JP5430988B2 - 流体管継手装置 - Google Patents

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Description

この発明は、互いに連結される合成樹脂製の二つの流体管継手を備える、流体管継手装置に関するものである。
従来、通水管が接続される流体管継手としてのヘッダーがあった(例えば、特許文献1参照)。図22に示されるように、このヘッダー21は、金属製のヘッダー本体22と、そのヘッダー本体22に組み付けられる補助継手23等から構成されていた。そして、ヘッダー21には、そのヘッダー本体22の一方端の開口部に他の継手24が連結され、ヘッダー本体22の他方端の開口部に止水プラグ25が嵌められた。そこで、前記他の継手24には、湯水の供給側に繋がる通水管(図示せず)が接続され、補助継手23には、湯水の消費側に繋がる通水管26が接続された。
特開2007−218415号公報
ところで、前記従来のヘッダー21にあっては、そのヘッダー21の全体を合成樹脂によって形成すると、金属製に比べて、軽く取り扱いもよいが、ヘッダー21(流体管継手)としての強度を十分に確保することが困難となる虞があった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、軽くすることができ、かつ、強度を確保することができる、流体管継手装置を提供することにある。
この発明に係る流体管継手装置は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る流体管継手装置は、互いの湯水の流通路が連通するように互いの連結口が嵌め合わされて連結される一方および他方の流体管継手を備える。ここで、前記一方および他方の流体管継手の各々は、前記流通路を形成する合成樹脂製の内筒部と、前記流通路を形成することなく前記内筒部の外周面を覆う合成樹脂製の外装部とから構成される。そして、前記連結口の連結によって、前記一方の流体管継手の内筒部と前記他方の流体管継手の内筒部とが、互いに止水部材を介して水密に連続するとともに、前記一方の流体管継手の外装部と前記他方の流体管継手の外装部との両方で、前記一方の流体管継手の内筒部と前記他方の流体管継手の内筒部とを連続的に覆うように、前記連結口のそれぞれが形成される。
そして、前記一方の流体管継手は、その一方の流体管継手の連結口における外装部側に、前記他方の流体管継手の連結口における外装部側に係合してその連結口の抜け出しを防止する抜け止め具が着脱可能に取付けられる、取付部が設けられる。
また、前記他方の流体管継手の連結口と連結される、前記一方の流体管継手の連結口は、リング体が先端から所定距離をあけて外周に設けられた、流体管の端部部分が、前記リング体とともに挿入可能な挿入口を兼ねるように形成され、かつ、その挿入されたリング体に対し、前記取付部に取付けられる前記抜け止め具が係合することで、前記流体管の端部部分が抜け止め状態に接続可能に形成される。
この流体管継手装置によると、一方および他方の流体管継手の各々は、合成樹脂製の、内筒部と外装部との複層構造となっている。そして、一方の流体管継手と他方の流体管継手とが、その連結口部分で連結されると、内筒部同士は、止水部材を介して水密に連続し、両外装部で、それら内筒部を連続的に覆う。これにより、両流体管継手の連結状態で、流体管継手装置は、連結口を含めて、内筒部が、流通路の湯水と接触してその水圧を直接受け、外装部が、水圧に押されて内筒部が広がるのを規制する。そこで、このように、流体管継手装置を、連結状態にある連結口を含めて内筒部と外装部とで構成することで、それら内筒部と外装部とのそれぞれの機能に応じた材料を個別に選択することができ、これによって、合成樹脂製でありながら、その強度を確保することができる。
また、請求項2に記載の発明に係る流体管継手装置は、請求項1に記載の流体管継手装置において、前記一方の流体管継手は、その一方の流体管継手の連結口において、前記外装部が前記内筒部よりも先端側に突出して形成される。反対に、前記他方の流体管継手は、その他方の流体管継手の連結口において、前記内筒部が前記外装部よりも先端側に突出して形成される。そして、前記一方の流体管継手の連結口と前記他方の流体管継手の連結口との連結において、前記他方の流体管継手の内筒部が、前記一方の流体管継手の連結口に挿入されるように、前記連結口のそれぞれが形成される。
また、請求項3に記載の発明に係る流体管継手装置は、請求項2に記載の流体管継手装置において、前記一方の流体管継手の連結口と前記他方の流体管継手の連結口との連結において、前記他方の流体管継手の外装部が、前記一方の流体管継手の外装部に挿入され、前記他方の流体管継手の内筒部が、前記一方の流体管継手の内筒部まで挿入されて、前記一方の流体管継手の内筒部の内周面と前記他方の流体管継手の内筒部の外周面とで前記止水部材を挟むように、前記連結口のそれぞれが形成される。
