JP5433937B2 - ミラー装置 - Google Patents

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本発明は、一眼レフカメラに備えられ被写体光をファインダ装置及び測距装置へ導くミラー装置に関するものである。
従来、一眼レフカメラにおいては、撮影レンズから入射した被写体光をファインダ装置へ導くためのメインミラーが設けられ、撮影時には撮影光路から退避可能に構成されるクイックリターンミラー機構が採用されている。また、メインミラーは被写体光の一部を測距用(焦点検出用)の光として通過させ、その光をサブミラーで反射して測距(焦点検出)装置に導くように構成されている。ここで、メインミラーはファインダ装置に入射する被写体光を、サブミラーは測距装置に入射する被写体光を、それぞれ所望の位置に導くために、メインミラー及びサブミラーの角度調整機構が設けられている。特に、ファインダ装置には測光装置が設けられているのが一般的であり、被写体光の入射角度のズレが測光値のズレに影響することから、メインミラーについては、ミラーダウン状態(メインミラーを撮影レンズの光軸上に配置した状態)において、上下角度に加えて左右角度をも調整可能に構成されている。ここで、上下角度、左右角度とは、メインミラーがミラーダウン状態にあるときの、メインミラーの角度位置であって、上下角度(位置)とは、メインミラーの回転方向(回転軸を中心としてミラーアップ位置とミラーダウン位置とにメインミラーが回動する際の回動方向)における角度位置であり、左右角度(位置)とは、メインミラーのその回転軸の、撮影レンズの光軸に対する角度位置を示す。換言すれば、上下角度位置とは、撮影光路に対するメインミラーのピッチング方向の角度位置であり、左右方向とは、ヨーイング方向の角度位置である。また、ミラー駆動機構の高速化に伴う測距(焦点検出)時間短縮化のためにサブミラーのバウンド時間を低減する機構が提案されているが、このような機構に対応したミラー角度調整装置として、メインミラーの上下角度、サブミラーの上下角度を調整した後に、その角度関係を保ったままメインミラーの左右角度を調整可能な機構が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−345611号公報
ところで、特許文献1に記載の構成においては、サブミラーはメインミラー保持枠に揺動可能に支持されたサブミラー保持枠上に保持されているが、これらの構成ではサブミラーの左右角度を調整することは出来ない。この構成では、メインミラー保持枠に対するサブミラー保持枠の支持位置の部品製造過程における位置精度を確保することで、メインミラー面に対するサブミラーの左右角度を一定の製造誤差の範囲内で保証することになる。そして、カメラ組込状態でメインミラーの左右角度を調整することで、サブミラーの左右角度が一定の製造誤差範囲内に保たれる構成となっている。
しかしながら、近年では測距(焦点検出)エリアの多数化及び微小化に伴って測距装置の高精度化が求められ、撮影画面における測距位置のズレを低減するため、測距装置に入射する被写体光の入射位置のズレも少なくすることが求められている。
本発明の課題は、メインミラーに対して揺動可能に軸支されているサブミラーの左右角度の調整をメインミラーの左右角度の調整とは別に行なうことができるミラー装置を提供することである。
本発明のミラー装置は、撮影光路内に侵入するミラーダウン位置と前記撮影光路から退避するミラーアップ位置との間を移動可能な第1ミラー部材と、前記第1ミラー部材の両側面に設けられた第1及び第2の揺動支点に、少なくとも一方は偏芯軸部により構成される軸部により軸支され前記第1及び第2の揺動支点を中心として前記第1ミラー部材に対して揺動可能な第2ミラー部材と、前記第1及び第2の揺動支点の少なくとも一方の前記側面における位置を、前記偏芯軸部を用いて調整する調整機構と、前記軸部に入射する被写体光を遮る遮蔽部材と、を備えることを特徴とする。
