JP5422750B2 - 振動式流量計の摩擦補償 - Google Patents

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Description

本発明は、振動式流量計に関するものであり、とくに振動式流量計の摩擦補償に関するものである。
コリオリ質量流量計および振動式密度計などの振動式導管センサは、概して流動物質を収容した振動する導管の動きを検知するように機能している。例えば、質量流量、密度などの導管内の物質に関する特性については、この導管に接続されているトランスデューサの動きから受信した測定信号を処理することにより測定することができる。通常、物質が充填された系を振動させる振動モードは、収容している導管および当該導管に収容されている物質の質量、剛性、および減衰特性値から影響を受ける。
典型的なコリオリ質量流量計は、管路または他の移送システムと直列に接続され、例えば、システム内の流体、スラリー、エマルジョンなどの物質を移送する、一以上の導管を有している。例えば、各導管は、単純曲げモード、ねじれモード、ラジアルモード、および結合モード含む、一組の固有振動モードを有しているものとみなすことができる。コリオリ質量流量測定の典型的な用途においては、物質が導管を流れるに伴って該導管が一以上の振動モードで励振されており、この導管の運動を、該導管に沿って間隔を開けて配置された複数地点で測定する。通常、励振は、導管を周期的に摂動(perturbs)させる音声コイルタイプのドライバーなどの電気機械デバイスのようなアクチュエータによって与えられる。トランスデューサの位置それぞれでの運動と運動との間における測定時間の遅延または位相差を測定することによって質量流量を求めることができる。通常、このような2つのトランスデューサ(すなわち、ピックオフセンサ)が、1以上の流管での振動応答を測定するために用いられており、アクチュエータの上流側と下流側とに配置されている。そして、これら2つのピックオフセンサは、電子計装装置に接続されている。この電子計装装置は、2つのピックオフセンサから信号を受信し、特に、質量流量測定値を導出するためにこれらの信号を処理する。したがって、コリオリ質量流量計および密度計を含む振動式流量計には、流体を測定するために振動される1つ以上の流管が用いられている。
振動式流量計の精度および性能は、流体流量の変化、液体成分の変化、温度、ならびに他の要因など、さまざまな要因による影響を受けうる。従来技術において一般に考慮しない要因としては、流体の流れと流量計の1つ以上の導管の壁との間で生じる摩擦がある。つまり、境界層における流れの影響を含む摩擦の影響により乱流が発生しうる。そして、摩擦の影響とその結果として生じる乱流は流量の測定値に対して悪い影響を及ぼす恐れがある。
本発明に係る1つの態様では、振動式流量計の摩擦補償用計測電子機器は、振動式流量計の流量計組立体と通信し、振動応答を受信するように構成されているインターフェースと、インターフェースと接続され、振動応答を用いて流体の質量流量(m)を測定するように構成されている処理システムとを備えており、該処理システムは、質量流量(m)、流体密度(ρ)、および流積(A)を用いて流体速度(V)を求め、流体速度(V)および圧力損失(ΔΡ)を用いて摩擦係数(f)を求め、摩擦係数(f)を用いて補償係数を求めるように構成されている。
好ましくは、計測電子機器が、流体密度(ρ)を受信してもよい。
好ましくは、振動式流量計が、流体密度(ρ)を測定してもよい。
好ましくは、計測電子機器が、圧力損失(ΔΡ)を受信してもよい。
好ましくは、振動式流量計が、圧力損失(ΔΡ)を測定してもよい。
好ましくは、処理システムは、摩擦補償済み質量流量(mcomp)を求めるようにさらに構成されていてもよい。
好ましくは、処理システムは、摩擦補償済み体積流量(vcomp)を求めるようにさらに構成されていてもよい。
好ましくは、補償係数を求めることには、摩擦係数(f)を、実験的に導出されたデータと相関させることを含んでもよい。
また、本発明に係る1つの態様では、振動式流量計の摩擦補償方法では、振動式流量計を用いて流体の質量流量(m)を測定するステップを含んでおり、さらに質量流量(m)、流体密度(ρ)および流積(A)を用いて流体速度(V)を求めるステップと、流体速度(V)および圧力損失(ΔΡ)を用いて摩擦係数(f)を求めるステップと、流体摩擦係数(f)を用いて補償係数を求めるステップとを含む。
