JP5423582B2 - 無線基地局、無線パラメータの調整方法 - Google Patents
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Description
一方、無線パラメータを動的に調整するための上述した従来の方法では、基地局は、自セルにおける無線資源の使用量のみが考慮され、自セル内の移動端末と他セルとの無線リンクの状況が考慮されていない。そのため、この従来の方法は、複数の基地局を含むエリア内の通信環境について全体的な最適化を図る観点から好ましくない。例えば、ある基地局において無線資源の使用量の観点から最適な無線パラメータが設定されたとしても、その無線パラメータの設定が、その基地局に隣接する他の基地局にとって好ましくないものとなりうる場合が存在する。
この無線基地局は、
(A)自局と接続する移動端末から送信された信号を受信する受信部;
(B)自局と接続する移動端末における、自局の送信信号の受信品質の値である第1の受信品質と、他の無線基地局の送信信号の受信品質の値である第2の受信品質とに基づいて、自局の無線パラメータの値を調整する調整部;
を備える。
この無線パラメータの調整方法は、
(C)自局と接続する移動端末における、自局についての送信信号の受信品質の値である第1の受信品質と、他の無線基地局についての送信信号の受信品質の値である第2の受信品質とを取得すること;
(D)上記第1の受信品質及び上記第2の受信品質に基づいて、自局の無線パラメータの値を調整すること;
を含む。
(1−1)無線通信システム
図1に本実施形態の無線通信システムの概要を示す。図1に示すように、本実施形態の無線通信システムには、所定のエリア内に複数の無線基地局(以下、単に「基地局」という。)が存在し、各基地局の無線パラメータに応じたセルを形成している。各セルには、基地局と接続している複数の移動端末が存在する。各基地局の無線パラメータは、例えば、送信電力、アンテナの高さ、アンテナパタン、アンテナアジマス、及びチルト角等であり得る。本実施形態では一例として、無線基地局によって調整可能な無線パラメータがアンテナのチルト角である場合を例にして説明する。
次に、アンテナのチルト角を調整するに当たって各基地局で算出される評価量について説明する。各基地局において他セルの影響が評価量に適切に反映されるようにするため、評価量を、各基地局の配下の移動端末が他の基地局とも接続していると仮定した場合の下りの平均SINRとする。この平均SINRの算出方法について、以下説明する。
は、以下の式(1)で表される。
は、以下の式(2)で表される。なお、式(2)において、
は基地局#sに接続するすべての移動端末に対して和をとることを意味する。
は、自局に接続されている移動端末の平均SINRである。本実施形態ではさらに、他セルの影響が評価量に適切に反映されるようにするため、移動端末#jが隣接局#nにも接続していると仮定した場合の
を以下の式(3)に示すように算出する。
は、以下の式(4)に示すものとなる。
を実際の1端末につき2端末分カウントすることに注意を要する。
先ず、移動端末#jが接続する接続局#sの隣接局の集合をNb(j)と表し、基地局#nがNb(j)に含まれる基地局要素(つまり、Nb(j)に属する基地局)である場合に基地局#n∈Nb(j)であると定義する。図4は、接続局#sの隣接局として基地局#1, #2の2局が存在する場合を例示しているが、この場合にはNb(j)={#1, #2}である。移動端末#jが、基地局#n∈Nb(j)である基地局#nにも接続していると仮定した場合の
は、上記式(3)と同様に、式(5)で示される。
は、以下の式(6)に示すものとなる。
は、移動端末#jが接続する基地局#sの隣接局の集合Nb(j)に含まれる基地局の局数|Nb(j)|を用いて式(7)に示すように表される。つまり、移動端末#jがNb(j)に属する複数の隣接局#nにも接続していると仮定しているため、適切な平均値が得られるように、
を実際の1端末につき(1+|Nb(j)|)個の端末分カウントすることに注意を要する。
