JP5445776B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置に関し、特に装置を構成する交換可能な部品を交換基準に基づいて管理する画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラムなどの像担持体上にレーザ光などを用いた書き込みユニットによって静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーボトルに収容されているトナーを用いて現像し、これを給紙ローラで給紙される用紙に直接または転写ベルトなどを介して転写する。その後、定着器において加圧および加熱を行い、用紙上のトナーを定着させている。
上記感光体ドラムや給紙ローラ、書き込みユニット、トナーボトル、定着器などは、その寿命が使用回数でほぼ定まる部品であり、これら部品を交換可能にして、適正な時期に交換作業を行うことで画像品質を良好に維持することができる。この交換を適切な時期に実行可能とするために、装置内で使用されている交換可能な部品の積算動作量を管理するとともに、いずれかの部品の積算動作量が所定の基準値に達した場合に「警告表示」を実施して、ユーザに当該部品の交換が必要であることを通知する技術が知られている。
ユーザは警告表示を確認すると、カスタマエンジニアなどのサービスマンに連絡して部品の交換作業を依頼するが、サービスマンが部品を交換している間は、装置を使用できないダウンタイムが発生するとともに、部品交換による費用も発生する。
しかし、例えば画像形成によって出力される文書などの画質にそれほどシビアでない設置先においては、たとえ前記寿命に達していても画質に問題がなければ使い続けることができる部品もあり、そのような部品については、寿命に達したことの警告が必ずしも必要でない場合もある。そこで、特許文献1には、ドラムユニットの寿命到達を知らせる予備警告の表示/非表示を使用者が適宜選択可能とすることで、予備警告が連続する煩わしさを解消する技術が開示されている。
特開平8−63053号公報
ところで、上記のように、寿命に達していても使い続けられる部品がある一方、機能的に寿命を超えて使用できない部品もある。そのような部品については、積算動作量が基準値を超えた段階で確実に警告を実施することが必要となる。このように、部品の交換を促す警告を実施する際には、装置の設置環境やそれぞれの部品の特徴に応じた警告が実施されるのが望ましい。
しかしながら、従来は、それら設置環境や部品の特徴を考慮せず、単に積算動作量が基準値に達しているかどうかの判定だけで警告が行われている。例えば特許文献1の画像形成装置では、感光体ドラムの稼動量が予め決められた寿命回数に達したか否かの判定のみで警告表示を行っており、上記のような事情を考慮した警告を実施することはできない。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、装置内で使用されている部品の寿命到達の警告に際し、装置の設置環境やそれぞれの部品の特徴に応じた警告を実施することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の本発明は、交換可能な複数の部品と、前記各部品の積算動作量を管理する制御部と、を備え、該制御部は、前記各部品の交換基準値を有し、前記複数の部品のいずれかの部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第1モードと、前記複数の部品のうちの特定の部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第2モードとを有し、前記第1モードと前記第2モードとを切換可能であることを特徴とする。
第2の本発明の画像形成装置は、交換可能な複数の部品と、前記各部品の積算動作量を管理する制御部と、を備え、該制御部は、前記各部品の交換基準値を有し、前記複数の部品のいずれかの部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第1モードと、前記複数の部品のうちの特定の部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第2モードとを有し、前記各モード毎に前記交換基準値の設定が可能であることを特徴とする。
第3の本発明の画像形成装置は、交換可能な複数の部品と、前記各部品の積算動作量を管理する制御部と、画面表示およびユーザによる設定入力が可能な操作表示部と、を備え、
該制御部は、前記各部品の交換基準値を有し、前記複数の部品のいずれかの部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第1モードと、前記複数の部品のうちの特定の部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第2モードとを有し、前記第1モードおよび第2モードにおける前記所定の制御として警告を行い、前記警告として前記操作表示部に所定の警告表示を行い、前記各部品毎に、前記第1モードのみの対象となる部品か、前記第1モードおよび第2モードの対象となる部品か、を設定可能であることを特徴とする。
上記本発明によれば、画像形成装置内で使用される交換可能な複数の部品のうち、いずれかの部品の積算動作量が交換基準値に到達した場合と、特定の部品の積算動作量が交換基準値に到達した場合とで異なる制御モードを有するので、装置の設置環境やそれぞれの部品の特徴、およびユーザの要望に応じた部品交換のための制御を行うことが可能になる。
上記本発明によれば、ユーザは前記第1モードと前記第2モードとを適宜切り換えることができ、ユーザが望む部品について警告等の制御がなされるようにすることができ、さらには、第1モードと第2モードとでユーザが望む異なる時期に警告等がなされるようにすることもできる。
の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第3のいずれかの本発明において、前記各部品の積算動作量および前記交換基準値を記憶する記憶部をさらに備え、前記制御部は、該記憶部に記憶されている前記各部品の積算動作量および前記交換基準値を読み出して両者を比較し、前記各部品の積算動作量が前記交換基準値に到達したか否かを判断することを特徴とする。
