JP5448762B2 - ガスタービン用燃焼バーナ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスタービン燃焼器に適用されるガスタービン用燃焼バーナに関するものである。
さて、ガスタービン燃焼器の燃焼筒の内部に形成された燃焼領域では、火炎によって圧力変動が発生し、その圧力変動がガスタービン用燃焼バーナに伝播(フィードバック)して、ガスタービン用燃焼バーナの燃料噴射孔から燃焼領域に噴射(噴出)される燃料流量が変動し、その流量変動が火炎に伝播して、圧力変動が助長されることになる。
そのため、燃焼領域における圧力変動を抑制するものとして、例えば、特許文献1に開示された音響ライナーなるものが知られている。
特開2008−121961号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された音響ライナーは、燃焼領域における圧力変動を抑制し、ガスタービン用燃焼バーナに伝播する圧力変動を抑制して、ガスタービン用燃焼バーナの燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料の流量変動を抑制しようとする技術的思想に基づくものであり、燃料供給系のインピーダンス(抵抗)を大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播を小さくしようとする技術的思想に基づくものではない。また、何らかの原因で燃焼領域における圧力変動が著しく増大した場合には、例えば、上記特許文献1に開示された音響ライナーだけでは、燃焼領域における圧力変動を十分に抑制できず、燃焼領域における圧力変動が問題となることがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、燃料供給系のインピーダンスを大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、ガスタービン用燃焼バーナの燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動を低減させることができるガスタービン用燃焼バーナを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明の参考例に係るガスタービン用燃焼バーナは、ガスタービン燃焼器の燃焼筒の内部に形成された燃焼領域に燃料を噴射する燃料噴射孔が先端部に設けられ、かつ、燃料供給源から供給された前記燃料を前記燃料噴射孔に導く燃料流路が内部に形成されたガスタービン用燃焼バーナであって、前記燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播が許容値以下になるように、前記燃料を前記燃料供給源から前記燃料噴射孔に導く前記燃料供給系のインピーダンスが設定されている。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナは、ガスタービン燃焼器の燃焼筒の内部に形成された燃焼領域に燃料を噴射する燃料噴射孔が先端部に設けられ、かつ、燃料供給源から供給された前記燃料を前記燃料噴射孔に導く燃料流路が内部に形成されたガスタービン用燃焼バーナであって、前記燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播が許容値以下になるように、前記燃料噴射孔の孔径が設定されている。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナによれば、燃料噴射孔のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から燃料噴射孔に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
上記ガスタービン用燃焼バーナにおいて、前記燃料噴射孔が、その入口からその流路長さにおける中間点に向かって漸次縮径する縮径部と、その流路長さにおける中間点からその出口に向かって漸次拡径する拡径部とを備えている。
このようなガスタービン用燃焼バーナによれば、縮径部と拡径部との接続部に形成された絞り部(すなわち、縮径部の出口:拡径部の入口)において圧力損失が生じることになるので、燃料噴射孔のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
上記ガスタービン用燃焼バーナにおいて、前記燃料噴射孔が、その入口からその流路長さにおける1/3の点に向かって延びる縮径部と、その流路長さにおける1/3の点からその流路長さにおける2/3の点に向かって延びる直線部と、その流路長さにおける2/3の点からその出口に向かって延びる拡径部とを備えている。
このようなガスタービン用燃焼バーナによれば、直線部と拡径部との接続部に形成された段部(エッジ部)において圧力損失が生じることになるので、燃料噴射孔のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
また、縮径部と直線部との接続部に形成された絞り部(すなわち、縮径部の出口:直線部の入口)において圧力損失が生じることになるので、燃料噴射孔のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
上記ガスタービン用燃焼バーナにおいて、前記燃料噴射孔が、その入口からその流路長さにおける1/4の点に向かって延びる縮径部と、その流路長さにおける1/4の点からその流路長さにおける2/4の点に向かって延びる第1の直線部と、その流路長さにおける2/4の点からその流路長さにおける3/4の点に向かって延びる拡径部と、その流路長さにおける3/4の点からその出口に向かって延びる第2の直線部とを備えている。
このようなガスタービン用燃焼バーナによれば、第1の直線部と拡径部との接続部に形成された第1の段部(第1のエッジ部)、および拡径部と第2の直線部との接続部に形成された第2の段部(第2のエッジ部)において圧力損失が生じることになるので、燃料噴射孔のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