また、請求項に記載の発明に係る流体管継手装置は、請求項1ないしのいずれか1項に記載の流体管継手装置において、前記他方の流体管継手は、一端側が、前記連結口となり、他端側が、流体管が接続可能な接続口となる、エルボーからなる。
また、請求項に記載の発明に係る流体管継手装置は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の流体管継手装置において、前記他方の流体管継手は、その他方の流体管継手の連結口の他に、前記流体管とは径の異なる他の流体管が接続可能な接続口を有する。
この発明に係る流体管継手装置によれば、合成樹脂製とすることで軽くすることができ、かつ、連結状態にある連結口を含めて内筒部と外装部とで構成することで、それら内筒部と外装部とのそれぞれの機能に応じた材料を個別に選択することができ、その強度を確保することができる。
この発明の一実施の形態の、斜視図である。 同じく、縦断面図である。 同じく、図1におけるエルボー(他方の流体管継手)部分の拡大断面図である。 同じく、図1における止水プラグ部分の拡大断面図である。 同じく、図3におけるA−A線による断面図である。 同じく、流体管の一部を破断した正面図である。 同じく、一方の流体管継手の正面図である。 同じく、一方の流体管継手の底面図である。 同じく、一方の流体管継手の左側面図である。 同じく、一方の流体管継手の縦断面図である。 同じく、エルボー(他方の流体管継手)の正面図である。 同じく、エルボー(他方の流体管継手)の右側面図である。 同じく、エルボー(他方の流体管継手)の縦断面図である。 同じく、止水プラグの平面図である。 同じく、図14におけるB−B線による断面図である。 この発明の他の実施の形態の、斜視図である。 同じく、要部拡大縦断面図である。 同じく、直状継手(他方の流体管継手)の側面図である。 同じく、図18におけるC−C線による断面図である。 この発明のさらに他の実施の形態の要部平断面図である。 この発明のさらに他の実施の形態の要部断面図である。 従来のヘッダーを示す縦断面図である。
以下、この発明に係る流体管継手装置を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図15は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、配管材としての流体管である。2は、流体管継手装置であって、互いの湯水の流通路3a、4aが連通するように互いの連結口3b、4bが嵌め合わされて連結される一方および他方の流体管継手3、4を備える。
ここで、流体管1は、前記一方の流体管継手3や他方の流体管継手4に接続されるものであり、その流体管1の端部部分1aにおいて、リング体5が先端から所定距離をあけて外周に設けられている。
一方の流体管継手3は、その一方の流体管継手3の流通路3aを形成する合成樹脂製の内筒部3cと、前記流通路3aを形成することなく内筒部3cの外周面を覆う合成樹脂製の外装部3dとから構成される。同様に、他方の流体管継手4は、その他方の流体管継手4の流通路4aを形成する合成樹脂製の内筒部4cと、前記流通路4aを形成することなく内筒部4cの外周面を覆う合成樹脂製の外装部4dとから構成される。そして、これら流体管継手3、4において、連結口3b、4bの連結によって、一方の流体管継手3の内筒部3cと他方の流体管継手4の内筒部4cとが、互いにオーリンク等のパッキンからなる止水部材6を介して水密に連続するとともに、一方の流体管継手3の外装部3dと他方の流体管継手4の外装部4dとの両方で、一方の流体管継手3の内筒部3cと他方の流体管継手4の内筒部4cとを連続的に覆うように、連結口3b、4bのそれぞれが形成されている。
詳細には、一方の流体管継手3は、その一方の流体管継手3の連結口3bにおいて、外装部3dが内筒部3cよりも先端側に突出して形成されている。反対に、他方の流体管継手4は、その他方の流体管継手4の連結口4bにおいて、内筒部4cが外装部4dよりも先端側に突出して形成されている。そして、一方の流体管継手3の連結口3bと他方の流体管継手4の連結口4bとの連結において、他方の流体管継手4の内筒部4cが、一方の流体管継手3の連結口3bに挿入されるように、連結口3b、4bのそれぞれが形成されている。詳しくは、一方の流体管継手3の連結口3bと他方の流体管継手4の連結口4bとの連結において、他方の流体管継手4の外装部4dが、一方の流体管継手3の外装部3dに挿入され、他方の流体管継手4の内筒部4cが、一方の流体管継手3の内筒部3cまで挿入されて、一方の流体管継手3の内筒部3cの内周面と他方の流体管継手4の内筒部4cの外周面とで前記止水部材6を挟むように、連結口3b、4bのそれぞれが形成されている。
