JP5431448B2 - ビーコン信号を用いたシグナリングメッセージの送信 - Google Patents

ビーコン信号を用いたシグナリングメッセージの送信 Download PDF

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Description

本出願は、“ORTHOGONAL RESOURCE UTILIZATION MESSAGE(RUM) DESIGN”(直交リソース利用メッセージ(RUM)設計)という題名を有し、ここの譲受人に割り当てられており、引用されることによってここに組み入れられている、米国仮特許出願一連番号第61/040,489号(出願日:2008年3月28日)に対する優先権を主張するものである。
本開示は、概して、通信に関するものである。本開示は、より具体的には、無線通信ネットワークにおいてシグナリングメッセージを送信及び受信するための技法に関するものである。
様々な通信サービス、例えば、音声、映像、パケットデータ、メッセージ伝送、ブロードキャスト、等、を提供することを目的として無線通信ネットワークが広範囲にわたって配備されている。これらの無線ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであることができる。該多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワークと、時分割多元接続(TDMA)ネットワークと、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワークと、直交FDMA(OFDMA)ネットワークと、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワークと、を含む。
無線通信ネットワークは、複数のユーザ装置(UE)のための通信をサポートすることが可能な複数の基地局を含むことができる。基地局は、様々な目的でUEにシグナリングメッセージを送信することができる。UEも、様々な目的で基地局にシグナリングメッセージを送信することができる。シグナリングメッセージは、基地局とUEとの間における通信をサポートするのに有用であることができる。シグナリングメッセージを効率的に及び信頼できる形で送信するのが望ましい。
ここにおいては、無線通信ネットワークにおいてシグナリングメッセージを送信するための技法が説明される。一態様において、シグナリングメッセージ(例えば、干渉低減要求)は、ビーコン信号を用いて送信することができる。ビーコン信号は、リソースエレメント(resource element)において送信される変調シンボルでではなく、信号のために用いられる特定のリソースエレメントによって情報が搬送される信号である。前記ビーコン信号のために用いられる前記リソースエレメントは、前記ビーコン信号において送信される情報に基づいてリソースエレメントのグループから選択することができる。典型的には、前記選択されたリソースエレメントに関しては高電力が用いられ、選択されないリソースエレメントに関しては低電力を用いるか又は電力を用いないことができる。
一設計においては、送信局は、シグナリングメッセージ、例えば前記送信局に対する干渉を低減させるように少なくとも1つの干渉中の局に要求する干渉低減要求、を生成することができる。前記送信局は、前記シグナリングメッセージを少なくとも1つの情報シンボルにマッピングすることができ、そして複数(マルチプル)の符号シンボルを得るためにブロック符号に従って前記少なくとも1つの情報シンボルを符号化することができる。前記送信局は、前記複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択することができる。前記送信局は、前記選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有しそして残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成することができる。前記送信局は、少なくとも1つの受信局に前記ビーコン信号を送信することができる。
前記複数のリソースエレメントを用いてリソースエレメントの複数の組を形成することができ、各符号シンボルに関して1つのリソースエレメント組である。一設計においては、各符号シンボルは、1つのシンボル期間において周波数上で(across frequency)送信することができる。この設計においては、リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間において複数の副搬送波を網羅することができる。前記複数の副搬送波のうちの1つは、各シンボル期間において、そのシンボル期間に送信すべき符号シンボルに基づいて選択することができる。他の設計においては、各符号シンボルは、1つの副搬送波で時間にわたって(across timeで)送信することができる。この設計においては、リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅することができる。各副搬送波における前記複数のシンボル期間のうちの1つは、その副搬送波において送信すべき符号シンボルに基づいて選択することができる。
本開示の様々な態様及び特徴が以下においてさらに詳細に説明される。
無線通信ネットワークを示した図である。 干渉軽減を伴うダウンリンクデータ送信を示した図である。 干渉軽減を伴うアップリンクデータ送信を示した図である。 シグナリングメッセージのために予約された周波数リソースを示したである。 シグナリングメッセージのために予約された周波数リソースを示したである。 周波数にわたるビーコン信号の送信を示した図である。 ビーコン信号の有無を検出するためのプロセスを示した図である。 時間にわたるビーコン信号の送信を示した図である。 非同期動作とのシンボルタイミングの不整合を示した図である。 送信局及び受信局に関するタイミング図である。 シンボルタイミングの不整合に対処するためのシンボルの繰り返しを示した図である。 ビーコンシンボルの繰り返しを有するタイミング図である。 無線ネットワークにおいてシグナリングを送信するためのプロセスを示した図である。 無線ネットワークにおいてシグナリングを送信するための装置を示した図である。 無線ネットワークにおいてシグナリングを受信するためのプロセスを示した図である。 無線ネットワークにおいてシグナリングを受信するための装置を示した図である。 基地局及びUEのブロック図である。
ここにおいて説明される技法は、様々な無線通信ネットワーク、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA及びその他のネットワーク、に関して用いることができる。“ネットワーク”及び“システム”という用語は、しばしば互換可能な形で用いられる。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、等の無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)と、CDMAのその他の変形と、を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95及びIS−856規格を網羅する。TDMAネットワークは、グローバル移動通信システム(GSM(登録商標))等の無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、EvolvedUTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)、等の無線技術を実装することができる。UTRA及びE−UTRAは、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)及びLTE−Advanced (LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリース版である。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A及びGSMは、“第3世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)という名称の組織から発行された文書において説明されている。cdma2000及びUMBは、“第3世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)という名称の組織から発行された文書において説明されている。ここにおいて説明される技法は、上述される無線ネットワーク及び無線技術、及びその他の無線ネットワーク及び無線技術のために用いることができる。
図1は、無線通信ネットワーク100を示し、幾つかの基地局110と、その他のネットワークエンティティと、を含むことができる。基地局は、UEと通信する局であることができ、ノードB、evolved NodeB(eNB)、アクセスポイント、等と呼ばれることもある。各基地局110は、特定の地理上のエリアのための通信カバレッジを提供することができる。用語“セル”は、カバレッジエリアにサービスを提供する基地局及び/又は基地局サブシステムのこのカバレッジエリアを意味することができる。
基地局は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、等のための通信カバレッジを提供することができる。マクロセルは、相対的に大きな地理上のエリア(例えば、半径数キロメートル)を網羅することができ、サービス契約を有するUEによる無制限のアクセスを許可することができる。ピコセルは、相対的に小さい地理上のエリアを網羅することができ、サービス契約を有するUEによる無制限のアクセスを許可することができる。フェムトセルは、相対的に小さい地理上のエリア(例えば家庭)を網羅することができ、フェムトセルと関連するUEによる制限されたアクセスを許可することができる。マクロセルのための基地局は、マクロ基地局と呼ぶことができる。ピコセルのための基地局は、ピコ基地局と呼ぶことができる。フェムトセルのための基地局は、フェムトセル基地局又はホーム基地局と呼ぶことができる。
図1に示される例において、基地局110a、110b及び110cは、それぞれマクロセル102a、102b及び102cのためのマクロ基地局であることができる。基地局110xは、ピコセル102xのためのピコ基地局であることができる。基地局110yは、フェムトセル102yのためのフェムト基地局であることができる。ピコセル及びフェムトセルは、(例えば図1に示される)マクロセル内に位置することができ及び/又はマクロセルと重なり合うことができる。
無線ネットワーク100は、中継局、例えば中継局110z、を含むこともできる。中継局は、上流局からのデータ及び/又はその他の情報の送信を受信し、そのデータ及び/又はその他の情報の送信を下流局に送る局である。ネットワークコントローラ130は、一組の基地局に結合し、これらの基地局のための調整及び制御を提供することができる。ネットワークコントローラ130は、単一のネットワークエンティティ又はネットワークエンティティの集合であることができる。
UE120は、無線ネットワーク100全体に分散させることができ、各UEは、静止型又は移動型であることができる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局、等と呼ばれることもある。UEは、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、無線ローカルループ(WLL)局、等であることができる。UEは、ダウンリンク及びアップリンクを介して基地局と通信することができる。ダウンリンク(又は順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを意味し、アップリンク(又は逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを意味する。UEは、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、中継局、等と通信することができる。図1において、2つの矢印を有する実線は、UEとサービスを提供する基地局との間における希望される送信を示し、サービスを提供する基地局は、ダウンリンク及び/又はアップリンクにおいてUEにサービスを提供するように指定された基地局である。2つの矢印を有する破線は、UEと基地局との間において干渉している送信を示す。
無線ネットワーク100は、マクロ基地局のみを含む同種ネットワークであることができる。無線ネットワーク100は、異なるタイプの基地局、例えばマクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、中継局、等を含む異種ネットワークであることもできる。これらの異なるタイプの基地局は、無線ネットワーク100において異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、及び干渉に対する異なる影響を有することがある。例えば、マクロ基地局は、高い送信電力レベル(例えば20ワット)を有することができ、他方、ピコ基地局及びフェムト基地局は、それよりも低い送信電力レベル(例えば1ワット)を有することができる。ここにおいて説明される技法は、同種ネットワーク及び異種ネットワークのために用いることができる。
無線ネットワーク100は、同期ネットワーク又は非同期ネットワークであることができる。同期ネットワークにおいては、基地局は、同じフレームタイミングを有することができ、異なる基地局からの送信を時間的に整合させることができる。非同期ネットワークにおいては、基地局は、異なるフレームタイミングを有することができ、異なる基地局からの送信を時間的に整合させることができない。ここにおいて説明される技法は、同期ネットワーク及び非同期ネットワークのために用いることができる。
無線ネットワーク100は、直交周波数分割多重(OFDM)及び/又は単一搬送波周波数分割多重(SC−FDM)を利用することができる。例えば、無線ネットワーク100は、ダウンリンクにおいてOFDM及びアップリンクにおいてSC−FDMを利用するLTEネットワークであることができる。OFDM及びSC−FDMは、システム帯域幅を複数(NFFT)の副搬送波に分割し、これらは、トーン、ビン、等と呼ぶことができる。隣接する副搬送波間の間隔は、固定することができ、及び副搬送波の総数(NFFT)は、システム帯域幅に依存することができる。例えば、NFFTは、1.25、2.5、5、10又は20MHzのシステム帯域幅に関してそれぞれ128、256、512、1024又は2048であることができる。
UEは、干渉電力が希望される信号電力よりも高いことを特徴とする強干渉シナリオにおいて、サービスを提供する基地局と通信することができる。ダウンリンクにおいては、UEは、1つ以上の干渉する基地局からの高い干渉を受ける可能性がある。アップリンクにおいては、サービスを提供する基地局は、1つ以上の干渉するUEからの高い干渉を受ける可能性がある。強干渉シナリオは、範囲の拡大に起因することがあり、それは、UEがUEによって検出された複数の基地局の中でより低い経路損失及びより低いジオメトリ(geometry)を有する基地局に接続するシナリオである。例えば、図1のUE120xは、より低い経路損失及びより低いジオメトリを有するピコ基地局110xと通信することができ及びマクロ基地局110bから高い干渉を受ける可能性がある。これは、無線ネットワークに対する干渉を低減させてUEのための所定のデータレートを達成させるのに望ましいことがある。強干渉シナリオは、制限された関連性に起因することもあり、それは、UEがアクセスが制限された強い基地局に接続することができずアクセスが制限されないより弱い基地局に接続することができるシナリオである。例えば、図1のUE120yは、フェムト基地局110yに接続することができず、マクロ基地局110cに接続することができる。UE120yは、フェムト基地局110yから高い干渉を受ける可能性があり及びこの基地局に対して高い干渉を引き起こす可能性もある。