が、アンテナのチルト角を調整するに当たっての評価量となる。
次に、基地局の構成について、図5を参照して説明する。図5は、基地局の構成の要部を示すブロック図である。
復調復号部13は、データ信号及び制御信号に対して復調及び復号処理を行う。このとき、受信部12で分離された参照信号から得られるチャネル推定値に基づいて、データ信号及び制御信号についてのチャネル補償が行われる。
を算出する。各移動端末から受信する制御信号には、自局の送信信号の受信電力報告値とともに、隣接する他局の送信信号の受信電力報告値が含まれている。受信品質算出部14において行われる
の算出処理は、上記式(4)又は式(7)に示した方法に基づく。
符号化変調部16は、移動端末ごとのデータ信号、制御信号、及び参照信号生成部15により生成された参照信号に対して符号化及び変調処理を行うとともに、データ信号、制御信号、及び参照信号を多重化する。送信部17は、D/A(Digital to Analog)変換器、ローカル周波数発信器、ミキサ、パワーアンプ、フィルタ等を備え、多重化された送信信号を、ベースバンド周波数から無線周波数へアップコンバート等した後に、アンテナ10から空間へ放射する。
がチルト角の調整前後で増加するようにチルト角調整量を決定するとともに、そのチルト角調整量に相当する制御信号をチルト角調整機構11へ送出する。
次に、アンテナのチルト角の調整に関する基地局の動作について、図6を参照して説明する。図6は、アンテナのチルト角の調整に関する基地局の動作を示すフローチャートである。
を算出し(ステップS12)、算出した
をチルト角制御部18へ与える。ステップS12で算出された
が所定の目標値以上であれば何もしないが、その目標値以下であれば(ステップS14のNO)、チルト角制御部18は、アンテナ10のチルト角を所定量Δθだけ変化させるようにチルト角調整機構11を制御する(ステップS16)。
なお、図6のフローチャートでは、
を目標値と比較するステップ(ステップS14)を記載したが、このステップは必須ではない。
を算出し(ステップS18)、算出した
をチルト角制御部18へ与える。チルト角制御部18は、ステップS12で得られた
と、ステップS18で得られた
の変化分、すなわち
を算出する(ステップS20)。
であれば(ステップS22のYES)、評価量としての平均SINRが改善されたことを意味するため、チルト角制御部18は、ステップS16におけるチルト角の変化量Δθによる調整が適切であったと判断して終了する。逆に、
であれば(ステップS22のNO)、評価量としての平均SINRが改善されないか、又は悪化したことを意味するため、チルト角制御部18は、ステップS16におけるチルト角の変化量Δθによる調整が不適切であったと判断し、アンテナ10のチルト角をステップS16の処理の前の値に戻すようにチルト角調整機構11を制御して終了する。
と、他の無線基地局の送信信号の受信品質の値である第2の受信品質
とによって算出される。そのため、各基地局におけるアンテナのチルト角の調整結果は、他セルによる影響が適切に反映される。その結果、自局を含む複数の無線基地局がカバーするエリアにとって好ましい無線環境となるようなアンテナのチルト角を動的に設定することができるようになる。
以下、第2の実施形態の移動通信システムについて説明する。
本実施形態の移動通信システムでは、第1の実施形態のものと比較して、アンテナのチルト角を調整するに当たっての評価量としての
の算出方法が相違する。すなわち、第1の実施形態では、式(4)又は式(6)に示したように、
を算出するに当たって移動端末#jについての
を1:1で加算したが、本実施形態では、移動端末#jについての
を移動端末の基地局からの距離に応じた重み付けをもって加算するようにする。移動端末は、ある基地局との間の距離が近いほど、その基地局に接続している確率(又は期待値)が高いと推定できる。この点を考慮することで実施の通信状況をより正確に反映させた評価値となる。
の算出方法について具体的に説明する。