本発明のミラー装置によれば、第1ミラー部材に対して揺動可能に軸支されている第2ミラー部材の左右角度の調整を第1ミラー部材の左右角度の調整とは別に行なうことができるため、測距装置に入射する被写体光の入射位置のズレを少なくして撮影画面における測距位置のズレを低減することができることから、測距装置において高精度の測距を行なうことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係るミラー装置を含むデジタルカメラ(撮像装置)について説明する。図1は本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの概略構成を模式的に示す断面図である。なお、以下の説明においては、各図中に示したXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。
図1に示すように、デジタルカメラCMは、カメラボディCB及びカメラボディCBに交換可能に装着される撮影レンズCLを備えて構成されている。カメラボディCBの上部には、ファインダ部FDが一体的に固定されている。カメラボディCBの内部にはCCDまたはCMOS等の撮像素子10が取り付けられている。撮像素子10は、光軸Lを有する撮影レンズCLを介した被写体光L1を撮像し画像信号に変換して出力する。撮像素子10の前面側には、遮光部材を機械的に駆動して露光時間を調節するためのメカニカルシャッタ11が設けられている。
ファインダ部FDは、撮影レンズCLや後述するクイックリターンミラー(以下、ミラー装置という。)RM等を介して形成される被写体の光学像を目視観察するための光学式のファインダであり、焦点板12、ペンタプリズム13、測光素子14、測光光学系15、接眼レンズ16等を備えて構成されている。従って、撮影者は被写体の光学像をファインダ部FDの観察窓17を介して目視することができる。
カメラボディCB内において、撮像素子10の前面側(メカニカルシャッタ11よりも更に前面側)のミラーボックス(50〜52)(図1においては一部不図示、図5参照)内には、ミラー装置RMが回動可能に軸支されている。ミラー装置RMのメインミラー18a(図2参照)を有する第1ミラー部材18の裏面側には、サブミラー19a(図2参照)を有する第2ミラー部材19が設けられている。ミラー装置RMは、図1中に実線で示すように、撮影レンズCLの撮影光路内に侵入するミラーダウン位置と、図1において破線で示すように、ミラーダウン位置から時計方向に回動して撮影光路から退避するミラーアップ位置との間を移動可能に構成されている。ミラー装置RMのメインミラー18aはその一部(中央部近傍)がハーフミラー、その余の部分が全反射ミラーとなっており、ミラー装置RMがミラーダウン位置にある状態で、撮影レンズCLからの光は、その殆どが該メインミラー18aによってファインダ部FD(焦点板12)側へ反射され、メインミラー18aのハーフミラー部を透過した一部の光は、サブミラー19aで反射される。サブミラー19aで反射された光は、ミラーボックス(52)の底部に設けられた位相差検出式のAF検出ユニット20に入射される。
図2に示すように、第1ミラー部材18は、メインミラー18aを保持枠18bにより保持して構成されており、第2ミラー部材19は、サブミラー19aを保持枠19bにより保持して構成されている。第1ミラー部材18の保持枠18bの両側面には、樹脂材料により形成された揺動支点(第1及び第2揺動支点)18c(図2においては−X側の揺動支点のみを示す。)が設けられており、それぞれの揺動支点18cには、軸穴部(図2においては−X側の軸穴部のみを示す。)18dが形成されている。また第2ミラー部材19の保持枠19bの両側面には、貫通穴19cが設けられ貫通穴19cの内周部には軸受け19dが設けられている。ここで軸受け19dが設けられることにより軸穴径の精度が確保される。偏芯ピン(軸部)30はサブミラー19aのヨーイング方向の位置を調節するためのものであり、−X側の貫通穴19cを介して−X側の軸穴部18dに圧入固定され、ピン(軸部)32は、+X側の貫通穴19cを介して+X側の軸穴部18dに圧入固定される。したがって、第2ミラー部材19は、偏芯ピン30及びピン32により第1ミラー部材18に対して揺動可能に軸支される。なお、第1ミラー部材18の−X側及び+X側には、それぞれトグルバネ34及び36が設けられている。トグルバネ34の一端部が第2ミラー部材19の側面に設けられたバネ掛部35に掛けられ、他端部が第1ミラー部材18の側面上部に掛けられている。また、トグルバネ36一端部が第2ミラー部材19の側面に設けられたバネ掛部37に掛けられ、他端部が第1ミラー部材18の側面部に掛けられている。これにより第2ミラー部材19は、偏芯ピン30及びピン32を軸としてミラーダウン状態では、第1ミラー部材18に対して開く方向に、またミラーアップ状態では、第1ミラー部材18に対して閉じる方向に付勢力が掛けられ、揺動支点18cにおける嵌合ガタを一方向に寄せて第2ミラー部材19の角度の安定化を図っている。
