JP5441577B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

本発明は冷蔵庫、詳しくはその扉が長時間開いている場合に、警告音・音声や表示にて扉を開けすぎであることを報知するようにしたものに関する。
従来の冷蔵庫は、扉の開閉を検知する扉開放検知手段を備え、扉開放検知手段が扉の開放を検知してから扉の開放が一定時間経過した場合には、警報音や表示にて利用者に扉が開いていることの注意を促していた(例えば特許文献1参照)。
特開昭60−42577号公報(第2頁、図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫は、冷蔵庫の負荷が重いときでも、軽いときでも、常に扉の開放が一定時間経過した場合に使用者に扉が開けていることを報知することしかできず、扉を開けている時間が一定の場合に冷蔵庫の負荷が重いときには負荷が軽いときよりも冷却性能に悪影響を及ぼすが、これを避けるように報知することは困難であるという問題があった。
本発明はかかる問題を解決するためになされたもので、冷蔵庫の負荷の状態に応じて扉を開けてから報知するまでの時間を可変し、負荷が重いときには早く扉を閉めるように使用者に促すことができる冷蔵庫を得ることを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、圧縮機を含む冷凍サイクルにより冷却される複数の部屋と、各部屋にそれぞれ設けられた扉と、各扉の開閉を検出する扉センサーと、扉の開放を報知する報知手段と、扉センサーの検出信号を受けて報知手段を動作させて扉の開放を報知するよう制御する制御手段とを備えた冷蔵庫において、各部屋として、冷蔵室、切替室、野菜室及び冷凍室があり、制御手段は、扉センサーからの検知信号の入力により扉の開放を検知したときに、冷蔵室、切替室、野菜室及び冷凍室のうち2以上の部屋に設定された設定温度に応じてそれぞれ負荷レベルを設定し、更に、扉の開閉、圧縮機の運転、外気温度、各部屋の急冷の実施/未実施及び霜取りの実施/未実施の各状態のうち、何れか以上の状態に応じて負荷レベルを設定し、その負荷レベルと各部屋の設定温度における負荷レベルとを合計して運転に加わる負荷の合計値を算出し、この負荷の合計値を基に扉の開放を検知してから報知手段を動作させるまでの時間を決定するようにしたものである。
本発明においては、扉センサーからの検知信号の入力により扉の開放を検知したときに、各部屋の設定温度、扉の開閉、圧縮機の運転、外気温度、各部屋の急冷の実施/未実施、霜取りの実施/未実施の各状態のうち、何れか2以上の状態に応じてそれぞれ負荷レベルを設定し、設定した負荷レベルを合計して運転に加わる負荷の合計値を算出し、この負荷の合計値を基に前記扉の開放を検知してから報知手段を動作させるまでの時間を決定するようにしている。これにより、冷蔵庫の運転状況により、扉を開けてから報知手段により報知するまでの時間を変化させることができ、冷蔵庫に与える負荷が重いときには、冷蔵庫の負荷が軽いときよりも、扉を開けてから報知するまでの時間を短くすることで、使用者に早く扉を閉めるように促すことができ、扉を早く閉めることで、消費電力量を低減することができるという効果がある。
本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の正面図。 同冷蔵庫の側断面図。 同冷蔵庫の操作パネルの正面図。 同冷蔵庫の制御装置のブロック図。 同冷蔵庫の扉開時の動作を示すフローチャート。 同冷蔵庫の各種負荷の総合負荷判定のフローチャート。 同冷蔵庫の各種負荷の第1の組み合わせの負荷判定のフローチャート。 同冷蔵庫の各種負荷の第2の組み合わせの負荷判定のフローチャート。 同冷蔵庫の設定温度による負荷レベルAの算出方法を示すフローチャート。 同冷蔵庫の扉の開閉回数による負荷レベルBの算出方法のフローチャート。 同冷蔵庫の扉の開時間による負荷レベルBの算出方法のフローチャート。 同冷蔵庫の扉の開閉回数と開時間による負荷レベルBの算出方法のフローチャート。 同冷蔵庫の圧縮機の回転数による負荷レベルCの算出方法のフローチャート。 同冷蔵庫の圧縮機の運転時間による負荷レベルCの算出方法のフローチャート。 同冷蔵庫の圧縮機の回転数と運転時間による負荷レベルCの算出方法のフローチャート。 同冷蔵庫の外気温度による負荷レベルDの算出方法のフローチャート。 同冷蔵庫の二段階の外気温度による負荷レベルDの算出方法のフローチャート。 同冷蔵庫の急冷実施による負荷レベルEの算出方法のフローチャート。 同冷蔵庫の霜取り実施による負荷レベルFの算出方法のフローチャート。
実施の形態.