具体的には、流体管1は、可撓性を有する合成樹脂製の管であって、例えば、架橋ポリエチレンとかポリブデン等の合成樹脂管からなる。この流体管1の端部部分1aに設けられる前記リング体5は、筒状に形成されて、端部部分1a(詳細には、端部部分1aにおける、外周に止水部材6が密着するための端部部分前部1bよりも後方の、端部部分後部1c)の外周に嵌められる。このリング体5は、筒状のリング本体5aの内側に斜め内方に向けて延出する弾性変形可能な係止爪5b、5bを有している。詳細には、リング体5は、前記リング本体5aと、そのリング本体5aの内側に保持される止めリング5c、5cとを備える。そして、止めリング5cに、内側に向けて延出されて流体管1を係止する前記係止爪5b、5bが設けられる。さらに、リング体5は、リング本体5aの内側に挿入されて、リング本体5aの各端に位置する端部リング5d、5dおよび中間に位置する中間リング5e、5eを備える。そこで、一方の端部リング5dと中間リング5eとの間、そして、各中間リング5e、5e間に、前記止めリング5cが挟み込まれて保持される。なお、図中符号7は、インコアであって、このインコア7は、リング体5が取り付けられる前に、流体管1に挿入される。
一方の流体管継手3は、分岐管継手としてのヘッダーからなる。この一方の流体管継手3は、主筒部3eと、その主筒部3eから側方に向けて延出された(図示実施の形態においては、主筒部3eから直交方向に分岐した)複数の枝筒部3f、3fとからなる。そして、主筒部3eは、一端側の開口する第1の開口部301が、前記連結口3bとなり、他端側の開口する第2の開口部302が、止水プラグ8で塞がれる止水口3gとなっている。また、枝筒部3fの開口する第3の開口部303が、前記流体管1としての枝管101が接続される接続口3hとなる。
そこで、一方の流体管継手3は、その一方の流体管継手3の連結口3bにおける外装部3d側に、抜け止め具9が取付けられる(詳細には、着脱可能に取付けられる)、第1の取付部3iが設けられている。すなわち、この第1の取付部3iに取付けられた抜け止め具9が、他方の流体管継手4の連結口4bにおける外装部4d側に係合してその連結口4bの抜け出しを防止する。また、一方の流体管継手3は、その一方の流体管継手3の止水口3gにおける外装部3d側に、抜け止め具9が取付けられる(詳細には、着脱可能に取付けられる)、第2の取付部3jが設けられている。すなわち、この第2の取付部3jに取付けられた抜け止め具9が、止水プラグ8における後述するプラグ本体8aに係合してその止水プラグ8の抜け出しを防止する。さらに、一方の流体管継手3は、その一方の流体管継手3の接続口3hにおける外装部3d側に、抜け止め具9が取付けられる(詳細には、着脱可能に取付けられる)、第3の取付部3kが設けられている。すなわち、この第3の取付部3kに取付けられた抜け止め具9が、枝管101に設けられたリング体5に係合してその枝管101の抜け出しを防止する。つまり、接続口3hは、流体管1としての枝管101の端部部分1aが、リング体5とともに挿入可能に形成され、かつ、その挿入されたリング体5に対し、第3の取付部3kに取付けられる抜け止め具9が係合することで、枝管101の端部部分1aが抜け止め状態に接続可能に形成されている。
ここにおいて、一方の流体管継手3は、前記内筒部3cと、その内筒部3cをインサートして成形される前記外装部3dとで構成される。ここで、内筒部3cは、例えば、PPS(ポリフェニレンスルフィド)樹脂材料からなる。この内筒部3cは、前記主筒部3eを構成する内筒主部3mを備え、その内筒主部3mの一側の先端部分が、前記連結口3bを構成し、他方の流体管継手4の連結口4bにおける内筒部4c(詳細には、後述する内筒突部4g)を受け入れる、内筒部受け口3nとなる。そして、この内筒部受け口3nは、その先端部の内側が、径大に形成された径大部3pとなっている。そして、この径大部3pに、止水部材6が嵌められ、さらに、その止水部材6を押えるリング状の押え部材10が嵌められる。そこで、この止水部材6が、他方の流体管継手4における連結口4bの後述する内筒突部4gの外周面と密接することで、一方の流体管継手3の内筒部3cは、他方の流体管継手4の内筒部4cとの間が水密に保たれる。
そして、内筒主部3mの他側の先端部分が、前記止水口3gを構成し、止水プラグ8の後述する止水筒8bを受け入れる、止水筒受け口3qとなる。そして、この止水筒受け口3qは、その先端部の内側が、径大に形成された径大部3rとなっている。そして、この径大部3rに、止水部材6が嵌められ、さらに、その止水部材6を押えるリング状の押え部材10が嵌められる。そこで、この止水部材6が、止水プラグ8における後述する止水筒8bの外周面と密接することで、一方の流体管継手3の内筒部3cは、止水口3gにおいて、止水プラグ8の止水筒8bとの間が水密に保たれる。