好ましくは、前記振動式流量計が備える計測電子機器が、流体密度(ρ)を受信してもよい。
好ましくは、前記振動式流量計が、流体密度(ρ)を測定してもよい。
好ましくは、前記振動式流量計が備える計測電子機器が、圧力損失(ΔP)を受信してもよい。
好ましくは、振動式流量計が、圧力損失(ΔP)を測定してもよい。
好ましくは、摩擦補償済み質量流量(mcomp)を求めるステップをさらに含んでいてもよい。
好ましくは、摩擦補償済み体積流量(vcomp)を求めることをさらに含んでいてもよい。
好ましくは、補償係数を求めるステップには、摩擦係数(f)を、実験的に導出されたデータと相関させるステップを含んでいてもよい。
また、本発明に係る1つの態様では、振動式流量計の摩擦補償方法では、振動式流量計を用いて流体の質量流量(m)を測定するステップと、振動式流量計を用いて流体密度(ρ)を測定するステップと、質量流量(m)、流体密度(ρ)、および流積(A)を用いて流体速度(V)を求めるステップと、前記流体速度(V)および圧力損失(ΔΡ)を用いて摩擦係数(f)を求めるステップと、 前記摩擦係数(f)を用いて補償係数を求めるステップとを含む。
好ましくは、前記振動式流量計が備える計測電子機器が、圧力損失(ΔP)を受信してもよい。
好ましくは、前記振動式流量計が圧力損失(ΔΡ)を測定してもよい。
好ましくは、摩擦補償済み質量流量(mcomp)を求めるステップをさらに含んでいてもよい。
好ましくは、摩擦補償済み体積流量(vcomp)を求めるステップをさらに含んでいてもよい。
好ましくは、補償係数を求めるステップには、摩擦係数(f)を、実験的に導出されたデータと相関させるステップを含んでいてもよい。
本発明に係る振動式流量計を示す図である。 幅広い炭化水素の流体について求められた体積誤差(体積流量誤差)と摩擦係数(f)とを示すグラフである。 得られた流量計の摩擦係数(f)から体積誤差係数を求めるために用いることができる近似曲線以外は図2と同一となるグラフである。 補償後に得られた流量誤差を示すグラフである。 本発明に係る振動式流量計が備える計測電子機器を示すブロック図である。 本発明に従って流体流量を測定するための摩擦補償方法を示すフローチャートである。
図1〜図6および以下の記載には、本発明を最良のモードで実施および利用する方法を当業者に教示するための具体的な実施形態が示されている。本発明の原理を教示するために、従来技術の一部が単純化または省略されているものもある。当業者にとって明らかなように、これらの実施形態の変形例もまた本発明の技術範囲内に含まれる。また、当業者にとって明らかなように、以下の記載の構成要素をさまざまな方法で組み合わせて本発明の複数の変形例を形成することもできる。したがって、本発明は、以下の記載の特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されるものである。
図1には、本発明に係る振動式流量計5が示されている。振動式流量計5は、流量計組立体(流量計アセンブリ)10と、計測電子機器20とを備えている。計測電子機器20は、リード線100を通じて流量計組立体10へ接続されており、密度、質量流量、体積流量、合計した質量流量、温度、ないし他の測定値もしくは情報のうち、少なくとも一つ以上の測定結果を、通信経路26を通じて提供するように構成されている。当業者にとって明らかなように、振動式流量計は、ドライバー、ピックオフセンサ、流管、または振動の動作モードなど、それらを備える個数にかかわらず、いかなる振動式流量計であってもよい。また、振動式流量計5は、コリオリ質量流量計を備えていてもよい。それに加えて、振動式流量計5が振動式密度計を備える構成であってもよい。
流量計組立体10は、一対のフランジ101、101’と、マニホルド102、102’と、ドライバー104と、ピックオフセンサ105、105’と、流管103A、103Bとを備えている。ドライバー104およびピックオフセンサ105、105’は、流管103A、103Bに接続されている。
