JP5450474B2 - 移動通信システム、移動通信方法、パケットデータネットワーク用ゲートウェイ及び在圏ゲートウェイ - Google Patents

移動通信システム、移動通信方法、パケットデータネットワーク用ゲートウェイ及び在圏ゲートウェイ Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システム、移動通信方法、パケットデータネットワーク用ゲートウェイ及び在圏ゲートウェイに関する。
非特許文献1に記載されているPMIP(Proxy Mobile IP)v6が適用されているEPC(Evolved Packet Core)ネットワークを含む移動通信システムでは、UE(User Equipment、移動局)の接続するS-GW(Serving Gateway、在圏ゲートウェイ)が、UEに対して、「RA(Router Advertisement、ルータ通知信号)を送信するように構成されている。
「RA」は、UEに割り当てる「IPv6 Prefix」や、「IPv6 Prefix」が有効である時間を示す「Router lifetime(UE側タイマ)」や、UEのデフォルトゲートウェイに係る情報である「default gateway情報」を通知するように構成されている。
ここで、「Router lifetime」は、UEによって保持されるタイマであり、デフォルト値として、「MaxRtrAdvInterval(ネットワーク側タイマ)」の3倍の時間が定義されている(例えば、非特許文献2参照)。
また、「MaxRtrAdvInterval」は、S-GWによって保持されるタイマ(最大RA送信間隔)であり、デフォルト値として、「21600秒(6時間)」が定義されている(例えば、非特許文献3参照)。
UEは、定期的に受信した「RA」に基づいて、保持するIPv6アドレスの有効性を更新し、UEの「default gateway情報(パケット転送情報)」を更新するように構成されている。
UEは、IPv6アドレスが有効でないと判断した場合、すなわち、「Router lifetime」が満了するまでに、「RA」を受信しなかった場合、内部で保持する「default gateway情報」を破棄するように構成されている。
言い換えると、UEは、「RA」で通知された「Router lifetime(例えば、18時間)」が満了するまで、「default gateway情報」を保持し、「Router lifetime」が満了した後に、「default gateway情報」を削除するように構成されている。
以下、図17を参照して、かかる移動通信システムの動作について簡単に説明する。
図17に示すように、(1)において、UEのAttach処理が行われると、(2)において、S-GW#1が、UEに対して「RA」を送信する。
その後、UEが、(3)において、S-GW#2配下のTA(Tracking Area)に移動して、(4)において、UEのTAU(Tracking Area Update)処理が行われ、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更される。
ここで、タイミングT1において、S-GW#2で保持される「MaxRtrAdvInterval」が起動されるため、タイミングT2では、S-GW#2で保持される「MaxRtrAdvInterval」は満了せず、S-GW#2は、UEに対して「RA」を送信しない。
その後、タイミングT3において、S-GW#2で保持される「MaxRtrAdvInterval」が満了した際に、(5)において、S-GW#2が、UEに対して「RA」を送信する。
3GPP TS23.402 RFC4861 6.2.1 3GPP TS29.061
しかしながら、上述の技術では、UEのTAU/RAU(Routing Area Update)処理やハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理が頻繁に発生し、UEの接続するS-GWが頻繁に変更した場合に、UEの接続するS-GWが、UEに対して「RA」を送信することができず、UEで保持される「Router lifetime」が満了してしまい、UEの「default gateway情報」が削除され、UEが、上りパケットを送信することができなくなってしまうという問題点があった。
図18を参照して、かかる問題点について簡単に説明する。
図18に示すように、(1)において、UEのAttach処理が行われると、(2)において、S-GW#1が、UEに対して「RA」を送信する。
その後、UEが、(3)において、S-GW#2配下のTAに移動して、(4)において、UEのTAU処理が行われ、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更される。
ここで、タイミングT1において、S-GW#2で保持される「MaxRtrAdvInterval」が起動される。したがって、タイミングT1では、S-GW#2は、UEに対して「RA」を送信しない。
その後、UEが、(5)において、S-GW#1配下のRA(Routing Area)に移動して、(6)において、UEのRAU処理が行われ、UEの接続するS-GWが、S-GW#2からS-GW#1に変更される。
ここで、タイミングT2において、S-GW#1で保持される「MaxRtrAdvInterval」が起動される。したがって、タイミングT2では、S-GW#1は、UEに対して「RA」を送信しない。
その後、UEが、(7)において、S-GW#2配下のTAに移動して、(8)において、UEのTAU処理が行われ、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更される。
ここで、タイミングT3において、S-GW#2で保持される「MaxRtrAdvInterval」が起動される。したがって、タイミングT3では、S-GW#2は、UEに対して「RA」を送信しない。