次に、図3を参照して、被写体光路に対する第2ミラー部材19の左右方向の角度調整(揺動支点18cのYZ平面方向における位置調整)、即ちカメラCMを正面(+X方向)から見た場合の被写体光路L1に対するサブミラー19aの左右方向(光路L1に対するヨーイング方向)の傾斜角度の調整について説明する。図3(a)はサブミラー19aの反射面に垂直な方向から見た図であり、第2ミラー部材19は第1ミラー部材18の揺動支点18cに偏芯ピン30及びピン32により軸支されている。ここで図3(b)は、図3(a)のA−A矢視図であり、被写体光路L1に対する第2ミラー部材19の左右(ヨーイング)方向の角度調整前の状態を示し、図3(c)は、A−A矢視図であり、被写体光路に対する第2ミラー部材19の左右(ヨーイング)方向の角度調整後の状態を示す。偏芯ピン30を回転させることにより、図3(c)に示すように、第1揺動支点(図に示す左側の揺動支点)を軸部である偏心ピン30の延びる方向(図3(b)のx方向)と交差する方向(図3ではz方向)にdだけ偏芯させることができる。これにより被写体光路L1に対する第2ミラー部材19の左右(ヨーイング)方向の角度調整を行なうことができる。
図4は、ミラー装置RMが閉じた状態(ミラーアップ位置にある状態)を裏面側(反射面とは反対側)から見た図である。図4に示すように、第2ミラー部材19の保持枠19bは第1ミラー部材18の揺動支点18cに偏芯ピン30及びピン32により軸支されている。ここで偏芯ピン30は、その先端部30aを−X方向に押すことにより揺動支点18cから抜き出すことができるように、その先端部30aが揺動支点18cから露出した状態で、軸穴部18dに圧入固定されている。また、ピン32は、その先端部32aを+X方向に押すことにより揺動支点18cから抜き出すことができるように、その先端部32aが揺動支点18cから露出した状態で、軸穴部18dに圧入固定されている。したがって、第2ミラー部材19を第1ミラー部材18に組み込んだ後に、第2ミラー部材19の交換が必要になった場合においても容易に第1ミラー部材18の保持枠18bから第2ミラー部材19の保持枠19bを取り外すことができる。
また、第1ミラー部材18の保持枠18bには、揺動支点18cから露出している偏芯ピン30の先端部30a及びピン32の先端部32aを覆い隠すための表面に反射防止処理が施された遮蔽部材40が貼り付けられている。ここで遮蔽部材40は、植毛紙またはポリウレタンなどの発泡形成部材などにより構成される。なお、遮蔽部材40は、偏芯ピン30の先端部30aを覆い隠す第1凸状部40a、ピン32の先端部32aを覆い隠すため第2凸状部40b及び第1凸状部40aと第2凸状部40bを連結する連結部40cを有し、偏芯ピン30の先端部30a及びピン32の先端部32aからの反射光の発生の低減を図ると共に、第1ミラー部材18の保持枠18bの−Z側の裏面からの反射光の発生の低減を図る。これによりミラーアップ状態のときに被写体光がもしピン30、32で反射することがあると発生する不要な反射光の発生を抑えることができ、このような不要な反射光が撮像素子10の撮像面に入射することを防止することができる。
図5は、実施の形態に係るミラー装置RMのミラーボックス内へ組付けの状態を示す斜視図である。図2に示すように、第1ミラー部材18に対して第2ミラー部材19を軸支してミラー装置の組み立てを行う。この状態で、図3(c)に示すように、偏芯ピン30を回転させて、第1揺動支点18cの軸部(30、32)の延びる方向(X方向)と交差する方向の位置を調整して、被写体光路L1に対する第2ミラー部材19の左右(ヨーイング)方向の角度調整を行う。その後、ミラー装置RMを側面基板(支持部材)50,51及び底部基板52により形成されるミラーボックス内に組み付ける。なお、側面基板51の外側面(+X側)には、調整基板53がビス54によって取り付けられている。ビス54が貫通する孔55には、上下方向の長孔が用いられ調整基板53の側面基板51への取付位置を上下方向に調整することができる。