フランジ101、101’は、マニホルド102、102’に固定されている。実施形態によっては、マニホルド102、102’は、スペーサ106の両端に固定されてもよい。スペーサ106は、管路内で作用する力が流管103A、103Bにまで伝達されることのないように、マニホルド102とマニホルド102’との間の間隔を維持している。測定される流体を運ぶ管路(図示せず)の中に流量計組立体10が挿入されると、流体がフランジ101を通って流量計組立体10の中に流入し、流入口マニホルド102を通り、ここで流体の全量が流管103A、103Bの中へ流れ込む。さらに流体は、流管103A、103Bを流れ、流出口マニホルド102’の中へ流れ込み、ここでフランジ101’から計測組立体10の外へと流出する。
流体は液体であってもよい。また、流体はガスであってもよい。また、流体は、同伴ガスおよび/または同伴固体(entrained solids)を含有する液体などの多相流体であってもよい。
流管103A、103Bは、各曲げ軸線W−W、W’−W’の周りで、実質的に同一の質量分布、慣性モーメント、および弾性モジュールを有するように選択され、流入口マニホルド102および流出口マニホルド102’に適切に取り付けられる。そして、流管103A、103Bは、マニホルド102、102’から外側に向けてほぼ並行した態様で延出している。
流管103A、103Bは、各曲げ軸線W、W’の周りで、反対方向にドライバー104により駆動させられており、いわゆる、振動式流量計5のいわゆる第一の逆位相曲げモードである。ドライバー104は、たとえばマグネットを流管103Aに取り付け、それと対をなすコイル(an opposing coil)を流管103Bに取り付けた公知の構成のうちの一つであってもよい。つまり、この対をなすコイルに交流を流して両方の導管を振動させる。そして、計測電子機器20により、適切なドライブ信号が、リード線110を通じてドライバー104へ印加される。他のドライバデバイスも考えられており、本明細書および請求項の技術範囲に含まれる。
計測電子機器20は、リード線111およびリード線111’からそれぞれセンサ信号を受信するように構成されている。計測電子機器20は、リード線110に駆動信号を生じさせ、この信号により、ドライバー104は流管103A、103Bを振動させる。他のセンサデバイスも考えられており、それらもまた本明細書および請求項の技術範囲に含まれる。
計測電子機器20は、特に、ピックオフセンサ105、105’からの左側速度信号および右側速度信号を処理し、流量などを計算する。また、通信経路26は、計測電子機器20が操作者または他の電子装置とインターフェースを取れるようにするための入力手段および出力手段を提供するものである。図1の記載では、振動式流量計5の動作は一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
また、ある実施形態における計測電子機器20は、流管103A、103Bを振動させるように構成されている。振動はドライバー104によって引き起こされる。また、計測電子機器20は、ピックオフセンサ105、105’から生じる振動信号をさらに受信する。振動信号は、流管103A、103Bの振動応答を含んでいる。計測電子機器20は、この振動応答を処理して、応答周波数および/または位相差を求める。また、計測電子機器20は、振動応答を処理して、流体の質量流量および/または密度を含む1以上の流量測定値を得る。なお、他の振動応答特性および/または他の流量測定値も検討されうるものであり、それらもまた本明細書および請求項の技術範囲に含まれる。
また、ある実施形態では、流管103Aおよび103Bは、図示されているような略U字形状の流管である。しかしながらそれに代えて、他の実施形態では、流管は略直線状の流管であってもよい。また、さらなる流量計の形状および/または構成を用いてもよく、それらもまた本明細書および請求項の範囲に含まれる。
図には、圧力センサも示されていなければまたは圧力センサタップも示されていないが、いうまでもなく、いくつかの実施形態では、振動式流量計5が、この振動式流量計5を実質的には越えた位置での圧力損失を測定するための圧力センサを備える。もしくはそのような構成に代えて、計測電子機器20は、他の装置、あるいは操作者または技術者を含む外部ソースから圧力値(すなわち、圧力損失値(ΔΡ))を受信するように構成されてもよい。また、他の代替案では、振動式流量計5は、たとえば測定された周波数および位相シフトを用いて圧力損失(ΔΡ)を直接測定する構成であってもよい。例えば、振動式流量計に、現在の譲受人たちによって共有されている米国特許第7,597,008号および同第5,734,112号に記載されているような圧力決定手法を用いることができる。