データ送信の性能を向上させるために所定のリンクにおいて干渉を軽減(例えば、回避又は低減)するために干渉軽減を用いることができる。干渉軽減は、セル分割利得を提供するために用いることもできる。例えば、マクロ基地局は、異なるEUに対して同時にサービスを提供するために複数のピコ基地局によって用いることができるリソースを予約することができる。干渉軽減に関して、干渉する局は、対象となる局のための希望される送信に関してより高い受信信号の品質を達成できるように送信電力を無効にする(blank)又は低減させることができ又は送信をビーム誘導(beamsteer)することができる。ここでの説明においては、局は、基地局、UE、中継局、等であることができる。受信された信号の品質は、信号対雑音対干渉比(SINR)又はその他のメトリックによって定量化することができる。
図2は、干渉軽減を伴うダウンリンクデータ送信方式200の設計を示す。サービスを提供する基地局は、UEに送信するデータを有することができ及びUEがダウンリンクにおいて高い干渉を受けているのを知っていることができる。例えば、サービスを提供する基地局は、UEからパイロット測定報告を受信することができ、これらの報告は、強力な干渉する基地局を示す及び/又は識別することができる。サービスを提供する基地局は、干渉軽減トリガをUEに送信することができる。このトリガは、ダウンリンクにおいて干渉を低減させることを干渉中の基地局に要求するようにUEに促すことができる。このトリガは、干渉を低減させる対象となる特定のリソース、要求の優先度、及び/又はその他の情報を搬送することも可能である。
UEは、サービスを提供する基地局から干渉軽減トリガを受信することができ及び干渉低減要求を送信することができる。干渉低減要求は、リソース利用メッセージ(RUM)と呼ぶこともできる。UEは、干渉低減要求を(i)強力な干渉する基地局のみに対するユニキャストメッセージとして又は(ii)すべての近隣基地局に対するブロードキャストメッセージとして送信することもできる。干渉低減要求は、指定されたリソースにおける干渉を低減させるように干渉する基地局に要求することができ及び要求の優先度、UEに関する目標とする干渉レベル、及び/又はその他の情報を搬送することもできる。
干渉する基地局は、干渉低減要求をUEから受信することができ及びその要求を受け入れる又は拒否することができる。要求が受け入れられた場合は、干渉する基地局は、UEに対する干渉を低減させるために送信電力を調整すること及び/又は送信をステアリングすることができる。一設計において、干渉する基地局は、様々な要因、例えばバッファ状態、要求の優先度、UEの目標となる干渉レベル、等、に基づいて指定されたリソースにおいて用いる送信電力レベルPを決定することができる。干渉する基地局は、Ppdpの電力レベルで電力決定パイロットを送信することができ、ここで、Ppdpは、Pに等しいこと又はPのスケーリングされた値であることができる。
UEは、すべての干渉する基地局及びサービスを提供する基地局から電力決定パイロットを受信することができる。UEは、受信されたパイロットに基づいて指定されたリソースのSINRを推定し、SINR推定値に基づいてチャネル品質インジケータ(CQI)情報を決定し、及びサービスを提供する基地局にCQI情報を送信することができる。
サービスを提供する基地局は、UEからCQI情報を受信することができ及び割り当てられたリソースにおけるデータ送信のためにUEをスケジューリングすることができ、割り当てられたリソースは、指定されたリソース全部又は部分組を含むことができる。サービスを提供する基地局は、CQI情報に基づいて変調及び符号化方式(MCS)を選択することができ及び選択されたMCSに従ってデータパケットを処理することができる。サービスを提供する基地局は、ダウンリンク(DL)許可を生成することができ、割り当てられたリソース、選択されたMCS、等を含むことができる。サービスを提供する基地局は、ダウンリンク許可及びパケット送信をUEに送ることができる。UEは、ダウンリンク許可及びパケット送信を受信することができ及び選択されたMCSに従って受信された送信を復号することができる。次に、UEは、パケットがUEによって正確に又は誤って復号されたかどうかを示すことができる肯定応答(ACK)情報を生成することができ、サービスを提供する基地局にACK情報を送信することができる。
図3は、干渉軽減を伴うアップリンクデータ送信方式300の設計を示す。UEは、サービスを提供する基地局に送信するデータを有することができ及びリソース要求を送信することができる。リソース要求は、要求の優先度、UEによって送信すべきデータの量、等を示すことができる。サービスを提供する基地局は、リソース要求を受信することができ及び特定のリソースにおけるUEの送信能力を要求する送信能力要求をUEに送信することができる。サービスを提供する基地局は、特定のリソースにおける干渉を低減させるように干渉するUEに対して要求する干渉低減要求を送信することもできる。サービスを提供する基地局は、干渉低減要求を(i)強力に干渉するUEのみに対するユニキャストメッセージとして又は(ii)すべての干渉するUEに対するブロードキャストメッセージとして送信することができる。
UEは、サービスを提供する基地局から送信能力要求を受信することができ、また近隣基地局から干渉低減要求を受信することもできる。UEは、近隣基地局からの干渉低減要求に基づいて指定されたリソースにおいて用いることができる送信電力レベルを決定することができる。UEは、電力決定パイロットを介してこの送信電力レベルを搬送することができる。
サービスを提供する基地局は、UEから及び干渉するUEから電力決定パイロットを受信することができる。サービスを提供する基地局は、受信されたパイロットに基づいて指定されたリソースのSINRを推定することができ及びSINR推定値に基づいてUEのためのMCSを選択することができる。サービスを提供する基地局は、選択されたMCS、割り当てられたリソース、割り当てられたリソースのために用いる送信電力レベル、等を含むことができるアップリンク許可を生成及び送信することができる。UEは、アップリンク許可を受信し、選択されたMCSに従ってパケットを処理し、及び割り当てられたリソースにおいてパケット送信を送ることができる。サービスを提供する基地局は、UEからのパケット送信を受信し、受信された送信を復号し、復号結果に基づいてACK情報を決定し、及びACK情報をUEに送信することができる。
図2及び3に示されるように、干渉軽減をサポートするために様々なシグナリングメッセージをダウンリンク及びアップリンクにおいて送信することができる。各シグナリングメッセージは、あらゆるタイプの情報を含むことができる。例えば、干渉低減要求は、以下の情報の一部又は全部を含むことができる。
・リソースインデックス−より低い干渉が要求されるリソースを識別する
・優先度レベル−干渉低減要求の優先度を示す
・空間フィードバック情報−送信元から離れるようにビーム誘導するために用いられる
・送信機アイデンティティ(ID)−干渉低減要求の送信元を識別する
干渉低減要求は、異なる及び/又は追加の情報を含むこともできる。
特定のタイプのシグナリングメッセージ(例えば干渉低減要求)を、そのタイプのシグナリングメッセージを送信するために予約可能なリソースにおいて送信することができる。リソースは、様々な方法で予約することができる。一設計においては、予約されたリソースは、常時利用可能であることができる周波数リソースを備えることができる。この設計は、非同期ネットワークのために特に利用可能である。他の設計においては、予約されたリソースは、特定の時間リソースと周波数リソースとを備えることができる。この設計は、同期ネットワークのためにより利用可能である。
図4Aは、特定のタイプのシグナリングメッセージ、例えば干渉低減要求、を送信するための周波数リソースを予約する設計を示す。この設計においては、シグナリングメッセージを送信するために一組の隣接する副搬送波を予約することができる。概して、副搬送波の組は、システム帯域幅内のあらゆる場所に配置することができる。一設計においては、データ、等を送信するために用いられる予約されていない副搬送波から予約された副搬送波を保護/隔離するために1つ以上のガード副搬送波を用いることができる。例えば、図4Aに示されるように、予約された副搬送波の各側において1つのガード副搬送波を用いることができる。ガード副搬送波は、予約された副搬送波において送信されるシグナリングメッセージを予約されない副搬送波での送信に起因する搬送波間干渉(ICI)から保護することができ、これは、そのシグナリングメッセージの検出を向上させることが可能である。
図4Bは、特定のタイプのシグナリングメッセージ、例えば干渉低減要求、を送信するための周波数リソースを予約する他の設計を示す。この設計においては、シグナリングメッセージを送信するために一組の副搬送波を予約することができ及び隣接する副搬送波の2つの部分組を備えることができる。各部分組は、予約された副搬送波の1/2を含むことができる。概して、副搬送波の部分組は、システム帯域幅内のいずれの場所にも配置することができる。4Bに示される設計においては、2つの部分組は、システム帯域幅の2つの縁部に配置される。一設計においては、図4Bに示されるように、予約された副搬送波の各部分組を予約されていない副搬送波から保護するために1つ以上のガード副搬送波を用いることができる。
図4A及び4Bは、特定のタイプのシグナリングメッセージを送信するための周波数リソースを予約する2つの典型的設計を示す。シグナリングメッセージを送信するために時間及び/又は周波数リソースはその他の方法で予約することもできる。例えば、シグナリングメッセージを送信するために副搬送波の3つ以上の部分組を予約することができる。他の例として、シグナリングメッセージを送信するために時間−周波数リソースのブロックを予約することができる。これは、同期動作に特に利用可能である。
一設計においては、異なる電力種別の基地局によってシグナリングメッセージを送信するために異なるリソース(例えば副搬送波の異なる組、時間−周波数リソースの異なるブロック、等)を予約することができる。他の設計においては、シグナリングメッセージを異なる送信電力レベルで送信するために異なるリソースを予約することができる。送信局は、その送信局の電力種別、送信局から受信局までの距離、等に基づいて選択することができる1つの予約された副搬送波組においてシグナリングメッセージを送信することができる。
一設計においては、特定のタイプのシグナリングメッセージを送信するために異なるセルに関して異なるリソースを予約することができる。この1つのセルごとの設計は、異なるセルからのシグナリングメッセージ間の衝突を回避することができる。他の設計においては、特定のタイプのシグナリングメッセージを送信するためにすべてのセルに関して同じリソースを予約することができる。このグローバルな設計は、シグナリングメッセージを送信するためのオーバーヘッドを低減させることができる。シグナリングメッセージを送信するために用いられるリソースは、予約すること及びその他の送信からの干渉を免れることができる。基地局は、その基地局がシグナリングメッセージのために予約されたリソースを使用しない場合でもこれらのリソースをクリア(clear)することができる。
図2及び3のシグナリングメッセージ、及び基地局とUEとの間の通信をサポートするために用いられるその他のシグナリングメッセージは、様々な方法で送信することができる。特定のタイプのシグナリングメッセージ(例えば、干渉低減要求)は、そのシグナリングメッセージを送信するために予約されたリソースにおいて送信することができる。
一態様においては、シグナリングメッセージ(例えば干渉低減要求)は、ビーコン信号を用いて送信することができる。ビーコン信号は、様々な方法で生成することができる。
第1のビーコン設計においては、ビーコン信号のための各符号シンボルは、周波数にわたって送信することができる。シグナリングメッセージ(例えば干渉低減要求)は、ガロア体(Galois field)(GF)(N)内のSの情報シンボルにマッピングすることができ、ここで、S>1及びN>1である。各情報シンボルは、0乃至N−1の範囲内の値を有することができる。Sの情報シンボルは、ブロック符号(例えばリード−ソロモン符号)を用いて符号化し、GF(N)内のTの符号シンボルを備える符号語を得ることができる。各符号シンボルは、1つのシンボル期間において送信することができる。各シンボル期間において、Nの副搬送波のうちの1つは、そのシンボル期間に送信された符号シンボルの値に基づいて選択されることができる。選択された副搬送波は、ビーコン副搬送波と呼ぶことができる。OFDMシンボル又はSC−FDMAシンボルはビーコン副搬送波において高い送信電力を有し、そして残りの副搬送波においては低い電力を有するか又は電力を有さないことができる。このOFDMシンボル又はSC−FDMAシンボルは、ビーコンシンボルと呼ぶことができ、1つのシンボル期間において送信することができる。ビーコン信号は、Tの符号シンボルを用いて生成されたTのビーコンシンボルを備えることができる。Tのビーコンシンボルは、Tの連続する又は連続しないシンボル期間において送信することができ、各ビーコンシンボルに関して1つのシンボル期間である。
シグナリングメッセージにおいて送信することができる情報ビットの数(B)は、GFのサイズ(N)及び情報シンボルの数(S)に依存することができ、次のように表すことができる。
Figure 0005431448
xと等しいか又はそれよりも小さい最大の整数を提供するフロア演算子(floor operator)を表す。GFのサイズが大きいほど及び/又は情報シンボルが多いほどより多くの情報ビットを送信することができる。GFのサイズは、様々な要因、例えばシグナリングメッセージを送信するために予約すべき周波数リソース量、ブロック符号の設計、等、に基づいて選択することができる。シグナリングメッセージの信頼性は、符号レートS/Tに依存することができる。所定のSに関しては、符号シンボルが多いほどより高い信頼性を達成することができ、これは、ビーコン信号を送信するためのより多くのリソースを要求する。
図5は、第1のビーコン設計によりビーコン信号を用いてシグナリングメッセージ(例えば干渉低減要求)を送信するための典型的な送信500を示す。この例においては、ビーコン信号は、T=7のシンボル期間においてN=31の副搬送波を網羅するリソースセグメントにおいて送信される。14ビットのシグナリングメッセージをGF(31)におけるS=3の情報シンボルにマッピングすることができる。3つの情報シンボルは、(7、3)リード−ソロモン符号を用いてを符号化し、GF(31)においてT=7の符号シンボルを備える符号語を得ることができる。31のGFサイズは、リード−ソロモン符号の設計を単純化することができるが、その他のGFサイズも使用可能である。各符号シンボルは、1つのシンボル期間においてN=31の副搬送波のうちの1つを選択するために用いることができる。7つのシンボル期間に7つの符号シンボルによって7つのビーコン副搬送波を選択することができる。各シンボル期間において、ビーコン副搬送波において高い送信電力を有し且つ選択されない副搬送波において送信電力を有さないビーコンシンボルを生成することができる。各ビーコンシンボルは、1つのシンボル期間において送信することができる。
