JP5443257B2 - 接触力測定方法及び接触力測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、接触力測定方法及び接触力測定装置に関する。
電気鉄道は、屋根上に設置されている集電装置であるパンタグラフと架線とが接触することにより電力が供給されている。そして、パンタグラフと架線との間には接触力という力が発生する。この接触力の変動が大きくなるとパンタグラフは架線から離線してしまい、パンタグラフと架線との間にアークと呼ばれる放電現象が発生してしまう。このアークが発生した場合には架線は摩耗してしまう。また、接触力が大きすぎると架線の摩耗の原因となる。つまり、接触力の変動は小さいほうが良いということである。
そこで、離線等の抑制方法を講じたり摩耗診断を行なったりするために、接触力を測定したいというニーズが高まっている。接触力を測定する方法は以下のようなものがある。
下記特許文献1には、接触力変動に対するパンタグラフの周波数応答関数を予め測定しておいて、走行中のパンタグラフの時系列応答と周波数応答関数との重畳積分を行なうことによって接触力を得る方法が開示されている。
下記特許文献2には、パンタグラフに加速度計や歪ゲージなどのセンサを設置し、パンタグラフのバネ反力と慣性力を計測することにより接触力を得る方法が開示されている。
下記特許文献3には、パンタグラフのバネの部分にLEDなどの光源を2個ずつ上下に設置し、CCDカメラで光源を撮影した画像を処理することにより相対変位を求め、バネの伸縮量を求めることで接触力を得る方法が開示されている。
下記特許文献4には、パンタグラフの屋根上にラインセンサカメラ(以下、ラインセンサという)を設置し、パンタグラフのバネ部分を撮影し、撮影した画像を処理し相対変位を求め、バネの伸縮量を求めることで接触力を得る方法が開示されている。なお、下記特許文献4においては画像処理の詳細な内容については開示されていない。
下記特許文献5には、パンタグラフに光の反射しやすい領域と光の反射しにくい領域とが縞模様となったマーカーを取り付け、車両の屋上に設置したラインセンサによりマーカーを垂直に撮影し、マーカー位置をパターンマッチングによって検出することでパンタグラフの変位を測定する方法が開示されている。
下記特許文献5においては、時空画像において、縞模様に対応するマーカーパターンを単位時間毎に高さ方向に走査して一致又は一定以上に近似する箇所を探索することにより照合するパターンマッチングを行うことで、昼間でも背景と明確に切り分けることができる。また、トンネル坑口等、背景の輝度が急に変化する場合においても連続的にデータを取得することができる。なお、下記特許文献5に開示される方法によれば相対変位やバネの伸縮量を求めることが可能である。
特開平11−194059号公報 特開2004−301591号公報 特開2001−235310号公報 特開2008−185457号公報 特開2008−104312号公報
しかしながら、例えば、上記特許文献2に開示されるパンタグラフにセンサ類を設置する方法では、センサの取り付けのために、ケーブルの配線や穴を開けるなどの特殊な細工が必要となる。また、上記特許文献3に開示されるLED照明を設置する手法でも、LEDの取り付けやその電源を必要とするなど、パンタグラフに特殊な細工を施す必要がある。
その点、上記特許文献4に開示される方法は、画像処理を用いた非接触の接触力測定方法であるため、パンタグラフに特殊な細工を行う必要が無く、より汎用的な測定手法であるといえるが、この方法においては、バネの伸縮量を求めるためにバネの上下部分の変位がそれぞれ必要となるため、バネの上下に取り付けられているマーカーをラインセンサによって撮像する必要がある。
そして、上記特許文献3,4に開示される方法は、バネの上下部分が外部から視認可能であり、バネの上下部分をラインセンサにより撮像できる従来のパンタグラフである場合は問題なく適用することができる。しかし、舟体部分及びバネ部分を直接撮影できない構造のパンタグラフにおいては、バネの上下部分が外部から視認不可能であり、バネの上下部分をラインセンサにより撮像することができない。このため、上記特許文献3,4に開示される方法では、舟体部分及びバネ部分を直接撮影できない構造のパンタグラフにおいて、接触力の測定を行うことができないという問題がある。
以上のことから、本発明は、舟体部分及びバネ部分を直接撮影することができない構造のパンタグラフにおいても、画像処理によりパンタグラフの接触力の測定を行うことができる接触力測定方法及び接触力測定装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る接触力測定方法は、
舟体を複数のバネを介して舟体支え上に支持する構造のパンタグラフの接触力測定方法において、
舟体を複数のバネを介して舟体支え上に支持する構造のパンタグラフの接触力測定方法において、
前記パンタグラフの画像を撮影し、