通常、損失水頭(hl)は、導管長に従う非圧縮性流体の圧力損失、もしくは、流体取扱いシステムの構成部材を越えた際の非圧縮性流体の圧力損失として定義される。振動式流量計の測定性能に関しては、計測器を越えた際の損失水頭(または流量計を含む既知の管路部分に沿った損失水頭)を測定することができ、それに続いて導管壁に沿った物理的な摩擦に起因する質量流量損失および/または体積流量損失に対して、流量測定値が補償されれば改善することができる。いくつかの実施形態では、摩擦係数をダルシーワイスバッハ(Darcy−Weisbach)の式から計算しており、質量流量誤差および体積流量誤差と予想通りの相関が見出されている。誤差を補償することができるので、より正確な測定値をもたらすことができる。
ダルシーワイスバッハの式は、パイプまたは導管の長さ(l)に従った損失水頭(hl)を実験的に定量化するために長い間、用いられてきている。ダルシーワイスバッハの式は以下の通りである:
Figure 0005422750
ここで、(f)項は摩擦係数であり、(l)項はパイプの長さであり、(D)項はパイプの直径であり、(V)項は平均速度であり、(g)項は重力定数である。
いうまでもなく、損失水頭(hl)を他の方法で求めることもできる。例えば、損失水頭(hl)を測定可能な量と結びつけることができる。すなわち損失水頭(hl)を以下の式で圧力損失(ΔΡ)と結びつけることができる。
Figure 0005422750
(ΔP)項は計測器または上述の管路部分を越えた際の圧力損失であり、(γ)項は、流体の密度に重力定数を乗算させることにより求められる流体の比重である(たとえば、γ=ρg)。
摩擦係数(f)に関しては、真っ直ぐなパイプに従った流れについての実験データから経験的に求めることができる。摩擦係数(f)に関しては、たとえば流管の材料、流管の粗さ、流体のタイプ、流体圧力、および/または流体温度を含むさまざまな条件またはそれらの条件の組み合わせについて経験的に求めることができる。なお、他の条件も検討されうるものであり、それらもまた本明細書および請求項の技術範囲に含まれる。
流量計の形状は、単なる真っ直ぐなパイプよりも非常に複雑なものとなることがあるが、特定の計測に関して、摩擦係数(f)と圧力損失(ΔP)との間には一意的な関係が存在することが知られている。特定の計測器の形状は変わるものではないので、動作時において予期される流体のすべての条件について摩擦係数(f)を損失水頭(hl)に関連づける実験データを求めておくことができる。それゆえ、摩擦係数(f)を振動式流量計および流動物質の運転条件と関連づけすることができる。
また、ダルシーワイスバッハの式は以下のように変形することができる:
Figure 0005422750
このような形態を有する式では、式(2)をこの新たな変形式(3)に代入することで、損失水頭(hl)項を除去することができる。そうすることにより、測定可能なまたは既知の数のみを用いて摩擦係数(f)の解を求めることができるようになる。
Figure 0005422750
いうまでもなく、測定値を得て、その結果としての摩擦係数(f)を演算するために、式(4)を単純化してもよいし、あるいは修正してもよい。
計測器の導管または管路の直径(D)および長さ(l)は通常前もって知られている。コリオリ質量流量計および密度計などの振動式流量計は、一般的に質量流量、密度および温度を測定するように構成されている。圧力損失(ΔP)は、独立して測定されるようになっていてもよいし、または振動式流量計によって測定されるようになっていてもよい(以下に記載)。質量流量(m)は、流管について以下の式のように定義されている:
Figure 0005422750
この式で、(ρ)項は流体密度であり、(A)項は流量計内部の流積であり、(V)項は平均流体速度である。そして、平均速度(V)は次の式から求めることができる:
Figure 0005422750
上述した実施形態での式は、管路の直径を使用する場合に適用できる。流管の直径がAの算出のために用いられる場合、質量流量項(m)を2で除算することが必要となる。なお、用いる流積によっては、式(6)を別の式に変形したり、修正したりする必要がある。