図1は本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の正面図、図2は同冷蔵庫の側断面図、図3は同冷蔵庫の操作パネルの正面図、図4は同冷蔵庫の制御装置のブロック図である。
図1及び図2に示すように、冷蔵庫100は最上段に冷蔵室101を備えており、冷蔵室101は扉111を有している。その冷蔵室101の下には左側に製氷室102を、右側に切替室105を備えており、製氷室102は扉112を有しており、切替室105は扉(図示省略)を有している。
また、製氷室102及び切替室105の下には野菜室103を備えており、野菜室103は扉113を有している。その野菜室103の下には冷凍室104を備えており、冷凍室104は扉114を有している。
これら冷蔵室101〜冷凍室104には扉111〜114の開閉を検知する扉センサー7a〜7eが設けられている。なお、冷蔵室の101が開いた場合には冷蔵室101内の庫内灯(図示省略)を点灯させる。また、冷蔵室101〜冷凍室104にはそれぞれ温度センサ8a〜8eが設けられている。
さらに、図2に示すように、冷蔵庫101の背面側には、制御装置2、ファン5、冷却器3及び圧縮機4が設けられている。
冷却器3、圧縮機4等から構成される冷凍サイクルによって生成された冷気が、ファン5によって冷蔵庫内風路を循環し、冷蔵室101〜冷凍室104にそれぞれ設けられた温度センサー8a〜8eにより温度を検知し、制御装置2が温度センサー8a〜8eが検出した温度に基づいて設定した温度になるように、各室の風路に取り付けられた開閉弁(図示省略)の開け閉めを行い、ファン5や圧縮機4のON/OFF等の制御を行う。
図3に示すように、冷蔵室扉111に設けられた操作パネル1は、操作を行いたい部屋を選択するための部屋選択スイッチ11と、部屋選択スイッチ11によって選択した部屋の設定温度を変更する温度設定スイッチ12と、選択した部屋の急冷を行う急冷スイッチ13と、製氷の状態を切り替える製氷切替スイッチ14と、ユーザがこれらスイッチ11〜14の選択した結果を表示する表示部15と、外気温度を検知する外気温度センサ(図示省略)が設けられている。さらに、操作パネル1の表示部15には、扉が開いているので扉を閉じさせるための文字の液晶表示を行う扉開表示部15aが設けられている。
図4に示すように、制御装置2は冷蔵庫の制御を行うマイクロコントローラ21を備えている。そのマイクロコントローラ21には、各種設定状態や運転状態を記憶する記憶手段22が接続されており、さらに扉センサー7a〜7eと温度センサー8a〜8eが接続されていると共に、操作パネル1、圧縮機4、ファン5、扉が開いていることを音声で報知する音声手段9及び扉が開いていることを警告音で報知する警報音手段10が接続されている。
また、マイクロコントローラ21には、冷蔵庫100の扉の開いている時間をカウントする扉開時間タイマー23、圧縮機4の運転時間をカウントする運転時間タイマー24と、扉の開いた回数をカウントするカウント手段25と、圧縮機4の回転数を検知する回転数検知手段26が接続されている。
次に、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫について、扉を長時間開けた場合の動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1において、マイクロコントローラ21は扉センサー7a〜7eの検出信号から扉が開いているかどうかの判定を行う。ここに扉が開いているとは、冷蔵室101〜冷凍室104の扉111〜114のうち、いずれか一つの扉が開いていることをいう。
次に、扉が開いている場合は、扉開時間タイマー23が扉の開いている時間をカウントアップする(ステップS2)。