図5は、7つのシンボル期間における31の副搬送波を網羅するリソースセグメントの一部のみを示す。図5は、リソースセグメントにおける2つのシグナリングメッセージ(例えば2つの干渉低減要求)のための2つのビーコン信号の送信も示す。1つのビーコン信号のためのビーコン副搬送波は、“x”のラベルが付され、他方のビーコン信号のためのビーコン副搬送波は、“o”のラベルが付される。送信局(例えばUE)は、典型的に、例えば“x”のラベルが付された副搬送波又は“o”のラベルが付された副搬送波のいずれかにおいて、リソースセグメントにおいて1つのビーコン信号のみを送信する。受信局(例えば基地局)は、例えば図5に示されるように、リソースセグメントにおいて複数の送信局からビーコン信号を受信することができる。
図5に示されるリソースセグメント設計は、LTEにおいて有利に用いることができる。LTEにおいて、送信タイムラインは、サブフレームの単位に分割することができる。各サブフレームは、予め決められた継続時間、例えば1ミリ秒(ms)、を有することができ、通常のサイクリックプリフィックスに関しては14のシンボル期間0乃至13を網羅することができる。各サブフレームは、(i)シンボル期間0、1、4、7、8及び11において送信された基準信号と(ii)シンボル期間0、1、及び2において送信された制御情報とを含むことができる。図5のリソースセグメントにおける7つのシンボル期間は、サブフレームのシンボル期間3、5、6、9、10、12及び13に対応することができる。これで、リソースセグメントにおいて送信されたビーコン信号は、サブフレーム内における基準信号及び制御情報を回避することができる。
図6は、第1のビーコン設計により送信されたビーコン信号の有無を検出するためのプロセス600の設計を示す。リソースセグメント内の各シンボル期間における各副搬送波の受信された電力は、そのシンボル期間におけるその副搬送波のための受信されたシンボルに基づいて決定することができる(ブロック612)。各シンボル期間におけるビーコン副搬送波は、シンボル期間における各副搬送波の受信された電力に基づいて検出することができる(ブロック614)。各シンボル期間において、各副搬送波の受信された電力は、電力スレショルドと比較することができ、電力スレショルドを超える受信電力を有する各副搬送波に関してビーコン副搬送波を検出することができる。一設計においては、電力スレショルドは、静値であることができ、静値は、コンピュータシミュレーション又は経験的測定に基づいて決定することができる。他の設計においては、電力スレショルドは、例えば受信された雑音及び干渉の推定に基づいて動的に決定することができる。いずれの場合も、電力スレショルドは、雑音及び干渉が存在する中でビーコン副搬送波の信頼できる検出を達成するように設定することができる。
一設計においては、所定のリソースセグメントに関するシンボル期間当たりの検出されたビーコン副搬送波の数は、Zに制限することができ、ここで、概してZ≧1であり、一例においてはZ=5である。この設計においては、電力スレショルドを超える受信電力を有する最大でZの最強のビーコン副搬送波を各シンボル期間において検出することができる。Zは、リソースセグメントにおいて検出することができるシグナリングメッセージの最大数を決定することができる。
リソースセグメントにおける検出されたビーコン副搬送波に基づいて一組の候補の符号語を決定することができる(ブロック616)。シグナリングメッセージは、ブロック符号によって定義されるMの可能な符号語と関連づけることができるMの可能な値のうちの1つを有することができ、ここで、M≦Nである。各符号語は、Tの符号シンボルの異なるシーケンスを備えることができる。一設計においては、検出されたビーコン副搬送波とマッチするTのビーコン副搬送波のうちの少なくともDのビーコン副搬送波を有するすべての符号語を候補符号語として識別することができ及び候補組内に格納することができ、ここで、概して1≦D<Tであり、幾つの例に関してはD=T−1又はD=T−2である。ブロック616の一設計においては、各々の可能な符号語を検討し、その符号語における少なくともDの符号シンボルのためのビーコン副搬送波がリソースセグメントにおいて検出されるかどうかを決定することができる。ブロック616の他の設計においては、Z×Tテーブルは、リソースセグメントにおける各シンボル期間に最大でZの検出されたビーコン副搬送波を格納することができる。テーブルの一部を網羅するためにZ×Sブロックを定義することができる。ブロック内のSのビーコン副搬送波の各々の可能な組み合わせは、符号語を識別するために用いることができる。リード−ソロモン符号の場合において、Sのシンボル期間におけるSのビーコン副搬送波の各組み合わせに関して、これらのSのシンボル期間においてビーコン副搬送波を有する符号語がリード−ソロモンコードブック内に存在する。その符号語は、Sのシンボル期間におけるSのビーコン副搬送波及び残りのシンボル期間における消失(erasure)から構成されるサイズTのシーケンスの消失復号を行うことによって見つけることができる。符号語は、その符号語のためのTのビーコン副搬送波のうちの少なくともDのビーコン副搬送波がテーブル内に存在する場合に候補組内に入れることができる。このプロセスは、テーブル内の異なるZ×Sのブロックに関して繰り返すことができ、ブロック数は、D、S及びTの値に依存する。
上述される復号は、S=3、T=6、Z=3及びD=5の例によって説明することができる。6つの連続するシンボル期間の各々における検出されたビーコン副搬送波は、テーブル1に示されるとおりであることができる。ビーコン副搬送波1、2及び3は、シンボル期間tにおいて検出され、ビーコン副搬送波12及び15は、シンボル期間t+1において検出され、以下同様である。
Figure 0005431448
シンボル期間t+1、t+3及びt+5を網羅するために3×3ブロックを定義される。このブロックにはS=3のビーコン副搬送波の4つの可能な組み合わせが存在し、{12,17,8}、{12,17,2}、{15,17,8}及び{15,17,2}として与えることができる。4つの可能な組み合わせに対して消失復号を行うことができ、{E,12,E,17,E,8}、{E,12,E,17,E,2}、{E,15,E,17,E,8}及び{E,15,E,17,E,2}として与えることができ、ここで、“E”は、消失を表す。消失復号は、4つの組み合わせに対応する4つの符号語を提供することができる。各符号語は、6つのシンボル期間に6つのビーコン副搬送波において送信された6つの符号シンボル期間を含むことができる。各符号語に関して、符号語のために少なくともD=5のビーコン副搬送波がテーブル1に存在する場合は、その符号語は候補組内に入れることができる。このプロセスは、すべての候補符号語を識別するために異なる3×3ブロックに関して繰り返すことができる。
一設計において、候補符号語の組内の類似する符号語を識別して除去することができる(ブロック618)。送信された符号語に対応するビーコン副搬送波の組み合わせによってスプリアス(spurious)符号語が形成されることがある。実際には符号が送信されなかったときにその符号語が検出されたと宣言することによって誤ったアラームが出されることがある。スプリアス符号語に起因する誤ったアラームを低減させるために、次のように各候補符号語に関して類似性メトリックを計算することができる。
Figure 0005431448
類似性メトリック(w)は、候補符号語wに関する類似性メトリックである。
マッチしたビーコン副搬送波の数(w)は、リソースセグメントにおける検出されたビーコン副搬送波にマッチする、符号語wに関するビーコン副搬送波、の数である。類似するビーコン副搬送波の数(w)は、符号語wの類似性とも呼ばれ、符号語w以外の全候補符号語に関するビーコン副搬送波にマッチする、符号語wに関するビーコン副搬送波、の数である。各候補符号語に関する類似性メトリックを計算して類似性スレショルドと比較することができる。類似性スレショルドよりも小さい類似性メトリックを有する各候補符号語は、候補組から除去することができる。このプロセスは、候補符号語が除去されるごとに繰り返すことができる。
一設計において、誤ったアラームをさらに低減させるために低電力を有する候補符号語を除去することができる(ブロック620)。一設計においては、電力メトリックは、次のように各候補符号語wに関して計算することができる。
Figure 0005431448
ここで、Pw,tは、候補符号語wのt番目の符号シンボルのためのビーコン副搬送波の受信された電力であり、
は、候補符号語wの総受信電力であり、
maxは、各符号シンボルに関するPw,tを制限する最大値である。
maxは、高い受信された電力を有する1つの又は幾つかの強力なビーコン副搬送波によってPが支配されるのを防止するために用いることができる。各候補符号語に関する電力メトリックは、計算して電力スレショルドと比較することができる。電力スレショルドよりも小さい電力メトリックを有する各候補符号語は、除去することができる。
候補符号語は、その他の判定基準及びメトリックに基づいて除去することも可能である。スプリアス符号語、低電力の符号語、及び/又はその他の方法で識別された符号語を除去後は、残りの候補符号語は、リソースセグメント内に存在すると宣言することができる(ブロック622)。
図6は、リソースセグメントにおけるビーコン信号の有無を検出する典型的な設計を示す。ビーコン信号は、その他の方法で検出することも可能である。検出は、リソースセグメントの時間及び周波数位置は既知であるがリソースセグメントにおいて送信されたビーコン信号数は不明であると仮定することができる。検出されたビーコン副搬送波に基づいて多数の候補符号語が存在することができる。候補符号語を評価し、送信された可能性がより低い候補符号語を除去し、及び送信された可能性が高い符号語を識別するために様々な方式を用いることができる。
第2のビーコン設計においては、ビーコン信号のための各符号シンボルは、時間にわたって送信することができる。シグナリングメッセージ(例えば干渉低減要求)は、GF(T)におけるSの情報シンボルにマッピングすることができる。Sの情報シンボルは、ブロック符号(例えばリード−ソロモン符号)を用いて符号化してGF(T)においてLの符号シンボルを備える符号語を得ることができる。L及びTは、あらゆる適切な整数値であることができる。各符号シンボルは、特定の副搬送波において、ただしその符号シンボルの値に基づいて決定された可変のシンボル期間において、送信することができる。
図7は、第2のビーコン設計によりビーコン信号を用いてシグナリングメッセージ(例えば干渉低減要求)を送信するための典型的な送信700を示す。この例においては、シグナリングメッセージは、GF(T=8)においてL=12の符号シンボルc乃至c11にマッピングすることができる。12の符号シンボルは、各シンボル組がN=4の符号シンボルを含むQ=3のシンボル組に分割することができる。符号シンボルの3つの組は、3つのリソースセグメントで送信することができる。各リソースセグメントは、T=8のシンボル期間においてN=4の副搬送波を網羅することができる。4つの副搬送波には0乃至3のインデックスを割り当てることができ、各リソースセグメントにおける8つのシンボル期間には0乃至7のインデックスを割り当てることができる。
第1のシンボル組は、リソースセグメント1において副搬送波0乃至3でそれぞれ送信することができる第1の4つの符号シンボルC乃至Cを含むことができる。第2のシンボル組は、リソースセグメント2において副搬送波0乃至3でそれぞれ送信することができる次の4つの符号シンボルC乃至Cを含むことができる。第3のシンボル組は、リソースセグメント3において副搬送波0乃至3でそれぞれ送信することができる最後の4つの符号シンボルC乃至C11を含むことができる。第1のシンボル組に関して、符号シンボルcは、リソースセグメント1において8つのシンボル期間のうちの1つにおいて副搬送波0で送信することができ、特定のシンボル期間は、符号シンボルcの値によって決定される。副搬送波における選択されたシンボル期間は、ビーコンリソースエレメントと呼ぶことができる。符号シンボルcは、この符号シンボルの値によって決定されたシンボル期間において副搬送波1で送信することができる。各々の残りの符号シンボルは、同様の方法で送信することができる。
図7に示される例においては、シグナリングメッセージは、0、2、7、6、2、0、3、5、4、4、6及び1の値を有する12の符号シンボルc乃至c11を備える符号語にマッピングされる。4つの符号シンボル{0,2、7、6}の第1の組は、リソースセグメント1において送信され、符号シンボルc=0は、シンボル期間0において副搬送波0で送信され、符号シンボルc=2はシンボル期間2において副搬送波1で送信され、符号シンボルc=7はシンボル期間7において副搬送波2で送信され、符号シンボルc=6はシンボル期間6において副搬送波3で送信されることを伴う。残りの符号シンボルは、図7に示されるように送信することができる。各符号シンボルのために用いられるリソースエレメントは、図7においては“×”が付されている。
概して、シグナリングメッセージは、GF(T)においてLの符号シンボルにマッピングすることができる。Lの符号語は、Qのシンボル組に分割され、各シンボル組は、Nの符号シンボルを含む。Nの符号シンボルの各組は、Tのシンボル期間におけるNの副搬送波を網羅するリソースセグメントにおいて送信することができる。例えば、第1のNの符号シンボルc乃至cN−1は、リソースセグメント1において副搬送波0乃至N−1でそれぞれ送信することができ、次のNの符号シンボルc乃至c2N−1は、リソースセグメント2において副搬送波0乃至N−1でそれぞれ送信することができ、以下同様である。一設計においては、符号シンボルcは、次のように決定することができるリソースセグメントqのシンボル期間tにおいて副搬送波nで送信することができる。
Figure 0005431448
ここで、“mod”は、モジュロ演算を表す。
各組内のNの符号シンボルは、1つのリソースセグメントにおいて送信することができる。リソースセグメントは、Nの符号シンボルのためのNのビーコンリソースエレメントを含み、ビーコンリソースエレメントは、リソースセグメント全体に散在することができる。シグナリングメッセージのためのビーコン信号は、Qのリソースセグメントにおいて送信することができる。L、N、T及びQは、あらゆる適切な値を有することができる。
一設計においては、ビーコン信号を送信するために用いられるQのリソースセグメントは、いずれのシンボル期間においても開始することができる。この設計は、同期ネットワーク及び非同期ネットワークの両方に関して用いることができる。他の設計においては、シグナリングメッセージを送信するために特定のリソースセグメントを予約することができる。この設計は、同期ネットワークのためにさらに利用可能である。リソースセグメントは、その他の方法で定義することも可能である。