流積(A)は、流管の断面積であり、流管内の速度を導き出す。圧力損失は計測器を越えた際のものであり、この計測器にはマニホルドフランジと、管路のいくつかの小断面とが含まれている。そして、摩擦係数を計算するために、流管の速度を計測器全体で生じる圧力損失とともに用いる。これは、単一の流管に対して同等の圧力損失を計算することも含む。また、この計算は、流管の直径に代えてマニホルド流入口の直径を用いて行ってもよい。また、内側の流積は、流管D、マニホルドD、管路の直径など複数のさまざまな方法で求めることができる、これらの値は、単なるスカラー値であり、修正の有効性に影響を与えるものではない。
図2には、幅広い炭化水素流体について求められた摩擦係数(f)と体積誤差(すなわち、体積流量誤差)とに関するグラフが示されている。体積誤差と摩擦係数(f)との間の関係を単一の曲線によって表わすことができることがグラフから理解することができる。場合によっては、対数近似曲線が非常に良好に働く場合もある。このグラフは、動作中に求められた摩擦係数(f)から体積誤差係数を得るために用いられうる。次いで、この体積誤差係数を測定された体積流量測定値に適用して体積流量測定値を修正または改良させることができる。
このグラフを生成するために、非常に軽質ナフサからまさに重油(FO)に至るまで広範囲の炭化水素が用いられている。このデータを得るために、単一型の流量計が用いられている。いうまでもなく、摩擦係数(f)を質量誤差(すなわち、質量流量誤差)と相関させる同様のグラフ(または、他のデータ構造)が形成されてもよい。
図3には、得られた流量計の摩擦係数(f)から体積誤差係数を求めるために用いることができる近似曲線以外は、図2と同一となるグラフが示されている。このような曲線は、求められた摩擦係数(f)から補償係数を簡単にかつ効率的に得ることができるようにするため、式、テーブル、または他の表現などのデータ構造内に格納されるようになっていてもよい。このグラフは、特定の計測器に対する流体の摩擦係数(f)が約0.04未満(水平軸上)である場合には、誤差を補償する必要がないことを示している。つまり、誤差が、そのしきい値を下回る場合、基準システムの不確実性が約+/−0.2%であることを考慮すれば、無視できる、および/または決定的ではないものとする。
図4には、補償後に得られた摩擦係数(f)を示すグラフである。補償の結果、体積誤差が+/−0.2%程度となっている。このことにより、補償されていないデータと比較して性能が一桁向上したことになる。
図5は、本発明に係る振動式流量計5が備える計測電子機器20を示すブロック図である。計測電子機器20は振動式流量計5の摩擦補償を行なうように構成されている。摩擦補償により、流体と振動式流量計5の導管内面との間の摩擦によってもたらされる誤差を補償することができるようになる。
振動式流量計5は、流体の流れについての質量流量および/または体積流量、あるいは他の流体特性を測定することができる。そして、これらの流体特性を、監視し、記録し、合計することができる。さらに、測定値を摩擦に関して補償することができる。そして、例えば、摩擦補償済み質量流量および体積流量の結果を、生成し、格納し、および/または外部デバイスに伝達させることができる。
計測電子機器20は、インターフェース201と、インターフェース201と通信可能な処理システム203と、処理システム203と通信可能な格納システム204とを有している。そして、これらの構成部材は、個々のブロックとして示されている。しかしながら、いうまでもなく、計測電子機器20は、一体化された構成部材および/または別個の構成部材をさまざまに組み合わせたものから構成されていてもよい。
インターフェース201は、振動式流量計5の流量計組立体10と通信するように構成されている。インターフェース201は、リード線100と接合されており、ドライバー104およびピックオフセンサ105、105’と信号を交換するように構成されてもよい(図3を参照)。また、インターフェース201は、通信路26を介して、外部デバイスなどと通信するようにさらに構成されていてもよい。
