JP5424372B1 - 雑草や虫用の除去装置およびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に短時間で雑草や害虫の駆除ができるようにすることを目的とする。
【解決手段】100nmから200nmまでの波長の光を照射する第1光源と、200nmから280nmまでの波長の光を照射する第2光源と、前記第1光源と前記第2光源とを保持する保持部と、前記第1光源と前記第2光源とに電力を供給する端子部と、前記第1光源と前記第2光源との強度比を調整する調整部とを含むことを特徴とする植物または虫用の除去装置を用いる。
【選択図】図2

Description

本発明は、紫外線を利用した除草や害虫駆除を行う技術に関する。
従来の除草や害虫駆除は化学農薬を散布して除草や害虫の駆除を行っていた。農薬を使った場合、有益な動植物にも大きく悪影響を及ぼすと共に人間の健康にも大きく影響してきた。更に、その一部が地下水の汚染を引き起こして自然環境の破壊の原因となっている。
農家や家庭菜園家などでは除草作業が不可欠であり、多くの労力や健康がリスクに曝されている。これ以外にも、家屋の床廻りの木材や庭周りには蟻や害虫が多く生息している。水場周りではナメクジなどの発生もある。これらの駆除も化学薬品によるところが多いが、衣食住に極めて近い状況のために多くの薬品や農薬などの使用が躊躇されている。農薬や薬品を継続的に使用するとやがて、動植物のこれら薬品に対しての耐性が高まり、更に強い薬品や農薬が必要となるという課題もある。
これに対処して、遺伝子のDNAの分解・破壊を利用した紫外線照射により、除草の駆除を行うことが提案されている(特許文献1)。
この細胞内には核が一つだけ存在し、核の重大な役割は遺伝子がDNA(デオキシリオ核酸)を複製することで次世代へと細胞が受け継がれていくことである。他方、光吸収の観点から観察すると、DNAは紫外線、特にUV−Cの帯域に強い吸収帯を持つ。つまりDNAはUV−Cを吸収してDNAの分子結合が分解・破壊されて、複製機能を失い不活性化や死滅化に至ると考えられる。
特開2011−205962号公報
従来の方法では、UV−Cを照射して、植物のDNAの分子結合を分解・破壊し、遺伝子複製機能を失い不活性化や死滅化し、雑草の駆除ができる。しかし、このUV−Cの照射のみでは、雑草の駆除するために、長時間(数時間)を要する。
本発明は、上記点に鑑み、効率的に短時間で雑草や害虫の駆除ができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、100nmから200nmまでの波長の光を照射する第1光源と、200nmから280nmまでの波長の光を照射する第2光源と、前記第1光源と前記第2光源とを保持する保持部と、前記第1光源と前記第2光源とに電力を供給する端子部と、前記第1光源と前記第2光源との強度比を調整する調整部とを含む除草または虫除去の装置を利用する。
また、波長が100nmから200nmまでにピークを有する光と、波長が200nmから280nmまでにピークを有する光とを非照射物に同時に照射する照射工程と、周辺の空気中の酸素の一部をオゾンへ変換し、前記オゾンの一部を活性酸素へ変換し、前記非照射物に前記オゾンと前記活性酸素とに供給する供給工程とを含む、植物を枯渇する、または虫を除去する方法を用いる。
本発明は次のような効果を奏する。100nmから200nmの真空紫外線と200nmから280nmまでの紫外線の二種の紫外線を放射することのできる光源を組み込むことで、クロロフィルやメラニンなどの色素をオゾンが分解し、同時に細胞中のDNAの分解・破壊をUV−Cが担うことになって、雑草や害虫の駆除が迅速、かつ確実に実現できることになる。
更に、従来の農薬や化学薬品による除草や害虫駆除でみられるような、薬品成分の一部をそれぞれの遺伝子が取り組んで、耐性を高めることもない。オゾンや紫外線は電源スイッチを切れば瞬時に停止できるし、拡散によって地下水や大気を汚染することもなくなり、極めてクリーンな駆除方法と言える。
