、左右方向の位置による偏りが少なく搬送される。これにより、例えば、人の顔等に対して蒸気を搬送しても、不快感を与えることがない。
また、上述したとおり、本実施の形態では、ガイド16となす角度を変更できるルーバー17が設けられている。このため、蒸気と混合された空気の進行方向を調節できる。その結果、流体搬送装置を使用する状況に応じて、蒸気を搬送する局所的な位置を変更することができる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、ルーバー17の下限位置が、ノズル11から噴射される蒸気が当たらない範囲で最大限に下向きにしたときの位置として設定されている。このため、蒸気がルーバー17に触れて結露することはない。その結果、ルーバー17から水滴が落ちて流体搬送装置本体の設置場所が濡れること等を防止できる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、蒸気ダクト10が本体ケース1の上面よりも上方へ突出して延びるように形成されている。また、ノズル11が水平方向よりも下向きに蒸気を噴射するように設けられている。このため、蒸気は、ノズル11の高さから主に下方へ搬送される。これにより、例えば、睡眠中の人に対して蒸気を搬送する場合に、寝具等に遮断されることなく、蒸気を上方から顔に当てることができる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、蒸気ダクト10に設けられたオゾン生成部12がオゾンを生成する。これにより、蒸気ダクト10の内部が除菌消臭される。その結果、ノズル11から噴射される蒸気を清浄化することができる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、制御部18が、人体検出部3aによって検出された距離に基づいてヒータ8の出力を制御することで、蒸気の生成量を調整する。このため、例えば、人の顔等に対して蒸気を搬送しても、蒸気の量が多すぎて不快感を与えることがない。また、蒸気が搬送されている位置の周辺が過剰に濡れることを防止できる。
本実施の形態では、制御部18がヒータ8の出力を制御することで、蒸気の生成量を調整している。しかし、ヒータ8のON/OFF状態を切り替えることで蒸気の生成量を調整することとしてもよい。
また、本実施の形態では、制御部18が、人体検出部3aによって検出された距離に基づいて蒸気の生成量を調整している。しかし、サーミスタ9によって検出された温度に基づいて蒸気の生成量を調整することとしてもよい。
また、本実施の形態では、制御部18がヒータ8の出力を制御することで、蒸気の生成量を調整している。しかし、搬送された位置における蒸気の量を調節することができるならば、他の方法を用いてもよい。例えば、制御部18が吹出用送風ファン13の出力を制御することで、搬送される蒸気の量を調節することとしても、同様の効果が得られる。
また、本実施の形態では、人体検出部3aが流体搬送装置本体と周囲に居る人との距離を検出する。しかし、人体検出部3aからの信号に基づいて、制御部18が距離を検出することとしてもよい。
また、本実施の形態では、制御部18が、人体検出部3aによって検出された距離に基づいて蒸気の生成量を調整している。しかし、使用者が操作部3を操作すること等により距離を設定し、この設定された距離に基づいて、制御部18が蒸気の生成量を調整することとしてもよい。
また、本実施の形態では、制御部18がタイマー機能を備えている。しかし、タイマーを別個に設け、制御部18がタイマーから信号を受信することとしてもよい。
また、本実施の形態では、流体搬送装置の運転開始から予め設定された時間が経過した場合は電源をOFF状態にする。しかし、運転開始からでなく、他の時点からの経過時間に基づいて電源をOFF状態にすることとしてもよい。
また、本実施の形態では、主に、横たわった体勢の人に対して蒸気を搬送する場合について説明している。しかし、本発明における流体搬送装置は、使用者の体勢を限定するものではない。