上記本発明によれば、前記各部品の積算動作量および交換基準値を記憶した不揮発性のフラッシュメモリやHDDなどの記憶部を利用することができる。
の本発明の画像形成装置は、前記第1または第4の本発明において、前記制御部が、前記各モード毎に前記交換基準値の設定が可能であることを特徴とする。
上記本発明によれば、ユーザは第1モードおよび第2モード毎に異なる交換基準値を設定することができ、装置の設置環境やユーザの要望に応じた制御を行うことができる。
の本発明の画像形成装置は、前記第1、第2、第4、第5のいずれかの本発明において、前記制御部が前記第1モードおよび第2モードにおける前記所定の制御として警告を行うことを特徴とする。
上記本発明によれば、ユーザは部品交換に関する警告を認識して適切な対応を図ることができる。
の本発明の画像形成装置は、前記第の本発明において、画面表示およびユーザによる設定入力が可能な操作表示部をさらに備え、前記制御部が、前記警告として前記操作表示部に所定の警告表示を行うことを特徴とする。
上記本発明によれば、所定の警告が表示される操作表示部を備えるので、ユーザは警告の内容を容易に把握することができる。
の本発明の画像形成装置は、前記第の本発明において、前記制御部が、前記各部品毎に、前記第1モードの対象となる部品か、前記第1モードおよび第2モードの対象となる部品かを設定可能であることを特徴とする。
上記本発明によれば、ユーザは前記各部品が前記第1モードの対象となる部品か、前記第1モードおよび第2モードの対象となる部品かを任意に設定することができ、それぞれの部品の特徴に応じた警告を実施することができる。
の本発明の画像形成装置は、前記第3または第8の本発明において、前記制御部が、前記操作表示部における操作入力によって前記設定が可能であることを特徴とする。
上記本発明によれば、ユーザは前記各部品が前記第1モードの対象となる部品か、前記第1モードおよび第2モードの対象となる部品かを、前記操作表示部を通して容易に設定できる。なお、上記設定は、初期設定として行われているものであってもよく、この場合、前記操作表示部を通して設定の変更を行うことも可能である。
10の本発明の画像形成装置は、前記第3、第6〜第9のいずれかの本発明において、ネットワークに接続可能な通信部をさらに備え、前記制御部が、前記ネットワークに接続された前記通信部を通して、前記警告を行うことを特徴とする。
上記本発明によれば、画像形成装置にネットワークで接続された端末やユーザのサーバなどに警告を行うことができる。
11の本発明の画像形成装置は、前記第10の本発明において、前記制御部は、前記警告をサービス側に行うことを特徴とする。
上記本発明によれば、画像形成装置の稼動状況を管理するサービス側において、部品の交換に関する警告の内容を容易に把握することができ、迅速な対応を図ることができる。該警告は、ユーザへの警告とともに行ってもよく、また、サービス側へのみ単独で行ってもよい。
サービス側としては、サービスマンやメンテナンス管理などを集中して行うサービスセンタなどが挙げられる。
12の本発明の画像形成装置は、前記第11の本発明において、前記制御部が、電子メールまたは画像形成装置の遠隔診断システムによって前記サービス側への通知を行うことを特徴とする。
上記本発明によれば、部品交換に関する警告の内容をサービス側へ通知する際に、距離や時間的な制約を受けることなく、電子メールまたは画像形成装置の遠隔診断システムを利用することができる。
13の本発明の画像形成装置は、前記第11または第12の本発明において、前記制御部が、前記第2モードに際し、前記警告の対象でない部品の積算動作量が前記第1モードにおける交換基準値に到達した場合に、前記通信部を通して前記サービス側に通知することを特徴とする。
上記本発明によれば、前記第2モードにおいて警告の対象でない部品の積算動作量が、第1モードにおける交換基準値に達した場合に、当該部品の警告内容等がサービス側へ通知されるので、第2モードで警告されない部品の交換基準到達が、ユーザ、サービス側ともに失念される可能性を回避できる。
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、交換可能な複数の部品と、前記各部品の積算動作量を管理する制御部と、を備え、該制御部は、前記各部品の交換基準値を有し、前記複数の部品のいずれかの部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第1モードと、前記複数の部品のうちの特定の部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第2モードとを有し、前記第1モードと前記第2モードとを切換可能であるか、前記各モード毎に前記交換基準値の設定が可能であるか、または前記第1モードおよび第2モードにおける前記所定の制御として警告を行い、前記警告として操作表示部に所定の警告表示を行い、前記各部品毎に、前記第1モードのみの対象となる部品か、前記第1モードおよび第2モードの対象となる部品か、を設定可能であるので、装置の設置環境やそれぞれの部品の特徴、およびユーザの要望に応じて部品交換のための制御を行うことが可能になる。
特に、特定の部品の積算動作量が交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第2モードを備えることにより、継続して使用したい部品については制御対象外とすることができ、不要な部品交換が回避されるとともにダウンタイム、レーバー費および部品費の低減を図ることができる。