また、一方の流体管継手3の内筒部3cは、内筒主部3mから側方に向けて延出されて(図示実施の形態においては、内筒主部3mから直交方向に分岐して)、前記枝筒部3fを構成する内筒枝部3sを備えており、その内筒枝部3sが、流体管1(詳細には、枝管101)を受け入れる、流体管受け口3tとなる。そして、この流体管受け口3tは、その先端部の内側が、径大に形成された径大部3uとなっている。そして、この径大部3uに、止水部材6が嵌められ、さらに、その止水部材6を押えるリング状の押え部材10が嵌められる。そこで、この止水部材6が、枝管101における端部部分前部1bの外周面と密接することで、一方の流体管継手3の内筒部3cは、枝管101との間が水密に保たれる。
外装部3dは、例えば、ガラス繊維等の繊維入りナイロン樹脂材料からなる。つまり、内筒部3cと外装部3dとは、相対的に、内筒部3cが軟質の合成樹脂材料からなり、外装部3dが、硬質の合成樹脂材料からなる。この軟質であるか硬質であるかは、材料の弾性係数(特に、曲げ弾性係数)、すなわち剛性によって判断され、弾性係数が相対的に、小である場合は軟質であり、大である場合は硬質である。
この外装部3dは、前記主筒部3eを構成する外装主部3vを備え、その外装主部3vの一側の先端部分が、前記連結口3bを構成し、前記内筒部受け口3nを覆うとともにその内筒部受け口3nよりも突出して形成されている。そして、その突出部分は、その内周面が、内筒部受け口3nにおける径大部3pの内周面と面一であって、他方の流体管継手4の連結口4bにおける外装部4dを受け入れる、外装部受け口3wとなる。そして、この外装部受け口3wの先端部に、前記第1の取付部3iが設けられる。この第1の取付部3iは、その外周に開口(詳細には、第1の取付部3iの外周の四方箇所に突設された各抜け止め具挿入部X1に開口)して、連結口3b内を横切るようにあけられた孔X2と、第1の取付部3iの外周から鉤状に突出形成された掛止部X3とを有している。
そして、外装主部3vの他側の先端部分が、前記止水口3gを構成し、その先端部分が、前記止水筒受け口3qを覆うとともにその止水筒受け口3qよりも突出して形成されている。そして、その突出部分は、その内周面が、止水筒受け口3qにおける径大部3rの内周面と面一であって、止水プラグ8のプラグ本体8aを受け入れる、プラグ本体受け口3xとなる。そして、このプラグ本体受け口3xの先端部に、前記第2の取付部3jが設けられる。この第2の取付部3jは、前記第1の取付部3iと同様の構造であって、抜け止め具挿入部X1に開口する孔X2と、外周から突出する掛止部X3とを有する。
また、一方の流体管継手3の外装部3dは、外装主部3vから側方に向けて延出されて(図示実施の形態においては、外装主部3vから直交方向に分岐して)、前記枝筒部3fを構成する外装枝部3yを備えている。そこで、外装枝部3yが、前記流体管受け口3tを覆うとともにその流体管受け口3tよりも突出して形成されている。そして、その突出部分は、その内周面が、流体管受け口3tにおける径大部3uの内周面と面一であって、枝管101に設けられたリング体5を受け入れる、リング体受け口3zとなる。そして、このリング体受け口3zの先端部に、前記第3の取付部3kが設けられる。この第3の取付部3kは、前記第1の取付部3iと同様の構造であって、抜け止め具挿入部X1に開口する孔X2と、外周から突出する掛止部X3とを有する。
さらに、外装部3dは、この一方の流体管継手3を壁等の被固定部に取付固定するための継手固定部Y、Yを備えている。この継手固定部Yは、並んで位置する枝筒部3f、3fの両側において、筒状に突出形成されている。そして、図示を省略するが、一方の流体管継手3は、この継手固定部Y部分において、ビス等の固着具を用いて、直接被固定部に取付固定されたり、あるいは、取付補助部材を介して被固定部に取付固定されたりする。
他方の流体管継手4は、一端側が、前記連結口4bとなり、他端側が、前記流体管1としての主管102が接続可能な接続口4eとなる、エルボー41(すなわち、L字状に曲がって形成された継手)からなる。そこで、他方の流体管継手4は、その他方の流体管継手4の接続口4eにおける外装部4d側に、抜け止め具9が取付けられる(詳細には、着脱可能に取付けられる)、第4の取付部4fが設けられている。すなわち、この第4の取付部4fに取付けられた抜け止め具9が、主管102に設けられたリング体5に係合してその主管102の抜け出しを防止する。