さらに、縮径部と第1の直線部との接続部に形成された絞り部(すなわち、縮径部の出口:第1の直線部の入口)において圧力損失が生じることになるので、燃料噴射孔のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナは、ガスタービン燃焼器の燃焼筒の内部に形成された燃焼領域に燃料を噴射する燃料噴射孔が先端部に設けられ、かつ、燃料供給源から供給された前記燃料を前記燃料噴射孔に導く燃料流路が内部に形成されたガスタービン用燃焼バーナであって、前記燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播が許容値以下になるように、前記燃料流路の流路断面積が設定されている。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナによれば、燃料流路のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から燃料噴射孔に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
上記ガスタービン用燃焼バーナにおいて、前記燃料流路の半径方向外側に、吸音材が設けられている。
このようなガスタービン用燃焼バーナによれば、燃料流路を通過する燃料の脈動が、吸音材によって吸収されることになるので、燃料噴射孔から常に(略)一定の燃料を噴射させることができ、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナは、ガスタービン燃焼器の燃焼筒の内部に形成された燃焼領域に燃料を噴射する燃料噴射孔が先端部に設けられ、かつ、燃料供給源から供給された前記燃料を前記燃料噴射孔に導く燃料流路が内部に形成されたガスタービン用燃焼バーナであって、前記燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播が許容値以下になるように、前記燃料流路の途中に、スリットを備えた仕切板またはオリフィスが設けられている。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナによれば、燃料流路のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から燃料噴射孔に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
上記ガスタービン用燃焼バーナにおいて、前記仕切板およびオリフィスが吸音材でできている。
このようなガスタービン用燃焼バーナによれば、燃料流路を通過する燃料の脈動が、吸音材からなる仕切板(または吸音材からなるオリフィス)によって吸収されることになるので、燃料噴射孔から常に(略)一定の燃料を噴射させることができ、燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
本発明に係るガスタービン燃焼器は、上記いずれかのガスタービン用燃焼バーナを具備している。
本発明に係るガスタービン燃焼器によれば、燃料噴射孔から常に(略)一定の燃料が噴射されることになるので、ガスタービン用燃焼バーナの燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量が変動し、その流量変動が火炎に伝播して、圧力変動が助長されることを抑制(低減)させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナによれば、燃料供給系のインピーダンスを大きくして、燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、ガスタービン用燃焼バーナの燃料噴射孔から燃焼領域に噴射される燃料流量の変動を低減させることがという効果を奏する。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナを具備したガスタービン燃焼器の要部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を示す拡大図である。 垂直入射吸音率αと音響レジスタンスReとの関係を示す図表である。 音響レジスタンスReと燃焼配管平均流速との関係を示す図表である。 本発明の第2実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。 本発明の第3実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。 本発明の第4実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。 本発明の第5実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。 本発明の第6実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。 本発明の第7実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。 本発明の第8実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。
以下、本発明の第1実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナについて、図1から図4を参照しながら説明する。図1は本発明に係るガスタービン用燃焼バーナを具備したガスタービン燃焼器の要部を示す断面図、図2は本実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を示す拡大図、図3は垂直入射吸音率αと音響レジスタンスReとの関係を示す図表、図4は音響レジスタンスReと燃焼配管平均流速との関係を示す図表である。
図1に示すように、本発明に係るガスタービン用燃焼バーナを具備したガスタービン燃焼器(以下、「燃焼器」という。)1は、燃焼筒2を備えている。燃焼筒2は、内部に燃焼領域3を形成し、外部に圧縮空気流4と接する筒状をなしている。燃焼筒2の上流側には、複数本(本実施形態では、8本)のメイン燃焼バーナ5と、1本のパイロット燃焼バーナ(ガスタービン用燃焼バーナ)6とが設けられている。また、燃焼筒2の下流側に位置する壁面には、空気を導入するためのバイパス流路7が設けられている。
なお、メイン燃焼バーナ5は、周方向に沿って等間隔(45°間隔)に設けられており、パイロット燃焼バーナ6は、メイン燃焼バーナ5の(略)中央に位置するように設けられている。