その結果、UEは、UEの接続するS-GWから「RA」を受信することなく、タイミングT4において、保持する「Router lifetime」が満了してしまい、保持する「default gateway情報」を削除してしまうため、上りパケットを送信することができなくなってしまう。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、PMIPv6が適用されているEPCネットワークにおいて、UEのTAU/RAU処理やハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理が頻繁に発生し、UEの接続するS-GWが頻繁に変更した場合であっても、UEによる上りパケットの送信が不可になるという現象を回避することができる移動通信システム、移動通信方法、パケットデータネットワーク用ゲートウェイ及び在圏ゲートウェイを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局の在圏ゲートウェイが、ネットワーク側タイマが満了した場合に、該移動局に対して、デフォルトゲートウェイに係る情報を含む通知信号を送信するように構成されており、該移動局が、移動局側タイマが満了するまでに、該通知信号を受信しない場合に、保持するデフォルトゲートウェイに係る情報を削除するように構成されている移動通信システムであって、位置登録処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、前記移動局の在圏ゲートウェイが、第1在圏ゲートウェイから第2在圏ゲートウェイに変更した場合に、該第2在圏ゲートウェイは、パケットデータネットワーク用ゲートウェイによって送信される前記通知信号の送信要否に係る送信情報に基づいて、該移動局に対して、該通知信号を送信するか否かについて判断するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動局の在圏ゲートウェイが、ネットワーク側タイマが満了した場合に、該移動局に対して、デフォルトゲートウェイに係る情報を含む通知信号を送信するように構成されており、該移動局が、移動局側タイマが満了するまでに、該通知信号を受信しない場合に、保持するデフォルトゲートウェイに係る情報を削除するように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、位置登録処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、前記移動局の在圏ゲートウェイが、第1在圏ゲートウェイから第2在圏ゲートウェイに変更した場合に、該第2在圏ゲートウェイが、パケットデータネットワーク用ゲートウェイによって送信される前記通知信号の送信要否に係る送信情報に基づいて、該移動局に対して、該通知信号を送信するか否かについて判断する工程を有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局の在圏ゲートウェイが、ネットワーク側タイマが満了した場合に、該移動局に対して、デフォルトゲートウェイに係る情報を含む通知信号を送信するように構成されており、該移動局が、移動局側タイマが満了するまでに、該通知信号を受信しない場合に、保持するデフォルトゲートウェイに係る情報を削除するように構成されている移動通信システムにおいて用いられるパケットデータネットワーク用ゲートウェイであって、位置登録処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、前記移動局の在圏ゲートウェイが、第1在圏ゲートウェイから第2在圏ゲートウェイに変更した場合に、該第2在圏ゲートウェイに対して、前記通知信号を送信するように指示するか否かについて判断するように構成されている判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記第2在圏ゲートウェイに対して、前記通知信号の送信要否に係る送信情報を送信するように構成されている送信部を具備することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、移動局の在圏ゲートウェイが、ネットワーク側タイマが満了した場合に、該移動局に対して、デフォルトゲートウェイに係る情報を含む通知信号を送信するように構成されており、該移動局が、移動局側タイマが満了するまでに、該通知信号を受信しない場合に、保持するデフォルトゲートウェイに係る情報を削除するように構成されている移動通信システムにおいて用いられる在圏ゲートウェイであって、位置登録処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、前記移動局の在圏ゲートウェイが、第1在圏ゲートウェイから第2在圏ゲートウェイに変更した場合に、パケットデータネットワーク用ゲートウェイによって送信される前記通知信号の送信要否に係る送信情報に基づいて、該移動局に対して、該通知信号を送信するか否かについて判断するように構成されている判断部を具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、PMIPv6が適用されているEPCネットワークにおいて、UEのTAU/RAU処理やハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理が頻繁に発生し、UEの接続するS-GWが頻繁に変更した場合であっても、UEによる上りパケットの送信が不可になるという現象を回避することができる移動通信システム、移動通信方法、パケットデータネットワーク用ゲートウェイ及び在圏ゲートウェイを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るP-GWの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るP-GWによって送信される「Proxy