JP5452289B2 - 位置決め制御装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、処理対象物の特定箇所に所定の処理を施すべく、可動体上の処理部を処理対象物の特定箇所に位置決めさせる位置決め制御装置及びその方法に関する。
一般家庭等で使用された電力量の測定には電力量計が使用される。電力量計においては、産業政策上、電気的な性能確認の試験(例えば、絶縁性能試験)の定期的な実施が義務付けられている。
絶縁性能試験は、絶縁抵抗試験と耐電圧試験の二つの試験がある。絶縁抵抗試験は、絶縁抵抗が一定値以上であるか否かを確認する試験であり、耐電圧試験は、所定の電圧を連続して加えたときに、絶縁破壊の有無を確認するために、感度電流(絶縁破壊を検知するリーク電流)を測定する試験である。具体的には、電力量計の端子に試験用端子を接触させ、試験用端子とケーブル接続された絶縁抵抗・耐電圧試験器を用いて、所定の電圧を一定時間与えた上で、絶縁抵抗試験では絶縁抵抗値、耐電圧試験ではリーク電流を計測することによって実施される。
ところで、電力量計は種々の機種からなり、機種別に電力量計のサイズや端子の位置・数が異なる。そのため、絶縁性能試験にあっては、試験に先立ち(電力量計の端子に試験用端子を接触させるのに先立ち)、電力量計のサイズの測定を行って機種を把握し、電力量計の端子の位置を特定して該端子の位置に試験用端子を位置決めさせる必要がある。
電力量計の端子に対する試験用端子の位置決めは、従来、専用の装置を別途設けて実施されることが主である。例えば、位置決めユニット等からなる位置決めシステムに基づく方法(例えば、特許文献1)や、画像解析装置を用いた画像解析に基づく方法(例えば、特許文献2)等が一般的に知られている。
特開2004−258803号公報 特開2005−49222号公報
しかしながら、上述のような方法を用いる場合、既存の設備に位置決めユニットや画像解析装置等の高価な新装置を導入する必要があるため、設備コストが上昇する等、実用面、特にコスト面において問題があった。また、位置決め精度は高いものの、専用装置特有の特殊工程を要するため、実施工程が煩雑であり、このような煩雑性は、例えば、位置決めがなされるまでに多くの時間が費やされるといった二次的な問題を惹起し得る。
また、上記問題は電力量計の絶縁性能試験に限らず、例えば、電力量計の所定箇所に加工を施す場合、あるいは、電力量計以外にも、ワークや製品本体等の特定箇所に加工を施し、または、特定箇所に所定の部品を配置する場合等についても同様である。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、処理対象物の特定箇所に所定の処理を施す処理部を処理対象物の特定箇所に位置決めさせる位置決め制御装置とその方法であって、コストを抑制しつつ、より簡易的に実施可能な位置決め制御装置及びその方法を提供することを課題とする。
本発明に係る位置決め制御装置は、上記課題を解決するためになされたもので、処理対象物を検知する検知部及び処理対象物の特定箇所に所定の処理を施す処理部を備える可動体と、可動体の移動を制御するサーボモータと、サーボモータを駆動するためのパルス信号をサーボモータに送信するモータドライバと、モータドライバを制御するためのパルス列をモータドライバに送信するコントローラとを具備する位置決め制御装置であって、前記コントローラは、検知部が処理対象物を検知することにより出力されるセンサ信号及びサーボモータの駆動に用いられるパルス信号を受信する手段と、可動体を処理対象物の横断方向に移動させてセンサ信号が出力される間におけるパルス信号に関する情報に基づき、パルス信号に関する情報と処理対象物のタイプとの関係を定めた第一テーブルを用いて、処理対象物のタイプを特定する手段と、特定した処理対象物のタイプに基づき、処理対象物のタイプと被処理部の位置との関係を定めた第二テーブルを用いて、処理対象物の被処理部の位置を特定する手段と、当該特定に基づくパルス列を生成してモータドライバに送信する手段とを有することを特徴とする。
かかる構成からなる位置決め制御装置によれば、コントローラは、検知部が処理対象物を検知することにより出力されるセンサ信号を受信するため、可動体が処理対象物の横断方向に移動させた際に、センサ信号から検知部が処理対象物を検知している間を把握し、また、当該把握した間におけるパルス信号に関する情報に基づき、パルス信号に関する情報と処理対象物のタイプとの関係を定めた第一テーブル、及び、処理対象物のタイプと被処理部の位置との関係を定めた第二テーブルを用いて、処理対象物の被処理部の位置を特定する。さらに、コントローラは、当該特定に基づくパルス列を生成してモータドライバに送信する。該パルス列に基づき、モータドライバは、パルス信号(モータ駆動用出力パルス)をサーボモータに送信して、これを駆動させ、サーボモータは可動体を移動させる。その結果、可動体上の処理部は処理対象物の特定箇所に位置決めされ、処理対象物の被処理部に所定の処理を施すことができるようになる。