前記複数のバネを合成して前記パンタグラフの幅方向の中央に仮想的に合成バネがあるものとみなして、前記画像より前記パンタグラフの幅方向の中央の前記舟体に相当する位置と前記舟体支え部分の相対変位を計算し、該相対変位と前記仮想的な合成バネの自然長との差を求めることで前記仮想的な合成バネの伸縮量を計算し、該伸縮量に前記仮想的な合成バネのバネ定数を乗じてバネ反力を求め、
前記画像より前記舟体に相当する位置の変位を2階微分して加速度を計算し、該加速度に前記パンタグラフの等価質量を乗じて慣性力を求め、
前記画像と時刻同期させた実際の車両の走行速度データから前記舟体に作用する揚力を求め、
前記バネ反力と前記慣性力と前記揚力を加算して接触力を求める
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明に係る接触力測定方法は、第1の発明に係る接触力測定方法において、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の中央に1つのマーカーを設置し、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の両側方にそれぞれ1つ計2つのマーカーを設置し、
前記舟体支えにマーカーを設置し、
前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した3つのマーカー及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第3の発明に係る接触力測定方法は、第1の発明に係る接触力測定方法において、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の両側方にそれぞれ1つ計2つのマーカーを設置し、
前記舟体支えにマーカーを設置し、
前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した2つのマーカーの平均位置及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第4の発明に係る接触力測定方法は、第1の発明に係る接触力測定方法において、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の中央に1つのマーカーを設置し、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の一方の側方に1つのマーカーを設置し、
前記舟体支えにマーカーを設置し、
前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した2つのマーカー及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出し、
前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの位置と、前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の一方の側方に設置したマーカーの位置から、線形予測により仮想のマーカー位置を求める
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第5の発明に係る接触力測定装置は、
舟体を複数のバネを介して舟体支え上に支持する構造のパンタグラフの接触力測定装置において、
前記パンタグラフの画像を撮影する撮影手段と、
前記複数のバネを合成して前記パンタグラフの幅方向の中央に仮想的に合成バネがあるものとみなして、前記画像より前記パンタグラフの幅方向の中央の前記舟体に相当する位置と前記舟体支え部分の相対変位を計算し、該相対変位と前記仮想的な合成バネの自然長との差を求めることで前記仮想的な合成バネの伸縮量を計算し、該伸縮量に前記仮想的な合成バネのバネ定数を乗じてバネ反力を求め、
前記画像より前記舟体に相当する位置の変位を2階微分して加速度を計算し、該加速度に前記パンタグラフの等価質量を乗じて慣性力を求め、
前記画像と時刻同期させた実際の車両の走行速度データから前記パンタグラフに作用する揚力を求め、
前記バネ反力と前記慣性力と前記揚力を加算して接触力を求める接触力計算手段と
を備える
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第6の発明に係る接触力測定装置は、第5の発明に係る接触力測定装置において、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の中央に1つのマーカーと、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の両側方にそれぞれ1つ計2つのマーカーと、
前記舟体支えにマーカーと
を備え、
前記接触力計算手段は、
前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した3つのマーカー及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第7の発明に係る接触力測定装置は、第5の発明に係る接触力測定装置において、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の両側方にそれぞれ1つ計2つのマーカーと、