Binding Acknowledge」のフォーマット例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るP-GWによって送信される「Proxy Binding Acknowledge」のフォーマット例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るP-GWの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るS-GWの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るS-GWの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の変更例1に係る移動通信システムの動作について説明するための図である。 本発明の変更例2に係る移動通信システムの動作について説明するための図である。 本発明の変更例3に係る移動通信システムの動作について説明するための図である。 本発明の変更例4に係る移動通信システムの動作について説明するための図である。 本発明の変更例5に係る移動通信システムの動作について説明するための図である。 本発明の変更例6に係る移動通信システムの動作について説明するための図である。 本発明の変更例7に係る移動通信システムの動作について説明するための図である。 本発明の変更例8に係る移動通信システムの動作について説明するための図である。 従来の移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 従来の移動通信システムの問題点を説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図8を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、PMIPv6が適用されているEPCネットワークを含む移動通信システムである。
すなわち、本実施形態に係る移動通信システムでは、UEの接続するS-GWが、「MaxRtrAdvInterval」が満了した場合に、UEに対して、「default gateway情報」を含む「RA」を送信するように構成されており、UEが、「Router lifetime」が満了するまでに、UEの接続するS-GWから「RA」を受信しない場合に、保持する「default gateway情報」を削除するように構成されている。
例えば、図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)/GERAN(GSM EDGE Radio Access Network)と、SGSN(Serving GPRS Support Node、パケット交換機)と、E-UTARN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)と、MME(Mobility Management Entity、移動管理ノード)と、S-GW#1と、S-GW#2と、PDN(Packet Data Network)に接続されているP-GW(PDN Gateway、パケットデータネットワーク用ゲートウェイ)とを具備している。
ここで、S-GW#2とE-UTRANとは、接続されている。一方、S-GW#1とUTRAN/GERANとは、接続されていてもよいし、接続されていなくてもよい。
なお、本実施形態に係るUEは、ブラウザ等の通信アプリケーションを具備する端末であってもよいし、PC等に接続されてPCとネットワークの間で通信を中継する装置であってもよい。
図2に示すように、P-GWは、受信部11と、判断部12と、送信部13とを具備している。
受信部11は、S-GW#1やS-GW#2から、「Proxy Binding Update」等の信号を受信するように構成されている。ここで、「Proxy Binding Update」は、UEとPDNとの間のPDNコネクションの設定を変更するように要求する信号である。
判断部12は、UEのTAU/RAU処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更した場合に、S-GW#2に対して「RA」を送信するように指示するか否かについて判断するように構成されている。
例えば、判断部12は、UEのAPN(Access Point Name、接続先パケットデータネットワーク)毎に、上述の判断を行うように構成されていてもよい。
送信部13は、判断部12による判断結果に基づいて、S-GW#2に対して、RA送信情報を送信するように構成されている。
ここで、送信部13は、「Proxy Binding Acknowledgement」を用いて、RA送信情報を送信するように構成されていてもよい。
例えば、図3及び図4に示すように、送信部13は、3GPPのTS27.175に規定されている「Proxy Binding Acknowledgement」の「Mobility Option」内に新たに規定する情報要素「Router Advertisement Indication」によって、上述のRA送信情報を送信するように構成されていてもよい。
また、送信部13は、RA送信情報に対して、「RA」の送信の要否について設定するように構成されていてもよい。
ここで、判断部12が、上述の判断を行うことなく、送信部13が、RA送信情報に対して、他のパラメータとして、UEのAttach処理からの経過時間を設定するように構成されていてもよいし、UEの接続するS-GWの変更回数を設定するように構成されていてもよい。