図2に示すように、パイロット燃焼バーナ6の先端部(下流側の端部)には、複数個の(燃料)噴射孔6aが設けられ、パイロット燃焼バーナ6の内部には、その長手方向(軸方向)に沿って延びるとともに、パイロット燃焼バーナ6の基端部(上流側の端部)から噴射孔6aに燃料を導く燃料通路8(図6参照)が設けられている。そして、噴射孔6aに導かれた燃料は、噴射孔6aから燃焼領域3に向かって噴射(噴出)され、上流側から流れてきた圧縮空気と混合されて燃料ガスとなり、燃焼領域3にて燃焼することとなる。
なお、図2中の符号9は、パイロット燃焼バーナ6がデュアル焚き(ガス・油両用)ノズルである場合に油が噴出(噴射)される噴出口である。
さて、本実施形態に係る噴射孔6aの孔径は、図3および図4に示す図表を用いて決定される。具体的には、図3に示す図表を用いて垂直入射吸音率αがおおよそ0.9となる音響レジスタンス(「オリフィスレジスタンス」ともいう。)Re=0.5を選択し、つぎに、図4に示す図表を用いてパイロット燃焼バーナ6の内部に設けられた燃料通路(燃焼配管)を流れる燃料の定格流速(平均流速)に対する音響レジスタンスReが0.5よりも大きくなる孔径を求める。すなわち、図4に示すように、本実施形態では、φ4(4mm)以下の孔径が採用されることになる。
ここで、垂直入射吸音率は、燃焼領域3から噴射孔6aに伝播した圧力波が、噴射孔6aでどのくらい吸収されるのかを示す値で、その値が「1」のとき、燃焼領域3から噴射孔6aに伝播した圧力波は、噴射孔6aで完全に吸音され、その値が「0」のとき、燃焼領域3から噴射孔6aに伝播した圧力波は、噴射孔6aで完全に反射されることになる。また、垂直入射吸音率の値としては、「1」より大きいものは存在せず、必ず「1」以下となる。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ6によれば、噴射孔6aのインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔6aに導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、噴射孔6aから燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナの第2実施形態について、図5を参照しながら説明する。図5は本実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ(ガスタービン用燃焼バーナ)21は、噴射孔6aの孔径を小さくして、噴射孔6aのインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔6aに導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくする代わりに、その内部に設けられた燃料通路22の流路断面積を、上述した第1実施形態の燃料通路8(図6参照)の流路断面積よりも小さくして、燃料流路22のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔6aに導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくしているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。また、図5中の符号10は、従来と同じインピーダンスを有するようにその孔径が設定された(燃料)噴射孔である。
燃料通路22の流路断面積は、第1実施形態のところで説明した手法と同様の手法を用いて決定される。すなわち、垂直入射吸音率αがおおよそ0.9となる音響レジスタンスRe=0.5を選択し、つぎに、パイロット燃焼バーナ21の内部に設けられた燃料通路(燃焼配管)を流れる燃料の定格流速(平均流速)に対する音響レジスタンスReが0.5よりも大きくなるように決定される。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ21によれば、燃料流路22のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔10に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、噴射孔10から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナの第3実施形態について、図6を参照しながら説明する。図6は本実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ(ガスタービン用燃焼バーナ)31は、噴射孔6aの孔径を小さくして、噴射孔6aのインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔6aに導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくする代わりに、その内部に設けられた燃料通路8の途中(より詳しくは、噴射孔6aの上流側近傍に位置する燃料通路8内)に、スリット32を備えた仕切板33(またはオリフィス)を配置して、燃料流路22のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔6aに導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくしているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。また、図6中の符号10は、従来と同じインピーダンスを有するようにその孔径が設定された(燃料)噴射孔である。
