JP5454182B2 - 自動販売機の外扉ヒンジ構造 - Google Patents

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Description

この発明は自動販売機の外扉を開閉自在に枢支するヒンジ構造に関する。
周知のように、自動販売機は商品を収納する本体キャビネットの前面に片開き式の外扉を装備しており、この外扉はその吊り側の上下端がヒンジ機構を介して本体キャビネットに枢支連結されている。
次に、前記外扉のヒンジ機構の従来構造を図3〜図5に示す。各図において、1は自動販売機の本体キャビネット、2は外扉、3は本体キャビネット1の天板に固定して前方に突出したでヒンジプレート、4はヒンジプレート3の固定ボルト、5はヒンジピンであり、外扉1の吊り側上端部が前記ヒンジプレート3,ヒンピン5を介して本体キャビネット1の前方に枢支連結されている。なお、図示してないが外扉2の前記軸穴に合わせて扉枠の下端面にも軸穴を穿孔しておき、本体キャビネット1の前面に設けたヒンジピンを前記軸穴に差し込んで外扉2を枢支保持するようにしている。
ここで、従来のヒンジ構造では、図5に示すようにヒンジプレート3にヒンジピン5を下向きに植設してカシメ止め,溶接などにより固着し、このヒンジピン5の先端を外扉2の扉枠上面に穿孔した軸穴に通してして外扉を開閉可能に枢支している(例えば、特許文献1参照)。
なお、特許文献1には前記ヒンジピン5と外扉2の軸穴との間の隙間を通じて雨水が庫内側に浸入するのを防ぐ手段として、ヒンジピン5の軸部を取り囲むようにしてヒンジプレート3,外扉2の扉枠に筒状の止水用部材(カラー)を設けた止水構造が開示されている。
特開平11−185128号公報
ところで、前記従来構造のように、ヒンジプレート3に固着したヒンジピン5を外扉2の扉枠上面に穿孔した軸穴に嵌挿したヒンジ構造では、外扉2を開け,閉めする度に外扉2の扉枠とヒンジピン5の軸部との間が擦れ合ってその摺動面には重量物である外扉2の自重による偏心荷重が加わる。このために、自動販売機の外扉を繰り返し開閉操作すると、外扉2の扉枠に穿孔した軸穴,ヒンジピン軸部が次第に磨耗してヒンジピン5との間のガタツキが大きくなり、これが原因で外扉をスムーズに開閉できなくなったり、扉の取付け姿勢が傾いたりする不具合が生じるようになる。
そのほか、従来構造では外扉2の扉枠に穿孔した軸穴とヒンジピン5との間に残る隙間を通じて外方から雨水が庫内側に浸入するおそれがあるため、雨水の浸入を防ぐ手段として先記の特許文献1に開示されているような複雑な止水構造を設ける必要がある。
この発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、長期の使用に亙って外扉のスムーズな開閉操作性と併せて、高い雨水浸入防止機能の確保が図れるように改良した自動販売機の外扉のヒンジ構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明によれば、本体キャビネットの天板に固定して前方に突出したヒンジプレートと外扉の扉枠上面との間にヒンジピンを通して本体キャビネットの前面に配した外扉を開閉可能に枢支する自動販売機の外扉のヒンジ構造において、
前記ヒンジピンは、その下半部をねじ軸としてその上側の中間部位に鍔部を形成した構造になり、前記ねじ軸を外扉の扉枠上面に穿孔した軸穴に上方から嵌挿してナット締結するとともに、ヒンジピンの上半軸部にはベアリングを嵌挿してその内輪をカシメ止めした上で、該ベアリングの外輪をヒンジプレートの軸穴に嵌着して軸支保持するものとする(請求項1)。
また、上記ヒンジ機構には次記のような部材を付加した態様で構成することができる。
(1)前記ヒンジピンの上半軸部に、ベアリングを挟んでその上下両面にベアリングよりも径大なガイド板を組み付ける(請求項2)。
(2)前項(1)において、前記ヒンジピンの扉枠貫通部を囲んでベアリングの下面側に配したガイド板と外扉の扉枠上面との間に止水パッキンを介装する(請求項3)。
上記構成によれば、外扉の扉枠に固着したヒンジピンにベアリング(転がり軸受)を組み付けた上で、このベアリングを介してヒンジピンをヒンジプレートに軸支保持しているおり、これにより外扉の開閉によって扉枠とヒンジピンとの間に相対的な摺動,磨耗が生じることがなく、長期使用に亙って外扉のスムーズな開閉性を安定確保できる。また扉枠に穿孔した軸貫通穴をその表裏両面からヒンジピンの鍔部と締結ナットとで挟持するようにしたので、扉枠の軸穴とヒンジピンとの間に雨水の浸入経路となる隙間が生じない。
また、前記ベアリングを挟んでその上下両面にベアリングよりも径大なガイド板をヒンジピンの上部側軸部に組み付けておくことにより、当該ヒンジ機構の組立途中,組立後の状態でベアリングがヒンジプレートの軸穴から抜け出るのを防止できる。
さらに、前記ヒンジピンの扉枠貫通部を囲んでベアリングの下面側に配したガイド板と外扉の扉枠上面との間に止水パッキンを介装することにより、庫内への雨水浸入防止機能をより一層高めることができる。
この発明の実施例による外扉の上部側ヒンジ機構の組立構造を表す側視断面図である。 図1におけるヒンジ機構の分解図である。 この発明の実施対象となる自動販売機の扉開放状態を表す俯瞰図である。 図3における扉ヒンジ部周辺の側視拡大図である。 図4の要部構造を表す模式断面図である。
以下、この発明の実施の形態を図1,図2に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図4,図5に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
図示実施例のヒンジ機構は、従来構造と逆にヒンジピン5が外扉2の扉枠に固着されており、このヒンジピン5にベアリング7を組み付けた上で、該ベアリング7をヒンジプレート3の軸穴に嵌着してヒンジピン5を軸支保持するようにしている。
すなわち、ヒンジピン5はその軸上の中間部位に鍔部5aを形成し、この鍔部5aを境に下半部をねじ軸5bとした構造になり、前記ねじ軸5bを外扉2の扉枠上面に穿孔した軸穴へ上方から嵌挿し、ナット6で扉枠に締結している。なお、6aはワッシャである。また、上半軸部にはベアリング7を嵌挿した上で、軸部の上端をカシメ加工してベアリング7の内輪をカシメ止めしており、符号5cはそのカシメ頭部である。
また、図示実施例の構造では、ヒンジピン5の上半軸部にはベアリング7を挟んでその上下面側にガイド板8,9を介挿している。このガイド板8,9は、後記の組立て手順によりベアリング7の外輪をヒンジプレート3の穴に嵌着する組立行程の過程でベアリング7がヒンジプレート3の軸穴から抜け出て脱落するのを防ぐ役目を果たすもので、ベアリング7よりも径大な鋼板製の皿形リングで作られている。さらに、図1の組立状態では下部側のガイド板9の周縁部と外扉2の扉枠上面との間にクッション材で作られたリング状の止水パッキン10が介装されている。なお、この止水パッキン10はヒンジピン5の鍔部5aと扉枠との間に介装しても良い。
上記構成になるヒンジ機構の組立て、および外扉2への取付け作業は次記のような手順で行う。まず、ヒンジピン5の上半軸部に上方からガイド板9,およびベアリング7を嵌挿し、この状態でベアリング7をヒンジプレート3に穿孔した軸穴へ下方から嵌め込む。続いてヒンジピン5の上部軸部にガイド板8を通してベアリング7の上に重ね合わせ、この状態でヒンジピン5の軸部上端にカシメ加工を施してベアリング7を固定する。このヒンジ機構の組立状態では、ベアリング7の上下両側に径大なガイド板8,9が張り出しているのでベアリング7がヒンジプレート3から上にも下にも抜け出て脱落するおそれはない。
次に、上記したヒンジ機構の組立体を次記のような手順で外扉2の扉枠上面に取付ける。まず、ヒンジピン5のねじ軸5aを扉枠上面に穿孔した軸穴に上方から挿入し、この位置でねじ軸に螺合したナット6を締め付けてヒンジピン5を扉枠に固定する。そして、外扉2を本体キャビネット1(図3,図4参照)の前面に装着するには、扉枠の下端面側に穿孔した軸穴を本体キャビネット1の前面に設けた支軸ピン(不図示)に差し込んだ上で、ヒンジピン5の上半軸部に連結した前記ヒンジプレート3の取付基部を本体キャビネットの天板にボルト4(図4参照)で固定する。
上記の構成によれば、外扉2の扉枠上面に固着したヒンジピン5がベアリング7を介してヒンジプレート3に軸支保持されており、これにより扉の開閉操作をスムーズに行うことができる。しかも、外扉2の開閉操作時にヒンジピン5の軸が扉枠の軸穴に摺動することがないので、従来構造で問題となっていたヒンジピン5の磨耗、ガタツキ、およびヒンジピン5のガタツキに起因した扉取付け姿勢の傾き発生もなくて耐久性,信頼性が従来構造と比べて大幅に向上する。
また、ヒンジピン5はその鍔部5aとナット6で扉枠に穿孔した軸穴を上下両面から挟持,閉塞しているので、従来構造のように扉枠の軸穴とヒンジピン5の軸部との間に雨水の浸入経路となる隙間の生じることがなく、これにより雨水の浸入に対して高い浸入防止機能を確保できる。加えて、図示実施例のようにガイド板9と扉枠上面との間,あるいは鍔部5aと扉枠上面との間に止水パッキン10を介装しておくことで、雨水の浸入防止機能を一層高めることができる。
1:本体キャビネット
2:外扉
3:ヒンジプレート
5:ヒンジピン
5a:鍔部
5b:ねじ軸
5c:カシメ頭部
6:ナット
7:ベアリング
8,9:ガイド板
10:止水パッキン