本発明の一実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 同じく、制御ブロック図である。 同じく、警告表示切替設定の画面例である。 同じく、部品交換の警告表示を行う際の制御手順を示すフローチャートである。 同じく、警告表示の画面例を示す図である。 同じく、モード1選択時における各部品の現在の積算動作量の表示画面例である。 同じく、モード1選択時における各部品の現在の積算動作量の表示画面例である。 同じく、モード2選択時における各部品の現在の積算動作量の表示画面例である。 同じく、遠隔管理システムの構成例を示す図である。 同じく、電子メールの送信例を示す図である。 同じく、遠隔管理システムにおいて部品交換の警告表示を行う際の制御手順を示すフローチャートである。 同じく、モード毎に交換基準値を設定する画面例である。 同じく、部品毎に警告表示のモードを設定する画面例である。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の画像形成装置1の機械的構成を示す図であり、以下に説明する。
図1において、10は画像形成部、20は給紙部、30は原稿読み取り部である。
原稿読み取り部30では、自動原稿搬送装置(図示しない)で搬送される原稿、またはプラテン31上に配置された原稿の画像を読み取り、一旦、図示しない画像メモリなどに記録される。
画像形成部10では、各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど)用にそれぞれ用意された感光体11C、11M、11Y、11Kを有し、各感光体11C、11M、11Y、11Kの周線部に帯電器12C、12M、12Y、12K、書き込み部13C、13M、13Y、13K、現像ユニット14C、14M、14Y、14Kが配設されていており、帯電器12C、12M、12Y、12Kによって帯電した感光体11C、11M、11Y、11K表面は、画像メモリなどに記録された原稿の画像情報に基づいて書き込み部13C、13M、13Y、13Kにより像露光が行われ、感光体11C、11M、11Y、11K表面には潜像が形成される。該潜像は現像ユニット14C、14M、14Y、14Kによって現像がなされてトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルト16に転写され、該中間転写ベルト16から給紙部20によって搬送される用紙に転写される。転写された用紙は定着ユニット18によって加熱定着されて排紙部に画像形成出力(プリント)がなされる。
また、画像形成部10では、各感光体に対応して、中間転写ベルト16との接触位置よりも回転方向側かつ帯電器12C、12M、12Y、12Kよりも回転方向逆側で、各感光体11C、11M、11Y、11Kに接触して残留トナーを除去するクリーニング部15C、15M、15Y、15Kが配置されている。また、中間転写ベルト16の用紙転写位置よりも回転方向側かつ各感光体との転写位置よりも回転方向逆側に、該中間転写ベルト16の残留トナーを除去するクリーニング部17が配置されている。
また、画像形成装置1には、前記画像形成部10の下方側に、用紙を収納した複数の給紙トレイ21…21が配置されている。また各給紙トレイ21…21から画像形成部10に至り、さらに画像形成部10から排紙部23に至る搬送路22を有している。
なお、上記した各感光体11C、11M、11Y、11Kは、図示しない駆動モータによって回転駆動され、中間転写ベルト16も同じく図示しない駆動モータによって回転駆動される。
上記感光体11C、11M、11Y、11Kや書き込み部13C、13M、13Y、13K、現像ユニット14C、14M、14Y、14K、定着ユニット18などは、画像形成を繰り返し行うことで劣化が生じたり、交換が必要になる。そこで、交換が必要な複数の部品については、後述する制御部において、各部品の積算動作量を管理するとともに、この積算動作量を所定の交換基準値と比較し、前記複数部品のいずれかの部品の積算動作量が交換基準値に達した場合に所定の制御を行う第1モードと、前記複数部品のうちの特定の部品の積算動作量が交換基準値に達した場合に所定の制御を行う第2モードとを適宜切り換えて、部品交換のための制御を行っている。
なお、積算動作量は、用紙への累積印刷枚数、稼働時間などによって示すことができ、部品によって異なる積算動作量を用いるものであってもよい。
次に、図2は、本発明の画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。以下に説明する。
画像形成装置1は、主要な構成として、制御ブロック110とスキャナ部130と操作部140とプリンタ部150とを有するコピア本体100と、LAN50を通して外部装置(例えば端末2)との間で入出力される画像データを処理する画像処理手段(プリント&スキャナコントローラ)160とを備えている。また、LAN50は、インターネット網Nなどに接続されてサービスセンタ200に通信可能に接続されている。
制御ブロック110はPCIバス112を有しており、PCIバス112は制御ブロック110内でDRAM制御IC111に接続されている。また、制御ブロック110には、画像制御CPU113を備えており、該画像制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。また、画像制御CPU113には、不揮発メモリ115が接続されている。該不揮発メモリ115には、上記画像制御CPU113を動作させるためのプログラムや画像形成装置1の設定データ、プロセス制御パラメータ等のデータの他、前記画像形成部10で使用されている交換可能な部品(例えば前記感光体11C、11M、11Y、11Kや現像ユニット14C、14M、14Y、14Kなど)の積算動作量(以降、ライフ値とする)、およびこれら部品の交換基準値(以降、ライフ基準値とする)が格納されている。すなわち、該不揮発メモリ115は、本発明の記憶部として機能する。
画像制御CPU113は、画像形成装置1の全体を制御し、また画像形成装置全体の状態把握を行うものであり、装置内の交換可能な各部品の積算動作量の管理、および部品交換に係る制御モードの決定などを行う。すなわち、画像制御CPU113は、本発明の制御部として機能する。また、画像制御CPU113には、内部電池や外部電池などの駆動源により日時を計時するRTC(日時データ発生装置)114が接続されている。