調整基板53の側面基板51側の面には、旋回軸56aを軸として旋回できるようにレバー56が取り付けられている。レバー56には、キャッチピン57が設けられており、側面基板51に形成された切欠き部を通してミラーボックス内に突出している。レバー56の上端部と調整基板53との間にはバネ58が掛け渡されている。レバー56はバネ58によって時計回りに付勢され、下端部が調整基板53に設けられた偏芯ピン59に当接している。
第1ミラー部材18の保持枠18aは、その上部がミラー軸60により側面基板50に軸支されると共にミラー軸61により調整基板53を介して側面基板51に軸支されている。したがって、第1ミラー部材18は、ミラー軸60、61を揺動軸として揺動することができる。
第1ミラー部材18を位置決めする位置決めピン62及び第2ミラー部材19の揺動動作を規定するカムピン63は、それぞれ側面基板51に形成された孔を貫通して調整基板53に取り付けられている。第2ミラー部材19の保持枠19bの上端部分にはカム部19e(図2参照)が形成され、そのカム部19eにはカムピン63が係合している。したがって、第1ミラー部材18を揺動させると、カム部19eのカム面がカムピン63にガイドされて、第2ミラー部材19が第1ミラー部材18に対して揺動する。
ミラーボックス内にミラー装置RMを組み付けた状態で、各ミラー部材18,19の角度調整を行なう場合には、第1ミラー部材18の角度調整を行い、その後、第2ミラー部材19の角度調整を行なう。即ち、先ず被写体光路L1に対する第1ミラー部材18の左右方向の角度調整、即ちカメラCMを正面から見た場合の被写体光路L1に対するメインミラー18aの左右(ヨーイング)方向の傾斜角度の調整を行なう。この場合には、ミラー軸60に対するミラー軸61の上下位置を調整する。ここで、ミラー軸61の上下位置を調整する場合には、ビス54を緩めてミラー軸61が固定されている調整基板53を側面基板51に対して上下に移動させる。上下位置が決定したならば、ビス54を締めて調整基板53を側面基板51に固定する。
次に、第1ミラー部材18の被写体光路L1に対する上下(ピッチング)方向の角度調整、即ちカメラCMを正面から見た場合の被写体光路L1に対するメインミラー18aの上下(ピッチング)方向の傾斜角度の調整を行なう。この場合には、偏芯ピン機構を有する位置決めピン62を調整して第1ミラー部材18の上下(ピッチング)方向の傾きを調整する。
次に、被写体光路に対する第2ミラー部材19の上下方向の角度調整、即ちカメラCMを正面から見た場合の被写体光路L1に対するサブミラー19aの上下(ピッチング)方向の傾斜角度の調整を行なう。この場合には、偏芯ピン59でキャッチャーピン57の位置をずらして第2ミラー部材19の上下(ピッチング)方向の傾きを調整する。更に、再度、被写体光路L1に対する第2ミラー部材19の左右方向の傾きを調整する。この場合には、側面基板50の偏芯ピン30に対向する位置に設けられている貫通穴である調整用穴50aから偏芯ピン30を回転させるための調整具70を挿入し、偏芯ピン30を回転させて第2ミラー部材19の左右(ヨーイング)方向の傾きを調整する。
本実施の形態に係るミラー装置によれば、第1ミラー部材に対して揺動可能に軸支されている第2ミラー部材の左右角度の調整を第1ミラー部材の左右角度の調整とは別に行なうことができるため、測距装置に入射する被写体光の入射位置のズレを少なくして撮影画面における測距位置のズレを低減することができることから、測距装置において高精度の測距を行なうことができる。また、ミラーボックス内へミラー装置を組み込んだ後においても、第2のミラー部材の左右角度の調整を行なうことができる。
なお、本実施の形態では、第2ミラー部材19の保持枠19aを第1ミラー部材18の保持枠18aに偏芯ピン30及びピン32により軸支しているが、一本のミラー軸で第2ミラー部材19の保持枠19aを第1ミラー部材18の保持枠18aに軸支するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、偏芯ピン30を用いて、第1揺動支点の軸部の延びる方向と交差する方向の位置を調整しているが、ピン32を偏芯ピンに変更し、偏芯ピン30、32を用いて、第1揺動支点及び第2揺動支点の位置を軸部の延びる方向と交差する反対方向にそれぞれ移動させ、第2ミラー部材の左右(ヨーイング)方向の角度を調整するようにしてもよい。この場合には、第1揺動支点及び第2揺動支点の個々の偏芯量を小さくすることができる。