発明の原理を説明するためのDNAの分光吸収特性を示す図 発明の原理を説明するための図 (a)オゾン量と活性酸素と光強度比との関係を説明する図、(b)(a)にさらに、枯渇能力を含めた図 第1光と第2光の比率と枯渇能力との関係を示す図 (a)発明の装置の斜視図、(b)(a)の変形例の装置の図、(c)発明の装置の光源の配置を説明する図 実験に用いた装置の図 混合放電管、長波長放電管のスペクトルの図
動植物を構成する細胞の内部には核が存在し、核の中に遺伝子制御部位であるDNAがある。このDNAが外的要因で損傷を受けると複製機能を失い、新たな細胞の再生が停止する。
図1はDNAの分光吸収特性を示したものである。縦軸が光の吸収量、横軸が、光の波長を示す。260nm付近に大きな吸収帯がある。この吸収波長に合致した光を照射すれば、動植物のDNAが紫外線被ばく損傷を受け、細胞の複製作用が低下する。つまりUV−C帯域の光線を照射することで雑草や害虫の駆除ができる。
しかし、この260nm付近の光だけでは、植物を枯らすには弱く、時間がかかる。この発明では、185nm付近の光も併用して用いる。図2に原理の説明する模式図を示す。
(A)第1光201である185nm付近の光は、大気中の酸素205と反応してオゾン206を発生する。このオゾン206により、植物209中の葉緑体208を破壊する。
(B)更に発生したオゾン206に、第2光202である253.7nm付近の光が照射されると活性酸素207が生成される。この活性酸素207は、DNA210を破壊する。
(C)また、第2光202は、直接、植物中のDNA210を破壊する。
ここで、第1光201の強度を第2光202に対して増やすと、オゾン206が増えるが、第2光202は、オゾン206で吸収され、第2光202によるDNAの破壊が少なくなる。
一方、第2光202を第1光201に対して増すと、オゾン206の量が減り、オゾン206による葉緑体208の破壊の量が減る。
葉緑体208は、植物209の細胞内に沢山存在するので、第2光202、活性酸素207によるDNAへの照射の障害になる。よって、葉緑体208の量を減らすオゾン206は、重要であり一定濃度以上には保つ必要がある。オゾン206と活性酸素207を一定濃度に保つ必要がある。
結果、第2光の光強度と第1光201の光強度の比には、一定の範囲の場合に枯渇能力が高くなる。ここで、枯渇能力は、以下の式(1)で決まる。
枯渇能力f=オゾン量×活性酸素×第2の光強度・・・式(1)
図3(a)に、各条件で、第1光201と第2光202との光強度比(第1光201/第2光202の比)を変化させた場合の残留のオゾン206の強度(濃度)と活性酸素207の強度(濃度)を示す。縦軸は、相対強度(濃度)、横軸は、実験番号である。実験ごとで、光強度比を変化させた場合のオゾン206、活性酸素207の相対強度の変化を示す。
光強度比を大きくすると、グラフの左となり、オゾン206は増えるが、活性酸素207は減る、逆に、光強度比を減らすと、グラフの右へ行き、オゾン206が減り、活性酸素207が増える。よって、上記(1)より、枯渇能力fは、光強度比がある範囲の時に大きくなる。
ここで、図3(a)の各条件で、式(1)の枯渇能力fを計算し、他のデータとともにプロットすると、図3(b)となる。
図3(b)の枯渇能力fのデータを取り出し、光強度比に対して、グラフにしたのが図4である。光強度比と枯渇能力fとの関係を示す。光強度比は、0.25を中心に、0.08〜0.80の範囲がよい。最大能力の半分以上の能力を発揮できる。この範囲で光を照射すれば、効率的に草を除草できる。特に、0.08と、0.80のところに、変化点があり、両点で挟まれた範囲は、特に効率的に除草できる。
図5(a)から図5(c)で、実施例の装置を示す。図5(a)、(b)は、装置の斜視図である。図5(c)は、光源の配置を示す図である。
この装置では、植物209の上方から光を照射する。植物209は、約1時間後に枯れる。別の場所へ装置を移動させることで、必要な範囲の草を除草する。