スリット32(またはオリフィスに設けられた孔)の大きさは、第1実施形態のところで説明した手法と同様の手法を用いて決定される。すなわち、垂直入射吸音率αがおおよそ0.9となる音響レジスタンスRe=0.5を選択し、つぎに、パイロット燃焼バーナ31の内部に設けられた燃料通路(燃焼配管)を流れる燃料の定格流速(平均流速)に対する音響レジスタンスReが0.5よりも大きくなるように決定される。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ31によれば、燃料流路8のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔10に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、噴射孔10から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナの第4実施形態について、図7を参照しながら説明する。図7は本実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ(ガスタービン用燃焼バーナ)41は、噴射孔6aの孔径を小さくして、噴射孔6aのインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔6aに導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくする代わりに、その内部に設けられた燃料通路42の流路断面積を、ロックウール等の吸音材43によって、上述した第1実施形態の燃料通路8(図6参照)の流路断面積よりも小さくして、燃料流路42のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔6aに導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくしているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。また、図7中の符号10は、従来と同じインピーダンスを有するようにその孔径が設定された(燃料)噴射孔である。
燃料通路42の流路断面積は、第1実施形態のところで説明した手法と同様の手法を用いて決定される。すなわち、垂直入射吸音率αがおおよそ0.9となる音響レジスタンスRe=0.5を選択し、つぎに、パイロット燃焼バーナ41の内部に設けられた燃料通路(燃焼配管)を流れる燃料の定格流速(平均流速)に対する音響レジスタンスReが0.5よりも大きくなるように決定される。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ41によれば、燃料流路42のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔10に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、噴射孔10から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
また、燃料流路42を通過する燃料の脈動が、吸音材43によって吸収されることになるので、噴射孔10から常に(略)一定の燃料を噴射させることができ、噴射孔10から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナの第5実施形態について、図8を参照しながら説明する。図8は本実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ(ガスタービン用燃焼バーナ)51は、噴射孔6aの孔径を小さくして、噴射孔6aのインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔6aに導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくする代わりに、その内部に設けられた燃料通路8の途中(より詳しくは、噴射孔6aの上流側近傍に位置する燃料通路8内)に、スリット52を備えるとともに、ロックウール等の吸音材からなる仕切板53(またはロックウール等の吸音材からなるオリフィス)を配置して、燃料流路8のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔6aに導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくしているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。また、図8中の符号10は、従来と同じインピーダンスを有するようにその孔径が設定された(燃料)噴射孔である。
スリット52(またはオリフィスに設けられた孔)の大きさは、第1実施形態のところで説明した手法と同様の手法を用いて決定される。すなわち、垂直入射吸音率αがおおよそ0.9となる音響レジスタンスRe=0.5を選択し、つぎに、パイロット燃焼バーナ51の内部に設けられた燃料通路(燃焼配管)を流れる燃料の定格流速(平均流速)に対する音響レジスタンスReが0.5よりも大きくなるように決定される。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ51によれば、燃料流路8のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔10に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、噴射孔10から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
また、燃料流路8を通過する燃料の脈動が、吸音材からなる仕切板53(または吸音材からなるオリフィス)によって吸収されることになるので、噴射孔10から常に(略)一定の燃料を噴射させることができ、噴射孔10から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナの第6実施形態について、図9を参照しながら説明する。図9は本実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。なお、図9中の破線は、上述した噴射孔6aの輪郭を示している。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ(ガスタービン用燃焼バーナ)61は、噴射孔6aの代わりに噴射孔62を備えているという点で上述した第1実施形態から第5実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態から第5実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図9に示すように、噴射孔62は、その入口からその流路長さにおける中間点に向かって漸次縮径する縮径部62aと、その流路長さにおける中間点からその出口に向かって漸次拡径する拡径部62bとを備えている。また、噴射孔62の孔径は、第1実施形態のところで説明した手法と同様の手法を用いて決定される。すなわち、垂直入射吸音率αがおおよそ0.9となる音響レジスタンスRe=0.5を選択し、つぎに、パイロット燃焼バーナ61の内部に設けられた燃料通路(燃焼配管)を流れる燃料の定格流速(平均流速)に対する音響レジスタンスReが0.5よりも大きくなるように決定される。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ61によれば、噴射孔62のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔62に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、噴射孔62から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