受信局は、送信局によって送信されたビーコン信号の有無を検出することができる。受信局は、Q’のリソースセグメントにおけるビーコン信号を探索することができ、ここで1 ≦ Q’≦Qである。受信局は、1つの特定のシンボル期間に探索を開始することができる。受信局は、Q’+1の隣接するリソースセグメントを検討することができおよび2つの隣接するリソースセグメントから成る組におけるビーコン副搬送波を結合してQ’のリソースセグメントを得ることができる。受信局は、探索を行い、Q’のリソースセグメントにおいてすべての候補符号語を見つけることができる。受信局は、スプリアス符号語を識別及び除去することができる。受信局は、スプリアス符号語を除去するために検出されたビーコン副搬送波とのマッチング条件が満たされるかどうかを検査することができる。受信局は、一定数のシンボル期間後に探索を繰り返すことができる。例えば、Q’=Qである場合は、すべての送信されたシグナリングメッセージを検出するためにTのシンボル期間ごとにプロセスを繰り返すことができる。Q’=1である場合は、Q・Tのシンボル期間ごとにプロセスを繰り返すことができる。概して、プロセスは、(Q’−Q+1)・Tのシンボル期間ごとに繰り返すことができる。
受信局による検出を可能にするために、コードブックは、(i)Nの量分の符号語の循環シフトも符号語であり及び(ii)符号語の線形シフトも符号語であるように定義することができる。N、T及びQの一定の値に関してこれらの両方の制約を満たすためにリード−ソロモン符号を生成することができる。
非同期ネットワークにおいては、受信局は、送信局のシンボルタイミングを知らないことがある。このため、受信局は、互いの線形シフトである符号語とNの量分の符号語の一定の循環シフトである符号語とを区別することができないことがある。例えば、受信局は、シンボル期間tにおいて送信されたxの値を有する符号語及び1つのシンボル期間だけ遅れて同じ副搬送波において送信されたx+1の値を有する符号語を区別することができないことがある。受信局が区別できない全符号語(例えば、異なる線形シフトを有する符号語及び区別不能な循環シフトを有する符号語)は、同じシグナリングメッセージにマッピングすることができる。一設計においては、符号語の全線形シフトが同じシグナリングメッセージに確実にマッピングされるようにするために、c=0で始まる符号語のみを使用のために選択することができ、その他のc値を有する符号語は捨てることができる。これで、有効な符号語の数をTからTS−1に減らすことができる。しかしながら、この設計は、不明なシンボルタイミングを有する線形シフトに起因する曖昧さを回避することができる。区別不能な循環シフトの符号語に関しても同様の制約を適用し、これらの符号語が同じシグナリングメッセージにマッピングするようにすることができる。一設計においては、T=257、S=3、及び10の情報ビットを1つのシグナリングメッセージにおいて送信することができる。GFのサイズがより大きい場合及び/又は情報シンボルがより多い場合はより多くの情報ビットを送信することができる。
受信局は、各送信局に関してシンボルレベルでのタイミングの不整合を有することができる。受信局は、これを利用してスプリアス符号語/ビーコン信号を除去することができる。
図8は、非同期動作とのシンボルタイミング不整合の例を示す。送信局は、そのシンボルタイミングに基づいてビーコンシンボルを送信することができる。受信局は、送信局のシンボルタイミングを知らないことができ及びシンボルタイミングに基づいて高速フーリエ変換(FFT)ウィンドウを設定することができる。受信局のシンボルタイミングは、送信局のシンボルタイミングから1/2のシンボル期間だけオフセットさせることができる。ビーコンシンボル1の第1の部分は、FFTウィンドウ1によってキャプチャ(capture)することができ、ビーコンシンボル1の残りの部分は、シンボルタイミングの不整合に起因してFFTウィンドウ2によってキャプチャすることができる。これで、シンボル間干渉(ISI)及び搬送波間干渉(ICI)が生じることがある。シンボルタイミングの不整合の場合は、ビーコンシンボルttxにおけるビーコン副搬送波nの受信された電力Pは、(i)ISIに起因して2つのFFTウィンドウtrx及びtrx+1にわたって拡散されること及び(ii)ICIに起因して隣接する副搬送波n−1及びn+1まで拡散されることがある。テーブル2は、受信局のシンボルタイミングの最悪時(50%)の不整合に起因するFFTウィンドウtrx及びtrx+1における副搬送波n、n−1及びn+1での受信された電力の量を示す。
Figure 0005431448
図9は、3つの送信局及び1つの受信局に関する典型的なタイミング図を示す。送信局1は、時間Tにおいて開始するリソースセグメントqを有することができ、送信局2は、時間Tにおいて開始するリソースセグメントqを有することができ、送信局3は、時間Tにおいて開始するリソースセグメントqを有することができ、受信局は、時間Trxにおいて開始するリソースセグメント1を有することができる。図9に示されるように、開始時間T、T、T及びTrxは、非同期動作に起因して整合しない場合がある。説明を明確化することを目的として、送信局によって用いられるリソースセグメントは、送信セグメントと呼ばれ、受信局におけるリソースセグメントは受信セグメントと呼ばれる。
図9に示される例において、送信局は、Q=3の連続するリソースセグメントにおいてシグナリングメッセージのためのビーコン信号を送信することができる。受信局は、以下のように送信局によって送信されたシグナリングメッセージを復元するのを試みることができる。
各々の受信されたセグメント内の各シンボル期間に関して、各副搬送波の受信された電力は、決定すること及び電力スレショルドと比較することができる。電力スレショルドを超える受信された電力を有する各副搬送波に関してビーコン副搬送波を宣言することができる。電力スレショルドは、静値又は動値であることができる。受信されたセグメントの各対に関してビーコン組を形成することができる。ビーコン組vは、受信されたセグメントv及びv+1を網羅することができ及び受信されたセグメントv及びv+1におけるすべての検出されたビーコン副搬送波を含むことができる。これは、シンボルタイミングの不整合の量にかかわらず1つの送信セグメントにおけるすべてのビーコン副搬送波を1つのビーコン組において収集可能であるようにすることができる。これは、送信セグメントqにおけるビーコン副搬送波がビーコン組vに完全に入っている場合は送信セグメントq+iにおけるビーコン副搬送波がビーコン組v+i、ここでi=1,2、等、に完全に入るようにすることもできる。
ビーコン検出は、図6に関して上述される第1のビーコン設計に関するビーコン検出と同様の方法でビーコン組に対して行うことができる。一設計においては、検出されたビーコン副搬送波にマッチするLのビーコン副搬送波のうちの少なくともDのビーコン副搬送波を有する全符号語は、候補符号語として識別することができ及び候補組内に格納することができる。候補組内のスプリアス符号語は、(例えば上述される類似性メトリックに基づいて)識別して候補組から除去することができる。符号語を見つけるために結合されている2つのリソースセグメントにおけるビーコン副搬送波に起因するスプリアス符号語も検出することが可能である。符号語を見つけた後は、ビーコン信号が送信されるリソースセグメントは既知であり、スプリアス符号語を識別するために、正確なリソースセグメントにビーコン信号が存在するかどうかを決定するための検査を行うことができる。低い電力を有する候補符号語も候補組から除去することができる。スプリアス符号語及び低電力の符号語を除去後は、すべての残りの候補符号語を存在すると宣言することができる。
テーブル2に示されるように、FFTウィンドウの不整合は、その結果として、ビーコン副搬送波の受信された電力が2つのFFTウィンドウにわたって及び3つの副搬送波にわたってスミアリング(smearing)される可能性がある。一設計においては、周波数にわたるビーコン副搬送波の受信された電力のスミアリングは、2つの副搬送波の部分組を予約することによって軽減することができる。例えば、図7に示される4つの副搬送波から成る1つの組を用いる代わりに、2つの副搬送波から成る2つの部分組を用いることができる。これで、受信された電力のスミアリングは、副搬送波n−1又はn+1のいずれかであることができる1つの副搬送波のみに制限することができる。他の設計においては、周波数にわたるビーコン副搬送波の受信された電力のスミアリングは、1つの副搬送波の部分組を予約することによって軽減することができる。概して、1つの部分組当たりこれよりも少ない副搬送波が周波数にわたるスミアリングの量を制限することができるが、図4A及び4Bに示されるように、副搬送波の各部分組を保護するために1つ以上のガード副搬送波を用いることに起因してより多くのオーバーヘッドが生じることがある。
図10は、非同期ネットワークにおけるシンボルタイミングの不整合に起因するISI及びICIの両方を軽減する設計を示す。この設計は、サイクリックプリフィックス継続時間内における同期化が達成されない、すなわち、対象となる異なる基地局(又はUE)からの有意な信号経路を介してのOFDMシンボルの受信時間の差がサイクリックプリフィックス内にない、ときに第1のビーコン設計とともに用いることができる。この設計においては、各ビーコンシンボルを繰り返すことができ及び2つの連続するシンボル期間において送信することができる。2つの連続するシンボル期間において各々のビーコン副搬送波で位相連続信号を送信することができる。
図11は、不整合のシンボルタイミングを有する受信局におけるFFTウィンドウを示す。例えば図10に示されるように、2つの連続するシンボル期間において各ビーコンシンボルを送信することによって、受信局における1つのFFTウィンドウ(例えば、図11のFFTウィンドウ1)を2つのビーコンシンボル内に配置することができ、従って最小のISI及びICIを有するビーコン副搬送波をキャプチャすることができる。次のFFTウィンドウ(例えば、図11のFFTウィンドウ2)は、2つの異なるビーコンシンボルにまたがり、ISI及びICIを観察することができる。受信局は、ISI及びICIを有さない代替のFFTウィンドウの組を復号のために用いることができ及びISI及びICIを有する代替のFFTウィンドウの他方の組を廃棄することができる。
図5及び7において示されるように、第1のビーコン設計は、周波数にわたって各符号シンボルを送信することができ、第2のビーコン設計は、時間にわたって各符号シンボルを送信することができる。周波数にわたって各符号シンボルを送信することは、シグナリングメッセージを送信するための時間量を低減することができる。時間にわたって各符号シンボルを送信することは、シグナリングメッセージを送信するために予約すべき周波数リソースの量を低減させることができる。第1のビーコン設計に関して、予約された副搬送波の数は、効率的なブロック符号のために相対的に大きいことができるGFのサイズに依存することができる。第2のビーコン設計に関しては、予約された副搬送波の数は、リソースのオーバーヘッドとシグナリングメッセージを送信するための時間量との間でいずれかを犠牲にすることに基づいて柔軟に選択することができる。
他の態様においては、干渉する局の電力制御は、干渉低減要求を介して達成させることができる。干渉するUEの電力制御の一設計においては、サービスを提供する基地局は、次のように決定することができるPTX_msgの送信電力レベルで干渉低減要求を送信することができる。
Figure 0005431448
ここで、Pは、後述される基準値であり、
targetは、サービスを提供する基地局のための目標干渉レベルである。
干渉するUEは、次のように表すことができるPRX_msgの受信電力レベルで干渉低減要求を受信することができる。
Figure 0005431448
ここで、hは、サービスを提供する基地局から干渉するUEまでのチャネル利得である。
干渉するUEは、干渉低減要求を受け入れることができ及びその送信電力Pを次のように決定することができる。
Figure 0005431448
干渉するUEは、P又はそれよりも低い送信電力をデータ送信のために用いることができる。UEからのデータ送信は、1つの干渉するUEのみ及び対称的なダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルであることを想定した場合に、サービスを提供する基地局においてItarget又はそれより低い干渉を引き起こす。
干渉する基地局の電力制御は、同様の方法で行うことができる。UEは、PTX_msgの送信電力レベルで干渉低減要求を送信することができる。干渉する基地局は、PRX_msgの受信電力レベルで干渉低減要求を受信することができる。干渉する基地局は、要求を受け入れることができ及びその送信電力をP又はそれよりも低い送信電力に低減させることができる。干渉する基地局からのデータ送信は、1つの干渉する基地局及び対称的なダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルであることを想定した場合に、UEにおいてItarget又はそれよりも低い干渉を引き起こす可能性がある。
電力制御に関して、干渉低減要求の送信電力は、その要求の送信元において目標の干渉レベルを達成するように設定することができる。目標の干渉レベルは、希望されるデータ性能に基づいて選択することができ及び干渉する局の数の誤り、ダウンリンクとアップリンクとの間のフェード不均衡、異なる局における送信チェーンと受信チェーンとの間での校正の誤り、等を考慮するように設定することも可能である。
一設計においては、全基地局が同じP値を用いることができる。他の設計においては、異なる電力種別の基地局が異なるP値を用いることができる。例えば、高電力のマクロ基地局は、第1のP値を用いることができ、低電力のピコ基地局及びフェムト基地局は、第1のP値よりも低いことができる第2のP値を用いることができる。一設計においては、全UEが、基地局によって用いられるP値とマッチするかまたはマッチしない同じP値を用いることができる。一設計においては、干渉低減要求を送信するために副搬送波の複数の組を予約することができ、及び異なる予約された副搬送波組のために異なるP値を用いることができる。UEは、UEから干渉する基地局までの距離に基づいて干渉低減要求を送信するために予約された副搬送波組のうちの1つを選択することができる。干渉低減要求を送信するために用いられる電力は、Pの値に依存することができ、より大きいPはより大きい送信電力に対応する。電力を保存するために、UEは、近くに存在する基地局に関してはより小さいP値及び遠く離れた基地局に関してはより大きいP値を用いることができる。
図12は、無線ネットワークにおいてシグナリングを送信するためのプロセス1200の設計を示す。プロセス1200は、送信局によって行うことができ、送信局は、基地局、UE、又はその他のエンティティであることができる。送信局は、自己のための通信をサポートするための情報を備えるシグナリングメッセージを生成することができる(ブロック1212)。一設計においては、シグナリングメッセージは、送信局に対する干渉を低減するように少なくとも1つの干渉する局に要求する干渉低減要求を備えることができる。送信局は、基地局であることができ、各々の干渉する局は、干渉するUEであることができる。代替においては、送信局はUEであることができ、各々の干渉する局は干渉する基地局であることができる。シグナリングメッセージは、その他の何らかのタイプのメッセージを備えることも可能である。