また、本発明に係る位置決め制御装置は、前記コントローラが受信する、サーボモータの駆動に用いられるパルス信号は、モータドライバから出力されるパルス信号、あるいは、前記サーボモータがエンコーダを備えるとき、該エンコーダから出力されるパルス信号であることが好ましい。
かかる構成からなる位置決め制御装置によれば、コントローラが受信する、サーボモータの駆動に用いられるパルス信号として、モータドライバから出力されるパルス信号、あるいは、サーボモータがエンコーダを備えるときの、該エンコーダから出力されるパルス信号を採用して、位置決め制御を実施する。
また、本発明に係る位置決め制御方法は、処理対象物を検知する検知部及び処理対象物の特定箇所に所定の処理を施す処理部を備える可動体と、可動体の移動を制御するサーボモータと、サーボモータを駆動するためのパルス信号をサーボモータに送信するモータドライバと、モータドライバを制御するためのパルス列をモータドライバに送信するコントローラとを具備する位置決め制御装置の位置決め制御方法であって、前記コントローラは、可動体を処理対象物の横断方向に移動させて検知部が処理対象物を検知することにより出力されるセンサ信号を受信すると共に、該センサ信号を受信している間の、サーボモータの駆動に用いられるパルス信号を受信し、該パルス信号に関する情報に基づき、パルス信号に関する情報と処理対象物のタイプとの関係を定めた第一テーブルを用いて、処理対象物のタイプを特定し、さらに、特定した処理対象物のタイプに基づき、処理対象物のタイプと被処理部の位置との関係を定めた第二テーブルを用いて、処理対象物の被処理部の位置を特定し、当該特定に基づくパルス列を生成してモータドライバに送信することを特徴とする。
かかる構成からなる位置決め制御方法によれば、検知部が処理対象物を検知することにより出力されるセンサ信号及びサーボモータの駆動に用いられるパルス信号に基づき、検知部が処理対象物を検知している間のパルス信号が取得され、パルス信号に関する情報と処理対象物のタイプとの関係を定めた第一テーブル、及び、処理対象物のタイプと被処理部の位置との関係を定めた第二テーブルを用いて、処理対象物の被処理部の位置を特定する。また、当該特定に基づくパルス列に基づき、可動体上の処理部は処理対象物の特定箇所に位置決めされ、処理対象物の被処理部に所定の処理を施すことができるようになる。
以上のように、本発明に係る位置決め制御装置及びその方法によれば、コントローラは、検知部が処理対象物を検知することにより出力されるセンサ信号及びサーボモータの駆動に用いられるパルス信号に基づき、パルス信号に関する情報と処理対象物のタイプとの関係を定めた第一テーブル、及び、処理対象物のタイプと被処理部の位置との関係を定めた第二テーブルを用いて処理対象物の被処理部の位置を特定することができるため、新たに高価な装置を導入することを要さずコストを抑制できるとともに、また、より簡易的に処理対象物の特定箇所の位置決め制御を実施することができる。
本実施形態に係る位置決め制御装置を適用した絶縁性能試験装置とそれを用いるための周囲環境の概略平面図を示す。 同位置決め制御装置の概略平面図を示す。 同位置決め制御装置であって、(a)は検知部(光電センサ)と処理部(試験用端子)とを具備した可動体の下面図、(b)は可動体の側面図を示す。 同位置決め制御装置の機能ブロック図を示す。 同位置決め制御装置であって、(a)から(c)は時系列的に、X軸方向における検知部(光電センサ)の移動状況についての動作説明図を示す。 同位置決め制御装置のコントローラが備えるテーブルであって、(a)は第一テーブル、(b)は第二テーブルを示す。 同位置決め制御装置による位置決め制御方法であって、(a)は全体のフローチャート、(b)は位置決め処理のフローチャートを示す。
以下、本発明に係る位置決め制御装置及びその方法の一実施形態として、これを適用した絶縁性能試験装置について図面を参酌しつつ説明する。ここで、図1に、絶縁性能試験装置とそれを用いるための周囲環境の概略平面図を示す。図2は、同位置決め制御装置の詳細である。図3(a)は、位置決め制御装置の検知部(光電センサ)と処理部(試験用端子)を具備した可動体の下面図であり、図3(b)は、可動体の側面図である。図4は、位置決め制御装置の機能ブロック図を示す。
