JP5424998B2 - 投薬デバイス - Google Patents
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Description
本発明は、薬剤を内容物として収容した容器を皮膚や粘膜等に直接押しつけて、中身の薬剤を投与するのに好適な投薬デバイスに関する。
従来より、容器の内部空間に薬剤と針状の部材とを共に収容し、この容器を皮膚や粘膜等に直接押しつけて、針状の部材で容器の封止フィルムの穿孔と皮膚への穿刺を行い、中身の薬剤を身体に浸透させる投薬デバイスが知られている。(例えば特許文献1参照)
ところで、上記のような構成の投薬デバイスは、容器の押し込みによって内部空間の容積は減る一方、この空間の内部圧力は上昇する。この為、封止フィルムが穿孔されると、加圧された薬剤が身体に浸透する前に容器から流れ出し、必要量の薬剤を投与できない懸念があった。また、薬剤の浸透速度が予定以上に速くなってしまう懸念もあった。
本発明の課題は、内部空間に薬剤と針状の部材とを共に収容する容器を、皮膚や粘膜等に直接押しつけて薬剤を投与する場合に生じていた、上記の如き従来の不具合を解消できる投薬デバイスを提案するところにある。
本発明は、開口部の内側に区画凹所を形成し該区画凹所を薬剤の収納空間とする容器本体と、該開口部を封止して該収納空間を閉鎖する密閉壁とを備え、前記収納空間に、前記容器本体の押し潰しにより前記密閉壁を穿孔して該収納空間の薬剤を注出する尖頭体を設けた投薬デバイスであって、
前記容器本体に、該容器本体の押し潰しに伴う収納空間の圧力上昇にて膨出し該収納空間の圧力上昇を抑制する圧力吸収壁を設けたことを特徴とする投薬デバイスである。
前記容器本体に、該容器本体の押し潰しに伴う収納空間の圧力上昇にて膨出し該収納空間の圧力上昇を抑制する圧力吸収壁を設けたことを特徴とする投薬デバイスである。
前記圧力吸収壁は、前記収納空間に向けて突出する凸状体であることが望ましい。
前記尖頭体を前記収納空間に保持する支持部材を設け、
前記支持部材が、該尖頭体を固定するベースと、該ベースと一体連結し前記容器本体及び前記密閉壁の少なくとも一方に弾性支持される弾性片とを備えることが望ましい。
前記支持部材が、該尖頭体を固定するベースと、該ベースと一体連結し前記容器本体及び前記密閉壁の少なくとも一方に弾性支持される弾性片とを備えることが望ましい。
前記尖頭体を、前記区画凹所の壁部に直接設けることが望ましい。
容器本体に、この容器本体の押し潰しに伴う収納空間の圧力上昇にて膨出する圧力吸収壁を設けたので、収納空間の圧力上昇を抑制することが可能となり、密閉壁を穿孔する際の薬剤の漏れ出しを効果的に抑制することができる。
圧力吸収壁を、収納空間に向けて突出する凸状体として設けたので、簡易な構成により収納空間の圧力上昇を吸収することができる。
尖頭体を保持する支持部材が、この尖頭体を保持するベースと、このベースと一体連結し容器本体及び密閉壁の少なくとも一方に弾性支持される弾性片とを備えてなるので、容器の押し潰し前における尖頭体と密閉壁との接触が防止され、容器の不用意な開栓が阻止される。また押し潰しの際には弾性変形するので、強い力で押し込まなくても密閉壁を穿孔することができる。
尖頭体を、区画凹所の壁部に直接設けたので、部材を減らして構成を簡略化することができる。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う投薬デバイスの実施の形態を示した図であり、(a)は容器本体を押し潰す前の斜視図であり、(b)は(a)の中央を切断して内部構造を示した図であり、図2は、図1に示す投薬デバイスの容器本体の断面図である。
図1は、本発明に従う投薬デバイスの実施の形態を示した図であり、(a)は容器本体を押し潰す前の斜視図であり、(b)は(a)の中央を切断して内部構造を示した図であり、図2は、図1に示す投薬デバイスの容器本体の断面図である。
図1において、1は投薬デバイスの本体部となる容器本体である。容器本体1は、開口部1aの内側に区画凹所1bを有しており、この区画凹所1bの内側に薬剤等の内容物m(液体、粘性体、粉体など)を収容する収納空間Mを形成している。図示の例で容器本体1は、区画凹所1bとは逆向きであって、収納空間Mに向けて突出する凸状体(圧力吸収壁)1cを備えている。容器本体1は、押圧力を加える前は区画凹所1bの形状を保持することが可能であって、この区画凹所1bを押し込んだ時には潰すことができる、薄肉のプラスチック等によって形成されている。
2は、収納空間Mに内容物mを収容した後、開口部1aを取り囲むフランジと接着剤等により接着され、収納空間Mを閉鎖する密閉壁である。密閉壁2は、後述する尖頭体により孔が形成できるようにフィルムやシート等によって形成されている。
3は、収納空間Mにおいて、尖った側を密閉壁2に向ける尖頭体である。尖頭体3は、密閉壁2を穿孔後、皮膚や粘膜等に僅かに刺さるものであり、微小な針となっている。