送信局は、シグナリングメッセージを複数の符号シンボルにマッピングすることができる(ブロック1214)。一設計においては、送信局は、シグナリングメッセージを少なくとも1つの情報シンボルにマッピングすることができ及びブロック符号に従って前記少なくとも1つの情報シンボルを符号化して複数の符号シンボルを得ることができる。送信局は、その他の方法でシグナリングメッセージを複数の符号シンボルにマッピングすることもできる。
送信局は、複数の符号シンボルに基づいて複数の(a plurality of)リソースエレメントの中から複数の(multiple)リソースエレメントを選択することができる(ブロック1216)。送信局は、選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し及び複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成することができる(ブロック1218)。送信局は、少なくとも1つの受信局にビーコン信号を送信することができ、少なくとも1つの受信局は、送信局と同期又は非同期で動作することができる(ブロック1220)。
ブロック1216の一設計においては、送信局は、複数のリソースエレメントによって形成されたリソースエレメントの複数の組を決定することができ、各符号シンボルに関して1つのリソースセグメント組である。送信局は、対応する符号シンボルに基づいてリソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択することができる。各符号シンボルは、0乃至N−1の範囲内の値を有することができ、ここで、Nは1よりも大きいことができる。各組内のリソースエレメントには、インデックス0乃至N−1を割り当てることができる。送信局は、Xの値を有する符号シンボルのためにXのインデックスを有するリソースエレメントを選択することができ、ここで、Xは、0乃至N−1の範囲内である。
一設計においては、各符号シンボルは、例えば図5に示されるように、周波数にわたって送信することができる。この設計において、リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅することができる。複数の副搬送波のうちの1つは、各シンボル期間において、そのシンボル期間に送信すべき符号シンボルに基づいて選択することができる。他の設計においては、各符号シンボルは、例えば図7に示されるように、時間にわたって送信することができる。この設計においては、リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間において1つの副搬送波におけるリソースエレメントを網羅することができる。副搬送波における複数のシンボル期間のうちの1つは、その副搬送波において送信すべき符号シンボルに基づいて選択することができる。一設計においては、複数のリソースエレメントは、複数のリソースセグメントに分割することができる。各リソースセグメントは、シグナリングメッセージを送信するために予約された少なくとも1つの副搬送波におけるリソースエレメントの少なくとも1つの組を含むことができる。
一設計においては、複数のリソースエレメントは、シグナリングメッセージを送信するために予約すること及び既知の時間及び周波数位置に配置することができるリソースセグメントに属することができる。この設計は、同期ネットワークのために利用可能である。他の設計においては、複数のリソースエレメントは、シグナリングメッセージを送信するために予約された複数の副搬送波で形成することができ及びあらゆるシンボル期間において開始することができる。この設計は、非同期ネットワークのために利用可能である。
一設計においては、例えば図4Aに示されるように、シグナリングメッセージを送信するために副搬送波の単一の組を予約することができる。他の設計においては、シグナリングメッセージを送信するために副搬送波の少なくとも2つの連続しない部分組を予約することができ、各部分組は、少なくとも1つの副搬送波を含む。一設計においては、副搬送波の各組又は部分組は、少なくとも1つのガード副搬送波によって送信のために使用可能なその他の副搬送波から隔離することができる。この設計は、特に非同期動作に適することができる。
一設計においては、複数のリソースエレメントは、無線ネットワーク内の1つのセルにおいてシグナリングメッセージを送信するために使用可能である。異なるセルにおいてシグナリングメッセージを送信するために異なる複数のリソースエレメントを使用可能である。他の設計においては、複数のリソースエレメントは、無線ネットワーク内の全セルにおいてシグナリングメッセージを送信するために使用可能である。シグナリングメッセージを送信するために使用可能なリソースエレメントは、その他の送信からの干渉を受けないことができる。
ブロック1218の一設計においては、送信局は、ビーコン信号が送信される各シンボル期間において、選択されたリソースエレメントが存在する場合はこれらの各々の選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有するOFDMシンボル又はSC−FDMシンボルを生成することができる。送信局は、各シンボル期間に関して生成されたOFDMシンボル又はSC−FDMシンボルを送信することができる。他の設計においては、送信局は、受信局がその受信局において不整合のシンボルタイミングに起因するより小さいISI及びより小さいICIを有するシグナリングメッセージを受信するのを可能にするために(例えば図10に示されるように)2つの連続するシンボル期間にわたり各々の選択されたリソースエレメントを繰り返すことができる。残りのリソースエレメントは、例えば図10に示されように、電力を有さないか又は低電力を有することができる。
図13は、無線ネットワークにおいてシグナリングを送信するための装置1300の設計を示す。装置1300は、送信局のために通信をサポートする情報を備えるシグナリングメッセージを生成するためのモジュール1312と、シグナリングメッセージを複数の符号シンボルにマッピングするためのモジュール1314と、複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択するためのモジュール1316と、選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し及び複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成するためのモジュール1318と、送信局から少なくとも1つの受信局にビーコン信号を送信するためのモジュール1320と、を備える。
図14は、無線ネットワークにおいてシグナリングを受信するためのプロセス1400の設計を示す。プロセス1400は、受信局によって実行することができ、受信局は、基地局、UE、又はその他のエンティティであることができる。受信局は、シグナリングメッセージを送信するために使用可能な複数のリソースエレメントから受信シンボルを得ることができる(ブロック1412)。受信局は、受信されたシンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中で高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別することができる(ブロック1414)。受信局は、複数のリソースエレメントの中の識別されたリソースエレメントの位置に基づいて複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出することができる(ブロック1416)。各シグナリングメッセージは、シグナリングメッセージに基づいて複数のリソースエレメントの中から選択された複数のリソースエレメントにおいて送信することができる。
一設計においては、各シグナリングメッセージは、複数の符号語のうちの1つにマッピングすることができる。各符号語は、複数のリソースエレメントによって形成されたリソースエレメントのLの組内のLのリソースエレメントに対してマッピングすることができ、各組に1つのマッピングされたリソースエレメントである。一設計においては、リソースエレメントの各組は、例えば図5に示されるように、1つのシンボル期間において複数の副搬送波を網羅することができる。他の設計においては、リソースエレメントの各組は、例えば図7に示されるように、複数のシンボル期間において1つの副搬送波を網羅することができる。両方の設計に関して、受信局は、リソースエレメントの各組において高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別することができる。これで、受信局は、リソースエレメントの各組内の識別されたリソースエレメントの位置に基づいてシグナリングメッセージの有無を検出することができる。
ブロック1416の1つの設計において、受信局は、識別されたリソースエレメントにマッチするLのリソースエレメントのうちの少なくともDのリソースエレメントを各々が有する候補符号語を識別することができ、ここでDはLよりも小さい。受信局は、マッチしたリソースエレメントの数及び各候補符号語のための類似のリソースエレメントの数に基づいて除去すべき候補符号語を識別することができる。これで、受信局は、除去のために識別された各候補符号語を除去することができる。受信局は、低い受信された電力を有する各候補符号語を除去することも可能である。受信局は、除去されない候補符号語に基づいて複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出することができる。例えば、シグナリングメッセージは、除去されない各候補符号語に関して宣言することができる。
一設計においては、受信局は、検出されたシグナリングメッセージから干渉低減要求を得ることができる(ブロック1418)。受信局は、干渉低減要求に基づいて送信電力を低減させることができる(ブロック1420)。検出されたシグナリングメッセージは、その他のタイプのメッセージであることもでき、及び、受信局は、検出されたシグナリングメッセージに応答して適切な措置を講じることができる。
図15は、無線ネットワークにおいてシグナリングを受信するための装置1500の設計を示す。装置1500は、シグナリングメッセージを送信するために使用可能な複数のリソースエレメントから受信シンボルを得るためのモジュール1112と、受信されたシンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中で高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別するためのモジュール1114と、複数のリソースエレメントの中の識別されたリソースエレメントの位置に基づいて複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出するためのモジュール1116であって、各シグナリングメッセージはシグナリングメッセージに基づいて複数のリソースエレメントの中から選択された複数のリソースエレメントにおいて送信されるモジュール1116と、検出されたシグナリングメッセージから干渉低減要求を得るためのモジュール1118と、干渉低減要求に基づいて送信電力を低減させるためのモジュール1120と、を含む。
図13及び15のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェア符号、ファームウェア符号、等、又はその組み合わせを備えることができる。
図16は、図1に示される基地局のうちの1つであることができる基地局110及び図1に示されるUEのうちの1つであることができるUE120の設計のブロック図である。基地局110は、Uのアンテナ1634a乃至1634uを装備することができ、UE120は、Vのアンテナ1652a乃至1652vを装備することができ、ここで、概してU≧1及びV≧1である。
基地局110において、送信プロセッサ1620は、データソース1612から1つ以上のUEのためのデータを受信し、そのデータを処理(例えば、符号化、インターリービング、及び変調)し、データシンボルを提供することができる。送信プロセッサ1620は、(例えば、図2及び3に示されるメッセージに関する)制御情報をコントローラ/プロセッサ1640から受信し、制御情報を処理し、制御シンボルを提供することもできる。送信プロセッサ1620は、1つ以上の基準信号又はパイロットのための基準信号シンボルを生成することも可能である。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ1630は、該当する場合は、データシンボル、制御シンボル、及び/又は基準信号シンボルに対する空間処理(例えばプリコーディング)を行うことができ、及びUの出力シンボルストリームをUの変調器(MOD)1632a乃至1632uに提供することができる。各変調器1632は、(例えば、OFDM、等に関する)各々の出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを得ることができる。各変調器1632は、出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、及びアップコンバージョン)してダウンリンク信号を得ることができる。変調器1632a乃至1632tからのUのダウンリンク信号は、Uのアンテナ1634a乃至1634uを介してそれぞれ送信することができる。
UE120において、アンテナ1652a乃至1652vは、基地局110からダウンリンク信号を受信することができ及び受信された信号を復調器(DEMOD)1654a乃至1654vにそれぞれ提供することができる。各復調器1654は、各々の受信された信号をコンディショニング(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバージョン、及びデジタル化)して入力サンプルを得ることができる。各復調器1654は、(例えばOFDM、等に関する)入力サンプルをさらに処理して受信されたシンボルを得ることができる。MIMO検出器1656は、すべてのVの復調器1654a乃至1654vから受信されたシンボルを入手し、該当する場合は受信されたシンボルに対するMIMO検出を行い、検出されたシンボルを提供することができる。受信プロセッサ1658は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインターリービング、及び復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク1660に提供し、復号された情報をコントローラ/プロセッサ1680に提供することができる。
アップリンクにおいて、UE120においては、送信プロセッサ1664は、データソース1662からデータを及びコントローラ/プロセッサ1680から制御情報を受信して処理することができる。送信プロセッサ1664は、1つ以上の基準信号のための基準信号シンボルを生成することもできる。送信プロセッサ1664からのシンボルは、該当する場合はTX MIMOプロセッサ1666によって予め符号化し、変調器1654a乃至1654vによってさらに処理し、基地局110に送信することができる。基地局110においては、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ1634によって受信し、復調器1632によって処理し、該当する場合はMIMO検出器1636によって検出し、受信プロセッサ1638によってさらに処理し、UE120によって送信されたデータ及び制御情報を得ることができる。
