JP5452394B2 - 非接触給電機能付き什器 - Google Patents

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本発明は、非接触給電機能付き什器に関し、詳しくは非接触給電ユニットから発生する電磁波の外部への漏洩を遮断する機能を備えた什器に関するものである。
近年、負荷機器に給電を行う給電システムとして、有線で給電を行うのではなくて、給電装置から負荷機器側に設けられる受電装置へ非接触で給電を行う非接触給電システムが知られている。
その一例として、例えば特許文献1には、負荷機器に内蔵する給電装置に一次コイルとこれに接続される第1の磁性体とを設け、受電装置に二次コイルとこれに接続される第2の磁性体とを設けた非接触給電システムが開示されている。この一次コイルと二次コイルは第1の磁性体と第2の磁性体との引力によって所定の位置に誘導され、一次コイルから二次コイルへ非接触給電を行う。そして、給電装置及び受電装置のうち少なくともどちらか一方に磁気シールドを設けることにより、電磁波が負荷機器に影響を及ぼさないようにしている。
特開2009−95072号公報
ところが上記特許文献1に示された従来例では、負荷機器に対しては磁気シールドが行われているが、磁気シールドされていない受電装置の側面方向からは電磁波が外部に漏洩しやすくなり、このため側面方向に配置した他の負荷機器に影響を及ぼすという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、什器本体或いは室内に設置した負荷機器に対して、給電装置及び受電装置から発生する電磁波の影響を及ぼさないようにできる非接触給電機能付き什器を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明の非接触給電機能付き什器は、給電装置が埋設されている床に什器本体を設置し、この什器本体に、天板部とこの天板部の外周側から床面に向けて延出された側壁部とを設け、前記天板部の上方に負荷機器を配置し、前記天板部と前記側壁部とで囲まれた空間部に、床内部の前記給電装置から非接触で電力を受けて前記負荷機器へ供給する受電装置を収納すると共に、この空間部の床対向側以外のすべての面をシールド部材で覆ったことを特徴とする。
前記天板部の上面から上方に向けて垂直な仕切壁を立設し、この仕切壁の一方の面に前記負荷機器を設置固定することが好ましい。
前記仕切壁の一方の面とは反対側の他方の面に、机機能と収納機能のいずれか一方の機能を持たせることが好ましい。
本発明の非接触給電機能付き什器は、什器本体或いは室内に設置した負荷機器に対して、給電装置及び受電装置から発生する電磁波の影響を及ぼさないようにできるものである。
本発明の非接触給電機能付き什器の実施形態の一例を説明する正面断面図である。 同上の側面断面図である。 同上の床内部に、給電コイルと高周波インバータとを埋設した実施形態の正面断面図である。 他の実施形態であり、什器本体の仕切壁の背面側に机機能を持たせた一例を説明する側面断面図である。 更に他の実施形態であり、什器本体の仕切壁の背面側に収納機能を持たせた一例を説明する側面断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の非接触給電機能付き什器を正面から見た図であり、図2は側面から見た図である。以下の例では、建物として、戸建て住宅或いは集合住宅を想定するが、住宅に限らず、オフィスや店舗などの建屋でもよい。
フローリング用の床Fを構成する床材8の内部には、給電装置5が埋設されている。なお給電装置5は床材8の下面側に配設されてもよい。給電装置5は、商用電源からの電気エネルギーを磁気エネルギーに変換して高周波磁界を発生する給電コイル5aと、交流電流の周波数を制御する高周波インバータ20(図3)とを備えている。なお床材8として、単位寸法に形成されたものが用いられるが、単位寸法に形成することは必須ではない。またコルクタイル、プラスチックタイルなどを床材8として用いることもできる。