また、縮径部62aと拡径部62bとの接続部に形成された絞り部(すなわち、縮径部62aの出口:拡径部62bの入口)において圧力損失が生じることになるので、噴射孔62のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、噴射孔62から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナの第7実施形態について、図10を参照しながら説明する。図10は本実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。なお、図10中の破線は、上述した噴射孔6aの輪郭を示している。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ(ガスタービン用燃焼バーナ)71は、噴射孔6aの代わりに噴射孔72を備えているという点で上述した第1実施形態から第5実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態から第5実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図10に示すように、噴射孔72は、その入口からその流路長さにおける1/3の点に向かって延びる縮径部72aと、その流路長さにおける1/3の点からその流路長さにおける2/3の点に向かって延びる直線部(絞り部)72bと、その流路長さにおける2/3の点からその出口に向かって延びる拡径部72cとを備えている。縮径部72aは、噴射孔72の入口から噴射孔72の流路長さにおける1/3の点に向かってその流路断面積が漸次縮径する部分であり、直線部72bは、噴射孔72の流路長さにおける1/3の点から噴射孔72の流路長さにおける2/3の点に向かって一定の流路断面積を有する部分である。拡径部72cは、直線部72bの流路断面積よりも大きい流路断面積を有しており、噴射孔72の流路長さにおける2/3の点から噴射孔72の出口に向かってその流路断面積が一定になるように形成された部分である。また、噴射孔72の孔径は、第1実施形態のところで説明した手法と同様の手法を用いて決定される。すなわち、垂直入射吸音率αがおおよそ0.9となる音響レジスタンスRe=0.5を選択し、つぎに、パイロット燃焼バーナ71の内部に設けられた燃料通路(燃焼配管)を流れる燃料の定格流速(平均流速)に対する音響レジスタンスReが0.5よりも大きくなるように決定される。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ71によれば、噴射孔72のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔72に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、噴射孔72から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
また、直線部72bと拡径部72cとの接続部に形成された段部(エッジ部)において圧力損失が生じることになるので、噴射孔72のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、噴射孔72から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
縮径部72aと直線部72bとの接続部に形成された絞り部(すなわち、縮径部72aの出口:直線部72bの入口)において圧力損失が生じることになるので、噴射孔72のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、噴射孔72から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
本発明に係るガスタービン用燃焼バーナの第8実施形態について、図11を参照しながら説明する。図11は本実施形態に係るガスタービン用燃焼バーナの要部を拡大して示した断面図である。なお、図11中の破線は、上述した噴射孔6aの輪郭を示している。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ(ガスタービン用燃焼バーナ)81は、噴射孔6aの代わりに噴射孔82を備えているという点で上述した第1実施形態から第5実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態から第5実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図11に示すように、噴射孔82は、その入口からその流路長さにおける1/4の点に向かって延びる縮径部82aと、その流路長さにおける1/4の点からその流路長さにおける2/4の点に向かって延びる第1の直線部(絞り部)82bと、その流路長さにおける2/4の点からその流路長さにおける3/4の点に向かって延びる拡径部82cと、その流路長さにおける3/4の点からその出口に向かって延びる第2の直線部(絞り部)82dとを備えている。縮径部82aは、噴射孔82の入口から噴射孔82の流路長さにおける1/4の点に向かってその流路断面積が漸次縮径する部分であり、第1の直線部82bは、噴射孔82の流路長さにおける1/4の点から噴射孔82の流路長さにおける2/4の点に向かって一定の流路断面積を有する部分である。拡径部82cは、第1の直線部82bの流路断面積よりも大きい流路断面積を有しており、噴射孔82の流路長さにおける2/4の点から噴射孔82の流路長さにおける3/4の点に向かってその流路断面積が一定になるように形成された部分である。第2の直線部82dは、第1の直線部82bと同じ流路断面積を有しており、噴射孔82の流路長さにおける3/4の点から噴射孔82の出口に向かってその流路断面積が一定になるように形成された部分である。また、噴射孔82の孔径は、第1実施形態のところで説明した手法と同様の手法を用いて決定される。すなわち、垂直入射吸音率αがおおよそ0.9となる音響レジスタンスRe=0.5を選択し、つぎに、パイロット燃焼バーナ81の内部に設けられた燃料通路(燃焼配管)を流れる燃料の定格流速(平均流速)に対する音響レジスタンスReが0.5よりも大きくなるように決定される。