コントローラ/プロセッサ1640及び1680は、基地局110及びUE120における動作をそれぞれ指示することができる。基地局110におけるプロセッサ1640及び/又はその他のプロセッサ及びモジュールは、図6におけるプロセス600、図12におけるプロセス1200、図14におけるプロセス1400、及び/又はここにおいて説明される技法に関するその他のプロセスを実行又は指示することができる。UE120におけるプロセッサ1680及び/又はその他のプロセッサ及びモジュールも、プロセス600、プロセス1200、プロセス1400、及び/又はここにおいて説明される技法に関するその他のプロセスを実行又は指示することができる。メモリ1642及び1682は、基地局110及びUE120のためのデータ及びプログラムコードをそれぞれ格納することができる。スケジューラ1644は、ダウンリンク及びアップリンクにおけるデータ送信のためにUEをスケジューリングすることができ及びスケジューリングされたUEのためのリソース許可を与えることができる。
当業者は、情報及び信号は様々な異なる技術及び技法のうちのいずれかを用いて表すことができることを理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通じて参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場、磁粒子、光学場、光学粒子、又はそのあらゆる組合せによって表すことができる。
ここにおける開示と関係させて説明される様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズム上のステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は両方の組み合わせとして実装可能であることを当業者はさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するため、上記においては、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、各々の機能の観点で一般的に説明されている。該機能がハードウェアとして又はソフトウェアとして実装されるかは、全体的システムに対する特定の用途上の及び設計上の制約事項に依存する。当業者は、説明されている機能を各々の特定の用途に合わせて様々な形で実装することができるが、これらの実装決定は、本開示の適用範囲からの逸脱を生じさせるものであるとは解釈すべきではない。
ここにおける開示と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、その他のプログラミング可能な論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、又はそのあらゆる組合せ、を用いて実装又は実行することが可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであることができるが、代替においては、従来のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。プロセッサは、計算デバイスの組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる構成との組合せ、として実装することも可能である。
ここにおける開示と関係させて説明される方法又はアルゴリズムのステップは、直接ハードウェア内において、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内において、又はその2つの組み合わせ内において具現化することが可能である。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ディスク、CD−ROM、又は当業において知られるその他のあらゆる形態の記憶媒体内に常駐することができる。典型的記憶媒体は、プロセッサに結合させ、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出すようにすること及び記憶媒体に情報を書き込むようにすることができる。代替においては、記憶媒体は、プロセッサと一体化させることができる。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に常駐することができる。ASICは、ユーザ端末内に常駐することができる。代替においては、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末内において個別構成要素として常駐することができる。
1つ以上の典型的設計において、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアにおいて実装される場合は、これらの機能は、コンピュータによって読み取り可能な媒体に格納すること又は1つ以上の命令又は符号として送信することができる。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と、1つの場所から他の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にするあらゆる媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータ又は特殊コンピュータによってアクセス可能なあらゆる利用可能な媒体であることができる。一例として、及び制限することなしに、該コンピュータによって読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又はその他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気記憶デバイス、又は汎用コンピュータ又は特殊コンピュータ、又は汎用プロセッサ又は特殊プロセッサによってアクセス可能な命令又はデータ構造の形態で希望されるプログラムコード手段を搬送又は格納するために用いることができるその他の媒体、を備えることができる。さらに、いずれの接続もコンピュータによって読み取り可能な媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、デジタル加入者ライン(DSL)、又は無線技術、例えば、赤外線、無線、及びマイクロ波、を用いてウェブサイト、サーバ、又はその他の遠隔ソースから送信される場合は、該同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、DSL、又は無線技術、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波、は、媒体の定義の中に含まれる。ここにおいて用いられるときのディスク(disk及びdisc)は、コンパクトディスク(CD)(disc)と、レーザーディスク(登録商標)(disc)と、光ディスク(disc)と、デジタルバーサタイルディスク(DVD)(disc)と、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)と、ブルーレイディスク(登録商標)(disc)と、を含み、ここで、diskは通常は磁気的にデータを複製し、discは、レーザを用いて光学的にデータを複製する。上記の組合せも、コンピュータによって読み取り可能な媒体の適用範囲に含めるべきである。
本開示に関する上記の説明は、当業者が本開示を製造又は使用できるようにすることを目的とする。本開示に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明確になるであろう。ここにおいて定められる一般原理は、本開示の精神又は適用範囲を逸脱せずにその他の変形形態に対しても適用することができる。以上のように、本開示は、ここにおいて説明される例及び設計に限定されることが意図されるものではなく、ここにおいて開示される原理及び斬新な特徴に一致する限りにおいて最も広範な適用範囲が認められるべきである。
以下本件出願当初に記載の請求項を付記する。
(1) 無線通信ネットワークにおいてシグナリングを送信する方法であって、
複数の符号シンボルにシグナリングメッセージをマッピングすることと、
前記複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択することと、
前記選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し及び前記複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成すること、とを備える、無線通信ネットワークにおいてシグナリングを送信する方法。
(2) 送信局から、前記送信局と非同期的に動作する少なくとも1つの受信局に前記ビーコン信号を送信することをさらに備える(1に記載の方法。
(3) 送信局に対する干渉を低減させることを、少なくとも1つの干渉する局に要求する干渉低減要求を備える前記シグナリングメッセージを生成することをさらに備える(1)に記載の方法。
(4) 前記シグナリングメッセージを前記マッピングすることは、
前記シグナリングメッセージを少なくとも1つの情報シンボルに対しマッピングすることと、
ブロック符号に従って前記少なくとも1つの情報シンボルを符号化して、前記複数の符号シンボルを得ること、とを備える(1)に記載の方法。
(5) 複数のリソースエレメントを前記選択することは、
前記複数のリソースエレメントで形成されたリソースエレメントの複数の組を決定することであって、各符号シンボルに関しては1つのリソースエレメント組であることと、
対応する符号シンボルに基づいてリソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択すること、とを備える(1)に記載の方法。
(6) 各符号シンボルは、0乃至N−1の範囲内の値を有し、Nは1よりも大きく、各組内の前記リソースエレメントは、インデックス0乃至N−1が割り当てられ、Xのインデックスを有するリソースエレメントは、Xの値を有する符号シンボルのために選択され、Xは0乃至N−1の範囲内である(5)に記載の方法。
(7) リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、リソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを前記選択することは、各シンボル期間において、前記シンボル期間において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数の副搬送波のうちの1つを選択することを備える(5)に記載の方法。
(8) リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、リソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを前記選択することは、各副搬送波において、前記副搬送波において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数のリソースエレメントのうちの1つを選択することを備える(5)に記載の方法。
(9) 前記複数のリソースエレメントは、複数のリソースセグメントに分割され、各リソースセグメントは、前記シグナリングメッセージを送信するために予約された少なくとも1つの副搬送波におけるリソースエレメントの少なくとも1つの組を備える(8)に記載の方法。
(10) 前記複数のリソースエレメントは、前記シグナリングメッセージを送信するために予約され及び予め決められた時間及び周波数位置に配置されたリソースセグメント内に属する(1)に記載の方法。
(11) 前記複数のリソースエレメントは、複数の副搬送波によって形成され、前記シグナリングメッセージを送信するために予約され、いずれかのシンボル期間において開始する(1)に記載の方法。
(12) 前記ビーコン信号を前記生成することは、
前記ビーコン信号が送信される各シンボル期間に関して、存在する場合は各々の選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有する直交周波数分割多重(OFDM)シンボル又は単一搬送波周波数分割多重(SC−FDM)シンボルを生成することと、
受信局が、前記受信局における不整合のシンボルタイミングに起因する小さいシンボル間干渉(ISI)及びより小さい搬送波間干渉(ICI)を有する前記シグナリングメッセージの受信を可能にするために、2つの連続するシンボル期間にわたり各々の選択されたリソースエレメントを繰り返すこと、とを備える(1)に記載の方法。
(13) 前記送信局は、基地局であり、前記少なくとも1つの干渉する局は、少なくとも1つの干渉するユーザ装置(UE)である(3)に記載の方法。
(14) 前記送信局は、ユーザ装置(UE)であり、前記少なくとも1つの干渉する局は、少なくとも1つの干渉する基地局である(3)に記載の方法。
(15) 前記シグナリングメッセージを送信するために予約された副搬送波の少なくとも2つの連続しない部分組を決定することであって、各部分組は、少なくとも1つの副搬送波を含むことと、
複数のシンボル期間における副搬送波の前記少なくとも2つの連続しない部分組によって形成された前記複数のリソースエレメントを決定すること、とをさらに備える(1)に記載の方法。
(16) 副搬送波の各部分組は、送信のために使用可能なその他の副搬送波から少なくとも1つのガード副搬送波によって隔離される(15)に記載の方法。
(17) 前記複数のリソースエレメントは、前記無線ネットワーク内の1つのセルにおいてシグナリングメッセージを送信するために使用可能であり、異なる複数のリソースエレメントは、前記無線ネットワーク内の異なるセルにおいてシグナリングメッセージを送信するために使用可能である(1)に記載の方法。
(18) 前記複数のリソースエレメントは、前記無線ネットワーク内のすべてのセルにおいてシグナリングメッセージを送信するために使用可能である(1)に記載の方法。
(19) 無線通信のための装置であって、
複数の符号シンボルにシグナリングメッセージをマッピングするための手段と、
前記複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択するための手段と、
前記選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し及び前記複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成するための手段と、を備える、無線通信のための装置。
(20) 送信局から前記送信局と非同期的に動作する少なくとも1つの受信局に前記ビーコン信号を送信するための手段をさらに備える(19)に記載の装置。
(21) 送信局に対する干渉を低減させることを少なくとも1つの干渉する局に要求する干渉低減要求を備える前記シグナリングメッセージを生成するための手段をさらに備える(19)に記載の装置。
(22) 複数のリソースエレメントを選択するための前記手段は、
前記複数のリソースエレメントによって形成されたリソースエレメントの複数の組を決定するための手段であって、各符号シンボルに関して1つのリソースエレメント組である手段と、
対応する符号シンボルに基づいてリソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択するための手段と、を備える(19)に記載の装置。