4は、尖頭体3を収納空間Mに保持する支持部材である。支持部材4は、尖頭体3を保持するベース4aと、ベース4aと一体連結するとともに、容器本体1及び密閉壁2の少なくとも一方と接続部4cを介して連結して、尖頭体3を弾性支持する弾性片4bとを備えている。尖頭体3は、弾性片4bによって、区画凹所1bの直下において密閉壁2から間隔をあけて配置されている。図2に示す例で尖頭体3は、1つの弾性片4bが密閉壁2と連結する片持ち支持されたものとして示しているが、2つの弾性片4bで両端支持するようにしてもよい。また尖頭体3は、図示の例では複数設けた例を示したが、狭い範囲に投与する場合には1つであってもよい。
上記のような構成となる投薬デバイスを用いて薬剤を投与するには、図3に示すように密閉壁2を皮膚Sにあてがい、容器本体1の区画凹所1bを押圧する。この押圧により区画凹所1bは次第に押し潰され、密閉壁2を穿孔するとともに皮膚Sを穿刺して、最終的に変形した区画凹所1b´となる(図3、図4(a)、(b)参照)。この押し潰しの最中において、収納空間Mの容積は減っていくとともに内部圧力は上昇していくが、凸状体1cは、上昇する内部圧力に応じて収納空間Mの反対側に向かって膨出して、凸状体1c´に変形する。このため区画凹所1bを押し潰しても、収納空間Mの圧力上昇を抑制することができる。また、区画凹所1bの押し潰しに伴い、収納空間Mの圧力が実質的に一定に保持されるように設定することが好ましい。また密閉壁2が穿孔されるまでは、区画凹所1bが変形しても収納空間Mは密閉したまま保たれるので、内容物mや尖頭体3が汚染されるおそれがない。
図示の例で圧力吸収壁は、収納空間Mに向けて突出する凸状体1cとして示したが、周囲の区画凹所1bと同一形状のまま部分的に厚みを薄くしたり、材料を部分的に弾性変形しやすいものに変更したりして、この部位が圧力上昇に応じて膨出するようにしてもよい。
密閉壁2の外側(収納空間Mとは反対側)に、皮膚Sに貼り付けるための粘着体を設けてもよい。これにより容器本体1を押圧する際に投薬デバイスがずれてしまうことがなく、皮膚等の不用意な傷つけを有効に防止し得ることができ、また投与中は投薬デバイスが皮膚Sから浮き上がることが無いので、薬剤を漏れなく浸透させることが可能となる。
密閉壁2の内側(収納空間Mと同じ側)に、粘着体を設けてもよい。これにより区画凹所1bを押圧した際に尖頭体3のベース4aがこの粘着体に貼り付いて、押圧する指を離しても尖頭体3が皮膚に穿刺して薬剤の浸透が継続でき、必要とする薬剤を最後まで浸透させることができる。
尖頭体3を、図5に示すように区画凹所1bの壁部に接着或いは溶着等により直接設けてもよい。これにより弾性片4b等を削減できるので、構成を簡略化することができる。
本発明によれば、内部空間に薬剤と針状の部材とを共に収容する容器を、皮膚や粘膜等に直接押しつけて薬剤を投与する投薬デバイスに関し、内部空間の容積の減少に伴う圧力の上昇を抑制することが可能な投薬デバイスを提供できる。
1 容器本体
1a 開口部
1b 区画凹所
1c 凸状体(圧力吸収壁)
2 密閉壁
3 尖頭体
4 支持部材
4a ベース
4b 弾性片
4c 接続部
m 内容物
M 収納空間
S 皮膚
1a 開口部
1b 区画凹所
1c 凸状体(圧力吸収壁)
2 密閉壁
3 尖頭体
4 支持部材
4a ベース
4b 弾性片
4c 接続部
m 内容物
M 収納空間
S 皮膚
Claims (4)
- 開口部の内側に区画凹所を形成し該区画凹所を薬剤の収納空間とする容器本体と、該開口部を封止して該収納空間を閉鎖する密閉壁とを備え、前記収納空間に、前記容器本体の押し潰しにより前記密閉壁を穿孔して該収納空間の薬剤を注出する尖頭体を設けた投薬デバイスであって、
前記容器本体に、該容器本体の押し潰しに伴う収納空間の圧力上昇にて膨出し該収納空間の圧力上昇を抑制する圧力吸収壁を設けたことを特徴とする投薬デバイス。 - 前記圧力吸収壁は、前記収納空間に向けて突出する凸状体である請求項1記載の投薬デバイス。
- 前記尖頭体を前記収納空間に保持する支持部材を設け、
前記支持部材が、該尖頭体を固定するベースと、該ベースと一体連結し前記容器本体及び前記密閉壁の少なくとも一方に弾性支持される弾性片とを備える請求項1又は2記載の投薬デバイス。 - 前記尖頭体を、前記区画凹所の壁部に直接設けた請求項1又は2記載の投薬デバイス。
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- 2010-06-30 JP JP2010148590A patent/JP5424998B2/ja not_active Expired - Fee Related
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