扉開時間タイマー23がカウントアップした扉の開いている時間が所定の時間T秒を経過しているかの判定をマイクロコントローラ21が行い(ステップS3)、所定の時間T秒を経過していない場合は、ステップS1に戻る。また、所定の時間T秒を経過した場合は、ステップS4に移行し、マイクロコントローラ21が音声手段9を動作させて扉が開いていることを示す音声を発生させ、警報音手段10を動作させて扉が開いていることを示す警報音を発生させると共に、扉開表示部15aに扉が開いているので扉を閉めて下さいの表示を行わせる(ステップS4)。
このように、警報音・音声や表示を発生した後は、一度タイマをリセットし(ステップS5)、再びステップS1に戻ることで、扉が開き続けた場合、T秒経過毎に、警報音・音声や表示を発生させる。途中扉が閉じられた場合は、タイマをリセットし(ステップS6)、扉が開いている場合の処理を終了する。
図5のフローチャートでは、警報音・音声や表示の発生により、使用者に扉が開いていることを報知しているが、これらいずれか一つの報知であってもよく、これに限らず、光や画像等の表示を点灯・点滅させることで報知するようにしてもよい。
次に、警報音・音声や表示を発生するまでの時間:T秒の決定の方法を図6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS11において、ユーザが操作パネル1において、設定した各部屋の設定温度により、負荷レベルAを算出する。
次に、扉の開閉による負荷レベルBの算出を行う(ステップS12)。続けて、圧縮機の運転状態による負荷レベルC(ステップS13)、外気温度による負荷レベルD(ステップS14)、急冷実施/未実施による負荷レベルE(ステップS15)、霜取り実施/未実施による負荷レベルF(ステップS16)の算出をそれぞれ行う。
各要因による負荷レベルの算出を行った後、負荷レベルA〜Fの合計を冷蔵庫100の負荷レベルαとする(ステップS17)。
冷蔵庫100の負荷レベルαが所定の値(例えば−3)未満の場合(ステップS18)は、負荷「極小」と判定し、T=90秒とする(ステップS19)。負荷レベルαが−3以上の場合は、次の所定の値(例えば0)より小さいか判定を行い(ステップS20)、0未満の場合は、負荷「小」と判定し、Tを90秒より短い時間(例えば60秒)とする(ステップS21)。
0以上の場合は、次の所定の値(例えば3)より小さいかの判定を行い(ステップS22)、3未満の場合は負荷「中」と判定し、Tを60秒より短い時間(例えば40秒)とする(ステップS23)。3以上の場合は負荷「大」と判定し、Tを40秒より短い時間(例えば20秒)とする(ステップS24)。
図5では、負荷レベルA〜Fの6つの要因を全て冷蔵庫の負荷レベルαの判定材料としているが、これに限らず、図7に示すように例えば、各部屋の設定温度による負荷レベルAと扉による負荷レベルBの特定の要因から冷蔵庫100の負荷レベルαを算出してもよい。
この場合、ステップS11、S12から負荷レベルA、Bの合計を冷蔵庫100の負荷レベルαとする(ステップ17)にいき、以降はステップS18〜ステップS26に至る。
即ち、冷蔵庫100の負荷レベルαが所定の値(例えば−3)未満の場合(ステップS18)は、負荷「極小」と判定し、T=120秒とする(ステップS19)。負荷レベルαが−3以上の場合は、次の所定の値(例えば0)より小さいか判定を行い(ステップS20)、0未満の場合は、負荷「小」と判定し、Tを120秒より短い時間(例えば90秒)とする(ステップS21)。
0以上の場合は、次の所定の値(例えば3)より小さいかの判定を行い(ステップS22)、3未満の場合は負荷「中」と判定し、Tを90秒より短い時間(例えば60秒)とする(ステップS23)。3以上の場合は次の所定の値(例えば6)より小さいかの判定を行い(ステップS24)、6未満の場合は負荷「大」と判定し、Tを60秒より短い時間(例えば40秒)とする(ステップS25)。6以上の場合は、負荷「大」と判定し、Tを40秒より短い時間(例えば20秒)とする(ステップS26)。
また、図7では、負荷レベルの判定段階を4段階に区別しているが、これに限らず、任意の段階で区別してもよい。