ここにおいて、他方の流体管継手4は、前記内筒部4cと、その内筒部4cをインサートして成形される前記外装部4dとで構成される。この他方の流体管継手4における内筒部4cおよび外装部4dの材料は、前記一方の流体管継手3と同様である。この他方の流体管継手4の連結口4bは、内筒部4cが外装部4dよりも先端側に突出した内筒突部4gを有している。そして、他方の流体管継手4の接続口4eは、一方の流体管継手3の接続口3hと同様の構造を有している。すなわち、接続口4eにおいて、内筒部4cの先端部分が、流体管1(詳細には、主管102)を受け入れる、流体管受け口4hとなる。そして、この流体管受け口4hは、その先端部の内側が、径大に形成された径大部4iとなっている。そして、この径大部4iに、止水部材6が嵌められ、さらに、その止水部材6を押えるリング状の押え部材10が嵌められる。そこで、この止水部材6が、主管102における端部部分前部1bの外周面と密接することで、他方の流体管継手4の内筒部4cは、主管102との間が水密に保たれる。
また、接続口4eにおいて、外装部4dの先端部分が、前記流体管受け口4hを覆うとともにその流体管受け口4hよりも突出して形成されている。そして、その突出部分は、その内周面が、流体管受け口4hにおける径大部4iの内周面と面一であって、主管102に設けられたリング体5を受け入れる、リング体受け口4jとなる。そして、このリング体受け口4jの先端部に、前記第4の取付部4fが設けられる。この第4の取付部4fは、前記第1の取付部3iと同様の構造であって、抜け止め具挿入部X1に開口する孔X2と、外周から突出する掛止部X3とを有する。
止水プラグ8は、プラグ本体8aと、そのプラグ本体8aの先端部分を覆う止水筒8bとから構成されている。プラグ本体8aは、例えば、ガラス繊維等の繊維入りナイロン樹脂材料からなり、先端が閉塞された筒形状をしている。このプラグ本体8aは、その軸方向の中間位置に、前方側から順に、第1の鍔部8cと第2の鍔部8dとが設けられ、さらに、後端に、第3の鍔部8eが設けられている。そして、第1の鍔部8cと第2の鍔部8dとの間には、第2の鍔部8dから第1の鍔部8c側に延びるリブ8f、8fが設けられている。止水筒8bは、例えば、PPS(ポリフェニレンスルフィド)樹脂材料からなり、先端が閉塞された筒形状をしている。この止水筒8bは、止水本体部8gと、後端部分の、止水本体部8gよりも外側に膨れた膨出部8hとからなる。そして、膨出部8hには、その内周面に、係合爪8iが設けられ、その係合爪8iの前方には、平面視矩形の孔8jがあけられている。そこで、プラグ本体8aの先端部分を止水筒8bに挿入すると、第1の鍔部8cが被係合部となって、止水筒8bの係合爪8iに係合し、こうして、プラグ本体8aと止水筒8bとが互いに組み付けられる。
抜け止め具9は、例えば、金属製の線材からなり、略コの字形状に形成されている(図5参照)。そこで、一方の流体管継手3の連結口3bにあっては、抜け止め具9は、略コの字形状の対向する対向片9a、9aが、他方の流体管継手4の連結口4bにおける外装部4dを挟むように第1の取付部3iの孔X2、X2に挿入されて、その外装部4d(詳細には、外装部4dに設けられた係合溝4k)と係合する。このとき、抜け止め具9における、対向片9a、9aを繋ぐ中間片9bが、第1の取付部3iに設けられた掛止部X3に掛かり、こうして、抜け止め具9は、第1の取付部3iに取付けられ、この抜け止め具9により、他方の流体管継手4の連結口4bは、一方の流体管継手3の連結口3bから抜け止めされる。また、このとき、連結口3b内において、他方の流体管継手4の連結口4bにおける外装部4dの先端が、押え部材10を押えて、止水部材6を所定位置に保持する。
一方の流体管継手3の止水口3gにあっては、抜け止め具9は、その対向片9a、9aが、止水プラグ8のプラグ本体8aを挟むように第2の取付部3jの孔X2、X2に挿入されて、そのプラグ本体8a(詳細には、第2の鍔部8dの後端)と係合する。このとき、抜け止め具9の中間片9bが、掛止部X3に掛かり、こうして、抜け止め具9は、第2の取付部3jに取付けられ、この抜け止め具9により、止水プラグ8は、一方の流体管継手3の止水口3gから抜け止めされる。また、このとき、止水口3g内において、止水プラグ8の止水筒8bにおける膨出部8hが、押え部材10を押えて、止水部材6を所定位置に保持する。
そして、一方の流体管継手3の接続口3hにあっては、抜け止め具9は、その対向片9a、9aが、枝管101を挟むように第3の取付部3kの孔X2、X2に挿入されて、リング体5の後端と係合する。このとき、抜け止め具9の中間片9bが、掛止部X3に掛かり、こうして、抜け止め具9は、第3の取付部3kに取付けられ、この抜け止め具9により、リング体5、ひいては枝管101は、一方の流体管継手3の接続口3hから抜け止めされる。また、このとき、接続口3h内において、枝管101におけるリング体5が、押え部材10を押えて、止水部材6を所定位置に保持する。