また、判断部12が、S-GW#2に対して、「RA」を送信するように指示すると判断した場合にのみ、送信部13は、S-GW#2に対して、RA送信情報を送信するように構成されていてもよい。
ここで、図5を参照して、かかるP-GWの動作の一例について簡単に説明する。
図5に示すように、P-GWは、ステップS101において、S-GW#2から「Proxy Binding Update」を受信すると、ステップS102において、UEのTAU/RAU処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更したか否かについて判断する。
P-GWは、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更したと判断した場合、ステップS103において、S-GW#2に対して「RA」を送信するように指示するべきであると判断する。
一方、P-GWは、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更していないと判断した場合、ステップS104において、S-GW#2に対して「RA」を送信するように指示する必要はないと判断する。
図6に示すように、S-GW(すなわち、S-GW#1又はS-GW#2)は、受信部21と、判断部22と、送信部23とを具備している。
受信部21は、P-GWから、「Proxy Binding Acknowledgement」等の信号を受信するように構成されている。
判断部22は、TAU/RAU処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、UEの接続するS-GWが、他のS-GWから自身に変更した場合に、P-GWによって送信されるRA送信情報に基づいて、UEに対して「RA」を送信するか否かについて判断するように構成されている。
例えば、判断部22は、P-GWによって送信される「Proxy Binding Acknowledgement」内の情報要素「Router Advertisement Indication」に設定されているRA送信情報(具体的には、「RA」の送信の要否を示す情報)に基づいて、UEに対して、「RA」を送信するか否かについて判断するように構成されていてもよい。
また、判断部22は、P-GWによってRA送信情報が送信されていない場合、UEに対して「RA」を送信する必要がないと判断するように構成されていてもよい。
また、判断部22は、RA送信情報に設定されているUEのAttach処理からの経過時間に基づいて、上述の判断を行うように構成されていてもよい。
例えば、判断部22は、RA送信情報に設定されているUEのAttach処理からの経過時間が、所定時間(例えば、「Router lifetime」)以上である場合には、UEに対して「RA」を送信するべきであると判断するように構成されていてもよい。
或いは、判断部22は、RA送信情報に設定されているUEの接続するS-GWの変更回数に基づいて、上述の判断を行うように構成されていてもよい。
例えば、判断部22は、RA送信情報に設定されているUEの接続するS-GWの変更回数が、所定回数(例えば、3回)以上である場合には、UEに対して「RA」を送信するべきであると判断するように構成されていてもよい。
ここで、図7を参照して、かかるS-GWの動作の一例について簡単に説明する。
図7に示すように、S-GWは、ステップS201において、P-GWから「Proxy Binding Acknowledgement」を受信すると、ステップS202において、「Proxy Binding Acknowledgement」に含まれるRA送信情報に基づいて、UEに対して「RA」を送信するか否かについて判断する
S-GWは、UEに対して「RA」を送信するべきであると判断した場合に、ステップS203において、「MaxRtrAdvInterval」が満了していない場合であっても、UEに対して「RA」を送信する。
S-GWは、UEに対して「RA」を送信する必要はないと判断した場合に、ステップS204において、UEに対して「RA」を送信しない。
以下、図8を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作の一例について説明する。
図8に示すように、(1)において、UEのAttach処理が行われると、(2)において、S-GW#1が、UEに対して「RA」を送信する。
その後、UEが、(3)において、S-GW#2配下のTAに移動して、(4)において、MMEに対して「TAU Request」を送信する。
(5)において、MMEが、S-GW#2において「Create Session Request」を送信し、(6)において、S-GW#2が、P-GWに対して「Proxy Binding Update」を送信する。
(7)において、P-GWが、S-GW#2に対して、上述のRA送信情報を含む「Proxy Binding Acknowledgement」を送信する。
(8)において、S-GW#2が、MMEに対して「Create Session Response」を送信し、(9)において、MMEが、UEに対して「TAU Accept」を送信する。
また、(10)において、S-GW#2が、上述のRA送信情報に基づいて、UEに対して「RA」を送信するべきであると判断し、UEに対して「RA」を送信する。
なお、ハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理の場合にも、(4)〜(10)の動作と同様な動作が行われる。
この結果、タイミングT1において、S-GW#2で保持される「MaxRtrAdvInterval」が起動されると共に、タイミングT2において、UEで保持される「Router lifetime」も再起動される。
その後、UEが、(11)において、S-GW#1配下のRAに移動して、(12)において、SGSNに対して「RAU Request」を送信する。