Claims (3)

  1. 本体キャビネットの前面に配備した外扉を開閉可能に枢支する自動販売機の外扉のヒンジ構造であり、本体キャビネットの天板に固定して前方に突出したヒンジプレートと外扉の扉枠上面との間にヒンジピンを通して枢支したものにおいて、
    前記ヒンジピンは、その下半部をねじ軸としてその上側の中間部位に鍔部を形成した構造になり、前記ねじ軸を外扉の扉枠上面に穿孔した軸穴に上方から嵌挿してナット締結するとともに、ヒンジピンの上半軸部にはベアリングを嵌挿してその内輪をカシメ止めした上で、該ベアリングの外輪をヒンジプレートの軸穴に嵌着して軸支保持したことを特徴とする自動販売機の外扉のヒンジ構造。
  2. 請求項2に記載の外扉のヒンジ構造において、ヒンジピンの上半軸部に、ベアリングを挟んでその上下両面にベアリングよりも径大なガイド板を組み付けたことを特徴とする自動販売機の外扉のヒンジ構造。
  3. 請求項3に記載の外扉のヒンジ構造において、ヒンジピンの扉枠貫通部を囲んでベアリングの下面側に配したガイド板と外扉の扉枠上面との間に止水パッキンを介装したことを特徴とする自動販売機の外扉のヒンジ構造。
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