また、他方の流体管継手4の接続口4eにあっては、抜け止め具9は、その対向片9a、9aが、主管102を挟むように第4の取付部4fの孔X2、X2に挿入されて、リング体5の後端と係合する。このとき、抜け止め具9の中間片9bが、掛止部X3に掛かり、こうして、抜け止め具9は、第4の取付部4fに取付けられ、この抜け止め具9により、リング体5、ひいては主管102は、他方の流体管継手4の接続口4eから抜け止めされる。また、このとき、接続口4e内において、主管102におけるリング体5が、押え部材10を押えて、止水部材6を所定位置に保持する。
この流体管継手装置2によると、一方および他方の流体管継手3、4の各々は、合成樹脂製の、内筒部3c、4cと外装部3d、4dとの複層構造となっている。このように、流体管継手装置2は、内筒部3c、4cおよび外装部3d、4dを合成樹脂製とすることで軽くすることができる。そして、一方の流体管継手3と他方の流体管継手4とが、その連結口3b、4b部分で連結されると、内筒部3c、4c同士は、止水部材6を介して水密に連続し、両外装部3d、4dで、それら内筒部3c、4cを連続的に覆う。これにより、両流体管継手3、4の連結状態で、流体管継手装置2は、連結口3b、4bを含めて、内筒部3c、4cが、流通路3a、4aの湯水と接触してその水圧を直接受け、外装部3d、4dが、水圧に押されて内筒部3c、4cが広がるのを規制する。そこで、このように、流体管継手装置2を、連結状態にある連結口3b、4bを含めて内筒部3c、4cと外装部3d、4dとで構成することで、それら内筒部3c、4cと外装部3d、4dとのそれぞれの機能に応じた材料を個別に選択することができ、これによって、合成樹脂製でありながら、その強度を確保することができる。
特に、内筒部3c、4cは、軟質であって耐衝撃性が高いため、水圧変動による衝撃に耐えることができる。そして、外装部3d、4dは、硬質であって剛性が高いため、水圧による内筒部3c、4cの広がりをしっかりと受け止め、また、この外装部3d、4dに、抜け止め具9が取付けられる取付部3i、3j、3k、4fが設けられることで、連結口3bや止水口3gや接続口3h、4eでの、他方の流体管継手4や止水プラグ8や流体管1(詳細には、枝管101とか主管102)の抜けを的確に防ぐことができる。
そして、流体管継手3、4や止水プラグ8は、湯水と接触する内筒部3c、4cや止水筒8bと、湯水と接触しないよう設けられた外装部3d、4dやプラグ本体8aとからなる複数層構造であるため、内筒部3c、4cや止水筒8bには、耐塩素性、耐熱性を備えた材料を選択し、外装部3d、4dやプラグ本体8aには、内筒部3c、4cや止水筒8bよりもそれらの性能が低い材料を選択することができる。そのため、外装部3d、4dやプラグ本体8aには、内筒部3c、4cや止水筒8bに求められる性能を備えた材料とは全く異なる材料を用いることができ、複数性能を備えた内筒部3c、4cや止水筒8bに対して安価な材料を用いて、流体管継手装置2の材料費を低減することができる。もっとも、外装部3d、4dやプラグ本体8aの材料に、内筒部3c、4cや止水筒8bよりも性能の高い材料を用いてもよいのは勿論である。
さらに、流体管継手3、4は、インサート成形による内筒部3c、4cと外装部3d、4dとの複数層からなるため、強度を高めるために、巣やひけを抑えて肉厚を増やすことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、一方の流体管継手3において、第1の開口部301と第2の開口部302と第3の開口部303とは、同一の構造を有している。このため、第1の開口部301を連結口3bとして用いる以外に、流体管1が接続される接続口3hとか、止水プラグ8で塞がれる止水口3gとして用いてもよい。同様に、第2の開口部302を止水口3gとして用いる以外に、他方の流体管継手4が連結される連結口3bとか、流体管1が接続される接続口3hとして用いてもよい。そして、第3の開口部303を接続口3hとして用いる以外に、他方の流体管継手4が連結される連結口3bとか、止水プラグ8で塞がれる止水口3gとして用いてもよい。すなわち、一方の流体管継手3の開口部301、302、303を連結口3bとして見ると、この連結口3b(つまり、他方の流体管継手4の連結口4bと連結される、一方の流体管継手3の連結口)は、流体管1の端部部分1aが、リング体5とともに挿入可能な挿入口を兼ねるように形成され、かつ、その挿入されたリング体5に対し、取付部3i、3j、3kに取付けられる抜け止め具9が係合することで、流体管1の端部部分1aが抜け止め状態に接続可能に形成されている。さらに、連結口3bは、止水プラグ8が挿入可能な挿入口を兼ねるように形成され、かつ、その挿入された止水プラグ8に対し、取付部3i、3j、3kに取付けられる抜け止め具9が係合することで、止水プラグ8が抜け止め状態に接続可能に形成されている。