絶縁性能試験装置1は、図1に示すように、搬送ライン2とともに用いられる。そこで、まず、搬送ライン2の構成とその動作について説明する。搬送ライン2は、電力量計4を搬送するベルトコンベアとベルトコンベアを駆動させる制御部からなり、ベルトコンベア上に電力量計4を載せて搬送するように構成され、絶縁性能試験装置1を貫通するように設置される。搬送ライン2の動作について、本実施形態では、ベルトコンベアの搬送経路の所定位置に固定して設置された絶縁性能試験装置1に対して、パレット3の所定の停止位置が定められており、搬送ライン2は、ベルトコンベア上に電力量計4を戴置したパレット3(本実施形態では、3台の電力量計4を戴置)を所定の停止位置まで搬入し停止させる。続いて、パレット3とパレット3上に戴置された電力量計4の位置が調整される。詳細には、例えば、パレット3の長手方向(搬送方向)と直交する方向からベルトコンベア上のパレット3を押すパレットプッシャ(パレット押し機)並びに電力量計4を押す電力量計プッシャ(電力量計押し機)によって、図2に示すように、パレット3とその上に戴置された電力量計4はパレット3の長手方向と直交する方向の所定位置(基準端B)まで押され、基準端B上でパレット3の長手方向の一直線上に整列される。その後、当該整列された電力量計4に所定の処理(絶縁性能試験)がなされた後、搬送ライン2によってパレット3は搬出される。なお、パレット3に戴置させる電力量計4は、パレット3に載せられる際に、パレット3上において、パレット3の長手方向に所定の離間間隔を有して戴置される。
ここで、パレット3は、上面に電力量計4を複数台載せることができるように構成される。具体的には、パレット3は、プレート状であり、本実施形態では、矩形のプレートであって、パレット3の長手方向と直交する方向の両端縁に凸状のストッパ31が設けられている。ストッパ31は、パレット3上に戴置した電力量計4が電力量計プッシャ等により押されたときに、電力量計4がパレット3上から除かれないようにするために、また、電力量計4を一直線上に整列させるために設けられている。電力量計4は、所定の処理(絶縁性能試験)が施される対象物(処理対象物)であり、処理が施される特定箇所(被処理部)として、端子部を有する。本実施形態では、電力量計4は、外形が箱状をなし、ベース(本体)と端子ボックスからなり、端子ボックスの上面には端子を有する。電力量計4には規定のタイプ(例えば、二つの機種)があり、各電力量計の機種によって端子の位置や電力量計の外形寸法(電力量計のサイズ)は異なる。例えば、電力量計4の端子には、電源側端子と負荷側端子の2種類があり、これらの端子は機種によって2線式や3線式に分けられ、2線式は端子を電源側に二つと負荷側に二つ、3線式は端子を電源側に三つと負荷側に三つ備える構成となっている。本実施形態では、2線式の電力量計4を用いる。
次に、絶縁性能試験装置1は、電力量計4の絶縁性能試験(絶縁抵抗試験と耐電圧試験)を行うように構成され、絶縁抵抗・耐電圧試験器と位置決め制御装置とからなる。絶縁抵抗・耐電圧試験器は、位置決め制御装置を介して、電力量計4の絶縁性能試験が実施可能なように構成される。具体的には、絶縁抵抗・耐電圧試験器は、電圧出力、電流測定、抵抗測定が可能な汎用器であり、位置決め制御装置とはケーブル接続される。
位置決め制御装置は、搬送ライン2によって所定の停止位置まで搬入されたパレット3上の電力量計4に対して、絶縁性能試験のために、電力量計4の端子の位置決めを行うように構成される。具体的には、位置決め制御装置は、図2及び図4に示すように、電力量計4を検知する検知部及び電力量計4の特定箇所に所定の処理を施す処理部を備える可動体8と、可動体8の移動を制御するサーボモータを備える移動手段と、サーボモータを駆動するためのパルス信号をサーボモータに送信するモータドライバ16と、モータドライバ16を制御するためのパルス列をモータドライバ16に送信するコントローラ17とを備える。
移動手段は、可動体8の移動を制御するサーボモータを備え、可動体8を支持して移動可能なように構成され、例えば、図2に示すように、サーボモータ15,151,152を内蔵の3軸レールを有する汎用ロボットが用いられる。汎用ロボットは、X軸レール5と、X軸レール5に設置されるY軸レール6と、Y軸レール6に設置されるZ軸レール7とからなる。X軸レール5は、絶縁性能試験装置1内の所定の位置に固定され、Y軸レール6をX軸方向(パレット3の長手方向)に移動可能なように構成される。