また、図6では負荷レベルA、B、C、D、Eの順序で算出を行っているが、これに限らず、各要因による負荷レベルの算出順序は任意の順序としてもよい。図8に示すように、例えば、外気温度による負荷レベルD、急冷による負荷レベルE、扉による負荷レベルBの特定の要因から冷蔵庫100の負荷レベルαを算出してもよい。
この場合、ステップS11、S12、S17から負荷レベルD、E、Bの合計を冷蔵庫100の負荷レベルαとする(ステップS17)にいき、以降は図6と同様にステップS18〜ステップS24に至る。
また、冷蔵庫の冷却への影響を明確に報知するために、決定した負荷レベルに応じて、警報音のパターン、音色を変更するとなお効果的であるし、表示にて報知する場合には、表示内容やパターンを変更すると、なお効果的である。
次に、各要因による負荷レベルの算出方法を説明する。
まず、各部屋の設定温度による負荷レベルの算出であるステップS11の詳細について図9のフローチャートに基づいて説明する。
冷蔵室101の設定温度は弱(高温)から強(低温)まで数段階(例えば3段階)で選択することが可能であり、ユーザが選択した設定温度が中(真ん中の設定)より低いかどうかの判定をマイクロコントローラ21で行う(ステップS11−1)。低い場合は冷蔵室をより低温にしなければならないため、負荷レベルAを+1する(ステップS11−2)。低くない場合は、選択した設定温度が中より高いかどうかの判定を行う(ステップS11−3)。高い場合は冷蔵室をあまり冷却しなくてよいため、負荷レベルAを−1する(ステップS11−4)。高くない場合は、中を選択しているため、負荷レベルはそのままとする。
次に、切替室105の設定による判定を行う。切替室105は、切替室内の温度を約−18℃の「冷凍」設定、約−7℃の「ソフト冷凍」設定、約−1℃の「チルド」設定、約3℃の「冷蔵」設定と数段階(例えば4段階)に切り換えることが可能であり、ユーザが選択した切替室105の設定が「ソフト冷凍」より低いかの判定を行う(ステップS11−5)。低い場合(「冷凍」の場合)は切替室105をより低温にしなければならないため、負荷レベルAを+1する(ステップS11−6)。低くない場合は、選択した設定が「ソフト冷凍」より高いかの判定を行う(ステップS11−7)。高い場合は切替室105の冷却にあまり負荷がかからないため、負荷レベルAを−1する(ステップS11−8)。高くない場合は、「ソフト冷凍」を選択しているため、負荷レベルはそのままとする。図9では「ソフト冷凍」を基準にしているが、これに限らず、別の設定温度を基準にしてもよい。
次に、野菜室103、冷凍室104の設定温度の判定を行うが、野菜室103、冷凍室104の判定は、冷蔵室101の設定温度の判定と同様のため、ステップS11−9〜S11−16を図9に明示して説明を省略する。
各部屋の設定温度により算出した負荷レベルの合計を設定温度による負荷レベルAとする。例えば、冷蔵室「弱」、切替室「冷蔵」、野菜室「強」、冷凍室「中」と設定した場合は、設定温度による負荷レベルAは−1(=−1−1+1+0)となる。
図9では、すべての部屋の設定温度状況を設定温度による負荷レベルAの判定材料としているが、これに限らず、例えば、冷蔵室101と冷凍室104など、特定の部屋の設定温度状況だけを判定材料としてもよい。
また、どの部屋の設定温度に対しても負荷レベルAを±1しているが、これに限らず、例えば、冷蔵室100の設定温度を変更すると±2、冷凍室104の設定温度を変更すると±3といったように、各部屋毎に負荷レベルに重みをつけてもよい。
次に、扉による負荷レベルBの算出方法を図10のフローチャートに基づいて説明する。
まず、扉による負荷レベルBの算出を開始したら、霜取りを開始したかどうかの判定をマイクロコントローラ21で行う(ステップS12−1)。霜取りを開始した場合は、扉の開閉回数を0回にリセットし(ステップ12−2)、霜取りを開始していない場合は、そのまま次のステップに移行する。霜取りは約1日1回行っており、霜取り開始から次回霜取り開始までの、扉の開閉回数をカウントすることで、約1日の扉の開閉回数をカウントすることが可能となる。