前記スキャナ部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナ部130全体の制御を行うスキャナ制御部132とを備えている。スキャナ制御部132は、前記画像制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、画像制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナ制御部132は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。前記CCD131で読み取った画像データは、スキャナ制御部132から前記画像制御CPU113へ送られ、さらに前記DRAM制御IC111を経由して読取り処理部116へ送られて、該読取り処理部116でデータ処理がなされる。また、前記DRAM制御IC111には、前記CCD131で読み取った画像データを圧縮または伸張する圧縮/伸張IC118が接続されている。
前記操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記画像制御CPU113とがシリアル通信可能に接続されている。該構成によって操作部140の制御が画像制御CPU113によって行われる。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。操作部140では、画像形成装置における設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能になっており、上記画像制御CPU113により制御される。この操作部140によって、前記した第1モード、第2モードの切り替え操作や部品交換に関する警告の表示などを行うことができる。すなわち、該操作部140は、本発明の操作表示部として機能する。なお、この実施形態では、操作表示部は、前記タッチパネルで構成され、表示と操作入力とが可能になっているが、本発明としては、表示を行う表示部と入力を行う入力部とを個別に備え、これらによって操作表示部が構成されるものであってもよい。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリ120とページメモリ121とからなる画像メモリ122に接続されている。該画像メモリ122には、前記スキャナ部130で取得した画像データやLAN50を通して取得した画像データが格納される。上記のように画像メモリ122は、画像データの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データを格納する。また、上記DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データを画像メモリ122に記憶させることができる。すなわち、画像メモリ122には予約されたジョブの画像データの格納も可能である。
さらに、DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、画像データを格納するHDD124がコントローラIC123を介して接続されており、必要に応じて前記画像メモリ122内等のデータが前記HDD124に格納される。
さらにDRAM制御IC111には、書込み処理部126が接続されている。該書込み処理部126は、前記DRAM制御IC111および前記画像制御CPU113を介して、プリンタ部150の全体を制御するプリンタ制御部151と接続されており、プリンタ部150のLD152(図1の書き込み部13C、13M、13Y、13Kが相当する)の動作に用いられるデータの処理を行う。プリンタ部150には、前記した画像形成部10、給紙部20等が含まれており、画像制御CPU113によってその動作の制御がなされる。
また、前記DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、前記した画像処理手段(プリント&スキャナコントローラ)のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理手段(プリント&スキャナコントローラ)160では、DRAM制御IC161に画像メモリ162が接続されている。また、画像処理手段(プリント&スキャナコントローラ)では、前記DRAM制御IC161にコントローラ制御部163が接続されており、さらにDRAM制御IC161には、LAN制御部164を介してLANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、前記LAN50に接続されている。すなわち、LAN制御部164およびLANインターフェース165は、本発明の通信部として機能する。
なお、LAN50には、前記したように端末2の他に、サービスセンタ200が通信可能に接続されている。
次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナ部130で原稿の画像を読み取り画像データを生成する場合、スキャナ部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU113から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮/伸張IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ120に格納される。圧縮メモリ120に格納された画像データは、画像制御CPU113によってジョブとして管理することができる。
画像データを外部から取得する場合、例えば、端末2からLAN50を通して送信される画像データは、LANインターフェース165およびLAN制御部164を介してDRAM制御IC161により画像メモリ162に格納される。画像メモリ162のデータは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリ121に一旦格納される。ページメモリ121に格納されたデータは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸張IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ120に格納され、上記と同様に画像制御CPU113による管理がなされる。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンタとして使用する場合、圧縮メモリ120に格納された画像データをDRAM制御IC111を介して圧縮/伸張IC118に送出してデータを伸張し、伸張したデータを書込み処理部126に送出し、LD152において各感光体11C、11M、11Y、11Kへの書き込みを行う。