特に、図示実施の形態においては、エルボー41の連結口4bにおける内筒突部4gの外径と、エルボー41の接続口4eに接続される主管102(流体管1)の外径とは、同一となっている。つまり、一方の流体管継手3の第1の開口部301を接続口3hとして用いてその接続口3hに接続される主管102(流体管1)の外径と、エルボー41の接続口4eに接続される主管102(流体管1)の外径とは、同一である。これにより、同じ主管102(流体管1)を一方の流体管継手3の第1の開口部301に接続することも、その一方の流体管継手3の第1の開口部301に連結されたエルボー41の接続口4eに接続することもできる。このため、主管102(流体管1)を一方の流体管継手3に接続するにあたって、主管102(流体管1)が、一方の流体管継手3の主筒部3eに交差方向(図示実施の形態においては、下方向)から配管されるときには、エルボー41を使用して接続し、主筒部3eに対して主管102(流体管1)が主筒部3eの延びる方向に沿って配管されるときには、直接第1の開口部301に接続するというように、選択して接続でき、これによって、主管102(流体管1)を極端に屈曲することなく接続することができる。
図16〜図19は、一方の流体管継手3において、第1の開口部301と第2の開口部302とを、連結口3bとして用い、さらに、第3の開口部303の一つを連結口3bとして用い、他を接続口3hとして用いた例を示す。ここで、第1の開口部301と第2の開口部302に連結される他方の流体管継手4は、上述した一実施の形態と同様に、エルボー41からなる。そして、一方側(図16において左側)のエルボー41の接続口4eには、流体管1としての主管102が接続され、他方側(図16において右側)のエルボー41の接続口4eには、流体管1としての枝管101が接続される。また、連結口3bとなる第3の開口部303に連結される他方の流体管継手4は、真直ぐ延びる直状継手42からなり、前記エルボー41と同様に、その一端側が連結口4bとなり、他端側が接続口4eとなる。特に、この直状継手42の接続口4eは、第3の開口部303に直接接続される流体管1とは径の異なる(図示実施の形態においては、小径となる)流体管1としての他の流体管103(詳細には、枝管101)が接続可能な接続口となっている。つまり、直状継手42は、その直状継手42の連結口4bの他に、第3の開口部303に接続される流体管とは径の異なる他の流体管103が接続可能な接続口4eを有する。これにより、この直状継手42は、接続される流体管の径を変える場合に用いられる。このことは、第2の開口部302に連結されるエルボー41においても同様であり、このエルボー41の接続口4eは、第2の開口部302に直接接続される流体管とは径の異なる(図示実施の形態においては、小径となる)流体管1としての他の流体管104(詳細には、枝管101)が接続可能な接続口となっている。つまり、エルボー41は、そのエルボー41の連結口4bの他に、第2の開口部302に接続される流体管とは径の異なる他の流体管104が接続可能な接続口4eを有する。
また、図20に示すように、一方の流体管継手3の連結口3b内において、止水部材6を押える押え部材10は、連結口3bの被係合部X4に係合する係合部10aを有して、この係合により押え部材10が連結口3bに固定されてもよい。図示実施の形態においては、係合部10aは、突起からなり、被係合部X4は、連結口3bにおける外装部3d側に設けられた通孔からなる。また、連結口3bへの押え部材10の固定にあたっては、前記係合の他に、押え部材10が連結口3bに接着により固定されてもよい。そして、押え部材10が連結口3bに固定される場合には、他方の流体管継手4の連結口4bにおける外装部4dの先端で、押え部材10を押える必要はなく、その間に隙間Sがあってもよい。また、この押え部材10の固定は、連結口3bだけでなく、止水口3gとか接続口3h、4eにおいても同様であり、同様の固定方法で、押え部材10を止水口3gとか接続口3h、4eに固定することができる。そして、この場合には、止水プラグ8における膨出部8hで、押え部材10を押えたり、流体管1におけるリング体5で、押え部材10を押えたりする必要はなく、その間に隙間があってもよい。