(13)において、SGSNが、S-GW#1において「Create Session Request」を送信し、(14)において、S-GW#1が、P-GWに対して「Proxy Binding Update」を送信する。
(15)において、P-GWg、S-GW#1に対して、上述のRA送信情報を含む「Proxy Binding Acknowledgement」を送信する。
(16)において、S-GW#1が、SGSNに対して「Create Session Response」を送信し、(17)において、SGSNが、UEに対して「RAU Accept」を送信する。
また、(18)において、S-GW#1が、上述のRA送信情報に基づいて、UEに対して「RA」を送信するべきであると判断し、UEに対して「RA」を送信する。
なお、ハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理の場合にも、(12)〜(18)の動作と同様な動作が行われる。
この結果、タイミングT3において、S-GW#1で保持される「MaxRtrAdvInterval」が起動されると共に、タイミングT4において、UEで保持される「Router lifetime」も再起動される。
その後、UEが、(19)において、S-GW#2配下のTAに移動して、(20)において、MMEに対して「TAU Request」を送信する。
(21)において、MMEが、S-GW#2において「Create Session Request」を送信し、(22)において、S-GW#2が、P-GWに対して「Proxy Binding Update」を送信する。
(23)において、P-GWが、S-GW#2に対して、上述のRA送信情報を含む「Proxy Binding Acknowledgement」を送信する。
(24)において、S-GW#2が、MMEに対して「Create Session Response」を送信し、(25)において、MMEが、UEに対して「TAU Accept」を送信する。
また、(26)において、S-GW#2が、上述のRA送信情報に基づいて、UEに対して「RA」を送信するべきであると判断し、UEに対して「RA」を送信する。
なお、ハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理の場合にも、(20)〜(26)の動作と同様な動作が行われる。
この結果、タイミングT5において、S-GW#1で保持される「MaxRtrAdvInterval」が起動されると共に、タイミングT6において、UEで保持される「Router lifetime」も再起動される。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、S-GWが、「MaxRtrAdvInterval」が満了していない場合であっても、UEに対して「RA」を送信することができる。
その結果、PMIPv6が適用されているEPCネットワークにおいて、UEのTAU/RAU処理やハンドオーバ処理や無線切り替え処理が頻繁に発生し、UEの接続するS-GWが頻繁に変更した場合であっても、UEによる上りパケットの送信が不可になるという現象を回避することができる。
(変更例1)
図9を参照して、本変更例1に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例1に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図9に、3GPPのTS23.401のFigure5.3.3.1-1に規定されているUEの接続するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴うTAU(Tracking Area Update)処理について示す。
ここで、S-GW#2は、ステップ8において受信した「Create Session Request」に「S-GW変更情報(Operation Indication)」が設定されているか否かについて判定するように構成されている。
S-GW#2は、「S-GW変更情報」が設定されていないと判定した場合、既存の処理を継続するように構成されている。
一方、S-GW#2は、「S-GW変更情報」が設定されていると判定した場合、TAU処理の終了後に、「NW Initiated Service Request Procedure」を起動し、Preservation復旧処理を行い、UEに対して、「RA」を通知するように構成されている。
なお、S-GW#2は、ステップ10以降に、「RA」を通知することができるように構成されていてもよい。かかる構成によって、ステップ11乃至21の完了前に、「NW Initiated Service Request Procedure」を起動することによって、ネットワーク内制御の複雑化を回避することができる。
(変更例2)
図10を参照して、本変更例2に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例2に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図10に、3GPPのTS23.401のFigure5.3.3.6-1に規定されているUEの接続するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴うRAU(Routing Area Update)処理について示す。
ここで、S-GW#2は、ステップ7において受信した「Create Session Request」に「S-GW変更情報(Operation Indication)」が設定されているか否かについて判定するように構成されている。
S-GW#2は、「S-GW変更情報」が設定されていないと判定した場合、既存の処理を継続するように構成されている。