前記舟体支えにマーカーと
を備え、
前記接触力計算手段は、
前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した2つのマーカーの平均位置及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第8の発明に係る接触力測定装置は、第5の発明に係る接触力測定装置において、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の中央に1つのマーカーと、
前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の一方の側方に1つのマーカーと、
前記舟体支えにマーカーと
を備え、
前記接触力計算手段は、
前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した2つのマーカー及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出し、
前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの位置と、前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の一方の側方に設置したマーカーの位置から、線形予測により仮想のマーカー位置を求める
ことを特徴とする。
本発明によれば、舟体部分及びバネ部分を直接撮影することができない構造のパンタグラフにおいても、画像処理によりパンタグラフの接触力の測定を行うことができる接触力測定方法及び接触力測定装置を提供することができる。
第1の実施例に係る接触力測定装置の構成を示した模式図である。 第1の実施例に係る接触力測定方法における処理の手順を示したフローチャートである。 第1の実施例に係る仮想的な合成バネの例を示した模式図である。 第1の実施例に係るマーカーの貼り付け位置の例を示した模式図である。 第2の実施例に係る接触力測定装置の構成を示した模式図である。 第2の実施例に係る接触力測定方法における処理の手順を示したフローチャートである。 第2の実施例に係るマーカー位置の線形予測によるラインセンサ台数の削減方法の例を示した模式図である。 第3の実施例に係る接触力測定装置における相対変位の例を示した模式図である。 第3の実施例に係る接触力測定装置における弾性振動による舟体の撓みの例を示した模式図である。 舟体部分及びバネ部分を直接撮影できないパンタグラフの例を示した模式図である。
以下、本発明に係る接触力測定方法を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明に係る接触力測定方法及び接触力測定装置の第1の実施例について説明する。
本実施例に係る接触力測定方法及び接触力測定装置においては、舟体部分及びバネ部分を直接撮影することができない構造のパンタグラフにおいても接触力を測定するために、パンタグラフの中央の相対変位と3点の加速度を用いて非接触でパンタグラフの接触力を測定することを特徴としている。
図10は、舟体部分及びバネ部分を直接撮影できないパンタグラフの例を示した模式図である。
図10に示すように、パンタグラフ100の舟体101部分とバネ102部分がカバー103により保護されている構造のパンタグラフ100では、舟体101上端とカバー103上端は連結されており、カバー103上端に力が加わると舟体101もカバー103と連動して変位するようになっている。
しかし、舟体支え104はカバー103と直接的には連結しておらず、カバー103との連動性は低いため、単純にカバー103表面におけるバネ102が隠れている位置にマーカーを貼り付けたとしても、カバー103と共にマーカーが変位するのでバネ102の伸縮量を測ることはできない。
このため、本実施例に係る接触力測定方法においては、図3に示すように、左右のバネ102を合成することで、仮想的に合成バネ1が舟体101の幅方向の中央にあるものとみなす。そして、図4に示すように、カバー103の中央部の上部(舟体101に相当する位置)に中央の上部マーカー2Cを取り付け、中央の上部マーカー2Cの幅方向の両側方にそれぞれ左側の上部マーカー2Lと右側の上部マーカー2Rを取り付ける。また、カバー103の中央部分下部の舟体支え104部分に下部マーカー3を取り付ける。
そして、カバー103の中央部の上部(舟体101に相当する位置)と舟体支え104の中央部分の相対変位を求め、仮想的な合成バネ1の伸縮量を算出する。ここで、相対変位は、図4中に矢印Dで示す中央の上部マーカー2Cの位置と下部マーカー3の位置の差となる。
仮想的な合成バネ1が伸縮していない状態の変位(自然長)と相対変位との差を求めることにより、仮想的な合成バネ1の伸縮量を求めることができる。そして、求めた仮想的な合成バネ1の伸縮量に合成バネ定数を乗ずることにより、バネ反力を求める。