具体的には、X軸レール5は、ボールネジ51とナット(図示しない)を有し、ボールネジ51の一端にはサーボモータ15を具備し、サーボモータ15の駆動によってボールネジ51を回転させることにより、ボールネジ51に螺合したナットに取り付けられたX軸ガイド体52をボールネジ51の長手方向に移動させ、これにより、X軸ガイド体52に取り付けられたY軸レール6をX軸方向に自在に移動させる。Y軸レール6は、所定の位置(基準位置)を基準として、X軸方向に移動可能なように構成され、Z軸レール7をY軸方向(パレット3の長手方向と直交する方向)に移動可能なように構成される。具体的には、Y軸レール6は、基準位置をパレット3の停止位置よりもパレット3の搬送進行側におけるパレット3の長手方向の端縁近傍とし、X軸ガイド体52を介して、X軸レール5に沿って動かされ、パレット3及び電力量計4を横断する。また、Y軸レール6は、ボールネジ61とナット部62を有し、ボールネジ61の一端にはサーボモータ151を具備し、サーボモータ151の駆動によって、ボールネジ61を回転させることにより、ナット62に取り付けられたY軸ガイド体63をボールネジ61の長手方向に移動させ、これにより、Y軸ガイド体63に取り付けられたZ軸レール7をY軸方向に自在に移動させる。Z軸レール7は、所定の位置(基準位置)を基準として、Y軸方向に移動可能なように構成されるとともに、可動体8をZ軸方向(パレット3の平面と垂直な方向)に移動可能なように構成される。具体的には、Z軸レール7は、基準位置を、可動体8に取り付けた検知部が基準端Bの直線上に位置するように設定し、Y軸ガイド体63を介して、Y軸レール6に沿って動かされる。また、Z軸レール7は、ボールネジ71とナット部72を有し、ボールネジ71の一端にはサーボモータ152を具備し、サーボモータ152の駆動によって、ボールネジ71を回転させることにより、ナット部72に取り付けられたZ軸ガイド体73をボールネジ71の長手方向に移動させ、これにより、Z軸ガイド体73に取り付けられた可動体8をZ軸方向に自在に移動させる。従って、X軸レール5のサーボモータ15はY軸レール6、Y軸レール6のサーボモータ151はZ軸レール7、Z軸レール7のサーボモータ152は可動体8を、各々のレールの長手方向に沿って自在に移動させる。
可動体8は、電力量計4を検知する検知部及び電力量計4の端子に後述する処理を施す処理部を備え、可動体8を移動させる移動手段によって、(X軸方向、Y軸方向、あるいはZ軸方向に)移動可能なように構成される。具体的には、可動体8は、移動手段のY軸レール6が電力量計4の横断方向(X軸方向)に移動する際に、電力量計4をセンシングして検知する検知部と、絶縁性能試験のために、電力量計4の端子に電気的に接触する処理部とを備え、所定の位置(基準位置)を基準として、移動手段のZ軸レール7のZ軸ガイド体73に取り付けられ、Z軸レール7に沿って、パレット3の平面と垂直な方向に移動可能なように構成される。なお、可動体8の基準位置は、検知部によるセンシングの際に、検知部及び処理部が電力量計4の全機種に接触しない高さとする。
検知部は、図3(a)、(b)に示すように、センシングによって電力量計4を検知するためのものであり、例えば、光電センサであって、本実施形態ではヘッド部(受光部と投光部)と本体(アンプ部)からなる汎用のファイバセンサが用いられ、電力量計4をセンシングして、検知するように構成される。具体的には、本実施形態では、二つのヘッド部10,11と一つの本体9からなるファイバセンサを用いて、ファイバセンサからのセンサ信号に基づき、電力量計4の検知を行う。電力量計4の検知は、例えば、ファイバセンサの一つのヘッド部(受光部と投光部)10を用いて、投光部から光を照射し、電力量計表面で反射した光を受光部で受光することによって行われ、また、受光した光は本体(アンプ部)9で増幅出力処理がなされ、センサ信号として出力される。本実施形態において、電力量計検知状態のセンサ信号は、電力量計検知状態信号をON、電力量計非検知状態信号をOFFとして二値化して表す。
処理部は、電力量計4の端子に接触して絶縁性能試験を行うためのものであり、本実施形態では、棒状の試験用端子14が用いられ、電力量計4の端子に接触して絶縁性能試験を行うように構成される。具体的には、試験用端子14は、銅等の導電性金属により構成され、エアシリンダ等を介して上下動する。また、電力量計4の端子が電力量計4の機種により異なることを鑑みて、電力量計4の全機種の端子に対応できるように、試験用端子14の数と位置がパターン化(例えば、二つのパターン)されている。パターンの詳細については、光電センサ本体9に近い方から順に、四つの試験用端子14からなる試験用端子セット12(パターン1)、六つの試験用端子14からなる試験用端子セット13(パターン2)を有するものとなっている。