一方、S-GW#2は、「S-GW変更情報」が設定されていると判定した場合、RAU処理の終了後に、「NW Initiated Service Request Procedure」を起動し、Preservation復旧処理を行い、UEに対して、「RA」を通知するように構成されている。
(変更例3)
図11を参照して、本変更例3に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例3に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図11に、3GPPのTS23.401のFigure5.3.4.1-1に規定されている「UE triggered Service Request Procedure」について示す。
ここで、S-GWは、ステップ8において受信した「Modify Bearer Request」に「下りU-Plane宛先情報(S1 eNodeB F-TEID、又は、S4-U SGSN F-TEID)」が設定されているか否かについて判定するように構成されている。
S-GWは、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていないと判定した場合、既存の処理を継続するように構成されている。
一方、S-GWは、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていると判定した場合、U-Planeの確立後に、すなわち、ステップ12の後に、「NW Initiated Service Request Procedure」を起動し、UEに対して、「RA」を通知するように構成されている。
(変更例4)
図12を参照して、本変更例4に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例4に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図12に、3GPPのTS23.401のFigure5.5.1.1.3-1に規定されているUEの接続するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴うX2ハンドオーバ処理について示す。
ここで、S-GW#2は、ステップ8において受信した「Create Session Request」に「下りU-Plane宛先情報(S1 eNodeB F-TEID)」が設定されているか否かについて判定するように構成されている。
S-GW#2は、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていないと判定した場合、既存の処理を継続するように構成されている。
一方、S-GW#2は、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていると判定した場合、U-Planeの確立後に、すなわち、ステップXにおいて、UEに対して、「RA」を通知するように構成されている。
(変更例5)
図13を参照して、本変更例5に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例5に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図13に、3GPPのTS23.401のFigure5.5.1.2.2-1に規定されているUEの接続するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴うS1ハンドオーバ処理について示す。
ここで、S-GW#2は、ステップ15において受信した「Modify Bearer Request」に「下りU-Plane宛先情報(S1 eNodeB F-TEID)」が設定されているか否かについて判定するように構成されている。
S-GW#2は、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていないと判定した場合、既存の処理を継続するように構成されている。
一方、S-GW#2は、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていると判定した場合、U-Planeの確立後に、すなわち、ステップXにおいて、UEに対して、「RA」を通知するように構成されている。
(変更例6)
図14を参照して、本変更例6に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例6に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図14に、3GPPのTS23.401のFigure5.5.2.1.3-1に規定されているUEの接続するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴うInter-RATハンドオーバ処理(E-UTRANからUTRAN)について示す。
ここで、S-GW#2は、ステップ7において受信した「Modify Bearer Request」に「下りU-Plane宛先情報(S4-U SGSN F-TEID)」が設定されているか否かについて判定するように構成されている。
S-GW#2は、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていないと判定した場合、既存の処理を継続するように構成されている。
一方、S-GW#2は、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていると判定した場合、U-Planeの確立後に、すなわち、ステップXにおいて、UEに対して、「RA」を通知するように構成されている。
(変更例7)