(23) リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、リソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択するための前記手段は、各シンボル期間において、前記シンボル期間において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数の副搬送波のうちの1つを選択するための手段を備える(22)に記載の装置。
(24) リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、リソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択するための前記手段は、各副搬送波において、前記副搬送波において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数のシンボル期間のうちの1つを選択するための手段を備える(22)に記載の装置。
(25) 無線通信のための装置であって、
複数の符号シンボルにシグナリングメッセージをマッピングし、前記複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択し、及び前記選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し及び前記複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える、無線通信のための装置。
(26) 前記少なくとも1つのプロセッサは、送信局から前記送信局と非同期的に動作する少なくとも1つの受信局に前記ビーコン信号を送信するように構成される(25)に記載の装置。
(27) 前記少なくとも1つのプロセッサは、送信局に対する干渉を低減させることを少なくとも1つの干渉する局に要求する干渉低減要求を備える前記シグナリングメッセージを生成するように構成される(25)に記載の装置。
(28) 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数のリソースエレメントによって形成されたリソースエレメントの複数の組を決定し、各符号シンボルに関して1つのリソースエレメント組を決定し、そして対応する符号シンボルに基づいてリソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択するように構成されている、(25)に記載の装置。
(29) リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、前記少なくとも1つのプロセッサは、各シンボル期間において、前記シンボル期間において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数の副搬送波のうちの1つを選択するように構成される(28)に記載の装置。
(30)リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、前記少なくとも1つのプロセッサは、各副搬送波において、前記副搬送波において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数のシンボル期間のうちの1つを選択するように構成される(28)に記載の装置。
(31) コンピュータプログラム製品であって、
複数の符号シンボルにシグナリングメッセージをマッピングすることを少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
前記複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
前記選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し且つ前記複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、を備える、コンピュータによって読み取り可能な媒体、を備える、コンピュータプログラム製品。
(32) 無線通信ネットワークにおいてシグナリングを受信するための方法であって、
シグナリングメッセージを送信するために使用可能な複数のリソースエレメントから受信されたシンボルを得ることと、
前記受信されたシンボルに基づいて前記複数のリソースエレメントの中で高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別することと、
前記複数のリソースエレメントの中の前記識別されたリソースエレメントの位置に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出することと、を備え、各シグナリングメッセージは、前記シグナリングメッセージに基づいて前記複数のリソースエレメントの中から選択された複数のリソースエレメントにおいて送信される、無線通信ネットワークにおいてシグナリングを受信する方法。
(33) 前記検出されたシグナリングメッセージから干渉低減要求を得ることと、
前記干渉低減要求に基づいて送信電力を低減させること、とをさらに備える(32)に記載の方法。
(34) 各シグナリングメッセージは、複数の符号語のうちの1つにマッピングされ、各符号語は、前記複数のリソースエレメントの中のLのリソースエレメントの異なる組み合わせにマッピングされ、Lは1よりも大きく、シグナリングメッセージの有無を前記検出することは、
識別されたリソースエレメントにマッチするLのリソースエレメントのうちの少なくともDのリソースエレメントを各々有する候補符号語を識別し、DはLよりも小さいことと、
前記候補符号語に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出すること、とを備える(32)に記載の方法。
(35) シグナリングメッセージの有無を前記検出することは、
各候補符号語に関するマッチしたリソースエレメントの数及び類似のリソースエレメントの数に基づいて除去すべき候補符号語を識別することと、
除去のために識別された各候補符号語を除去することと、
除去されない候補符号語に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出すること、とをさらに備える(34)に記載の方法。
(36) シグナリングメッセージの有無を前記検出することは、
低い受信された電力を有する各候補符号語を除去することと、
除去されない候補符号語に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出すること、とをさらに備える(34)に記載の方法。
(37) 前記複数のリソースエレメントによって形成されるリソースエレメントのLの組を決定することをさらに備え、Lは1よりも大きく、各シグナリングメッセージは、複数の符号語のうちの1つにマッピングされ、各符号語は、リソースエレメントの前記Lの組内のLのリソースエレメントにマッピングされ、各組内に1つのマッピングされたリソースエレメントである(32)に記載の方法。
(38) 高い受信された電力を有するリソースエレメントを前記識別することは、リソースエレメントの各組において高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別することを備え、シグナリングメッセージの有無を前記検出することは、リソースエレメントの各組内の前記識別されたリソースエレメントの位置に基づいてシグナリングメッセージの有無を検出することを備える(37)に記載の方法。
(39) リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、高い受信された電力を有するリソースエレメントを前記識別することは、リソースエレメントの組に対応する各シンボル期間において高い受信された電力を有する副搬送波を識別することを備える(37)に記載の方法。
(40)リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、高い受信された電力を有するリソースエレメントを前記識別することは、リソースエレメントの組に対応する各副搬送波において高い受信された電力を有するシンボル期間を識別することを備える(37)に記載の方法。
(41) 無線通信のための装置であって、
シグナリングメッセージを送信するために使用可能な複数のリソースエレメントから受信されたシンボルを得るための手段と、
前記受信されたシンボルに基づいて前記複数のリソースエレメントの中で高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別するための手段と、
前記複数のリソースエレメントの中の前記識別されたリソースエレメントの位置に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出するための手段と、を備え、各シグナリングメッセージは、前記シグナリングメッセージに基づいて前記複数のリソースエレメントの中から選択された複数のリソースエレメントにおいて送信される、無線通信のための装置。
(42) 前記検出されたシグナリングメッセージから干渉低減要求を得るための手段と、
前記干渉低減要求に基づいて送信電力を低減させるための手段と、をさらに備える(41)に記載の装置。
(43) 各シグナリングメッセージは、複数の符号語のうちの1つにマッピングされ、各符号語は、リソースエレメントのLの組内のLのリソースエレメントにマッピングされ、各組内に1つのマッピングされたリソースエレメントである(41)に記載の装置。
(44)リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別するための前記手段は、リソースエレメントの組に対応する各シンボル期間において高い受信された電力を有する副搬送波を識別するための手段を備える(43)に記載の装置。
(45)リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別するための前記手段は、リソースエレメントの組に対応する各副搬送波において高い受信された電力を有するシンボル期間を識別するための手段を備える(43)に記載の装置。

Claims (42)

  1. 無線通信ネットワークにおいてシグナリングを送信する方法であって、
    複数の符号シンボルにシグナリングメッセージをマッピングすることと、
    前記複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択することと、
    前記選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し及び前記複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成すること、
    送信局から前記送信局と非同期的に動作する少なくとも1つの受信局に前記ビーコン信号を送信すること、を備え、
    ここで、前記ビーコン信号の副搬送波は、予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組の中であり、ここで前記予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組と、予約されていない副搬送波帯域との間にはガード副搬送波が設定される、
    無線通信ネットワークにおいてシグナリングを送信する方法。
  2. 送信局に対する干渉を低減させることを、少なくとも1つの干渉する局に要求する干渉低減要求を備える前記シグナリングメッセージを生成することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記シグナリングメッセージを前記マッピングすることは、
    前記シグナリングメッセージを少なくとも1つの情報シンボルに対しマッピングすることと、
    ブロック符号に従って前記少なくとも1つの情報シンボルを符号化して、前記複数の符号シンボルを得ること、とを備える請求項1に記載の方法。
  4. 複数のリソースエレメントを前記選択することは、
    前記複数のリソースエレメントで形成されたリソースエレメントの複数の組を決定することであって、各符号シンボルに関しては1つのリソースエレメント組であることと、
    対応する符号シンボルに基づいてリソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択すること、とを備える請求項1に記載の方法。
  5. 各符号シンボルは、0乃至N−1の範囲内の値を有し、Nは1よりも大きく、各組内の前記リソースエレメントは、インデックス0乃至N−1が割り当てられ、Xのインデックスを有するリソースエレメントは、Xの値を有する符号シンボルのために選択され、Xは0乃至N−1の範囲内である請求項4に記載の方法。
  6. リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、リソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを前記選択することは、各シンボル期間において、前記シンボル期間において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数の副搬送波のうちの1つを選択することを備える請求項4に記載の方法。
  7. リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、リソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを前記選択することは、各副搬送波において、前記副搬送波において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数のリソースエレメントのうちの1つを選択することを備える請求項4に記載の方法。
  8. 前記複数のリソースエレメントは、複数のリソースセグメントに分割され、各リソースセグメントは、前記シグナリングメッセージを送信するために予約された少なくとも1つの副搬送波におけるリソースエレメントの少なくとも1つの組を備える請求項7に記載の方法。
  9. 前記複数のリソースエレメントは、前記シグナリングメッセージを送信するために予約され及び予め決められた時間及び周波数位置に配置されたリソースセグメント内に属する請求項1に記載の方法。
  10. 前記複数のリソースエレメントは、複数の副搬送波によって形成され、前記シグナリングメッセージを送信するために予約され、いずれかのシンボル期間において開始する請求項1に記載の方法。
  11. 前記ビーコン信号を前記生成することは、
    前記ビーコン信号が送信される各シンボル期間に関して、存在する場合は各々の選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有する直交周波数分割多重(OFDM)シンボル又は単一搬送波周波数分割多重(SC−FDM)シンボルを生成することと、
    受信局が、前記受信局における不整合のシンボルタイミングに起因する小さいシンボル間干渉(ISI)及びより小さい搬送波間干渉(ICI)を有する前記シグナリングメッセージの受信を可能にするために、2つの連続するシンボル期間にわたり各々の選択されたリソースエレメントを繰り返すこと、とを備える請求項1に記載の方法。