装置には、光源505と、電源コード504と、第1光源制御器501と、第2光源制御器502と、第1・第2光源比率調整器503と、光源枠511と、支え部512とからなる。
図5(b)では、図5(a)にさらに、シール509で、周囲を覆っている。
光源505は、低圧水銀放電管である。第1光源として、特殊ガラス管を用いた低圧水銀放電管で、185nm(真空紫外線)と253.7nm(UV−C)の二種類の強い輝線を確保するものと、第2光源として、通常ガラス管を用いた低圧水銀放電管で、253.7nm(UV−C)のみの輝線を確保するものを用いた。
なお、第1光源は、185nm(真空紫外線)付近の光を含むもの、100nmから200nmまでの波長範囲のいずれかの波長範囲の光を照射するものである。第2光源は、253.7nm(UV−C)付近の光を含み、200nmから280nmまでの波長範囲のいずれかの光を照射するものである。
電源コード504は、光源505に電力を供給するものである。太陽電池や蓄電池を用いる場合は不要である。
第1光源制御器501は、第1光源の出力を制御するものである。
第2光源制御器502は、第2光源の出力を制御するものである。
第1・第2光源比率調整器503は、第1光源と第2光源との出力比を調整するものである。
光源枠511は、第1光源、第2光源、各制御・調整器、支え部512、電源コード504を保持する装置本体である。
支え部512は、光源枠511を支えるもので、この場合、柱、棒状のものが4本ある。草の長さに対して、または、効果が最適になるように、長さを調整できるものがよい。
さらに、支え部512間を、シール509で覆うことで、光照射領域を密閉し、オゾン、活性酸素が外部へ流れず、効率よく、除草できる。なお、シール509は、光照射領域面側(内側)が、光源505の光を反射するアルミニウム、または、ステンレスを貼る、または、アルミニウム板、または、ステンレス板を用いるとよい。
図5(c)は、光源の配置を示す図である。上記で示した光強度比が均一に照射されるように、よい配置をしている。つまり、第2光202の光源である第2光源506を両側に置き、その間に第1光201の光源である第1光源507を配置している。第2光202が、第1光201より強く照射され、対称に配置しているので照射される領域での均質性もよい。上記に示した光強度比のよいところを実現しやすい配置である。
第1・2光源比率調整器503で、強度比は、上記で求めた範囲になるように調整する。
以下の実験をした。実験の場所は各種雑草の生えた場所で、よく繁茂した「ホトケノザ」に的を絞って実験した。装置は図6を用いた。光源505が1本のものである。結果を、表1に示す。実施例では、混合放電管1本だけを用いた。この混合放電管は185nm(第1光201)と253.7nm(第2光202)に強いピークを持つ発光特性を有する(図7)。比較例では、高波長放電管1本だけを用いた。この高波長放電管は253.7nmにのみ強いピークを持つ発光特性(図7)を有する。照射光量(照射時間と各波長の出力強度との積)は同一とした。
以上の実験結果では、実施例では1時間の照射直後の観察では、葉っぱ全体が赤茶色に変化し、更に葉っぱが円筒状にカールしていた。比較例では同じく照射直後の観察では、葉っぱの一部分が部分的に赤茶色に変化していた。この二つの実験後、3日後の実施例のものの観察では、照射した部分は各種雑草を含めてほぼ全体が枯れていたが、比較例のものでは生き延びている雑草も見受けられた。
尚、この実験で光線の照射量は253.7nmを基準として1.512whrで一定量照射とした。ここで、whrは、各波長(185nm,253.7nm)の出力(W)×照射時間(1時間単位)である。
この結果から、185放電管の発生する光により発生するオゾンが、クロロフィルに作用してこれを分解し、同時に、照射する253.7nmの紫外線がDNAを分解不活性化して、雑草が枯れていくものと考えられる。