また、プリンタ部150では、画像制御CPU113の指令を受けたプリンタ制御部151によって各部の制御が行われる。すなわち、紙の重さなどによって画像制御CPU113によって決定された用紙が給紙部20によって繰り返し画像形成部10に供給される。画像形成部10では各感光体に書き込まれたトナー像が中間転写ベルト16に転写された後、給紙部20によって供給される用紙に転写され、定着ユニット18で定着がなされる。画像形成がなされた用紙は搬送部を経て後処理装置(図示省略)へと搬送され、後処理の指定がある場合には後処理がなされ、後処理が不要の場合、そのまま排紙トレイに排紙される。複数の予約ジョブがある場合、上記画像出力が設定順番に従って順次行われる。
また、各感光体11C、11M、11Y、11Kでは、中間転写ベルト16にトナー像が転写された後、各クリーニング部15C、15M、15Y、15Kによって残留トナーが除去される。また、中間転写ベルト16においても同様に、用紙にトナー像が転写された後、クリーニング部17によって残留トナーが除去される。
なお、上記画像形成装置1では、初期設定として、前記第1モード(モード1)および前記第2モード(モード2)のいずれのモードで制御を行うかが予め設定されており、ユーザによって設定変更が可能になっている。ここでは、前記モード1および前記モード2における所定の制御方法として、ユーザに対してライフ(寿命)到達に関する警告を行うものとし、その具体的方法として、前記操作部140のLCD141に所定の警告表示を行う例を説明する。
図3は、警告表示切替設定画面1400の一例を示している。
ユーザはまず、前記操作部140のLCD141に表示されたメニュー画面(図示せず)などから警告表示切替設定画面1400を呼び出し、いずれのモードで警告を行うかを設定する。警告表示切替設定画面1400には、モード1釦1401とモード2釦1402とが押釦可能に表示され、さらにOK釦1403、キャンセル釦1404が押釦可能に表示される。この画面において、ユーザはモード1釦1401またはモード2釦1402を押釦した後、OK釦1403を押釦することで所望のモードを選択し、適宜切り換えることができる。OK釦1403の押釦でモードの選択が確定し、選択されたモードは、前記不揮発メモリ115などに記憶される。
キャンセル釦1404を押釦すると、OK釦1403を押釦する前のモードの選択入力はキャンセルされて、入力前の状態に戻る。
次に、上記のようにモードが設定された画像形成装置1における前記画像制御CPU113の制御手順について、図4のフローチャートに基づき説明する。
まず、前記画像制御CPU113は、前記不揮発メモリ115から各部品のライフ値およびライフ基準値を読み出し、いずれかの部品のライフ値がライフ基準値に達しているか否かを確認する(ステップ1)。どのライフ値もライフ基準値に達していない場合(ステップ1、NO)は、特段の対応は不要であるので、そのまま処理を終了する。
一方、いずれかの部品のライフ値がライフ基準値に達している場合(ステップ1、YES)、画像制御CPU113は、現在選択されているモード(モード1またはモード2)において当該部品が警告表示の対象であるか否かを確認する(ステップ2)。モード1であれば交換部品は警告表示の対象となる。モード2であれば、交換部品毎に警告表示の可否が異なる。前記画像制御CPU113はこのように、ライフ値がライフ基準値に達した部品が、現在選択されているモードにおいて警告表示の対象であるか否かを確認し、対象であった場合(ステップ2、YES)、前記LCD141に当該部品の交換に関する警告を表示し(ステップ3)、処理を終了する。一方、警告表示の対象でなかった場合(ステップ2、NO)は、当該部品の交換に関する警告表示を行わず(ステップ4)、処理を終了する。
ここで、現在選択されているモードにおいてどの部品を警告表示の対象とするかの設定例について、表1に基づき説明する。表1では、各部品の名称とライフ値、およびモード1、2のそれぞれでどの部品を警告表示の対象とするかが示されている。ここで「○」は警告表示を行う、「×」は警告表示を行わないことを示している。
Figure 0005445776
例えば、ライフ基準値が、所定の寿命に対し、「100%」に設定されているとき、「帯電極ユニット(black)」(図1の帯電器12Kに相当)はライフ値が「120%」で既にライフ基準値に達しているので、モード1が選択されている場合は「○」設定に基づき警告表示を行う。一方、モード2が選択されている場合は、ライフ基準値に達していても「×」設定に基づき警告表示を行わない。
表1によれば、モード1ではすべての部品の設定が「○」であることから、いずれかの部品のライフ値がライフ基準値に達した場合に警告表示が行われる。したがって、画像形成によって出力される文書などの画質に高い品質が求められるような設置環境においては、モード1による警告表示が行われるのが望ましい。
一方、出力される文書などの画質にそれほどシビアでない設置環境においては、モード1による警告表示が行われないように選択できる。すなわち、装置の設置環境などを鑑み、ライフを超えても使い続けることのできる部品については、モード2において警告表示の対象外とすることで、それら部品の不要な警告が回避される。なお、ライフ値がそのまま基準値を超えてさらに所定値まで達した場合には警告を行うように、前記所定値を別途設定するようにしてもよい。
また、モード2で警告表示を行うとして設定が「○」になっているものでは、警告を行う基準値を前記モード1における基準値と異なる値を設定するようにしてもよい。
なお、モード1、モード2のいずれにおいても警告表示の対象とする部品は、例えば機能的に寿命を超えて使用することができない部品とするのが望ましい。表1では「トナーフィルタ」および「定着ウェブ」(いずれも図示省略)が警告表示の対象となっている。この「トナーフィルタ」は、トナーの飛散を防止して捕集するもので、寿命を超えて使い続けるとフィルタが目詰まりしてしまい、そのまま使用すると結果的にトナーが飛散し装置内の汚れにつながってしまう。