なお、本実施例においては、左右の2つのバネ102により舟体101を支える構造のパンタグラフ100を例として説明するが、より多くのバネ102により舟体101を支える構造のパンタグラフ100であっても同様に仮想的な合成バネ1の伸縮量を求めることが可能である。
また、本実施例においては、舟体101部分及びバネ102部分を直接撮影することができない構造のパンタグラフを例として説明しているが、舟体101部分及びバネ102部分を直接撮影することができる構造の従来のパンタグラフに本実施例に係る接触力測定方法及び接触力測定装置を適用することも可能である。
図1は、本実施例に係る接触力測定装置の構成を示した模式図である。
図1に示すように、本実施例に係る接触力測定装置においては、車両10の上にラインセンサ11L,11C,11Rを3台設置し、その付近に照明12を設置する。
図1,4に示すように、パンタグラフ100のカバー103表面部分における光を反射しにくい黒い材質の上に、光を反射しやすい白い材質のものを上部マーカー2L,2C,2R及び下部マーカー3として取り付け、上部マーカー2L,2C,2R及び下部マーカー3に照明12を当てる。
中央の上部マーカー2C及び下部マーカー3を中央のラインセンサ11Cで撮影し、左側の上部マーカー2Lを左側のラインセンサ11Lで撮影し、右側の上部マーカー2Rを右側のラインセンサ11Rで撮影する。ラインセンサ11L,11C,11Rで撮影した画像は車両10内に設置されている処理用PC13に保存する。
中央のラインセンサ11Cにより撮影された画像を処理することによって、パンタグラフ100の中央部分の中央の上部マーカー2Cと下部マーカー3の位置を検出する。中央の上部マーカー2Cと下部マーカー3の位置から相対変位を計算し、この相対変位と仮想的な合成バネ1の自然長との差を求めることで仮想的な合成バネ1の伸縮量を計算する。仮想的な合成バネ1の伸縮量に合成バネ定数を乗ずることでバネ反力を求める。
また、ラインセンサ11L,11C,11Rにより撮影された画像を処理用PC13において処理することにより、パンタグラフ100の上部マーカー2L,2C,2Rの位置を検出する。上部マーカー2L,2C,2Rの変位を2階微分することにより加速度を計算し、この加速度にパンタグラフ100の等価質量を乗ずることで慣性力を求める。
さらに、実際には、舟体101に作用する揚力が接触力測定結果に影響するため、揚力Faeroを下記式(1)により求める。
Figure 0005443257
上記式(1)において、CLは舟体の揚力係数、ρは空気密度、Vは走行速度、Sは舟体の代表面積をそれぞれ表す。なお、走行速度Vに関しては、画像データと時刻同期させた実際の車両10の走行データから計算する。また、他のパラメータについては、実験的に求めることができる。
最後に、上記の方法で求めたバネ反力と慣性力と揚力を加算することでパンタグラフ100の接触力が求まる。
次に、本実施例に係る接触力測定方法における処理の手順について説明する。
図2は、本実施例に係る接触力測定方法における処理の手順を示したフローチャートである。
図2に示すように、はじめに、ステップP10において、ラインセンサ11L,11C,11Rにより撮影した画像を車両10内に設置した処理用PC13に保存する。
次に、ステップP11において、処理用PC13により予め取得しておいた上部マーカー2L,2C,2R及び下部マーカー3のテンプレートを用いてパターンマッチングを行うことにより、保存した画像からパンタグラフ100に取り付けられた上部マーカー2L,2C,2R及び下部マーカー3の位置を検出する。
次に、ステップP12において、処理用PC13によりパンタグラフ100の中央部分の相対変位を計算し、この相対変位と仮想的な合成バネ1の自然長との差を求めることで仮想的な合成バネ1の伸縮量を計算する。この伸縮量に仮想的な合成バネ1のバネ定数を乗じて、バネ反力を求める。
次に、ステップP13において、処理用PC13により上部マーカー2L,2C,2Rの変位を2階微分し、加速度を計算する。この加速度にパンタグラフ100の等価質量を乗じて、慣性力を求める。
次に、ステップP14において、処理用PC13により画像データと時刻同期させた実際の車両10の走行速度データから揚力を求める。
最後に、ステップP15において、処理用PC13により上記ステップP12〜ステップP14で求めたバネ反力と慣性力と揚力を加算してパンタグラフ100の接触力を求める。
以上が本実施例に係る接触力測定方法における処理の手順である。
以上説明したように、本実施例に係る接触力測定方法及び接触力測定装置によれば、舟体101部分及びバネ102部分を直接撮影することができない構造のパンタグラフ100においても、精度良くパンタグラフ100の接触力を測定することができる。
また、本実施例に係る接触力測定方法及び接触力測定装置によれば、ラインセンサ11L,11C,11Rで撮影した画像を処理して非接触で接触力を求めるので、上記特許文献2,3に開示される方法のように、パンタグラフ100にセンサ類やLED照明を設置するために、ケーブルの配線や穴を開けるなどの特殊な細工を行う必要が無い。
また、本実施例に係る接触力測定方法及び接触力測定装置によれば、ラインセンサ11L,11C,11Rを使用することにより、高い空間分解能と時間分解能でパンタグラフ100の接触力を測定することができる。