このメカニズムで除草が可能であるので、農薬除草などで見受けられる農薬分子の一部が遺伝子情報に取込まれて、雑草の農薬耐性が高まるようなこともない。更に、薬品耐性については害虫についても同じことが言える。
結果、実施例は、比較例に対して、圧倒的に草を枯らす能力が高いことが分かる。
Figure 0005424372
(実験例2)
上記の実施例とほぼ同じ条件で、蟻の巣に対して照射実験を行った。照射開始と同時に、蟻の集団にパニックが起こり異常な動きが見られた。相当数の蟻が照射領域外へ逃げたが、約20秒程度被ばくしたものについては死滅し、効果が得られることが分かった。これを照射量で評価すると約0.009whrとなる。光照射量から判断すると雑草駆除の方が、害虫駆除に比べて相当高い照射量が必要と言える。
害虫もここで掲げた以外にも多くの種類があるが、本発明の駆除の原理、つまり、DNA210を対象とした駆除方式のため、ほとんどの害虫駆除に対しても有効である。更に、タンパク質の光吸収帯が280nm付近にあるため、本照射装置には高い消臭効果もある。
本願発明は、雑草の駆除だけでなく、上記のように、害虫駆除の機器(例、白あり退治の機器)、毎年農地でされている農地の土中の害虫駆除などへも応用できる。
なお、虫は、葉緑体208を持たないので、オゾン206は直接必要がないので、185nmの第1光201は不要とも思われるが、オゾン206から活性酸素207を生成するため、185nmの第1光201も必要である。第1光201と第2光202の比率は、上記除草の場合より、第1光201が弱い方へ、つまり、比が小さい方へシフトするが、上記範囲で虫を除去できる。
また、虫は、植物を食べ、体内に植物を保持するので、オゾン206も効果があり、185nmの光も必要と考えられる。
虫の種類により、第1光201と第2光202の比率の最適値は異なり、比率により、ある種の虫のみを撃退できる。
なお、実施例では、図6の装置を用いたが、図5の装置を用いた方が、第1光と第2光の比率は最適化でき、さらに効果がでる。
なお、紫外線(100〜200nm)により発生したオゾンは、水(水蒸気でも可)に反応してOHラジカル(ヒドロキシルラジカル)を発生する。これは酸化還元電位2.85Vを持ち、オゾンの2.07Vより大きく、極めて強い酸化剤となる。特に、水のpHが6より大きくなるとOHラジカルの発生は顕著となる。つまり、pH<6のときはオゾン支配の作用となり、pH>6のときはOHラジカル支配の作用となり、上記、除草や害虫駆除に於いて、有効な手段である。
ここまで、第1光201により、酸素205をオゾン206へ変換していた。しかし、オゾン206を発生させるには、高電圧装置を用いてもよい。具体的には、エコデザイン株式会社のオゾン発生器を使用できる。また、オゾンマート株式会社、三菱電機株式会社などのオゾン発生器を使用できる。オゾン発生方式は大別すると無声放電方式、電気分解方式、紫外線ランプ方式等があり、どれでも使用できる。しかし、無声放電方式が、簡便で小型化できるので好ましい。
オゾン発生器により、第1光の強度相当量(同じオゾン発生量)を発生させ、上記比率にすればよい。つまり、第1光源の代わりにオゾン発生器を用い、オゾン発生器によるオゾン発生量を第1光源の強度に対応させ、第1光源の光と第2光源の光との強度比を、0.08≦第1光源/第2光源の光強度比≦0.80となるように、オゾン発生器を用いる植物または虫用の除去装置である。
この方式によれば、第1光201がなくとも、あってもよい。第1光201とオゾン発生器とを併用してもよい。上記、オゾン206と活性酸素207の比率となるように調整すればよい。つまり、前の例の第1光で発生させたオゾン量に相当するオゾン量をオゾン発生器と第1光で発生させればよい。
この場合、別途、高電圧装置でオゾンを発生させるので、初期から、短時間で、効率が上がり、初期から除草など効力を発揮する。
図5の上記装置においては、第1光の部分にオゾン発生器にオゾン吐出口を設けるとよい。