ここでは先ず、図2に示したように、基地局#sにはNUE(s)個の移動端末#j(j=1, 2, …, NUE(s))が接続されており、隣接する基地局が基地局#nのみである場合を想定する。そして、図7に示すように、基地局#sに接続している任意の移動端末#jに対して重み付け係数αj(0≦αj≦1)を定義する。なお、図7は、移動端末#jの接続局#sからの距離に対する重み付け係数αjの設定例を示す図である。図7に一例として示すように、重み付け係数αjは、基地局#sからの距離が遠くなるほど小さくなるような距離の関数として予め定義される。このとき、本実施形態では、
が、以下の式(8)に従って算出される。
が算出される。
以下、この補正の方法について、図10を参照して説明する。図10は、接続局#sと隣接局#nのセル半径の違いを幾何学的に示す図である。
先ず、移動端末#jが接続する接続局#sの隣接局の集合をNb(j)と表し、基地局#nがNb(j)に含まれる基地局要素(つまり、Nb(j)に属する基地局)である場合に基地局#n∈Nb(j)であると定義する。図11は、接続局#sの隣接局として基地局#1, #2, #3の3局が存在する場合を例示しているが、この場合にはNb(j)={#1, #2, #3}である。また、図11では、移動端末#jから接続局#sまでの距離をRs(j)、移動端末#jから隣接局#1〜#3までの距離をそれぞれR1(j)〜R3(j)、としている。
は、式(14), (15)に示す重み付け係数αjs, αjnを用いて、式(13)のとおり表される。なお、αjsは移動端末#jの接続局#sとの間の
に対する重み付け係数であり、αjnは移動端末#jの各隣接局#n(n=0,1,2,…)との間の
に対する重み付け係数である。
は、移動端末#jの接続局#sからの距離Rs(j)と、隣接局#n (但し、#n∈Nb(s))からの距離Rn(j)との差(Rn(j)- Rs(j))を表わす。また|Nb(s)|は、隣接局の集合Nb(s)に属する基地局の個数、即ち隣接局数を表わす。式(14)および式(15)によって算出された重み付け係数αjs, αjnの、移動端末ごとの総和である
は1になる。すなわち、式(13)によって、1個の移動端末が接続局及び複数の隣接局の位置関係に応じて仮想的に分割されて接続したものと見なした場合の平均SINRが算出されていることになる。
以下、第3の実施形態の移動通信システムについて説明する。
上述した各実施形態では、アンテナのチルト角を調整するに当たっての評価量としての平均SINRを算出する場合について示したが、評価量を平均SINRと等価的な
とするようにしてもよい。この場合、
が受信品質算出部14(図5参照)によって算出される。チルト角制御部18(図5参照)は、受信品質算出部14で算出される
がチルト角の調整前後で増加するようにチルト角調整量を決定する。
は、式(17), (18)によって算出される。式(17), (18)はシャノンの通信容量の式として知られており、式(16)は、式(13)の
をそれぞれ
で置き換えた式である。
以下、第4の実施形態について説明する。本実施形態では、基地局の制御クロック生成部19(図5参照)の好ましい構成について、図12を参照して説明する。図12の(a), (b)はそれぞれ、制御クロック生成部19の構成例を示す図である。
以下、第5の実施形態について説明する。
本実施形態の基地局は、制御クロック生成部19による制御クロックの送出間隔、及び/又はチルト角の変更量(図6のステップS16のΔθ)を、平均SINRの変化(図6のステップS20)に応じて変更する。具体的には、ステップS20で得られた平均SINRの変化量が所定値よりも大きい場合には、制御クロック生成部19による制御クロックの送出間隔を短縮して、より頻繁にアルゴリズムを起動するようにしてアルゴリズムを早期に収束させるようにする。また、ステップS20で得られた平均SINRの変化量が所定値よりも大きい場合には、図6のステップS16のチルト角の変更量Δθを大きくして、アルゴリズムを早期に収束させるようにする。かかる処理は以下のようにして行うことができる。すなわち、平均SINRの変化分(図6のステップS20)をΔTとしたときに、基地局は、制御クロックの送出間隔Nを、N=Int(α-βΔT)に従って算出する。また、基地局は、チルト角の変更量の絶対値|Δθ|をγΔTに従って算出する。ここでα、β、γは任意の定数であり、Int()は小数点以下を切り捨てる関数である。