処理システム203はいかなる処理システムであってもよい。処理システム203は、振動式流量計5を動作させるために、格納されているルーチンを検索し、実行するように構成されている。格納システム204は、流量計ルーチン210および摩擦係数ルーチン212を含むルーチンを格納することができる。他の測定ルーチンおよび/または処理ルーチンも予期される範囲のものであり、それらもまた本明細書および請求項の技術範囲に含まれる。
格納システム204では、流量計ルーチン210および摩擦係数ルーチン212を含む操作ルーチンを格納する。そして、流量計ルーチン210は、振動式流量計5を稼動させ、たとえば質量流量および/または体積流量の測定値を含む測定値データを生成する。いくつか実施形態では、摩擦係数ルーチン212は、摩擦係数(f)を求め、この摩擦係数(f)を用いて補償係数を求める。さらにまた、いくつかの実施形態では、摩擦係数ルーチン212は、流量計の測定値に摩擦補償を行ない、摩擦補償された流量計測定結果を求める。
格納システム204は、測定値、受信値、動作値、および他の情報を格納する。いくつかの実施形態では、格納システム204は、質量流量(m)214、密度(ρ)215、体積流量(v)216、圧力損失(ΔP)217、および流体速度(V)218を格納するようになっている。
また、格納システム204は、求められた摩擦係数(f)230および求められた補償係数231を含む、求められた値を格納することができる。
格納システム204は、定数、既知の値、動作値、データ構造、および他の事項を格納することができる。いくつかの実施形態では、格納システム204は、補償係数発生器213、導管長さ221、導管直径222、および重力定数223を格納する。
動作時、計測電子機器20は、振動式流量計(5)を用いて、すなわち流量計組立体(10)を振動させて生じる振動応答を処理することによって、流体の質量流量(m)を測定するように構成されている。計測電子機器20は、質量流量(m)、流体密度(ρ)、および流積(A)を用いて流体速度(V)求めるように構成されている。上述のように、この測定は、方程式(6)を用いて行なうことができる。計測電子機器20は、流体速度(V)および圧力損失(ΔΡ)を用いて流体摩擦係数(f)を求めるように構成されている。上述のように、この測定は式(4)を用いて行なうことができる。計測電子機器20は、摩擦係数(f)を用いて補償係数を求めるように構成されている。それに代えて、計測電子機器20は、流体質量流量(m)の測定に加え、さらに流体密度(ρ)を測定するように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、測定された流量の特性のみから流体速度を求めることができる。また、他の実施形態では、(後述するが)測定された流量の特性と既知の値/受信値とを組み合わせたものから流体速度を求めてもよい。
図6は、本発明に従って摩擦補償する流体流量測定方法を示すフローチャート600である。ステップ601では、振動式流量計が1つ以上の流量の特性を測定するために用いられる。この1つ以上の流量の特性には、少なくとも、振動式流量計を流れる流体の質量流量(m)が含まれる。それに加えて、振動式流量計を用いて、例えば、体積流量(v)、流体密度(ρ)、圧力、および温度を含む他の流体流量または流量の特性を測定してもよい。また、いくつかの実施形態では、振動式流量計は、圧力損失(ΔΡ)を、測定または得ることができる。
ステップ602では、流体速度(V)は、流体の流量に対して求められる。流体速度(V)は、測定された質量流量(m)、流体密度(ρ)、および振動式流量計の流積(A)を用いて求められている。いくつかの実施形態では、流体速度(V)は、平均流体速度であってもよい。
操作者または技術者、あるいは他のデバイスまたは計測器から受信した、振動式流量計内に格納されている値などと同様に、流体密度(ρ)は、振動式流量計が備える計測電子機器で受信されてもよい。あるいは、流体密度(ρ)は、振動式流量計によって測定されてもよい。
ステップ603では、摩擦係数(f)を、流体速度(V)と、振動式流量計を越えた際の圧力損失(ΔΡ)とを用いて求める。なお、いくつかの実施形態では、上述のように、摩擦係数(f)が、流体速度(V)、測定された圧力損失(ΔΡ)、ならびに既知の物理的大きさおよび/または定数を用いて求めることができる。また、いくつかの実施形態では、上述のように、摩擦係数(f)が、ダルシーワイスバッハの式、すなわち式(4)を用いて求めることができる。