図3(b)は、パターン1の試験用端子セット12を下に突出させた態様である。より詳しくは、試験用端子セット12(パターン1)は、2線式の電力量計4に対応したもので、左二つの試験用端子14が電力量計4の電源側端子に接触し、右二つの試験用端子14が電力量計4の負荷側端子に接触し、試験用端子セット13(パターン2)は、3線式の電力量計に対応したもので、左三つの試験用端子14が電力量計の電源側端子に接触し、右三つの試験用端子14が電力量計の負荷側端子に接触するように構成される。なお、本実施形態では、二つの試験用端子セット12,13しか設けていないが、各メーカが提供する電力量計の機種に応じて試験用端子セットの数を増やすことができるのは言うまでもない。
図4は、位置決め制御装置の機能ブロック図である。モータドライバ16は、サーボモータ15,151,152を駆動するように構成される。具体的には、モータドライバ16は、図4に示すように、サーボモータ15,151,152とケーブル接続され、サーボモータ15,151,152にパルス信号(モータ駆動用出力パルス)を送信し、当該信号に基づき、サーボモータ15,151,152を駆動する。なお、モータドライバ16が発するパルス信号(モータ駆動用出力パルス)は、コントローラ17からのパルス列に基づいて生成される。
コントローラ17は、可動体8の動作を制御するためのパルス列をモータドライバ16に送信して、これを制御するように構成される。コントローラ17は、例えば、汎用PCであって、パルス信号を計数するカウンタ機能や記憶装置、演算処理装置を備えるものが用いられ、モータドライバ16及び可動体8のセンサ本体9とケーブル接続される。また、具体的に、モータドライバ16の制御について説明すると、コントローラ17は、プログラム化された規定の動作を指示するパルス列をモータドライバ16に送信し、当該パルス列に基づき、モータドライバ16を制御する。ここで、プログラム化された規定の動作とは、予め、設定された動作であって、電力量計4の全機種に対応する基本動作である。例えば、パレット3の搬入後の一番目の動作としては、基準端Bでパレット3の長手方向の一直線上に整列した電力量計4の端子の上方を可動体8の光電センサのヘッド部10,11が通過(センシング)するように、Y軸レール6をその基準位置から1台の電力量計4の幅長(電力量計4の端子を通るパレット3の長手方向における電力量計4の幅サイズ)を十分に超えてパレット3の搬送方向と逆方向に移動させる。続く二番目の動作としては、パレット3の搬送方向の前方側の光電センサのヘッド部11が電力量計4を検知するまで、換言すれば、電力量計4の端縁(パレット3の搬送方向の後方側の電力量計4の端縁)付近まで、Y軸レール6をパレット3の搬送方向に移動させる。
さらに、コントローラ17は、プログラム化された規定の動作を指示するパルス列をモータドライバ16へ送信する他、光電センサが電力量計4をセンシングして取得したセンサ信号及びX軸用のサーボモータ15の駆動に用いられるパルス信号を受信する手段と、可動体を処理対象物の横断方向に移動させてセンサ信号が出力される間におけるパルス信号に関する情報に基づき、パルス信号に関する情報と電力量計の機種の関係を定めた第一テーブルを用いて、電力量計の機種を特定する手段と、さらに、特定した電力量計の機種に基づき、電力量計の機種と端子の位置との関係を定めた第二テーブルを用いて、電力量計4の端子の位置を特定する手段と、当該特定に基づくパルス列を生成してモータドライバ16に送信する手段とを有する。具体的には、移動手段のY軸レール6が電力量計4を横断する際に、可動体8の光電センサによるセンシングがなされ、可動体8に取り付けた光電センサ本体9からのセンサ信号を受信するとともに、モータドライバ16からX軸用のサーボモータ15に送信するパルス信号(モータ駆動用出力パルス)を受信するように構成される。さらに、両信号情報に基づき、電力量計4の端子に試験用端子14が接触するように、換言すれば、電力量計4の端子の位置決めが自動的に実行されるように、実質的に移動手段のY軸レール6、Z軸レール7、可動体8の移動量を決定するパルス列(上記のプログラム化された規定の基本動作を指示するパルス列とは異なる)を生成し、該パルス列をモータドライバ16に送信するように構成される。詳細には、センサ本体9からのセンサ信号によって光電センサが電力量計4を検知している間を特定し、当該特定した間におけるモータドライバ16からのパルス信号(モータ駆動用出力パルス)のパルス数に基づき、パルス数と電力量計の機種との関係を定めた第一テーブル、及び、電力量計4の機種と端子の位置との関係を定めた第二テーブルを用いて、可動体8に取り付けた試験用端子14が電力量計4の端子に自動的に接触するように、電力量計4の端縁(パレット3の搬送方向と逆方向の端縁)からの移動手段のY,Z軸レール6,7、可動体8の移動量を決定するパルス列を生成し、該パルス列をモータドライバ16に送信するように構成される。