以下、第6の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、式(14), (15)に示したように、移動端末#jの接続局#sからの距離Rs(j)、及び隣接局#n (但し、#n∈Nb(s))からの距離Rn(j)に基づいて重み付け係数αjs, αjnを算出したが、本実施形態では、この重み付け係数αjs, αjnの別の算出方法について説明する。本実施形態では、上記距離Rs(j)、Rn(j)の代わりに、SINRの計算に用いる受信電力報告値を用いて重み付け係数を算出する。つまり、基地局から移動端末までの距離によって無線伝播におけるパスロスが単調に変化すると推定できるため、受信電力報告値が小さい移動端末ほど基地局からの距離が長いと判断することができる。
無線パラメータの値に応じたセルを形成する無線基地局であって、
自局と接続する移動端末から送信された信号を受信する受信部と、
自局と接続する移動端末における、自局の送信信号の受信品質の値である第1の受信品質と、他の無線基地局の送信信号の受信品質の値である第2の受信品質とに基づいて、自局の無線パラメータの値を調整する調整部と、
を備えた、無線基地局。
前記調整部は、前記自局の無線パラメータの値を所定量だけ変化させ、該変化前後での、前記自局と接続する移動端末における前記第1及び第2の受信品質の変化に基づいて、該自局の無線パラメータの値を調整する、
付記1に記載された無線基地局。
前記調整部は、前記第1の受信品質と前記第2の受信品質の線形結合の値に基づいて、前記自局の無線パラメータの値を調整する、
付記1又は2に記載された無線基地局。
前記調整部は、自局から自局に接続する移動端末までの距離に応じた重み付けをもって前記線形結合の値を算出する、
付記3に記載された無線基地局。
前記調整部は、前記線形結合の値を、自局と前記他の無線基地局のセル半径の差に基づいて補正する、
付記3又は4に記載された無線基地局。
前記調整部は、複数回に亘って前記自局の無線パラメータの値を変更することにより該無線パラメータの値を調整し、N回目(N:整数)における前記第1及び第2の受信品質の変化に応じて、N+1回目の前記自局の無線パラメータの値の変更量をN回目の変更量から変化させる、
付記2〜5のいずれかに記載された無線基地局。
前記調整部は、複数回に亘って前記自局の無線パラメータの値を変更することにより該無線パラメータの値を調整し、N回目(N:整数)における前記第1及び第2の受信品質の変化に応じて、N回目からN+1回目の無線パラメータの値の変更処理の実行間隔を、N−1回目からN回目の実行間隔から変化させる、
付記2〜6のいずれかに記載された無線基地局。
前記受信品質は、自局と接続する複数の移動端末の平均の信号対干渉雑音比、又は平均通信容量である、
付記1〜7のいずれかに記載された無線基地局。
無線パラメータの値に応じたセルを形成する無線基地局における、無線パラメータの調整方法であって、
自局と接続する移動端末における、自局についての送信信号の受信品質の値である第1の受信品質と、他の無線基地局についての送信信号の受信品質の値である第2の受信品質とを取得し、
前記第1の受信品質及び前記第2の受信品質に基づいて、自局の無線パラメータの値を調整する
ことを含む、無線パラメータの調整方法。
前記自局の無線パラメータの値を調整することは、
前記自局の無線パラメータの値を所定量だけ変化させ、該変化前後での、前記自局と接続する移動端末における前記第1及び第2の受信品質の変化に基づいて、該自局の無線パラメータの値を調整することである、
付記9に記載された、無線パラメータの調整方法。
前記自局の無線パラメータの値を調整することは、