また、一方の流体管継手3の連結口3bと他方の流体管継手4の連結口4bとの連結において、他方の流体管継手4の内筒部4cが一方の流体管継手3の内筒部3cに挿入されたり、他方の流体管継手4の外装部4dが一方の流体管継手3の外装部3dに挿入されたりしなくとも、図21に示すように、他方の流体管継手4の内筒部4cが、一方の流体管継手3の連結口3b(詳細には、その連結口3bにおける外装部3d)に挿入されて、一方の流体管継手3の内筒部3cの先端と他方の流体管継手4の内筒部4cの先端(つまり、内筒突部4gの先端)とが、止水部材6を挟んで対向したり、一方の流体管継手3の外装部3dの先端と他方の流体管継手4の外装部4dの先端とが突き合わされてもよい。そして、この場合には、両外装部3d、4dに掛けわたる抜け止め具を用いて両連結口3b、4b(つまりは、両流体管継手3、4)を抜け止め状態に連結することができる。
また、流体管継手3、4における内筒部3c、4cと外装部3d、4dの材料は、前述の材料に限定されるわけではなく、それぞれの機能に適した種々の材料を選択することができる。このことは、止水プラグ8におけるプラグ本体8aと止水筒8bにおいても同様である。
1 流体管
1a 端部部分
103 他の流体管
104 他の流体管
2 流体管継手装置
3 一方の流体管継手
3a 流通路
3b 連結口
3c 内筒部
3d 外装部
3i 第1の取付部(取付部)
3j 第2の取付部(取付部)
3k 第3の取付部(取付部)
4 他方の流体管継手
4a 流通路
4b 連結口
4c 内筒部
4d 外装部
4e 接続口
5 リング体
6 止水部材
9 抜け止め具

Claims (5)

  1. 互いの湯水の流通路が連通するように互いの連結口が嵌め合わされて連結される一方および他方の流体管継手を備え、
    前記一方および他方の流体管継手の各々は、前記流通路を形成する合成樹脂製の内筒部と、前記流通路を形成することなく前記内筒部の外周面を覆う合成樹脂製の外装部とから構成され、
    前記連結口の連結によって、前記一方の流体管継手の内筒部と前記他方の流体管継手の内筒部とが、互いに止水部材を介して水密に連続するとともに、前記一方の流体管継手の外装部と前記他方の流体管継手の外装部との両方で、前記一方の流体管継手の内筒部と前記他方の流体管継手の内筒部とを連続的に覆うように、前記連結口のそれぞれが形成され
    前記一方の流体管継手は、その一方の流体管継手の連結口における外装部側に、前記他方の流体管継手の連結口における外装部側に係合してその連結口の抜け出しを防止する抜け止め具が着脱可能に取付けられる、取付部が設けられ、
    前記他方の流体管継手の連結口と連結される、前記一方の流体管継手の連結口は、リング体が先端から所定距離をあけて外周に設けられた、流体管の端部部分が、前記リング体とともに挿入可能な挿入口を兼ねるように形成され、かつ、その挿入されたリング体に対し、前記取付部に取付けられる前記抜け止め具が係合することで、前記流体管の端部部分が抜け止め状態に接続可能に形成されていることを特徴とする、流体管継手装置。
  2. 前記一方の流体管継手は、その一方の流体管継手の連結口において、前記外装部が前記内筒部よりも先端側に突出して形成され、
    前記他方の流体管継手は、その他方の流体管継手の連結口において、前記内筒部が前記外装部よりも先端側に突出して形成され、
    前記一方の流体管継手の連結口と前記他方の流体管継手の連結口との連結において、前記他方の流体管継手の内筒部が、前記一方の流体管継手の連結口に挿入されるように、前記連結口のそれぞれが形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の流体管継手装置。
  3. 前記一方の流体管継手の連結口と前記他方の流体管継手の連結口との連結において、前記他方の流体管継手の外装部が、前記一方の流体管継手の外装部に挿入され、前記他方の流体管継手の内筒部が、前記一方の流体管継手の内筒部まで挿入されて、前記一方の流体管継手の内筒部の内周面と前記他方の流体管継手の内筒部の外周面とで前記止水部材を挟むように、前記連結口のそれぞれが形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の流体管継手装置。
  4. 前記他方の流体管継手は、一端側が、前記連結口となり、他端側が、流体管が接続可能な接続口となる、エルボーからなることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の流体管継手装置。
  5. 前記他方の流体管継手は、その他方の流体管継手の連結口の他に、前記流体管とは径の異なる他の流体管が接続可能な接続口を有することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の流体管継手装置。
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