ここで、電力量計4の端子の位置の特定(位置決め)が如何にしてなされるかを説明しておく。図5の(a)から(c)は、Y軸レール6の移動による光電センサ(ヘッド部10,11と本体9)の動きを時系列に示したものであって、Y軸方向から見た側面図を示す。例えば、上記のコントローラ17のプログラム化された一番目の規定動作(電力量計4の端子の上方を可動体8の光電センサのヘッド部10,11がセンシングするように、Y軸レール6が移動する)の指示によって、Y軸レール6がX軸方向に移動し、光電センサのヘッド部10,11が電力量計4上を通過しているときは、センサ信号がON(電力量計検知状態)となる。そこで、当該センサ信号に関する情報に基づき、Y軸レール6の移動方向(パレット3の搬送方向と逆の方向)に対して、後方側の光電センサのヘッド部11が電力量計4の端縁(パレット3の搬送方向の端縁)に到達(図5の(b))してから、前方側の光電センサのヘッド部10が電力量計4の端縁(パレット3の搬送方向と逆方向の端縁)を通過し終える(図5の(c))までの間、換言すれば、前方及び後方側の光電センサのヘッド部10,11が電力量計4を同時に検知している間における、モータドライバ16がサーボモータ15へ送信したパルス信号(モータ駆動用出力パルス)を抽出する。抽出した間のパルス信号のパルス数に基づき、パルス数と電力量計4の機種との関係を定めた第一テーブルを用いて、電力量計4の機種を特定する。さらに、特定した電力量計4の機種に基づき、電力量計4の機種と端子の位置との関係を定めた第二テーブルを用いれば、最終的に電力量計4の端子の位置が特定できる。
第一テーブルは、パルス数と電力量計4の機種の一対一の対応関係を定めたテーブルである。具体的には、光電センサ10,11の図5(b)から図5(c)までの移動による電力量計4の機種毎のパルス数を計測することによって、当該計測した電力量計4の機種毎のパルス数と対応する電力量計4の機種を関連付けしたものが第一テーブルである。図6(a)に第一テーブルを示す。
第二テーブルは、電力量計4の機種と端子の位置の一対一の対応関係を定めたテーブルである。電力量計4の機種によって、その端子の位置は固有であるため、電力量計4の機種が特定されれば、端子の位置は特定できる。つまり、電力量計4の機種とそれに固有の端子の位置を、電力量計4の全機種に関して関連付けした表が第二テーブルである。図6(b)に第二テーブルを示す。本実施形態では、端子の位置は、図6(b)に示すように、可動体8に取り付けたパターン別の試験用端子セット12,13が電力量計4の端子に接触するように、電力量計4の端縁(パレット3の搬送方向と逆方向の端縁)からのY軸レール6、Z軸レール7、可動体8の移動量として表される。また、本実施形態では、電力量計4の機種の端子に応じて、複数の試験用端子14をパターン化した試験用端子セット12,13を使用するため、第二テーブルから電力量計4の端子の位置が特定されると同時に、対応する一の試験用端子セットが定められる。
本実施形態に係る位置決め制御装置を適用した絶縁性能試験装置1は、以上の構成からなり、次に、絶縁性能試験装置1における位置決め制御方法について説明する。図7(a)及び(b)は、位置決め制御方法に関するフローチャートである。
搬送ライン2によって所定の位置に電力量計4が搬送された後、図7(a)に示すように、位置決め制御方法の各工程が実行される。ステップS1では、コントローラ17の指示により、Y軸レール6を移動させ、可動体8に取り付けた光電センサ10,11によって、一台目の電力量計4の端子のセンシングをする。具体的には、コントローラ17が、プログラム化された一番目の規定動作を指示するパルス列をモータドライバ16に送信し、順に、サーボモータ15、移動手段のY軸レール6を駆動する。その結果、Y軸レール6は、パレット3の搬送方向と逆方向に移動し、一台目の電力量計4を通り越して、一台目と二台目の電力量計4の間で停止する。Y軸レール6の移動の間、光電センサのヘッド部10,11は一台目の電力量計4の端子のセンシングを行う。
ステップS2では、ステップS1のセンシングにおいて、取得した光電センサ本体9からのセンサ信号と、ステップS1の間にモータドライバ16がサーボモータ15に送信するパルス信号(モータ駆動用出力パルス)をコントローラ17に送信する。