次のステップでは、扉の開閉回数が所定の回数(例えば20回)を超えたかどうかの判定をマイクロコントローラ21がカウント手段25がカウントした回数から行う(ステップS12−3)。超えていた場合は、扉開閉による負荷が大きい判断し、扉による負荷レベルBを+1する。超えていない場合は、そのまま扉による負荷レベル判定を終了する。
図10では扉の開閉回数により、負荷レベルBの判定を行っているが、これに限らず、図11のフローチャートに示すように、扉の開いている時間により判定を行ってもよい。
まず、扉による負荷レベルBの算出を開始したら、霜取りを開始したかどうかの判定を行う(ステップS12−1)。霜取り開始した場合は、1回の扉の開時間が所定の時間(例えば20秒)を超えたかどうかの判定を行い(ステップS12−5、6)、超えていた場合は、扉による負荷レベルBを+1する(ステップS12−7)。
また、図11では1回の扉の開時間により判定を行っているが、例えば、霜取り開始から次回霜取り開始までの累積の扉開時間をカウントし、累積の扉開時間が所定の時間(例えば20分)を超えた場合に、扉による負荷レベルBを+1してもよい。また、図12のフローチャートに示すように、扉の開時間と開閉回数の両方を負荷レベルBの判定材料としてもよい。この場合、ステップS12−1、S12−2、S12−5、S12−3、S12−4、S12−6、S12−7を図12に明示して説明を省略する。
次に、圧縮機4による負荷レベルCの算出方法について図13のフローチャートに基づいて説明する。
まず、圧縮機4の回転数について回転数検出手段26の検出信号に基づいて圧縮機4が所定の回転数(例えば70rps)を超えているかどうかの判定をマイクロコントローラ21が行う(ステップS13−1)。70rpsを超えていた場合は、高回転で運転しているため、負荷大と判断し、圧縮機4による負荷レベルCを+1する(ステップS13−2)。70rpsを超えていない場合は、そのまま圧縮機4の負荷レベルCの算出を終了する。
図13のフローチャートでは、圧縮機4の回転数により負荷レベルCの判定を行っているが、これに限らず、図14のフローチャートに示すように、圧縮機4の1回の連続運転時間により、負荷レベルCの判定を行ってもよい。運転時間タイマー24がカウントする圧縮機4の連続運転時間が所定の時間(例えば3時間)を超えたかどうかの判定をマイクロコントローラ21で行い(ステップS13−3)、超えていた場合は、圧縮機4による負荷レベルCを+1する(ステップS13−4)。超えていない場合は、負荷小と判断し、そのまま圧縮機4の負荷レベルCの算出を終了する。また、図15に示すように、圧縮機4の回転数と連続運転時間の両方を負荷レベルCの判定材料としてもよい。この場合、ステップS13−1〜S13−4を図15に明示して説明を省略する。
次に、外気温度による負荷レベルDの算出方法について図16のフローチャートに基づいて説明する。
まず、外気温度センサ(図示省略)が検出した外気温度が所定の温度(例えば30℃)を超えたかどうかの判定をマイクロコントローラ21で行う(ステップS14−1)。超えていた場合は、外気による負荷大と判断し、外気による負荷Dを+1とする(ステップS14−2)。超えていない場合は外気による負荷は小さいと判断し、そのまま外気温度による負荷レベルDの算出を終了する。
図16のフローチャートでは、外気温度の判定値を1つしか設けていないが、これに限らず、図17のフローチャートに示すように、外気温度の判定値を2つ(もしくは2つ以上)設けてもよい。まず、外気温度が15℃を超えたかどうかの判定を行い(ステップS14−3)、15℃を超えた場合は、外気温度による負荷レベルDを+1する(ステップS14−4)。15℃を超えていない場合は、そのまま外気温度による負荷レベルDの算出を終了する。15℃を超えた場合は、次に、外気温度が30℃を超えたかどうかの判定を行い(ステップS14−5)、30℃を超えていた場合は、外気温度による負荷レベルDを更に+1する(ステップS14−6)。
次に、急冷実施による負荷レベルEの算出方法を図18のフローチャートに基づいて説明する。