以下、本発明に係る接触力測定方法及び接触力測定装置の第2の実施例について説明する。
図5は、本実施例に係る接触力測定装置の構成を示した模式図である。
図5に示すように、本実施例に係る接触力測定装置は、第1の実施例に係る接触力測定装置とほぼ同様の構成であるが、左右の上部マーカー2L,2Rのうちの一方の左側の上部マーカー2Lの位置を、もう一方の右側の上部マーカー2Rの位置と中央の上部マーカー2Cの位置から線形予測を行って仮想のマーカー位置4として求めて、パンタグラフ100の接触力を求めることにより、左側のラインセンサ11Lを削減する点が、第1の実施例に係る接触力測定装置と異なっている。
すなわち、本実施例に係る接触力測定装置は、図1に示した3台のラインセンサ11L,11C,11Rのうち、左右のラインセンサ11L,11Rのどちらか1台を削除したものとなる。なお、本実施例においては、左側のラインセンサ11Lを削除した場合を例として説明する。
そして、本実施例においては、図7に示すように、右側の上部マーカー2Rの位置と中央の上部マーカー2Cの位置を結ぶことにより得られる線分Sをマーカー間隔Lだけ延長した点を、もう一方のマーカーが存在する仮想のマーカー位置4として求める。これにより、左側のラインセンサ11Lを削除した場合でも仮想のマーカー位置4を用いることによりパンタグラフ100の上部分の3点の変位を求めることができる。
次に、本実施例に係る接触力測定方法における処理の手順について説明する。
図6は、本実施例に係る接触力測定方法における処理の手順を示したフローチャートである。
図6に示すように、はじめに、ステップP20において、ラインセンサ11C,11Rにより撮影した画像を車両10内に設置した処理用PC13に保存する。
次に、ステップP21において、処理用PC13により予め取得しておいた上部マーカー2C,2R及び下部マーカー3のテンプレートを用いてパターンマッチングを行うことにより、保存した画像からパンタグラフ100に取り付けられた上部マーカー2C,2R及び下部マーカー3の位置を検出する。
次に、ステップP22において、処理用PC13によりパターンマッチング後に線形予測により仮想のマーカー位置4を求める。この点が第1の実施例に係る接触力測定方法と異なる。
次に、ステップP23において、処理用PC13によりパンタグラフ100の中央部分の相対変位を計算し、この相対変位と仮想的な合成バネ1の自然長との差を求めることで仮想的な合成バネ1の伸縮量を計算する。この伸縮量に仮想的な合成バネ1のバネ定数を乗じて、バネ反力を求める。
次に、ステップP24において、処理用PC13により上部マーカー2C,2Rとマーカーの仮想位置4の変位を2階微分し、加速度を計算する。この加速度にパンタグラフ100の等価質量を乗じて、慣性力を求める。
次に、ステップP25において、処理用PC13により画像データと時刻同期させた実際の車両10の走行速度データから揚力を求める。
最後に、ステップP26において、処理用PC13により上記ステップP23〜ステップP25で求めたバネ反力と慣性力と揚力を加算してパンタグラフ100の接触力を求める。
以上が本実施例に係る接触力測定方法における処理の手順である。
以上説明したように、本実施例に係る接触力測定方法及び接触力測定装置によれば、第1の実施例に係る接触力測定方法及び接触力測定装置が奏する効果に加え、右側の上部マーカー2Rの位置と中央の上部マーカー2Cの位置から仮想のマーカー位置4を求めてパンタグラフ100の接触力を求めることにより、第1の実施例に係る接触力測定装置より左側のラインセンサ11Lを削減することができる。
また、本実施例に係る接触力測定方法及び接触力測定装置によれば、第1の実施例に係る接触力測定装置から左側の上部マーカー2Lを削減することができるため、画像から左側の上部マーカー2Lの位置を検出するためのパターンマッチングが不要となり、パターンマッチングの回数を少なくすることができるため、第1の実施例に係る接触力測定方法よりも処理を高速化することができる。
以下、本発明に係る接触力測定方法及び接触力測定装置の第3の実施例について説明する。
図9は、本実施例に係る接触力測定装置における弾性振動による舟体の撓みの例を示した模式図である。
図9に示すように、舟体101の弾性振動の影響が無視できない振動周波数範囲においては、舟体101が撓んでしまい、カバー103の中央の上部マーカー2Cの位置からは、正しく舟体101の変位を測定することができないため、左側の上部マーカー2Lと右側の上部マーカー2Rの平均位置5を合成バネ1の上部の位置とする必要がある。
このため、本実施例に係る接触力測定装置は、第1の実施例に係る接触力測定装置とほぼ同様の構成であるが、左側の上部マーカー2Lと右側の上部マーカー2Rの平均位置5と、下部マーカー3の位置から相対変位を計算することとした。なお、本実施例においては、中央の上部マーカー2Cを設置してある場合について説明しているが、中央の上部マーカー2Cを省略することも可能である。
図8は、本実施例に係る接触力測定装置における相対変位の例を示した模式図である。