また「定着ウェブ」は、前記定着ユニット18の定着ローラに付着した定着汚れを拭き取るロール状の部品で、ロール紙がなくなればそれ以上汚れを拭き取ることができない。このように、機能的に寿命を超えて使用できない部品については、モード1およびモード2において警告表示の対象とするのが望ましい。
なお、表1に示した各モードにおける警告表示対象部品についての設定は、ユーザにより予めなされるとともに、前記不揮発メモリ115などに記憶されているものとする。
次に、図5に警告表示の画面例を示す。該画面は機械状態画面1410を示すものであり、警告表示として前記機械状態画面1410の右下部に資材釦1411を表示している。ユーザはこの資材釦1411を押下して警告内容の詳細を表示する画面(図示省略)を呼び出し、詳細情報を確認することができる。なお、図5に示す警告表示の画面例はこれに限定されるものではなく、ユーザに対して部品の基準値到達を通知できる表示であればどのような態様であってもよい。
また、このとき、図5に示す警告表示画面から、各部品の現在のライフ値を表示するライフ値表示画面1420に遷移するようにしてもよい。ここで、図6および図7は、モード1が選択されている場合における、各部品の現在のライフ値を表示する画面の一例である。モード1では表1に示したように、すべての部品が警告表示の対象となっているので、2画面にわたってすべての部品の現在のライフ値が表示されている。すなわち、ライフ値表示画面1420には、ライフ値表示欄1421が表示され、各部品のライフ値(画面ではライフサイクルとして表示)が示されている。ライフ値表示欄1421は、この形態では2頁に亘っており、前ページ釦1422、次ページ釦1423の押釦によってページ切替を行うことができる。図7は、次ページ釦1423の押釦によって2頁目のライフ値表示欄1421が表示されたライフ値表示画面1420が示されている。この画面の状態で前ページ釦1422を押釦することで、図6に示すライフ値表示画面1420が示される。
なお、閉じる釦1424を押釦することで詳細表示の画面が閉じられて警告表示画面に戻る。印刷モード釦1425を押釦することで、印刷モードに関する設定画面に遷移する。終了釦1426を押釦することで、警告表示に関する画面が閉じられて、警告表示画面の上位の画面に復帰する。
一方、図8はモード2が選択されている場合における、各部品の現在のライフ値を表示するライフ値表示画面1420を示すものである。モード2では、トナーフィルタおよび定着ウェブのみが警告表示の対象となっているので、これらの部品のライフ値が前記ライフ値表示欄1421に表示される。その他の表示構成は、図6、7と同様である。
以上のように、上記画像形成装置1では、装置内で使用される複数部品のうち、いずれかの部品のライフ値がライフ基準値に達した場合に警告表示を行うモード1と、前記複数部品のうちの特定の部品のライフ値がライフ基準値に達した場合に警告表示を行うモード2とを備え、これらのモードを適宜切り換えることにより、装置の設置環境やそれぞれの部品の特徴、およびユーザの要望に応じた警告表示を行うことが可能となる。
特に、特定の部品の基準値到達のみを警告するモード2を選択することにより、継続して使用したい部品についての不要な警告が連続してしまう煩わしさが解消されるとともに、不要な部品交換を回避してダウンタイム、レーバー費、および部品費の低減を図ることができる。
次に、上記画像形成装置1が装置の稼動状況を管理するサービス側とネットワーク50を通じて通信可能に接続された構成について、図9〜図11に基づき説明する。このような構成において、画像形成装置1と前記サービス側とは、電子メールなどを利用して様々なデータを送受信することにより、画像形成装置1の遠隔管理システムを構築している。
なお、ここでは遠隔管理システムの一例として、画像形成装置1の状態をリモートで管理する保守サービスである遠隔管理システムを用いた例を説明する。また、ここでは前記サービス側がサービスセンタ200である例を説明するが、サービス側としてはカスタマエンジニアなどのサービスマンであってもよい。
図9は、遠隔管理システムの構成例を示している。ここで画像形成装置1は、ファイアウォールF/W、ルータR、およびインターネット網Nを介して、装置の稼動状況を管理するサービスセンタ200と通信可能に接続されている。画像形成装置1は、LAN50を介してインターネット網Nに接続されており、LAN50およびインターネット網Nによって本発明でいうネットワークが構成されている。
また、画像形成装置1およびサービスセンタ200はそれぞれメールサーバS1およびS2と通信可能に接続されており、これにより相互に電子メールの送受信が可能となっている。
ここで電子メールの送信例を図10に示す。画像形成装置1は、障害や部品の交換などのメールの送信事象が発生すると、当該事象に基づいて電子メールの作成を行い、これをインターネット網Nを介して前記メールサーバS1に送信する。メールサーバS1は、受信した電子メールをインターネット網N経由でメールサーバS2へ送信するとともに、送信完了時に送信結果通知を画像形成装置1へ返信する。一方、サービスセンタ200はメールサーバS2から電子メールを受信することで、画像形成装置1の部品交換をはじめとする稼動状況を把握することができる。以下、上記構成における前記画像制御CPU113の制御手順について、図11のフローチャートに基づき説明する。
まず、前記画像制御CPU113は、前記不揮発メモリ115から各部品のライフ値およびライフ基準値を読み出し、いずれかの部品のライフ値がライフ基準値に達しているか否かを確認する(ステップs10)。その結果、どのライフ値もライフ基準値に達していない場合(ステップs10、NO)は、特段の対応は不要であるので、そのまま処理を終了する。