図15を参照して、本変更例7に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例7に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図15に、3GPPのTS23.401のFigure5.5.2.2.3-1に規定されているUEの接続するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴うInter-RATハンドオーバ処理(UTRANからE-UTRAN)について示す。
ここで、S-GW#2は、ステップ8において受信した「Modify Bearer Request」に「下りU-Plane宛先情報(S1 eNodeB F-TEID)」が設定されているか否かについて判定するように構成されている。
S-GW#2は、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていないと判定した場合、既存の処理を継続するように構成されている。
一方、S-GW#2は、「下りU-Plane宛先情報」が設定されていると判定した場合、U-Planeの確立後に、すなわち、ステップXにおいて、UEに対して、「RA」を通知するように構成されている。
(変更例8)
図16を参照して、本変更例10に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例10に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図16に、3GPPのTS23.401のFigure5.3.3.1-1に規定されているUEの接続するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴うTAU処理について示す。
図16に示すように、MME2は、ステップ5において、「Context Response」を介して、MME#1から、各PDNコネクションが設定されてからの経過時間を受信するように構成されている。
ステップS8において、MME#2は、S-GW#2に対して、「Create Session Request」を介して、各PDNコネクションが設定されてからの経過時間を通知するように構成されている。
S-GW#2は、受信した経過時間に基づいて、ステップ10以降に「RA」を送信するか否かについて判定するように構成されている。ここで、S-GW#2は、上述のS-GW変更情報を考慮して、かかる判定を行うように構成されていてもよい。
また、S-GW#2は、かかる経過時間に基づいて、前回の「RA」の送信時刻を検出し、「MaxRtrAdvInterval」を適切に設定するように構成されていてもよい。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、UE(移動局)の接続するS-GW(在圏ゲートウェイ)が、「MaxRtrAdvInterval(ネットワーク側タイマ)」が満了した場合に、UEに対して、「default gateway情報(デフォルトゲートウェイに係る情報)」を含む「RA(通知信号)」を送信するように構成されており、UEが、「Router lifetime(移動局側タイマ)」が満了するまでに、「RA」を受信しない場合に、保持する「default gateway情報」を削除するように構成されている移動通信システムであって、TAU/RAU処理(位置登録処理)或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、UEの接続するS-GWが、S-GW#1(第1在圏ゲートウェイ)からS-GW#2(第2在圏ゲートウェイ)に変更した場合に、S-GW#2は、P-GW(パケットデータネットワーク用ゲートウェイ)によって送信されるRA送信情報(「RA」の送信要否に係る送信情報)に基づいて、UEに対して、RAを送信するか否かについて判断するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴は、UEの接続するS-GWが、「MaxRtrAdvInterval」が満了した場合に、UEに対して、「default gateway情報」を含む「RA」を送信するように構成されており、UEが、「Router lifetime」が満了するまでに、「RA」を受信しない場合に、保持する「default gateway情報」を削除するように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、TAU/RAU処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更した場合に、S-GW#2は、P-GWによって送信されるRA送信情報に基づいて、UEに対して、RAを送信するか否かについて判断するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴は、UEの接続するS-GWが、「MaxRtrAdvInterval」が満了した場合に、UEに対して、「default gateway情報」を含む「RA」を送信するように構成されており、UEが、「Router lifetime」が満了するまでに、「RA」を受信しない場合に、保持する「default