図8に示すように、本実施例においては、左側の上部マーカー2Lと右側の上部マーカー2Rの平均位置5により求まる合成バネ1の上部の位置と、下部マーカー3の位置により求まる合成バネ1の下部の位置の差を相対変位として求める。ここで、相対変位は、図8、9中に矢印Dで示す左側の上部マーカー2Lと右側の上部マーカー2Rの平均位置5と下部マーカー3の位置との差となる。
次に、本実施例に係る接触力測定方法における処理の手順について説明する。
本実施例に係る接触力測定方法における処理の手順は、第1の実施例に係る接触力測定方法における処理の手順とほぼ同様であるが、ステップP11〜13における処理の内容が異なる。
本実施例においては、図2に示すステップP11において、処理用PC13により予め取得しておいた左側の上部マーカー2L、右側の上部マーカー2R及び下部マーカー3のテンプレートを用いてパターンマッチングを行うことにより、保存した画像からパンタグラフ100に取り付けられた左側の上部マーカー2L、右側の上部マーカー2R及び下部マーカー3の位置を検出する。
次に、ステップP12において、処理用PC13により左側の上部マーカー2Lと右側の上部マーカー2Rの平均位置5と下部マーカー3の位置からパンタグラフ100の中央部分の相対変位を計算し、この相対変位と仮想的な合成バネ1の自然長との差を求めることで仮想的な合成バネ1の伸縮量を計算する。この伸縮量に仮想的な合成バネ1のバネ定数を乗じて、バネ反力を求める。
次に、ステップP13において、処理用PC13により上部マーカー2L,2Rの変位と、左側の上部マーカー2Lと右側の上部マーカー2Rの平均位置5の変位を2階微分し、加速度を計算する。この加速度にパンタグラフ100の等価質量を乗じて、慣性力を求める。
なお、本実施例においては、中央の上部マーカー2Cが設置されている場合を例として説明したが、中央の上部マーカー2Cを省略することも可能である。さらに、舟体101の弾性振動の影響が無視できる振動周波数範囲、すなわち舟体101が撓んでいない場合には第1の実施例に係る接触力測定方法を実施し、舟体101の弾性振動の影響が無視できない振動周波数範囲、すなわち舟体101が撓んでいる場合には本実施例に係る接触力測定方法を実施するようにすることも可能である。
以上説明したように、本実施例に係る接触力測定方法及び接触力測定装置によれば、舟体101部分及びバネ102部分を直接撮影することができない構造のパンタグラフ100において、舟体101の弾性振動の影響が無視できない振動周波数範囲において舟体101が撓んだ場合であっても、精度良くパンタグラフ100の接触力を測定することができる。
本発明は、画像処理を用いてパンタグラフの接触力を測定する接触力測定方法及び接触力測定装置、特に、舟体部分及びバネ部分を直接撮影できない構造のパンタグラフにおいて、バネ伸縮量を用いずに接触力を計測する接触力測定方法及び接触力測定装置に利用することが可能である。
1 合成バネ
2L 左側の上部マーカー
2C 中央の上部マーカー
2R 右側の上部マーカー
3 下部マーカー
4 仮想のマーカー位置
5 平均位置
10 車両
11L 左側のラインセンサ
11C 中央のラインセンサ
11R 右側のラインセンサ
12 照明
13 処理用PC
100 パンタグラフ
101 舟体
102 バネ
103 カバー
104 舟体支え

Claims (8)

  1. 舟体を複数のバネを介して舟体支え上に支持する構造のパンタグラフの接触力測定方法において、
    前記パンタグラフの画像を撮影し、
    前記複数のバネを合成して前記パンタグラフの幅方向の中央に仮想的に合成バネがあるものとみなして、前記画像より前記パンタグラフの幅方向の中央の前記舟体に相当する位置と前記舟体支え部分の相対変位を計算し、該相対変位と前記仮想的な合成バネの自然長との差を求めることで前記仮想的な合成バネの伸縮量を計算し、該伸縮量に前記仮想的な合成バネのバネ定数を乗じてバネ反力を求め、
    前記画像より前記舟体に相当する位置の変位を2階微分して加速度を計算し、該加速度に前記パンタグラフの等価質量を乗じて慣性力を求め、
    前記画像と時刻同期させた実際の車両の走行速度データから前記舟体に作用する揚力を求め、
    前記バネ反力と前記慣性力と前記揚力を加算して接触力を求める
    ことを特徴とする接触力測定方法。
  2. 前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の中央に1つのマーカーを設置し、
    前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の両側方にそれぞれ1つ計2つのマーカーを設置し、
    前記舟体支えにマーカーを設置し、
    前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した3つのマーカー及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接触力測定方法。