一方、いずれかの部品のライフ値がライフ基準値に達している場合(ステップs10、YES)、画像制御CPU113は、当該部品のライフ値がライフ基準値に到達したことを通知する電子メールを作成し、これを前記LAN制御部164へ転送する。LAN制御部164は、転送された電子メールを前記LANIF165、LAN50を介して、前記メールサーバS1へ送信する。メールサーバS1は、受信した電子メールをインターネット網N経由でメールサーバS2へ送信し、サービスセンタ200はメールサーバS2からこの電子メールを受信する。このようにして、画像形成装置1は、部品のライフ値がライフ基準値に達したことをサービスセンタ200へ通知する(ステップ11)。
サービスセンタ200への通知が完了すると、画像制御CPU113は、ステップs11で基準値到達を通知した部品が、現在選択されているモードにおいて警告表示の対象であるか否かを前記表1に基づき確認する(ステップs12)。
その結果、警告表示の対象であった場合(ステップs12、YES)、画像制御CPU113は、前記操作表示部140のLCD141に当該部品の交換に関する警告を表示する(ステップs13)。一方、警告表示の対象でなかった場合(ステップs12、NO)は、当該部品の交換に関する警告表示を行わず、処理を終了する(ステップs14)。
以上のように、上記構成の画像形成装置1では、ライフ値がライフ基準値に達している部品がある場合は、選択されている警告表示のモードによらず、当該部品の基準値到達をネットワーク経由でサービスセンタに通知する。サービスセンタへの通知後は、前記表1の設定に基づいて当該部品の基準値到達の警告表示を行うか否かを決定する。すなわち、警告表示の実施については、現在選択されているモードに従って行われる。
このように、上記構成によれば、サービスセンタ200側で画像形成装置1の部品交換に関する情報をはじめとする稼動状況を容易に管理することができ、状況に応じて迅速な対応を図ることが可能となる。特に、モード2においては、部品交換の警告表示の対象部品のみならず、警告表示の対象でない部品についても基準値到達がサービスセンタ200へ通知されるので、警告表示されない部品の基準値到達が失念される可能性を低減できる。
次に、図12は、部品交換の基準となるライフ基準値を警告表示のモード毎に設定するモード毎ライフ基準値設定画面1430の一例を示しており、該画面は、操作表示部1430のLCD141に操作可能に表示される。
操作表示部1430には、上部側にモード1選択釦1431およびモード2選択釦1433が押釦可能に表示され、各釦の下方側に、設定されたライフ基準値を表示するモード1基準値表示欄1432、モード2基準値表示欄1434が表示されている。
また、モード毎ライフ基準値設定画面1430の右方側には、テンキー1435が操作入力可能に表示されている。さらに、モード毎ライフ基準値設定画面1430の下方側に、OK釦1436、キャンセル釦1437が押釦可能に表示されている。
ユーザはまず、モード毎ライフ基準値設定画面1430の上部側に表示されたモード1選択釦1431、モード2選択釦1432のいずれかを押釦して、テンキー1435で所望のライフ基準値を設定入力する。入力されたライフ基準値は、モード1基準値表示欄1432またはモード2基準値表示欄1434に表示される。OK釦1436を押釦することで設定値は確定し、該設定値が前記不揮発メモリ115などに記憶される。なお、ライフ基準値の入力を行った後、OK釦1436を押釦することなくキャンセル釦を押せば、入力値はキャンセルされ、入力前のライフ基準値に戻る。
なお、モード毎で基準値を設定する場合、一方、例えばモード2の基準値は100%などに固定し、モード1で基準値を設定入力できるようにしてもよい。このとき、例えば、モード2のライフ基準値を「100%」に固定させたい場合は、モード2の選択ボタンを押釦不可とし、モード1の選択ボタンのみを押釦可としてライフ基準値の設定を許可すればよい。
このように、ユーザはモード毎に所望のライフ基準値を適宜設定して交換基準を任意で調整することができ、装置の設置環境などユーザ毎に異なる要望に応じた警告表示を行うことができる。なお、図12に示したライフ基準値設定の画面例はこれに限定されるものではなく、モード毎にライフ基準値が設定可能であればいかなる態様であってもよい。
なお、この例では、モード毎に異なるライフ基準値を設定可能にしているが、モード1、モード2で同じ基準値を使用し、モード毎での基準値設定は行えないものであってもよい。
次に、図13は、各部品毎に前記モード1の表示対象となる部品か、前記モード1およびモード2の表示対象となる部品かを設定する部品グループ設定画面1440の一例を示している。
部品グループ設定画面1440の左方側では、部品毎のモードを示す部品グループ表示欄1441が操作可能に表示されており、右方側にモードを選択するモード1選択釦1442、モード2選択釦1443が押釦可能に表示されている。部品グループ表示欄1441の下方には、スクロールアップ釦1444、スクロールダウン釦1445が押釦可能に表示されている。部品グループ設定画面1440の下方には、OK釦1446、キャンセル釦1447が押釦可能に表示されている。
ユーザはまず、スクロールアップ釦1444またはスクロールダウン釦1445を押釦して、モードを設定したい部品を選択する。次に、モード1選択釦1442またはモード2選択釦1443を押釦して所望のモードを選択する。入力されたモードは、前記で選択された部品に適用され、前記部品グループ表示欄1441に表示される。
また、これに伴い、前記不揮発メモリ115に記憶されている各モードの表示対象部品の情報が更新される。ここでは、図13に示すように、「現像剤ユニット(yellow)」、「現像剤ユニット(magenta)」、「現像剤ユニット(cyan)」、「現像剤ユニット(black)」の設定値が「モード2」に変更されている。このときの各モードの警告表示対象部品の設定を表2に示す。
Figure 0005445776
表2では、前述のように警告表示の設定値が「モード2」に変更された4部品については、モード1およびモード2において警告表示の対象であることを示す「○」が設定されている。トナーフィルタ、定着ウェブは、前記設定以前からモード2の警告表示有りに分類されている。