上記実施例、構成は、組み合わせることができる。
本願発明の装置、方法は、除草や害虫駆除に利用できる。
201 第1光
202 第2光
205 酸素
206 オゾン
207 活性酸素
208 葉緑体
209 植物
210 DNA
501 第1光源制御機器
502 第2光源制御機器
503 第1・2光源比率調整機器
504 電源コード
505 光源
506 第2光源
507 第1光源
509 シール

Claims (9)

  1. 185nmを含み、100nmから200nmまでのいずれかの波長の光を照射する第1光源と、
    253.7nmを含み、200nmから280nmまでのいずれかの波長の光を照射する第2光源と、
    前記第1光源と前記第2光源とを保持する保持部と、
    前記第1光源と前記第2光源とに電力を供給する供給部と、
    前記第1光源の強度を調整する第1調整部と、
    前記第2光源の強度を調整する第2調整部と、
    前記第1光源の光と前記第2光源の光との強度比を、0.08≦前記第1光源/前記第2光源の光強度比≦0.80に設定する調整する第3調整部と、を有する植物または虫用の除去装置。
  2. 前記第1光源1本の両側に前記第2光源2本を置いた1つのユニットとして光源として用いる請求項1に記載の植物または虫用の除去装置。
  3. 前記第1光源と前記第2光源と、被照射物との間を密閉するシール部をさらに有する請求項1または2に記載の植物または虫用の除去装置。
  4. 前記シール部は、前記除去装置内面側が、前記光を反射するアルミニウム、または、ステンレスからなる請求項3記載の植物または虫用の除去装置。
  5. 前記第1光源の代わりにオゾン発生器を用い、前記オゾン発生器によるオゾン発生量を前記第1光源の強度に対応させ、
    前記第1光源の光と前記第2光源の光との強度比が、0.08≦前記第1光源/前記第2光源の光強度比≦0.80となるように、前記オゾン発生器を用いる請求項1〜4のいずれか1項に記載の植物または虫用の除去装置。
  6. 185nmを含み、100nmから200nmまでのいずれかの波長の光を照射する前記第1光源と異なる第3光源と、
    前記第3光源とともにオゾン発生器を用い、前記オゾン発生器と前記第3光源によるオゾン発生量を前記第1光源の強度に対応させ、
    前記第1光源の光と前記第2光源の光との強度比が、0.08≦前記第1光源/前記第2光源の光強度比≦0.80となるように、前記オゾン発生器と前記第3光源とを用いる請求項5項に記載の植物または虫用の除去装置。
  7. 波長が185nmを含み、100nmから200nmまでにピークを有する第1光と、波長253.7nmを含み、200nmから280nmまでにピークを有する第2光とを、0.08≦前記第1光/前記第2光の光強度比≦0.80にて、被照射物に照射する照射工程と、
    周辺の空気中の酸素の一部をオゾンへ変換し、前記オゾンの一部を活性酸素へ変換し、前記被照射物に前記オゾンと前記活性酸素とに供給する供給工程とを含む、虫または植物を除去する方法。
  8. 前記第1光の代わりにオゾン発生器を用い、前記オゾン発生器によるオゾン発生量を前記第1光の強度に対応させ、
    前記第1光の光と前記第2光の光との強度比を、0.08≦前記第1光/前記第2光の光強度比≦0.80となるように、前記オゾン発生器を用いる請求項7記載の虫または植物を除去する方法。
  9. 波長が185nmを含み、100nmから200nmまでにピークを有する第3光と、
    前記第1光の代わりにオゾン発生器を用い、前記オゾン発生器と前記第3光によるオゾン発生量を前記第1光の強度に対応させ、
    前記第1光の光と前記第2光の光との強度比を、0.08≦前記第1光/前記第2光の光強度比≦0.80となるように、前記オゾン発生器と前記第3光を用いる請求項7記載の虫または植物を除去する方法。
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