  3. 前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の両側方にそれぞれ1つ計2つのマーカーを設置し、
    前記舟体支えにマーカーを設置し、
    前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した2つのマーカーの平均位置及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接触力測定方法。
  4. 前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の中央に1つのマーカーを設置し、
    前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の一方の側方に1つのマーカーを設置し、
    前記舟体支えにマーカーを設置し、
    前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した2つのマーカー及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出し、
    前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの位置と、前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の一方の側方に設置したマーカーの位置から、線形予測により仮想のマーカー位置を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載の接触力測定方法。
  5. 舟体を複数のバネを介して舟体支え上に支持する構造のパンタグラフの接触力測定装置において、
    前記パンタグラフの画像を撮影する撮影手段と、
    前記複数のバネを合成して前記パンタグラフの幅方向の中央に仮想的に合成バネがあるものとみなして、前記画像より前記パンタグラフの幅方向の中央の前記舟体に相当する位置と前記舟体支え部分の相対変位を計算し、該相対変位と前記仮想的な合成バネの自然長との差を求めることで前記仮想的な合成バネの伸縮量を計算し、該伸縮量に前記仮想的な合成バネのバネ定数を乗じてバネ反力を求め、
    前記画像より前記舟体に相当する位置の変位を2階微分して加速度を計算し、該加速度に前記パンタグラフの等価質量を乗じて慣性力を求め、
    前記画像と時刻同期させた実際の車両の走行速度データから前記パンタグラフに作用する揚力を求め、
    前記バネ反力と前記慣性力と前記揚力を加算して接触力を求める接触力計算手段と
    を備える
    ことを特徴とする接触力測定装置。
  6. 前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の中央に1つのマーカーと、
    前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の両側方にそれぞれ1つ計2つのマーカーと、
    前記舟体支えにマーカーと
    を備え、
    前記接触力計算手段は、
    前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した3つのマーカー及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の接触力測定装置。
  7. 前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の両側方にそれぞれ1つ計2つのマーカーと、
    前記舟体支えにマーカーと
    を備え、
    前記接触力計算手段は、
    前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した2つのマーカーの平均位置及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の接触力測定装置。
  8. 前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の幅方向の中央に1つのマーカーと、
    前記パンタグラフの前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の一方の側方に1つのマーカーと、
    前記舟体支えにマーカーと
    を備え、
    前記接触力計算手段は、
    前記画像から前記舟体に相当する位置に設置した2つのマーカー及び前記舟体支えに設置したマーカーの位置を検出し、
    前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの位置と、前記舟体に相当する位置の前記中央のマーカーの幅方向の一方の側方に設置したマーカーの位置から、線形予測により仮想のマーカー位置を求める
    ことを特徴とする請求項5に記載の接触力測定装置。
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