操作者もしくは技術者、あるいは他のデバイスまたは計測器から受信した、振動式流量計内に格納されている値などと同様に、圧力損失(ΔΡ)は、振動式流量計が備える計測電子機器で受信されてもよい。あるいは、圧力損失(ΔP)は、流量計の略流入口および略流出口に設けられ、計測電子機器20と接続されている複数の圧力センサを用いて、振動式流量計により測定されてもよい。振動式流量計を超えた際の圧力損失(ΔΡ)は、流入口圧力および流出口圧力を用いて導出または求めることができる。しかし他の方法では、圧力損失(ΔΡ)を、振動式流量計が流管振動信号を処理することによって直接測定してもよい。いくつかの実施形態では、振動式流量計が、既知の流動物質の密度を求めることにより計測器を越えた際の圧力損失を導出または求めるように構成されていてもよい。
ステップ604では、摩擦係数(f)を用いて補償係数が求められる。補償係数とは摩擦損失に起因する流量誤差を表わしたものである。これを求めるということは、実験により求められたデータと摩擦係数(f)とを相関させることである。実験的に導出されたデータは、流体、流量計および/または他の要因に固有なものとなる。補償係数は、適切なデータ構造を有する補償係数生成器に摩擦係数(f)を入力することにより求める。
いくつかの実施形態では、適切なデータ構造から、所定の流量計に関する誤差の値を検索するために、摩擦係数(f)を用いることができる。例えば、このデータ構造には、質量流量誤差を摩擦係数(f)に関連付ける、あるいは体積流量誤差を摩擦係数(f)に関連付ける、事前に求めたグラフ、テーブル、曲線、または式などが含まれる。いくつかの実施形態では、質量流量誤差対摩擦係数(f)のデータのみが必要とされ、体積流量誤差は質量流量誤差から求められるようになっていてもよい。これにより、質量流量データに加えて、体積流量誤差対摩擦係数(f)データをさらに用意する必要性を排除することができる。
摩擦係数を用いて、温度測定値および/または粘度測定値を補償することもできる。つまり、摩擦係数は、境界層の測定単位であり、境界層は壁への流体の伝熱特性の主要因である。したがって、温度測定は摩擦による(すなわち境界層による)影響を受けている。
ステップ605では、振動式流量計の流量測定値が補償係数を用いて補償される。補償係数は、たとえば図3の曲線から得られる値を含んでいる。なお、この曲線は、数式として表されている。X座標の形で摩擦係数(f)がこの曲線の式に入力されると、グラフのY座標に見られるような補正係数が得られることとなる。これにより得られる補償係数は+符号を持つ補償項である場合もあれば、または−の符号を持つ補償項である場合もある。そして、質量流量を補償係数によって修正することにより、摩擦補償済みの質量流量(mcomp)を求めることができる。
求められた補償係数を用いて、摩擦補償済み体積流量(vcomp)も同様に補償されてもよい。あるいは、摩擦補償済み質量流量(mcomp)を流体密度(ρ)で除算することによって摩擦補償済み体積流量(vcomp)を導出してもよい。

Claims (22)

  1. 振動式流量計の摩擦補償用計測電子機器(20)であって、
    振動式流量計(5)の流量計組立体(10)と通信し、振動応答を受信するように構成されているインターフェース(201)と、
    前記インターフェース(201)と接続され、前記振動応答を用いて流体の質量流量(m)を測定するように構成されている処理システム(203)と、を備え、
    前記処理システム(203)は、前記質量流量(m)、流体密度(ρ)および流積(A)を用いて流体速度(V)を求め、該流体速度(V)、前記密度(ρ)および圧力損失(ΔΡ)を用いて摩擦係数(f)を求め、該摩擦係数(f)を用いて補償係数を求めるように構成されていることを特徴とする計測電子機器(20)
  2. 当該計測電子機器(20)が、前記流体密度(ρ)を受信することを特徴とする請求項1に記載の計測電子機器(20)。
  3. 前記振動式流量計(5)が、前記流体密度(ρ)を測定することを特徴とする請求項1に記載の計測電子機器(20)。
  4. 当該計測電子機器(20)が、前記圧力損失(ΔΡ)を受信することを特徴とする請求項1に記載の計測電子機器(20)。
  5. 前記振動式流量計(5)が、前記圧力損失(ΔΡ)を測定することを特徴とする請求項1に記載の計測電子機器(20)。