什器2は、間仕切り壁の機能を有する什器本体3を備える。什器本体3にはキャスター18が取り付けられており、床F上を移動走行可能としている。なお、キャスター18にロック機構(図示せず)を設けて、什器本体3をその場で動かないように固定するのが望ましい。
上記什器本体3には、天板部9と、天板部9の四辺側から床面7近傍まで延出された側壁部12と、側壁部12の下面側を覆う底板部23とが設けられている。これら天板部9と側壁部12と底板部23とで囲まれた空間部10に、受電装置6が収納されている。
本例の受電装置6は、受電コイル6aと、整流平滑回路21と、正弦波出力インバータ22とを備えている。受電コイル6aは、上記給電コイル5aの磁界の変化から電圧を発生させる。整流平滑回路21は、受電コイル6aで受電された電力を直流電力に変換して出力する。正弦波出力インバータ22は、整流平滑回路21から出力される直流電力(例えば24V)を負荷電力(250W以上、AC100V、50/60Hz)に変換する。これら給電コイル5aと受電コイル6aの間隔G(図1)は例えば45mmとされる。また図3に示す給電コイル5aの外径寸法Mは例えば345mm、受電コイル6aの外径寸法Nは例えば245mmとされる。
上記給電装置5と受電装置6とで非接触給電ユニット4が構成される。つまり、給電コイル5aからの磁気エネルギーを電磁誘導の原理で受電コイル6aで電気エネルギーに変換して、負荷機器に電力を供給する非接触給電システムが構成される。
ここで、上記天板部9の内面全面に亘って非透磁性を有するシールド部材11aが被覆されており、さらに側壁部12の内面全面に亘って非透磁性を有するシールド部材11bが被覆されている。床対向側Aに位置する底板部23の内面には、シールド部材は被覆されていない。これにより、天板部9と側壁部12とで囲まれた空間部10は、給電コイル5aが埋設されている床対向側A以外のすべての面が磁気シールド空間となっている。
一方、天板部9の上面からは、上方に向けて扁平箱形状をした垂直な仕切壁13が立設されている。仕切壁13の上端高さは天井高さよりも低く設定されているが、天井高さと同じ高さとしてもよい。本例の仕切壁13の大きさは37V型テレビが設置可能な大きさとされる。
上記仕切壁13の表側の面13aには、負荷機器1として薄型テレビを設置固定するテレビ設置面14(図2)が設けられている。負荷機器としては、薄型テレビ以外に、DVDレコーダー、LED照明器具、ノートパソコン、ラジオ、ステレオ、チューナー、理美容機器、携帯電話などの各種の電子機器を広く含む。
上記テレビ設置面14の下側にはコンセント15が設置されている。コンセント15は、天板部9とシールド部材11aとを貫通する電路50を介して正弦波出力インバータ22の出力側に接続されている。比較的大きな電力を供給可能なコンセント15を設け、薄型テレビの電源コード51の一端に設けられているプラグをコンセント15に差し込むことでテレビを使用できる。なお、コンセント15の設置位置は、仕切壁13以外の什器本体3の側面部や天面部など、適宜に選択自在である。
しかして、上記構成の什器本体3の天板部9と側壁部12とで包囲される空間部10に受電装置6を収納し、空間部10における床対向側A以外の全ての面をシールド部材11a,11bで覆うようにしたので、受電装置6から発生する電磁波が什器本体3の外部に漏洩するのを防止できる。しかも、側壁部12に設けられるシールド部材11bの下端部は床面7近傍位置まで延びているので、磁気シールドされた空間部10が床面7近傍まで延びた状態となる。これにより、床材8内部の給電装置5から発生する高周波磁界が什器本体3の外部に漏洩することがなく、給電効率を高めることができると同時に、空間部10の外部に設置されたすべての負荷機器1に対して電磁波の影響を及ぼさないようにできる。
また本例では、天板部9の上面から立設した扁平箱状の仕切壁13に薄型テレビなどの負荷機器1を設置しているので、仕切壁13周囲の天板部分9a(図1、図2)を、物置きスペースやテーブルとして利用可能となる。また、仕切壁13にコンセント15を設けたので、負荷機器1の電源コード51が仕切壁13内に収まり、外部に垂れて邪魔になることもなくなる。