  12. 前記送信局は、基地局であり、前記少なくとも1つの干渉する局は、少なくとも1つの干渉するユーザ装置(UE)である請求項2に記載の方法。
  13. 前記送信局は、ユーザ装置(UE)であり、前記少なくとも1つの干渉する局は、少なくとも1つの干渉する基地局である請求項2に記載の方法。
  14. 前記シグナリングメッセージを送信するために予約された副搬送波の少なくとも2つの連続しない部分組を決定することであって、各部分組は、少なくとも1つの副搬送波を含むことと、
    複数のシンボル期間における副搬送波の前記少なくとも2つの連続しない部分組によって形成された前記複数のリソースエレメントを決定すること、とをさらに備える請求項1に記載の方法。
  15. 副搬送波の各部分組は、送信のために使用可能なその他の副搬送波から少なくとも1つのガード副搬送波によって隔離される請求項14に記載の方法。
  16. 前記複数のリソースエレメントは、前記無線ネットワーク内の1つのセルにおいてシグナリングメッセージを送信するために使用可能であり、異なる複数のリソースエレメントは、前記無線ネットワーク内の異なるセルにおいてシグナリングメッセージを送信するために使用可能である請求項1に記載の方法。
  17. 前記複数のリソースエレメントは、前記無線ネットワーク内のすべてのセルにおいてシグナリングメッセージを送信するために使用可能である請求項1に記載の方法。
  18. 無線通信のための装置であって、
    複数の符号シンボルにシグナリングメッセージをマッピングするための手段と、
    前記複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択するための手段と、
    前記選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し及び前記複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成するための手段と、
    送信局から前記送信局と非同期的に動作する少なくとも1つの受信局に前記ビーコン信号を送信するための手段と、を備え、
    ここで、前記ビーコン信号の副搬送波は、予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組の中であり、ここで前記予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組と、予約されていない副搬送波帯域との間にはガード副搬送波が設定される、
    無線通信のための装置。
  19. 送信局に対する干渉を低減させることを少なくとも1つの干渉する局に要求する干渉低減要求を備える前記シグナリングメッセージを生成するための手段をさらに備える請求項18に記載の装置。
  20. 複数のリソースエレメントを選択するための前記手段は、
    前記複数のリソースエレメントによって形成されたリソースエレメントの複数の組を決定するための手段であって、各符号シンボルに関して1つのリソースエレメント組である手段と、
    対応する符号シンボルに基づいてリソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択するための手段と、を備える請求項18に記載の装置。
  21. リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、リソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択するための前記手段は、各シンボル期間において、前記シンボル期間において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数の副搬送波のうちの1つを選択するための手段を備える請求項20に記載の装置。
  22. リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、リソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択するための前記手段は、各副搬送波において、前記副搬送波において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数のシンボル期間のうちの1つを選択するための手段を備える請求項20に記載の装置。
  23. 無線通信のための装置であって、
    複数の符号シンボルにシグナリングメッセージをマッピングし、前記複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択し、及び前記選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し及び前記複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える、無線通信のための装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサは、送信局に対する干渉を低減させることを少なくとも1つの干渉する局に要求する干渉低減要求を備える前記シグナリングメッセージを生成するように構成される請求項23に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数のリソースエレメントによって形成されたリソースエレメントの複数の組を決定し、各符号シンボルに関して1つのリソースエレメント組を決定し、そして対応する符号シンボルに基づいてリソースエレメントの各組において1つのリソースエレメントを選択するように構成されている、請求項23に記載の装置。
  26. リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、前記少なくとも1つのプロセッサは、各シンボル期間において、前記シンボル期間において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数の副搬送波のうちの1つを選択するように構成される請求項25に記載の装置。
  27. リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、前記少なくとも1つのプロセッサは、各副搬送波において、前記副搬送波において送信すべき符号シンボルに基づいて前記複数のシンボル期間のうちの1つを選択するように構成される請求項25に記載の装置。
  28. コンピュータ読み取り可能な格納媒体であって、
    複数の符号シンボルにシグナリングメッセージをマッピングすることを少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
    前記複数の符号シンボルに基づいて複数のリソースエレメントの中から複数のリソースエレメントを選択することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
    前記選択されたリソースエレメントにおいて送信電力を有し且つ前記複数のリソースエレメントのうちの残りのリソースエレメントにおいて送信電力を有さないビーコン信号を生成することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
    送信局から前記送信局と非同期的に動作する少なくとも1つの受信局に前記ビーコン信号を送信すること前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、を備え、
    ここで、前記ビーコン信号の副搬送波は、予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組の中であり、ここで前記予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組と、予約されていない副搬送波帯域との間にはガード副搬送波が設定される、
    コンピュータによって読み取り可能な格納媒体。
  29. 無線通信ネットワークにおけるビーコン信号のシグナリングを受信するための方法であって、
    シグナリングメッセージを送信するために使用可能な複数のリソースエレメントから受信されたシンボルを得ることと、
    前記受信されたシンボルに基づいて前記複数のリソースエレメントの中で高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別することと、
    前記複数のリソースエレメントの中の前記識別されたリソースエレメントの位置に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出することと、を備え、各シグナリングメッセージは、前記シグナリングメッセージに基づいて前記複数のリソースエレメントの中から選択された複数のリソースエレメントにおいて送信され
    ここで、前記ビーコン信号の副搬送波は、予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組の中であり、ここで前記予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組と、予約されていない副搬送波帯域との間にはガード副搬送波が設定される、
    無線通信ネットワークにおけるビーコン信号のシグナリングを受信する方法。
  30. 前記検出されたシグナリングメッセージから干渉低減要求を得ることと、
    前記干渉低減要求に基づいて送信電力を低減させること、とをさらに備える請求項29に記載の方法。
  31. 各シグナリングメッセージは、複数の符号語のうちの1つにマッピングされ、各符号語は、前記複数のリソースエレメントの中のLのリソースエレメントの異なる組み合わせにマッピングされ、Lは1よりも大きく、シグナリングメッセージの有無を前記検出することは、
    識別されたリソースエレメントにマッチするLのリソースエレメントのうちの少なくともDのリソースエレメントを各々有する候補符号語を識別し、DはLよりも小さいことと、
    前記候補符号語に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出すること、とを備える請求項29に記載の方法。
  32. シグナリングメッセージの有無を前記検出することは、
    各候補符号語に関するマッチしたリソースエレメントの数及び類似のリソースエレメントの数に基づいて除去すべき候補符号語を識別することと、
    除去のために識別された各候補符号語を除去することと、
    除去されない候補符号語に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出すること、とをさらに備える請求項31に記載の方法。
  33. シグナリングメッセージの有無を前記検出することは、
    低い受信された電力を有する各候補符号語を除去することと、
    除去されない候補符号語に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出すること、とをさらに備える請求項31に記載の方法。
  34. 前記複数のリソースエレメントによって形成されるリソースエレメントのLの組を決定することをさらに備え、Lは1よりも大きく、各シグナリングメッセージは、複数の符号語のうちの1つにマッピングされ、各符号語は、リソースエレメントの前記Lの組内のLのリソースエレメントにマッピングされ、各組内に1つのマッピングされたリソースエレメントである請求項29に記載の方法。
  35. 高い受信された電力を有するリソースエレメントを前記識別することは、リソースエレメントの各組において高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別することを備え、シグナリングメッセージの有無を前記検出することは、リソースエレメントの各組内の前記識別されたリソースエレメントの位置に基づいてシグナリングメッセージの有無を検出することを備える請求項34に記載の方法。
  36. リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、高い受信された電力を有するリソースエレメントを前記識別することは、リソースエレメントの組に対応する各シンボル期間において高い受信された電力を有する副搬送波を識別することを備える請求項34に記載の方法。
  37. リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、高い受信された電力を有するリソースエレメントを前記識別することは、リソースエレメントの組に対応する各副搬送波において高い受信された電力を有するシンボル期間を識別することを備える請求項34に記載の方法。
  38. ビーコン信号を使用する無線通信のための装置であって、
    シグナリングメッセージを送信するために使用可能な複数のリソースエレメントから受信されたシンボルを得るための手段と、
    前記受信されたシンボルに基づいて前記複数のリソースエレメントの中で高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別するための手段と、
    前記複数のリソースエレメントの中の前記識別されたリソースエレメントの位置に基づいて前記複数のリソースエレメントにおいて送信されたシグナリングメッセージの有無を検出するための手段と、を備え、各シグナリングメッセージは、前記シグナリングメッセージに基づいて前記複数のリソースエレメントの中から選択された複数のリソースエレメントにおいて送信され、
    ここで、前記ビーコン信号の副搬送波は、予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組の中であり、ここで前記予約された副搬送波の組又は予約された副搬送波の部分組と、予約されていない副搬送波帯域との間にはガード副搬送波が設定される、
    無線通信のための装置。
  39. 前記検出されたシグナリングメッセージから干渉低減要求を得るための手段と、
    前記干渉低減要求に基づいて送信電力を低減させるための手段と、をさらに備える請求項38に記載の装置。
  40. 各シグナリングメッセージは、複数の符号語のうちの1つにマッピングされ、各符号語は、リソースエレメントのLの組内のLのリソースエレメントにマッピングされ、各組内に1つのマッピングされたリソースエレメントである請求項38に記載の装置。
  41. リソースエレメントの各組は、1つのシンボル期間における複数の副搬送波を網羅し、高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別するための前記手段は、リソースエレメントの組に対応する各シンボル期間において高い受信された電力を有する副搬送波を識別するための手段を備える請求項40に記載の装置。
  42. リソースエレメントの各組は、複数のシンボル期間における1つの副搬送波を網羅し、高い受信された電力を有するリソースエレメントを識別するための前記手段は、リソースエレメントの組に対応する各副搬送波において高い受信された電力を有するシンボル期間を識別するための手段を備える請求項40に記載の装置。
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