また、本実施の形態では、偏芯ピン30を用いて、第1揺動支点の軸部の延びる方向と交差する方向の位置を調整しているが、第1揺動支点の位置を、軸部の延びる方向と交差する方向にスライド可能な機構を用いて、第1揺動支点の位置を調整してもよい。
また、本実施の形態では、第1揺動支点及び第2揺動支点の軸穴部に偏芯ピン30及びピン32を圧入固定して第1ミラー部材に対して第2ミラー部材を軸支しているが、第1揺動支点及び第2揺動支点の軸穴部に偏芯ピン30及びピン32を接着固定することにより第1ミラー部材に対して第2ミラー部材を軸支してもよい。
また、本実施の形態では、第1ミラー部材の第1及び第2の揺動支点を樹脂材料により形成しているが、第1ミラー部材の全体を樹脂材料により形成するようにしてもよい。
なお、本発明は、デジタルカメラに限らず、一眼レフタイプのカメラであればフィルム式カメラにも適用可能である。
実施の形態に係るデジタルカメラの概略構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態にかかるミラー装置を構成する第1ミラー部材及び第1ミラー部材の組付けの状態を示す斜視図である。 実施の形態にかかるミラー装置の第1ミラー部材に対する第2ミラー部材の左右方向の角度調整を説明するための図である。 実施の形態にかかるミラー装置のミラーボックス内へ組付けの状態を示す斜視図である。 実施の形態にかかるミラー装置の裏面に貼り付けられる遮蔽部材を説明するための図である。
符号の説明
CM・・・デジタルカメラ、CB・・・カメラボディ、CL・・・撮影レンズ、FD・・・ファインダ部、RM・・・ミラー装置、10・・・撮像素子、11・・・メカニカルシャッタ、12・・・焦点板、13・・・ペンタプリズム、14・・・測光素子、15・・・測光光学系、16・・・接眼レンズ、17・・・観察窓、18・・・第1ミラー部材、18a・・・メインミラー、18c・・・揺動支点、19・・・第2ミラー部材、19a・・・サブミラー、20・・・AF検出ユニット、30・・・偏心ピン、40・・・遮蔽部材、50,51・・・側面基板、50a・・・調整用穴、53・・・補助基板。

Claims (5)

  1. 撮影光路内に侵入するミラーダウン位置と前記撮影光路から退避するミラーアップ位置との間を移動可能な第1ミラー部材と、
    前記第1ミラー部材の両側面に設けられた第1及び第2の揺動支点に、少なくとも一方は偏芯軸部により構成される軸部により軸支され前記第1及び第2の揺動支点を中心として前記第1ミラー部材に対して揺動可能な第2ミラー部材と、
    前記第1及び第2の揺動支点の少なくとも一方の前記側面における位置を、前記偏芯軸部を用いて調整する調整機構と、
    前記軸部に入射する被写体光を遮る遮蔽部材と、
    を備えることを特徴とするミラー装置。
  2. 前記第1ミラー部材の少なくとも前記第1及び第2の揺動支点を樹脂材料で形成し、
    前記第2ミラー部材は、前記第1及び第2の揺動支点に設けられた軸穴部に圧入固定された前記軸部により軸支されていることを特徴とする請求項1記載のミラー装置。
  3. 前記遮蔽部材を前記第1ミラー部材の反射面とは反対側に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のミラー装置。
  4. 前記遮蔽部材は、その表面に反射防止処理が施されていることを特徴とする請求項3記載のミラー装置。
  5. 前記第1ミラー部材を支持する支持部材を更に備え、
    前記支持部材は、前記第1ミラー部材の前記調整機構に対向する位置に、前記調整機構の調整を行う調整具が貫通するための穴を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のミラー装置。
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