このように、ユーザは部品毎に、モード1の表示対象となる部品か、モード1およびモード2の表示対象となる部品かを適宜設定できるので、装置の設置環境などユーザ毎に異なる要望に応じた警告表示を行うことができる。なお、図13に示した設定画面例はこれに限定されるものではなく、部品毎にモード設定が可能であればいかなる態様であってもよい。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
例えば、本説明では一貫して警告を画面表示する例を説明したが、警告の方法についてはこれに限定されるものではなく、例えば警告音や警告用の信号を発生させるなど、ユーザに部品の基準値到達を通知できる方法であればいかなる態様であってもよい。
1 画像形成装置
2 端末
100 コピア本体
110 制御ブロック
111 DRAM制御IC
113 画像制御CPU
114 RTC
115 不揮発メモリ
116 読み取り処理部
118 圧縮・伸張IC
120 圧縮メモリ
121 ページメモリ
122 画像メモリ
123 コントローラIC
124 HDD
126 書き込み処理部
130 スキャナ部
131 CCD
132 スキャナ制御部
140 操作部
141 LCD
142 操作部制御部
150 プリンタ部
151 プリンタ制御部
152 LD
160 プリント・スキャナコントローラ
163 コントローラ制御部
164 LAN制御部
165 LANIF
200 サービスセンタ
S1、S2 メールサーバ

Claims (13)

  1. 交換可能な複数の部品と、前記各部品の積算動作量を管理する制御部と、を備え、
    該制御部は、前記各部品の交換基準値を有し、前記複数の部品のいずれかの部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第1モードと、前記複数の部品のうちの特定の部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第2モードとを有し、前記第1モードと前記第2モードとを切換可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 交換可能な複数の部品と、前記各部品の積算動作量を管理する制御部と、を備え、
    該制御部は、前記各部品の交換基準値を有し、前記複数の部品のいずれかの部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第1モードと、前記複数の部品のうちの特定の部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第2モードとを有し、前記各モード毎に前記交換基準値の設定が可能であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 交換可能な複数の部品と、前記各部品の積算動作量を管理する制御部と、
    画面表示およびユーザによる設定入力が可能な操作表示部と、を備え、
    該制御部は、前記各部品の交換基準値を有し、前記複数の部品のいずれかの部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第1モードと、前記複数の部品のうちの特定の部品の積算動作量が前記交換基準値に到達した場合に所定の制御を行う第2モードとを有し、前記第1モードおよび第2モードにおける前記所定の制御として警告を行い、前記警告として前記操作表示部に所定の警告表示を行い、前記各部品毎に、前記第1モードのみの対象となる部品か、前記第1モードおよび第2モードの対象となる部品か、を設定可能であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記各部品の積算動作量および前記交換基準値を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、該記憶部に記憶されている前記各部品の積算動作量および前記交換基準値を読み出して両者を比較し、前記各部品の積算動作量が前記交換基準値に到達したか否かを判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記各モード毎に前記交換基準値の設定が可能であることを特徴とする請求項1または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第1モードおよび第2モードにおける前記所定の制御として警告を行うことを特徴とする請求項1、2、4、5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 画面表示およびユーザによる設定入力が可能な操作表示部をさらに備え、前記制御部は、前記警告として前記操作表示部に所定の警告表示を行うことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記各部品毎に、前記第1モードのみの対象となる部品か、前記第1モードおよび第2モードの対象となる部品か、を設定可能であることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記操作表示部における操作入力によって前記設定が可能であることを特徴とする請求項3または8に記載の画像形成装置。
  10. ネットワークに接続可能な通信部をさらに備え、前記制御部は、前記ネットワークに接続された前記通信部を通して、前記警告を行うことを特徴とする請求項3、6〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記警告をサービス側に行うことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、電子メールまたは画像形成装置に対する遠隔診断システムによって前記サービス側への通知を行うことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記第2モードにおいて前記警告の対象でない部品の積算動作量が前記第1モードにおける交換基準値に到達した場合に、前記通信部を通して前記サービス側に通知を行うことを特徴とする請求項11または12に記載の画像形成装置。
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