本実施形態に係るパイロット燃焼バーナ81によれば、噴射孔82のインピーダンス(すなわち、燃料を燃料供給源から噴射孔82に導く燃料供給系のインピーダンス)を大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播を極力小さくすることができ、これにより、噴射孔82から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動を低減させることができる。
また、第1の直線部82bと拡径部82cとの接続部に形成された第1の段部(第1のエッジ部)、および拡径部82cと第2の直線部82dとの接続部に形成された第2の段部(第2のエッジ部)において圧力損失が生じることになるので、噴射孔82のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、噴射孔82から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
さらに、縮径部82aと第1の直線部82bとの接続部に形成された絞り部(すなわち、縮径部82aの出口:第1の直線部82bの入口)において圧力損失が生じることになるので、噴射孔82のインピーダンスをさらに大きくして、燃焼領域3から燃料供給系への圧力変動の伝播をさらに小さくすることができ、これにより、噴射孔82から燃焼領域3に噴射される燃料流量の変動をさらに低減させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態のものに限定されるものではなく、例えば、上述した実施形態を適宜必要に応じて組み合わせて実施したり、変更あるいは変形して実施することもできる。
また、本発明はパイロット燃焼バーナ6のみに適用され得るものではなく、メイン燃焼バーナ5にも適用可能である。
さらに、第6実施形態のところで説明した縮径部62a、拡径部62b、第7実施形態のところで説明した縮径部72a、直線部72b、拡径部72c、第8実施形態のところで説明した縮径部82a、第1の直線部82b、拡径部82c、第2の直線部82dの流路長さは、上述した実施形態のものに限定されるものではなく、適宜必要に応じて変更可能である。
1 ガスタービン燃焼器
2 燃焼筒
3 燃焼領域
6 パイロット燃焼バーナ(ガスタービン用燃焼バーナ)
6a 燃料噴射孔
8 燃料流路
10 燃料噴射孔
21 ガスタービン用燃焼バーナ
22 燃料流路
31 ガスタービン用燃焼バーナ
32 スリット
33 仕切板
41 ガスタービン用燃焼バーナ
42 燃料流路
43 吸音材
51 ガスタービン用燃焼バーナ
52 スリット
53 仕切板
61 ガスタービン用燃焼バーナ
62 燃料噴射孔
62a 縮径部
62b 拡径部
71 ガスタービン用燃焼バーナ
72 燃料噴射孔
72a 縮径部
72b 直線部
72c 拡径部
81 ガスタービン用燃焼バーナ
82 燃料噴射孔
82a 縮径部
82b 第1の直線部
82c 拡径部
82d 第2の直線部

Claims (7)

  1. ガスタービン燃焼器の燃焼筒の内部に形成された燃焼領域に燃料を噴射する燃料噴射孔が先端部に設けられ、かつ、燃料供給源から供給された前記燃料を前記燃料噴射孔に導く燃料流路が内部に形成されたガスタービン用燃焼バーナであって、
    前記燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播が許容値以下になるように、前記燃料流路の半径方向外側に設けられた吸音材により前記燃料流路の流路断面積が設定されていることを特徴とするガスタービン用燃焼バーナ。
  2. ガスタービン燃焼器の燃焼筒の内部に形成された燃焼領域に燃料を噴射する燃料噴射孔が先端部に設けられ、かつ、燃料供給源から供給された前記燃料を前記燃料噴射孔に導く燃料流路が内部に形成されたガスタービン用燃焼バーナであって、
    前記燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播が許容値以下になるように、前記燃料流路の途中に、スリットを備えた吸音材からなる仕切板またはオリフィスが設けられていることを特徴とするガスタービン用燃焼バーナ。
  3. 前記燃焼領域から燃料供給系への圧力変動の伝播が許容値以下になるように、前記燃料噴射孔の孔径が設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガスタービン用燃焼バーナ。
  4. 前記燃料噴射孔が、その入口からその流路長さにおける中間点に向かって漸次縮径する縮径部と、その流路長さにおける中間点からその出口に向かって漸次拡径する拡径部とを備えていることを特徴とする請求項に記載のガスタービン用燃焼バーナ。
  5. 前記燃料噴射孔が、その入口からその流路長さにおける1/3の点に向かって延びる縮径部と、その流路長さにおける1/3の点からその流路長さにおける2/3の点に向かって延びる直線部と、その流路長さにおける2/3の点からその出口に向かって延びる拡径部とを備えていることを特徴とする請求項に記載のガスタービン用燃焼バーナ。
  6. 前記燃料噴射孔が、その入口からその流路長さにおける1/4の点に向かって延びる縮径部と、その流路長さにおける1/4の点からその流路長さにおける2/4の点に向かって延びる第1の直線部と、その流路長さにおける2/4の点からその流路長さにおける3/4の点に向かって延びる拡径部と、その流路長さにおける3/4の点からその出口に向かって延びる第2の直線部とを備えていることを特徴とする請求項に記載のガスタービン用燃焼バーナ。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載のガスタービン用燃焼バーナを具備してなることを特徴とするガスタービン燃焼器。
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