前記第1の受信品質と前記第2の受信品質の線形結合の値に基づいて、前記自局の無線パラメータの値を調整することである、
付記9又は10に記載された、無線パラメータの調整方法。
前記自局の無線パラメータの値を調整することは、
自局から自局に接続する移動端末までの距離に応じた重み付けをもって前記線形結合の値を算出すること、を含む、
付記11に記載された、無線パラメータの調整方法。
前記自局の無線パラメータの値を調整することは、
前記線形結合の値を、自局と前記他の無線基地局のセル半径の差に基づいて補正すること、を含む、
付記11又は12に記載された、無線パラメータの調整方法。
前記自局の無線パラメータの値を調整することは、
複数回に亘って前記自局の無線パラメータの値を変更することにより該無線パラメータの値を調整し、N回目(N:整数)における前記第1及び第2の受信品質の変化に応じて、N+1回目の前記自局の無線パラメータの値の変更量をN回目の変更量から変化させること、を含む、
付記10〜13のいずれかに記載された、無線パラメータの調整方法。
前記自局の無線パラメータの値を調整することは、
複数回に亘って前記自局の無線パラメータの値を変更することにより該無線パラメータの値を調整し、N回目(N:整数)における前記第1及び第2の受信品質の変化に応じて、N回目からN+1回目の無線パラメータの値の変更処理の実行間隔を、N−1回目からN回目の実行間隔から変化させること、を含む、
付記10〜14のいずれかに記載された、無線パラメータの調整方法。
11…チルト角調整機構
12…受信部
13…復調復号部
14…受信品質算出部
15…参照信号生成部
16…符号化変調部
17…送信部
18…チルト角制御部
19…制御クロック生成部
Claims (7)
- 無線パラメータの値に応じたセルを形成する無線基地局であって、
自局と接続する移動端末から送信された信号を受信する受信部と、
自局と接続する移動端末における、自局の送信信号の受信品質の値である第1の受信品質と、他の無線基地局の送信信号の受信品質の値である第2の受信品質との線形結合の値に基づいて、自局の無線パラメータの値を調整する調整部と、
を備えた、無線基地局。 - 前記調整部は、前記自局の無線パラメータの値を所定量だけ変化させ、該変化前後での、前記自局と接続する移動端末における前記第1及び第2の受信品質の変化に基づいて、該自局の無線パラメータの値を調整する、
請求項1に記載された無線基地局。 - 前記調整部は、自局から自局に接続する移動端末までの距離に応じた重み付けをもって前記線形結合の値を算出する、
請求項1又は2に記載された無線基地局。 - 前記調整部は、前記線形結合の値を、自局と前記他の無線基地局のセル半径の差に基づいて補正する、
請求項1〜3のいずれかに記載された無線基地局。 - 前記調整部は、複数回に亘って前記自局の無線パラメータの値を変更することにより該無線パラメータの値を調整し、N回目(N:整数)における前記第1及び第2の受信品質の変化に応じて、N+1回目の前記自局の無線パラメータの値の変更量をN回目の変更量から変化させる、
請求項2〜4のいずれかに記載された無線基地局。 - 前記調整部は、複数回に亘って前記自局の無線パラメータの値を変更することにより該無線パラメータの値を調整し、N回目(N:整数)における前記第1及び第2の受信品質の変化に応じて、N回目からN+1回目の無線パラメータの値の変更処理の実行間隔を、N−1回目からN回目の実行間隔から変化させる、
請求項1〜5のいずれかに記載された無線基地局。 - 無線パラメータの値に応じたセルを形成する無線基地局における、無線パラメータの調整方法であって、
自局と接続する移動端末における、自局についての送信信号の受信品質の値である第1の受信品質と、他の無線基地局についての送信信号の受信品質の値である第2の受信品質とを取得し、
前記第1の受信品質及び前記第2の受信品質の線形結合に基づいて、自局の無線パラメータの値を調整する
ことを含む、無線パラメータの調整方法。
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