まず、マイクロコントローラ21で冷蔵室101の急冷を実施しているかどうかの判定を行う(ステップS15−1)。これは部屋選択スイッチ11が冷蔵室101を選択し、急冷スイッチ13が急冷を選択しているかどうかで判定する。
急冷を行っている場合は、負荷レベルEを+1する(ステップS15−2)。次に、製氷室102、切替室105、野菜室103、冷凍室104とそれぞれの部屋について、同様に急冷を実施しているかどうかの判定を行い、実施している場合は、それぞれ負荷レベルEを+1する(ステップS15−3〜S15−11)。
各部屋の急冷実施状況より算出した負荷レベルの合計を急冷による負荷レベルEとする。例えば、冷蔵室101、切替室105、野菜室103の急冷を行った場合は、急冷による負荷レベルEは3(=1+1+1)となる(S15−12)。
図18のフローチャートでは、すべての部屋の急冷実施状況を急冷による負荷レベルEの判定材料としているが、これに限らず、例えば、冷蔵室101と冷凍室104など、特定の部屋の急冷状況だけを判定材料としてもよい。また、どの部屋の急冷を実施しても負荷レベルEを+1しているが、これに限らず、例えば、冷蔵室101の急冷を行うと+2、冷凍室104の急冷を行うと+3といったように、各部屋毎に負荷レベルに重みをつけてもよい。
次に、霜取り実施による負荷レベルFの算出方法を図19のフローチャートに基づいて説明する。
まず、霜取りを実施しているかどうかの判定をマイクロコントローラ21で行う(ステップS16−1)。霜取りを実施している場合は、霜取りによる負荷レベルFを+1する(ステップS16−2)。霜取りを実施していない場合は、負荷小と判断し、そのまま霜取り実施による負荷レベルFの算出を終了する。
以上のように本実施の形態では、各部屋の設定温度、扉の開閉状態、圧縮機4の運転状態、外気温度、急冷の実施/未実施、霜取りの実施/未実施により総合的に冷蔵庫の負荷レベルを判定し、負荷に合わせて、扉が開いてから警報音・音声や表示を発生するまでの時間Tを変化させることで、負荷が重い時には、負荷が軽いときに比べて、早く扉を閉めるよう促すことができる。また、扉を早く閉めることで、消費電力量を低減することができる。
1 操作パネル、2 制御装置、3 冷却器、4 圧縮機、5 ファン、6 製氷機、7a〜7e 扉センサー、8a〜8e 温度センサー、9 音声手段、10 警報音手段、11 部屋選択スイッチ、12 温度設定スイッチ、13 急冷スイッチ、14 製氷切替スイッチ、15 表示部、15a 扉開表示部、21 マイクロコントローラ、22 記憶手段、23 扉開時間タイマー、24 圧縮機の運転時間タイマー、25 扉のカウント手段、100 冷蔵庫、101 冷蔵室、102 製氷室、103 野菜室、104 冷凍室、105 切替室、111 冷蔵室扉、112 製氷室扉、113 野菜室扉、114 冷凍室扉。

Claims (12)

  1. 圧縮機を含む冷凍サイクルにより冷却される複数の部屋と、各部屋にそれぞれ設けられた扉と、各扉の開閉を検出する扉センサーと、扉の開放を報知する報知手段と、前記扉センサーの検出信号を受けて報知手段を動作させて扉の開放を報知するよう制御する制御手段とを備えた冷蔵庫において、
    前記各部屋として、冷蔵室、切替室、野菜室及び冷凍室があり、
    前記制御手段は、前記扉センサーからの検知信号の入力により扉の開放を検知したときに、前記冷蔵室、前記切替室、前記野菜室及び前記冷凍室のうち2以上の部屋に設定された設定温度に応じてそれぞれ負荷レベルを設定し、更に、前記扉の開閉、前記圧縮機の運転、外気温度、各部屋の急冷の実施/未実施及び霜取りの実施/未実施の各状態のうち、何れか以上の状態に応じて負荷レベルを設定し、当該負荷レベルと前記各部屋の設定温度における負荷レベルとを合計して運転に加わる負荷の合計値を算出し、この負荷の合計値を基に前記扉の開放を検知してから前記報知手段を動作させるまでの時間を決定することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 圧縮機を含む冷凍サイクルにより冷却される複数の部屋と、各部屋にそれぞれ設けられた扉と、各扉の開閉を検出する扉センサーと、扉の開放を報知する報知手段と、前記扉センサーの検出信号を受けて報知手段を動作させて扉の開放を報知するよう制御する制御手段とを備えた冷蔵庫において、