gateway情報」を削除するように構成されている移動通信システムにおいて用いられるP-GWであって、TAU/RAU処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更した場合に、S-GW#2に対して、「RA」を送信するように指示するか否かについて判断するように構成されている判断部12と、判断部12による判断結果に基づいて、S-GW#2に対して、RA送信情報を送信するように構成されている送信部13を具備することを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴において、判断部12は、UEのAPN(接続先パケットデータネットワーク)毎に、上述の判断を行うように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴において、判断部12は、「RA」を送信するように指示すると判断した場合にのみ、送信部13は、S-GW#2に対して、RA送信情報を送信するように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴において、判断部12が、上述の判断を行わない場合に、送信部13は、RA送信情報に対して、UEのAttach処理からの経過時間を設定するように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴において、判断部12が、上述の判断を行わない場合に、送信部13は、RA送信情報に対して、 UEの接続するS-GWの変更回数を設定するように構成されていてもよい。
本実施形態の第4の特徴は、UEの接続するS-GWが、「MaxRtrAdvInterval」が満了した場合に、UEに対して、「default gateway情報」を含む「RA」を送信するように構成されており、UEが、「Router lifetime」が満了するまでに、「RA」を受信しない場合に、保持する「default gateway情報」を削除するように構成されている移動通信システムにおいて用いられるS-GWであって、TAU/RAU処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、UEの接続するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更した場合に、P-GWによって送信されるRA送信情報に基づいて、UEに対して、「RA」を送信するか否かについて判断するように構成されている判断部22を具備することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴において、判断部22は、P-GWによってRA送信情報が送信されていない場合、UEに対して、「RA」を送信する必要がないと判断するように構成されていてもよい。
本実施形態の第4の特徴において、判断部22は、RA送信情報に設定されているUEのAttach処理からの経過時間に基づいて、上述の判断を行うように構成されていてもよい。
本実施形態の第4の特徴において、判断部22は、RA送信情報に設定されているUEの接続するS-GWの変更回数に基づいて、上述の判断を行うように構成されていてもよい。
なお、上述のUEやP-GWやS-GWやMMEやSGSN等の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、UEやP-GWやS-GWやMMEやSGSN等内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとしてUEやP-GWやS-GWやMMEやSGSN等内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
P-GW…パケットデータネットワーク用ゲートウェイ
S-GW…在圏ゲートウェイ
11、21…受信部
12、22…判断部
13、23…送信部

Claims (2)

  1. 移動局の在圏ゲートウェイが、ネットワーク側タイマが満了した場合に、該移動局に対して、デフォルトゲートウェイに係る情報を含む通知信号を送信するように構成されており、該移動局が、移動局側タイマが満了するまでに、該通知信号を受信しない場合に、保持するデフォルトゲートウェイに係る情報を削除するように構成されている移動通信システムにおいて用いられるパケットデータネットワーク用ゲートウェイであって、
    位置登録処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、前記移動局の在圏ゲートウェイが、第1在圏ゲートウェイから第2在圏ゲートウェイに変更した場合に、該第2在圏ゲートウェイに対して、前記通知信号を送信することを判断するように構成されている判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記第2在圏ゲートウェイに対して、前記通知信号の送信要否に係る送信情報を送信するように構成されている送信部を具備し、
    前記判断部が、前記判断を行わない場合に、前記送信部は、前記送信情報に対して、前記移動局の在圏ゲートウェイの変更回数を設定するように構成されていることを特徴とするパケットデータネットワーク用ゲートウェイ。
  2. 移動局の在圏ゲートウェイが、ネットワーク側タイマが満了した場合に、該移動局に対して、デフォルトゲートウェイに係る情報を含む通知信号を送信するように構成されており、該移動局が、移動局側タイマが満了するまでに、該通知信号を受信しない場合に、保持するデフォルトゲートウェイに係る情報を削除するように構成されている移動通信システムにおいて用いられる在圏ゲートウェイであって、
    位置登録処理或いはハンドオーバ処理或いは無線切り替え処理によって、前記移動局の在圏ゲートウェイが、第1在圏ゲートウェイから第2在圏ゲートウェイに変更した場合に、パケットデータネットワーク用ゲートウェイによって送信される前記通知信号の送信要否に係る送信情報に基づいて、該移動局に対して、該通知信号を送信することを判断するように構成されている判断部を具備し、前記判断部は、前記送信情報に設定されている前記移動局の在圏ゲートウェイの変更回数に基づいて、前記判断を行うように構成されていることを特徴とする在圏ゲートウェイ。
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