さらに本例では、什器本体3をキャスター18によって移動可能としたので、床Fの掃除が容易にできる。なお、什器本体3に充電装置(図示せず)を設けておき、給電装置5が埋設されている床面7から離れた床面に什器本体3を移動させたときには、充電装置から負荷機器1への給電を行う構成とすることも可能である。
図4は、仕切壁13の裏側の面13bに、机機能を持たせた場合の一例を示している。図中の52はDVDレコーダー、19はLED照明器具であり、他の構成は上記実施形態と同様である。本例では、仕切壁13の裏側の面13bの一部を、起倒自在な机16としている。机16を水平に保持した状態では、机16の下方に人が椅子に腰掛けて足を入れ得るスペースが確保される。机16を使わないときは垂直に起立させることでコンパクトに収納できる。仕切壁13の上端側には机16の上面を照らすLED照明器具19が設けられる。このLED照明器具19の電力は受電装置6の正弦波出力インバータ22から供給される。また本例では、机16に正弦波出力インバータ22の出力側と接続される電路を接続し、この電路を介して机16自体が例えばノートパソコンに給電する給電機能を有するものとしている。
図5は、仕切壁13の裏側の面13bに、収納機能を持たせた場合の一例を示している。他の構成は図2と同様である。本例では、仕切壁13背後に向けて開口した収納スペース17aを備えると共に、水平の棚板17で上下複数段に仕切られている。これにより、仕切壁13の裏側の面13bを収納スペース17aとして有効利用できる。
前記実施形態では、給電装置5は床Fの一部に配置しているが、床Fの略全面に亘って給電装置5を配置してもよいものであり、この場合、什器本体3を任意の位置に移動させて使用可能となる。
前記実施形態では、非接触給電システムの一例として、電磁誘導の原理を用いたエネルギー伝達方式を例示したが、近年注目されている磁界共鳴方式或いは電界共鳴方式を採用してもよい。これらの技術を用いてエネルギーを伝達すれば、1〜2m程度の距離でも高効率でエネルギーを伝達することが可能である(磁界共鳴方式では2mで40%の効率が確認されている)。本発明において、比較的遠方まで高効率でエネルギーを伝達することが可能な磁界或いは電界の共鳴方式を採用すれば、床F内に埋設した給電装置5から離れた場所に什器本体3を移動させた場合でも、負荷機器1への非接触給電を行うことができる。
ところで、非接触給電システムにおいて、給電装置5に常時給電していると無駄な電力消費が生じたり、不要輻射による通信障害を生じたりする可能性がある。そこで、常時は給電装置5と受電装置6との間で、間欠的に通信し、受電装置6から給電の必要が生じたときに給電装置5を連続動作させることにより、受電装置6への給電を行うことが望ましい。また、給電装置5の出力を可変とし、受電装置6からの要求に応じて負荷機器に応じた電気エネルギーの供給を行うようにするのが望ましい。
1 負荷機器
2 什器
3 什器本体
4 非接触給電ユニット
5 給電装置
6 受電装置
7 床面
9 天板部
10 空間部
11a、11b シールド部材
12 側壁部
13 仕切壁
13a 一方の面
13b 他方の面
A 床対向側
F 床

Claims (3)

  1. 給電装置が埋設されている床に什器本体を設置し、この什器本体に、天板部とこの天板部の外周側から床面に向けて延出された側壁部とを設け、前記天板部の上方に負荷機器を配置し、前記天板部と前記側壁部とで囲まれた空間部に、床内部の前記給電装置から非接触で電力を受けて前記負荷機器へ供給する受電装置を収納すると共に、この空間部の床対向側以外のすべての面をシールド部材で覆ったことを特徴とする非接触給電機能付き什器。
  2. 前記天板部の上面から上方に向けて垂直な仕切壁を立設し、この仕切壁の一方の面に前記負荷機器を設置固定することを特徴とする請求項1記載の非接触給電機能付き什器。
  3. 前記仕切壁の一方の面とは反対側の他方の面に、机機能と収納機能のいずれか一方の機能を持たせたことを特徴とする請求項2記載の非接触給電機能付き什器。
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