1 本体ケース、2 ふた、3 操作部、3a 人体検出部、4 給水部、5 給水タンク、5a 給水弁、6 貯水部、7 給水路、8 ヒータ、9 サーミスタ、10 蒸気ダクト、11 ノズル、12 オゾン生成部、13 吹出用送風ファン、14 送風ダクト、15 吹出口、16 ガイド、17 ルーバー、18 制御部

Claims (13)

  1. 貯水部内の水を加熱して蒸気を生成する蒸気生成部と、
    前記貯水部から通じ、前記蒸気生成部を収納している本体の上面よりも上方へ突出して延びるように形成され、前記蒸気生成部により前記貯水部内に生成された蒸気を前記本体の内部から外部に送る経路となる蒸気ダクトと、
    前記蒸気ダクトの上端に設けられ、前記蒸気ダクトの内部から外部に蒸気を放出する蒸気放出部と、
    空気の流れを発生させ、前記本体に形成された開口部から外部の空気を吸い込む送風部と、
    前記蒸気ダクトとは別個に設けられ、前記本体の内部において前記貯水部及び前記蒸気ダクトと通じず、前記本体の上面よりも上方へ突出して延びるように形成され、前記送風部から外部に空気を送る経路となる送風ダクトと、
    前記送風ダクトの上端に前記蒸気放出部の開口よりも開口幅が広く形成され、前記送風ダクトの内部から外部に空気を放出する吹出口と、
    を備え、
    前記蒸気ダクトは、前記送風ダクトの内部を通り、前記蒸気放出部が設けられた上端が前記吹出口から突出するように配置され、
    前記蒸気放出部及び前記吹出口は、前記蒸気放出部から外部に放出された蒸気が、前記吹出口から外部に放出された空気によって人体に対して搬送されるように設けられた流体搬送装置。
  2. 前記蒸気ダクトは、複数に分岐し、前記吹出口の長手方向に均一に並んで配置され、
    複数に分岐した前記蒸気ダクトの各々に設けられた複数の前記蒸気放出部が前記吹出口の長手方向に均一にんで配置された請求項1に記載の流体搬送装置。
  3. 前記吹出口の周縁に接続され、前記吹出口から放出された空気の進行方向を定めるガイドを備えた請求項1又は2に記載の流体搬送装置。
  4. 前記ガイドは、前記吹出口から放出された空気の進行方向が、前記吹出口の長手方向において一様となるように形成された請求項3に記載の流体搬送装置。
  5. 前記ガイドに、前記ガイドとなす角度を変更可能に設けられ、前記ガイドに沿って流れてきた空気の進行方向を調整するルーバーを備えた請求項3又は4に記載の流体搬送装置。
  6. 前記ルーバーは、前記ガイドに沿って流れてきた空気の進行方向が水平方向よりも上向きにならないように設けられた請求項5に記載の流体搬送装置。
  7. 前記ルーバーは、前記蒸気放出部から放出される蒸気が当たらない範囲で前記ガイドとなす角度を変更可能に設けられた請求項5又は6に記載の流体搬送装置。
  8. 前記蒸気放出部は、水平方向よりも下向きに蒸気を放出する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の流体搬送装置。
  9. 前記蒸気放出部は、蒸気を噴射するノズル式の構造に形成された請求項1乃至8のいずれか1項に記載の流体搬送装置。
  10. 前記吹出口は、前記蒸気放出部から放出された蒸気を、約30〜150cm離れた位置に搬送するように空気を放出する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の流体搬送装置。
  11. 記本体の設置位置から人がいる位置までの距離に応じて、前記蒸気放出部から放出される蒸気の量を調整する制御部を備えた請求項1乃至1のいずれか1項に記載の流体搬送装置。
  12. 前記本体の設置位置から人がいる位置までの距離を検出するための人体検出手段を備え、
    前記制御部は、前記人体検出手段の検出結果に基づいて、前記蒸気放出部から放出される蒸気の量を調整する請求項1に記載の流体搬送装置。
  13. 使用者が設定した前記本体の設置位置から人がいる位置までの距離に基づいて、前記蒸気放出部から放出される蒸気の量を調整する制御部を備えた請求項1乃至10のいずれか1項に記載の流体搬送装置。
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