ステップS3では、コントローラ17において、ステップS2のセンサ信号とパルス信号に基づき、図7(b)に示すように、位置決め処理(ステップS5からステップS6)を行う。具体的には、光電センサのヘッド部10,11が電力量計4を検知している間のパルス信号に基づき、その間のパルス信号(モータ駆動用出力パルス)からパルス数を抽出する。抽出したパルス数に基づき、ステップS5で、第一テーブルを用いて、電力量計4の機種を特定する。ステップS6では、特定した電力量計4の機種に基づき、第二テーブルを用いて、電力量計4の端子の位置を特定する。例えば、ステップS2の結果、抽出したパルス数が20であれば、図6(a)に示す第一テーブルから、電力量計4の機種はWT1であると特定し、続いて、図6(b)に示す第二テーブルから端子の位置(電力量計4の端縁(パレット3の搬送方向と逆方向の端縁))からの移動量はY軸レール6が18cm(あるいはパルス数)、Z軸レール7が2cm、可動体8が5cmであると特定する。そして、Y,Z軸レール6,7と可動体8の移動量に基づくパルス列の生成がなされる。なお、パターン化された試験用端子セットのパターン1(試験用端子セット12)は電力量計の機種WT1、パターン2(試験用端子セット13)は電力量計の機種WT2とそれぞれ対応関係にあると設定すると、本実施形態では、電力量計の機種WT1に応じて、パターン1(試験用端子セット12)が使用されることになる。
ステップS4では、Y軸レール6を一台目の電力量計4の端縁(パレット3の搬送方向と逆方向の端縁)付近まで戻した上で、ステップS3で取得した各移動量に基づくパルス列をモータドライバ16に送信し、これを制御する。具体的には、まず、コントローラ17のプログラム化された二番目の規定動作の指示により、一台目と二台目の電力量計4の間に停止中のY軸レール6が、一台目の電力量計4の端縁(パレット3の搬送方向と逆方向の端縁)付近まで移動する。換言すれば、パレット3の搬送方向の前方側の光電センサのヘッド部11が電力量計4を検知するまで、Y軸レール6は移動する。その上で、ステップS3で生成された各移動量に基づくパルス列がモータドライバ16に送信され、当該パルス列に基づき、モータドライバ16は、パルス信号(モータ駆動用出力パルス)を生成して、これをサーボモータ15,151,152に送信し、サーボモータ15,151,152を駆動させる。そして、サーボモータ15,151,152は、移動手段のY,Z軸レール6,7、可動体8を駆動制御する。その結果、可動体8の試験用端子14は、下降(下に突出)し、電力量計4の端子に接触して、絶縁抵抗・耐電圧試験器によって絶縁性能試験がなされる。絶縁性能試験後、コントローラ17のプログラム化された三番目の規定動作の指示として、可動体8は元の位置(基準位置)まで上昇し、あるいは、可動体8はそのままの位置で試験用端子14のみが上昇し、また、Z軸レール7はそのままの位置で、Y軸レール6をパレット3の搬送方向と逆の方向に、光学センサのヘッド部11が二台目の電力量計4を検知し終えるまで移動させ、以降、二台目の電力量計4の位置決めを一台目の電力量計4の処理と同様に行う。
以上のように、本実施形態に係る位置決め制御装置及びその方法によれば、移動手段として汎用ロボットやコントローラ17として汎用PCといった汎用機器を活用したものであり、また、パルス信号に関する情報と電力量計の機種との関係を定めた第一テーブル、電力量計の機種と端子の位置との関係を定めた第二テーブルを用いるため、光電センサのヘッド部10,11による電力量計4の端子のセンシングからのセンサ信号とモータドライバ16からのパルス信号に基づき、電力量計4の端子の位置決めが機械的に簡単になされる。その結果、コストを抑制、並びに、簡易的に効率的に位置決め制御が実施できるという効果を奏する。
尚、本発明に係る位置決め制御装置及びその方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、処理部として試験用端子14を用いているが、この他に、加工用工具等を採用しても良い。具体的には、電力量計4の特定箇所(例えば、端子)に加工を施す必要がある場合に、試験用端子14の代わりに可動体8に加工用工具(例えば、ドリルやレーザセンサ等)を搭載し、加工用工具を介して、接触あるいは被接触的に、電力量計4の端子に加工処理をなすことも可能である。また、試験用端子14と加工用工具を可動体8に一緒に搭載することもできる。これは、電力量計4の特定箇所に、加工と絶縁性能試験が共に必要な時に有効な手段である。
また、上記実施形態においては、コントローラ17は、サーボモータの駆動に用いられるパルス信号として、モータドライバ16からのパルス信号を受信しており、新たな機器を導入しないためコスト抑制、並びに、簡易かつ効率的な実施に資するものであるが、この他にも、可動体8あるいはサーボモータ151にエンコーダを取り付けて、エンコーダからのフィードバック信号をコントローラ17に送信することも可能である。