    前記制御手段は、前記扉センサーからの検知信号の入力により扉の開放を検知したときに、各部屋の設定温度、前記扉の開閉、前記圧縮機の運転、外気温度、各部屋の急冷の実施/未実施及び霜取りの実施/未実施の各状態に応じてそれぞれ負荷レベルを設定し、設定した負荷レベルを合計して運転に加わる負荷の合計値を算出し、この負荷の合計値を基に前記扉の開放を検知してから前記報知手段を動作させるまでの時間を決定することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記制御手段は、前記霜取りを実施しているときに、前記扉の開閉の回数が所定回数を超えると、当該扉の開閉における負荷レベルを設定することを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御手段は、前記霜取りを実施しているときに、前記扉の開時間が設定時間を超えると、当該扉の開閉における負荷レベルを設定することを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  5. 前記制御手段は、前記霜取りを実施しているときに、前記扉の開閉の回数が所定回数を超えると、前記扉の開閉における負荷レベルを設定し、更に、前記扉の開閉の回数が所定回数を超え、当該扉の開時間が設定時間を超えたときには、前記負荷レベルより高い負荷レベルを設定することを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  6. 前記制御手段は、前記圧縮機の回転数が設定回数を超えたときに、当該圧縮機の運転における負荷レベルを設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記制御手段は、前記圧縮機の運転が設定時間連続して行われたときに、当該圧縮機の運転における負荷レベルを設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記制御手段は、前記圧縮機の回転数が設定回数を超えたときに、当該圧縮機の運転における負荷レベルを設定し、更に、前記圧縮機の回転数が設定回数を超え、当該圧縮機の運転が設定時間連続して行われたときには、前記負荷レベルより高い負荷レベルを設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記制御手段は、前記外気温度が設定温度を超えたときに、当該外気温度における負荷レベルを設定することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記制御手段は、前記外気温度が第1の設定温度を超えたときに、当該第1の設定温度における負荷レベルを設定し、更に、前記外気温度が第1の設定温度を超え、第1の設定温度より高い第2の設定温度を超えたときには、前記負荷レベルより高い負荷レベルを設定することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記制御手段は、前記冷蔵室、前記切替室、前記野菜室及び前記冷凍室のうち、何れか1以上の部屋の急冷の実施の設定に応じて負荷レベルを設定することを特徴とする請求項〜10の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記制御手段は、前記霜取りを実施しているときに、当該霜取りの実施における負荷レベル設定することを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の冷蔵庫。
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