  6. 前記処理システム(203)は、摩擦補償済み質量流量(mcomp)を求めるようにさらに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の計測電子機器(20)。
  7. 前記処理システム(203)は、摩擦補償済み体積流量(vcomp)を求めるようにさらに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の計測電子機器(20)。
  8. 前記補償係数を求めることには、前記摩擦係数(f)を実験的に導出されたデータと相関させることを含むことを特徴とする請求項1に記載の計測電子機器(20)。
  9. 振動式流量計の摩擦補償方法であって、
    振動式流量計を用いて流体の質量流量(m)を測定するステップを含んでおり、
    前記方法が、
    前記質量流量(m)、流体密度(ρ)および流積(A)を用いて流体速度(V)を求めるステップと、
    前記流体速度(V)、前記密度(ρ)および圧力損失(ΔΡ)を用いて摩擦係数(f)を求めるステップと、
    前記摩擦係数(f)を用いて補償係数を求めるステップと、をさらに含むことを特徴とする方法。
  10. 前記振動式流量計が備える計測電子機器が、前記流体密度(ρ)を受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記振動式流量計が、前記流体密度(ρ)を測定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記振動式流量計が備える計測電子機器が、前記圧力損失(ΔΡ)を受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 前記振動式流量計が、前記圧力損失(ΔΡ)を測定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  14. 摩擦補償済み質量流量(mcomp)を求めるステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  15. 摩擦補償済み体積流量(vcomp)を求めるステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  16. 前記補償係数を求めるステップには、摩擦係数(f)を実験的に導出されたデータと相関させるステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  17. 振動式流量計の摩擦補償方法であって、
    振動式流量計を用いて流体の質量流量(m)を測定するステップと、該振動式流量計を用いて流体密度(ρ)を測定するステップと、を含んでおり、
    前記方法が、
    前記質量流量(m)、前記流体密度(ρ)および流積(A)を用いて流体速度(V)を求めるステップと、
    前記流体速度(V)、前記密度(ρ)および圧力損失(ΔΡ)を用いて摩擦係数(f)を求めるステップと、
    前記摩擦係数(f)を用いて補償係数を求めるステップと、をさらに含むことを特徴とする方法。
  18. 前記振動式流量計が備える計測電子機器が、前記圧力損失(ΔΡ)を受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記振動式流量計が、前記圧力損失(ΔΡ)を測定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 摩擦補償済み質量流量(mcomp)を求めるステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 摩擦補償済み体積流量(vcomp)を求めるステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. 前記補償係数を求めるステップには、前記摩擦係数(f)を、実験的に導出されたデータと相関させるステップを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
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