さらに、上記実施形態においては、光電センサのヘッド部10,11のセンシングについて、時間短縮等の効率化のために、二つの光電センサのヘッド部10,11を用いて、両光電センサが同時に電力量計4を検知するときに、モータドライバ16からのパルス信号の抽出を行うこととしているが、これに限らず、同効果を奏するために、電力量計4の全電力量計の機種で共通する一定の幅長の位置までは光電センサによるセンシングは行わず、それ以降センシングを行うことや、同効果は奏しないが、一つの光電センサのヘッド部を用いて、当該光電センサのヘッド部が電力量計4を検知している間におけるモータドライバ16からのパルス信号(モータ駆動用出力パルス)の抽出を行っても良い。また、上記実施形態では、Y軸レール6の移動方向に二つの光電センサのヘッド部10,11を可動体8に並べて、パレット3に戴置した電力量計4の上面から電力量計4のサイズ(長手方向の幅)をセンシングし、電力量計4の機種を特定しているが、Z軸レール7の移動方向に単数あるいは複数の光電センサのヘッド部を可動体8に並べて、電力量計4の上面からセンシング、あるいは、可動体8の移動方向に単数あるいは複数の光電センサのヘッド部を可動体8に並べて、電力量計4の断面方向からセンシングし、電力量計4の機種を特定し得る特徴的な電力量計4のサイズを特定することによって、電力量計4の機種を求め、あるいは、電力量計4の機種を求めることなく直接、電力量計4の端子の位置を特定することも可能である。
1…絶縁性能試験装置、2…搬送ライン、3…パレット、4…電力量計、5…X軸レール、6…Y軸レール、7…Z軸レール、8…可動体、9…光電センサ本体、10,11…光電センサのヘッド部、14…試験用端子、15,151,152…サーボモータ、16…モータドライバ、17…コントローラ

Claims (3)

  1. 処理対象物を検知する検知部及び処理対象物の特定箇所に所定の処理を施す処理部を備える可動体と、可動体の移動を制御するサーボモータと、サーボモータを駆動するためのパルス信号をサーボモータに送信するモータドライバと、モータドライバを制御するためのパルス列をモータドライバに送信するコントローラとを具備する位置決め制御装置であって、
    前記コントローラは、検知部が処理対象物を検知することにより出力されるセンサ信号及びサーボモータの駆動に用いられるパルス信号を受信する手段と、可動体を処理対象物の横断方向に移動させてセンサ信号が出力される間におけるパルス信号に関する情報に基づき、パルス信号に関する情報と処理対象物のタイプとの関係を定めた第一テーブルを用いて、処理対象物のタイプを特定する手段と、特定した処理対象物のタイプに基づき、処理対象物のタイプと被処理部の位置との関係を定めた第二テーブルを用いて、処理対象物の被処理部の位置を特定する手段と、当該特定に基づくパルス列を生成してモータドライバに送信する手段とを有することを特徴とする位置決め制御装置。
  2. 前記コントローラが受信する、サーボモータの駆動に用いられるパルス信号は、モータドライバから出力されるパルス信号、あるいは、前記サーボモータがエンコーダを備えるときの、該エンコーダから出力されるパルス信号であることを特徴とする請求項1記載の位置決め制御装置。
  3. 処理対象物を検知する検知部及び処理対象物の特定箇所に所定の処理を施す処理部を備える可動体と、可動体の移動を制御するサーボモータと、サーボモータを駆動するためのパルス信号をサーボモータに送信するモータドライバと、モータドライバを制御するためのパルス列をモータドライバに送信するコントローラとを具備する位置決め制御装置の位置決め制御方法であって、
    前記コントローラは、可動体を処理対象物の横断方向に移動させて検知部が処理対象物を検知することにより出力されるセンサ信号を受信すると共に、該センサ信号を受信している間の、サーボモータの駆動に用いられるパルス信号を受信し、該パルス信号に関する情報に基づき、パルス信号に関する情報と処理対象物のタイプとの関係を定めた第一テーブルを用いて、処理対象物のタイプを特定し、さらに、特定した処理対象物のタイプに基づき、処理対象物のタイプと被処理部の位置との関係を定めた第二テーブルを用いて、処理対象物の被処理部の位置を特定し、当該特定に基づくパルス列を生成してモータドライバに送信することを特徴とする位置決め制御方法。
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